JPWO2017002266A1 - 物品支持システム - Google Patents
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Abstract
物品支持システム(1)はロボット(10)と補助機構(30)とを備える。ロボット(10)は、物品(2)の載置台(60)を把持する把持部(15)を備え、前記載置台(60)を把持した前記把持部(15)の位置又は姿勢を制御することによって前記物品(2)の位置又は姿勢を制御する。補助機構(30)は前記把持部(15)を上方に引っ張る。前記載置台(60)は、前記物品(2)を保持する保持機構(61)を備える。前記把持部(15)は、前記載置台(60)に対して前記保持機構(61)の動力源を供給する供給機構(19)を備える。
Description
本発明は物品支持システムに関する。
近年、生産工程又は搬送工程等にロボットを用いることによって無人化又は省人化が図られている。例えば、物品の位置又は姿勢を制御するためや、物品に対する処理(加工又は計測等)を行うためにロボットが用いられている。
ロボットが物品を直接把持して物品の位置又は姿勢を制御する場合、物品の重量が大きい場合には、重量の大きい物品を直接把持して搬送を行うことが可能な、可搬重量の大きいロボットが必要となる。しかしながら、可搬重量の大きいロボットはサイズも大きくなるため、設備が大型化してしまうという課題がある。また、可搬重量の大きいロボットは一般的に高価であるため、費用が増大するという課題もある。そこで、ロボットが搬送する物品の重量を軽減するための装置を取り付けることが考えられる。また、ロボットが物品を直接把持するような態様では、ロボットによって把持される物品の部分が一様であることが望ましいが、物品の形態は様々な場合があり、ロボットによって把持される物品の部分が一様でない場合があるという課題もある。そこで、ロボットが、物品が載置された載置台を把持するような態様を採用することが考えられるが、この場合、ロボットが載置台を把持している際に物品を載置台に確実に固定する必要がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ロボットが載置台を把持している際に物品を載置台に確実に固定することを可能にし、ロボットの可搬重量よりも重い物品の位置又は姿勢の制御をロボットを用いて行うことが可能になる物品支持システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る物品支持システムは、物品の載置台を把持する把持部を備え、前記載置台を把持した前記把持部の位置又は姿勢を制御することによって前記物品の位置又は姿勢を制御するロボットと、前記把持部を上方に引っ張る補助機構と、を備え、前記載置台は、前記物品を保持する保持機構を備え、前記把持部は、前記載置台に対して前記保持機構の動力源を供給する供給機構を備える。
また本発明の一態様では、前記把持部は、前記ロボットの先端軸まわりに回転する前記把持部を前記補助機構が回転可能に支持するための回転支持機構を備えるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記補助機構は、前記把持部の上方から前記把持部と連結されるワイヤを備え、前記ワイヤを巻き上げることによって、前記把持部を上方に引っ張るようにしてもよい。前記回転支持機構はベアリング機構を含むようにしてもよい。前記ワイヤは前記ベアリング機構を介して前記把持部と連結されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記ロボットの負荷状況を監視する監視部と、前記ロボットの負荷状況に基づいて、前記補助機構が前記把持部を上方に引っ張る力の大きさを調整する調整部と、を備えるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記補助機構はサーボモータを備え、前記サーボモータを用いて前記把持部を上方に引っ張るようにしてもよい。前記調整部は、前記把持部の負荷状況に基づいて前記サーボモータを制御することによって、前記把持部を上方に引っ張る力の大きさを調整するようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記ロボットは、基台部と、第1の軸まわりに旋回可能に前記基台部と連結される旋回ベース部と、前記第1の軸と略垂直な第2の軸まわりに回転可能に前記旋回ベース部と連結される第1のアーム部と、前記第2の軸と略平行な第3の軸まわりに回転可能に前記第1のアーム部の先端部と連結される第2のアーム部と、を備えるようにしてもよい。