JP2014128860A - 搬送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワークを昇降する際に搬送用ロボットに作用する負荷荷重を低減することができる搬送システムを提供する。
【解決手段】 搬送システム1は、吊下げ装置3とロボット4とを備えており、吊下げ装置3は、吊下げ治具16と、昇降ユニット15と、支持機構10とを備えている。吊下げ治具16は、ワーク2を吊下げるように構成され、昇降ユニット15は、吊り下げられているワーク2を昇降させるように構成され、支持機構10は、吊下げ治具16を水平方向に移動可能に支持している。ロボット4は、その先端部に吊下げ装置16に吊り下げられたワーク2を水平方向に案内するためのハンド26を備えており、ハンド26は、吊下げ装置3によるワーク2の昇降に対して上下方向に相対移動できるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワークを搬送する搬送システムに関する。
ワークを搬送する搬送システムとして、例えば特許文献1のような搬送システムが知られている。特許文献1の搬送システムは、重量ワークを把持して吊下げるバランサーと、重量ワークを移動させるロボットとを備えている。バランサーの先端部には、重量ワークを把持する把持部と、ロボットが把持するための座が形成されている。ロボットは、その先端部に設けられている把持部によってバランサーの座を把持して重量ワークを所定位置まで移動させるようになっている。また、バランサーには、バランスウエイトが取り付けられている。このバランスウエイトは、重量ワークの荷重と釣り合っており、バランスウエイトによってロボットの負荷が低減されている。
特開平9−1492号公報
特許文献1の搬送システムでは、バランスウエイトによって重量ワークの荷重との釣り合いをとっているが、バランサーの姿勢及び重量ワークの高さ等によってロボットに作用する負荷荷重が変動する。それ故、重量ワークを昇降する際、バランサーの姿勢及び重量ワークの高さ等によって、ロボットの把持部(案内具)に大きな負荷荷重が作用することがある。そのような事態を避けるべく、発明者は、バランサーに代えてクレーンのようなワークを昇降可能な昇降装置を用いることを考えた。しかし、昇降装置を用いて重量ワークを搬送する場合、ロボットの動作と昇降装置の昇降動作のタイミングがずれるとロボットの案内具に大きな負荷荷重が作用する。
そこで、本発明は、ワークを昇降する際に案内具に作用する負荷荷重を低減することができる搬送システムを提供することを目的としている。
本発明の搬送システムは、前記ワークを吊下げる吊下げ治具と、前記吊下げ治具に吊り下げられているワークを昇降させる昇降ユニットと、前記吊下げ治具を水平方向に移動可能に支持している支持機構とを含む吊下げ装置と、前記吊下げ装置に吊り下げられたワークを水平方向に案内するための案内具とを備え、前記吊下げ治具は、前記案内具によって保持される保持部を有しており、前記案内具は、前記保持部に対して上下方向に相対変位可能に構成されているものである。
上記構成に従えば、吊下げ装置がワークを昇降した際に案内具が保持部に対して上下方向に相対移動する。これにより、吊下げ装置の昇降動作に案内具の上下移動が追従しないことに起因して案内具が受ける負荷荷重を低減することができる。
上記発明において、前記吊下げ治具は、前記ワークを取り付ける取付機構を有し、
前記取付機構は、前記ワークに電磁吸着可能なソレノイドを含んでもよい。
上記構成に従えば、ソレノイドに流れる電流の有無を切替えることで吊下げ治具をワークに取付けることができる。それ故、吊下げ治具のワークへの取り付けを簡単にすることができる。
上記発明において、前記吊下げ治具は、前記ワークに取付けられる取付機構を有し、前記取付機構は、前記ワークに挿通させて前記ワークに対して相対変位させることで前記ワークと係合する複数の係合部材と、前記係合部材を前記ワークに対して相対変位させる係合部駆動機構とを有してもよい。
