JP2014176918A - ロボットシステム、クレーンツール及び搬送方法 - Google Patents

ロボットシステム、クレーンツール及び搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産ラインの省スペース化を図ることができるロボットシステム、クレーンツール及び搬送方法を提供する。
【解決手段】ロボットシステム1は、基部11と、複数の腕部12,13と、基部11に対して複数の腕部12,13を直列に繋ぎ、先端側に隣接する腕部12,13をそれぞれ揺動させる複数の関節15,16とを有するロボットアーム10Aと、ロボットアーム10Aに搬送作業を行わせるためのクレーンツール40とを備える。クレーンツール40は、腕部13に装着されてワークWを吊るフック部42と、前腕部13を搖動させる関節16を、フック部42との間に挟むように位置するカウンターウェイト部43と、フック部42とカウンターウェイト部43とを繋ぐ連結部41とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットシステム、ロボットシステム用のクレーンツール及びロボットシステムを用いた搬送方法に関する。
従来、様々な製品の生産ラインにおいてロボットシステムが用いられている。例えば、特許文献1には、溶接作業を行うロボットアームを備えたロボットシステムが開示されている。ロボットアームは、基部と、複数の腕部と、手首部と、基部に対して複数の腕部及び手首部を直列に繋ぎ、先端側に隣接する腕部又は手首部をそれぞれ揺動させる複数の関節とを有する。手首部には溶接トーチが取り付けられる。
特開2003−200376号公報
上述したロボットシステムを用いた生産ラインでは、ロボットアームの作業エリアに対してワークの搬入・搬出を行う必要がある。しかしながら、溶接等、搬送以外の作業を行うためのロボットアームが搬送可能なワークの重量には限りがある。このため、ワークの搬入・搬出は、ロボットアームとは別に設けられたクレーン等の搬送装置により行われる場合が多い。この場合、ロボットアームの設置スペースに加え、搬送装置の設置スペースをも確保する必要があり、生産ラインの占有スペースが大きくなる。建屋の規模が小さい場合には、スペース上の制約により生産ラインを構築できないおそれもある。
そこで本発明は、生産ラインの省スペース化を図ることができるロボットシステム、クレーンツール及び搬送方法を提供することを目的とする。
本発明に係るロボットシステムは、基部と、複数の腕部と、基部に対して複数の腕部を直列に繋ぎ、先端側に隣接する腕部をそれぞれ揺動させる複数の関節とを有するロボットアームと、ロボットアームに搬送作業を行わせるためのクレーンツールとを備え、クレーンツールは、腕部に装着されてワークを吊るフック部と、腕部を搖動させる関節を、フック部との間に挟むように位置するカウンターウェイト部と、フック部とカウンターウェイト部とを繋ぐ連結部とを有する。
本発明によれば、生産ラインの省スペース化を図ることができる。
第1実施形態に係るロボットシステムの概略構成を示す側面図である。 ロボットアームがフック部を下降させた状態を示す側面図である。 フック部にワイヤを掛けた状態を示す側面図である。 ロボットシステムによりワークを搬送している状態を示す側面図である。 第2実施形態に係るロボットシステムのロボットアーム及びクレーンツールを示す側面図である。 図2中のロボットアームにクレーンツールを装着した状態を示す側面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1に示すように、ロボットシステム1は、2本のロボットアーム10A,10Bと、2台のロボットコントローラ20A,20Bと、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)30と、クレーンツール40と、把持ツール50とを備える。
ロボットアーム10A,10Bのそれぞれは、基部11と、3本の腕部12,13,14と、基部11に対して腕部12,13,14を直列に連結する3個の関節15,16,17とを有する。基部11は、床面に設置される基台11aと、基台11aの上に設けられた旋回台11bとを有する。基台11aは、鉛直な軸(S軸)A1まわりに旋回台11bを旋回させるアクチュエータを内蔵している。
関節(L軸関節)15は、腕部(下腕部)12と旋回台11bの上部とを連結する。L軸関節15は、水平な軸(L軸)A2まわりに下腕部12を揺動させるアクチュエータを内蔵している。すなわち、L軸関節15は先端側に隣接する腕部12を揺動させる。関節(U軸関節)16は、腕部(前腕部)13と下腕部12とを連結する。U軸関節16は、L軸A2に平行な軸(U軸)A3まわりに前腕部13を搖動させるアクチュエータを内蔵している。すなわち、U軸関節16は先端側に隣接する腕部13を揺動させる。関節(B軸関節)17は、腕部(手首部)14と前腕部13とを連結する。B軸関節17は、前腕部13の中心軸A4に直交する軸(B軸)A5まわりに手首部14を搖動させるアクチュエータを内蔵している。
