JP2014174731A - 運賃収受システム - Google Patents

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Abstract

【課題】種銭を運賃箱に残したままにせずに運用することができる運賃収受システムを提供する。
【解決手段】運賃収受システム1は、運賃や券類が投入される運賃箱2、運賃箱2に投入された投入物を収納する金庫4、及び金庫4内の収納物を回収する精算機5を備える。金庫4は、運賃箱2に両替のための硬貨や紙幣が投入された際に、両替硬貨としての種銭を払い出す種銭払出機構36を備える。種銭払出機構36から払い出された両替硬貨は、搬送ベルト38によって上方にリフトアップされ、運賃箱本体3の側壁に配設された受け皿13から排出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、運賃箱に投入された運賃等を精算機で回収する運賃収受システムに関する。
従来、運賃箱において投入運賃の収納箇所である金庫を運賃箱から取り外して精算機に持ち寄り、各金庫内に収納された収納物(運賃や券類等)を精算機で一括回収する運賃収受システムが周知である(特許文献1等参照)。金庫は、運賃箱本体から取り外されるとき、運賃等の入口となる金庫扉が施錠される。この金庫が精算機にセットされると、金庫扉が解錠されるとともに開けられ、金庫内の収納物が精算機の内部に排出される。この回収作業を金庫ごとに行い、各金庫内の収納物を精算機で回収する。
ところで、この種の運賃箱は、例えば両替機能や釣銭機能を備えることから、両替用や釣銭用の硬貨(以下、種銭と言う)を運賃箱の外部に払い出すための機構が必要である。よって、通常の運賃箱には、種銭を溜めておく硬貨貯留部が設けられ、両替時や釣銭排出時、硬貨貯留部から必要とされる種類及び枚数の硬貨が外部に払い出される。硬貨貯留部には、例えば10円、50円、100円、500円が種類ごとに数10〜50枚程度溜められ、運賃箱に運賃として投入された硬貨が必要に応じて逐次補充される。
特開2011−221918号公報
路線運行後、金庫は運賃箱から取り外され、金庫内部の収納物が精算機で一括回収されるので、金庫内の収納物を車両に残したままにしておくことはないが、運賃箱の硬貨貯留部に溜められた硬貨はそのまま運賃箱に残ってしまう。これは、硬貨の盗難に繋がることから、何らかの対策が必要であった。また、運賃として投入された硬貨の一部が運賃箱の硬貨貯留部に残ったままとなるので、精算機側において運賃の正確な合計金額を算出することができず、不便でもあった。
本発明の目的は、種銭を運賃箱に残したままにせずに運用することができる運賃収受システムを提供することにある。
前記問題点を解決する運賃収受システムは、運賃箱に投入される運賃を含む収納物の収納箇所である金庫を前記運賃箱から取り外し、金庫扉が施錠された当該金庫を精算機にセットし、前記金庫扉を解錠するとともに開け、金庫内の前記収納物を前記精算機で回収し、この回収作業を前記金庫ごとに行うことにより、複数の該金庫の前記収納物を前記精算機で回収する構成において、前記運賃箱には、前記運賃箱の外部に硬貨を払い出し可能な硬貨払出機構が、前記運賃箱に対して着脱可能に設けられている。
本構成によれば、例えば路線運行終了後、運賃箱から硬貨払出機構を取り外しておくことが可能となるので、運賃箱に硬貨を残すことなく運用することが可能となる。
本発明によれば、種銭を運賃箱に残したままにせずに運用することができる。
一実施形態の運賃収受システムの概略を示す構成図。 一方側の斜め位置から見た運賃箱の斜視図。 他方側の斜め位置から見た運賃箱の斜視図。 ダンパ部の構成を示す概略図。 金庫及び種銭払出機構の構成を示す斜視図。 金庫が閉状態のときの斜視図。 種銭払出機構の外観を示す斜視図。 精算機を正面側から見た斜視図。 精算機を背面側から見た斜視図。 一方側から見た精算機の内部構成を示す精算機の側面図。 他方側から見た精算機の内部構成を示す精算機の側面図。 金庫に配設された弁部の構成を示す金庫上部の側面図。 両替硬貨が払い出される際の動作態様を示す説明図。 運賃回収及び種銭補充の各動作態様を示す説明図。 種銭補充の動作態様を示す説明図。 (a)は第1硬貨を金庫内に補充する際の動作図、(b)は第2硬貨を金庫内に補充する際の動作図。
