JP2014184838A - スライドシート用のワイヤハーネス配索装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スライドシートのシートレールの側面に隣接して前後方向に延在する1本の直線状のハーネスレールと、前記ハーネスレールの前端に連続させていると共に前記シートレールの前端を越えない位置に配置する余長収容ケースを備え、前記余長収容ケースは前端を円弧状とし、前記ハーネスレールから該余長収容ケースに直線状に挿通するワイヤハーネスを前端で湾曲させて後方向きにターンさせるようにし、かつ、前記スライドシートに連結して前記ハーネスレール内を摺動自在に嵌合するスライダを設け、前記ハーネスレールを挿通する前記ワイヤハーネスを前記スライダに通して前記スライドシートに配線する構成としている。
【選択図】図3
Description
スライドシートのシートレールの側面に隣接して前後方向に延在する1本の直線状のハーネスレールと、前記ハーネスレールの前端に連続させていると共に前記シートレールの前端を越えない位置に配置する余長収容ケースを備え、
前記余長収容ケースは前端を円弧状とし、前記ハーネスレールから該余長収容ケースに直線状に挿通するワイヤハーネスを前端で湾曲させて後方向きにターンさせるようにし、
かつ、前記スライドシートに連結して前記ハーネスレール内を摺動自在に嵌合するスライダを設け、前記ハーネスレールを挿通する前記ワイヤハーネスを前記スライダに通して前記スライドシートに配線する構成としていることを特徴とするスライドシート用のワイヤハーネス配索装置を提供している。
あるいは前記ハーネスレールの前端に連続させる前記余長収容ケースは前端側で湾曲させると共に後端側も湾曲させた略長円形状とし、ワイヤハーネスを前端側で後方へとターンさせた後に後端側で再度ターンさせて、前方に設けた開口から引き出す構成としてもよい。このように、ワイヤハーネスを前記余長収容ケースの前端側および後端側の両方でターンさせて一周させると余長吸収量を長くできる。
一方、ハーネスレールと前記余長収容ケースとを別体とすると、ハーネスレールの成形樹脂を余長収容ケースの成形樹脂よりも剛性を高めることができ、用途に応じた樹脂材を用いて形成することができる。かつ、ハーネスレールの設置位置はシートレールの側面に沿った位置に固定されるが、余長収容ケースは水平姿勢、垂直姿勢、傾斜姿勢等と設置場所に応じて任意の姿勢で設置することができる。
前記スライダはスライドシートのシート脚部に連結することが好ましい。
このように、車室床材となるモールの下方で且つフロアパネルの上方の空間に配置して、室内側からの負荷を直接にうけないようにしている。
前記モールは樹脂成形品でレールとカーペットの隙間を隠す化粧材である。カーペット積層材と車両の最下面の金属板からなるフロアパネルとの間に空間があり、該空間に振動吸収材、遮熱材、遮音材等が充填され、車室に伝わる振動、騒音、熱を吸収して車室内は快適空間に保持されている。前記シートレールはフロアパネルの上面に搭載した支持材の上面に固定して敷設され、スライドシートの車輪をスライド自在に嵌合する凹部が前記モールに設けた開口に露出されている。前記ハーネスレールはボックス状のハーネス挿通部は前記モールとフロアパネルとの間の空間に収容して、ハーネス挿通部の上面から突出するスライダ摺動部の上面開口を前記シートレールの凹部表面と同一面に位置させている。
前記プロテクタは、帯状の平板に長さ方向に延在すると共に幅方向に間隔をあけて設けた複数本の折曲ラインを折り曲げて筒状とすると共に、長さ方向に間隔をあけて幅方向に切り込みを入れて一辺を連続させると共に他辺を分離し、一方側には屈曲するが他方側には屈曲しない状態で連結している。
前記四角筒状のキャタピラ型のプロテクタは、帯状の平板に長さ方向に延在する4本の折曲ラインを幅方向の中間部に間隔をあけて設け、かつ、該幅方向の両側縁の一方側に係止突片を突設すると共に他方側に前記係止突片を挿入係止する係止穴を設け、前記折曲ラインに沿って折り曲げて四角筒形状とすると共に係止突片を係止穴に挿入係止して四角筒状を保持し、さらに、前記4本の折曲ラインを結ぶ幅方向の切込ラインを長さ方向に間隔をあけて設けて四角筒の3辺を分離して折り曲げ自在に連結された形状としていることが好ましい。
また、ハーネスレールはシートレールの側面に沿って前後方向へ延在させ、該ハーネスレールの前端に前記余長収容ケースの直線部を連続して配置し、ハーネスレールから余長収容ケース内にワイヤハーネスを直線状に保持したままでスムーズに引き込むことができる。
図1乃至図6に本発明の第1実施形態を示す。
図1に示すように、自動車に搭載する助手席側のスライドシート1に装着した電装品(図示せず)に給電するために、フロアパネル2からスライドシート1へワイヤハーネス5(以下、シートハーネス5と称す)を配線している。