前腕部13は、直列に連なる前腕リンク13a,13bを有する。U軸関節16側の第1前腕リンク13aは、B軸関節17側の第2前腕リンク13bを前腕部13の中心軸(R軸)A4まわりに旋回させるアクチュエータを内蔵している。手首部14は、B軸関節17に連結された手首リンク14aと、手首リンク14aの先端側に連結された装着フランジ14bとを有する。手首リンク14aは、装着フランジ14bを手首部14の中心軸(T軸)A6まわりに旋回させるアクチュエータを内蔵している。装着フランジ14bには、ロボットアーム10A,10Bに所望の作業を行わせるための種々のツールTが取り付けられる。
上記各アクチュエータは、例えばモータ、減速器及び角度センサ等により構成されている。2台のロボットコントローラ20A,20Bは、2本のロボットアーム10A,10Bにそれぞれ接続されており、上記各アクチュエータを制御する。ロボットコントローラ20A,20Bは、それぞれPLC30に接続されている。PLC30は、ロボットコントローラ20A,20Bを介してロボットアーム10A,10Bを制御し、例えばワークの組み立て、接合及び搬送等、様々な作業を実行させる。
クレーンツール40は、ロボットアーム10Aに搬送作業を行わせるためのツールであり、ツール本体41と、ワークを吊るためのフック部42と、カウンターウェイト部43とを有する。
ツール本体41は、前腕部13への装着部41aと、フック部42及びカウンターウェイト部43を装着部に連結する継手部41bとを有する。装着部41aは、前腕部13の第1前腕リンク13aの外周に着脱自在に取り付けられる。装着部41aが第1前腕リンク13aに取り付けられた状態で、継手部41bは前腕部13の中心軸A4に沿って延在し、前腕部13が横たわると前腕部13の上に位置する。以下、前腕部13が横たわり、継手部41bが前腕部13の上に位置する状態を基準にして説明を進める。
フック部42は、上に開いたU形状を呈し、継手部41bの一端部の上に固定されている。すなわち、フック部42は、根元側から2本目の腕部である前腕部13にツール本体41を介して装着される。フック部42は、中心軸A4に沿う方向でU軸関節16とB軸関節17との間に位置する。
カウンターウェイト部43は、継手部41bの他端部に固定されている。すなわち、継手部41bは、フック部42とカウンターウェイト部43とを繋ぐ連結部J1である。カウンターウェイト部43は、中心軸A4に沿う方向においてフック部42との間にU軸関節16を挟むように位置する。すなわち、カウンターウェイト部43は、水平方向においてフック部42との間にU軸関節16を挟むように位置する。このため、カウンターウェイト部43は、搬送対象のワークの重さによりU軸A3まわりに発生するモーメントに抗するモーメントを発生し、U軸A3まわりに発生するモーメントを軽減する。カウンターウェイト部43の重さは、U軸A3まわりに発生するモーメントが、U軸関節16のアクチュエータの許容範囲内となるように設定されている。
把持ツール50は、搬送対象のワークを把持可能な既存のロボットハンドであり、ロボットアーム10Bの装着フランジ14bに取り付けられる。把持ツール50は、ロボットアーム10Bと共に、PLC30によって制御される。
続いて、ロボットシステム1を用いたワークの搬送方法について説明する。まず、図1に示すように、ロボットアーム10Aにクレーンツール40を装着し、ロボットアーム10Bに把持ツール50を装着する。
次に、PLC30によりロボットアーム10Aを制御し、図2に示すようにフック部42を上に向けた状態で下降させる。具体的に、前腕部13が横たわり、フック部42が上に向いた状態を保つようにU軸関節16のアクチュエータを駆動しながら、L軸関節15のアクチュエータを駆動して下腕部12を横たわらせる。この状態で、図3に示すように、搬送用のワイヤRをフック部42に掛け、ワイヤRの下端部をワークWに接続する。
次に、PLC30によりロボットアーム10Aを制御し、図4に示すようにフック部42を上に向けた状態で上昇させる。具体的に、前腕部13が横たわり、フック部42が上に向いた状態を保つようにU軸関節16のアクチュエータを駆動しながら、L軸関節15のアクチュエータを駆動して下腕部12を起立させる。これにより、フック部42に掛かったワイヤを介してワークWが吊り上げられる。この状態で、PLC30によりロボットアーム10B及び把持ツール50を制御し、ワークWの一部を把持ツール50によって把持させる。
