JP2014185703A - ウォームギア機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウォームギア機構を大型化させずに耐久性を向上させる
【解決手段】外周に形成された螺旋状の凹溝721に、複数のボールBが螺旋状の凹溝721に沿って設けられたウォーム軸72と、ウォーム軸72の凹溝721に対応する螺旋状の凹溝732が内周に形成されていると共に、螺旋状の凹溝721に設けられた複数のボールBを介してウォーム軸72に螺合した筒状のアウタ部材73と、アウタ部材73の外周に設けられた螺旋状の壁部731に噛み合う噛合部713を有するウォームホイール71と、を備える構成のウォームギア機構とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウォーム軸とウォームホイールとが噛み合って動力の伝達を行うウォームギア機構に関する。
動力の伝達に用いられるウォームギア機構は、一般に、ウォーム軸と、このウォーム軸に噛み合うウォームホイールとから構成され、ウォーム軸が回転駆動されると、ウォームホイールが減速回転するようになっている。
ウォームギア機構では、ウォーム軸の歯面とウォームホイールの歯面との滑り接触によって動力の伝達が行われるため、歯面の滑り接触による摩擦が大きく、動力の伝達効率が低いという問題があった。
特許文献1には、この問題を解決するために、ウォーム軸とウォームホイールとの間にボールを介在させて、ボールを介して動力伝達が行われるようにしたボールウォーム機構(ウォームギア機構)が開示されている。
特開昭61−180046号公報
特許文献1のウォームギア機構では、動力を伝達するためのボールが、ウォーム軸に設けたボール溝と、ウォームホイールに設けたボール溝とに跨って複数設けられている。
ここで、ウォーム軸とウォームホイールとの間の動力伝達は、ウォーム軸とウォームホイールとの噛み合い部分に位置する一部のボールを介して行われる。そのため、ウォームギア機構が伝達する動力が大きくなると、一部のボールに荷重が集中するので、ボールの寿命が低下してしまう虞がある。
ボールの寿命を向上させて、ウォームギア機構の全体としての耐久性を確保するためには、動力伝達時に噛み合い部分に位置するボールが受ける荷重(圧縮力)を低減させる必要があり、そのためには、ウォームギア機構を大型化(ウォーム軸の軸径の拡大、ウォームホイールの幅の拡大など)してボールの数を増やすことで、各ボールが受ける圧縮力を低減させる必要があった。
そこで、ウォームギア機構を大型化させずに、ウォームギア機構の耐久性を向上させることが求められている。
本発明は、
外周に形成された螺旋状の溝に沿って複数のボールが設けられたウォーム軸と、
前記ウォーム軸の螺旋状の溝に対応する螺旋状の溝が内周に形成されていると共に、前記螺旋状の溝に設けられた複数のボールを介して前記ウォーム軸に螺合した筒状のアウタ部材と、
前記アウタ部材の外周に設けられた壁部に噛み合う噛合部を有するウォームホイールと、を備えることを特徴とするウォームギア機構とした。
本発明によれば、ウォーム軸が回転すると、このウォーム軸に螺合したアウタ部材は、ウォーム軸に対して相対回転しながらウォーム軸の回転軸方向に移動する。
そうすると、アウタ部材の外周に設けた壁部により、ウォームホイールが押されて回転することになり、これによりウォーム軸側からウォームホイール側への動力伝達が行われる。
この際、ウォーム軸とアウタ部材との間では、ボールの転がり接触により動力伝達が行われ、アウタ部材の壁部とウォームホイールの噛合部との接触している部位では、ウォーム軸の回転軸周りの周方向の滑りが実質的にない状態で動力伝達が行われる。
よって、ウォーム軸側からウォームホイール側への動力伝達が、滑り接触による動力伝達ではなく、転がり接触による動力伝達となるので、動力の伝達効率が高いウォームギア機構となる。
さらに、ウォーム軸からアウタ部材側への動力伝達が、ウォーム軸とアウタ部材と間に介在する複数のボールを介して行われるので、各ボールに作用する荷重を分散させることができる。
これにより、ウォームギア機構の耐久性を確保することが容易となり、ウォームギア機構の大型化を抑制できる。
