JP2014186196A - 映像処理装置および映像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力で動作し、かつ、高品質な映像を表示できる映像処理装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、映像処理装置は、表示装置に表示すべき映像を構成する画像データを受信する受信部と、前記画像データを複数の領域に分割し、領域を単位として前記画像データを圧縮した圧縮画像データをフレームメモリに書き込む制御を行う書き込み制御部と、前記圧縮画像データを前記フレームメモリから読み出し、前記領域を単位として伸張することにより、復元した元の画像データを前記表示装置に伝送する制御を行う伝送制御部と、を備え、前記領域のそれぞれは、隣接する他の領域の一部と重複された重複部分を含み、前記伝送制御部は、隣接する2つの領域のうち、圧縮順が後の領域については、前記重複部分の画像データを除いて、前記表示装置に伝送する制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、映像処理装置および映像表示システムに関する。
近年、多くの人にスマートフォンが用いられるようになってきている。スマートフォンは、従来の携帯電話に比べて消費電力が高く、消費電力を低減することが大きな課題になっている。消費電力の低減は、スマートフォンに限らず、ノート型パーソナルコンピュータなどのモバイル機器でも重要な課題である。
また、小型のスマートフォンであっても高精細な表示パネルを持つものが増えてきている。そのため、表示する映像の画質が劣化すると、劣化が目立ってしまうことがある。
特開2003−50571号公報 米国特許出願公開第20120120083号明細書
低消費電力で動作し、かつ、高品質な映像を表示できる映像処理装置を提供する。
実施形態によれば、映像処理装置は、表示装置に表示すべき映像を構成する画像データを受信する受信部と、前記画像データを複数の領域に分割し、領域を単位として前記画像データを圧縮した圧縮画像データをフレームメモリに書き込む制御を行う書き込み制御部と、前記圧縮画像データを前記フレームメモリから読み出し、前記領域を単位として伸張することにより、復元した元の画像データを前記表示装置に伝送する制御を行う伝送制御部と、を備え、前記領域のそれぞれは、隣接する他の領域の一部と重複された重複部分を含み、前記伝送制御部は、隣接する2つの領域のうち、圧縮順が後の領域については、前記重複部分の画像データを除いて、前記表示装置に伝送する制御を行う。
第1の実施形態に係る映像表示システムの概略を示すブロック図。 ブリッジチップ3の内部構成をより詳細に示すブロック図。 ブリッジチップ3の処理動作の一例を示すフローチャート。 ホストプロセッサ1からブリッジチップ3に供給される画素データが示す映像の一例を示す図。 入力Vsync,Hsyncおよび入力パケット、ならびに、出力Vsync,Hsyncのタイミング図。 第1の実施形態における小領域を模式的に示す図。 ホストプロセッサ1からブリッジチップ3に供給される画素データを説明する図。 入力Vsync,Hsyncおよび入力パケット、ならびに、出力Vsync,Hsyncのタイミング図。 フレームメモリ37から画素データを読み出して液晶表示装置4に伝送する処理のタイミング図。 第2の実施形態に係るブリッジチップ3’の概略を示すブロック図。 入力Vsync,Hsyncおよび入力パケット、ならびに、出力Vsync,Hsyncのタイミング図。 第3の実施形態における小領域を模式的に示す図。 第3の実施形態に係るブリッジチップ3’’の概略を示すブロック図。
以下、実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る映像表示システムの概略を示すブロック図である。この映像表示システムは、ホストプロセッサ1と、メインメモリ2と、ブリッジチップ(映像処理装置)3と、表示装置4とを備えている。ホストプロセッサ1とブリッジチップ3間は、例えばMIPI(Mobile Industry Processor Interface)により接続される。また、ブリッジチップ3と表示装置4間は、例えばLVDS(Low Voltage Differential Signaling)により接続される。
スマートフォンやパーソナルコンピュータなどの電子機器の表示パネルには、同じ映像が表示され続けたり、映像の一部(例えばカーソル部分)のみが変化したりすることが多い。そのため、毎フレーム、映像全体の画像データをホストプロセッサ1から表示装置4に伝送するのは消費電力の増大につながる。そこで、本実施形態の映像表示システムは、ブリッジチップ3内のフレームメモリに、圧縮した画像データを記憶する。映像が変化しない場合は、フレームメモリから画像データを読み出して伸張し、表示装置4へ伝送する。これにより、ホストプロセッサ1から表示装置4へ毎フレームの画像データを出力する必要がなくなり、消費電力を低減できる。また、画像データを圧縮することでフレームメモリの容量を削減できる。
