JP2014184396A - 水処理装置および水処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
下水処理に要する動力を低減して、水処理に要するコストを低減しながら、流入する非処理水の水質変動や流量変動に対して、より安定的な窒素除去を可能にする。
【解決手段】
水処理装置では、原水が流入する第1好気槽1と、無酸素槽2と、第2好気槽3と、最終沈殿池4とが直列に接続されている。第1好気槽内を風量制御可能な第1曝気手段5が曝気し、第2好気槽内を第2曝気手段7が曝気する。第2好気槽の流出水を無酸素槽及び第1好気槽に戻すことなく最終沈殿池に導く。原水の有機物濃度を有機物濃度計測手段10が計測し、原水の窒素濃度を窒素濃度計測手段11が計測する。有機物濃度計測手段及び窒素濃度計測手段が検出した原水の有機物濃度および原水の窒素濃度から、消化率設定手段が最適硝化率を演算する。硝化率設定手段の演算結果に応じて、第1曝気制御手段14が第1曝気手段の風量を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、活性汚泥を用いて生物処理する水処理プロセスを利用した水処理装置および水処理方法に関する。
従来の下水処理の例が、特許文献1に記載されている。この公報には、下水処理場から流出する処理水の窒素およびリンの水質を常に良好に維持するために、下水処理場に流入する流入水の窒素成分と有機物成分との比であるC/N比を用いて、下水処理場における循環流量、変装流量、曝気風量、炭素源注入量、余剰汚泥流量、返流水流量、初沈バイパス弁のうちの少なくとも一つを制御することが開示されている。
また、特許文献2には、好気槽内のアンモニア性窒素濃度を計測し、設定値との偏差に応じて曝気風量を調整する制御方式が開示されており、特許文献3には、無酸素槽での脱窒速度に応じて有機物源を添加する制御方式が開示されている。
特開2003−200190号公報 特開2012−66231号公報 特開2001−170685号公報
上記特許文献1に記載の下水処理場水質制御装置では、嫌気−無酸素−好気法を用いているので、無酸素槽が好気槽の前段に設置されている。この配置により、他の好気性従属栄養菌に先行して脱窒菌は有機物を摂取でき、脱窒性能の確保が期待できる。しかしながら、後段の好気槽から無酸素槽へNO−Nを多く含んだ硝化液を循環させる必要があり、この好気槽から無酸素槽への返流に多大な動力を必要とする。また、原水水質や好気槽内のアンモニア性窒素濃度に応じて、好気槽に設けた曝気手段の風量を制御しているが、この好気槽での曝気手段の風量制御は好気槽での硝化性能維持のためであり、硝化液が流入する無酸素槽での脱窒性能は必ずしも保障されない、という不具合がある。
この状況は特許文献2に記載の水処理システムでも同じであり、また特許文献3に記載の窒素含有排水処理装置では、有機物添加により脱窒性能維持を図っているために、処理コストの増加を招く恐れがある。
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は下水処理を含む水処理において、水処理に要する動力を低減して水処理に要するコストを低減しながら、流入する被処理水の水質変動や流量変動に対して、より安定的な窒素除去を可能にする。
上記課題を解決するために本発明は、少なくとも、原水が流入する第1好気槽と、前記第1好気槽からの流出水を処理する無酸素槽と、前記無酸素槽からの流出水を処理する第2好気槽と、前記第2好気槽の流出水を沈殿する最終沈殿池と、前記第1好気槽内を曝気し風量制御可能な第1曝気手段と、前記第2好気槽内を曝気する第2曝気手段とを備え、前記第2好気槽の流出水を前記無酸素槽及び前記第1好気槽に戻すことなく前記最終沈殿池に導き、原水の有機物濃度を計測する有機物濃度計測手段と、原水の窒素濃度を計測する窒素濃度計測手段とを前記第1好気槽の上流側であって原水の流入する部分に設け、前記有機物濃度計測手段及び前記窒素濃度計測手段が検出した原水の有機物濃度および原水の窒素濃度から最適硝化率を演算する硝化率設定手段と、この硝化率設定手段の演算結果に応じて前記第1曝気手段の風量を制御する第1曝気制御手段を設けたことを特徴とする。