実施の形態にかかるウォームギア機構を採用した無段変速機の概略図である。 無段変速機におけるプライマリプーリ周りを拡大して示す断面図である。 推力発生機構とウォームギア機構の構成を説明する図である。 ウォームギア機構の詳細を説明する図である。 ウォーム軸とアウタ部材を説明する図である。 ウォームギア機構の動作を説明する図である。 ウォームホイールの変形例を説明する図である。 ウォーム軸の変形例を説明する図である。
以下、実施の形態にかかるウォームギア機構7を、無段変速機1に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は、実施の形態にかかるウォームギア機構7を採用した無段変速機1の概略構成図である。
図1に示すように、無段変速機1は、プライマリプーリ2とセカンダリプーリ3とからなる一対のプーリの間に、ベルト4を掛け回して構成される。
プライマリプーリ2とセカンダリプーリ3は、それぞれ固定円錐板21、31と、この固定円錐板21、31との間にV溝を形成する可動円錐板22、32とから構成されており、可動円錐板22、32は、軸線X1、X2の軸方向に移動可能に設けられている。
無段変速機1では、プライマリプーリ2とセカンダリプーリ3の溝幅W1、W2を変更して、ベルト4とプライマリプーリ2およびセカンダリプーリ3との接触半径を変化させることで、変速比を無段階で変化させるようになっており、駆動源から入力される回転駆動力は、この無段変速機1で変速されて、駆動輪側に出力されるようになっている。
プライマリプーリ2とセカンダリプーリ3には、可動円錐板22、32を固定円錐板21、31側に移動させる推力の発生機構(推力発生機構6)が設けられており、プライマリプーリ2側の推力発生機構6は、ウォームギア機構7により駆動されて、推力を発生するようになっている。
また、セカンダリプーリ3側の推力発生機構6は、例えば、ベルト4を挟圧する付勢力を、図示しないスプリングで発生させる構成のものが採用されている。
以下、プライマリプーリ2と、このプライマリプーリ2側の推力発生機構6の構成を説明する。
図2は、無段変速機1におけるプライマリプーリ2の近傍領域を拡大して示す断面図である。図3は、図2における領域Aの拡大図であり、推力発生機構6とこの推力発生機構6を駆動させるウォームギア機構7を説明する図である。
図2に示すように、プライマリプーリ2の固定円錐板21は、軸線X1の軸方向に沿って延びる筒状の軸部211を有している。この軸部211の長手方向における一端部211aは、変速機ケース8の有底円筒状の支持部81で、ベアリング82を介して回転可能に支持されており、他端部211b側は、変速機ケース9に設けた円筒状の支持部91で、ベアリング92を介して回転可能に支持されている。
軸部211は、一端部211aから他端部211b側に向かうにつれて段階的に縮径した形状を有しており、一端部211a側の最も大径の部分に、軸線X1の径方向に延びるフランジ部212が設けられている。このフランジ部212は、軸線X1周りの周方向の全周に亘って形成されており、他端部211b側(図中右側)の面が、軸線X1に対して所定角度で傾斜するシーブ面212aとなっている。
軸部211では、フランジ部212を挟んで一端部211aとは反対側に、可動円錐板22との嵌合部211cが設けられている。
この嵌合部211cには、可動円錐板22の筒状の軸部221が、軸線X1の軸方向からスプライン嵌合しており、可動円錐板22は、軸線X1周りにおける固定円錐板21との相対回転が規制された状態で、固定円錐板21に組み付けられている。
図3に示すように、可動円錐板22の軸部221では、固定円錐板21側の端部221a(図中左側の端部)から径方向外側に延びるフランジ部222を有しており、このフランジ部222は、軸線X1周りの周方向の全周に亘って形成されている。
フランジ部222における固定円錐板21側(図中左側)の面は、軸線X1に対して所定角度で傾斜するシーブ面222aとなっており、可動円錐板22は、このシーブ面222aを、固定円錐板21のシーブ面212aに対向させた状態で、固定円錐板21に組み付けられている(図2参照)。
図2に示すように、固定円錐板21の軸部211は、その他端部211bが、駆動源側の伝達部材(図示せず)に連結されており、駆動源からの回転駆動力が軸部211に入力されると、変速機ケース8、9で回転可能に支持された固定円錐板21が、可動円錐板22と一体に軸線X1周りに回転するようになっている。