以下、運賃収受システムの一実施形態を図1〜図16に従って説明する。
[運賃収受システムの全体構成]
図1に示すように、運賃収受システム1は、例えば路線バスやワンマン運行式鉄道等の車両に設置されて運賃が投入される運賃箱2と、運賃箱2に投入された貨幣(硬貨、紙幣等)や券類(整理券等)が収納され、運賃箱本体3に対して着脱可能な金庫4と、金庫4内に収納された収納物を一括回収する精算機5とを備える。精算機5は、例えば車両運行の営業所等に設置される。精算機5は、各車両(各運賃箱2)から持ち寄られた金庫4から金庫4内の収納物を回収し、この回収作業を金庫4ごとに行うことにより、複数の金庫4内の収納物を回収する。
[運賃箱本体の構成]
図2に示すように、運賃箱本体3の上面には、運賃としての貨幣や券類の投入口6と、ICカードとの間で運賃支払い時にデータの読み書きを行うICカードリーダライタ部7と、ICカードでの運賃支払い時に各種画面を表示する表示部8とが設けられている。運賃箱本体3の上面端部付近には、両替する硬貨の硬貨投入口9と、両替する紙幣の紙幣挿入口10とが設けられている。運賃箱2の正面には、硬貨投入口9に投入された不当な硬貨の損貨返却口11と、両替硬貨を払い出す両替硬貨払出口12と、損貨や両替硬貨の受け皿13とが設けられている。
図3に示すように、運賃箱本体3において運転手側の側壁には、投入された貨幣及び券類の確認のために投入運賃を一時的に目視可能とするダンパ部14が設けられている。本例のダンパ部14は、投入された貨幣及び券類を一時的に停止させておくことにより、これらを運転手等により確認可能とする。運賃箱本体3の側壁には、運賃箱2を動作させる際に操作する操作盤15が設けられている。操作盤15には、ダンパ部14に一時停止させられた貨幣及び券類を下方に落下させる際に操作するダンパ開放ボタン16が設けられている。
図4に示すように、ダンパ部14は、例えば透明な樹脂板等からなる窓部17と、投入された貨幣及び券類を一時的に貯める投入物受け部18とが設けられている。投入物受け部18は、運賃箱2の奥行き方向(図4のX軸方向)に延びる軸19回りに回動可能であり、背面に配設されたアクチュエータ20によって開方向に回る。投入物受け部18は、貨幣及び券類を一時的に貯める閉位置(実線の状態)と、一時的に貯めた貨幣及び券類を下方に落下させる開位置(2点鎖線の状態)とをとる。ダンパ部14は、一時貯留した貨幣及び券類を、シュート21を通じて金庫4に落下させる。
図1に示すように、運賃箱2には、硬貨投入口9に投入された硬貨の種別を識別する硬貨識別器22が設けられている。硬貨識別器22は、シュート23を通じて金庫4に繋がり、シュート24を通じて損貨返却口11に繋がっている。運賃箱2には、紙幣挿入口10に挿入された紙幣の種別を識別する紙幣識別器25が設けられている。紙幣識別器25は、シュート26を通じて金庫4に繋がっている。運賃箱2には、運賃箱2の動作を制御する運賃箱制御部27が設けられている。
[金庫及び種銭払出機構の構成]
図5及び図6に示すように、金庫4の上面には、金庫本体28の上部開口29を開閉可能な上部シャッタ30が設けられている。上部シャッタ30は、複数枚のスライド板からなり、ボールねじ31を介して金庫本体28に取り付けられている。金庫本体28の内部には、ボールねじ31の駆動源となるアクチュエータ32が設けられている。金庫本体28の内部には、運賃箱2に投入された貨幣や券類を収納する運賃収納部33が設けられている。金庫4の下部には、運賃収納部33の底部の下部開口34を開閉可能な下部シャッタ35が設けられている。下部シャッタ35は、例えば上部シャッタ30に対して間口やシャッタ開閉方向が異なるだけで、基本的に同様の構造をとる。なお、上部シャッタ30及び下部シャッタ35が金庫扉の一例である。
