JP2514825B2 - 金庫装置 - Google Patents
金庫装置Info
- Publication number
- JP2514825B2 JP2514825B2 JP62276781A JP27678187A JP2514825B2 JP 2514825 B2 JP2514825 B2 JP 2514825B2 JP 62276781 A JP62276781 A JP 62276781A JP 27678187 A JP27678187 A JP 27678187A JP 2514825 B2 JP2514825 B2 JP 2514825B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coins
- coin
- yen
- safe
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、車載用乗車券発行装置等の料金装置に適
用される金庫装置に関し、詳しくは、それ自体に種銭機
構を備えた金庫装置に関するものである。
用される金庫装置に関し、詳しくは、それ自体に種銭機
構を備えた金庫装置に関するものである。
従来の技術とその問題点 路線バスに搭載される乗車券発行装置等の料金装置に
は、運行過程で投入された硬貨を収受するため、金庫が
装着されている。この金庫は、車両が出庫するとき、料
金装置に装着され、運行終了後、帰庫した際、装置から
取り外され、精算装置等にかけられる。
は、運行過程で投入された硬貨を収受するため、金庫が
装着されている。この金庫は、車両が出庫するとき、料
金装置に装着され、運行終了後、帰庫した際、装置から
取り外され、精算装置等にかけられる。
従来の金庫は、投入硬貨の収受機能、あるいはメモリ
回路基板の組付けによるメモリ機能等は具備するが、種
銭機構、すなわち、投入硬貨の中から特定金種を種銭用
硬貨として選び、釣銭払い出しに応じて随時払い出し、
投入硬貨を循環させるという機能は全く備えていなかっ
た。そのため、従来では、料金装置内に、例えば、金種
毎の種銭を予め収納した複数の硬貨収納筒と、この収納
筒の夫々に投入硬貨を選別・投入するベルト搬送手段あ
るいは収納された種銭硬貨を釣銭払い出しに応じて払い
出し口まで搬送する搬送ベルト機構等から成る釣銭払い
出し機構を装備していた。そのため、料金装置の内部機
構は複雑なものとなっていた。また、硬貨の循環の面で
も、金庫への投入経路と種銭の払い出し経路とが別系統
であり、二系統必要となるため、硬貨の循環機構が複雑
で、必ずしもスッキリしたものとはいえなかった。
回路基板の組付けによるメモリ機能等は具備するが、種
銭機構、すなわち、投入硬貨の中から特定金種を種銭用
硬貨として選び、釣銭払い出しに応じて随時払い出し、
投入硬貨を循環させるという機能は全く備えていなかっ
た。そのため、従来では、料金装置内に、例えば、金種
毎の種銭を予め収納した複数の硬貨収納筒と、この収納
筒の夫々に投入硬貨を選別・投入するベルト搬送手段あ
るいは収納された種銭硬貨を釣銭払い出しに応じて払い
出し口まで搬送する搬送ベルト機構等から成る釣銭払い
出し機構を装備していた。そのため、料金装置の内部機
構は複雑なものとなっていた。また、硬貨の循環の面で
も、金庫への投入経路と種銭の払い出し経路とが別系統
であり、二系統必要となるため、硬貨の循環機構が複雑
で、必ずしもスッキリしたものとはいえなかった。
この発明は以上のような現状に鑑みて提案されたもの
であって、その目的は、装置内に種銭機構を備え、投入
硬貨を種銭用として循環可能にすると共に、この種銭硬
貨を釣銭として随時払い出し得るようにした金庫装置を
提供するものである。
であって、その目的は、装置内に種銭機構を備え、投入
硬貨を種銭用として循環可能にすると共に、この種銭硬
貨を釣銭として随時払い出し得るようにした金庫装置を
提供するものである。
問題点を解決するための手段 この発明は,車載用乗車券発行装置等の料金装置に着