上記構成に従えば、ロボットによって吊下げ治具をワークまで移動させて係合部をワークに挿通させ、更に係合部駆動機構によって係合部をワークに対して相対変位させることで係合部をワークに係合させることができる。また、複数の係合部を前記ワークに係合させた後、昇降機構によって吊下げ治具を上昇させることでワークを持ち上げて吊下げることができる。
本発明によれば、ワークを昇降する際に案内具に作用する負荷荷重を低減することができる。
本発明の第1実施形態の搬送システムを示す斜視図である。 図1の搬送システムのハンドを拡大して示す拡大図であり、(a)はハンドの平面図であり、(b)はハンドの正面図である。 図1の搬送システムの電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態の搬送システムの取付具を切断して示す拡大断面図であり、(a)が取付具を上から見た拡大断面図であり、(b)が取付具を側方から見た拡大断面図である。 図4の搬送システムの電気的な構成を示すブロック図である。 図4の取付具の係合片をワーク2に挿入した状態を側方から見た拡大断面図である。 図4の取付具の係合片をワーク2に挿入した後に回転させた状態を上から見た拡大断面図である。 本発明の第3実施形態の搬送システムの取付機構付近を拡大して示す拡大図である。
以下、本発明に係る第1乃至第3実施形態の搬送システム1,1A,1Bについて図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明の便宜上使用するものであって、以下に説明する方向に限定するものではない。また、以下に説明する搬送システム1,1A,1Bは、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。即ち、各実施形態の1つ1つの構成を削除したり組み合わせたりして別の実施形態を形成してもよい。
<第1実施形態>
[搬送システム]
図1を参照すると、搬送システム1は、ケーシング等の金属部品、成型前の金属素材、及び金属部品を製造するための金型等の重量ワークを搬送するためのシステムである。なお、搬送システム1の搬送対象は、重量ワークに限定されず、百キロ以下のワークであってもよい。以下では、搬送対象を単にワーク2と称する。この搬送システム1は、吊下げ装置3と、ロボット4と、搬送用制御装置5と、吊下げ用制御装置6とを備えており、吊下げ装置3とロボット4とを協働させてワーク2を搬送するようになっている。
[吊下げ装置]
吊下げ装置3は、支持機構10と、昇降ユニット15と、吊下げ治具16とを備えており、支持機構10は、基台11と支柱部材12と2つのアーム13,14とを有している。基台11は、床や台枠等に固定されており、基台11の上には、支柱部材12が立設されている。支柱部材12は、基台11から上方に延びており、支柱部材12の上端部には、基端側アーム13が設けられている。基端側アーム13は、その基端部が支柱部材12に設けられている。基端側アーム13は、支柱部材12に対して垂直軸であるL1軸を中心に回動自在に構成されており、基端側アーム13の先端部には、先端側アーム14が設けられている。先端側アーム14もまた、その基端部が基端側アーム13に対してL2軸を中心に回動自在に構成されている。なお、L2軸は、L1軸に平行且つL1軸と異なる垂直軸である。このように回動する先端側アーム14には、その先端部に昇降ユニット15が設けられている。
昇降ユニット15は、サーボモータ15aと、減速機15bと、巻取ドラム15cとを含んでいる。サーボモータ15aは、後で詳述する吊下げ治具16の駆動源として用いられており、吊下げ治具16の高さを変えるように構成されている。サーボモータ15aには、減速機15bを介して巻取ドラム15cが取り付けられており、巻取ドラム15cには吊下げ治具16が設けられている。吊下げ治具16は、吊下げワイヤ17と、取付機構18とを有している。吊下げワイヤ17は、本体部17aと4つの分岐部17bとを有している。本体部17aは、その上端を含む部分が巻取ドラム15cに巻き付けられ、残余部分が巻取ドラム15cから垂れ下がっている。本体部17aの下端部分には、4つの分岐部17bが繋がっている。4つの分岐部17bは、枝分かれするように本体部17aの下端部分から四方に延びており、各分岐部17bの下端部分には、取付機構18が連結されている。