前記把持部は、前記第2のアーム部の先端部に連結されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記監視部は、前記ロボットの前記第2の軸の負荷トルクと、前記ロボットの前記第3の軸の負荷トルクとを監視するようにしてもよい。前記調整部は、前記ロボットの前記第2の軸の負荷トルクと、前記ロボットの前記第3の軸の負荷トルクとが所定値を越えないように、前記サーボモータを制御するようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記補助機構は、前記把持部の上方から前記把持部と連結されるワイヤを備え、前記ワイヤを巻き上げることによって、前記把持部を上方に引っ張るようにしてもよい。前記補助機構は、前記把持部の上方から前記ワイヤを吊り下げる吊り下げ部と、前記吊り下げ部を水平方向に移動可能とする移動機構と、をさらに備えるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記保持機構は油圧によって前記物品を保持するようにしてもよい。前記供給機構は前記載置台の前記保持機構に油圧を供給するようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記物品に対する処理を行う処理部を備える処理ロボットと、前記物品に対して相対的に前記処理部が移動するように前記処理ロボットを制御することによって、前記物品に対する前記処理を前記処理部が行うように制御する制御部と、を備えるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記載置台の第1の側部を把持する第1の把持部を備える第1のロボットと、前記載置台の、前記第1の側部とは反対側の第2の側部を把持する第2の把持部を備える第2のロボットと、前記第1の把持部を上方に引っ張る第1の補助機構と、前記第2の把持部を上方に引っ張る第2の補助機構と、を備えるようにしてもよい。前記第1のロボットの前記第1の把持部の位置又は姿勢と、前記第2のロボットの前記第2の把持部の位置又は姿勢とが制御されることによって、前記物品の位置又は姿勢が制御されるようにしてもよい。前記第1の把持部及び前記第2の把持部の少なくとも一方は前記供給機構を備えるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記物品に対する処理を行う処理部を備える処理ロボットと、前記物品に対して相対的に前記処理部が移動するように前記処理ロボットを制御することによって、前記物品に対する前記処理を前記処理部が行うように制御する制御部と、を備えるようにしてもよい。前記載置台は、前記第1の側部と前記第2の側部とを連結する第3の側部を含むようにしてもよい。前記処理ロボットは、前記第3の側部と対向するように配置されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記物品が載置された前記載置台が第1の位置から第2の位置に搬送されるようにしてもよい。前記第1のロボットと前記第2のロボットとは、前記第2の位置まで搬送された前記載置台を間に挟むような位置に、互いに対向するように配置されるようにしてもよい。前記処理ロボットは、前記第1の位置から前記第2の位置への方向の延長方向にある位置に、前記第2の位置まで搬送された前記載置台と対向するように配置されるようにしてもよい。
本発明によれば、ロボットが載置台を把持している際に物品を載置台にしっかりと固定することを可能にし、ロボットの可搬重量よりも重い物品の位置又は姿勢の制御をロボットを用いて行うことが可能になる。
以下、本発明の実施形態に係る物品支持システムの例について図面に基づき詳細に説明する。以下では、本発明の実施形態に係る物品支持システムの一例として、一又は複数のロボットが物品を支持して物品の位置又は姿勢を制御し、かつ、一又は複数の他のロボットが物品に対する処理(作業)を行うようなシステムについて説明する。
なお、「物品に対する処理」には、例えば、物品に対する加工(溶接、塗布等)又は計測(表面の粗さの計測)等が含まれる。また、以下では、物品を支持して物品の位置又は姿勢を制御するロボットを「支持ロボット」と記載し、物品に対する処理を行うロボットを「処理ロボット」と記載する。