また本発明は、原水が流入する第1好気槽と前記第1好気槽からの流出水を処理する無酸素槽と前記無酸素槽からの流出水を処理する第2好気槽と前記第2好気槽の流出水を沈殿する最終沈殿池とが直列接続された水処理装置の水処理方法は、前記第1好気槽内の上流側に設けた原水の有機物濃度を計測する有機物濃度計測手段と、原水の窒素濃度を計測する窒素濃度計測手段の検出値を用いて前記第1好気槽内の硝化率を硝化率設定手段が演算および設定するステップと、前記硝化率設定手段の設定値が入力されこの入力に応じて第1曝気制御手段が前記第1好気槽内に設けた第1曝気手段の風量を制御するステップと、前記第2好気槽内を第2曝気手段が曝気するステップとを有し、前記第2好気槽の流出水を前記無酸素槽及び前記第1好気槽に戻すことなく前記最終沈殿池に導いたことを特徴とする。
本発明によれば、下水処理を含む水処理において、無酸素槽の上流側及び下流側に好気槽を配置して下流側の好気槽から上流側の無酸素槽への返流回路を不要とし、少なくとも上流側の好気槽の曝気手段の風量を可変とした。これにより、水処理における動力を低下でき、水処理コストを低減できる。また、流入する被処理水の水質変動や流量変動に対して、より安定的に窒素除去が可能になる。
本発明に係る水処理装置の一実施例の構成を示すブロック図である。 図1に示した水処理装置が備える第1ブロワの風量制御のフローチャートである。 硝化率と脱窒率の関係を説明する図である。 硝化率と窒素除去率の関係を説明する図である。 図1に示した水処理装置の変形例の構成を示すブロック図である。 図1に示した水処理装置の他の変形例の構成を示すブロック図である。 本発明に係る水処理装置の他の実施例の構成を示すブロック図である。 図7に示した水処理装置が備える第1、第2ブロワの風量制御のフローチャートである。
下水処理場をはじめとする水処理プラントで、有機物除去を対象として用いる標準活性汚泥法では、好気状態において好気性従属栄養菌が有機物を摂取して、有機物を除去している。また、処理水質をさらに向上させるために、有機物に加えて窒素やリンを除去する高度処理も用いられる。これらの下水処理方法においては、生物学的窒素除去を、好気槽での硝化と無酸素槽での脱窒で実現している。
つまり、硝化工程を好気状態で実行し、硝化菌により下水中のアンモニア性窒素(NH-N)を硝酸性窒素(NO-N)に酸化する。一方、脱窒工程を無酸素状態で実行し、脱窒菌によりNO-NをNガスへ還元する。Nガスは大気中へ放出されるので、液相中から窒素は除去される。
具体的な窒素除去方法としては、硝化内生脱窒法や嫌気−硝化・内生脱窒法(AOAO法)のように、無酸素槽を好気槽の後段に設置して実施する方法がある。これらの方法では、第1好気槽の前に燐を除去するための嫌気槽を含む場合と含まない場合があるが、第1好気槽−無酸素槽−第2好気槽の順に反応槽を設置し、第1好気槽において硝化したNO-Nを、続く無酸素槽において脱窒する。これらの方法は、硝化液の循環が不要であり、動力を低減できる。
このように無酸素槽の上流側及び下流側に好気槽を配置した本発明に係る水処理装置のいくつかの実施例及びその変形例を、以下、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る水処理装置Saの一実施例の構成を示すブロック図である。水処理装置Saでは、硝化内生脱窒法を用いた水処理で、活性汚泥を利用して有機物と窒素を除去している。水処理装置Saは、主な構成要素として、第1好気槽1および無酸素槽2、第2好気槽3、最終沈殿池4を有している。
第1好気槽1は、第1好気槽1内に散気する第1散気部5と、この第1散気部5に空気を供給する曝気手段としての第1ブロワ6を有している。この第1好気槽1には、被処理水である下水100と、最終沈殿池4からの返送汚泥102が流入する。
第1好気槽1の下流側には、無酸素槽2が設置されており、第1好気槽1からオーバーフローして流出した流出水が第1好気槽1と無酸素槽2を連結する流出水流路21から無酸素槽2に流入する。無酸素槽2の下流側には、第2好気槽3が設置されており、無酸素槽2からオーバーフローして流出した流出水が、無酸素槽2と第2好気槽3を連結する流出水流路22から第2好気槽3に流入する。第2好気槽3は、第2好気槽3内に散気する第2散気部7と第2散気部7に空気を供給する曝気手段としての第2ブロワ8を有している。
