JP2019133892A - 平型導体用コネクタ - Google Patents

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賢 千葉
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Abstract

【課題】振動又は衝撃を受けても平型導体がハウジングに対して動きにくい平型導体用コネクタの提供。【解決手段】平型導体用コネクタ1は、基板側コネクタ7と中継コネクタ8とを備える。基板側コネクタ7には、中継ハウジング3を配置する収容室4fを有する固定ハウジング4を備える。中継コネクタ8には、平型導体2を配置する接続室11aを有する中継ハウジング3と、中継ハウジング3に配置した平型導体2を厚み方向で接続室11aの内壁に押し付け、平型導体2と接続室11aとの間の挿入間隙dを無くして平型導体2を保持するロック部材12とを備える。【選択図】図2

Description

本発明はFFC(Flexible flat cable)、FPC(Flexib
le printed circuits)等の平型導体と基板回路とを導通接続する平型導体用コネクタに関する。
従来の前記平型導体用コネクタを開示する文献として、例えば特開2002−100426号公報(特許文献1)が知られている。この従来の平型導体用コネクタは、基板回路に実装されており、ハウジングの挿入口から平型導体を挿入すると、端子の接点部が平型導体の導通接続部と導通接触する。これにより平型導体と基板回路とが導通接続される。
特開2002−100426、図8
ところで、平型導体用コネクタについては、振動又は衝撃が作用する環境下で使用されるものがある。このような平型導体用コネクタでは、基板又は平型導体を伝達する振動又は衝撃を受けて、平型導体用コネクタに嵌合接続した平型導体がハウジングに対して動くことがある。平型導体が動くと、平型導体の導通接続部と端子の接点部との間に微摺動が発生し、この微摺動は導通接続部と接点部に形成されているめっきを剥離して接続信頼性を低下させる原因となりうる。
こうした微摺摩耗によるめっき剥離を防ぐには、平型導体の微動を抑制する必要がある。その解決方法としては、平型導体の微動を許容しているハウジングの挿入口と平型導体との挿入間隙を無くすことが考えられる。しかしながら、そうした挿入間隙は、平型導体を挿入口からハウジングの中に挿入し易くするために必要であり、それを無くしてしまうと、平型導体を円滑にハウジングに挿入できなくなるという問題がある。
以上のような従来技術を背景になされた本発明は、振動又は衝撃を受けても平型導体がハウジングに対して動きにくい平型導体用コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく本発明は以下の特徴を有するものとして構成される。
本発明は、平型導体と導通接続する端子を有する平型導体用コネクタについて、前記平型導体を挿入する挿入口と前記平型導体を配置する接続室とを有する第1のハウジングと、前記第1のハウジングを配置する収容室を有する第2のハウジングと、前記平型導体を配置した前記第1のハウジングを前記収容室に配置したハウジング嵌合状態で、前記平型導体をその厚み方向で前記接続室の内壁に押し付け、前記平型導体と前記接続室との間の挿入間隙を無くして、前記平型導体を保持する平型導体保持部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前記平型導体保持部が、第1のハウジングに配置した平型導体をその厚み方向で第1のハウジングの接続室の内壁に対して押し付けることで、平型導体を接続室に挿入しやすくするための平型導体と接続室との挿入間隙を無くすことができる。そのため平型導体が振動又は衝撃によって動くのを防ぐことができ、平型導体の導通接続部と端子との微摺動磨耗による導通接続部と端子のめっき剥がれを抑制して、接続信頼性に優れる平型導体用コネクタを実現できる。
前記平型導体保持部は、前記第1のハウジングに設けられるとともに前記挿入口に対する前記平型導体の挿入方向に対する交差方向で移動可能である押圧接触片を有し、前記押圧接触片は、前記ハウジング嵌合状態では前記平型導体に近づく方向に移動し、前記第1のハウジングを前記収容室から外したハウジング非嵌合状態では前記平型導体から離れる方向に移動可能であるように構成できる。