脱可能に装着される金庫装置において, 利用客により前記料金装置の硬貨投入口から投入され
た投入硬貨のうち,選別された50円,500円等の売上硬貨
を収納するチャンバーと, 同じく投入硬貨のうち,選別された10円,100円等の2種
の種銭用硬貨を金種毎に収納し,かつその下部一側には
収納された種銭用硬貨を外部へ排出するスリットを具備
する2つのホッパーと, 夫々のホッパーの底部に所定方向に回転可能に支持さ
れ,円周方向に所定ピッチで複数の円形凹状の硬貨受皿
を有し,この硬貨受皿の一部に,所定角回転する毎に前
記スリットと対応合致する様に間隙が開けられた回転板
と, 正逆両方向に回転可能な回転軸を備えるとともに,こ
の回転軸の正転時には一方の回転板のみを回転駆動し,
逆転時には他方の回転板のみを回転駆動するように駆動
源の回転力を伝達する回転力伝達手段とを備え, 前記回転板の回転で前記硬貨受皿の間隙が前記スリッ
トと対応一致した時,前記硬貨受皿上に載せられた種銭
用硬貨が前記スリットを通して取り出されるように構成
されたことを特徴としている。
脱可能に装着される金庫装置において, 利用客により前記料金装置の硬貨投入口から投入され
た投入硬貨のうち,選別された50円,500円等の売上硬貨
を収納するチャンバーと, 同じく投入硬貨のうち,選別された10円,100円等の2種
の種銭用硬貨を金種毎に収納し,かつその下部一側には
収納された種銭用硬貨を外部へ排出するスリットを具備
する2つのホッパーと, 夫々のホッパーの底部に所定方向に回転可能に支持さ
れ,円周方向に所定ピッチで複数の円形凹状の硬貨受皿
を有し,この硬貨受皿の一部に,所定角回転する毎に前
記スリットと対応合致する様に間隙が開けられた回転板
と, 正逆両方向に回転可能な回転軸を備えるとともに,こ
の回転軸の正転時には一方の回転板のみを回転駆動し,
逆転時には他方の回転板のみを回転駆動するように駆動
源の回転力を伝達する回転力伝達手段とを備え, 前記回転板の回転で前記硬貨受皿の間隙が前記スリッ
トと対応一致した時,前記硬貨受皿上に載せられた種銭
用硬貨が前記スリットを通して取り出されるように構成
されたことを特徴としている。
作 用 料金装置へ装着後、投入硬貨のうち、50円、500円な
どの売上用硬貨はチャンバー内へ収受される。一方、10
円、100円等の種銭用硬貨は、夫々に対応するホッパー
内に収納される。このホッパー内には、予め所定数の種
銭硬貨が収納されている。
どの売上用硬貨はチャンバー内へ収受される。一方、10
円、100円等の種銭用硬貨は、夫々に対応するホッパー
内に収納される。このホッパー内には、予め所定数の種
銭硬貨が収納されている。
釣銭払い出しにあたり、回転力伝達手段の回転力を切
り換え伝達により、2つの回転板のいずれか一方または
双方が交互に,所定回数回転される(すなわち,いずれ
か一方のみが所定回数回転されるか,または,双方が交
互にそれぞれ所定回数回転される。その回転途中におい
て、所定角回転する毎にいずれか1つの硬貨受皿の間隙
がホッパーのスリットと対応合致し、受皿上に載せられ
た種銭硬貨がスリットを通して外部に取り出される。し
たがって、いずれか1つの回転板が所定数回転し、ある
いは夫々の回転板が交互に切り換えられて所定回転数ず
つ回転すると、硬貨受皿の間隙が必要回数だけスリット
と対応合致し、夫々のスリットを通して必要枚数の釣銭
硬貨が払い出される。
り換え伝達により、2つの回転板のいずれか一方または
双方が交互に,所定回数回転される(すなわち,いずれ
か一方のみが所定回数回転されるか,または,双方が交
互にそれぞれ所定回数回転される。その回転途中におい
て、所定角回転する毎にいずれか1つの硬貨受皿の間隙
がホッパーのスリットと対応合致し、受皿上に載せられ
た種銭硬貨がスリットを通して外部に取り出される。し
たがって、いずれか1つの回転板が所定数回転し、ある
いは夫々の回転板が交互に切り換えられて所定回転数ず
つ回転すると、硬貨受皿の間隙が必要回数だけスリット
と対応合致し、夫々のスリットを通して必要枚数の釣銭
硬貨が払い出される。