第2好気槽3の下流側には、第2好気槽3からオーバーフローした流出水が流出水流路23を経て流入する最終沈殿池4が設置されている。最終沈殿池4と第1好気槽1とが流路800により連通している。流路800の途中には、最終沈殿池4で発生した返送汚泥102を第1好気槽1に返送するための返送ポンプ9が配置されている。
このように構成した下水処理装置Saでは、流入する下水100の水質および処理途中の下水の水質を監視するために、種々の計測手段が設けられている。つまり、第1好気槽1の上流側には、下水100に含まれる有機物の濃度を計測するために有機物濃度計10、および下水100に含まれる窒素の濃度を計測するために第1窒素濃度計11を、それぞれ設置している。また第1好気槽1には、第1好気槽1における硝化進行度を評価するために、酸化還元電位計(ORP計)12を設置している。
有機物濃度計10と第1窒素濃度計11は、硝化進行度を設定する硝化率設定部13に接続されている。硝化率設定部13では、有機物濃度計10と第1窒素濃度計11が計測した下水100の有機物濃度と窒素濃度とから、第1好気槽1での最適な硝化率を演算し、設定する。硝化率設定部13とORP計12は、第1曝気制御手段14に接続されている。第1曝気制御手段14は、ORP計12が計測した第1好気槽1の硝化率が、硝化率設定部13で設定した設定値を満たすように、第1ブロワ6の曝気風量を制御する。
このように構成した下水処理装置Saでは、硝化内生脱窒法を用いて、以下のように下水処理が実行される。初めに、下水100が第1好気槽1に流入する。第1好気槽1では、下水100中のNH-Nが、活性汚泥中の硝化菌によりNO-Nへと硝化される。それとともに、第1好気槽1では、下水100中の有機物が、活性汚泥中の好気性従属栄養菌により除去される。
次いで、第1好気槽1からオーバーフローして無酸素槽2に流出した流出水から、無酸素槽2において、NO-Nが脱窒菌により脱窒される。無酸素槽2からオーバーフローして第2好気槽3に流出した流出水は、第2好気槽3において、第2ブロワから発生した気泡により曝気されて、窒素気泡が除去される。第2好気槽3において窒素気泡が大気に開放されることから、最終沈殿池4に流出する流出水中の活性汚泥には窒素気泡がほとんど付着していない状況となる。
したがって、最終沈殿池4で窒素気泡とともに活性汚泥が浮上するというトラブルを抑制できる。最終沈殿池4では、第2好気槽3からもたらされた活性汚泥が固液分離される。固液分離して発生する上澄み液は、処理水101として系外に排出される。一方、最終沈殿池4で分離された活性汚泥は、返送ポンプ9により返送汚泥102として、第1好気槽1へ返送される。
ところで、これ迄の硝化内生脱窒法においては、第1ブロワを、定風量運転するか、下水の流入水量に対して第1ブロアの風量の比を一定とする流量比一定運転するか、第1好気槽内に残存するアンモニア性窒素の濃度に応じて風量制御運転するか、していた。これにより、第1ブロワの風量を多くして、硝化と共に有機物の除去を促進していた。
ただし、下水100に含まれる有機物の濃度が低くなると、無酸素槽2では有機物量が不足し、脱窒が十分には進行せず、脱窒性能が低下することになる。これに対して、第1ブロワの風量が少ないと、第1好気槽での有機物の除去が抑制される。その結果、下流の無酸素槽では、有機物量は確保されるが、第1好気槽では硝化が制限され、窒素除去性能が低下する。
そこで本実施例では、下水100に含まれる有機物の濃度と窒素の濃度とから、無酸素槽2における脱窒量が最も多くなるように、第1好気槽1内における硝化率を設定する。そして、硝化率の設定値に応じて、第1ブロワ6の風量を制御する。
図2は、第1ブロワ6の風量制御のフローチャートである。第1ブロワ6を制御する第1曝気制御手段14を用いた上記第1ブロワ6の風量制御を、このフローチャートを用いて詳細に説明する。