本発明によれば、前記ハウジング嵌合状態では、前記平型導体保持部の前記押圧接触片が平型導体に近づく方向に移動することで、平型導体を接続室の内壁に対して確実に押し付けることができる。他方、前記ハウジング非嵌合状態では、前記押圧接触片が平型導体から離れる方向に移動可能であるため、ハウジング非嵌合状態で平型導体を挿入口に挿入する際に、押圧接触片が邪魔にならず、平型導体を容易に挿入口に挿入して接続室に配置することができる。
前記押圧接触片は、前記第1のハウジングに配置した前記平型導体の幅方向に対応する長さを有するように構成できる。
本発明の押圧接触片によれば、平型導体の幅方向に沿って長く押さえ付けることができ、より確実に隙間の発生を抑えることができる。
前記平型導体保持部は、前記第2のハウジングに設けられるとともに前記ハウジング嵌合状態で前記押圧接触片を前記平型導体に対して付勢し、前記押圧接触片が前記平型導体を前記接続室の内壁に押し付ける状態を保持する付勢部を有するように構成できる。
本発明の付勢部によれば、前記ハウジング嵌合状態では押圧接触片を平型導体に向けて付勢し、平型導体を接続室の内壁に押し付ける状態を維持するので、接続室の内壁と平型導体との間に前記挿入間隙が生じないことを維持することができる。したがって振動又は衝撃を受ける使用環境で平型導体用コネクタが使用され続けても、その良好な接続信頼性を持続的に発揮することができる。
前記本発明の第1のハウジングは、前記接続室に配置した前記平型導体を抜止めする係止部と、前記押圧接触片とを有するロック部材を備えるように構成できる。
本発明によれば、ロック部材に平型導体を抜止めする係止部と平型導体を接続室の内壁に押し付ける押圧接触片とを集約しているので、平型導体の抜止機能と押圧保持機能(微動規制機能)とをロック部材だけで実現できる。このためロック部材と押圧接触片とを別部材として用意する必要がなく部品点数の増加を抑制できる。
前記ロック部材は、前記平型導体と係止して抜止めするロック位置と、前記平型導体との係止が外れて前記平型導体を前記接続室から抜去可能なロック解除位置との間で、前記係止部を変位可能に支持する支持部を有しており、前記第1のハウジングは、前記ロック解除位置にある前記係止部を前記ロック位置に変位させるように前記支持部を付勢するばね部材を備えるように構成できる。
本発明によれば、ばね部材が支持部を付勢する構造であるため、ばね部材による付勢力を支持部に直接作用させて、支持部を介して係止部をロック解除位置からロック位置に確実に変位させることができ、また係止部のロック位置を確実に維持することができる。また、平型導体を接続室から抜去した状態では、ばね部材が支持部を付勢することで、ロック部材のがたつきを抑えることができる。
前記本発明については、平型導体保持部が接触する前記平型導体の一方面とは反対側の前記平型導体の他方面に対して前記平型導体と押圧接触する平型導体接触部材をさらに備えるように構成できる。
本発明によれば、平型導体保持部が平型導体の一方面側から押圧接触し、平型導体接触部材が平型導体の他方面側から押圧接触するので、平型導体保持部と平型導体接触部材とで平型導体を挟持することができる。これにより平型導体の保持力を高めて平型導体を抜け止めすることができ、また平型導体の微動も抑制できる。
前記平型導体接触部材は、前記端子であるように構成できる。
本発明によれば、平型導体接触部材は、平型導体用コネクタに備える端子によって実現することができるので、端子が導通接続機能と平型導体保持機能とを有するように端子を多機能化することができる。よって、平型導体保持機能を有する専用部材を用意する必要がなく、部品点数の増加を抑制できる。
本発明の平型導体用コネクタによれば、振動又は衝撃を受けても導通接続した平型導体が動かないようにすることができる。よって接続信頼性の高い平型導体用コネクタを実現できる。
第1実施形態による平型導体用コネクタの斜視図。 図1の平型導体用コネクタにおけるハウジング非嵌合状態を示す断面斜視図。 図1の中継コネクタの背面、平面、左側面を示す斜視図。 図3の中継コネクタの正面、底面、左側面を示す斜視図。 図3の中継コネクタに備えるロック部材の正面、平面、右側面を示す斜視図。 図3の中継コネクタの底面図。 図3の中継コネクタのロック部材の動作説明図であり、分図Aはロック部材のロック位置を示す部分断面図、分図Bはロック部材のロック解除位置を示す部分断面図。 図1で示す左側の付勢ばね片の幅方向X中央位置でY−Z平面に沿って断面した平型導体用コネクタの嵌合接続状態を示す断面図。 図2で示す基板接続用端子の幅方向X中央位置でY−Z平面に沿って断面した平型導体用コネクタの嵌合接続状態を示す断面図。