図3に示すように、可動円錐板22では、フランジ部222におけるシーブ面222aとは反対側の面222bに、軸方向から見てリング状の当接部223が設けられている。この当接部223には、推力発生機構6の可動部材62が、ニードルベアリングB1を介して当接しており、可動円錐板22には、当該可動円錐板22を固定円錐板21側(図2:矢印D2参照)に移動させようとする推力が、推力発生機構6の可動部材62から入力されるようになっている。
推力発生機構6は、変速機ケース9で固定支持された固定部材61と、この固定部材61に外挿して取り付けられた可動部材62と、この可動部材62の軸線X1周りの回転を、軸線X1の軸方向に変換するボールネジ機構63と、を備えて構成される。
固定部材61は、円筒状の基部611を有しており、この基部611の長手方向における略中央部には、径方向内側に突出して突出部612が設けられている。
突出部612は、その径方向内側に、固定円錐板21の軸部211を挿通させる挿通穴612aを有しており、この挿通穴612aでは、軸部211の他端部211b側が、ニードルベアリングB2を介して回転可能に支持されている。
基部611の他端611b側には、基部611よりも大径の嵌合部613が設けられている。固定部材61は、この嵌合部613を、変速機ケース9に設けた凹溝部95に嵌合させて設けられており、固定部材61の軸線X1周りの回転が、凹溝部95に嵌合させた嵌合部613により規制されている。
基部611の外周面には、ボール溝611cが、軸線X1の軸方向に沿って螺旋状に設けられており、基部611におけるボール溝611cが設けられた外周を覆うように、可動部材62の基部621が、固定部材61に外挿して組み付けられている。
可動部材62の基部621では、基部611との対向面に、ボール溝621bが形成されており、実施の形態では、固定部材61側のボール溝611cと、可動部材62側のボール溝621bに収容されたボールBとにより、ボールネジ機構63が構成されている。
固定部材61に組み付けられた状態において可動部材62は、軸線X1の軸方向に進退移動可能(図2の(a)参照)、かつ軸線X1周りに回転可能に設けられており、可動部材62が軸線X1周りに回転すると、ボール溝621b内のボールBがボール溝611cに沿って移動することで、可動部材62が、当該可動部材62の回転方向に応じて決まる一方向に移動するようになっている。
可動部材62における基部621では、軸線X1の軸方向における一端部621a側に、径方向外側に突出して、リング状の嵌合部623が設けられており、この嵌合部623の外周には、軸線X1の軸方向に沿って延びるスプライン623aが、軸線X1周りの周方向に所定間隔で複数設けられている。
このスプライン623aには、ウォームギア機構7のウォームホイール71が噛合しており、可動部材62とウォームホイール71とが、軸線X1周りに一体に回転するようになっている。
ウォームギア機構7を説明する。
図4は、ウォームギア機構7を説明する図であり、(a)は、図3におけるA−A断面においてウォームギア機構7の主要部のみを示した図であり、(b)は、ウォームギア機構7におけるウォーム軸72とアウタ部材73の部分を説明する図であり、(c)は、(b)における領域Aを拡大した図であり、ウォーム軸72とアウタ部材73との間での動力伝達を説明する図である。
なお、図4の(b)では、軸線Y1を境にして下側は、ウォーム軸72の断面ではなく側面が示されており、上側は、ウォーム軸72の図示を省略して、アウタ部材73の内周面が示されている。さらに、図4の(c)では、軸線Y1を境にして下側は、ウォーム軸72からボールBへの動力伝達を示しており、上側は、仮想線で示すボールBからアウタ部材73への動力伝達を示している。
図5は、ウォーム軸72の構成を説明する図である。この図においては、図中下側に、ウォーム軸72の外周にアウタ部材73が取り付けられた状態が示されており、図中上側に、ウォーム軸72の外周からアウタ部材73を取り外した状態が示されている。
図4および図5に示すように、ウォームギア機構7は、ウォームホイール71と、ウォーム軸72と、アウタ部材73と、備えており、ウォームホイール71とウォーム軸72との間の動力伝達が、アウタ部材73を介して行われるようになっている。
