JP2014181551A - 窪み付き鋼管継手、接合鋼管及び鋼管の接合方法 - Google Patents

窪み付き鋼管継手、接合鋼管及び鋼管の接合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014181551A
JP2014181551A JP2013058697A JP2013058697A JP2014181551A JP 2014181551 A JP2014181551 A JP 2014181551A JP 2013058697 A JP2013058697 A JP 2013058697A JP 2013058697 A JP2013058697 A JP 2013058697A JP 2014181551 A JP2014181551 A JP 2014181551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
joint
hollow
steel
joints
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013058697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6165478B2 (ja
Inventor
Kunihiro Enomoto
邦広 榎本
Eiji Tsuru
英司 津留
Shinji Myonaka
真治 妙中
Yoshio Terada
好男 寺田
Motonori Kameyama
元則 亀山
Kenichi Nakahara
健一 中原
Tatsuo Nakatsukasa
龍夫 中司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAMEYAMA CO Ltd
NAKAHARA MANUFACTURING CO Ltd
Nippon Steel Corp
Nikko Corp Ltd
Nikko KK
Kameyama KK
Original Assignee
KAMEYAMA CO Ltd
NAKAHARA MANUFACTURING CO Ltd
Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Nikko Corp Ltd
Nikko KK
Kameyama KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAMEYAMA CO Ltd, NAKAHARA MANUFACTURING CO Ltd, Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp, Nikko Corp Ltd, Nikko KK, Kameyama KK filed Critical KAMEYAMA CO Ltd
Priority to JP2013058697A priority Critical patent/JP6165478B2/ja
Publication of JP2014181551A publication Critical patent/JP2014181551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6165478B2 publication Critical patent/JP6165478B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

【課題】窪み付き鋼管の表面には連続的に凹みがあるので、窪み付き鋼管にネジ切り加工を施して継手用鋼管と接合するためには、窪み付き鋼管の鋼管厚みを厚くする必要があった。しかし、鋼管厚みを厚くすると、鋼管全体の重量が大きくなり、経済性の観点から課題があった。
【解決手段】継手用鋼管3と、鋼管表面に窪みが形成された窪み付き鋼管2とを摩擦圧接により接合する。継手用鋼管3と窪み付き鋼管2を接合した窪み付き鋼管継手1を用いれば、窪み付き鋼管2の厚さを厚くすることなく、他の鋼管を連結することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築構造物の基礎杭、地盤改良、山岳トンネルや擁壁の補強工事などに使用される窪み付き鋼管の機械式継手、その継手を用いて接合された接合鋼管及び鋼管の接合方法に関する。
建築構造物の基礎杭工事、地盤改良、山岳トンネルや擁壁の補強工事には、安価で、かつ信頼性の高い材料および工法が求められている。例えば、特許文献1には、地盤改良や土木建築構造物の基礎として用いられる杭の支持力を向上させる方法として、杭と地盤との間に生じる摩擦力を向上させるために、鋼管表面に窪みをつけた鋼管が開示されている。また、特許文献2には、山岳トンネル補強工事において、セメント系あるいはレジン系などの固結材を用いて地山との付着力を向上することを目的として、鋼管表面にらせん状の凹部を有する鋼管、縞状に凸部と凹部を有する鋼管を用いる工法が開示されている。
さらに、特許文献3には、複数の地山補強用鋼管を直列に連結させて打設して地山を補強する工法として、鋼管端部の外径が拡径され、かつその内周面に雌ねじ部が形成されるとともに、他端部の外周面に雄ねじ部が形成された継手を有する地山補強工法が開示されている。また、特許文献4には、鋼管端部の外径が縮径され、かつその外周面に雄ねじ部が形成されるとともに、他端部の内周面に雌ねじが形成された継手を有する地山補強工法が開示されている。