以下、本発明による平型導体用コネクタの実施形態について図面を参照しつつ説明する。以下の実施形態で示す平型導体用コネクタ1は、基板Pの基板回路と平型導体2とを導通接続するものである。なお、平型導体2は導通配線の一端側が平型導体用コネクタ1に導通接続されるが、他端側は図示しない外部機器に対して直接的に又は他の機材を経由して間接的に外部機器に導通接続される。
本明細書、特許請求の範囲に記載されている「第1」「第2」という用語は、発明の異なる構成要素を区別するために用いるものであり、特定の順序や優劣を示すために用いるものではない。また本明細書、特許請求の範囲では、説明の便宜上、図1に示される平型導体用コネクタ1を基準として、その左右方向(幅方向)をX方向、前後方向(奥行方向)をY方向、上下方向(高さ方向)をZ方向として説明する。そして平型導体用コネクタ1のZ方向における基板Pの側を「下側」とし、平型導体用コネクタ1の側を「上側」として説明するが、それらは平型導体用コネクタ1の嵌合接続の方向や基板Pに対する実装の仕方を限定するものではない。
平型導体用コネクタ1の構造説明
平型導体用コネクタ1は、平型導体2を配置する「第1のハウジング」としての中継ハウジング3と、基板Pに配置する「第2のハウジング」としての固定ハウジング4と、固定ハウジング4に取付けた基板接続用端子5と、中継ハウジング3に取付けた「端子」としての中継端子6とを備えている。
ここで固定ハウジング4と基板接続用端子5は、基板Pに実装する基板側コネクタ7として構成されており、中継ハウジング3と中継端子6は平型導体2の一端側の導通接続部2aと導通接続する中継コネクタ8として構成されている。そして平型導体用コネクタ1は、平型導体2を嵌合接続した中継コネクタ8を基板側コネクタ7に嵌合接続することで(ハウジング嵌合状態)、平型導体2と基板Pとを導通接続する。本実施形態の平型導体用コネクタ1は、そうした基板側コネクタ7と中継コネクタ8とを有する形態で構成されている。以下、これらについて説明する。
基板側コネクタ7
固定ハウジング4: 固定ハウジング4は、箱状の樹脂成形体で形成されており、基板Pと対向する底壁4b、上壁4c、左右の側壁4d、後壁4eにより形成される。それらの壁が存在しない固定ハウジング4の正面には、中継コネクタ8を挿入するための嵌合口4aが開口している。固定ハウジング4の内側には、嵌合口4aから挿入した中継コネクタ8を配置する収容室4fが形成されている。
上壁4cには、後述する中継ハウジング3のロック操作部3a1の弾性腕3a2を挿入する複数の弾性腕挿入溝4c1が形成されている。また、弾性腕挿入溝4c1には、ロック操作部3a1のロック突起3a3が係合するロック孔4c2が貫通孔として形成されている。嵌合口4aを形成する上壁4cの前端部には、ロック操作部3a1の操作部3a4が入り込む凹部4c3が形成されている。このため基板側コネクタ7に中継コネクタ8を嵌合接続した状態で、操作部3a4が固定ハウジング4の嵌合口4aから外方に大きく突出するのを抑制している。これにより平型導体用コネクタ1の奥行方向Yの長さが短くなるようにしている。
左右の側壁4dの外面には固定金具9が固定されている(図1)。この固定金具9が基板Pに対してはんだ付けされることで、固定ハウジング4が基板Pに対して強固に固定される。
底壁4bには、嵌合口4aから固定ハウジング4の奥行方向Yに伸長する複数の溝4b1が形成されている。溝4b1は2本形成されており、各溝4b1には「付勢部」としての付勢ばね片4b2が形成されている。付勢ばね片4b2は、溝4b1の底から収容室4fに向けて立ち上がり、溝4b1の内側で嵌合口4aに向けて屈曲して、嵌合口4aに向けて溝4b1に沿って伸長する片持ち梁状のばね片として形成されている。付勢ばね片4b2の先端側には上壁4cに向けて突出する押圧部4b3が形成されており、この部分のみが溝4b1の内側から収容室4fに突出している。このように付勢ばね片4b2は、押圧部4b3以外が溝4b1の内側に配置されるため、そのような溝4b1を設けず底壁4bの内面に直接付勢ばね片4b2を設ける場合と比較して、固定ハウジング4の高さを低背化できるようにしている。
後壁4eには、嵌合口4aに向けて伸長する隔壁4gが形成されており、収容室4fの後壁4eの側の内部空間は、隔壁4gによって高さ方向Zで上下に分割されている。上壁4cと対向する隔壁4gの上面4g1には、基板接続用端子5を配置する複数の端子配置溝4g2が形成されている。また後壁4eには端子固定部4e1が形成されており、ここに基板接続用端子5が圧入により固定される。