取付機構18は、本体18aと4つの取付具18bとを有している。本体18aは、例えば、磁性材料から成る大略矩形状の板状部材であり、その上面の四隅に分岐部17bの下端部分が夫々連結されている。これら4つの分岐部17bは略同じ長さに形成されており、本体18aの姿勢は略水平に保たれている。また、本体18aの下面には四隅に取付具18bが夫々固定され、上面の中央に保持部18cが設けられている。
取付部である取付具18bは、ワーク2に着脱可能に構成されている。具体的に説明すると、取付具18bは、ソレノイドによって構成されており、そこに電流(装着信号)を流すと励磁して磁性材料から成るワーク2に電磁吸着するようになっている。また、取付具18bは、そこに流れる電流を止めることによって励磁が止まってワーク2から離れるようになっている。保持部18cは、図2に示すように大略円柱状に形成されており、保持可能に構成されている。保持部18cは、本体18aの上面の中心位置に配置されており、本体18aの上面から上方に延在している。
このように構成されている吊下げ装置3は、取付具18bをワーク2の上に載置して取付具18bに電流を流すことによって取付具18bをワーク2に電磁吸着させることによってワーク2に取り付けることができる。従って、取付機構18のワーク2への取り付けが簡単である。取り付けた後に昇降ユニット15のサーボモータ15aを駆動して吊下げワイヤ17を巻き取ることによって、前記ワーク2を持ち上げて吊下げることができる。また、吊下げ装置3は、サーボモータ15aを駆動して吊下げワイヤ17を巻き戻すことによって、吊下げているワーク2を下降させて床や台等に降ろすことができるようになっている。
このように吊下げたワーク2を昇降する吊下げ装置3では、基端側アーム13が支柱部材12に対して自由に動くように回動自在に構成され、且つ先端側アーム14が基端側アーム13に対して自由に動くように回動自在に構成されている。従って、吊下げ装置3の基端側アーム13及び先端側アーム14は、取付機構18の水平方向の動きに追従して動くようになっている。つまり、吊下げ装置3は、取付機構18の保持部18cを水平方向に動かすことでワーク2を所定位置まで移動させることができるようになっている。そして、搬送システム1は、取付機構18を水平方向に案内する装置としてロボット4を備えている。
[ロボット]
図1に示すように、ロボット4は、例えば、いわゆる垂直多関節ロボットであり、本実施形態では5軸ロボットが採用されている。ロボット4は、基台20と4つのアーム21〜24と手首先端部25を備えている。基台20は、床や台枠等に固定されており、基台20の上には第1アーム21が設けられている。第1アーム21は、基台20に対して垂直軸であるR軸を中心に回動可能に構成されている。第1アーム21の上部には、第2アーム22が設けられており、第2アーム22は第1アーム21に対して水平軸であるL軸を中心に前後方向に揺動可能に構成されている。第2アーム22の上部には、第3アーム23が設けられており、第3アーム23は第2アーム22に対してU軸を中心に回動可能に構成されている。ここでU軸は、L軸に平行で且つL軸とは異なる水平軸である。
第3アーム23の先端部には、第4アーム24が設けられており、第4アーム24は第3アーム23に対してB軸を中心に回動するように構成されている。ここでB軸は、L軸に平行で且つL軸及びU軸と異なる水平軸である。更に第4アーム24の先端部には、大略円柱状の手首先端部25が設けられている。手首先端部25は、手首先端部25の軸線であるT軸がB軸と直交するように第4アーム24に取り付けられており、第4アーム24に対してT軸を中心に回動可能に構成されている。このように回動する手首先端部25の先端部には、ハンド26が取り付けられている。