また、本実施形態では、映像を複数の領域に分割してフレームメモリに記憶する。よって、映像の一部のみが変化する場合は、変化する小領域のみを書き換えればよい。結果として、ホストプロセッサ1からの出力データ量をさらに減らすことができ、消費電力を低減できる。
そして、本実施形態の特徴の1つとして、領域と領域との間で1または複数ラインが重複するよう、領域を設定する。重複ラインを設けない場合、圧縮された画像データを伸張する際に、使用できる空間的冗長性が制約され、領域と領域との境界で画質の局所的な劣化が生じる可能性があるためである。重複ラインを設けることで、画質の劣化を抑制し、高品質な映像を表示できる。
以下、図1の映像表示システムについて具体的に説明する。
ホストプロセッサ1は、メインメモリ2に記録された画像データを読み出す。そして、ホストプロセッサ1は、モード情報を含むパケット化した画像データと、同期信号とを、ブリッジチップ3に供給する。同期信号は、映像の垂直方向における開始および終了を示す垂直同期信号Vsyncと、映像の水平方向における開始および終了を示す水平同期信号Hsyncとを含む。モード情報は、「スルー(Through)モード」「パネルセルフリフレッシュ(Panel Self Refresh Mode、以下PSR)モード」、および「部分書き換えモード」のいずれかに設定される。モード情報および種々の制御情報は、例えば、パケットのヘッダに含めることができる。
ブリッジチップ3は、圧縮器、伸張器およびフレームメモリを有し、設定されたモードに応じて、画像データを処理する。
モード情報が「スルーモード」に設定されている場合、ブリッジチップ3は、画像データをフレームメモリに記憶することなく、表示装置4に伝送する。「スルーモード」は表示される映像の全体を書き換える場合などに設定される。
モード情報が「PSRモード」に設定されている場合、ブリッジチップ3は、画像データを圧縮した上でフレームメモリに書き込む。続いて、ブリッジチップ3は、フレームメモリに書き込まれた画像データを読み出して伸張し、画像データおよび同期信号を表示装置4に伝送する。画像データがフレームメモリから表示装置4へ伝送される間、ホストプロセッサ1からブリッジチップ3に画像データは供給されない。「PSRモード」は、静止画のようにある程度の期間映像を書き換える必要がない場合などに設定される。
モード情報が「部分書き換えモード」に設定されている場合、ブリッジチップ3は、フレームメモリに書き込まれた画像データのうち、ホストプロセッサ1により指定される一部の領域を書き換える。これと並行して、ブリッジチップ3は、フレームメモリに書き込まれた画像データを読み出して伸張し、画像データおよび同期信号を表示装置4に伝送する。「部分書き換えモード」は、映像の一部のみを書き換える必要がある場合などに設定される。
表示装置4は、垂直同期信号Vsyncに同期して、ブリッジチップ3から伝送される画像データに応じた映像を表示する。また、垂直同期信号Vsyncが供給されない場合、表示装置4は現在表示している映像を一定期間保持する。
図2は、ブリッジチップ3をより詳細に示すブロック図である。ブリッジチップ3は、受信部31と、制御レジスタ32と、シーケンサ33と、デマルチプレキサ(DEMUX)34と、圧縮器35と、メモリコントローラ36と、フレームメモリ37と、伸張器38a,38bと、マルチプレキサ(MUX)39と、タイミングコントローラ(TCON)40とを有する。
受信部31はホストプロセッサ1からパケットおよび同期信号Vsync,Hsyncを受信する。そして、受信部31は、画像データ、モード情報および制御情報をパケットから取り出す。受信部31は、画像データおよび同期信号Vsync,Hsyncをデマルチプレキサ34に供給するとともに、モード情報および制御情報を制御レジスタ32およびシーケンサ33に供給する。
制御レジスタ32は、最大領域数、分割領域数、映像幅、各領域のライン数、領域境界の重複ライン数、領域境界の最大重複ライン数、書き換え領域ID、同期信号Vsync更新周期などのパラメータを記憶する。最大領域数および領域境界の最大重複ライン数はフレームメモリ37の容量に応じて予め設定された固定値であり、他はホストプロセッサ1から供給される制御情報により可変設定される。
シーケンサ33は、制御レジスタ32に設定されたパラメータに基づいて、ブリッジチップ3の各部を制御する。また、シーケンサ33は、ブリッジチップ3とホストプロセッサ1との同期のために、表示装置4に伝送される同期信号Vsync,Hsyncをホストプロセッサ1にも供給する。
デマルチプレキサ34は、画像データおよび同期信号Vsync,Hsyncを圧縮器35およびタイミングコントローラ40に供給する。
圧縮器35は画像データを圧縮し、生成した圧縮画像データをメモリコントローラ36に供給する。圧縮の手法は、例えば近接する空間的な画像間の相関関係を利用することができる。例えば圧縮器35は、n(nは任意の整数)ライン目の画像データを参照して、(n+1)ライン目の画像データを圧縮する。なお、本実施形態では、画像データに依存せず、ライン単位または複数ライン単位で圧縮率は一定であるとする。