基板接続用端子5: 基板接続用端子5は、薄板形状の金属片で形成されている。各基板接続用端子5には、後壁4eから固定ハウジング4の外部に突出する基板接続部5aが形成されており、ここが図外の基板回路に半田付けされる。また基板接続用端子5には、後壁4eから固定ハウジング4の収容室4fに伸長する接触片部5bが形成されている。この接触片部5bは、前述した隔壁4gの端子配置溝4g2に沿って配置され、その配置位置が複数の基板接続用端子5の配置方向(X方向)で位置ずれしないようにされている。
中継コネクタ8
中継ハウジング3: 中継ハウジング3は、樹脂成形体で形成されており、上壁3aと、底壁3bと、上壁3aと底壁3bとを高さ方向で繋ぐ中間壁3c(図2、図8、図9)とを有している。上壁3aには、片持ち梁状のロック操作部3a1が形成されている。ロック操作部3a1は、上壁3aの上面から伸長するばね片でなる一対の弾性腕3a2を有している。各弾性腕3a2は、固定ハウジング4の嵌合口4aから弾性腕挿入溝4c1に沿ってガイドされながら円滑に挿入することができる。各弾性腕3a2の上面にはロック突起3a3が形成され、それらが固定ハウジング4のロック孔4c2と係合することで、中継コネクタ8が基板側コネクタ7と嵌合接続されるとともに抜止めされる。各弾性腕3a2の先端は操作部3a4に繋がっており、この操作部3a4を押圧操作することで、ロック突起3a3をロック孔4c2から抜いて相互の係合を解除することができる。
機能的な観点で捉えると中継ハウジング3には、中間壁3cに対して固定ハウジング4の収容室4fに挿入する側に位置する内部接続部10と、中間壁3cに対して平型導体2を挿入する側に位置する外部接続部11とが形成されている。
このうち内部接続部10には、上壁3aと底壁3bとの間に、固定ハウジング4の隔壁4gを挿入する嵌合部10aが形成されている。内部接続部10を形成する上壁3aには、嵌合部10aに向けて開口する複数の内部接続端子配置溝10bが、中継端子6の配列方向(X方向)で並列に形成されている(図9)。各内部接続端子配置溝10bには、後述する中継端子6の内部フロント接触片6a、内部リア接触片6bが、高さ方向Zで上下に並べて配置される。各内部接続端子配置溝10bは、そのような配置を可能とする溝深さを有するように形成されている。
外部接続部11には、上壁3aと底壁3bとの間に、平型導体2を配置する接続室11aが形成されている。外部接続部11を形成する上壁3aには、接続室11aに対して開口する複数の外部接続端子配置溝11bが、中継端子6の配列方向(X方向)で並列に形成されている。また、外部接続端子配置溝11bは前述の内部接続端子配置溝10bとY方向で繋がる一連の溝として形成されている。各外部接続端子配置溝11bには、後述する中継端子6の外部フロント接触片6c、外部リア接触片6dが、高さ方向Zで上下に並べて配置される。各外部接続端子配置溝11bは、そのように配置を可能とする溝深さを有するように形成されている。
上壁3aの内面には、隣接する外部接続端子配置溝11bの間に、平型導体2の押圧を受ける「接続室11aの内壁」としての支持面部11cが形成されている。この支持面部11cは、接続室11aの上面を形成しており、後述のように接続室11aに挿入されて配置された平型導体2が押し付けられる内壁面として形成されている。
外部接続部11を形成する底壁3bには、中継端子6の固定片6gを圧入により固定する端子固定孔11dが形成され、ここに中継端子6が強固に中継ハウジング3に対して固定される。
外部接続部11を形成する底壁3bにおける基板Pとの対向面には、後述するロック部材12を配置する配置凹部11eが形成されている。配置凹部11eは、中継ハウジング3の接続室11aに平型導体2を挿入する挿入口11fの下側に設けられ、中継ハウジング3の幅方向Xに沿って、底壁3bを大きく段形状に欠如する形状で形成されている。配置凹部11eにおける幅方向Xの各端部側には、回動支持面部11gが形成されている(図7)。この回動支持面部11gは、図7で示すように湾曲面として形成されており、後述するロック部材12の両端から外方に突出する支持部12bの回転を受ける部分として形成されている。回動支持面部11gの外側には、支持部12bを付勢する保持ばね部材13を配置するための保持ばね部材配置溝11hが形成されている(図4、図6)。
中継端子6: 各中継端子6は、内部フロント接触片6a、内部リア接触片6b、外部フロント接触片6c、外部リア接触片6d、これらを支持する基部6e、ガイド受け部6f、固定片6gを有する。このうち外部フロント接触片6cおよび外部リア接触片6dは、本発明の「平型導体接触部材」を構成する。