初めに、ステップS101において、流入する下水100の量またはこの下水処理装置Saの容量に応じて、第1ブロワ6の風量(q)の初期値(デフォルト値)を決定する。次にステップS102において、第1好気槽1の上流側に設けた有機物濃度計10が流入する下水100の有機物濃度(CCiN)を、同じく第1好気槽1の上流側に設けた窒素濃度計11が流入する下水100の窒素濃度(CNiN)を検出する。検出した有機物濃度(CCiN)および窒素濃度(CNiN)は、硝化率設定部13に入力される。
ステップS103では、硝化率設定部13が、入力された下水100の有機物濃度(CCiN)と窒素濃度(CNiN)とから、第1好気槽1で実際に硝化させるべき硝化率(RN−0) を設定する。ここで、硝化率(R)は、第1好気槽1中のNH-N濃度(CNH4)およびNO-N濃度(CNO3)の合計量に占めるNO-N濃度(CNO3)の割合であり、式(1)で表わされる。
Figure 2014184396
なお、第1好気槽1での硝化率の設定値(RN−0)の一例を、式(2)に示す。
Figure 2014184396
ここで、式(2)中の変数および定数の内容は、次のとおりである。
a:第1好気槽1での硝化量に対する有機物除去量、
:脱窒量当たりの有機物消費量。
式(2)から、硝化率の設定値(RN−0)は定数aに反比例し、下水100の有機物濃度と窒素濃度の比(C/N比)に正比例する。つまり、硝化菌の割合が高い場合や下水100の有機物濃度が高い場合には、硝化率の設定値(RN−0)を大きくする。一方、硝化菌の割合が低い場合や下水100の有機物濃度が低い場合には、硝化率の設定値(RN−0)を小さくする。
なお、式(2)で表わされる硝化率の設定値(RN−0)は、下水100に含まれる有機物の全てが、次の2つの工程で消費し尽くされると仮定した場合の値である。すなわち、一部が、第1好気槽1において好気性従属栄養菌により消費され、残りが、無酸素槽2において脱窒菌により脱窒時に消費される、と仮定した場合である。この硝化率の設定値(RN−0)を、実際の下水処理において、有機物および窒素成分の挙動を予め求め、その結果に基づいて修正するようにしてもよい。
ステップS104で、第1好気槽1に設けた第1ブロワ6の風量を制御する第1曝気制御手段14が、ORP計12が検出した第1好気槽1内の被処理水のORPの検出値を取り込む。次に、ステップS105において、ORP計12が検出した第1好気槽1内の被処理水のORP値から第1好気槽1内の硝化率(R)を算出する。第1好気槽1内の硝化率(R)は、以下の式(3)により算出される。
Figure 2014184396
次に、ステップS106において第1好気槽1における硝化率の設定値(RN-0)とORP計12の検出値から算出した硝化率の算出値(R)を比較する。比較した結果に応じて、第1曝気制御手段14が第1ブロワ6の風量を制御する。
具体的には、第1好気槽1での硝化率の設定値(RN-0)と算出値(R)の差が許容範囲δ以内であれば、第1ブロワ6の風量を現状のままとして変更しない。一方、第1好気槽1内の硝化率の設定値(RN-0)と算出値(R)の差が許容範囲δよりも大きければ、第1ブロワ6の風量を減少(設定値(RN-0)<算出値(R)の場合)、もしくは第1ブロワ6の風量を増加(設定値(RN-0)>算出値(R)の場合)させる。第1ブロワ6の風量(q)の変化量(Δq)の算出式を式(4)に示す。
Figure 2014184396
以上説明した第1ブロワ6の風量制御により、硝化内生脱窒法を用いた窒素除去において、窒素除去性能を維持できる。すなわち、下水100の有機物濃度が高い場合は、第1好気槽1で硝化および有機物除去を促進しても、無酸素槽2で脱窒菌が利用可能な有機物が多く残っているので、第1好気槽1での硝化率の設定値(RN-0)を高く設定する。これに対して、下水100の有機物濃度が低い場合は、第1好気槽1で有機物を多量に消費すると、無酸素槽2で脱窒菌が利用可能な有機物の残存量が低下するので、第1好気槽1での硝化率の設定値(RN-0)を低く設定し、第1ブロワ6の風量を抑制する。
図3に、脱窒率(R)と硝化率(R)との関係をグラフで示す。この図3は、AOAO法を用いた下水処理方法において、第1好気槽1内の硝化率(R)と、無酸素槽2内の脱窒率(R)との関係を、本発明者らが実験的に調べた結果である。硝化率(R)の上昇に伴い、脱窒率(R)が低下することが確認された。