ウォームホイール71は、軸線X1の軸方向から見てリング形状の基部711を有しており、この基部711の内周と外周には、複数の噛合部712、713が、軸線X1周りの周方向に所定間隔で設けられている。
図3に示すように、ウォームホイール71は、内周側の噛合部712を、推力発生機構6の可動部材62の外周にスプライン嵌合させて設けられており、ウォームホイール71と可動部材62とが軸線X1周りに一体に回転するようになっている。
前記したように、可動部材62は、軸線X1周りに回転すると、ボールネジ機構63により、軸線X1の軸方向に移動するようになっている。そのため、基部711の内径側は、外径側よりも軸線X1方向の厚みが大きくなっていると共に、内径側の噛合部712は、軸線X1方向の全長に亘って設けられており、可動部材62が軸線X1方向に移動しても、可動部材62と基部711とのスプライン嵌合が保持されるようになっている。
ウォームホイール71の基部711では、変速機ケース9側の面(図3において右側の面)に、筒状の壁部714が設けられており、この壁部714の内周面には、ベアリング93が取り付けられている。
ベアリング93の内径側は、変速機ケース9の筒状のベアリング支持部94で支持されており、ウォームホイール71は、ベアリング93を介して変速機ケース9で支持されて、軸線X1周りに回転可能とされている。
図4の(a)に示すように、ウォームホイール71は、基部711の外周に設けた噛合部713を、アウタ部材73の外周の壁部731、731の間に噛合させて設けられている。
アウタ部材73は、軸線Y1に沿って設けられた円筒形状の基部730を有しており、この基部730の外周には、螺旋状の壁部731が設けられている。壁部741は、基部730の長手方向における一端から他端に向けて、基部730の周方向に沿って螺旋状に延びている。
基部730の内周730aには、後記するウォーム軸72の螺旋状の凹溝721に対応する凹溝732が形成されている(図4の(b)参照)。この凹溝732は、基部730の長手方向における一端から他端に向けて、基部730の内周面730aを周方向に沿って螺旋状に延びており、この螺旋状の凹溝732には、ウォーム軸72の凹溝721に設けられた複数のボールBが係合している。
ウォーム軸72は、螺旋状の凹溝721が外周に形成された円柱状の基部720を有している。凹溝721は、基部720の長手方向における一端720a側から他端720b側に向けて、基部720の外周を周方向に沿って螺旋状に延びている。
軸線Y1の径方向から見て、ウォーム軸72の凹溝721は、前記したアウタ部材73の凹溝732に対して平行となるように形成されている(図4の(b)参照)。
凹溝721では、その長手方向に沿って複数のボールBが連なって設けられており、これら複数のボールBは、図示しないリテーナにより、凹溝721からの脱落が阻止された状態で保持されている。
実施の形態では、ウォーム軸72の外周にアウタ部材73が螺合して取り付けられており、この状態において、ウォーム軸72の外周に設けられたボールBは、ウォーム軸72側の凹溝721と、アウタ部材73側の凹溝732とに跨って係合している。
そのため、ウォーム軸72が軸線Y1周りに回転すると、ウォーム軸72の回転がボールBを介してアウタ部材73に伝達されて(図4の(c)矢印参照)、アウタ部材73が軸線Y1の軸方向に移動するようになっている。
ここで、前記したプライマリプーリ2の可動円錐板22には、プライマリプーリ2に巻き回されたベルト4により、当該可動円錐板22を固定円錐板21から離れる方向(図2における矢印D1方向)に移動させようとする力(反力)が常時作用している。
この反力は、可動円錐板22にニードルベアリングB1を介して当接した可動部材62にも作用している。そして、可動部材62は、ボールネジ機構63により、軸線X1周りに回転しながら軸線X1の軸方向に移動するようになっているので、可動部材62に入力される軸線X1の軸方向の反力は、ボールネジ機構63により、軸線X1周りの回転力に変換される。