金庫4には、両替時に種銭を払い出す種銭払出機構36が設けられている。種銭払出機構36は、両替のために、硬貨投入口9に硬貨が投入されたり紙幣挿入口10に紙幣が挿入されたりしたとき、種銭を受け皿13に払い出す。種銭払出機構36は、両替硬貨として第1硬貨(例えば10円硬貨)を払い出す第1種銭払出機構36aと、両替硬貨として第2硬貨(例えば100円硬貨)を払い出す第2種銭払出機構36bとを備える。なお、種銭払出機構36(36a,36b)が硬貨払出機構の一例である。
金庫本体28の側壁には、第1種銭払出機構36aの第1硬貨を金庫本体28の外部に排出する第1硬貨排出口37aと、第2種銭払出機構36bの第2硬貨を金庫本体28の外部に排出する第2硬貨排出口37bとが設けられている。金庫4の隣位置には、第1硬貨排出口37a及び第2硬貨排出口37bから排出された硬貨を両替硬貨払出口12まで搬送する略英文字L形状の搬送ベルト38が設けられている。搬送ベルト38は、水平ベルト部38aに載せられた第1硬貨及び第2硬貨を、鉛直リフト部38bによって両替硬貨払出口12まで持ち上げる。
図7に示すように、第1種銭払出機構36aは、第1硬貨を溜める貯留部39aと、両替時、貯留部39aに溜められた硬貨を貯留部39aの外部に排出する硬貨繰出部40aとを備える。硬貨繰出部40aは、第1種銭払出機構36aの側壁のスリット41aから、貯留部39a内の第1硬貨を1枚ずつ外部に排出する。第2種銭払出機構36bは、第1種銭払出機構36aと同様に、貯留部39b、硬貨繰出部40b及びスリット41bを備える。
図6に示すように、金庫4の背面には、電気接続用のコネクタ42が設けられている。金庫4が運賃箱本体3にセットされると、コネクタ42が運賃箱2のコネクタ43と電気接続される。このとき、運賃箱制御部27は、金庫4からIDを読み出し、金庫4を認証する。運賃箱制御部27は、認証が成立することを確認すると、アクチュエータ32を開方向に駆動し、上部シャッタ30を開状態にし、上部開口29を開放する。なお、上部シャッタ30が開状態のときは、金庫4が運賃箱本体3にロックされ、取り外しが禁止される。一方、運賃箱2において金庫4の取り外し操作がなされると、アクチュエータ32が閉方向に駆動されて上部シャッタ30が閉じられ、かつ施錠される。
[精算機の構成]
図8に示すように、精算機5の正面には、金庫4のセット先として金庫解錠部44が設けられている。金庫解錠部44は、セットされた金庫4の上部シャッタ30及び下部シャッタ35を解錠する。精算機5の正面において金庫解錠部44の上方には、回収状態を表示する表示部45が設けられている。精算機5の側壁には、精算機5の内部に種銭を補充するときに開閉する補充用点検蓋46が設けられている。金庫解錠部44の奥の壁面には、金庫解錠部44に金庫4が挿し込まれたことを検出する検出スイッチ47と、金庫4の背面のコネクタ42が接続されるコネクタ48とが設けられている。金庫解錠部44の底壁には、金庫4から流出する収納物を精算機5の内に通す内部開口49を開閉する精算機シャッタ50が開閉可能に設けられている。精算機5には、精算機5の動作を制御する精算機制御部51が設けられている。
図9に示すように、精算機5の背面には、精算機5で回収した硬貨を計数する硬貨計数機52が設けられている。硬貨計数機52には、計数後の硬貨を収納する複数の硬貨コンテナ53が取り出し可能に設けられている。硬貨計数機52は、硬貨の種類や枚数を計数した上で、回収した硬貨を種類ごとに分けて硬貨コンテナ53に収納する。硬貨計数機52は、硬貨コンテナ53が満杯になったとき、隣に開きコンテナが用意されていれば、そこに収納先を切り替える。