なお、図8に示すようにハーネスレール7と余長収容ケース8とは別体で形成し、ハーネスレール7の前端に余長収容ケース8の後端の一側部を当接させて連結してもよい。
スライドシート1の前後方向のスライドに連動して、ハーネスレール7のスライダ摺動部7bに嵌合したスライダ9が、シートレール6の上壁6fに沿って前後移動する。該スライダ9に連結したシートハーネス5に外装しているプロテクタ30がハーネスレール7のハーネス挿通部7a内を前後移動し、該前後移動に応じて余長収容ケース8内にシートハーネス5が出入する。これにより、スライドシート1のスライド動作にシートハーネス5を滑らかに追従させている。
該余長収容ケース8Bは、ハーネスレール7の前端に直線挿通部80を連続させ、該直線挿通部の前端に前端湾曲部81を設け、該前端湾曲部81と後端湾曲部82を備えた長円状部を前記直線挿通部80の側部に設けている。該長円状部に外側直線挿通部83、内側直線挿通部84を設け、内側直線挿通部84の前端にワイヤハーネス引出口85を設けている。前記構成とすることで、余長収容ケース8B内でのワイヤハーネスの収容寸法を大とし余長吸収量を増大させている。他の構成は前記第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
2 フロアパネル
3 シート脚部
5 ワイヤハーネス(シートハーネス)
6 シートレール
7 ハーネスレール
7a ハーネス挿通部
7b スライダ摺動部
8 余長収容ケース
8d、8e 開口
9 スライダ
10A〜10C モール
30 キャタピラ型のプロテクタ
Claims (5)
- スライドシートのシートレールの側面に隣接して前後方向に延在する1本の直線状のハーネスレールと、前記ハーネスレールの前端に連続させていると共に前記シートレールの前端を越えない位置に配置する余長収容ケースを備え、
前記余長収容ケースは前端を円弧状とし、前記ハーネスレールから該余長収容ケースに直線状に挿通するワイヤハーネスを前端で湾曲させて後方向きにターンさせるようにし、
かつ、前記スライドシートに連結して前記ハーネスレール内を摺動自在に嵌合するスライダを設け、前記ハーネスレールを挿通する前記ワイヤハーネスを前記スライダに通して前記スライドシートに配線する構成としていることを特徴とするスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。 - 前記ハーネスレールの前端に連続させる前記余長収容ケースは前端側で湾曲させたU形状とし、前記ハーネスレールと余長収容ケースとを組み合わせた全体形状をJ字状とし、ワイヤハーネスを前端側で後方へとターンさせ、後端に設けた開口から引き出す形状とし、
あるいは前記ハーネスレールの前端に連続させる前記余長収容ケースは前端側で湾曲させると共に後端側も湾曲させた略長円形状とし、ワイヤハーネスを前端側で後方へとターンさせた後に後端側で再度ターンさせて、前方に設けた開口から引き出す構成としている請求項1に記載のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。 - 前記ハーネスレールと前記余長収容ケースを一体成形し、または別体として前記ハーネスレールの前端のハーネス挿通口と前記余長収容ケースの一側開口とを連続している請求項1または請求項2に記載のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。
- 前記ハーネスレールは、前記シートレールの側壁外面に沿って延在させる断面ボックス状のハーネス挿通部と、該ハーネス挿通部の上面の一側に連通させて突設するスライダ摺動部とを備えた形状であり、該スライダ摺動部の上面開口からスライダ摺動部に嵌合するスライダを突出させ、該スライダを前記スライドシートのシート脚部に連結している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。
- 前記ハーネスレールのハーネス挿通部および前記余長収容ケース内に挿通するワイヤハーネスにはキャタピラ型のプロテクタを外装しており、
前記プロテクタは、帯状の平板に長さ方向に延在すると共に幅方向に間隔をあけて設けた複数本の折曲ラインを折り曲げて筒状とすると共に、長さ方向に間隔をあけて幅方向に切り込みを入れて一辺を連続させると共に他辺を分離し、一方側には屈曲するが他方側には屈曲しない状態で連結している請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。
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JP2011244609A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス収容装置及びそれを備えた給電装置 |
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