前述した内部接続部10の内部接続端子配置溝10bは、嵌合部10aに対して開口している。このため内部フロント接触片6aの内部フロント接点部6a1と、内部リア接触片6bの内部リア接点部6b1は、内部接続端子配置溝10bから嵌合部10aの内側に突出するように配置される。したがって、内部接続部10が固定ハウジング4の収容室4fに挿入されて嵌合接続されると、内部フロント弾性腕6a2に支持された内部フロント接点部6a1と、内部リア弾性腕6b2に支持された内部リア接点部6b1とが、所定の接触圧で、基板接続用端子5の接触片部5bに対して導通接触する。
その嵌合接続の際には、内部接続部10の挿入方向前方に位置する内部フロント接点部6a1が、まず接触片部5bの端子面をワイピングすることで、基板カス等の異物を除去する。その異物が除去された端子面に対して、内部リア接点部6b1が導通接触する。したがって、仮に接触片部5bの端子面に異物が付着していても、少なくとも内部リア接点部6b1については確実に導通接触することができ、これにより平型導体用コネクタ1の接続信頼性が高められている。また、こうした内部フロント接触片6aと内部リア接触片6bによる多接点構造は、振動又は衝撃が平型導体用コネクタ1に作用した場合でも、内部フロント接点部6a1又は内部リア接点部6b1の何れかと接触片部5bとの導通接触を維持することができる。この点でも平型導体用コネクタ1はその接続信頼性が高められている。
内部フロント接触片6aと内部リア接触片6bの多接点構造とその作用効果は、外部接続部11に配置される外部フロント接触片6cと外部リア接触片6dについても共通する。即ち、外部フロント接触片6cには、平型導体2と導通接触する外部フロント接点部6c1と外部フロント弾性腕6c2とが形成されている。また、外部リア接触片6dには、平型導体2と導通接触する外部リア接点部6d1と外部リア弾性腕6d2とが形成されている。したがって、平型導体用コネクタ1は、平型導体2との導通接続においても多接点構造による接続信頼性が得られるようにされている。
内部フロント接触片6a、内部リア接触片6bによる中継端子6の「内部接続用接触片」と、外部フロント接触片6cと外部リア接触片6dによる中継端子6の「外部接続用接触片」は、いずれも基部6eによって支持されている。基部6eは、中間壁3cの高さ方向Zに沿って伸長しており、その下端には、中継端子6を中継ハウジング3に組み付ける際に、底壁3bに設けた挿入ガイド溝3dによりガイドされるガイド受け部6fが形成されている。また、基部6eには、中継ハウジング3に対して圧入により固定する固定片6gが形成されている。
ロック部材12及び保持ばね部材13: ロック部材12は、幅方向Xに伸長する本体部12aと、本体部12aの両端部から外方に楕円柱状に突出する支持部12bと、本体部12aから接続室11aに向けて多角柱状に突出する一対の係止部12cと、本体部12aの一方側の長手辺から長壁状に突出する押圧接触片12dとを有する。他方、保持ばね部材13は、ロック部材12を回転可能な状態で、中継ハウジング3の配置凹部11eに保持するものである。即ち、保持ばね部材13のばね片部13bがそのばね力によってロック部材12の支持部12bを押さえ付けて保持するので、これによりロック部材12の中継ハウジング3に対するたつきがが抑えられている。
なお、挿入口11fに押圧接触片12dの先端側が部分的に入り込んでいるが、平型導体2を接続室11aに挿入する際には、押圧接触片12dを平型導体2から離れる方向に移動させることができるので、平型導体2の挿入時に押圧接触片12dが邪魔になることはない。
このうちロック部材12は、中継コネクタ8に嵌合接続した平型導体2を抜止めする抜止機能と、嵌合接続した平型導体2が挿入口11fにおいて動かないように保持するための平型導体2の押圧保持機能(微動規制機能)とを有する。
平型導体2の抜止機能: まず抜止機能について説明すると、平型導体2を中継コネクタ8に嵌合接続する前の状態において、ロック部材12の一対の係止部12cは、平型導体2の挿入方向Yで、挿入口11fの延長上に位置する接続室11aに突出するように配置されている。ここで保持ばね部材13は、中継ハウジング3に固定する固定片部13aと、固定片部13aから片持ち梁状に伸長するばね片部13bとを有している。そして支持部12bは、図7Aで示すように、常時、そのばね片部13bによる付勢を受けることで、中継ハウジング3の回動支持面部11gに対して載置されている。このようなばね片部13bの作用によって、平型導体2を中継コネクタ8に嵌合接続する前の状態において、ロック部材12は無用ながたつきが無いように中継ハウジング3に対して保持されている。