そのため、可動部材62と、この可動部材62の外周に噛合しているウォームホイール71には、図4の(a)における矢印D1方向に回転させようとする力(荷重)が常時入力されることになり、ウォームホイール71は、アウタ部材73との噛み合い位置において、その外周の噛合部713を、アウタ部材73の壁部731に常に接触させた状態で保持されている。
この際、アウタ部材73内周に設けられた凹溝732は、その長手方向(図4の(b)における径方向)の全長に亘って複数のボールBと接触しており、これら複数のボールBは、ウォーム軸72の凹溝721の長手方向(図4の(b)における径方向)の全長に亘って接触している。よって、ウォームホイール71をアウタ部材73の壁部731に接触させようとする力(荷重)は、ウォーム軸72とアウタ部材73とを、軸線Y1の径方向に並んだ複数のボールBを介して、互いに接触させた状態で保持している。そのため、ウォーム軸72とアウタ部材73との間での速やかな動力伝達が可能な状態となっている。
以下、ウォームギア機構7の動作を説明する。
図6は、ウォームギア機構7の動作を説明する図であり、(a)は、ウォームホイール71が、基準位置(図6の(b))から時計回り方向(矢印D2方向)に回転した場合を、(b)は、ウォームホイール71が基準位置にある場合を、(c)は、ウォームホイール71が、基準位置(図6の(b))から反時計回り方向(矢印D1方向)に回転した場合を説明する図である。
実施の形態のウォームギア機構7では、プライマリプーリ2の溝幅を狭める場合にのみ、ウォーム軸72が、図示しないモータにより、軸線Y1周りの周方向において、矢印D2で示す方向に回転させられるようになっている。
例えば、図6の(b)に示す基準位置にあるウォーム軸72が、図中矢印D2方向に回転すると、ウォーム軸72の外周にボールBを介して螺合したアウタ部材73が、軸線Y1周りに回転して、ウォーム軸72とアウタ部材73とが軸線Y1周りに相対回転することになる。
そうすると、ウォーム軸72の回転が、螺旋状の凹溝721、731(図4の(b)参照)に跨って係合したボールBを介してアウタ部材73に伝達される。
この際、アウタ部材73は、ウォーム軸72に対する相対回転速度の差に応じて、ウォーム軸72の軸方向(図中右側)に移動させられることになる。
よって、図6の(b)に示す基準位置から矢印D2で示す方向に回転させると、ウォーム軸72と、アウタ部材73とは、最終的に、図6の(a)に示すような状態となる。
この際、アウタ部材73の壁部731、731の間に外周の噛合部713を噛合させたウォームホイール71が、図中右方向に移動するアウタ部材73により押されるので、ウォームホイール71は、軸線X1周りに時計回り方向(矢印D2方向)に回転させられることになる(図4の(a)参照)。
ここで、実施の形態では、噛合部713とアウタ部材73の壁部731との間の摩擦力μ1が、ボールBとアウタ部材73(凹溝732)との間の摩擦力μ2や、ボールBとウォーム軸72(凹溝721)との間の摩擦力μ3よりも、大きくなるように設定されている(μ1>μ2、μ1>μ3:図4の(a)、(b)参照)。
そのため、ウォーム軸72とウォームホイール71との間で動力伝達が行われる際には、ウォーム軸72とアウタ部材73との間で相対回転が起こり、ウォームホイール71(噛合部713)とアウタ部材73(壁部731)との間に滑りが生じないようになっている。
よって、ウォーム軸72からウォームホイール71への動力伝達が行われる際には、ウォーム軸72とアウタ部材73との間では、ボールBの転がり接触により動力伝達が行われる。また、アウタ部材73の壁部731とウォームホイール71の噛合部713との間の互いに接触している部位では、ウォーム軸72の回転軸周りの周方向の滑りが実質的にない状態で動力伝達が行われる。
よって、ウォーム軸72側からウォームホイール71側への動力伝達が、滑り接触による動力伝達ではなく、転がり接触による動力伝達となるので、動力の伝達効率が高いウォームギア機構7となる。
さらに、ウォーム軸72とアウタ部材73の凹溝721、731内では、ボールBが凹溝721、731に沿って設けられている。そのため、軸線Y1の径方向に並んだ総てのボールBに、ウォーム軸72からの荷重が作用し(図4の(c)、軸線Y1よりも下側参照)、このボールBに作用した荷重が、軸線Y1の径方向に並んだ総てのボールBを介して、アウタ部材73側に伝達される(図4の(c)、軸線Y1よりも上側参照)ようになっている。