次に、PLC30によりロボットアーム10A,10Bを同時に制御し、フック部42と把持ツール50とを同一の方向に移動させる。例えば、ロボットアーム10Aの旋回台11bを旋回させることで、S軸A1を中心とする円周に沿ってフック部42を移動させると共に、把持ツール50をフック部42に追従させるようにロボットアーム10Bを制御する。
ワークWが所望の位置に達すると、PLC30により把持ツール50を制御してワークWを解放させ、PLC30によりロボットアーム10Bを制御して把持ツール50をワークWの近傍から退避させる。
次に、PLC30によりロボットアーム10Aを制御して、フック部42を下降させ、ワークWを床面に接地させる(図3参照)。具体的に、前腕部13が横たわり、フック部42が上に向いた状態を保つようにU軸関節16のアクチュエータを駆動しながら、L軸関節15のアクチュエータを駆動して下腕部12を寝かせる。この状態で、ワイヤRの下端部をワークWから取り外し、ワイヤRをフック部42上から取り除く(図2参照)。以上によりワークWの搬送が完了する。
なお、搬送作業の手順は上述した順序に限られない。例えば、クレーンツール40をロボットアーム10Aに装着した後にフック部42を下降させるのに代えて、下腕部12を横たわらせて前腕部13を下降させた後にクレーンツール40を装着してもよい。ワイヤRを、ワークWに接続した後にフック部42上に掛けてもよいし、フック部42上から取り除いた後にワークWから取り外してもよい。ワークWを水平方向に搬送するときのみでなく、上昇又は下降させるときにも、把持ツール50にワークWを把持させ、把持ツール50をフック部42に追従させてよい。
以上に説明したロボットシステム1では、前腕部13に装着されたフック部42にワークWを吊り下げることができる。このとき、前腕部13を搖動させるU軸関節16には、ワークWの重さによるモーメントが作用する。これに対し、水平方向においてフック部42との間にU軸関節16を挟むように位置するカウンターウェイト部43が設けられている。カウンターウェイト部43は、ワークWの重さによるモーメントに抗するモーメントを発生し、U軸関節16に作用するモーメントを軽減する。これにより、ワークWの搬送作業を想定して設計されていないU軸関節16のアクチュエータを、ワークWの搬送に適応させることが可能となる。
ワークWの重さによるモーメントは、前腕部13より根元側の腕部12を揺動させるL軸関節15にも作用する。L軸関節15のアクチュエータは、U軸関節16のアクチュエータに比べ、多くの腕部のイナーシャに適応するように設計されている。このため、アクチュエータの出力には余裕があるので、L軸関節15のアクチュエータもワークWの搬送に適応させることが可能である。
従って、フック部42にワークWを吊り下げた状態でL軸関節15及びU軸関節16を駆動し、ワークWを搬送できる。このようにロボットアーム10Aを搬送作業に適用できるので、搬送専用の装置を設ける必要がなく、生産ラインの省スペース化を図ることができる。
また、ロボットシステム1は2本のロボットアーム10A,10Bを備え、一方のロボットアーム10Aにはクレーンツール40が装着され、他方のロボットアーム10Bには把持ツール50が装着される。これにより、一方のロボットアーム10Aのフック部42にワークWを吊り下げると共に、他方のロボットアーム10Bの把持ツール50にワークWを把持させた状態で、2本のロボットアーム10A,10Bによりフック部42及び把持ツール50を同一の方向に移動させることで、安定した姿勢でワークWを搬送できる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、クレーンツールを装着するときに、ロボットアームの一部分を取り外し可能とした点で第1実施形態と異なる。図5に示すように、第2実施形態に係るロボットシステムのロボットアーム60Aは、ロボットアーム10Aの前腕部13の根元部に分割部P1を設けたものである。これによりロボットアーム10Aは、分割部P1において、根元側の第1アーム60aと先端側の第2アーム60bとに分離可能となっている。分割部P1は、第1前腕リンク13aに設けられており、第2前腕リンク13bを旋回させるアクチュエータは分割部P1より先端側に配置されている。
第1アーム60aの先端部には、例えば既存のオートツールチェンジャー(ATC)61が設けられており、第2アーム60bの基端部には、ATC61により保持可能なアダプタ62が設けられている。ATC61がアダプタ62を保持することにより、第1アーム60aと第2アーム60bとが連結される。
クレーンツール70は、ツール本体41に代えてツール本体71を有しており、図6に示すように、第2アーム60bが第1アーム60aから取り外された状態で第1アーム60aに連結される。ツール本体71は、ATC61により保持可能なアダプタ71aと、継手部71b,71cとを有する。