ここで平型導体2が挿入口11fから接続室11aに挿入されると、その平型導体2の挿入側の先端部2bは、先ずロック部材12の押圧接触片12dの先端と接触する。押圧接触片12dは、Z方向で下向きに僅かに押し下げられる。それにより押圧接触片12dの先端と、当該先端と対向する支持面部11cとの間には、平型導体2の厚み分の隙間が形成される。平型導体2はその隙間を通じて接続室11aの奥へと挿入される。このように押圧接触片12dは、その先端が接続室11aの室内に向けて突出しているため、異物の進入を抑制できるようになっている。
押圧接触片12dの先端を通過した平型導体2は、係止部12cの回転誘導傾斜面12c1に突き当たる。平型導体2は、その突き当たったときの挿入力によって、図7で示すように、支持部12bを回転軸として、ロック部材12を回転させる。即ち、支持部12bは、ばね片部13bのばね力に抗して回動支持面部11gの湾曲面に沿って回転する。この回転は平型導体2の先端部2bが係止部12cを乗り越えるまで行われる。そして係止部12cが平型導体2の側面に形成した係止凹部2cに到達すると、係止部12cはばね片部13bのばね力によって係止凹部2cの内部に落ち込んで係止する。これにより係止部12cが「ロック位置」に位置する。したがって平型導体2は、係止凹部2cが抜去方向Yで係止部12cと当接することで抜止めされることになる。
なお、中継コネクタ8から平型導体2を抜去するには、中継コネクタ8を基板側コネクタ7から抜去した状態(ハウジング非嵌合状態)で、図7Bで示すように、作業者が指などで押圧接触片12dを持ち上げるようにすると、ロック部材12を閉位置から回転させて開位置に移動させることができる。これにより係止部12cは、係止凹部2cから抜き出されて「ロック解除位置」となる。この後は平型導体2を抜き去ればよい。そしてロック部材12を回転させている指を離すと、ロック部材12は、ばね片部13bのばね力を受けて閉位置まで自動的に回転することになる。したがって、ロック部材12を閉位置まで戻し忘れることがない。
平型導体2の押圧保持機能(微動抑制機能): 次に、平型導体2の押圧保持機能(微動抑制機能)を説明する。
中継コネクタ8が基板側コネクタ7と嵌合接続していないハウジング非嵌合状態では、ロック部材12が平型導体2を抜止めしており、保持ばね部材13のばね片部13bがロック部材12の支持部12bを押さえ付けていても、平型導体2をその厚み方向(Z方向)で上下に振るような力を加えると、平型導体2が動いてしまうことがある。これは、振動又は衝撃による平型導体2の移動を止めることができるほど、保持ばね部材13のばね片部13bによるばね力が高くないことと、平型導体2の接続作業性を考慮して平型導体2を挿入し易くするため、平型導体2と挿入口11fとの間及び接続室11aとの間に一定の挿入間隙dを設定していることに起因する。
そのように平型導体2が移動可能な状態で中継コネクタ8と嵌合接続されていると、使用環境で平型導体用コネクタ1又は平型導体2に振動又は衝撃が加わる際に、平型導体2が動くことで、平型導体2の導通接続部2aと中継端子6の外部フロント接点部6c1、外部リア接点部6d1とが微摺動磨耗してめっき剥がれが生じる。めっき剥がれが生じると、抵抗値の上昇によって、当初の良好な接続信頼性を維持できないおそれがある。しかしながら本実施形態では、そうした問題が生じない。
即ち、平型導体用コネクタ1では、平型導体2を中継コネクタ8に嵌合接続した後に、中継コネクタ8を基板側コネクタ7に嵌合接続する。この際に、中継コネクタ8を基板側コネクタ7の固定ハウジング4に挿入していくと、ロック部材12の本体部12aが固定ハウジング4の底壁4bに設けた付勢ばね片4b2の押圧部4b3と接触する。
そしてそのまま中継コネクタ8を押し込んでいくと、本体部12aは、本体部12aとの接触により撓んだ付勢ばね片4b2の付勢を受けることで(図8)、押圧接触片12dが平型導体2に押圧接触する。これにより平型導体2は、接続室11aの内面を形成する支持面部11cに対して押し付けられて、平型導体2と接続室11a(支持面部11c)との間の挿入間隙dが無くなる。
このようにして平型導体用コネクタ1では、使用環境で平型導体用コネクタ1又は平型導体2が振動又は衝撃を受けても、平型導体2の導通接続部2aと中継端子6の外部フロント接点部6c1、外部リア接点部6d1との微摺動磨耗を防ぐことができる。よって、本実施形態によれば、微摺動磨耗による導通接続部2aと外部フロント接点部6c1、外部リア接点部6d1におけるめっき剥がれを抑制して、接続信頼性に優れる平型導体用コネクタ1を実現できる。