図1は、本発明の実施形態に係る物品支持システムの全体構成の一例を示す斜視図であり、図2は、本発明の実施形態に係る物品支持システムの全体構成の一例を示す正面図である。また図3は、本発明の実施形態に係る物品支持システムのブロック図であり、各構成要素間の関係を示す。なお、図1,図2では、説明の簡便のため、鉛直上向き方向を正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系(XYZ座標系)を図示している。
図1〜図3に示すように、本発明の実施形態に係る物品支持システム1は、搬送ライン4と、第1の支持ロボット10と、第2の支持ロボット20と、第1の補助機構30と、第2の補助機構40と、処理ロボット50と、載置台60とを備える。
搬送ライン4は、処理対象の物品2が載置された載置台60が設置される初期位置P1(第1の位置)を有する。後述するように、初期位置P1に設置された載置台60は、物品2に対する処理が行われる処理位置P2(第2の位置)まで、第1の支持ロボット10及び第2の支持ロボット20によって搬送される。
図2,図3に示すように、載置台60は、物品2を保持する保持機構61を備える。保持機構61は、油圧又は空気圧等の動力源によって物品2を保持する。例えば、保持機構61としては、油圧を動力源として物品2をクランプする油圧クランプ機構を採用することができる。油圧クランプ機構を採用することによって、保持力(クランプ力)の強い保持機構を比較的小さいサイズで実現することができる。なお、油圧クランプ機構の代わりに、他の動力源(空気圧等)によって物品2をクランプするクランプ機構を保持機構61として採用するようにしてもよい。または、クランプ機構以外の機構を保持機構61として採用するようにしてもよい。
第1の支持ロボット10及び第2の支持ロボット20は、物品2の位置又は姿勢を制御するためのロボットである。一般的に、第1の支持ロボット10と第2の支持ロボット20としては同一のロボットが用いられる。なお、第1の支持ロボット10と第2の支持ロボット20とは互いに異なるロボットであってもよい。
第1の支持ロボット10と第2の支持ロボット20とは、搬送ライン4を間に挟むような位置に、互いに対向するように配置される。具体的には、第1の支持ロボット10と第2の支持ロボット20とは、所定位置まで搬送された載置台60を間に挟むような位置に、互いに対向するように配置される。図1,図2に示す例では、第1の支持ロボット10と第2の支持ロボット20とが、処理位置P2まで搬送された載置台60を間を挟むような位置に配置されている。第1の支持ロボット10は、載置台60の搬送方向Dに沿った載置台60の側部である第1の側部62と対向しており、第2の支持ロボット20は、載置台60の、第1の側部62とは反対側の側部である第2の側部63と対向している。
物品2に対する処理が行われる前、載置台60は搬送ライン4上の初期位置P1に位置している。処理対象の物品2が載置台60上に設置された後、初期位置P1に置かれた載置台60は第1の支持ロボット10及び第2の支持ロボット20によって把持されて、持ち上げられ、処理位置P2まで搬送される。
また、第1の支持ロボット10及び第2の支持ロボット20は、処理位置P2まで搬送された載置台60の位置又は姿勢を、処理ロボット50が物品2に対して行う処理の内容に合わせて制御する。このようにして、第1の支持ロボット10及び第2の支持ロボット20は、処理ロボット50が物品2に対して行う処理の内容に合わせて、物品2の位置又は姿勢を制御する。
なお、以上のように初期位置P1と処理位置P2とを分けることによって、載置台60に物品2を設置する際の作業性を向上させることが可能になる。また、初期位置P1と処理位置P2との間の距離をある程度設けることによって、第1の支持ロボット10及び第2の支持ロボット20の動作の自由度、安全性を向上させることが可能になる。さらに、初期位置P1と処理位置P2とを分けることによって、物品に対する処理が処理位置P2において第1の支持ロボット10、第2の支持ロボット20、処理ロボット50によって行われている間において、初期位置P1において次の処理対象の物品の準備を行うことが可能になり、その結果、連続的な処理が可能になる。なお、作業性やロボットの動作等に特段の事情がなければ、初期位置P1及び処理位置P2はどのような態様としてもよい。
図4は、第1の支持ロボット10や第2の支持ロボット20の構成の一例について説明するための図である。なお、図4では第1の支持ロボット10の構成について示しているが、第2の支持ロボット20も第1の支持ロボット10と同様の構成を備える。また、図4では説明の簡便のため、後述の供給機構19について省略している。