そのため、従来のボールウォーム機構(ウォームギア機構)の場合のように、一部のボールBに荷重が集中することがないようになっている。
また、ウォーム軸72を矢印D2方向に回転させて、ウォーム軸72からアウタ部材73を介してウォームホイール71への動力伝達が行われると、アウタ部材73に外周の噛合部713を接触させたウォームホイール71が、図中時計回り方向(矢印D2方向)に回転させられることになる。
これにより、ウォームホイール71の回転に連動して推力発生機構6の可動部材62が軸線X1の軸方向(図2において矢印D2で示す方向)に移動して、可動円錐板22が、プライマリプーリ2の溝幅を狭める方向に移動させられることになる。
また、プライマリプーリ2の溝幅を変化させずに保持している間は、ウォームホイール71側から作用する荷重でウォーム軸72が回転しないようにするために、ウォーム軸72は、モータ(図示せず)により軸線Y1周りの回転が規制されている。
かかる場合には、ウォームホイール71と可動部材62の軸線X1周りの回転が規制されて、可動部材62の軸線X1方向の移動も規制される。よって、可動円錐板22の軸線X1方向の位置が変化しないので、プライマリプーリ2の溝幅が保持されることになる。
さらに、プライマリプーリ2の溝幅を広げる場合には、モータ(図示せず)によるウォーム軸72の回転規制をやめることで、ウォームホイール71の図中矢印D1で示す方向の回転を許容させる。
そうすると、ウォームホイール71の噛合部713により、アウタ部材73が、ウォーム軸72に対して相対回転しながら図中左側に押されて、図6の(c)で示す位置まで移動する。
この場合にもまた、ウォーム軸72とアウタ部材73との間では、ボールBの転がり接触により動力伝達が行われ、アウタ部材73の壁部731とウォームホイール71の噛合部713との接触している部位では、ウォーム軸72の回転軸周りの周方向の滑りが実質的にない状態で動力伝達が行われる。
このように、ウォームホイール71とウォーム軸72との間の動力伝達は、ウォーム軸72とアウタ部材73との間に介在させたボールBの転がりにより伝達され、ウォームホイール71の噛合部713と、アウタ部材73の壁部731は滑り接触とならない。
よって、従来の滑り接触により動力を伝達するウォームギアの場合のような伝達効率の低下が防止される。
さらに、ウォーム軸72とアウタ部材73との間では、軸線Y1の径方向に並んだ総てのボールBを介して、荷重の伝達(動力の伝達)が行われるので、従来のボールウォーム機構(ウォームギア機構)の場合のように、一部のボールBに荷重が集中することがない。
よって、荷重が大きくなっても、ボールBには、荷重が分散して作用するので、ボールBの耐久性が低下して、ウォームギア機構7の寿命が低下することを、好適に防止できる。
以上の通り、実施の形態では、
外周に形成された螺旋状の凹溝721に沿って複数のボールBが設けられたウォーム軸72と、
ウォーム軸72の凹溝721に対応する螺旋状の凹溝732が内周に形成されていると共に、螺旋状の凹溝721に設けられた複数のボールBを介してウォーム軸72に螺合した筒状のアウタ部材73と、
アウタ部材73の外周に設けられた壁部731に噛み合う噛合部713を有するウォームホイール71と、を備える構成のウォームギア機構7とした
このように構成すると、ウォーム軸72とアウタ部材73は、互いの螺旋状の凹溝721、732に跨って係合した複数のボールBを介して互いに螺合しているので、ウォーム軸72が回転すると、このウォーム軸72に螺合したアウタ部材73は、ウォーム軸72に対して相対回転しながらウォーム軸72の回転軸方向に移動する。
そうすると、アウタ部材73の外周に設けた壁部731により、ウォームホイール71が押されて回転することになり、これによりウォーム軸72側からウォームホイール71側への動力伝達が行われる。
この際、ウォーム軸72とアウタ部材73との間では、ボールBの転がり接触により動力伝達が行われ、アウタ部材73の壁部731とウォームホイール71の噛合部713との間の接触している部位では、ウォーム軸の回転軸周りの周方向の滑りが実質的にない状態で動力伝達が行われる。