メモリコントローラ36は圧縮画像データを受け取り、フレームメモリ37に書き込む。ライン単位または複数ライン単位で圧縮率が一定であるため、フレームメモリ37におけるどのアドレスにどのラインの圧縮画素データが書き込まれたかを、特定できる。また、メモリコントローラ36は、フレームメモリ37から圧縮画像データを読み出し、伸張器38a,38bに供給する。
なお、圧縮器35およびメモリコントローラ36の組は、書き込み制御部を構成する。
フレームメモリ37は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)であり、1フレーム分だけでなく、最大領域数および最大重複ライン数に相当する画像データを記憶可能な容量を有する。なお、フレームメモリ37は、図2に示すようにeDRAM(Embedded DRAM)としてブリッジチップ3内に設けてもよいし、eDRAMに代えてSRAM(Static Random Access Memory)を用いてもよいし、外付けDRAMを用いてブリッジチップ3の外部に設けてもよい。
また、フレームメモリ37は少なくとも2つのポートを有し、1つまたは2つのアドレスから同時に2つのデータを読み出したり、1つのアドレスからデータを読み出しつつ他のアドレスにデータを書き込んだりすることもできる。
伸張器38a,38bはメモリコントローラ36から圧縮画像データを受け取る。そして、伸張器38a,38bは、圧縮画像データを伸張して元の画像データを復元するとともに、同期信号Vsync,Hsyncを付加してマルチプレキサ39に供給する。伸張器38a,38bは圧縮器35による圧縮処理とは逆の伸張処理を行う。例えば、圧縮器35が空間的な画素間の相関関係を利用して画像データを圧縮した場合、伸張器38a,38bも空間的な画素間の相関関係を利用して圧縮画像データを伸張する。例えば、伸張器38a,38bは、nライン目の圧縮画像データを伸張して復元された画像データを参照して、(n+1)ライン目の圧縮画像データを伸張する。
マルチプレキサ39は、シーケンサ33の制御に応じて、伸張器38aまたは38bから供給される画像データを選択して、タイミングコントローラ40に供給する。
タイミングコントローラ40は画像データおよび同期信号Vsync,Hsyncを表示装置4に伝送する。タイミングコントローラ40は、シーケンサ33の制御に応じて同期信号をマスク(無視)することもできる。
なお、伸張器38a,38b、マルチプレキサ39およびタイミングコントローラ40の組は、伝送制御部を構成する。
図3は、ブリッジチップ3の処理の一例を示すフローチャートである。ブリッジチップ3はモード情報に応じた処理を行う(S1)。以下、「スルーモード」、「PSRモード」および「部分書き換えモード」におけるブリッジチップ3の処理について、順に説明する。
「スルーモード」について説明する。図4は、ブリッジチップ3に入力される画像データが示す映像の一例を示す図である。例示する映像は左上と右下とを結ぶ斜線を含んでいる。「スルーモード」の場合、画像データは図4の映像全体に対応しており、データが重複することなく、映像の左上から右下に向かうラスター順に並ぶ。
図5は、ホストプロセッサ1から入力される同期信号Vsync,Hsyncおよびパケット、ならびに、ブリッジチップ3から出力される同期信号Vsync,Hsyncのタイミング図である。映像の水平方向左端および右端に位置する画素データに同期して、水平同期信号Hsyncの値が切り替わる。同様に、映像の左上および右下に位置する画素データに同期して、垂直同期信号Vsyncの値が切り替わる。
シーケンサ33はモード情報に基づいて「スルーモード」であることを把握すると、圧縮器35、伸張器38a,38bおよびマルチプレキサ39を動作させない。よって、マルチプレキサ39からタイミングコントローラ40へは信号が出力されない。シーケンサ33は、タイミングコントローラ40に対して、デマルチプレキサ34から供給される画像データおよび同期信号Vsync,Hsyncをそのまま表示装置4に伝送するよう、制御する。デマルチプレキサ34は画像データおよび同期信号を表示装置4に伝送する(S11)。
そして表示装置4は垂直同期信号Vsyncに同期して表示する映像を切り替える。このように、「スルーモード」の場合、ブリッジチップ3は供給される映像全体の画像データを、フレームメモリ37に書き込むことなく、表示装置4に表示させる。
続いて、「PSRモード」について説明する。「PSRモード」では、「PSRモード」に設定されたモード情報とともに映像全体の画像データが、ブリッジチップ3に供給される。シーケンサ33はモード情報に基づいて「PSRモード」であることを把握する。
「PSRモード」の場合、ブリッジチップ3は、画素データを圧縮してフレームメモリ37に書き込む処理(第1の処理)と、フレームメモリ37から圧縮画像データを読み出して伸張して出力する処理(第2の処理)を行う。以降、受信部31が新たにパケットを受信するまで、第2の処理が繰り返される。
図6〜図8は「PSRモード」の第1の処理を説明する図である。図6は、第1の実施形態における分割した映像を模式的に示す図であり、映像は一方向に複数の領域に分割される。各領域は、複数のラインからなる。また、各領域は、隣接する他の領域と重複された重複ライン(重複部分)と、他の領域と重複されない非重複ライン(非重複部分)とを含む。