図1に示すように、精算機5には、金庫4から排出された貨幣や券類を奥に搬送する搬送ベルト54が設けられている。搬送ベルト54の端部には、搬送ベルト54によって搬送されてきた硬貨、紙幣、券類を分離する券銭分離機55が設けられている。券銭分離機55には、軸L1回りに回転して硬貨、紙幣、券類を分離するドラム部56と、ドラム部56の内部に風を送って紙類(紙幣、券類)を奥に飛ばすファン57と、ドラム部56の端部開口を開閉可能なスライド式のドラム蓋58とが設けられている。ドラム部56は、硬貨と紙類(紙幣、券類)とを分離する第1回転ドラム59と、紙幣と券類とを分離する第2回転ドラム60とが設けられている。第1回転ドラム59の周壁には、硬貨が通過可能な孔59aが複数形成され、この孔59aを通って分離した硬貨がシュート61を通じて硬貨リフタ部62に送られる。第2回転ドラム60の周壁には、券類のみ通過可能な孔60aが複数形成され、この孔60aを通って分離した券類がシュート63を通じて券類コンテナ64に収納される。第2回転ドラム60内にある紙幣は、ドラム蓋58が開状態に切り替えられたとき、ファン57からの風によって飛ばされることにより、シュート65を通じて紙幣コンテナ66に収納される。
図10に示すように、硬貨リフタ部62には、券銭分離機55によって分離された硬貨が流れ込む硬貨流入部67と、硬貨流入部67内の硬貨を斜め上方にリフトアップする搬送ベルト68とが設けられている。硬貨流入部67の内部には、硬貨流入部67に流れ込んできた硬貨を搬送ベルト68に向かわせる斜面部69が設けられている。搬送ベルト68の搬送面には、硬貨を下から持ち上げ可能な硬貨載置突70が搬送方向に沿って等間隔に複数設けられている。搬送ベルト68によって頂点まで搬送された硬貨は、自由落下によって硬貨計数機52に送られる。
図11に示すように、精算機5には、金庫解錠部44にセットされた金庫4に種銭を補充する種銭補充機構71が設けられている。種銭補充機構71は、金庫4内の第1種銭払出機構36aに第1硬貨を補充する第1種銭補充機構71aと、金庫4内の第2種銭払出機構36bに第2硬貨を補充する第2種銭補充機構71bとを備える。
第1種銭補充機構71aは、第1種銭払出機構36aから排出された種銭を精算機5の奥側に搬送する搬送ベルト72aと、搬送ベルト72aによって搬送された硬貨を略90°異なる搬送向きに変えて更に奥に送る搬送ベルト73aと、搬送ベルト73aによって搬送された硬貨を貯留する大容量硬貨貯留部74aとを備える。また、第1種銭補充機構71aは、大容量硬貨貯留部74aに貯留された硬貨を上方にリフトアップする搬送ベルト75aと、搬送ベルト75aにより搬送された硬貨を溜めて第1種銭払出機構36aに補充する種銭補充部76aとを備える。種銭補充部76aは、種銭補充部76aに流入する硬貨の枚数を計数する硬貨枚数カウンタ77aを備え、内部に一時貯留された硬貨の総数を監視する。搬送ベルト75aの搬送面には、硬貨を下から持ち上げ可能な硬貨載置突78aが搬送方向に沿って等間隔に複数設けられている。大容量硬貨貯留部74aの内部には、流入してきた第1硬貨を搬送ベルト75aに向かわせる複数の斜面部79aが設けられている。種銭補充部76a内の第1硬貨は、シュート80aを通じて金庫4内の第1種銭払出機構36aに流入する。
第2種銭補充機構71bは、第1種銭補充機構71aと同様に、搬送ベルト72b,73b,75b、大容量硬貨貯留部74b、種銭補充部76b、硬貨枚数カウンタ77b、硬貨載置突78b、斜面部79b及びシュート80bを備える。第1種銭補充機構71a及び第2種銭補充機構71bは、精算機5の奥行き方向(図11のX軸方向)に並び配置されている。
[種銭補充通路切替機構の構成]
図1に示すように、金庫4及び精算機5には、種銭の補充通路を切り替える種銭補充通路切替機構81が設けられている。種銭補充通路切替機構81は、金庫4の内部において種銭補充通路を切り替える弁部82と、弁部82の位置を切り替えるレバー部83と、レバー部83の駆動源となるアクチュエータ84とを備える。レバー部83及びアクチュエータ84は、精算機5側に設けられている。
図12に示すように、弁部82には、弁部82のフレームをなす筐体85と、アクチュエータ84を駆動源として軸86回りに回動可能な略英文字V形状のフラッパ87とが設けられている。フラッパ87は、第1種銭払出機構36aへの通路88と第2種銭払出機構36bへの通路89との両方を閉じる閉位置(実線の状態)と、第1種銭払出機構36aへの通路88を開放する第1通路開位置(1点鎖線の状態)と、第2種銭払出機構36bへの通路89を開放する第2通路開位置(2点差線の状態)との3位置をとる。
