JP2014182901A - カードエッジコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】接触信頼性の向上を図る。
【解決手段】カードエッジコネクタCは、回路基板Pを挿入させる基板収容空間11を有するハウジング10と、ハウジング10内に取り付けた複数の端子金具20と、端子金具20に設けられて基板収容空間11の回路基板Pに接触可能な接点部30と、接点部30に対し回路基板Pに弾性接触させるための押圧力を付与する付勢形態と、接点部30に対する押圧力の付与を解除する解除形態との間で変位可能な可動片40と、ハウジング10における抜止め位置に組み付けられることで、端子金具20に対し抜止め状態に係止するリテーナ50と、リテーナ50に形成され、リテーナ50を抜止め位置へ変位させる過程で可動片40を解除形態から付勢形態へ変位させる作動部51とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、カードエッジコネクタに関するものである。
特許文献1には、基板収容空間(特許文献1における基板受け入れ空洞部)を有するハウジングと、ハウジング内に収容され基板収容空間を挟んで対向するように配置された複数の端子金具とを備えたカードエッジコネクタが開示されている。このカードエッジコネクタは、基板収容空間に挿入された回路基板に対し、複数の端子金具に設けた弾性片が弾性変形した状態で当接するようになっている。端子金具と回路基板との間では、弾性片の弾性的な当接作用によって所定の接触圧が確保される。また、弾性片が弾性変形することにより、ハウジング、端子金具、及び回路基板の寸法公差が吸収される。したがって、弾性片が弾性変形した状態で回路基板に当接する構造は、端子金具と回路基板との接触信頼性確保のために必要である。
特開2010−108620号公報
しかし、弾性片が弾性変形した状態で回路基板に当接する構造は、回路基板を基板収容空間に挿入する接続作業の過程で、回路基板の挿入方向先端の角縁部が、弾性片に突き当たったり、弾性片と強く擦れ合うことを意味する。このような突き当たりや擦れ合いは、弾性片が不正な変形を生じたり、弾性片の接点部のメッキが剥がれたり、回路基板の角縁部の一部が削れてその削り屑が弾性片と回路基板との間に噛み込んだりする原因となり、ひいては、接触不良を起こすことが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、接触信頼性の向上を図ることを目的とする。
本発明のカードエッジコネクタは、
回路基板を挿入させるための基板収容空間を有するハウジングと、
前記ハウジング内に取り付けられた複数の端子金具と、
前記端子金具に設けられ、前記基板収容空間に挿入された前記回路基板に接触可能な接点部とを備えたものであって、
前記接点部に対し前記回路基板に弾性接触させるための押圧力を付与する付勢形態と、前記接点部に対する押圧力の付与を解除する解除形態との間で変位可能な可動片と、
前記ハウジングにおける抜止め位置に組み付けられることで、前記端子金具に対し抜止め状態に係止するリテーナと、
前記リテーナに形成され、前記リテーナを前記抜止め位置へ変位させる過程で前記可動片を前記解除形態から前記付勢形態へ変位させる作動部とを備えているところに特徴を有する。
この構成によれば、基板収容空間に回路基板を挿入する際には、可動片を解除形態とし、リテーナは、作動部を可動片に接触させない状態にしておく。この状態では、接点部が、回路基板に弾性接触するための押圧力を受けないので、回路基板の挿入過程では、接点部は回路基板との接触が回避され、又は、接点部は回路基板との当接により回路基板の挿入経路から退避する方向へ変位する。したがって、回路基板の挿入方向先端の角縁部が、接点部に強く突き当たったり、接点部と強く擦れ合う虞がない。これにより、接点部の不正な変形や、接点部のメッキ剥がれや、回路基板の削り屑の噛み込み等が防止されるので、接点部と回路基板との間の接触信頼性が高い。また、回路基板を基板収容空間に挿入する際には、接点部と回路基板との摺動摩擦を低減又は摺動摩擦の発生を回避できるので、作業性が良い。そして、回路基板を挿入した後は、リテーナをハウジングにおける抜止め位置へ変位させると、リテーナの作動部が可動片を解除形態から付勢形態へ変位するので、接点部が、押圧力を受けて回路基板に弾性接触する。