図6では、水平方向に3つの領域A0〜A2が設定される例を示している。領域A0〜A2のライン数はそれぞれH0〜H2である。領域A1の上M0ラインが領域A0との重複ラインである。同様に、領域A2の上M1ラインが領域A1との重複ラインである。すなわち、重複ラインは、領域の上部に設けられる。
いくつの領域を設定するのかを示す分割領域数は、予め定められ制御レジスタ32に設定されている最大領域数より小さい値であれば、ホストプロセッサ1が任意の値に設定できる。また、各領域における重複ライン数は、予め定められ制御レジスタ32に設定されている領域境界の最大重複ライン数より小さい値であれば、ホストプロセッサ1が任意の値に設定できる。より具体的には、ホストプロセッサ1は、最大領域数および領域境界の最大重複ライン数を制御レジスタ32からが読み出し、これらよりそれぞれ小さい値に分割領域数および重複ライン数を設定する。また、各領域のライン数もホストプロセッサ1が任意に定めることができる。
分割領域数や各領域のライン数は固定値でもよいし、表示装置4に表示すべき映像に応じてその都度ホストプロセッサ1が定めてもよい。例えば、映像のうち、垂直方向の相関が強い部分が領域の境界にならないよう、分割領域数や各領域のライン数を定めるのが望ましい。また、比較的長い時間動きがないと考えられるオブジェクトがある場合、当該オブジェクトが1つの領域に収まるようにしてもよい。
ホストプロセッサ1は、分割領域数、各領域のライン数および領域同士の重複ライン数の情報を含む制御情報を、パケットのヘッダに設定して、ブリッジチップ3へ供給する。
第1の処理について説明する。「PSRモード」で画像データが供給された場合、フレームメモリ37へ圧縮画像データの書き込みが行われている間、タイミングコントローラ40は同期信号Vsync,Hsyncをマスクする(S31)。同期信号Vsync,Hsyncをマスクしている間、画像データは表示装置4には供給されない。表示装置4は現在表示されている映像を保持する。
「PSRモード」では、ホストプロセッサ1からブリッジチップ3へ、重複ラインの画像データを2度、供給する。例えば、図4に示す映像を表示する場合、ホストプロセッサ1は、図7に示すように、重複ライン(すなわち領域A1の上M0ラインおよび領域A2の上M1ライン)の画像データを2度ずつ、合計(H0+H1+H2)ライン分の画像データを、ブリッジチップ3へ供給する。
このように、本来表示すべき映像(図4)とは異なる映像(図7)を示す画素データをブリッジチップ3が受け取るため、そのまま表示装置4に表示できない。そこで、シーケンサ33は、「PSRモード」に設定されたモード情報を受け取ると、タイミングコントローラ40に対して、デマルチプレキサ34から供給される同期信号Vsync,Hsyncをマスクするよう、制御する。その結果、図8に示すように、ブリッジチップ3から液晶表示装置4へ同期信号Vsync,Hsyncが供給されない。よって、表示装置4は現在表示されている映像を保持する。そして、受信部31は、ヘッダから分割領域数、各領域のライン数および重複ライン数の情報を取り出し、制御レジスタ32に設定する。そして、シーケンサ33は、圧縮器35に対して、デマルチプレキサ34から供給される画像データを圧縮するよう制御する。圧縮器35は、領域を単位として画像データを圧縮し、圧縮画像データを生成する(S32)。そして、メモリコントローラ36は圧縮画像データをフレームメモリ37に書き込む(S33)。フレームメモリ37には図7に示す映像に対応する画像データが書き込まれる。すなわち、フレームメモリ37には、重複ラインの圧縮画像データが二重に書き込まれる。
ここで、圧縮率が一定であるため、シーケンサ33は、
設定された分割領域数、重複ライン数および各領域のライン数に基づいて、フレームメモリ37のどのアドレスに、映像におけるどの位置(水平方向および垂直方向の位置)の画像データが書き込まれたかを把握できる。
続いて、第2の処理について説明する。メモリコントローラ36はフレームメモリ37から圧縮画像データを順次読み出す(S34)。そして、伸張器38a,38bは、領域を単位として圧縮順に圧縮画像データを伸張し、元の画像データを復元する(S35)。より具体的には、伸張器38a,38bは、読み出された圧縮画像データを、領域ごとに交互に伸張する。本実施形態では、伸張器38aが領域A0,A2を伸張し、伸張器38bが領域A1を伸張するものとする。
そして、マルチプレキサ39は、表示装置4に正しく映像が表示されるよう、伸長器38a、38bの出力データを交互に選択して、タイミングコントローラ40に供給する(S36)。マルチプレキサ39は、圧縮順がA1以降の領域については、重複ラインのデータを除き、非重複ラインのデータを出力する。
また、伸張器38a,38bは、伸張した画像データとともに、同期信号Vsync,Hsyncを生成し出力する(S37)。そして、タイミングコントローラ40は、マルチプレキサ39により選択された画像データと、同期信号Vsync,Hsyncとを、表示装置4に伝送する(S38)。