次に、図4,図8,図13〜図16を用いて、運賃収受システム1の動作を説明する。
[運賃投入時の動作]
図4に示すように、運賃(硬貨、紙幣、券類等)が投入口6に投入されると、これらがダンパ部14に一旦収納される。このとき、運転手は、窓部17を通じて投入金額等を確認し、金額が正しければ、ダンパ開放ボタン16を操作する。ダンパ開放ボタン16が操作されると、アクチュエータ20が作動し、投入物受け部18が閉状態→開状態に切り替わる。これにより、ダンパ部14で停止されていた貨幣や券類が下方に落とされる。ダンパ部14から落とされた貨幣や券類は、シュート21を通じて金庫4に収納される。
[種銭の払い出し動作]
図13に示すように、硬貨投入口9に硬貨が投入されると、硬貨識別器22によって種別が識別される。投入硬貨が正当であれば、シュート23を通じて金庫4に収納され、投入硬貨が損貨であれば、シュート24を通じて受け皿13に排出される。また、紙幣挿入口10に紙幣が投入されると、紙幣識別器25によって種別が識別される。投入紙幣が正当であれば、シュート26を通じて金庫4に収納され、不当な紙幣であれば、逆搬送されて紙幣挿入口10から排出される。
運賃箱制御部27は、硬貨投入口9への正当な硬貨の投入時、又は紙幣挿入口10への正当な紙幣の挿入時、金庫4内の種銭払出機構36を作動して両替硬貨を払い出す。まず、運賃箱制御部27は、搬送ベルト38を駆動した上で、硬貨繰出部40a,40bを作動することにより、貯留部39a,39b内の硬貨を所定枚数、搬送ベルト38に送り出す。搬送ベルト38に排出された硬貨は、搬送ベルト38によって上方にリフトアップされ、両替硬貨払出口12を通じて受け皿13に排出される。
[金庫内の収納物の回収動作]
図8に示すように、路線運行後、運賃箱2から金庫4が取り外され、営業所等に設置された精算機5に持ち寄られる。金庫4は、運賃箱本体3から取り外されると、上部シャッタ30が閉じられるとともに施錠される。金庫4は、上部シャッタ30を上向きにして金庫解錠部44に挿し込まれる。金庫4が金庫解錠部44にセットされると、金庫4のコネクタ42と、金庫解錠部44の内部のコネクタ48とが接続される。精算機制御部51は、金庫4からコネクタ42,48を通じてIDを入力し、金庫4のIDを認証する。精算機制御部51は、ID認証が成立することを確認すると、金庫4内の収納物の回収動作を開始する。
図14に示すように、回収動作が開始されると、下部シャッタ35及び精算機シャッタ50が開状態に切り替えられることにより、金庫4内の収納物(硬貨、紙幣、券類等)が下方に自由落下される。自由落下した硬貨、紙幣、券類等は、搬送ベルト54によって第1回転ドラム59の内部に搬送される。第1回転ドラム59の内部に流入した硬貨、紙幣、券類は、軸L1回りに回転する第1回転ドラム59の孔59aから硬貨のみが下方に落下することにより、硬貨と紙類とが分離される。孔59aから落下した硬貨は、シュート61を通じて硬貨リフタ部62の硬貨流入部67に送られる。
硬貨流入部67に入り込んだ硬貨は、回転する搬送ベルト68の硬貨載置突70によって下からすくい上げられ、上方にリフトアップされる。搬送ベルト68によって頂点まで持ち上げられた硬貨は、ベルト端から下方に自由落下され、硬貨計数機52に送られる。硬貨計数機52は、取得した硬貨の種別を識別し、種類ごとに仕分けした上で硬貨コンテナ53に収納する。
第1回転ドラム59内の紙類(紙幣、券類)は、ファン57の風によって、第2回転ドラム60内に飛ばされる。第2回転ドラム60の内部に到達した紙幣及び券類は、軸L1回りに回転する第2回転ドラム60の孔60aから券類のみが下方に落下することにより、紙幣と券類とが分離される。孔60aから落下した硬貨は、シュート63を介して券類コンテナ64に収納される。
第2回転ドラム60に到達した紙幣は、第2回転ドラム60内に一時的に溜められる。そして、所定のタイミングでドラム蓋58が端部にスライド移動することにより、第2回転ドラム60の端部が開口されると、第2回転ドラム60に滞留していた紙幣がファン57の風によって奥に飛ばされ、シュート65を通じて紙幣コンテナ66に収納される。
[種銭の補充動作]