アダプタ71aがATC61に保持された状態で、継手部71b,71cは前腕部13の中心軸A4に沿って延在する。継手部71bは、アダプタ71aからU軸関節16の逆側に突出しており、その端部の上にフック部42が固定されている。すなわち、フック部42は、根元側から2本目の腕部である前腕部13にツール本体71を介して装着される。フック部42は、中心軸A4に沿う方向でU軸関節16より先端側に位置する。
継手部71cは、アダプタ71aからU軸関節16側に突出しており、その端部にカウンターウェイト部43が固定されている。すなわち、アダプタ71a及び継手部71b,71cは、フック部42とカウンターウェイト部43とを繋ぐ連結部J2を構成する。カウンターウェイト部43は、中心軸A4に沿う方向においてフック部42との間にU軸関節16を挟むように位置する。すなわち、カウンターウェイト部43は、水平方向においてフック部42との間にU軸関節16を挟むように位置する。
第2実施形態のロボットシステムによれば、搬送作業中におけるロボットアーム60Aの自重を軽減し、U軸関節16及びL軸関節15のアクチュエータの負担をより軽減できる。また、第1アーム60aの先端部にはATC61が設けられ、第2アーム60b及びクレーンツール70にはATC61により保持可能なアダプタ62,71aがそれぞれ設けられているため、第2アーム60bとクレーンツール70との交換を自動化できる。これにより、ロボットシステムによるワークWの搬送作業と、搬送以外の作業との移行を自動化できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。クレーンツール70が装着される腕部は前腕部13に限られず、例えば下腕部12又は手首部14にクレーンツール70を装着してもよい。本発明は、1体の胴部に2本のロボットアームが取り付けられた双腕型のロボット装置を備えるロボットシステムにも適用可能である。
1…ロボットシステム、10A,10B,60A…ロボットアーム、11…基部、12,13…腕部、13…前腕部、15,16,17…関節、40,70…クレーンツール、42…フック部、43…カウンターウェイト部、50…把持ツール、J1,J2…連結部、P1…分割部、W…ワーク。

Claims (6)

  1. 基部と、複数の腕部と、前記基部に対して前記複数の腕部を直列に繋ぎ、先端側に隣接する前記腕部をそれぞれ揺動させる複数の関節とを有するロボットアームと、
    前記ロボットアームに搬送作業を行わせるためのクレーンツールと、を備え、
    前記クレーンツールは、
    前記腕部に装着されてワークを吊るフック部と、
    前記腕部を搖動させる前記関節を、前記フック部との間に挟むように位置するカウンターウェイト部と、
    前記フック部と前記カウンターウェイト部とを繋ぐ連結部と、を有するロボットシステム。
  2. 2本の前記ロボットアームを備えると共に、前記ロボットアームに前記ワークを把持させるための把持ツールを更に備え、
    前記クレーンツールは一方の前記ロボットアームに装着され、前記把持ツールは他方の前記ロボットアームに装着される、請求項1記載のロボットシステム。
  3. 前記フック部が装着される前記腕部には、前記ロボットアームを2つの部分に分ける分割部が設けられており、
    前記クレーンツールを前記ロボットアームに装着するときに、前記ロボットアームのうち分割部より先端側の部分を取り外し可能となっている、請求項1又は2記載のロボットシステム。
  4. 基部と、複数の腕部と、前記基部に対して前記複数の腕部を直列に繋ぎ、先端側に隣接する前記腕部をそれぞれ揺動させる複数の関節とを有するロボットアームに搬送作業を行わせるためのツールであって、
    前記腕部に装着されてワークを吊るフック部と、
    前記腕部を搖動させる前記関節を、前記フック部との間に挟むように位置するカウンターウェイト部と、
    前記フック部と前記カウンターウェイト部とを繋ぐ連結部と、を有するクレーンツール。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項記載の前記ロボットシステムを用い、
    前記ロボットアームに前記クレーンツールを装着し、
    前記フック部に前記ワークを吊り下げ、前記ロボットアームにより前記フック部を移動させる搬送方法。
  6. 請求項2記載の前記ロボットシステムを用い、
    一方の前記ロボットアームに前記クレーンツールを装着し、
    他方の前記ロボットアームに前記把持ツールを装着し、
    前記フック部に前記ワークを吊り下げると共に、前記把持ツールに前記ワークを把持させ、
    2本の前記ロボットアームにより前記フック部と前記把持ツールとを同一の方向に移動させる搬送方法。
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