実施例1において回路基板が接続されておらず、可動片が解除位置(解除形態)に保持されている状態をあらわす断面図 回路基板が基板収容空間に挿入され、可動片が解除位置(解除形態)に保持されている状態をあらわす断面図 回路基板が基板収容空間に挿入され、可動片が付勢位置(付勢形態)に変位して、接点部が回路基板に弾性接触している状態をあらわす断面図
本発明のカードエッジコネクタは、
前記可動片が、前記端子金具とは別体の部品であって、前記端子金具に対し前記解除形態と前記付勢形態との間で相対移動し得るように取り付けられていてもよい。
この構成によれば、解除形態と付勢形態との間で変位させる過程で、可動片を大きく弾性変形させる必要がない。
本発明のカードエッジコネクタは、
前記可動片を前記解除形態に保持する保持部を備えていてもよい。
この構成によれば、可動片を、付勢形態へ変位させずに、解除形態で待機させておくことができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図3を参照して説明する。本実施例1のカードエッジコネクタCは、ハウジング10と、複数の端子金具20と、リテーナ50とを備えて構成されている。尚、以下の説明では、図1〜3における左方を、ハウジング10及び端子金具20の前方と定義する。
ハウジング10はブロック状をなす。ハウジング10の内部には、回路基板Pを前方から挿入させるための横長のスリット状をなす基板収容空間11が形成されている。ハウジング10内における基板収容空間11よりも上方の領域と基板収容空間11よりも下方の領域には、夫々、幅方向(左右方向)に並列する複数室の端子収容室12が形成されている。端子収容室12の前端部は、連通孔13を介して基板収容空間11に連通している。端子収容室12の前端部を構成する壁部のうち基板収容空間11とは反対側の壁部には、基板収容空間11とは反対側へ退避するように弾性撓み可能なランス14が形成されている。各端子収容室12には、ハウジング10の後方から端子金具20が挿入されるようになっている。
ハウジング10には、上下一対の取付孔15が形成されている。上側の取付孔15は、ハウジング10の上面に幅方向に細長く開口して上側の複数の端子収容室12に連通し、下側の取付孔15は、ハウジング10の下面に幅方向に細長く開口して下側の複数の端子収容室12に連通する。上側の取付孔15には、ハウジング10の上方からリテーナ50が組み付けられ、下側の取付孔15には、ハウジング10の下方からリテーナ50が組み付けられるようになっている。両リテーナ50の組付け方向は、端子収容室12に対する端子金具20の挿入方向と直角に交差する方向である。
端子金具20は、全体として前後方向に細長く、端子本体21と、端子本体21とは別体の可動片40とを組み付けて構成されている。上段側の端子収容室12に挿入される端子金具20と、下段側の端子収容室12に挿入される端子金具20とは、互いに上下逆向きの姿勢となっている。尚、以下の端子金具20の構造説明における上下の方向については、端子金具20が上段側の端子収容室12に挿入された状態を基準とする。
端子本体21の前端側領域には、角筒部22が形成されている。角筒部22を構成する上壁部には、その前端部を部分的に切欠した形態の係止孔23が形成されている。係止孔23には、ランス14が係止するようになっている。角筒部22を構成する底壁部には、係止孔23よりも後方の部分を切欠した形態の貫通孔24が形成されている。角筒部22の底壁部には、貫通孔24よりも後方の位置を部分的に切欠した形態の保持孔25(請求項に記載の保持部)が形成されている。
端子本体21の後端側領域には、オープンバレル状の圧着部26が形成されている。角筒部22の後端と圧着部26の前端は、角筒部22よりも上下寸法の小さい連結部27で連結されている。角筒部22と連結部27と圧着部26は、それらの底壁部同士を概ね面一状に前後方向に連ねた形態となっている。これにより、角筒部22の後端の上縁部と連結部27の前端部との境界部には、後側が低くなるような段差状をなす受け部28が形成されている。