案内具であるハンド26は、図2(a)及び(b)に示すように吊下げ装置3の取付機構18の保持部18cを挟持可能に構成されている。具体的に説明すると、ハンド26は2つのフィンガー部26a,26bを有しており、2つフィンガー部26a,26bは、大略円弧状に形成されている。2つのフィンガー部26a,26bは、それらの周方向一端部同士が揺動ピン27によって互いに揺動可能に連結されており、これによりハンド26が平面視で大略C字状に形成されている。このように構成されているハンド26は、揺動ピン27を中心に2つフィンガー部26a,26bを揺動させて他端部を近接及び離隔させることで開閉することができるようになっている。これにより、ハンド26は、開くことでフィンガー部26a,26bの間に保持部18cを入れることができ、その状態からのように閉じることで保持部18cの側面を挟むように挟持するようになっている(図2(a)及び(b)の実線及び2点鎖線参照)。
また、ハンド26は、3つのローラーボール28を有しており、ローラーボール28は、ハンド26の内周面部に等間隔をあけて設けられている。ローラーボール28は、球状部材であり、その一部分がハンド26の内周面部から突出している。また、ローラーボール28は、ハンド26の内周面部に転動するように設けられており、挟持した保持部18cに対する軸線まわりのハンド26の相対回動及び軸線方向(上下方向)の相対移動を許容するようになっている。これにより、取付機構18が昇降された際に取付機構18の昇降動作にハンド26の上下動が追従しなくても、それに起因してハンド26が受ける負荷荷重を低減することができる。
このように構成されるロボット4は、図3に示すように第1乃至第4駆動モータ31〜34及び手首先端部駆動モータ35を備えている。駆動モータ31〜35は、各アーム21〜24及び手首先端部25に夫々対応させて設けられており、各アーム21〜24及び手首先端部25を対応する軸まわりに夫々回動又は揺動させるように構成されている。また、ハンド26には、アクチュエータ36が設けられており、アクチュエータ36は、本実施形態では電気モータによって構成されている。なお、アクチュエータ36は、シリンダ機構等によって構成されてもよい。また、アクチュエータ36は、駆動することでフィンガー部26a,26bを揺動させてハンド26を開閉するように構成されている。このような機能を有する駆動モータ31〜35及びアクチュエータ36は、搬送用制御装置5に電気的に接続されており、それらの動きが搬送用制御装置5によって制御されている。
[搬送用制御装置]
搬送用制御装置5は、駆動モータ31〜35を動かしてロボット4の動作を制御するように構成されている。また、搬送用制御装置5は、ハンド26に保持部18cの着脱をさせるべくアクチュエータ36の動きを制御するようになっている。このような機能を有する搬送用制御装置5には、予め設定されたプログラム又は図示しない操作手段の操作に応じた動きでロボット4及びハンドの動きを制御するように構成されている。なお、本実施形態では、搬送用制御装置5に動作プログラムが予め記憶(store)されており、この動作プログラムに従って搬送用制御装置5がロボット4の動作を制御するように搬送用制御装置5が構成されている。また、搬送用制御装置5は、吊下げ用制御装置6に電気的に接続されており、予め設定されたプログラム又は図示しない操作手段の操作に応じて制御指示を吊下げ用制御装置6に送信するように構成されている。
[吊下げ装置用制御装置]
吊下げ用制御装置6は、吊下げ装置3の取付具18bの各々と電気的に接続されており、取付具18bに流す装着信号のオン及びオフを切替えて取付具18bの装着を切替えられるように構成されている。また、吊下げ用制御装置6は、サーボモータ15aに電気的に接続されおり、サーボモータ15aの回動動作を制御するように構成されている。このように構成されている吊下げ用制御装置6は、搬送用制御装置5から送信される制御指示に基づき取付具18b及びサーボモータ15aの動作を制御するようになっており、ハンド26の動き、特に上下方向の移動に合わせてサーボモータ15aの回転動作(即ち、昇降ユニット15の動作)を制御するように構成されている。