以上のように、投入硬貨のうち、種銭硬貨は、夫々の
ホッパーに収納された後、釣銭として随時払い出され
る。すなわち、投入された硬貨は、金庫装置を中心とし
て単一の経路を循環し、売上用硬貨はチャンバー内に収
受・保管され、また、種銭用硬貨は釣銭払い出し経路を
経て金庫装置から随時払い出される。
ホッパーに収納された後、釣銭として随時払い出され
る。すなわち、投入された硬貨は、金庫装置を中心とし
て単一の経路を循環し、売上用硬貨はチャンバー内に収
受・保管され、また、種銭用硬貨は釣銭払い出し経路を
経て金庫装置から随時払い出される。
実 施 例 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る金庫装置の正面図、第2図はそ
の要部破断平面図、第3図は回転板の駆動系列を示す要
部斜視図、第4図は本発明に係る金庫装置を料金装置に
組込んだ状態を示す正面図で、この料金装置は乗車券発
行機能を有する車載用の乗車券発行装置である。
の要部破断平面図、第3図は回転板の駆動系列を示す要
部斜視図、第4図は本発明に係る金庫装置を料金装置に
組込んだ状態を示す正面図で、この料金装置は乗車券発
行機能を有する車載用の乗車券発行装置である。
第1図〜第3図において、金庫装置本体を構成するケ
ーシング10の上部は開口されており、その上部開口10a
がシャッター11によって開閉自在に閉じられている。シ
ャッター11は、料金装置から金庫装置を取り出した状態
ではケーシング10の上部開口10aを閉じ、かつ装置内に
配設されたシャッターロック用のソレノイド12のロッド
と、ロック孔11aとの嵌合により閉じた状態にロックさ
れている。そして、金庫装置が料金装置に装着される
と、ソレノイド12によるロックが解け、ケーシング上部
か取り外されるようになっている。この取り外しで、金
庫装置の上部が開放され、料金装置に投入された硬貨を
収受可能になる。
ーシング10の上部は開口されており、その上部開口10a
がシャッター11によって開閉自在に閉じられている。シ
ャッター11は、料金装置から金庫装置を取り出した状態
ではケーシング10の上部開口10aを閉じ、かつ装置内に
配設されたシャッターロック用のソレノイド12のロッド
と、ロック孔11aとの嵌合により閉じた状態にロックさ
れている。そして、金庫装置が料金装置に装着される
と、ソレノイド12によるロックが解け、ケーシング上部
か取り外されるようになっている。この取り外しで、金
庫装置の上部が開放され、料金装置に投入された硬貨を
収受可能になる。
ケーシング10の内部には、支持フレーム13が縦・横に
掛け渡されており、その一側に売上用硬貨を収受するチ
ャンバー14が形成されている。チャンバー14は、上方に
開放する矩形箱体状に形成されている。チャンバー14の
一側方には、料金装置に投入された硬貨のうち、種銭用
硬貨を夫々収納する2つのホッパー15、16が並列状に隣
接して配置されている。ホッパー15、16は、円筒状で上
方が開口している。ホッパー15、16は、支持フレーム13
上に固定された基部151、161と、この基部151、161に夫
々着脱可能に取り付けられた筒体152、162とから成って
いる。
掛け渡されており、その一側に売上用硬貨を収受するチ
ャンバー14が形成されている。チャンバー14は、上方に
開放する矩形箱体状に形成されている。チャンバー14の
一側方には、料金装置に投入された硬貨のうち、種銭用
硬貨を夫々収納する2つのホッパー15、16が並列状に隣
接して配置されている。ホッパー15、16は、円筒状で上
方が開口している。ホッパー15、16は、支持フレーム13
上に固定された基部151、161と、この基部151、161に夫
々着脱可能に取り付けられた筒体152、162とから成って
いる。
ホッパー15、16の下方で、基部152、162の一側には、
収納された種銭硬貨を釣銭として外部取り出すためのス
リット17、18が夫々開けられている。釣銭払い出しの
際、ホッパー15、16内の種銭硬貨はスリット17、18を通