建築構造物の基礎杭工事、地盤改良、山岳トンネルや擁壁の補強工事における現場施工時の接合で適用される効率的な機械式継手には、上記に示したように鋼管に直接加工する方式や、あらかじめ加工した継手を溶接、摩擦圧接、液相拡散接合などにより、管本体に取り付ける方式がある。特許文献5に示すように、摩擦圧接は継手の信頼性が高いことから自動車部品などに使用されている。
日本国特許第5085809号 日本国特開2009−197573号公報 日本国特開2012−149458号公報 日本国特開2012−188837号公報 日本国特開平4−116123号公報
上記特許文献1に記載の鋼管および複合杭においては、窪みにより固化部材に対する十分な付着力が確保される。ただし、現場施工において、機械式継手により窪み付き鋼管を効率的に連結する方法として、例えば、特許文献3、あるいは特許文献4に示すように、鋼管端部に、直接、ネジ切り加工する方法がある。しかしながら、窪み付き鋼管の表面には連続的に凹みがあるので、ネジ切り加工するためには窪み付き鋼管の鋼管厚みを厚くする必要があることから、継手を含む鋼管全体の重量が大きくなり、経済性の観点から課題があった。
一方、あらかじめ、ネジ切り加工した厚肉の鋼管を窪み付き鋼管と溶接する方法も考えられる。しかしながら、窪み付き鋼管は低コスト化の観点から、合金元素の添加量が少なくなっており、また、ネジ切り加工した鋼管よりも厚みが薄いため、アーク溶接時の溶接熱影響部の軟化が大きく、継手性能(引張強度、曲げ強度)が低下するという課題があった。
そこで、上記事情に鑑み、本発明の目的は、窪み付き鋼管の鋼管厚みを厚くすることなく、優れた継手強度を発揮出来る窪み付き鋼管継手を提供することにある。
本発明の要旨は、以下の通りである。
(1)継手用鋼管と、鋼管表面に窪みが形成された窪み付き鋼管とを摩擦圧接により接合したことを特徴とする窪み付き鋼管継手。
(2)前記継手用鋼管の肉厚が前記窪み付き鋼管の肉厚よりも大きいことを特徴とする(1)記載の窪み付き鋼管継手。
(3)前記継手用鋼管の外径と前記窪み付き鋼管の外径が同じであることを特徴とする(2)記載の窪み付き鋼管継手。
(4)前記窪み付き鋼管における摩擦圧接部近傍の最軟化部の硬度と、当該窪み付き鋼管の母材硬度との硬度差が15%以下であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手。
(5)前記窪み付き鋼管が、質量%で、C
:0.05〜0.20、Si:0.6以下、Mn:0.5〜2.0、P:0.03以下、S:0.03以下、Al:0.05以下、N:0.001〜0.006、O:0.006以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつ、下記(式1)で定義されるCE値が0.15〜0.45、かつ、引張強度が400N/mm以上であることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手。
CE=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14・・・(式1)
(6)前記窪み付き鋼管が、質量%で、さらに、Nb:0.003〜0.05、
Ti:0.003〜0.030、Cr:0.05〜0.20のうち一種または二種以上を含有することを特徴とする(5)記載の窪み付き鋼管継手。
(7)前記窪み付き鋼管が、ディンプル鋼管あるいは段付き鋼管であることを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手。
(8)(1)乃至(7)のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手の継手用鋼管と、表面に窪みが形成されていない他の鋼管とを機械加工により接合したことを特徴とする接合鋼管。
(9)(1)乃至(7)のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手を少なくとも2本有し、前記窪み付き鋼管継手の継手用鋼管同士を機械加工により接合したことを特徴とする接合鋼管。
(10)継手用鋼管の一端部に機械加工を施し、当該継手用鋼管の他端に窪み付き鋼管を摩擦圧接により接合し、その後、前記機械加工を施した側に、予め機械加工を施した、表面に窪みが形成されていない他の鋼管を接合することを特徴とする鋼管の接合方法。
(11)継手用鋼管の一端部に機械加工を施し、当該継手用鋼管の他端に窪み付き鋼管を摩擦圧接により接合した窪み付き鋼管継手を少なくとも2本製造し、その後、各接合鋼管の前記継手用鋼管の機械加工を施した側の端部同士を接合することを特徴とする鋼管の接合方法。
(12)前記窪み付き鋼管が、質量%で、
C :0.05〜0.20、Si:0.6以下、Mn:0.5〜2.0、P:0.03以下、S:0.03以下、Al:0.05以下、N:0.001〜0.006、O:0.006以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつ、下記(式1)で定義されるCE値が0.15〜0.45の範囲にある鋼板を900℃以上に加熱した後、管状に成形し、さらに鋼管表面に連続的に凹みを成形し、700℃以上で成形工程を終了させて前記窪み付き鋼管を製造することを特徴とする(10)乃至(11)のいずれかに記載の鋼管の接合方法。
CE=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14・・・(式1)
(13)前記窪み付き鋼管が、質量%で、さらに、Nb:0.003〜0.05、
Ti:0.003〜0.030、Cr:0.05〜0.20のうち一種または二種以上を含有したことを特徴とする(12)記載の鋼管の接合方法。