このように構成されている搬送システム1では、ワーク搬送時においてハンド26の上下方向の移動動作と昇降ユニット15を昇降動作と同期させることにより、ワーク2の昇降時におけるロボット4の負荷荷重を低減している。以下では、搬送システム1がワーク2を搬送する際の搬送動作について説明する。
[搬送動作]
搬送用制御装置5は、まず、アクチュエータ36を動かしてハンド26を開き、駆動モータ31〜35を動かしてフィンガー部26a,26bの間に保持部18cを入れる。入れた後、搬送用制御装置5は、再度アクチュエータ36を動かしてハンド26を閉じ、ハンド26によって保持部18cを挟持させる。次に、搬送用制御装置5は、駆動モータ31〜35を動かしてハンド26を移動させ、取付機構18をワーク2の上まで運ぶ。ワーク2上まで取付機構18が運ばれてくると、吊下げ用制御装置6は、サーボモータ15aを回動させて取付機構18をワーク2上に載置し、4つの取付具18bのソレノイドに電流を流して取付具18bをワーク2に電磁吸着させる。このようにして、搬送システム1は、ワーク2に取付機構18を取付ける。
取付けた後、搬送用制御装置5は、動作プログラムに基づいて作成される制御指示を吊下げ用制御装置6に送信し、ハンド26の上下方向の動作と取付機構18の昇降動作とを同期させながらワーク2を所定位置まで持ち上げる。この際、ロボット4は、ハンド26によって保持部18cを挟持し、挟持した保持部18cを介してワーク2を案内している。ハンド26は、転動可能なローラーボール28を介して保持部18cを挟持しているので、保持部18cに対するハンド26の上下方向の相対的な動きを許容することができる。これにより、ハンド26の上下方向の動作及び取付機構18の昇降動作のタイミングがずれたとき、ハンド26が保持部18cに対して上下方向に相対移動し、ハンド26が取付機構18に上下方向に引っ張られることがない。それ故、搬送システム1は、搬送時にハンド26に作用する負荷荷重(特に、ワーク2の荷重)を低減することができ、ロボット4の可搬質量を超えるワーク2を持ち上げることができる。
持ち上げられたワーク2が所定の高さに達すると、搬送用制御装置5及び吊下げ用制御装置6は、ハンド26及び昇降ユニット15の上昇動作を止める。次に、搬送用制御装置5は、駆動モータ31〜35を動かしてハンド26を水平移動させ、ワーク2を搬送終了位置の上方位置まで水平移動させる。なお、ワーク2の持ち上げ動作と水平移動動作とは必ずしも別々に遂行する必要はなく、これらの動作を同時に遂行させてもよい。ハンド26を水平移動させると、このハンド26の動きに追従して吊下げ装置3の基端側アーム13及び先端側アーム14が動き、取付機構18及びそれに取り付けられたワーク2がハンド26の動きに連動して水平移動する。このようにして、ロボット4は、吊下げ装置3に吊り下げられたワーク2を水平移動させる。
吊下げ装置3及びロボット4を動かしてワーク2を搬送終了位置の上方位置まで移動させると、搬送用制御装置5は、ロボット4の動作を制御してハンド26を下降させ、ワーク2を搬送終了位置に降ろす。同時に、吊下げ用制御装置6は、制御指示に基づいて昇降ユニット15の動作を制御してワーク2を下降させる。下降時もハンド26の下降動作と昇降ユニット15の動作とは同期させているが、ハンド26の上下方向の動作及び取付機構18の昇降動作のタイミングがずれる場合がある。このような場合でも、ハンド26が保持部18cに対して相対移動する(図1の2点鎖線及び実線参照)ので、ハンド26が取付機構18に上下方向に引っ張られることがなく、ハンド26に作用する負荷荷重を大きくすることなく、吊下げ治具16に吊り下げられているワーク2を搬送終了位置に降ろすことができる。
降ろした後、吊下げ用制御装置6は、4つの取付具18bに流れる電流を止め、ワーク2に対する取付具18bの電磁吸着を解除する。これにより、取付具18bがワーク2から外れる。外れた後、搬送用制御装置5は、ハンド26を動かして取付機構18を元の位置に戻す。そして、搬送用制御装置5は、アクチュエータ36を駆動させてハンド26を開いてハンド26から保持部18cを外し、ロボット4を元の位置に戻す。これによって搬送動作が終了する。