図4に示すように、第1の支持ロボット10はいわゆる多関節型(多軸)のロボットであり、基台部11と、旋回ベース部12と、第1のアーム部13と、第2のアーム部14と、把持部15とを備える。
基台部11は、床面等に固定される支持ベース部である。旋回ベース部12は基台部11と連結される。第1の支持ロボット10には、基台部11が固定される面の法線方向に対応する軸であるS軸まわりに旋回ベース部12を旋回させるためのサーボモータが含まれており、旋回ベース部12はS軸まわりに旋回可能に基台部11と連結される(図4の矢印100参照)。なお、基台部11が固定される面が床面又は床面と略平行な面である場合、S軸は鉛直方向に対応する軸となる。
第1のアーム部13は旋回ベース部12と連結される。第1の支持ロボット10には、S軸と略垂直な軸であるL軸まわりに第1のアーム部13を回転させるためのサーボモータが含まれており、第1のアーム部13はL軸まわりに回転可能に旋回ベース部12と連結される(図4の矢印101参照)。
第2のアーム部14は第1のアーム部13の先端部と連結される。第1の支持ロボット10には、L軸と略平行な軸(すなわちS軸と略垂直な軸)であるU軸まわりに第2のアーム部14を回転させるためのサーボモータが含まれており、第2のアーム部14はU軸まわりに回転可能に第1のアーム部13の先端部と連結される(図4の矢印102参照)。
また、第1の支持ロボット10には、第2のアーム部14の延伸方向(長手方向)に対応する軸であるR軸まわりに第2のアーム部14の先端を捻転するためのサーボモータも内蔵されており、第2のアーム部14の先端はR軸まわりに捻転可能に設けられている(図4の矢印103参照)。
把持部15は第2のアーム部14の先端部と連結される。第1の支持ロボット10には、把持部15の延伸方向(長手方向)と略垂直な軸であるB軸まわりに把持部15を回転させるためのサーボモータも含まれており、把持部15はB軸まわりに回転可能に第2のアーム部14の先端部と連結される(図4の矢印104参照)。
また、第1の支持ロボット10には、把持部15の延伸方向(長手方向)に対応する軸であるT軸まわりに把持部15を捻転させるためのサーボモータが含まれており、把持部15はT軸まわりに捻転可能に設けられている(図4の矢印105参照)。
把持部15は載置台60を把持するために用いられる。図1,図2に示すように、第1の支持ロボット10の把持部15(第1の把持部)は、載置台60の第1の側部62を把持するために用いられる。一方、第2の支持ロボット20の把持部25(第2の把持部)は、載置台60の第2の側部63を把持するために用いられる。
なお、把持部15,25の構成の詳細については後述する(図5参照)。把持部15,25は、第1の補助機構30や第2の補助機構40に関連しているため、第1の補助機構30や第2の補助機構40を説明した後で把持部15,15の構成について改めて説明する。
処理ロボット50は、物品2に対する処理を行うためのロボットである。処理ロボット50も、第1の支持ロボット10等と同様に、いわゆる多関節型(多軸)のロボットであり、物品2に対する処理を行う処理部51を備える。「物品2に対する処理」とは、例えば、物品に対する加工(溶接、塗布等)又は計測(表面の粗さの計測)等であり、処理部51は、例えば、物品2に対して溶接を行う溶接部、物品2に対して塗布を行う塗布部、又は、物品2に対して計測を行う計測部等である。
処理ロボット50は、載置台60の搬送方向D(言い換えれば、初期位置P1から処理位置P2への方向、搬送ライン4の延伸方向)の延長方向にある位置に、所定位置まで搬送された載置台60と対向するように配置される。すなわち、処理ロボット50は、載置台60の第3の側部64と対向するように配置される。なお、第3の側部64は、第1の側部62と第2の側部63とを連結する側部(言い換えれば、搬送方向Dと交差する側部)のうちの、搬送方向Dに向かって奥側の側部であり、図1,図2に示す第4の側部65とは反対側の側部である。
図1,図2では省略しているが、図3に示すように、物品支持システム1はロボットコントローラ70を備える。ロボットコントローラ70はマイクロプロセッサとメモリとを備える。メモリには、マイクロプロセッサが実行するプログラムや、ロボットの制御に使用されるデータが格納される。
ロボットコントローラ70は、メモリに格納されたプログラムやデータに基づいて、第1の支持ロボット10、第2の支持ロボット20、及び処理ロボット50に対する制御を行う。