なお、本発明における「窪み付き鋼管継手」とは、継手用鋼管と窪み付き鋼管が接合されたものを指す。この「窪み付き鋼管継手」には、窪み付き鋼管の一端に継手用鋼管が接合されたものだけでなく、両端に継手用鋼管が接合されたものも含まれる。また、本発明における「接合鋼管」とは、窪み付き鋼管継手と他の鋼管とが接合された鋼管や、窪み付き鋼管継手同士が接合された鋼管を指す。
本発明によれば、建築構造物の基礎杭、地盤改良、山岳トンネルや擁壁の補強工事などに使用される窪み付き鋼管の厚さを厚くすることなく、他の鋼管を連結することができる。これにより、安価でかつ、優れた継手性能を得ることができる。その結果、建築土木構造物の安全性が向上する。
本発明の実施形態に係る窪み付き鋼管継手の概略図である。 窪み付き鋼管継手と他の鋼管とを接合した接合鋼管を示す概略断面図である。 窪み付き鋼管継手と他の鋼管とを接合した接合鋼管の変形例を示す概略断面図である。 窪み付き鋼管継手と他の鋼管とを接合した接合鋼管の変形例を示す概略断面図である。 窪み付き鋼管継手同士を接合した接合鋼管を示す概略断面図である。 窪み付き鋼管継手を用いて種々の鋼管を接合した接合鋼管を示す概略断面図である。
以下に、本発明の窪み付き鋼管継手について詳細に説明する。
現場施工において、窪み付き鋼管を効率的に連結するために、あらかじめ、ネジ切り加工した厚肉の継手用鋼管と窪み付き鋼管とを溶接する方法がある。しかしながら、窪み付き鋼管は低コスト化の観点から、合金元素の添加量が少なくなっており、また、ネジ切り加工した継手用鋼管よりも厚みが薄いため、アーク溶接で接合した場合、溶接熱影響部の軟化が大きくなり、継手性能が低下する。すなわち、施工後に継手用鋼管を含む窪み付き鋼管に荷重が作用した場合、鋼管厚みの薄い、窪み付き鋼管側の軟化部にひずみが集中することにより、窪み付き鋼管の軟化部から容易に破断し、継手性能が低下する。
そこで、本願発明者らは、図1に示す通り、窪み付き鋼管2と継手用鋼管3を接合する際に摩擦圧接することを見出した。摩擦圧接であれば、アーク溶接に比較して短時間で接合することが可能となり、接合時に発生する熱もアーク溶接に比較して低くすることができる。このため、摩擦圧接部FWPの周囲の熱影響部の軟化を小さくすることができ、継手性能の低下を防ぐことが可能となる。
すなわち、本発明によれば、窪み付き鋼管2にネジ切り加工を施さずに継手用鋼管3を接合することが可能となるため、窪み付き鋼管2の鋼管厚みを厚くすることなく、優れた継手強度を有する窪み付き鋼管継手1を得ることができる。なお、図面では、窪み付き鋼管2の一例としてディンプル鋼管を図示している。ただし、窪み付き鋼管2は、ディンプル鋼管に限定されるものではなく、例えば段付き鋼管であっても良い。
窪み付き鋼管継手1に鋼管表面に窪みが形成されていない他の鋼管4を接合する場合には、図2に示す通り、継手用鋼管3の肉厚を窪み付き鋼管2の肉厚よりも大きくしておくことが好ましい。そうすれば、窪み付き鋼管継手1の継手用鋼管3の一端部にネジ切り加工をすることが可能となり、同様にネジ切り加工された他の鋼管4を接合することができる。なお、継手用鋼管3と他の鋼管4を接合するためのネジ切り加工は、加工例の一例であって、鋼管同士を接合できれば他の機械加工を施しても良い。
このとき、継手用鋼管3と窪み付き鋼管2が同じ外径を有していることが好ましい。そうすれば、窪み付き鋼管継手1を用いて接合された接合鋼管に段差が生じないため、接合鋼管をスムーズに地盤に挿入することができる。これにより、建築構造物の基礎杭工事、地盤改良、山岳トンネルや擁壁の補強工事を効率的に行うことができる。
ただし、継手用鋼管3の肉厚が厚い場合には、摩擦圧接時に生ずる摩擦熱による温度上昇が緩やかになり、鋼管の溶融温度に到達するまでに時間がかかってしまう。この場合、鋼管が溶融温度に到達するまで摩擦圧接を続けるか、あるいは継手用鋼管3の回転速度を上げて温度上昇を促すことが必要となる。しかしながら、いずれにしても通常の摩擦圧接時よりも多くのエネルギーを投入することになるため、エネルギー効率が悪化してしまう。そのような場合には、図3に示す削り部5のように、摩擦圧接部FWP近傍の継手用鋼管3の内周面を窪み付き鋼管2の肉厚に合わせて削ることが好ましい。そうすれば、エネルギー効率を落とすことなく、窪み付き鋼管2と継手用鋼管3を摩擦圧接により接合することができ、かつ、継手用鋼管3の摩擦圧接部FWPの反対側の端部にネジ切り加工等の機械加工を施すことができる。
また、窪み付き鋼管2の肉厚と継手用鋼管3の肉厚が異なる場合であって、かつ、外径も異なる場合には、図4に示す削り部6のように、継手用鋼管3の摩擦圧接部FWP近傍の継手用鋼管3の外周面を窪み付き鋼管2の肉厚に合わせて削っても良い。この場合も、エネルギー効率の悪化を防ぐことができる。
上記の窪み付き鋼管継手1の説明では、窪み付き鋼管継手1に鋼管表面に窪みが形成されていない他の鋼管4を接合することとしたが、接合対象はこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、窪み付き鋼管継手1を少なくとも2本製造し、窪み付き鋼管継手1同士を接合しても良い。この場合には、継手用鋼管3のネジ切り加工等の機械加工を施した側の端部同士を接合する。これにより、窪み付き鋼管2の鋼管厚みを厚くすることなく、継手用鋼管3を介して窪み付き鋼管2同士を接合することができる。
以上に示した窪み付き鋼管継手1を用いれば、鋼管の表面形状に関わらず、複数の鋼管を連結することができる。例えば、図6に示すように、窪みが形成されていない他の鋼管4と窪み付き鋼管継手1を連結し、その窪み付き鋼管継手1と他の窪み付き鋼管継手1を連結することも可能である。このように窪み付き鋼管継手1を用いれば、様々な鋼管を連結することができ、連結の組み合わせは無数に存在する。