よって、ウォーム軸72側からウォームホイール71側への動力伝達が、滑り接触による動力伝達ではなく、転がり接触による動力伝達となるので、動力の伝達効率が高いウォームギア機構7となる。
さらに、ウォーム軸72からアウタ部材73側への動力伝達が、ウォーム軸72とアウタ部材73と間に介在する総てのボールBを介して行われるので、各ボールBに作用する荷重を分散させることができる。
これにより、ウォームギア機構7の耐久性を確保することが容易となり、ウォーム機構の大型化を抑制できる。
特に、ウォームギア機構7では、ウォーム軸72とアウタ部材73との間の動力伝達が、内径側に位置するウォーム軸72の凹溝721と、外径側に位置するアウタ部材73の凹溝732とに跨って設けられた複数のボールBを介して行われるように構成され、複数のボールBは、軸線Y1周りの周方向に螺旋状に連なって配置されて、少なくとも外径側に位置する凹溝732に係合した複数のボールBの総てが、ウォーム軸72とアウタ部材73との間の動力伝達に関与する構成とした。
このように構成すると、従来のボールウォーム機構(ウォームギア機構)の場合と比べて、動力の伝達に関与するボールBの数を増やすことができるので、ひとつのボールBに作用する荷重を分散させて、ボールBの耐久性を向上させることができる。
また、アウタ部材73の外周に設けた壁部731を、基部730の周方向に沿って連続的に形成される螺旋状とした。
このように構成すると、例えば、アウタの外周に等間隔に環状の壁部731を複数個設ける場合や、ウォームホイール71の噛合部713と噛み合う位置にのみ壁部731を設ける場合と比較して、壁部731が螺旋状に繋がっているため壁部731の加工性を向上させることができる。
溝幅をそれぞれ変更可能とされた一対のプーリ(プライマリプーリ2、セカンダリプーリ3)と、一対のプーリの間に巻き掛けられたベルト4(無端部材)と、
前記プーリの溝幅(幅W1、W2)を狭める方向の推力を発生させる推力発生機構6と、を備える無段変速機1に設けられて、推力発生機構6の駆動に用いられるウォームギア機構7であって、
ウォームギア機構7は、外周に形成された螺旋状の凹溝721に、複数のボールBが螺旋状の凹溝721に沿って設けられたウォーム軸72と、
ウォーム軸72の凹溝721に対応する螺旋状の凹溝732が内周に形成されていると共に、螺旋状の凹溝721に設けられた複数のボールBを介してウォーム軸72に螺合した筒状のアウタ部材73と、
アウタ部材73の外周に設けられた螺旋状の壁部731に噛み合う噛合部713を有するウォームホイール71と、を備える構成のウォームギア機構7とした。
このように構成すると、ウォーム軸72が回転すると、このウォーム軸72に螺合したアウタ部材73は、ウォーム軸72に対して相対回転しながらウォーム軸72の回転軸方向に移動する。
そうすると、アウタ部材73の外周に設けた螺旋状の壁部731により、ウォームホイール71が押されて回転することになり、これによりウォーム軸72側からウォームホイール71側への動力伝達が行われる。
この際、ウォーム軸72とアウタ部材73との間では、ボールBの転がり接触により動力伝達が行われ、アウタ部材73の壁部731とウォームホイール71の噛合部713との間の接触している部位では、ウォーム軸の回転軸周りの周方向の滑りが実質的にない状態で動力伝達が行われる。
よって、ウォーム軸72側からウォームホイール71側への動力伝達が、滑り接触による動力伝達ではなく、転がり接触による動力伝達となるので、動力の伝達効率が高いウォームギア機構7となる。
さらに、ウォーム軸72からアウタ部材73側への動力伝達が、ウォーム軸72とアウタ部材73と間に介在する総てのボールBを介して行われるので、各ボールBに作用する荷重を分散させることができる。
これにより、ウォームギア機構7の耐久性を確保することが容易となり、ウォーム機構の大型化を抑制できる。
前記した実施の形態では、セカンダリプーリ3側の推力発生機構6として、ベルト4を挟圧する付勢力を、図示しないスプリングで発生させる構成のものを例示したが、セカンダリプーリ3に推力を与えることができるものであれば、他の構成のものを採用しても良い。例えば、カムを用いてベルト4を挟圧するものや、プライマリプーリ2側に設けたウォームギア機構7と同じ構成のものなどが採用可能である。