例えば、ロボットコントローラ70は、第1の支持ロボット10の把持部15が載置台60の第1の側部62を把持するように第1の支持ロボット10を制御し、第2の支持ロボット20の把持部25が載置台60の第2の側部63を把持するように第2の支持ロボット20を制御する。なお、ロボットコントローラ70は、第1の支持ロボット10に含まれるサーボモータを駆動することによって把持部15の位置又は姿勢等を制御し、第2の支持ロボット20に含まれるサーボモータを駆動することによって把持部25の位置又は姿勢等を制御する。
また、ロボットコントローラ70は、載置台60を把持した第1の支持ロボット10及び第2の支持ロボット20を制御して、載置台60を初期位置P1から処理位置P2まで搬送する。さらに、ロボットコントローラ70は、物品2に対して相対的に処理部51が移動するように処理ロボット50を制御することによって、物品2に対する処理を処理部51が実行するように制御する。この際、ロボットコントローラ70は、処理ロボット50の処理部51による処理の実行に合わせて物品2の位置又は姿勢を変えるべく、第1の支持ロボット10と第2の支持ロボット20とを制御する。すなわち、ロボットコントローラ70は、処理ロボット50の処理部51による処理の実行に合わせて、載置台60を把持する把持部15,25の位置又は姿勢を制御することによって、物品2の位置又は姿勢を制御する。
第1の補助機構30は、第1の支持ロボット10による載置台60の支持を補助するためのものである。第1の補助機構30は、載置台60を把持する第1の支持ロボット10の把持部15を上方に引っ張る。
図2に示すように、本実施形態では、ホスト31とジブ32とを備えるジブクレーンを用いて、第1の補助機構30が実現されている。
ジブ32には、ワイヤ35及びフック36を吊り下げる吊り下げ部33が設けられる。吊り下げ部33は把持部15の上方に位置する。このため、ワイヤ35及びフック36は把持部15の上方から吊り下がり、ワイヤ35はフック36を介して把持部15と連結される。
吊り下げ部33は、ワイヤ35を巻き上げるためのサーボ機構34を備える。サーボ機構34はサーボモータを備えており、サーボモータによってワイヤ35を巻き上げる。
第1の補助機構30はサーボ機構34を用いてワイヤ35を巻き上げることによって、把持部15を上方に引っ張る。このようにすることによって、第1の補助機構30は、載置台60(物品2)を把持して支持する第1の支持ロボット10の負荷を軽減する。
なお、第1の補助機構30は、吊り下げ部33を水平方向(X軸方向)に移動可能な移動機構を備える。すなわち、吊り下げ部33はジブ32に沿って移動可能であり、把持部15の位置又は姿勢の変化に応じて、吊り下げ部33の位置を調整可能になっている。このため、第1の支持ロボット10の把持部15が移動したとしても、吊り下げ部33が水平方向に移動しながら、第1の支持ロボットによる載置台60の支持を補助できるようになっている。
同様に、第2の補助機構40は、第2の支持ロボット20による載置台60の支持を補助するためのものである。第2の補助機構40は、載置台60を把持する第2の支持ロボット20の把持部25を上方に引っ張る。
第2の補助機構40の構成は第1の補助機構30と同様である。すなわち、第2の補助機構40は、ホスト41と、ジブ42と、吊り下げ部43と、サーボ機構44と、ワイヤ45と、フック46とを備える。これらは、第1の補助機構30のホスト31、ジブ32、吊り下げ部33、サーボ機構34、ワイヤ35、及びフック36と同様である。
図1,図2では省略しているが、図3に示すように、物品支持システム1は補助機構コントローラ80を備える。補助機構コントローラ80はマイクロプロセッサとメモリとを備える。メモリには、マイクロプロセッサが実行するプログラムや、第1の補助機構30及び第2の補助機構40の制御に使用されるデータが格納される。
補助機構コントローラ80は、メモリに格納されたプログラムやデータに基づいて、第1の補助機構30及び第2の補助機構40を制御する。補助機構コントローラ80は機能として監視部81と調整部82とを含む。これらの監視部81及び調整部82は、例えばマイクロプロセッサがプログラムを実行することによって実現される。
監視部81は第1の支持ロボット10の負荷状況を監視する。調整部82は、第1の支持ロボット10の負荷状況に基づいて、第1の補助機構30が把持部15を上方に引っ張る力の大きさを調整する。例えば、調整部82は、第1の支持ロボット10の負荷状況に基づいて、サーボ機構34のサーボモータを制御することによって、把持部15を上方に引っ張る力の大きさを調整する。