なお、第2の処理周期は、制御レジスタ32に設定された同期信号Vsync更新周期により定められる。例えば、表示装置4は60fps(frame per second)で動作するが、同期信号Vsyncおよび画像データが供給されない場合でも、最長で1秒間、表示装置4に表示されている映像を保持できるとする。言い換えると、静止画の場合、同期信号Vsyncが1秒に一度入力されれば十分である。この場合、60フレームに一度、同期信号Vsyncおよび画像データが表示装置4に供給されればよい。
同期信号Vsync更新周期は、このような、同期信号Vsync等を表示装置4に供給すべき周期を示すパラメータであり、表示装置4が画像データを保持可能な時間に応じて設定される。
そして、シーケンサ33は、同期信号Vsync更新周期に応じた周期で同期信号Vsyncが生成されるよう、タイミングコントローラ40を制御する。さらに、シーケンサ33は、同期信号Vsync更新周期に応じた周期で圧縮画像データが伸張されるよう、伸張器38a,38bを制御する。
図9は、フレームメモリ37から画像データを読み出して表示装置4に伝送するタイミング図である。同図では、重複ライン数M0=M1=2である例を示している。また、図9では各部間の遅延は無視して描いている。
まず、シーケンサ33は、分割領域数、各領域のライン数および重複ライン数の情報に基づいて、メモリコントローラ36を制御する1番目の領域A0のライン数に基づいて、メモリコントローラ36は、フレームメモリ37の第1ポートから、領域A0(0〜(H0−1)ライン)の圧縮画像データを読み出す。例えば、図9では、時刻t1〜t2に(H0−3)ラインの圧縮画像データが読み出されている。読み出された圧縮画像データは、伸張器38aにより伸張される。
また、メモリコントローラ36は、時刻t2〜t3において、第1ポートから(H0−2)ラインの圧縮画像データを読み出すとともに、第2ポートからも領域A1の(H0−2)ラインの圧縮画像データを読み出す。第2ポートから読み出された圧縮画像データは、伸張器38bにより伸長される。
圧縮処理の際に空間的な相関関係を利用した場合、伸張処理にもこの相関関係が用いられる。例えば、H0ラインの圧縮画像データは、伸張する際に、(H0−2)ラインや(H0−1)ラインの画像データを用いることもある。本実施形態は、圧縮画像データを伸張する際に、重複ラインの画像データを用いることができるため、境界にあるラインについても、高品位に画像データを復元できる。
伸張器38aは伸張した画像データをマルチプレキサ39に供給する。また、伸張器38aは、フレームメモリ37のアドレスに応じて、伸張処理を行っている画像データの、映像における位置を示す位置情報をシーケンサ33に出力する。
シーケンサ33は、位置情報に基づいて、マルチプレキサ39を制御する。マルチプレキサ39は、伸張器38aから供給される0〜(H0−1)の画像データをタイミングコントローラ40に供給する。(H0−1)ライン目の伸張処理が終了すると、シーケンサ33は伸張器38aをリセットする。
伸張器38bは伸長した画像データをマルチプレキサ39に供給する。すなわち、マルチプレキサ39には、(H0−2)ラインおよび(H0−1)ラインの画像データが、伸張器38a,38bの両方から供給される。しかしながら、シーケンサ33の制御により、マルチプレキサ39は、(H0−2)ラインおよび(H0−1)ラインの画像データを、伸張器38aから出力し、伸張器38bからは出力しない。
伸長器38aからの画像データを出力し終えると、マルチプレキサ39は、シーケンサ33の制御に応じて、伸張器38bから供給されるH0ラインからの画像データをタイミングコントローラ40に供給する。伸張器38bが伸長した(H0−2)ラインおよび(H0−1)ラインの画像データは、マルチプレキサ39から出力されない。伸張器38bが(H0−2)ラインおよび(H0−1)ラインの画像データを用いてHラインや(H0+1)ラインなどを伸張することで、領域A0と領域A1との境界近辺の画質劣化を抑えることができる。
そして、領域A1の処理が完了する2(=M1)ライン前の時刻t5において、メモリコントローラ36は第1ポートからも領域A2の(H0+H1−2)ラインの圧縮画像データを読み出す。時刻t5〜時刻t6間の処理は、時刻t2〜t4間の処理と同様である。その後領域A2のH1´からの画像データがマルチプレキサ39から出力され、時刻t7で領域A2の画像データの伝送が完了する。
このように、マルチプレキサ39は、シーケンサ33の制御に応じて、映像の1ライン目から順に重複がないよう、伸張器38a,38bから出力される画像データのうちの一方を選択する。そして、タイミングコントローラ40は画像データおよび同期信号Vsync,Hsyncを表示装置4へ伝送する。
その後、新たなモード情報および画像データを受信するまで、フレームメモリ37から表示装置4への画像データ伝送が行われる。この間、ホストプロセッサ1からブリッジチップ3への画像データ供給が行われないため、消費電力を低減できる。また、領域間の境界を重複してフレームメモリ37に書き込んでおくため、領域間で画質が劣化するのを抑制できる。