端子金具20には、角筒部22に連なる弾性接触片29が形成されている。弾性接触片29は、その大部分が角筒部22内に収容された状態で、角筒部22の底壁部に沿って後方へ片持ち状に延出した形態である。弾性接触片29の延出端(後端)に近い位置には、下方へ突出するように曲げ加工することにより接点部30が形成されている。弾性接触片29のうち接点部30は、貫通孔24を通して角筒部22の下方(外部)へ突出している。また、弾性接触片29が上下に弾性撓みすると、接点部30がそれと一体となって上下方向に変位するようになっている。
可動片40は、端子本体21よりも撓み剛性の高い金属材料からなる板材に曲げ加工を施して成形したものである。可動片40は、前方に向かって開くように略C字形に湾曲した形態の湾曲部41と、湾曲部41の上端から前方へ片持ち状に延出した形態の第1アーム部42と、湾曲部41の下端から前方へ延出した形態の第2アーム部43と、第2アーム部43の延出端部(前端部)を下方へ曲げ加工した形態の押圧部44とを一体に形成したものである。湾曲部41の外面(後面)における上端部は、下方に向かって下り勾配となるように曲線状に傾斜した形態の受圧部45となっている。また、湾曲部41の下端部は、嵌合部46となっている。
可動片40は、解除位置(解除形態)と、解除位置よりも前方に設定された付勢位置(付勢形態)との間で前後に移動可能となっている。可動片40が解除位置にある状態では、図1,2に示すように、湾曲部41の上端と第1アーム部42が角筒部22の上壁部に対し前後2箇所で弾性的に当接するとともに、湾曲部41の下端と押圧部44が角筒部22の底壁部に対し前後2箇所で弾性的に当接する。これらの弾性的な当接作用により、可動片40は、角筒部22内で上下方向への変位や姿勢の傾きを規制された状態に保持される。
また、嵌合部46が保持孔25に嵌合することにより、可動片40が前後方向への移動を規制された状態で解除位置に保持される。また、可動片40が解除位置にある状態では、湾曲部41の後側のほぼ半分の領域(受圧部45)が、角筒部22の後端(受け部28)よりも後方(つまり、連結部27の上方)へ突出し、押圧部44が、接点部30よりも後方へ退避して接点部30とは非接触となるように位置する。
可動片40が付勢位置にある状態では、図3に示すように、可動片40の全体が角筒部22内に収容される。また、湾曲部41の上端と第1アーム部42が角筒部22の上壁部に対し前後2箇所で弾性的に当接し、湾曲部41の下端が角筒部22の底壁部に弾性的に当接し、押圧部44が接点部30に対し上から弾性的に当接(押圧)する。これらの弾性的な当接作用により、可動片40は、角筒部22内で上下方向への変位や姿勢の傾きを規制された状態に保持される。
リテーナ50は、全体として幅方向に細長いブロック状をなす。上側の取付孔15に取り付けられるリテーナ50と、下側の取付孔15に取り付けられるリテーナ50は、端子金具20と同様、互いに上下逆向きの姿勢となっている。尚、以下のリテーナ50の構造説明における上下の方向については、端子金具20が上側の取付孔15に取り付けられた状態を基準とする。
リテーナ50は、取付孔15に取り付けられた状態において、仮係止位置(図1,2を参照)と本係止位置(図3を参照)とに保持されるようになっている。また、リテーナ50は、仮係止位置と本係止位置との間で上下方向(つまり、端子収容室12に対する端子金具20の挿入方向と直交する方向)に移動し得るようになっている。
リテーナ50の前面における下端部には、前方に向かって上り勾配となるように傾斜した作動部51が形成されている。この作動部51は、端子金具20の挿入方向とリテーナ50の仮係止位置と本係止位置との間の移動方向の両方向に対して斜めをなしている。また、リテーナ50の前面のうち作動部51よりも上方の領域は、抜止部52となっている。抜止部52は、リテーナ50の仮係止位置と本係止位置との間の移動方向と平行であり、端子金具20の挿入方向と直交する方向である。