具体的には、例えば、監視部81は、第1の支持ロボット10のL軸及びU軸のそれぞれの負荷トルクを監視する。すなわち、監視部81は、第1のアーム部13をL軸まわりに回転させるためのサーボモータの負荷トルクと、第2のアーム部14をU軸まわりに回転させるためのサーボモータの負荷トルクとを監視する。なお、監視部81は、これらの負荷トルクをロボットコントローラ70経由で取得するようにしてもよいし、第1の支持ロボット10から直接取得するようにしてもよい。
調整部82は、第1の支持ロボット10のL軸及びU軸のそれぞれの負荷トルクが所定値(例えば100%)を越えることがないように、サーボ機構34のサーボモータを制御する。例えば、これらの負荷トルクの少なくとも一方が所定値に近づいたら、調整部82は、サーボ機構34のサーボモータを制御して、把持部15を上方に引っ張る力を大きくすることによって、これらの負荷トルクが所定値を越えないように調整する。
同様に、監視部81は、第2の支持ロボット20の負荷状況も監視する。また、調整部82は、第2の支持ロボット20の負荷状況に基づいて、第2の補助機構40が把持部25を上方に引っ張る力の大きさも調整する。
なお、第2の補助機構40を制御する補助機構コントローラを第1の補助機構30を制御する補助機構コントローラとは別個に設けるようにしてもよい。
また、第1の補助機構30や第2の補助機構40は、図1,図2に示したようなジブクレーン以外の機構によって実現されてもよい。例えば、第1の補助機構30や第2の補助機構40は、ジブが壁によって支えられる壁クレーン、又は、吊り下げ部が天井に支えられる天井クレーンによって実現されるようにしてもよい。なお、天井クレーンの場合、吊り下げ部は、第1の方向(例えばX軸方向)と、第1の方向と直交する第2の方向(例えばY軸方向)との両方又は一方に天井上を移動可能としてもよい。
ここで、第1の支持ロボット10や第2の支持ロボット20の把持部15,25の構成について説明する。図5は把持部15,25の構成について説明するための図である。図5では第1の支持ロボット10の把持部15の構成について示しているが、第2の支持ロボット20の把持部25も把持部15と同様の構成を備える。なお、図5では、把持部15と載置台60との区別を明確にするため、載置台60の筐体部分を斜線で示している。
図5に示すように、把持部15は回転支持機構16を備える。回転支持機構16は、第1の支持ロボット10の先端軸(すなわち、把持部15の先端軸:図4のT軸)まわりに回転する把持部15を第1の補助機構30が回転可能に支持するための機構である。
例えば、回転支持機構16はベアリング機構を用いて実現される。図5は、回転支持機構16がベアリング機構を用いて実現された場合について示している。この場合、ベアリング機構の軸受け内を把持部15が挿通するようにして、ベアリング機構が把持部15に取り付けられる。
また、フック36(ワイヤ35)はベアリング機構を介して把持部15と連結される。このようにベアリング機構を介してフック36(ワイヤ35)が把持部15と連結されることによって、第1の支持ロボット10の把持部15が第1の補助機構30(ワイヤ35やフック36)の影響を受けることなくT軸まわりに回転できるように担保される(図5の矢印105参照)。すなわち、第1の補助機構30は把持部15をT軸まわりに回転可能に支持できるようになる。
また、把持部15はクランプ機構17とピン18とをさらに備える。これらのクランプ機構17及びピン18によって載置台60が把持部15に把持されることになる。なお、把持部15が載置台60を把持するための構成はこれに限られず、種々の構成を採用することができる。
さらに、把持部15は、載置台60の保持機構61の動力源を載置台60に対して供給するための供給機構19を備える。
例えば、保持機構61の動力源が油圧である場合、図5に示すように、油圧を供給するための管が供給機構19として把持部15に含まれる。図5では省略されているが、上記管は油圧源に連結されている。
一方、載置台60も、保持機構61の動力源を保持機構61に供給するための供給機構66を備える。把持部15側の供給機構19と、載置台60側の供給機構66とは、載置台60が把持部15に把持された場合に連結されるようにして設けられる。このため、載置台60が把持部15に把持されることによって、把持部15側の供給機構19と載置台60側の供給機構66とが連結される。把持部15側の供給機構19が載置台60側の供給機構66と連結されていない状態では、供給機構19から供給機構19外への動力源の供給が制限(抑止)されており、把持部15側の供給機構19と載置台60側の供給機構66とが連結されると、かかる制限が解除され、ロボットコントローラ70の制御の下で動力源の供給が開始され、動力源が把持部15から載置台60に供給される。