このように搬送システム1は、ロボット4と吊下げ装置3との動きを同期させてワーク2を搬送させるようになっており、協働させることでロボット4の可搬質量以上の質量を有するワーク2を搬送することができる。また、搬送する際にロボット4と吊下げ装置3との動くタイミングがずれても保持部18cに対してハンド26が上下方向に相対的に動くので、ハンド26が受ける負荷荷重を低減することができ、大きな重量のワークを可搬質量が小さいロボット4で搬送することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態の搬送システム1Aは、第1実施形態の搬送システム1と構成が類似している。以下では、第2実施形態の搬送システム1Aの構成については、第1実施形態の搬送システム1と異なる点について主に説明し、同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。後述する第3実施形態についても同様である。
第2実施形態の搬送システム1Aは、吊下げ装置3A及びロボット4を備え、吊下げ装置3Aは、図4(a)及び(b)に示すような取付機構18Aを備えている。取付機構18Aは、本体18aと4つの取付具40とを有している。取付具40は、本体18aの下面の四隅に夫々設けられており、ケーシング41を有している。ケーシング41は、大略直方体の箱状に形成されており、ケーシング41の中には、ラジアル軸受42を介して係合部材43が回動可能に設けられている。
係合部材43は、本体部43aと係合片43bとを有しており、本体部43aは、大略円柱状に形成されている。本体部43aは、上下方向に延在しており、本体部43aの上端側部分には、ラジアル軸受42が外装されている。本体部43aは、ラジアル軸受42を介して軸線回り回動可能にケーシング41に支持されている。また、本体部43aは、その中間部分に大径部分43cを有しており、大径部分43cは、残余部分より大径に形成されている。この大径部分43cは、ラジアル軸受42より下方に位置しており、大径部分43cの下面にはスラスト軸受44が設けられている。スラスト軸受44には、本体部43aの下端側部分が挿通されている。スラスト軸受44の上面は、大径部分43cに固定され、下面はケーシング41の底面41aに固定されている。これにより、本体部43aは、スラスト軸受44を介してケーシング41の底面41aに回動可能に設けられている。また、本体部43aは、その下端部分がケーシング41の底部41bを貫通して下側に突出しており、本体部43aの下端に係合片43bが一体的に設けられている。
係合片43bは、平面視で細長く上下方向に延びる板である。係合片43bは、その上面の長手方向の中央部分に本体部43aの下端に固定されており、本体部43aから垂下されている。また、係合片43bは、ケーシング41の下面41cから下方に離して配置されており、下端側部分の長手方向両側が下方に向かって先細りになるテーパ状に形成されている。このように構成されている係合片43bは、本体部43aと一体的に回動するようになっており、本体部43aの上端には本体部43aを回動させるべく係合部材駆動機構45が取り付けられている。
係合部材駆動機構45は、直動運動可能に構成されており、本実施形態ではエアシリンダ機構が用いられている。なお、係合部材駆動機構45としては、ボールねじ機構等のリニアアクチュエータを採用してもよい。係合部材駆動機構45は、シリンダ本体45aとピストン45bとを有しており、シリンダ本体45aは、エア給排装置51に繋がっている。エア給排装置51は、複数の開閉バルブを備えている。開閉バルブは、いわゆる電磁ソレノイド弁であり、図5に示すように吊下げ用制御装置6Bに電気的に接続されている。吊下げ用制御装置6Bは、これらの開閉バルブに電流を流すことによってそれらの開閉動作を制御して、シリンダ本体45a内にエアを供給し、またシリンダ本体45a内のエアが排出するようになっている。