また、本願発明者らは、窪み付き鋼管継手の継手性能をさらに向上させることについて鋭意検討した。
通常、摩擦圧接により接合された鋼管においては、熱影響部にある程度の軟化が生じる。軟化対策として、例えば、特許文献5には、NbとMoを複合添加することにより、自動車部品に使用される高強度鋼管の熱影響部の軟化を抑制する製造方法が開示されている。
しかしながら、窪み付き鋼管継手の摩擦圧接部において、窪み付き鋼管側は厚みが薄いので、摩擦圧接時に投入された熱量が窪み付き鋼管側に滞留し、軟化しやすくなる。また、薄肉の窪み付き鋼管にNbとMoを複合添加した場合、摩擦圧接部で1300℃以上の高温に加熱された部分の硬さが著しく上昇し、割れが発生しやすくなるとともに継手のコストが増加する。そこで、本願発明者らは安価で、かつ摩擦圧接部の継手性能を向上させるためには、摩擦圧接部の最高硬さの上昇を抑制しつつ、窪み付き鋼管側の最軟化部と窪み付き鋼管母材との平均硬さの差を15%以内にすることが好ましいことを見出した。
また、熱影響部の軟化を抑制するために合金添加量を増加させると、摩擦圧接後の硬さが著しく増加し、割れが発生しやすくなるとともに継手の鋼管のコストが増加してしまう。そこで、本願発明者らは、窪み付き鋼管の炭素当量および合金元素添加量を抑制し、かつ鋼管の製造において、鋼を900℃以上1350℃以下に加熱した後、管状に成形し、さらに鋼管表面に連続的に凹みを成形し、700℃以上で成形工程を終了して製造される400N/mm以上の引張強度を有する窪み付き鋼管を摩擦圧接することにより、摩擦圧接部の熱影響部の軟化が抑制され、優れた性能を有する継手が得られることを見出した。
また、本願発明者らは、窪み付き鋼管の化学成分を調整することや、一定条件下で窪み付き鋼管を製造することにより、窪み付き鋼管継手の継手性能をさらに向上させることが可能なことを見出した。以下、窪み付き鋼管の化学成分の限定理由について述べる。
Cの下限0.05%は、強度の確保ならびにNb添加による析出硬化、結晶粒の微細化効果を発揮させるための最小量である。しかしC量が多過ぎると摩擦圧接部の硬さが著しく上昇し、割れが発生するので、上限を0.20%とした。
Siは脱酸や強度向上のため添加する元素であるが、多く添加すると摩擦圧接部の硬さが上昇し割れが発生するので、上限を0.6%とした。
Mnは強度を確保する上で不可欠な元素であり、その下限は0.5%である。しかし、Mnが多すぎると鋼の焼入性が増加して溶接性を低下させるので、上限を2.0%とした。
本発明において、不可避的不純物であるP量を0.03%以下とする。この主たる理由は、摩擦圧接部の性能をより一層向上させるためである。P量の低減は、連続鋳造スラブの中心偏析を低減させて、粒界破壊を防止させる。またS量を0.03%以下とする。S量の低減は、延伸化したMnSを低減して延靱性を向上させる効果がある。
Nbは結晶粒の微細化や析出硬化に寄与し、鋼の強靱化および熱影響部の軟化抑制の作用を有する。この効果を発揮させるための最小量として、その下限を0.003%とした。しかし、Nb量が0.050%超えると、摩擦圧接部で割れが発生するので、その上限を0.050%とした。
Alは通常脱酸剤として鋼に含まれる元素で、組織の微細化にも効果を有する。しかしAl量が0.06%を超えるとAl系非金属介在物が増加して割れが発生するので、その上限を0.06%とした。
NはTiNを形成してスラブ再加熱時および熱影響部のオ−ステナイト粒の粗大化を抑制して低温靱性を向上させる。しかし、多過ぎるとスラブ表面疵の原因となるので、その上限を0.006%以下とした。
O量の低減は鋼中の酸化物を少なくして、延靱性の改善に効果があるので、その上限を0.006%以下とした。
さらにTi、Crを添加する理由について説明する。基本成分にさらにこれらの元素を添加する主たる目的は、本発明鋼の特徴を損なうことなく、強度・低温靭性などの特性の向上をはかるためである。したがって、その添加量は自ら制限されるべき性質のものである。
Ti添加は微細なTiNを形成し、スラブ再加熱時および摩擦圧接部のオ−ステナイト粒の粗大化を抑制してミクロ組織を微細化し、低温靱性を改善する。このようなTiNの効果を発現させるためには、最低0.003%のTi添加が必要である。しかしTi量が多過ぎると、TiNの粗大化やTiCによる析出硬化が生じ、低温靱性が低下するので、その上限を0.030%とした。
Crは母材の強度増加や熱影響部の軟化抑制をさせる効果があり、この効果を発揮させるためには0.05%以上の添加が必要である。しかし、多過ぎると摩擦圧接部の最高硬さが著しく上昇し、割れを発生させる。このためCr量の上限は0.2%である。
さらに、下記(式1)で定義されるCE値を0.15〜0.45の範囲に限定する。CE値が0.15未満では十分な強度が得られない。またCE値が0.45を超えると、溶接性が低下し、割れが発生する。
CE=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14・・・(式1)
つぎに、窪み付き鋼管の製造条件の限定理由について説明する。
本発明では、上記の成分を有する鋼を900℃以上1350℃以下に加熱した後、管状に成形し、さらに鋼管表面に連続的に凹みを成形し、700℃以上で成形工程を終了して窪み付き鋼管を製造する。このように製造した窪み付き鋼管は、摩擦圧接時の軟化部の低下度合いが少なく、優れた継手性能が得られる。
鋼の加熱温度を900℃以上とする理由は、オ−ステナイト域で合金元素を十分に溶体化させ、強度を向上させるためである。しかし加熱温度が1350℃を超えると、鋼板強度が著しく低下し、鋼管の成形ができなくなる。このため、加熱温度の上限は1350℃とした。