さらに、前記した実施の形態では、ウォームホイール71が円柱形状であって、軸線X1の径方向から見たウォームホイール71の外周715の形状(図3参照)が、軸線X1に対して平行である場合(図3の(a)参照)を例に挙げて説明をしたが、ウォームギア機構7は、図7に示すように、軸線X1の径方向から見た外周715aの形状が軸線X1側に窪んだウォームホイール71(糸巻き形状の外周を有するウォームホイール)であっても良い。
さらに、実施の形態では、推力発生機構6として、ボールネジ機構を用いた場合を例示したが、回転軸周りの回転力を、軸方向の進退移動(推力)に変換できる機構であれば良く、カムを用いる構成のものなどを採用しても良い。
また、実施の形態では、ウォームギア機構7をベルト式の無段変速機に適用した場合を例示したが、本発明に係るウォームギア機構7は、無段変速機以外のものにも適用可能である。
さらに、実施の形態では、ウォーム軸72の外周の凹溝721に設けた複数のボールBが、図示しないリテーナにより、凹溝721からの脱落が防止される場合を例示したが、図8に示すウォーム軸72Aのように、凹溝721の両側に、凹溝721側に膨出させた膨出部723を設けて、この膨出部723により、ボールBの脱落を防止するようにしても良い。
1 無段変速機
2 プライマリプーリ
3 セカンダリプーリ
4 ベルト
6 推力発生機構
7 ウォームギア機構
8 変速機ケース
9 変速機ケース
21 固定円錐板
22 可動円錐板
61 固定部材
62 可動部材
63 ボールネジ機構
71 ウォームホイール
72 ウォーム軸
73 アウタ部材
73 ウォーム軸
75 円筒コロ
81 支持部
82 ベアリング
91 支持部
92 ベアリング
93 ベアリング
94 ベアリング支持部
95 凹溝部
211 軸部
211a 一端部
211b 他端部
211c 嵌合部
212 フランジ部
212a シーブ面
221 軸部
221a 端部
222 フランジ部
222a シーブ面
222b 面
223 当接部
611 基部
611b 他端
611c ボール溝
612 突出部
612a 挿通穴
613 嵌合部
621 基部
621a 一端部
621b ボール収容部
623 嵌合部
623a スプライン
711 基部
712 噛合部
713 噛合部
714 壁部
715 外周
715a 外周
720 基部
720a 一端
720b 他端
721 凹溝
730 基部
730a 内周面
731 壁部
732 凹溝
741 壁部
7373 アウタ部材
B ボール
B1 ニードルベアリング
B2 ニードルベアリング

Claims (3)

  1. 外周に形成された螺旋状の溝に沿って複数のボールが設けられたウォーム軸と、
    前記ウォーム軸の螺旋状の溝に対応する螺旋状の溝が内周に形成されていると共に、前記螺旋状の溝に設けられた複数のボールを介して前記ウォーム軸に螺合した筒状のアウタ部材と、
    前記アウタ部材の外周に設けられた壁部に噛み合う噛合部を有するウォームホイールと、を備えることを特徴とするウォームギア機構。
  2. 前記アウタ部材の外周に設けられた壁部は、螺旋状に前記アウタ部材の外周に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のウォームギア機構。
  3. 溝幅をそれぞれ変更可能とされた一対のプーリと、
    前記一対のプーリの間に巻き掛けられた無端部材と、
    前記プーリの溝幅を狭める方向の推力を発生させる推力発生機構と、を備える無段変速機に設けられて、前記推力発生機構の駆動に用いられるウォームギア機構であって、
    前記ウォームギア機構は、
    外周に形成された螺旋状の溝に沿って複数のボールが設けられたウォーム軸と、
    前記ウォーム軸の螺旋状の溝に対応する螺旋状の溝が内周に形成されていると共に、前記螺旋状の溝に設けられた複数のボールを介して前記ウォーム軸に螺合した筒状のアウタ部材と、
    前記アウタ部材の外周に設けられた螺旋状の壁部に噛み合う噛合部を有すると共に、前記ウォーム軸から伝達される回転駆動力で前記推力発生機構に前記推力を発生させるウォームホイールと、を備えることを特徴とするウォームギア機構。
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