続いて、「部分書き換えモード」について説明する。「部分書き換えモード」では、フレームメモリ37に書き込まれた圧縮画像データの一部を、領域単位で書き換える。映像全体ではなく、一部の領域だけ書き換えることで、ホストプロセッサ1からブリッジチップ3への画像データの転送量が減り、消費電力を低減できる。
「部分書き換えモード」では、「部分書き換えモード」に設定されたモード情報が、ホストプロセッサ1からブリッジチップ3に供給される。シーケンサ33はモード情報に基づいて「部分書き換えモード」であることを把握する。
また、部分書き換えを行う場合、ホストプロセッサ1は、いずれの領域を書き換えるのかを示す書き換え領域IDを、パケットのヘッダに設定する。書き換え領域IDは制御レジスタ32に設定される(S51)。図4のように領域が設定されている場合、書き換え領域IDはA0〜A2のいずれかを示す。
シーケンサ33は、書き換え領域IDなど制御レジスタ32に設定されたパラメータに基づいて、書き換えるべき領域の圧縮画像データが書き込まれているフレームメモリ37の先頭アドレスを算出する。そして、メモリコントローラ36は、圧縮器35が生成した圧縮画像データ(S52)を、算出された先頭アドレスから順に書き込む(S53)。そして、領域の書き換えが終了すると、シーケンサ33はホストプロセッサ1へ書き込み終了信号をアサートする。
なお、「部分書き換えモード」では、「PSRモード」の第2の処理、すなわち、フレームメモリ37からの圧縮画像データ読み出しも並行して行われている(S54)。そのため、領域の書き換えと、圧縮画像データの読み出しとが同時に発生しないように、制御する必要がある。
そこで、ホストプロセッサ1は、ブリッジチップ3から同期信号を受け取って、部分書き換えを行うタイミングを制御する。具体的には、ホストプロセッサ1は同期信号Vsync,Hsyncを受け取り、垂直同期信号Vsyncの立ち上がりを起点として水平同期信号Hsyncをカウントすることで、現在何ライン目の圧縮画像データがフレームメモリ37から読み出されているかを把握できる。なお、ホストプロセッサ1は、例えば垂直ブランキング期間に部分書き換えを行うようにしてもよい。また、映像の上部の領域(例えば図4の領域A0)の圧縮画像データが読み出されている間に、映像の下部の領域(領域A2)を書き換えるようにしてもよい。
第1の実施形態では、映像を複数の小領域に分割してフレームメモリ37に書き込む。そのため、「部分書き換えモード」において、フレームメモリ37の一部(所望の領域)のみを書き換えることができる。これにより、ホストプロセッサ1からブリッジチップ3へのデータ転送量が減り、消費電力を低減できる。
また、分割された領域と領域との間で、1または複数ラインを重複してフレームメモリ37に書き込む。そのため、圧縮された画像データを伸張する際に、領域と領域との境界で画質の劣化が生じるのを抑制できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態は、PSRモードにおいて、境界付近のラインを重複してホストプロセッサ1からブリッジチップ3へ供給するものであった。これに対して第2の実施形態は、重複せずに供給するものである。第2の実施形態では、「PSRモード」における第1の処理が、第1の実施形態と異なっている。
図10は、第2の実施形態に係るブリッジチップ3’の概略を示すブロック図である。図10では、図2と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。ブリッジチップ3’は、2つの圧縮器35a,35bを備えている。また、本実施形態では、タイミングコントローラ40は同期信号Vsync,Hsyncをマスクする機能を有さなくてもよい。
図11は、ホストプロセッサ1からブリッジチップ3’に供給される同期信号(入力Vsync,Hsync)およびパケット(入力信号)と、ブリッジチップ3’から表示装置4に供給される同期信号(出力Vsync,Hsync)のタイミング図である。
第2の実施形態では、「PSRモード」において、表示すべき映像そのものの画像データがホストプロセッサ1からブリッジチップ3’に供給される。よって、タイミングコントローラ40は、スルーモードと同様、受信部31が受信した画像データおよび同期信号Vsync,Hsyncを表示装置4に送信する。
受信部31は、ヘッダに含まれる制御情報から、分割領域数、各領域のライン数および領域同士の重複ライン数を取り出し、制御レジスタ32に設定する。
シーケンサ33は、設定されたパラメータに基づき、デマルチプレキサ34を、圧縮器35a,35bに対して、重複ラインを含む領域単位の画像データを出力するよう制御する。この制御に応じて、例えば、圧縮器35aが図6の領域A0,A2の画像データを圧縮し、圧縮器35bが領域A1の画像データを圧縮する。