図14に示すように、精算機制御部51は、金庫4の上部シャッタ30を開状態に切り替えておく。第1種銭払出機構36a及び第2種銭払出機構36bは、種銭補充時、まず貯留部39a,39bに残留する種銭を、スリット41a,41b及び硬貨排出口37a,37bを介して、一旦、全て排出する。第1種銭払出機構36aの貯留部39aから排出された第1硬貨は、搬送ベルト72aによって奥(図14の紙面奥の方向)に搬送される。第2種銭払出機構36bの貯留部39bから排出された第2硬貨は、搬送ベルト72bによって奥(図14の紙面奥の方向)に搬送される。搬送ベルト72a上の第1硬貨は、ベルト端から下方に自由落下することにより搬送ベルト73aに載置され、搬送ベルト73aによって大容量硬貨貯留部74aに送られる。
図15に示すように、大容量硬貨貯留部74aには、ある程度の枚数の硬貨が予め貯留されている。大容量硬貨貯留部74a内の第1硬貨は、回転する搬送ベルト75aの硬貨載置突78aによって下からすくい上げられ、上方にリフトアップされる。搬送ベルト75aによって頂点まで持ち上げられた第1硬貨は、ベルト端から下方に自由落下され、第1種銭補充部76aに貯留される。補充に必要な枚数の第1硬貨が第1種銭補充部76aに溜められたことが硬貨枚数カウンタ77aにより検出されると、搬送ベルト75aの駆動が停止される。また、搬送ベルト72b上の第2硬貨も、第1硬貨の搬送と同様の流れをとって、第2種銭補充部76bに補充される。
図16(a)に示すように、精算機制御部51は、アクチュエータ84を一方側に動作させることにより、フラッパ87を第1通路開位置に切り替えた上で、第1種銭補充機構71aの種銭補充部76aに第1硬貨の補充を実行させる。これにより、種銭補充部76a内の全ての第1硬貨がシュート80aを通じて自由落下し、第1通路開位置をとるフラッパ87によって開放された通路88を通って、第1種銭払出機構36aの貯留部39aに流入する。よって、貯留部39aには、第1硬貨が満補充される。
続いて、図16(b)に示すように、精算機制御部51は、アクチュエータ84を他方側に動作させることにより、フラッパ87を第2通路開位置に切り替えた上で、第2種銭補充機構71bの種銭補充部76bに第2硬貨の補充を実行させる。これにより、種銭補充部76b内の全ての第2硬貨がシュート80bを通じて自由落下し、第2通路開位置をとるフラッパ87によって開放された通路89を通って、第2種銭払出機構36bの貯留部39bに流入する。よって、貯留部39bには、第2硬貨が満補充される。
以上の作業により、精算機5における金庫4の運賃回収及び種銭補充が完了する。作業者は、精算機5にセットした金庫4の運賃回収及び種銭補充が完了したことを表示部45で確認すると、金庫4を金庫解錠部44から取り出す。そして、以上の作業が金庫4ごとに行われることにより、複数の金庫4内の収納物の一括回収及び種銭補充が繰り返し実行される。なお、大容量硬貨貯留部74a,74b内の硬貨が少なくなったときは、補充用点検蓋46を開けて、硬貨コンテナ53の硬貨を大容量硬貨貯留部74a,74b内に補充する。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)金庫4は、両替硬貨としての種銭を運賃箱2から払い出す種銭払出機構36を備えた。このため、路線運行終了時、運賃を精算機5で回収するために運賃箱2から金庫4を取り外せば、同時に種銭払出機構36も運賃箱2から取り外すことが可能となる。よって、路線運行後、種銭を運賃箱2に残すことなく運用することができる。
(2)運賃箱2は、ICカードリーダライタ部7にICカードをかざすことによる運賃支払いの機能を備える。このため、運賃支払いが硬貨や紙幣等の実際の貨幣で行われる頻度が少なくなるので、金庫4内に溜めておく種銭も極力少なく済むことになる。よって、種銭払出機構36が小型のサイズのもので済むので、金庫4に種銭払出機構36を設ける構造をとっても、金庫4のサイズが大幅に大型化することはない。