さらに、鋼管表面に連続的に凹みを成形する際、700℃以上で成形工程を終了する必要がある。凹みの成形を含めた鋼管の成形を700℃以上で終了する理由は、摩擦圧接時の軟化を抑制するためである。700℃未満で成形した場合、鋼管の強度が上昇し、窪み付き鋼管側の最軟化部と窪み付き鋼管母材の平均硬さの差が大きくなり、継手の性能が低下するためである。
なお、本実施形に係る窪み付き鋼管は、例えば、(1)成形ロールユニットにおいて、加熱された鋼板を丸めて管状に成形するとともに鋼板の端部同士を接合することにより鋼管を成形する方法、(2)加熱された丸ビレットを穿孔して管状に成形し、成形ロールで鋼管を定形する方法、において、突起部を表面に有する鋼管造形用ロールを鋼管の外表面に押圧することにより窪みを付与することにより製造される。
摩擦圧接により窪み付き鋼管継手を製造する場合、窪み付き鋼管より厚みが厚く、かつ、機械加工を施した継手用鋼管を摩擦圧接により接合し、窪み付き鋼管側の最軟化部と窪み付き鋼管母材との平均硬さの差を15%以内とする必要がある。機械加工した継手用鋼管を窪み付き鋼管よりも厚くする理由は、機械加工として例えばネジ切り加工を施した後の肉厚を確保するためである。また、窪み付き鋼管側の最軟化部と窪み付き鋼管母材の平均硬さの差がビッカース硬さで15%以内とする理由は、摩擦圧接部の引張強度および曲げ強度を母材のそれと同等以上にするためである。
本発明の実施例について述べる。種々の成分を有する、厚さ3.2mm厚の鋼板を種々の条件で加熱、成形した後、直径(外径)76.3mmの400N/mm級以上の引張強度を有する窪み付き鋼管を製造した。また、ネジ切り加工を施した厚さ5.5mm、外径76.3mmの継手用鋼管と窪み付き鋼管を摩擦圧接して窪み付き鋼管継手を作成し、その性能を評価した。摩擦圧接部の硬さは、摩擦圧接部を含むサンプルを切り出した後、板厚中心において、窪み付き鋼管継手の長手方向にビッカース硬度計を用いて測定した。測定データは5点の平均値をとり代表データとした。
本発明が規定する化学成分組成を有する本発明鋼No.1〜8、および、本発明の範囲から外れた条件を有する比較鋼No.9〜23の化学成分組成、製造条件、継手引張強度を、それぞれ表1に示す。また、表1にそれぞれの母材からなる窪み付き鋼管の製造時の鋼板加熱温度、成形終了温度および諸性質を示す。なお、表1において、本発明の範囲から外れている条件または性質を示す欄に下線を引いた。
Figure 2014181551
表1に示すように、本発明鋼であるNo.1〜8の窪み付き鋼管継手は、優れた特性を有していた。これに対して、比較鋼No.9〜23は、窪み付き鋼管の成分組成、鋼管の製造条件あるいは摩擦圧接部の最軟化部の硬さが適切でなく、いずれかの特性が劣っていた。
No.9は窪み付き鋼管母材のC量が多いため、摩擦圧接部の硬さが著しく上昇し、割れが発生した。No.10は窪み付き鋼管母材のC量が少ないため、摩擦圧接部の引張強度が低い。No.11は窪み付き鋼管母材のSi量が多いため、摩擦圧接部の硬さが著しく上昇し、割れが発生した。No.12は窪み付き鋼管母材のMn量が多いため、摩擦圧接部の硬さが著しく上昇し、割れが発生した。No.13は窪み付き鋼管母材のNb量が多すぎるため、摩擦圧接部で割れが発生した。No.14は窪み付き鋼管母材のAl量が多いため、鋼管母材部に割れが発生した。No.15は窪み付き鋼管母材のO量が多いため、摩擦圧接部に割れが発生した。No.16は窪み付き鋼管母材のTi量が多すぎるため、摩擦圧接部で割れが発生した。No.17は窪み付き鋼管母材のCr量が多すぎるため、摩擦圧接部の最高硬さが高く、割れが発生した。
No.18はCE値が大きいため、摩擦圧接部の最高硬さが高く、割れが発生した。No.19はCE値が低いため、十分な摩擦圧接部の引張強度が得られない。No.20は鋼管製造時の鋼板の加熱温度が低いため、十分な強度が得られない。No.21は鋼管製造時の鋼板の加熱温度が高いため、鋼管の成形ができない。No.22は鋼管製造時の成形終了温度が低いため、鋼管母材の強度が著しく上昇し、窪み付き鋼管側の最軟化部と窪み付き鋼管母材の平均硬さの差が大きくなり、継手強度が低い。No.23は窪み付き鋼管側の最軟化部と窪み付き鋼管母材の平均硬さの差が15%を超えるため、引張強度が低い。
以上のように、本発明で規定する条件のうち、いずれかの条件から外れると、優れた性能を有する窪み付き鋼管継手が得られないのに対し、本発明で規定する条件を満たすことにより、優れた継手性能を有する窪み付き鋼管継手が安定して製造できた。
本発明は、建築構造物の基礎杭、地盤改良、山岳トンネルや擁壁の補強工事などに使用される窪み付き鋼管継手に適用できる。その結果、建築土木構造物の安全性が向上する。
1 溶接鋼管継手
2 窪み付き鋼管
3 継手用鋼管
4 鋼管
5 削り部
6 削り部
FWP 摩擦圧接部

Claims (13)

  1. 継手用鋼管と、鋼管表面に窪みが形成された窪み付き鋼管とを摩擦圧接により接合したことを特徴とする窪み付き鋼管継手。
  2. 前記継手用鋼管の肉厚が前記窪み付き鋼管の肉厚よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の窪み付き鋼管継手。
  3. 前記継手用鋼管の外径と前記窪み付き鋼管の外径が同じであることを特徴とする請求項2記載の窪み付き鋼管継手。
  4. 前記窪み付き鋼管における摩擦圧接部近傍の最軟化部の硬度と、当該窪み付き鋼管の母材硬度との硬度差が15%以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手。
  5. 前記窪み付き鋼管が、