そして、メモリコントローラ36は、圧縮器35a,35bが生成した圧縮画像データをフレームメモリ37に書き込む。メモリコントローラ36は、圧縮器35aにより生成された画像データをフレームメモリ37の第1ポートから書き込みつつ、圧縮器35bにより生成された画像データをフレームメモリ37の第2ポートから書き込む。ここで、第2ポートから書き込むときのアドレスは、第1ポートから書き込むときのアドレスより領域の圧縮データを保存できるのに必要十分なだけずれている。結果として、本実施形態においても、フレームメモリ37には図7に示す映像に対応する画像データが書き込まれる。その他の処理動作は第1の実施形態と同様である。
このように、第2の実施形態では、デマルチプレキサ34により重複ラインを含む領域の画像データを出力し、2つの圧縮器の、圧縮処理を並行して行ってフレームメモリ37に書き込む。そのため、ホストプロセッサ1からは、画像データを重複することなく、表示すべき映像に対応する画像データを受信すればよい。よって、ホストプロセッサ1から受信した同期信号をマスクすることなく、表示装置4に画像データを伝送でき、画質をさらに向上できる。
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態は、画像データの一部を重複してフレームメモリ37に書き込むものであった。これに対し、第3の実施形態は、各画像データを1度ずつフレームメモリ37に書き込むとともに、領域と領域との境界ラインを記憶するラインメモリを設けるものである。
図12は、第3の実施形態における領域を模式的に示す図である。本実施形態では、互いに重複しないよう領域を設定する。そして、領域と隣接する他の領域との境界に境界ラインを設定する。
図12の例では、重複しない領域A0〜A2が設定される。各領域A0〜A2のライン数はそれぞれH0〜H2である。そして、領域A1の一部であって、領域A0との境界に境界ラインが設定され、そのライン数はB0である。同様に、領域A2の一部であって、領域A1との境界に境界ラインが設定され、そのライン数はB1である。このように、領域A1,A2の上部に境界ラインが設定される。なお、最上部の領域A0には境界ラインが設けられない。
図13は、第3の実施形態に係るブリッジチップ3’’の概略を示すブロック図である。以下、第1および第2の実施形態との相違点を中心に説明する。ブリッジチップ3’’は、圧縮器35、伸張器38およびラインメモリ41を備えている。ラインメモリ41は、例えばSRAM(Static Random Access Memory)であり、最大領域数および最大境界ライン数により定まるライン数の画像データを記憶可能な容量を有する。
なお、本実施形態では、境界ラインの画像データを圧縮せずにラインメモリ41に書き込む例を示す。なお、もう1つ圧縮器を設けて圧縮画像データをラインメモリ41に書き込んでもよい。これにより、ラインメモリ41の容量を削減できる。しかしながら、一般的には、ラインメモリ41の削減量より圧縮器の面積の方が大きいため、本実施形態ではラインメモリ41に入力される画像データを圧縮しない。もちろん、圧縮器の面積が小さくなる場合などには圧縮器を設けて圧縮画像データをラインメモリ41に書き込むようにしてもよい。
本実施形態では、第2の実施形態と同様、画像データが重複せずにホストプロセッサ1からブリッジチップ3’’に供給される。そして、「PSRモード」の第1および第2の処理並びに「部分書き換えモード」におけるフレームメモリ37への書き込み手法が第1および第2の実施形態と異なる。
「PSRモード」では、ホストプロセッサ1は、分割領域数、各領域のライン数、境界ラインのライン数を示す制御情報を、ブリッジチップ3’’に供給する。受信部31はこれらのパラメータを制御レジスタ32に設定する。
そして、「PSRモード」の第1の処理では、圧縮器35は、設定されたパラメータに基づき、ホストプロセッサ1から供給される画像データを領域単位で圧縮し、フレームメモリ37に圧縮画像データを書き込む。
また、シーケンサ33は、設定されたパラメータに基づいて、境界ラインを識別し、境界ラインの画像データをラインメモリ41に書き込むように制御する。
一方、「PSRモード」の第2の処理では、マルチプレキサ39は、境界ライン以外については伸張器38により伸長された画像データを選択し、境界ラインについてはラインメモリ41から読み出された画像データを選択し、タイミングコントローラ40に供給する。
領域の境界ラインは上部にあるため、伸張器38は境界ラインの画像データを高品位に復元できるとは限らない。そこで、本実施形態では、境界ラインについては、圧縮されずにラインメモリ41に記憶された画像データを用いる。これにより、領域と領域との境界で、表示装置4に表示される映像の画質の劣化を抑制できる。
なお、マルチプレキサ39による選択処理において、境界ラインは、分割領域数、各領域のライン数および境界ライン数から把握できる。
また、「部分書き換えモード」でも、圧縮器35は、フレームメモリ37に書き込まれた圧縮画像データのうち、ホストプロセッサ1により指定される領域の圧縮画像データを書き換える。加えて、ラインメモリ41に書き込まれた画像データのうち、ホストプロセッサ1により指定される領域の境界ラインの画像データを書き換える。その他の動作は第1および第2の実施形態と同様である。