平型導体用コネクタ1の他の作用効果: 既に説明したもののほか、平型導体用コネクタ1の作用効果について説明する。
中継コネクタ8を基板側コネクタ7に挿入して嵌合接続する際には、先ずロック操作部3a1の弾性腕3a2が固定ハウジング4の嵌合口4aの凹部4c3に接触する時点から、中継コネクタ8を嵌合接続するために必要な挿入力が増加し始める。この挿入力はロック突起3a3が凹部4c3の下側に潜った時に最も大きくなる。そして、その後に中継端子6の内部フロント接触片6aが基板接続用端子5の接触片部5bと接触し始めることで、内部フロント接触片6aが撓むことによる挿入力が発生する。このようにロック操作部3a1による挿入力と中継端子6(内部フロント接触片6a)による挿入力とでタイミングをずらして発生させるようにしているので、同時にそれらの挿入力を発生させる場合と比べて小さな挿入力で中継コネクタ8を基板側コネクタ7に嵌合接続できる。また、本実施形態では、ロック操作部3a1の挿入力(ロック力)を、中継端子6の挿入力よりも、敢えて大きく設定している。このため、ロック操作部3a1を押し込んだ勢いを利用して、内部フロント接触片6aと内部リア接触片6bを撓ませて接触片部5bに押圧接触させることができるので、嵌合途中で止まることなく一気に嵌合接続することができる。
前述したロック操作部3a1と嵌合口4aとの接触時点t1と、中継端子6と接触片部5bとの接触時点t2と、付勢ばね片4b2とロック部材12(本体部12a)との接触時点t3とを早い順に並べるとt1、t2、t3となる。このように付勢ばね片4b2とロック部材12との接触も含めて接触時点がずれているので、挿入力を分散することができ、中継コネクタ8を基板側コネクタ7との嵌合接続を容易にしている。
ロック操作部3a1のロック突起3a3は、弾性腕挿入溝4c1への挿入方向Yに沿う前側が勾配の無い平坦形状であり、後側が下り傾斜面として形成されている。これによれば、下り傾斜面が固定ハウジング4と接触し始めると挿入力を緩和することができるので、接続作業性を容易とすることができる。
固定ハウジング4の付勢ばね片4b2は、嵌合口4aから収容室4fの内側に入った位置にあり、嵌合口4aから突出したり又は固定ハウジング4の外部に露出したりする構造ではないので、不意に引っ掛けて折れたりすることがない。
ロック部材12は、中継コネクタ8を基板側コネクタ7に嵌合接続すると、固定ハウジング4の嵌合口4aから収容室4fの内側に入った位置に配置され、本体部12aの全面が固定ハウジング4の底壁4bの壁面上に位置する。このため、外部から物がぶつかる等して、ロック部材12が平型導体2を支持面部11cに押し付けている状態が損なわれることを回避できる。
基板側コネクタ7と中継コネクタ8との嵌合状態を見ると、平型導体2の一方面側は「平型導体接触部材」としての外部フロント接触片6cおよび外部リア接触片6dのばね力による押圧接触を受けており、平型導体2の他方面側は「平型導体保持部」としてのロック部材12の押圧接触片12dの押圧接触を受けている。このように平型導体2を両面から挟持することで、平型導体2の保持力を高めて、平型導体2の抜け止めと微摺動磨耗の原因となる微動とを効果的に抑制することができる。
実施形態の変形例
前記実施形態による平型導体用コネクタ1は、本発明の好適な実施形態の一例であり、様々な変形例による実施が可能である。
前記実施形態では、本発明の「平型導体保持部」の構成要素として、平型導体2と押圧接触する押圧接触片12d、押圧接触片12dを形成するとともに付勢ばね片4b2の付勢を受ける本体部12a、付勢ばね片4b2を例示したが、このようにロック部材12と固定ハウジング4とに構成要素を分けるのではなく、例えば本体部12a又は押圧接触片12dに、固定ハウジング4の底壁4bとの当接により付勢力を発揮して、押圧接触片12dを介して平型導体2を支持面部11cに押し付ける、付勢ばね片4b2と同様のばね片を設けてもよい。この場合のばね片は、ロック部材12の樹脂成形体の一部として設けてもよいし、ロック部材12とは別部材の樹脂成形体又は金属片でなるばね片としてもよい。
前記実施形態では、付勢ばね片4b2を2本設ける例を示したが、1つでも、3つ以上としてもよい。付勢ばね片4b2の数を増やすことで、より強く平型導体2を保持することができる。
前記実施形態では、ロック部材12について、係止部12cを設ける例を示したが、押圧接触片12dの一部に、平型導体2を貫通して係止凹部2cに係止する係止部を突設してもよい。