ここで、脱窒率(R)は、無酸素槽2へ流入する流入水の全窒素濃度(TNiN)と、無酸素槽2から流出する流出水の全窒素濃度(TNOut)とから算出される。その算出式を式(5)に示す。
Figure 2014184396
図4に、硝化率(R)とこの下水処理系全体の窒素除去率の関係について、本発明者らが実験的に調べた結果を、グラフで示す。図3に示したのと同じ実験手段を用いた場合である。この図4では、窒素除去率が硝化率(R)に対して、R=0.7近傍で極大値を有している。したがって、この実験の場合には、第1好気槽1における硝化率(R)がほぼ0.7になるように、第1好気槽1に設けた第1ブロワ6の風量を制御すればよいことが分かる。
これにより、第1、第2好気槽間に無酸素槽を有する一般の下水処理装置においても、第1好気槽における硝化率を特定の値に制御することにより、下水処理装置全体での窒素除去率を最大にできることが分かった。なお、この特定の値は一般的には、100%ではないので、第1ブロワを過大な風量で動作させる必要がなく、第1ブロワの消費動力を従来よりも低減できる。
上記実施例では、下水100の有機物濃度を有機物濃度計10により計測した。有機物濃度計10としては、吸光光度計(UV計)や全有機炭素計、BOD計、COD計など、有機物濃度を直接または間接的に算出できるものであれば良い。同様に、下水100の窒素濃度を、第1窒素濃度計11により計測し。第1窒素濃度計11としては、全窒素濃度計やアンモニア性窒素濃度計など、窒素濃度を算出できるものであれば良い。
さらには、有機物濃度計10または第1窒素濃度計11を設けず、下水100の有機物濃度(CCiN)もしくは窒素濃度(CNiN)の変動を記録したデータベースに基づき、下水100の有機物濃度(CCiN)もしくは窒素濃度(CNiN)の最大値を推定して用いても良い。
上記実施例では、第1好気槽1の硝化率をORP計12の検出値から算出したが、ORP計12の代わりに全窒素濃度計やアンモニア性窒素濃度計、硝酸性窒素濃度計を用いて、硝化率を算出しても良い。
図5に、上記実施例の変形例である下水処理装置Sbの構成図を、ブロック図で示す。上記実施例では、下水100の水質から第1ブロワ6の風量を制御するフィードフォワード式の制御を用いている。これに対して本変形例では、下水処理装置Sbが備える無酸素槽2内もしくは無酸素槽2の下流側に、第2窒素濃度計15を設置し、第2窒素濃度計15の計測値(CNout)に基づいて第1ブロワ6の風量を制御するフィードバック式の制御を追加している。フィードバック回路を設けたので、よりきめ細かな第1ブロワの風量制御が可能になり、下水処理装置Sbの運転コストをより低減できる。
図6に、上記実施例の他の変形例である下水処理装置Scの構成図を、ブロック図で示す。上記実施例では、下水100は初めに第1好気槽1に流入していた。本変形例では、第1好気槽1の上流側に嫌気槽16を設置し、嫌気・硝化内生脱窒法(AOAO法)を用いた下水処理装置Scとなっている。
ここで、嫌気槽16は、活性汚泥中のリン除去細菌がエネルギー源である有機物を摂取するために設けられている。リン除去細菌は、摂取した有機物を用いて下流側に配置された第1好気槽1および無酸素槽2、第2好気槽3内で、下水100からリンを摂取する。そのため、硝化内生脱窒法に嫌気槽16を追加すれば、リンをも除去できる。
AOAO法を用いた本変形例における第1ブロワ6の運転制御方法は、硝化内生脱窒法を用いた上記実施例1における第1ブロワ6の運転制御方法と同一である。しかしながら、硝化内生脱窒法を用いた下水処理装置Saでは、有機物濃度計10と第1窒素濃度計11とを、第1好気槽1の上流側に設置して下水100の水質を計測していた。本変形例の下水処理装置Scでは、第1好気槽1の上流側に加えて、嫌気槽16内もしくは嫌気槽16と第1好気槽1とを連通する流路20中に、有機物濃度計10と第1窒素濃度計11とを設置することも可能である。
本変形例によれば、上記実施例と同様に、第1好気槽における有機物の消費を制御して第1好気槽における硝化率を特定値にし、下水処理装置Scの全体の窒素除去率を極大化することが可能になり、第1ブロワの消費動力を低減できる。さらに、下水に含まれるリンをも除去できる。