して外部に夫々排出される。ホッパー15、16には、スリ
ット17、18に連続してシュート19、20が設けられてい
る。スリット17、18を通して排出された種銭硬貨は、シ
ュート19、20を通して釣銭払い出し口まで導かれる。ホ
ッパー15、16の底部、すなわち、その基部151、161の底
部は開放されており、その下方に回転板21、22が夫々所
定方向へ回転可能に支持されている。回転板21、22の上
面は、ホッパー15、16の内底面を形成し、投入された種
銭硬貨を受けるようになっている。その上面には、円形
凹状の硬貨受皿21a、・・・22a・・・が複数個(図示の
例では3個)、円周方向に所定ピッチ、例えば120度の
間隔で凹設されている。
収納された種銭硬貨を釣銭として外部取り出すためのス
リット17、18が夫々開けられている。釣銭払い出しの
際、ホッパー15、16内の種銭硬貨はスリット17、18を通
して外部に夫々排出される。ホッパー15、16には、スリ
ット17、18に連続してシュート19、20が設けられてい
る。スリット17、18を通して排出された種銭硬貨は、シ
ュート19、20を通して釣銭払い出し口まで導かれる。ホ
ッパー15、16の底部、すなわち、その基部151、161の底
部は開放されており、その下方に回転板21、22が夫々所
定方向へ回転可能に支持されている。回転板21、22の上
面は、ホッパー15、16の内底面を形成し、投入された種
銭硬貨を受けるようになっている。その上面には、円形
凹状の硬貨受皿21a、・・・22a・・・が複数個(図示の
例では3個)、円周方向に所定ピッチ、例えば120度の
間隔で凹設されている。
なお、本実施例では、売上用として50円、500円硬貨
が、また、種銭用として10円、100円の硬貨が選定され
ているが、それはあくまでも1つの例示であって、金種
が改変されたり、増減したりした場合には適宜変えられ
るものである。
が、また、種銭用として10円、100円の硬貨が選定され
ているが、それはあくまでも1つの例示であって、金種
が改変されたり、増減したりした場合には適宜変えられ
るものである。
そして、50円、500円の売上用硬貨は、チャンバー14
内に収納・保管され、また、10円100円の種銭用硬貨
は、対応するホッパー15、16に夫々収納される。実施例
の場合、ホッパー15下方の回転板21に形成された硬貨受
皿21aの内径は、投入される10円硬貨の外径よりもやや
大きく、また、回転数22に形成された硬貨受皿22aの内
径は、投入される100円硬貨の外径よりもやや大きく形
成されている。ホッパー15、16内に収納された種銭硬貨
は、ランダムに収納され、釣銭払い出しの都度硬貨受皿
21a・・・、および22a・・・上に次の硬貨が順次載せら
れていく。硬貨受皿21a、22aの底部外周側に、間隙21
b、22bが回転板21、22の外周に開口して形成されてい
る。夫々の間隙21b、22bは、回転板21、22が所定角、例
えば、この場合は、120度回転する毎にホッパー下部の
スリット17、18と対応合致するようになっている。この
間隙21b、22bは、硬貨一枚のみ通過し得るようになって
おり、回転板21、22の回転でスリット17、18と対応合致
したとき、硬貨受皿21a、22a上に載せられた種銭硬貨が
1枚ずつスリット17、18を通して排出されるようになっ
ている。このスリット17、18から排出された種銭硬貨
は、ケーシング10の一側壁に形成された開口10b、10bを
通して外部に取り出され、釣銭払い出し口まで持ち運ば
れる。
内に収納・保管され、また、10円100円の種銭用硬貨
は、対応するホッパー15、16に夫々収納される。実施例
の場合、ホッパー15下方の回転板21に形成された硬貨受
皿21aの内径は、投入される10円硬貨の外径よりもやや
大きく、また、回転数22に形成された硬貨受皿22aの内
径は、投入される100円硬貨の外径よりもやや大きく形
成されている。ホッパー15、16内に収納された種銭硬貨
は、ランダムに収納され、釣銭払い出しの都度硬貨受皿