このように、第3の実施形態では、領域と領域との間の境界ラインを記憶するラインメモリ41を設ける。表示装置4に画像データを伝送する際、境界ラインについては、ラインメモリ41に記憶された画像データを選択する。そのため、表示される映像の画質を向上できる。
なお、各実施形態では、映像を水平方向に分割して領域を設定する例を示したが、領域の設定の仕方は任意でよい。
上述した実施形態で説明した映像表示システムシステムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、映像表示システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、映像表示システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 ホストプロセッサ
2 メインメモリ
3,3’,3’’ ブリッジチップ
4 表示装置
31 受信部
32 制御レジスタ
33 シーケンサ
34 デマルチプレキサ
35,35a,35b 圧縮器
36 メモリコントローラ
37 フレームメモリ
38,38a,38b 伸張器
39 マルチプレキサ
40 タイミングコントローラ
41 ラインメモリ

Claims (5)

  1. 表示装置に表示すべき映像を構成する画像データを受信する受信部と、
    前記画像データを複数の領域に分割し、領域を単位として前記画像データを圧縮した圧縮画像データをフレームメモリに書き込む制御を行う書き込み制御部と、
    前記圧縮画像データを前記フレームメモリから読み出し、前記領域を単位として伸張することにより、復元した元の画像データを前記表示装置に伝送する制御を行う伝送制御部と、を備え、
    前記領域のそれぞれは、隣接する他の領域の一部と重複された重複部分を含み、
    前記伝送制御部は、隣接する2つの領域のうち、圧縮順が後の領域については、前記重複部分の画像データを除いて、前記表示装置に伝送する制御を行うことを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記受信部は、前記画像データに加えて同期信号を受信し、
    前記表示装置は、前記同期信号に同期して、表示される映像を更新し、
    前記伝送制御部は、前記書き込み制御部が前記フレームメモリに前記圧縮画像データを書き込んでいる間、前記受信部が受信した同期信号をマスクすることを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記受信部が、前記複数の領域のうちの1つを示す書き換え領域情報と、前記モード情報により示される領域の画像データと、を受信した場合、
    前記書き込み制御部は、前記受信部が受信した領域内の画像データを圧縮して圧縮画像データを生成し、前記フレームメモリに書き込まれた、前記書き換え領域情報により示される領域の圧縮画像データを書き換えることを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  4. 表示装置に表示すべき映像を構成する画像データを受信する受信部と、
    複数の画像からなり、前記表示パネルにそれぞれ隣接して表示される領域を単位として、複数の領域内の画像データを順に圧縮して圧縮画像データを生成し、生成された前記圧縮画像データをフレームメモリに書き込む制御を行う書き込み制御部と、
    前記領域の一部であって、隣接する他の領域との境界部分の画像データを記憶するメモリと、
    前記フレームメモリから読み出された圧縮画像データを、前記領域を単位として圧縮順に伸張することにより、元の画像データを復元する伸張器と、
    前記メモリに記憶された画像データおよび前記伸張器により復元された画像データのうち、 前記境界部分については前記メモリに書き込まれた前記境界部分の画像データを選択し、前記境界部分以外については前記伸張器により復元された前記境界部分以外の画像データを選択するマルチプレキサと、
    前記マルチプレキサにより選択された画像データを前記表示装置に伝送するタイミングコントローラと、を備えることを特徴とする映像処理装置。
  5. 表示装置と、
    前記表示装置の表示パネルに表示すべき映像を構成する画像データを供給するホストプロセッサと、
    前記画像データを前記表示装置に伝送する映像処理装置と、を備え、
    前記映像処理装置は、
    前記画像データを受信する受信部と、
    前記画像データを複数の領域に分割し、領域を単位として前記画像データを圧縮した圧縮画像データをフレームメモリに書き込む制御を行う書き込み制御部と、
    前記圧縮画像データを前記フレームメモリから読み出し、前記領域を単位として伸張することにより、復元した元の画像データを前記表示装置に伝送する制御を行う伝送制御部と、を備え、
    前記領域のそれぞれは、隣接する他の領域の一部と重複された重複部分を含み、
    前記伝送制御部は、隣接する2つの領域のうち、圧縮順が後の領域については、前記重複部分の画像データを除いて、前記表示装置に伝送する制御を行うことを特徴とする映像表示システム。
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