(3)運賃箱2には、運賃箱2に投入された硬貨を両替の種銭として種銭払出機構に貯留するための硬貨還流構造を設けずに済むので、運賃箱2に大掛かりな種銭払出用の機構を設けなくてもよい。よって、運賃箱2の構成を大幅に簡素化することができ、運賃箱2の製造コストも低く抑えることができる。
(4)運賃箱2から金庫4を取り外せば、金庫4内の運賃とともに種銭も全て回収されることになる。よって、運賃箱2から全ての金銭を取り出すことが可能となるので、金銭盗難に対するセキュリティ性を確保することができる。
(5)金庫4に種銭払出機構36を設けて、これらを一体化した。よって、これらを別々に取り扱う場合に比べて、利便性をよくすることができる。
(6)精算機5は、金庫解錠部44にセットされた金庫4内の種銭払出機構36に対し、種銭を補充する種銭補充機構71を備えた。よって、精算機5で金庫4内の収納物を回収する際、同時に金庫4内に種銭を補充することが可能となるので、種銭補充の利便性をよくすることができる。
(7)金庫4内に複数の種銭払出機構36を設けたので、両替硬貨として複数種類の硬貨を払い出すことができる。
(8)精算機5に複数の種銭補充機構71を設けるとともに、金庫4内に種銭の補充通路を切り替える弁部82を設け、この弁部82を精算機5側のレバー部83で切り替え可能とした。よって、金庫4内に複数の種銭払出機構36が設けられていても、これらに適切な硬貨を各々補充することができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・種銭補充は、種銭払出機構36から種銭を全て排出させて、新たに種銭を満補充する作業に限定されない。例えば、両替時にどの種別の硬貨がどれだけ払い出されたのかを両替硬貨データとして金庫4に保持しておき、精算機5での種銭補充時、必要な枚数の種銭のみ種銭払出機構36に補充することも可能である。
・運賃収納部33内の貨幣や券類は、下部シャッタ35から外部に排出されることに限定されない。例えば、運賃収納部33の底面を斜面状にし、金庫4の側部に開閉シャッタを設ける。そして、金庫4の側部の開閉シャッタを開状態とし、運賃収納部33の底面の斜面によって貨幣や券類を斜め下方に落下させて、貨幣や券類を金庫4の外部に排出することも可能である。
・種銭補充部76a,76bに予め種銭を溜めておき、種銭払出機構36から種銭が全排出された後、種銭補充部76a,76b内の種銭を、直ぐに種銭払出機構36に満補充してもよい。
・上部シャッタ30は、運賃収納部33と種銭払出機構36とで各々個別に設けてもよい。
・弁部82は、金庫4側ではなく精算機5に設けられてもよい。また、レバー部83及びアクチュエータ84は、精算機5側ではなく金庫4に設けられてもよい。
・硬貨コンテナ53の硬貨は、搬送ベルト等によって大容量硬貨貯留部74a,74bに送られることにより、種銭が自動で大容量硬貨貯留部74a,74bに補充されてもよい。
・種銭補充通路切替機構81は、省略することも可能である。例えば、金庫4が精算機5にセットされた状態のとき、シュート80aの先端と第1種銭払出機構36aとが正確に位置合わせされ、かつシュート80bの先端と第2種銭払出機構36bとが正確に位置合わせされるのであれば、種銭補充通路切替機構81は不要である。
・ダンパ部14は、アクチュエータ20による電動に限らず、操作者の操作力で投入物受け部18が回る機械式としてもよい。
・ダンパ部14は、例えばベルトによって投入物を奥に低速で流す構造のものでもよい。
・種銭払出機構36は、金庫4に1つのみ設けられてもよいし、又は3つ以上設けられてもよい。
・運賃箱2、金庫4、精算機5に搭載されるアクチュエータは、モータやソレノイド等、種々の駆動源が採用可能である。
・ICカードリーダライタ部7は、例えば磁気リーダ等の他のデータ読み書き機器に変更可能である。
・種銭払出機構36、券銭分離機55、硬貨リフタ部62、種銭補充機構71、種銭補充通路切替機構81等は、種々の構造が採用可能である。
・運賃箱2が釣り銭計算できる機能を備えている場合、種銭は釣り銭でもよい。