21a・・・、および22a・・・上に次の硬貨が順次載せら
れていく。硬貨受皿21a、22aの底部外周側に、間隙21
b、22bが回転板21、22の外周に開口して形成されてい
る。夫々の間隙21b、22bは、回転板21、22が所定角、例
えば、この場合は、120度回転する毎にホッパー下部の
スリット17、18と対応合致するようになっている。この
間隙21b、22bは、硬貨一枚のみ通過し得るようになって
おり、回転板21、22の回転でスリット17、18と対応合致
したとき、硬貨受皿21a、22a上に載せられた種銭硬貨が
1枚ずつスリット17、18を通して排出されるようになっ
ている。このスリット17、18から排出された種銭硬貨
は、ケーシング10の一側壁に形成された開口10b、10bを
通して外部に取り出され、釣銭払い出し口まで持ち運ば
れる。
ホッパー15、16の下部で、スリット17、18の一側部に
は、硬貨跳ね出し部材23、23がピン24によって回動自在
に支持されている。硬貨跳ね出し部材23、23は、支持フ
レーム13の下面に取り付けられたバネ25、25によって硬
貨の跳ね出し方向と反対方向に常時付勢されている。ま
た、その一端は、スリット17、18の位置を通過する硬貨
受皿21a、22aの内部に突出するようになっている。そし
て、いずれか1つの硬貨受皿21a、22aがスリット17、18
と対応すると、その上に載せられた種銭硬貨10円又は10
0円が跳ね出し部材23の一端と当接し、これをバネ25の
付勢に抗して押圧する。その反力で、その硬貨は跳ね出
され、上述した間隙21b又は22b、対応するスリット17又
は18を通して外部へ排出される。したがって、よりスム
ーズな種銭硬貨の取り出しが行える。さらに、スリット
17、18の他側方には、シュート19、20を通過する種銭硬
貨を検出するための検出ピン26、26が配置されている。
検出ピ26は、支持フレーム13の下面でアーム27を介して
回動自在に支持され、コイルバネ28によってシュート1
7、18側に常時付勢されている。アーム27の一端は、支
持フレーム13の下面に取り付けられた検出器、図示例で
はマイクロSW30のスイッチ片を常時押し、このマイクロ
SW30をオン状態にしている。釣銭の払い出しの際、スリ
ット17又は18を通して排出された種銭硬貨がシュート19
又は20を通過すると、その側方の検出ピン26と当接し、
これをコイルバネ28に抗して外側方向へ回動させる。す
ると、アーム27の一端によるマイクロSW30への押し込み
が解け、このマイクロSW30がオンになる。そのオン信号
は、硬貨の通過を検出する検出信号であり、また、計数
信号でもある。すなわち、マイクロSW30がオンオフされ
る毎にスリット17又は18から排出された種銭硬貨の通過
枚数が1枚ずつ検出・計数される。その計数信号は、料
金装置に装着されたICカード等の記憶媒体に順次入力さ
れ、メモリされる。
は、硬貨跳ね出し部材23、23がピン24によって回動自在
に支持されている。硬貨跳ね出し部材23、23は、支持フ
レーム13の下面に取り付けられたバネ25、25によって硬
貨の跳ね出し方向と反対方向に常時付勢されている。ま
た、その一端は、スリット17、18の位置を通過する硬貨
受皿21a、22aの内部に突出するようになっている。そし
て、いずれか1つの硬貨受皿21a、22aがスリット17、18
と対応すると、その上に載せられた種銭硬貨10円又は10
0円が跳ね出し部材23の一端と当接し、これをバネ25の
付勢に抗して押圧する。その反力で、その硬貨は跳ね出
され、上述した間隙21b又は22b、対応するスリット17又
は18を通して外部へ排出される。したがって、よりスム
ーズな種銭硬貨の取り出しが行える。さらに、スリット
17、18の他側方には、シュート19、20を通過する種銭硬
貨を検出するための検出ピン26、26が配置されている。
検出ピ26は、支持フレーム13の下面でアーム27を介して
回動自在に支持され、コイルバネ28によってシュート1