リテーナ50が仮係止位置にある状態では、作動部51と抜止部52が、端子収容室12(端子金具20の挿入経路)から上方へ退避している。つまり、作動部51と抜止部52は、角筒部22及び可動片40よりも上方へ退避した位置にある。したがって、リテーナ50が仮係止位置にある状態では、端子収容室12に対する端子金具20の挿入動作が可能である。また、リテーナ50が本係止位置にある状態では、リテーナ50の作動部51と抜止部52が、端子金具20の受け部28及び可動片40の受圧部45と重なる高さに位置する。
次に、本実施例の作用を説明する。端子金具20を端子収容室12に挿入する際には、予め、保持孔25に嵌合部46を嵌合させることによって可動片40を解除位置に保持しておくとともに、リテーナ50を仮係止位置に保持しておく。この状態で後方から端子金具20を端子収容室12に挿入する。挿入の過程では、ランス14が角筒部22の外面と干渉して弾性撓みする。端子金具20が正規位置に到達すると、ランス14が弾性復帰して係止孔23に係止し、このランス14による一次係止作用により端子金具20が抜止状態に保持される。
端子金具20が正規挿入されて一次係止されている状態では、接点部30が貫通孔24及び連通孔13を介して基板収容空間11内に突出している。上側の端子収容室12に挿入された端子金具20の接点部30と、下側の端子収容室12に挿入された端子金具20の接点部30の、上下方向(つまり、回路基板Pの板厚方向)の最小間隔は、回路基板Pの板厚寸法と同じか、それよりも少し大きい寸法となるように寸法管理されている。
全ての端子金具20の挿入作業が完了したら、ハウジング10の前方から回路基板Pを基板収容空間11内に挿入する。このとき、上下の接点部30間の間隔は、回路基板Pの板厚寸法と同じかそれより大きい寸法に設定されているので、回路基板Pを挿入する過程で、回路基板Pの先端縁が接点部30と強く擦れ合ったり、接点部30に対して回路基板Pの先端縁が強く突き当たったりすることはない。また、接点部30と回路基板Pとの間の摺接に起因する摩擦抵抗も、殆どない。
回路基板Pを基板収容空間11に挿入した後、上下のリテーナ50を仮係止位置から本係止位置へ押し込む。そしてリテーナ50が本係止位置に移動すると、リテーナ50の抜止部52が端子金具20の受け部28に対して後方から接近して対向又は当接し、端子金具20は、このリテーナ50による二次係止作用によって、確実に抜止めされる。
また、リテーナ50が仮係止位置から本係止位置へ移動する過程では、作動部51が可動片40の受圧部45を下向きに押す。ここで、作動部51と受圧部45は、リテーナ50の移動方向と可動片40の移動方向の両方向に対して斜めなので、作動部51による受圧部45への押圧により、可動片40は解除位置から付勢位置へ押し動かされる。そして、可動片40が付勢位置に移動すると、可動片40の押圧部44が接点部30を上から押さえ付けるので、接点部30は回路基板Pの上面に対して弾性的に当接する。これにより、可動片40の湾曲部41と第2アーム部43の弾性復元力により、接点部30と回路基板Pとの間で所定の接触圧が確保される。
本実施例1のカードエッジコネクタCは、端子金具20の接点部30に対し回路基板Pに弾性接触させるための押圧力を付与する付勢形態(付勢位置)と、接点部30に対する押圧力の付与を解除する解除形態(解除位置)との間で変位可能な可動片40を有している。そして、ハウジング10における抜止め位置(本係止位置)に組み付けられることで端子金具20に対し抜止め状態に係止するリテーナ50には、リテーナ50を抜止め位置へ変位させる過程で可動片40を解除形態から付勢形態へ変位させる作動部51が設けられている。
基板収容空間11に回路基板Pを挿入する際には、可動片40を解除形態とし、リテーナ50は、仮係止位置に保持して作動部51を可動片40に接触させない状態にしておけばよい。この状態では、接点部30が、回路基板Pに弾性接触するための押圧力を受けないので、回路基板Pの挿入過程では、接点部30は回路基板Pとの接触が回避され、又は、接点部30は回路基板Pとの当接により回路基板Pの挿入経路から退避する方向へ変位することになる。