・金庫4の上部シャッタ30を運賃収納部33と種銭払出機構36とで別々に設ける場合、例えば金庫4が上向きのときに種銭払出機構36のシャッタを開状態にして種銭を補充し、開状態のシャッタを閉状態に戻す。種銭補充後、金庫4を上下逆さまに180度回転させ、この逆さま状態で今度は運賃収納部33のシャッタを開状態にすることにより、金庫4内の貨幣や券類を下方に自由落下させてもよい。
・種銭払出機構36は、金庫4と別体に設けられ、これが運賃箱2に対して着脱可能となっていてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)前記運賃収受システムにおいて、前記運賃箱には、当該運賃箱に投入された投入物を目視により確認可能な投入物確認部が設けられている。この構成によれば、投入された運賃や券類等が正確かどうかを確認することが可能となる。
(ロ)前記運賃収受システムにおいて、前記投入物確認部は、前記運賃箱に投入された投入物を、閉状態の投入物受け部によって一時停止させることにより、当該投入物を目視可能とし、前記運賃箱に配設された操作部が操作されたとき、前記投入物受け部が開状態に切り替わることにより、一時停止されていた前記投入物を下方に送る。この構成によれば、投入物確認部が手動式の簡素な構成で済む。
(ハ)前記運賃収受システムにおいて、前記運賃箱には、無線によって運賃の支払いを行う無線運賃支払部(例えば、ICカードリーダライタ部)を設けた。この構成によれば、運賃箱に用意しておく種銭が少なく済むので、硬貨払出機構のサイズが小型で済む。
(二)少なくとも運賃が投入され、当該運賃を金庫の内部に取り込んで収納する運賃箱において、外部に硬貨を払い出し可能な硬貨払出機構が着脱可能に設けられている。この構成によれば、例えば路線運行終了後、運賃箱から硬貨払出機構を取り外しておくことが可能となるので、運賃箱に種銭を残しておかずに済む。
(ホ)運賃箱に対して着脱可能に設けられ、前記運賃箱に投入された運賃を取り込んで収納する金庫において、前記運賃箱の外部に硬貨を払い出し可能な硬貨払出機構を備えた。この構成によれば、例えば路線運行終了後、運賃箱から金庫を取り外せば、同時に硬貨払出機構も運賃箱から取り外されることとなるので、運賃箱に硬貨を残しておかずに済む。
(へ)施錠された金庫がセットされ、当該金庫を解錠するとともに開け、前記金庫に収納された収納物を回収する精算機において、前記運賃箱の外部に硬貨を払い出すことが可能な硬貨払出機構が当該運賃箱から取り外されてセットされたとき、前記硬貨払出機構に対して硬貨を補充する硬貨補充機構を備えた。この構成によれば、硬貨払出機構を精算機にセットして自動で硬貨を硬貨払出機構に補充することが可能となるので、硬貨補充の利便性を確保することが可能となる。
1…運賃収受システム、2…運賃箱、4…金庫、5…精算機、30…金庫扉を構成する上部シャッタ、35…金庫扉を構成する下部シャッタ、36,36a,36b…硬貨払出機構としての種銭払出機構、71,71a,71b…硬貨補充機構としての種銭補充機構。

Claims (3)

  1. 運賃箱に投入される運賃を含む収納物の収納箇所である金庫を前記運賃箱から取り外し、金庫扉が施錠された当該金庫を精算機にセットし、前記金庫扉を解錠するとともに開け、金庫内の前記収納物を前記精算機で回収し、この回収作業を前記金庫ごとに行うことにより、複数の該金庫の前記収納物を前記精算機で回収する運賃収受システムにおいて、
    前記運賃箱には、前記運賃箱の外部に硬貨を払い出し可能な硬貨払出機構が、前記運賃箱に対して着脱可能に設けられている
    ことを特徴とする運賃収受システム。
  2. 前記硬貨払出機構は、前記金庫に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の運賃収受システム。
  3. 前記硬貨払出機構は、硬貨の種類ごとに複数設けられ、
    前記精算機は、複数の前記硬貨払出機構に対し、種類を仕分けしながら硬貨を補充する硬貨補充機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の運賃収受システム。
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