また、シリンダ本体45a内には、先端部分がシリンダ本体45aから突出するようにピストン45bが挿入されており、エアの給排によってピストン45bの先端部が進退するようになっている。また、ピストン45bの先端部には、連結部材46が揺動可能に連結されている。連結部材46は、平面視で短冊状に形成されているリンク部材であり、その長手方向一端部にピストン45bの先端部が揺動可能に連結されている。また、連結部材46の長手方向他端部には、本体部43aの上端が固定されている。
このように構成されている係合部材駆動機構45では、ピストン45bが最も縮んでいる初期状態において、係合片43bの長手方向が取付機構18の本体18aの幅方向と略平行になっている(図4(a)及び(b)参照)。この際、ピストン45bと連結部材46との成す角αは鈍角を成しており、ピストン45bと連結部材46とは屈曲するように配置されている。そのため、シリンダ本体45aにエアを供給してピストン45bを伸ばして連結部材46を揺動させることができる。連結部材46を揺動させることで本体部43aの軸線を中心に係合片43bが回動し、ピストン45bを最も伸ばした状態では係合片43bが略90度回動するようになっている(図6の2点鎖線及び図7参照)。また、シリンダ本体45a内のエアを排出してピストン45bを縮めることで係合片43bを元の角度に戻せるようになっている。このように、取付具40では、係合部材駆動機構45を駆動することで係合片43bを回動させることができるようになっている。そしてワーク2には、この係合片43bを収容することができる4つの係合空間47が形成されている。
係合空間47は、取付機構18の本体18aの四隅に配置される係合片43bに対応させて配置されており、ワーク2の上面に形成される挿通孔48を介してワーク2の外側と繋がっている。挿通孔48は、平面視で横長に形成されており、その孔の寸法が係合片43bより若干大きく形成されている。このような形状を有する挿通孔48には、回動した係合片43b(即ち、初期状態以外の係合片43b)が挿通できず、図6に示すように初期状態の係合片43bだけが挿入できるようになっている。また、挿通孔48の長さdは、係合片43bの上面とケーシング41の下面41cとの間の長さsより小さくなっており、係合片43bを挿通する際にワーク2にケーシング41の下面41cが当たって、係合片43bが挿通孔48の中で止まってしまうことを防いでいる。他方、ケーシング41の底部の外形寸法は挿通孔48の寸法より大きく形成されており、ケーシング41を挿通孔48に当てることによって係合片43bの全体が係合空間47に収まっていることを検出できるようになっている。
このようにして係合片43bは、挿通孔48から挿通されて係合空間47に収容されるようになっており、係合空間47は、挿入された係合片43bの全てが収まるように形成されている。また、図7に示すように係合空間47は、その中に収まった係合片43bが軸線回りに回動できるような広さに形成されており、係合片43bは、回動させると挿通孔48と交差するように配置されるようになっている。このように交差させて配置することで、取付機構18Aを持ち上げた際に係合空間47内で係合片43bとワーク2とを係合させることができ、取付機構18Aを介して持ち上げることができる。
[取付動作]
このように構成される搬送システム1Aでは、取付機構18Aをワーク2に取付ける際、搬送用制御装置5がロボット4の動きを制御して、平面視で係合片43bの各々が挿通孔48の各々に重なるように取付機構18Aをワーク2の上まで移動させる(図4(a)及び(b)参照)。その後、吊下げ用制御装置6Aは、サーボモータ15aを動かして取付機構18Aを下降させて係合片43bを挿通孔48に挿入する。そして、係合片43bの全体が係合空間47に収まってケーシング41の下面41cがワーク2に当たると、吊下げ用制御装置6Aは、取付機構18Aの下降をとめる(図6参照)。なお、ワーク2に当たったか否かは、タッチセンサによって検出するか、又は手首部25のエンコーダの変化量に基づいて検出することができる。
止まった後、吊下げ用制御装置6Aは、エア給排装置51を駆動してシリンダ本体45a内にエアを供給してピストン45bを伸ばし、係合片43bを係合空間47で回動させる。そうすると、係合片43bが挿通孔48に対して交差(具体的には、直交)するように配置され、係合片43bが係合空間47から離脱できないようになる(図6の2点鎖線及び図7参照)。この状態で吊下げ用制御装置6Aが取付機構18Aを上昇させると、係合片43bがワーク2に係合し、ワーク2が持ち上げられる。