    質量%で、C :0.05〜0.20、Si:0.6以下、Mn:0.5〜2.0、P:0.03以下、S:0.03以下、Al:0.05以下、N:0.001〜0.006、O:0.006以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつ、下記(式1)で定義されるCE値が0.15〜0.45、かつ、引張強度が400N/mm以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手。
    CE=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14・・・(式1)
  6. 前記窪み付き鋼管が、質量%で、さらに、Nb:0.003〜0.05、
    Ti:0.003〜0.030、Cr:0.05〜0.20のうち一種または二種以上を含有することを特徴とする請求項5に記載の窪み付き鋼管継手。
  7. 前記窪み付き鋼管が、ディンプル鋼管あるいは段付き鋼管であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手の継手用鋼管と、表面に窪みが形成されていない他の鋼管とを機械加工により接合したことを特徴とする接合鋼管。
  9. 請求項1乃至7のいずれかに記載の窪み付き鋼管継手を少なくとも2本有し、前記窪み付き鋼管継手の継手用鋼管同士を機械加工により接合したことを特徴とする接合鋼管。
  10. 継手用鋼管の一端部に機械加工を施し、
    当該継手用鋼管の他端に窪み付き鋼管を摩擦圧接により接合し、
    その後、前記機械加工を施した側に、予め機械加工を施した、表面に窪みが形成されていない他の鋼管を接合することを特徴とする鋼管の接合方法。
  11. 継手用鋼管の一端部に機械加工を施し、
    当該継手用鋼管の他端に窪み付き鋼管を摩擦圧接により接合した窪み付き鋼管継手を少なくとも2本製造し、
    その後、各接合鋼管の前記継手用鋼管の機械加工を施した側の端部同士を接合することを特徴とする鋼管の接合方法。
  12. 前記窪み付き鋼管が、
    質量%で、 C :0.05〜0.20、Si:0.6以下、Mn:0.5〜2.0、P:0.03以下、S:0.03以下、Al:0.05以下、N:0.001〜0.006、O:0.006以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつ、下記(式1)で定義されるCE値が0.15〜0.45の範囲にある鋼板を900℃以上に加熱した後、管状に成形し、さらに鋼管表面に連続的に凹みを成形し、700℃以上で成形工程を終了させて前記窪み付き鋼管を製造することを特徴とする請求項10乃至11のいずれかに記載の鋼管の接合方法。
    CE=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14・・・(式1)
  13. 前記窪み付き鋼管が、質量%で、さらに、Nb:0.003〜0.05、
    Ti:0.003〜0.030、Cr:0.05〜0.20のうち一種または二種以上を含有したことを特徴とする請求項12記載の鋼管の接合方法。


JP2013058697A 2013-03-21 2013-03-21 窪み付き鋼管継手、接合鋼管及び鋼管の接合方法 Active JP6165478B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013058697A JP6165478B2 (ja) 2013-03-21 2013-03-21 窪み付き鋼管継手、接合鋼管及び鋼管の接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013058697A JP6165478B2 (ja) 2013-03-21 2013-03-21 窪み付き鋼管継手、接合鋼管及び鋼管の接合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014181551A true JP2014181551A (ja) 2014-09-29
JP6165478B2 JP6165478B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=51700533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013058697A Active JP6165478B2 (ja) 2013-03-21 2013-03-21 窪み付き鋼管継手、接合鋼管及び鋼管の接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6165478B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221965A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 新日鐵住金株式会社 鋼管
JP2016053268A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社亀山 地山補強用鋼管及びその製造方法
JP2018001244A (ja) * 2016-07-05 2018-01-11 新日鐵住金株式会社 接合方法
CN109899004A (zh) * 2019-03-12 2019-06-18 淮北林光钻探机电工程有限公司 一种勘探用套管及其制造方法
JP2020066908A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 フジモリ産業株式会社 地山補強用鋼管