例えば、保持機構61の動力源が油圧である場合、図5に示すように、把持部15から載置台60に供給された油圧は供給機構66や及び油圧バルブ等を介して保持機構61に供給される。そして、保持機構61に油圧が供給されることによって、物品2が保持機構61によって載置台60に確実に固定される。
以上に説明した物品支持システム1によれば、供給機構19,29等を備えることにより、把持部15,25によって載置台60が把持されるのに伴って、物品2が載置台60に対して確実に保持されるため、第1及び第2の支持ロボット10,20が載置台60を把持している際に物品2を載置台60に確実に固定することが可能になる。かつ、物品支持システム1によれば、載置台60を把持する把持部15,25が第1の補助機構30や第2の補助機構40によって補助されるため、第1及び第2の支持ロボット10,20にかかる負荷を軽減することが可能になる。その結果、物品2の重量が大きい場合であっても、第1及び第2の支持ロボット10,20のサイズを大きくすることなく、物品2の位置や姿勢を第1及び第2の支持ロボット10,20によって制御できるようになる。
すなわち、物品支持システム1によれば、物品2の重量が第1及び第2の支持ロボット10,20の可搬重量よりも重い場合であっても、物品2の位置や姿勢を第1及び第2の支持ロボット10,20が制御しながら、処理ロボット50が物品2に対する処理を行うことが可能になる。また、物品支持システム1によれば、第1及び第2の支持ロボット10,20と処理ロボット50が図1,図2に示すような配置を有していることにより、第1及び第2の支持ロボット10,20が物品2を両側から挟むようにして支持してその位置又は姿勢を制御しながら、処理ロボット50が物品2に対する処理を安定的に行うことが可能になる。
なお、ロボットの可搬重量よりも重い物品の位置又は姿勢をロボットによって制御する場合には、L軸やU軸に負荷がかかりやすい。この点、物品支持システム1では、監視部81及び調整部82を備え、特にL軸やU軸の負荷トルクが所定値(例えば100%)を越えないように監視することによって、最小限の構成により課題を解決することが可能になる。すなわち、多関節型(多軸)のロボットの各関節を駆動するサーボモータの全てを監視する必要がなくなる。
また、物品支持システム1では、第1の補助機構30や第2の補助機構40がサーボ機構34,44を備えていることにより、第1の補助機構30や第2の補助機構40が把持部15,25を上方に引っ張る力の大きさを好適に調整できるようになる。
また、ロボットの可搬重量よりも重い物品の位置又は姿勢をロボットが把持できるようにするための方法としては、物品又は載置台を支持しているクレーン等の一部分をロボットが把持する方法や、クレーン等によって支持されている物品又は載置台をロボットが把持する方法が考えられるが、これらの方法では、物品又は載置台がクレーン等によって支持されるため、物品の位置・姿勢制御に関する自由度が制限される場合があった。この点、物品支持システム1では、「ロボットの把持部を上方に引っ張ることによって、ロボットによる載置台の支持を補助する機構」を採用することにより、上記の方法と比較して、物品の位置・姿勢制御に関する自由度を向上している。また、物品支持システム1では、ロボットが物品を直接把持するような態様ではなく、ロボットが、物品が載置された載置台を把持するような態様を採用したことにより、対応可能な物品の形状の自由度も向上している。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1の支持ロボット10の把持部15に備えられる供給機構19と、第2の支持ロボット20の把持部25に備えられる供給機構29との一方のみを設け、他方を取り除くようにしてもよい。
また例えば、ロボットコントローラ70と補助機構コントローラ80とは一体的に実現されるようにしてもよい。すなわち、ロボットコントローラ70と補助機構コントローラ80とは一つのマイクロプロセッサによって実現されるようにしてもよい。
また例えば、以上に説明した例では、載置台60が二つの支持ロボットによって支えられるようになっていたが、載置台60は一つの支持ロボットによって支えられるようにしてもよいし、三つ以上の支持ロボットによって支えられるようにしてもよい。
Claims (12)
- 物品の載置台を把持する把持部を備え、前記載置台を把持した前記把持部の位置又は姿勢を制御することによって前記物品の位置又は姿勢を制御するロボットと、
前記把持部を上方に引っ張る補助機構と、を備え、