図7に、本発明に係る下水処理装置の他の実施例の構成をブロック図で示す。本実施例に示す下水処理装置Sdは、図1に示した実施例1の下水処理装置Saの構成に加え、第2ブロワ8の風量を制御する第2曝気制御手段17を有している。下水処理装置Sdの全体の窒素除去率を向上させるために、図4に示すように第1好気槽1において硝化を制限すると、第1好気槽1で硝化されなかったNH-Nを第2好気槽3において硝化する必要が生じる。そこで、本実施例では、第1好気槽1内の流入水の硝化率に応じて、第2ブロワ8の風量を制御している。
図8に、第1、第2ブロワ8の風量制御のフローチャートを示す。なお、このフローチャートにおいて、図2に示した実施例1のフローチャートの各ステップと同一内容は、同一ステップ番号を付している。図8から分かるように、第1ブロワ6の制御は、実施例1の場合と同じである。したがって、以下の記載では、主として第2曝気制御手段17による第2ブロワ8の風量の制御フローについて説明する。
ステップS103において第1好気槽1の硝化率の設定値(RN-0)を設定する。ステップS104〜S208において、実施例1と同様に、硝化率の設定値(RN-0)を満足するよう第1ブロワ6の風量を制御する。
ステップS209において、硝化率の設定値(RN-0)および下水100の窒素濃度(CNiN)の検出値を用いて、第1好気槽1から流出する流出水のアンモニア性窒素濃度(CNH4)を算出する。式(6)に、アンモニア性窒素濃度(CNH4)の算出式を示す。
Figure 2014184396
次にステップS210において、ステップS209で算出した、第1好気槽1から流出する流出水のアンモニア性窒素濃度(CNH4)に基づいて、第2曝気制御手段17が第2ブロワ8の風量(q)を算出する。第2ブロワ8の風量(q)の算出式の例を、式(7)に示す。
Figure 2014184396
第2ブロアの風量制御方法の例としては、例えば、以下の方法がある。予め第2好気槽3から流出する流出水や処理水中に残存するアンモニア性窒素濃度の目標値を設定する。設定した目標値と第1好気槽1から実際に流出する流出水のアンモニア性窒素濃度(CNH4)との差をとる。この差分は、第2好気槽3内で実行されるべき硝化反応量である。硝化反応は、NH +2O→NO +HO+2H(NH−N→NO−N)であるから、アンモニア性窒素濃度(CNH4)が予め知られていれば、硝化反応に必要な酸素量を事前に決定でき、硝化反応に必要な酸素量として、第2ブロワ8の風量に決定する。ここで第2好気槽3から流出する流出水や処理水中の残存アンモニア性窒素濃度の目標値は、第2好気槽3から最終沈殿池4を経由して処理水として流出可能な値であり、許容限界値に余裕係数を掛けた値である。
他の方法としては、第1好気槽1の硝化率の設定値(RN−0)を用いる方法や、第1好気槽1から流出する流出水中のアンモニア性窒素濃度(CNH4)に対応する第2ブロアの風量を予め定めておく方法、等を用いることができる。
本実施例によれば、第1ブロワ6の風量を制限して第1好気槽1における硝化を抑制した場合であっても、第2ブロワ8の風量を制御しているので、第2好気槽内に流入する流入水に残存するNH-Nを、適切に硝化することができる。これにより、実施例1に比べ、さらにNH-N成分を低減でき、後処理等をすることなく、河川等へ処理水を排水することが可能になる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲は添付した特許請求の範囲により示されており、特許請求の範囲の中に入るすべての変形例は本発明に含まれるものである。
1…第1好気槽、2…無酸素槽、3…第2好気槽、4…最終沈殿池、5…第1散気部、6…第1ブロワ(曝気手段)、7…第2散気部、8…第2ブロワ(曝気手段)、9…返送ポンプ、10…有機物濃度計、11…窒素濃度計、12…ORP計(硝化率検出手段)、13…硝化率設定部(硝化率設定手段)、14…第1曝気制御手段、15…第2窒素濃度計、16…嫌気槽、17…第2曝気制御手段、20…流路、21〜23…流出水流路、100…下水、101…処理水、102…返送汚泥、800…返送汚泥の移送流路、Sa〜Sd…水処理装置。

Claims (9)