したがって、回路基板Pの挿入方向先端の角縁部が、接点部30に強く突き当たったり、接点部30と強く擦れ合う虞がない。これにより、接点部30の不正な変形や、接点部30のメッキ剥がれや、回路基板Pの削り屑の噛み込み等が防止されるので、接点部30と回路基板Pとの間の接触信頼性が高い。また、回路基板Pを基板収容空間11に挿入する際には、接点部30と回路基板Pとの摺動摩擦を低減又は摺動摩擦の発生を回避できるので、作業性が良い。そして、回路基板Pを挿入した後は、リテーナ50をハウジング10における抜止め位置へ変位させると、リテーナ50の作動部51が可動片40を解除形態から付勢形態へ変位するので、接点部30が、押圧力を受けて回路基板Pに弾性接触する。
また、可動片40が、端子金具20とは別体の部品であって、端子金具20に対し解除形態と付勢形態との間で相対移動し得るように取り付けられている。この構成によれば、解除形態と付勢形態との間で変位させる過程で、可動片40を大きく弾性変形させる必要がない。また、可動片40を解除形態に保持する保持孔25を備えているので、回路基板Pを基板収容空間11に挿入する際には、可動片40を、付勢形態へ変位させずに、解除形態で待機させておき、接点部30と回路基板Pとの接触を確実に防止することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、接点部と可動片を別体部品としたが、接点部が可動片に一体に形成されていてもよい。
(2)上記実施例では、接点部を端子本体に一体に形成したが、接点部は、端子本体とは別体の部品であってもよい。
(3)上記実施例では、可動片を端子本体とは別体の部品としたが、可動片は、端子本体と一体に形成されていてもよい。この場合、可動片は、リテーナにより弾性変形しながら解除形態から付勢形態へ変位させればよい。
(4)上記実施例では、リテーナがハウジングに対し仮係止位置と本係止位置(抜止め位置)とに保持されるようにしたが、リテーナは、仮係止位置に保持されない形態であってもよい。この場合、リテーナをハウジングに組み付ける過程で、可動片を解除形態から付勢形態へ変位させればよい。
(5)上記実施例では、端子金具が回路基板の上下両面に接触するようにしたが、本発明は、端子金具が回路基板の上下いずれか一方の面のみに接触する形態のカードエッジコネクタにも適用できる。
C…カードエッジコネクタ
P…回路基板
10…ハウジング
11…基板収容空間
20…端子金具
25…保持孔(保持部)
30…接点部
40…可動片
50…リテーナ
51…作動部

Claims (3)

  1. 回路基板を挿入させるための基板収容空間を有するハウジングと、
    前記ハウジング内に取り付けられた複数の端子金具と、
    前記端子金具に設けられ、前記基板収容空間に挿入された前記回路基板に接触可能な接点部とを備えたものであって、
    前記接点部に対し前記回路基板に弾性接触させるための押圧力を付与する付勢形態と、前記接点部に対する押圧力の付与を解除する解除形態との間で変位可能な可動片と、
    前記ハウジングにおける抜止め位置に組み付けられることで、前記端子金具に対し抜止め状態に係止するリテーナと、
    前記リテーナに形成され、前記リテーナを前記抜止め位置へ変位させる過程で前記可動片を前記解除形態から前記付勢形態へ変位させる作動部とを備えていることを特徴とするカードエッジコネクタ。
  2. 前記可動片が、前記端子金具とは別体の部品であって、前記端子金具に対し前記解除形態と前記付勢形態との間で相対移動し得るように取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のカードエッジコネクタ。
  3. 前記可動片を前記解除形態に保持する保持部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカードエッジコネクタ。
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