このように構成されている搬送システム1Aは、平面視で係合片43bが挿通孔48に重なるように取付機構18Aを配置して取付機構18Aを降ろし、係合部材駆動機構45を駆動させるだけの作業で取付機構18Aをワーク2に取付けることができる。
その他、第2実施形態の搬送システム1Aは、第1実施形態の搬送システム1Aと同様の作用効果を奏する。
<第3実施形態>
第3実施形態の搬送システム1Bは、図8に示すように取付機構18Bを有している。取付機構18Bは、大略円筒状に形成されており、その上面に吊下げワイヤ17が取り付けられて吊下げられている。この取付機構18Bは、ソレノイドを有しており、その下面にワーク2を当てて電流を与えることでワーク2に電磁吸着するようになっている。また、取付機構18Bは、保持部の役割も果たしており、その外周面がロボット4のハンド26によって挟持可能に構成されている。
このように構成される搬送システム1Bでは、ロボット4がハンド26によって取付機構18Bを挟持してワーク2の上面まで移動させ、取付機構18Bに電流を流すことによって取付機構18Bをワーク2に電磁吸着させて取付けることができる(図8参照)。取付機構18Bの構成が簡単であるので、取付機構18Bの外形寸法を小さくすることができ、取付機構18Bを動かす際にロボット4に取付機構18Bが当たることを防ぐことができる。
その他、第3実施形態の搬送システム1Bは、第1実施形態の搬送システム1Aと同様の作用効果を奏する。
<その他の実施形態>
第1乃至第3実施形態の搬送システム1,1A,1Bでは、ワーク2の水平方向の移動の案内にロボット4が用いられているが、必ずしもロボット4である必要はない。例えば、ハンド26のような案内具を備える走行装置やベルトコンベア等であってもよく、作業員が前記案内具を用いてワーク2を案内するようにしてもよい。また、ロボット4は、必ずしも垂直多関節ロボットである必要はなく、水平多関節ロボットであってもよい。また、ロボット4の軸数(即ち、自由度)も5軸に限定されず、3軸や4軸、6軸以上であってもよい。また、吊下げ装置3,3Aの吊下げ治具16Aは、必ずしも吊下げワイヤ17で構成する必要はなく、エアシリンダ、油圧シリンダ又はボールねじであってもよく、取付機構18,18Aを上下方向に昇降したりできるものであればよい。
1,1A,1B 搬送システム
2 ワーク
3,3A 吊下げ装置
4 ロボット
5 搬送用制御装置
6,6A 吊下げ用制御装置
10 支持機構
15 昇降ユニット
16 吊下げ治具
18,18A,18B 取付機構
18b 取付具
26 ハンド
28 ローラーボール
40 取付具
43 係合部材
45 係合部材駆動機構

Claims (3)

  1. 前記ワークを吊下げる吊下げ治具と、前記吊下げ治具に吊り下げられているワークを昇降させる昇降ユニットと、前記吊下げ治具を水平方向に移動可能に支持している支持機構とを含む吊下げ装置と、
    前記吊下げ装置に吊り下げられたワークを水平方向に案内するための案内具とを備え、
    前記吊下げ治具は、前記案内具によって保持される保持部を有しており、
    前記案内具は、前記保持部に対して上下方向に相対変位可能に構成されている、搬送システム。
  2. 前記吊下げ治具は、前記ワークを取り付ける取付機構を有し、
    前記取付機構は、前記ワークに電磁吸着可能なソレノイドを含む、請求項1に記載の搬送システム。
  3. 前記吊下げ治具は、前記ワークに取付けられる取付機構を有し、
    前記取付機構は、前記ワークに挿通させて前記ワークに対して相対変位させることで前記ワークと係合する複数の係合部材と、前記係合部材を前記ワークに対して相対変位させる係合部駆動機構とを有する、請求項1に記載の搬送システム。
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