1 平型導体用コネクタ
2 平型導体
2a 導通接続部
2b 先端部
2c 係止凹部
3 中継ハウジング(第1のハウジング)
3a 上壁
3a1 ロック操作部
3a2 弾性腕
3a3 ロック突起
3a4 操作部
3b 底壁
3c 中間壁
3d 挿入ガイド溝
4 固定ハウジング(第2のハウジング)
4a 嵌合口
4b 底壁
4b1 溝
4b2 付勢ばね片(平型導体保持部、付勢部)
4b3 押圧部
4c 上壁
4c1 弾性腕挿入溝
4c2 ロック孔
4c3 凹部
4d 側壁
4e 後壁
4e1 端子固定部
4f 収容室
4g 隔壁
4g1 上面
4g2 端子配置溝
5 基板接続用端子
5a 基板接続部
5b 接触片部
6 中継端子(端子)
6a 内部フロント接触片
6a1 内部フロント接点部
6a2 内部フロント弾性腕
6b 内部リア接触片
6b1 内部リア接点部
6b2 内部リア弾性腕
6c 外部フロント接触片
6c1 外部フロント接点部
6c2 外部フロント弾性腕
6d 外部リア接触片
6d1 外部リア接点部
6d2 外部リア弾性腕
6e 基部
6f ガイド受け部
6g 固定片
7 基板側コネクタ
8 中継コネクタ
9 固定金具
10 内部接続部
10a 嵌合部
10b 内部接続端子配置溝
11 外部接続部
11a 接続室
11b 外部接続端子配置溝
11c 支持面部
11d 端子固定孔
11e 配置凹部
11f 挿入口
11g 回動支持面部
11h 保持ばね部材配置溝
12 ロック部材(平型導体保持部)
12a 本体部(平型導体保持部)
12b 支持部
12c 係止部
12c1 回転誘導傾斜面
12d 押圧接触片(平型導体保持部)
13 保持ばね部材
13a 固定片部
13b ばね片部
P 基板
X 左右方向、幅方向、配列方向
Y 前後方向、奥行方向、挿入方向
Z 上下方向、高さ方向

Claims (8)

  1. 平型導体と導通接続する端子を有する平型導体用コネクタにおいて、
    前記平型導体を挿入する挿入口と前記平型導体を配置する接続室とを有する第1のハウジングと、
    前記第1のハウジングを配置する収容室を有する第2のハウジングと、
    前記平型導体を配置した前記第1のハウジングを前記収容室に配置したハウジング嵌合状態で、前記平型導体をその厚み方向で前記接続室の内壁に押し付け、前記平型導体と前記接続室との間の挿入間隙を無くして、前記平型導体を保持する平型導体保持部とを備えることを特徴とする平型導体用コネクタ。
  2. 前記平型導体保持部は、前記第1のハウジングに設けられるとともに前記挿入口に対する前記平型導体の挿入方向に対する交差方向で移動可能である押圧接触片を有し、
    前記押圧接触片は、前記ハウジング嵌合状態では前記平型導体に近づく方向に移動し、前記第1のハウジングを前記収容室から外したハウジング非嵌合状態では前記平型導体から離れる方向に移動可能である請求項1記載の平型導体用コネクタ。
  3. 前記押圧接触片は、前記第1のハウジングに配置した前記平型導体の幅方向に対応する長さを有する請求項2記載の平型導体用コネクタ。
  4. 前記平型導体保持部は、前記第2のハウジングに設けられるとともに前記ハウジング嵌合状態で前記押圧接触片を前記平型導体に対して付勢し、前記押圧接触片が前記平型導体を前記接続室の内壁に押し付ける状態を保持する付勢部を有する請求項2又は請求項3記載の平型導体用コネクタ。
  5. 前記第1のハウジングは、前記接続室に配置した前記平型導体を抜け止めする係止部と、前記押圧接触片とを有するロック部材を備える請求項2〜請求項4何れか1項記載の平型導体用コネクタ。
  6. 前記ロック部材は、前記平型導体と係止して抜止めするロック位置と、前記平型導体との係止が外れて前記平型導体を前記接続室から抜去可能なロック解除位置との間で、前記係止部を変位可能に支持する支持部を有しており、
    前記第1のハウジングは、前記ロック解除位置にある前記係止部を前記ロック位置に変位させるように前記支持部を付勢する保持ばね部材を備える請求項5記載の平型導体用コネクタ。
  7. 前記平型導体保持部が接触する前記平型導体の一方面と反対側の前記平型導体の他方面に対して前記平型導体と押圧接触する平型導体接触部材をさらに備える請求項1〜請求項6何れか1項記載の平型導体用コネクタ。
  8. 前記平型導体接触部材は、前記端子である請求項7記載の平型導体用コネクタ。
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