前記載置台は、前記物品を保持する保持機構を備え、
前記把持部は、前記載置台に対して前記保持機構の動力源を供給する供給機構を備える、
物品支持システム。 - 前記把持部は、前記ロボットの先端軸まわりに回転する前記把持部を前記補助機構が回転可能に支持するための回転支持機構を備える、
請求項1に記載の物品支持システム。 - 前記補助機構は、前記把持部の上方から前記把持部と連結されるワイヤを備え、前記ワイヤを巻き上げることによって、前記把持部を上方に引っ張り、
前記回転支持機構はベアリング機構を含み、
前記ワイヤは前記ベアリング機構を介して前記把持部と連結される、
請求項2に記載の物品支持システム。 - 前記ロボットの負荷状況を監視する監視部と、
前記ロボットの負荷状況に基づいて、前記補助機構が前記把持部を上方に引っ張る力の大きさを調整する調整部と、を備える、
請求項1乃至3のいずれかに記載の物品支持システム。 - 前記補助機構はサーボモータを備え、前記サーボモータを用いて前記把持部を上方に引っ張り、
前記調整部は、前記把持部の負荷状況に基づいて前記サーボモータを制御することによって、前記把持部を上方に引っ張る力の大きさを調整する、
請求項4に記載の物品支持システム。 - 前記ロボットは、
基台部と、
第1の軸まわりに旋回可能に前記基台部と連結される旋回ベース部と、
前記第1の軸と略垂直な第2の軸まわりに回転可能に前記旋回ベース部と連結される第1のアーム部と、
前記第2の軸と略平行な第3の軸まわりに回転可能に前記第1のアーム部の先端部と連結される第2のアーム部と、を備え、
前記把持部は、前記第2のアーム部の先端部に連結され、
前記監視部は、前記ロボットの前記第2の軸の負荷トルクと、前記ロボットの前記第3の軸の負荷トルクとを監視し、
前記調整部は、前記ロボットの前記第2の軸の負荷トルクと、前記ロボットの前記第3の軸の負荷トルクとが所定値を越えないように、前記サーボモータを制御する、
請求項5に記載の物品支持システム。 - 前記補助機構は、前記把持部の上方から前記把持部と連結されるワイヤを備え、前記ワイヤを巻き上げることによって、前記把持部を上方に引っ張り、
前記補助機構は、
前記把持部の上方から前記ワイヤを吊り下げる吊り下げ部と、
前記吊り下げ部を水平方向に移動可能とする移動機構と、をさらに備える、
請求項1乃至6のいずれかに記載の物品支持システム。 - 前記保持機構は油圧によって前記物品を保持し、
前記供給機構は前記載置台の前記保持機構に油圧を供給する、
請求項1乃至7のいずれかに記載の物品支持システム。 - 前記物品に対する処理を行う処理部を備える処理ロボットと、
前記物品に対して相対的に前記処理部が移動するように前記処理ロボットを制御することによって、前記物品に対する前記処理を前記処理部が行うように制御する制御部と、を備える、
請求項1乃至8のいずれかに記載の物品支持システム。 - 前記載置台の第1の側部を把持する第1の把持部を備える第1のロボットと、
前記載置台の、前記第1の側部とは反対側の第2の側部を把持する第2の把持部を備える第2のロボットと、
前記第1の把持部を上方に引っ張る第1の補助機構と、
前記第2の把持部を上方に引っ張る第2の補助機構と、を備え、
前記第1のロボットの前記第1の把持部の位置又は姿勢と、前記第2のロボットの前記第2の把持部の位置又は姿勢とが制御されることによって、前記物品の位置又は姿勢が制御され、
前記第1の把持部及び前記第2の把持部の少なくとも一方は前記供給機構を備える、
請求項1乃至9のいずれかに記載の物品支持システム。 - 前記物品に対する処理を行う処理部を備える処理ロボットと、
前記物品に対して相対的に前記処理部が移動するように前記処理ロボットを制御することによって、前記物品に対する前記処理を前記処理部が行うように制御する制御部と、を備え、
前記載置台は、前記第1の側部と前記第2の側部とを連結する第3の側部を含み、
前記処理ロボットは、前記第3の側部と対向するように配置される、
請求項10に記載の物品支持システム。 - 前記物品が載置された前記載置台は第1の位置から第2の位置に搬送され、
前記第1のロボットと前記第2のロボットとは、前記第2の位置まで搬送された前記載置台を間に挟むような位置に、互いに対向するように配置され、
前記処理ロボットは、前記第1の位置から前記第2の位置への方向の延長方向にある位置に、前記第2の位置まで搬送された前記載置台と対向するように配置される、
請求項11に記載の物品保持システム。
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