  1. 少なくとも、原水が流入する第1好気槽と、前記第1好気槽からの流出水を処理する無酸素槽と、前記無酸素槽からの流出水を処理する第2好気槽と、前記第2好気槽の流出水を沈殿する最終沈殿池と、前記第1好気槽内を曝気し風量制御可能な第1曝気手段と、前記第2好気槽内を曝気する第2曝気手段とを備え、前記第2好気槽の流出水を前記無酸素槽及び前記第1好気槽に戻すことなく前記最終沈殿池に導き、原水の有機物濃度を計測する有機物濃度計測手段と、原水の窒素濃度を計測する窒素濃度計測手段とを前記第1好気槽の上流側であって原水の流入する部分に設け、前記有機物濃度計測手段及び前記窒素濃度計測手段が検出した原水の有機物濃度および原水の窒素濃度から最適硝化率を演算する硝化率設定手段と、この硝化率設定手段の演算結果に応じて前記第1曝気手段の風量を制御する第1曝気制御手段を設けたことを特徴とする水処理装置。
  2. 前記硝化率設定手段は、この水処理装置で除去される窒素量が最大になるように、前記第1好気槽における硝化率及び有機物の消費量を設定し、この設定された硝化率及び有機物の消費量に応じた風量を前記第1曝気制御手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
  3. 前記第1好気槽に、この第1好気槽内の硝化率を検出する硝化率検出手段を設け、この硝化率検出手段は、アンモニア性窒素濃度計、硝酸性窒素濃度計、酸化還元電位計(ORP計)の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の水処理装置。
  4. 前記第2好気槽に設けた第2曝気手段は風量制御可能な曝気手段であり、この第2曝気手段の風量を制御する第2曝気制御手段を設け、前記第1好気槽に設けた前記硝化率検出手段が検出した硝化率に応じて、前記第2曝気制御手段が前記第2好気槽に設けた第2曝気手段の風量を制御することを特徴とする請求項3に記載の水処理装置。
  5. 前記第1好気槽の上流に原水を導く嫌気槽を設け、この嫌気槽からの流出水を前記第1好気槽に導き、リン除去も行うことを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
  6. 前記無酸素槽から流出する流出水の窒素濃度を検出する第2窒素濃度計を設け、前記第2窒素濃度計の検出値に応じて、前記第1曝気制御手段が前記第1好気槽に設けた前記第1曝気手段の曝気風量を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の水処理装置。
  7. 原水が流入する第1好気槽と前記第1好気槽からの流出水を処理する無酸素槽と前記無酸素槽からの流出水を処理する第2好気槽と前記第2好気槽の流出水を沈殿する最終沈殿池とが直列接続された水処理装置の水処理方法は、前記第1好気槽内の上流側に設けた原水の有機物濃度を計測する有機物濃度計測手段と、原水の窒素濃度を計測する窒素濃度計測手段の検出値を用いて前記第1好気槽内の硝化率を硝化率設定手段が演算および設定するステップと、前記硝化率設定手段の設定値が入力されこの入力に応じて第1曝気制御手段が前記第1好気槽内に設けた第1曝気手段の風量を制御するステップと、前記第2好気槽内を第2曝気手段が曝気するステップとを有し、前記第2好気槽の流出水を前記無酸素槽及び前記第1好気槽に戻すことなく前記最終沈殿池に導いたことを特徴とする水処理方法。
  8. 前記硝化率設定手段が前記第1好気槽内の硝化率を設定するステップは、この水処理装置で除去される窒素量が最大になるように、前記第1好気槽における硝化量及び有機物の消費量を設定し、この設定された硝化率及び有機物の消費量に応じた風量を前記第1曝気制御手段に出力するステップであることを特徴とする請求項7に記載の水処理方法。
  9. 前記第1好気槽における硝化率の設定値または検出値から前記第2好気槽における残存アンモニア濃度を第2曝気制御手段が算出し、この残存アンモニア濃度となるよう前記第2曝気手段を前記第2曝気制御手段が制御するステップを含むことを特徴とする請求項7に記載の水処理方法。
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