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5257515A (en) * 1975-11-06 1977-05-12 Tsukamoto Seiki Kk Pressure resisting joint for pipe with big diameter
JPH04116123A (ja) * 1990-09-05 1992-04-16 Nippon Steel Corp 摩擦圧接に適した高強度電縫鋼管の製造方法
JPH05293676A (ja) * 1992-04-21 1993-11-09 Nakahara Seisakusho:Kk 異種金属材の摩擦接合方法及びこの方法によって製作されるロール
JPH06341422A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Nippon Steel Corp ねじり疲労特性に優れた高性能自動車駆動軸
JP2000045267A (ja) * 1998-07-29 2000-02-15 Geotop Corp 継杭施工方法
JP2000288747A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Hitachi Metals Ltd 摩擦圧接部材
JP2004042049A (ja) * 2002-07-08 2004-02-12 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 流体圧成形管の製造方法
JP2008175055A (ja) * 2005-08-24 2008-07-31 Nippon Steel Corp 窪み付き鋼管杭及びその鋼管杭を使用した複合鋼管杭
US20100308577A1 (en) * 2009-06-04 2010-12-09 National Oilwell Varco, L.P. drill pipe system and method for using same
JP2011111673A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Nippon Steel Corp 機械切断特性に優れた引張最大強度900MPa以上の高強度冷延鋼板及びその製造方法、並びに、高強度亜鉛めっき鋼板及びその製造方法
JP2011208373A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 鋼管杭の機械式継手構造
JP2012055904A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Toyota Motor Corp 液相拡散接合方法及び接合品
WO2012115138A1 (ja) * 2011-02-22 2012-08-30 新日本製鐵株式会社 窪み付き鋼管及び複合杭
JP2012196691A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Nippon Steel Corp ディンプル鋼管の製造方法およびディンプル鋼管製造装置
JP2012219296A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Kobe Steel Ltd 摩擦圧接用機械構造用鋼および摩擦圧接部品

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5257515A (en) * 1975-11-06 1977-05-12 Tsukamoto Seiki Kk Pressure resisting joint for pipe with big diameter
JPH04116123A (ja) * 1990-09-05 1992-04-16 Nippon Steel Corp 摩擦圧接に適した高強度電縫鋼管の製造方法
JPH05293676A (ja) * 1992-04-21 1993-11-09 Nakahara Seisakusho:Kk 異種金属材の摩擦接合方法及びこの方法によって製作されるロール
JPH06341422A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Nippon Steel Corp ねじり疲労特性に優れた高性能自動車駆動軸
JP2000045267A (ja) * 1998-07-29 2000-02-15 Geotop Corp 継杭施工方法
JP2000288747A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Hitachi Metals Ltd 摩擦圧接部材
JP2004042049A (ja) * 2002-07-08 2004-02-12 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 流体圧成形管の製造方法
JP2008175055A (ja) * 2005-08-24 2008-07-31 Nippon Steel Corp 窪み付き鋼管杭及びその鋼管杭を使用した複合鋼管杭
US20100308577A1 (en) * 2009-06-04 2010-12-09 National Oilwell Varco, L.P. drill pipe system and method for using same
JP2011111673A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Nippon Steel Corp 機械切断特性に優れた引張最大強度900MPa以上の高強度冷延鋼板及びその製造方法、並びに、高強度亜鉛めっき鋼板及びその製造方法
JP2011208373A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 鋼管杭の機械式継手構造
JP2012055904A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Toyota Motor Corp 液相拡散接合方法及び接合品
WO2012115138A1 (ja) * 2011-02-22 2012-08-30 新日本製鐵株式会社 窪み付き鋼管及び複合杭
JP2012196691A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Nippon Steel Corp ディンプル鋼管の製造方法およびディンプル鋼管製造装置
JP2012219296A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Kobe Steel Ltd 摩擦圧接用機械構造用鋼および摩擦圧接部品

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221965A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 新日鐵住金株式会社 鋼管
JP2016053268A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社亀山 地山補強用鋼管及びその製造方法
JP2018001244A (ja) * 2016-07-05 2018-01-11 新日鐵住金株式会社 接合方法
JP2020066908A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 フジモリ産業株式会社 地山補強用鋼管
JP7193789B2 (ja) 2018-10-24 2022-12-21 フジモリ産業株式会社 地山補強用鋼管
JP2023016904A (ja) * 2018-10-24 2023-02-02 フジモリ産業株式会社 地山補強用鋼管
JP7366381B2 (ja) 2018-10-24 2023-10-23 フジモリ産業株式会社 地山補強用鋼管
CN109899004A (zh) * 2019-03-12 2019-06-18 淮北林光钻探机电工程有限公司 一种勘探用套管及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6165478B2 (ja) 2017-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6165478B2 (ja) 窪み付き鋼管継手、接合鋼管及び鋼管の接合方法
CN108603266B (zh) 高强度高韧性钢管用钢板及其制造方法
JP6435122B2 (ja) 冷間プレス成形角形鋼管用厚鋼板、冷間プレス成形角形鋼管、及び溶接方法
JP5142068B2 (ja) 抵抗スポット溶接用高張力鋼板及びその接合方法
JP6149951B2 (ja) 鉄筋用鋼材およびその製造方法
JP5418662B2 (ja) 溶接部靭性に優れた高靭性クラッド鋼板の母材及びそのクラッド鋼板の製造方法
JP5928374B2 (ja) 非調質低降伏比高張力厚鋼板およびその製造方法
JP5217385B2 (ja) 高靭性ラインパイプ用鋼板およびその製造方法
JP5910400B2 (ja) 非調質低降伏比高張力厚鋼板およびその製造方法
JP5447278B2 (ja) 内面突起つきスパイラル鋼管およびその製造法
JP6079165B2 (ja) 溶接部靭性に優れた高靭性高耐食性Ni合金クラッド鋼板及びその製造方法
JP2013204103A (ja) 耐座屈性能に優れた低温用高強度溶接鋼管とその製造方法および耐座屈性能に優れた低温用高強度溶接鋼管用鋼板の製造方法
EP1746175A1 (en) Super high strength uoe steel pipe and method for production thereof
JP6079611B2 (ja) 母材の低温靭性とHAZ靭性及び合せ材の耐食性に優れたNi合金クラッド鋼板およびその製造方法
JP2015086422A (ja) 母材の低温靭性とHAZ靭性及び合せ材の耐食性に優れたNi合金クラッド鋼板およびその製造方法
JP5609404B2 (ja) 内面突起つきスパイラル鋼管の製造法
JP6648736B2 (ja) 母材低温靱性とhaz靱性に優れたクラッド鋼板およびその製造方法
JP6750572B2 (ja) 母材が高強度で低温靱性に優れたクラッド鋼板およびその製造方法
KR20200099601A (ko) 라인 파이프용 강재 및 그 제조 방법 그리고 라인 파이프의 제조 방법
JP5874290B2 (ja) 耐延性亀裂進展特性に優れた溶接継手用鋼材およびその製造方法
JP5912364B2 (ja) 冷間成形角形鋼管の溶接方法と溶接継手、およびその溶接継手を有する鋼管柱
JP4513311B2 (ja) 疲労強度特性に優れた溶接継手
JP2008188641A (ja) 耐溶接軟化性及び疲労特性に優れた高強度溶接鋼管
JP3661510B2 (ja) 耐歪み時効特性に優れた高強度厚鋼板及びその製造方法
JP6801727B2 (ja) 機械式ねじおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6165478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531