7、18側に常時付勢されている。アーム27の一端は、支
持フレーム13の下面に取り付けられた検出器、図示例で
はマイクロSW30のスイッチ片を常時押し、このマイクロ
SW30をオン状態にしている。釣銭の払い出しの際、スリ
ット17又は18を通して排出された種銭硬貨がシュート19
又は20を通過すると、その側方の検出ピン26と当接し、
これをコイルバネ28に抗して外側方向へ回動させる。す
ると、アーム27の一端によるマイクロSW30への押し込み
が解け、このマイクロSW30がオンになる。そのオン信号
は、硬貨の通過を検出する検出信号であり、また、計数
信号でもある。すなわち、マイクロSW30がオンオフされ
る毎にスリット17又は18から排出された種銭硬貨の通過
枚数が1枚ずつ検出・計数される。その計数信号は、料
金装置に装着されたICカード等の記憶媒体に順次入力さ
れ、メモリされる。
左右の回転板21、22の下方には、回転力伝達手段40が
配設されている。2つの回転数21、22は、回転力伝達手
段40によって、いずれか一方のみ、又は双方が交互に選
択的に切り換えられて所定回転数回転される。回転力伝
達手段40は、以下に述べるように構成されている。
配設されている。2つの回転数21、22は、回転力伝達手
段40によって、いずれか一方のみ、又は双方が交互に選
択的に切り換えられて所定回転数回転される。回転力伝
達手段40は、以下に述べるように構成されている。
支持フレーム13の下方には、支持アーム41、41によっ
て回転軸42が正・逆方向に回転可能に支持されている。
回転軸42の一端は、支持フレーム13の側壁を貫通して外
側へ突出し、その端部に連結ピン43が径方向両側に所定
長さで突設されている。回転軸42には、回転板21、22と
対応する夫々の位置にベベルギヤ44、45が取り付けられ
ている。このベベルギヤ44、45は、支持フレーム13の下
面側で、回転板21、22の回転軸に同軸に取り付けられた
ベベルギヤ46、47と夫々噛み合っている。このベベルギ
ヤ44、46およびベベルギヤ45、47の噛み合いで、回転軸
42の回転力が垂直方向に変換され、回転板21、22に伝え
られる。さらに、回転軸42のベベルギヤ44と45の間には
ワンウェイクラッチ48が介装されており、回転軸42が正
転(時計回り)したとき、一方のベベルギヤ44、46の噛
み合いを通して回転板21のみを所定方向へ回転させ、ま
た、回転軸42が逆転(反時計回り)したとき、他方のベ
ベルギヤ45、47を噛み合いを通して回転板22のみを所定
方向に回転させるようになっている。2つの回転板21、
22は、ワンウェイクラッチ48のクラッチ作用により、回
転軸42が正転又は逆転しても、同一方向に回転される。
て回転軸42が正・逆方向に回転可能に支持されている。
回転軸42の一端は、支持フレーム13の側壁を貫通して外
側へ突出し、その端部に連結ピン43が径方向両側に所定
長さで突設されている。回転軸42には、回転板21、22と
対応する夫々の位置にベベルギヤ44、45が取り付けられ
ている。このベベルギヤ44、45は、支持フレーム13の下
面側で、回転板21、22の回転軸に同軸に取り付けられた
ベベルギヤ46、47と夫々噛み合っている。このベベルギ
ヤ44、46およびベベルギヤ45、47の噛み合いで、回転軸
42の回転力が垂直方向に変換され、回転板21、22に伝え
られる。さらに、回転軸42のベベルギヤ44と45の間には
ワンウェイクラッチ48が介装されており、回転軸42が正
転(時計回り)したとき、一方のベベルギヤ44、46の噛
み合いを通して回転板21のみを所定方向へ回転させ、ま
た、回転軸42が逆転(反時計回り)したとき、他方のベ
ベルギヤ45、47を噛み合いを通して回転板22のみを所定
方向に回転させるようになっている。2つの回転板21、
22は、ワンウェイクラッチ48のクラッチ作用により、回
転軸42が正転又は逆転しても、同一方向に回転される。
以上のようにして、2つの回転板21、22が、一方の
み、又は双方が交互に切り換えられて回転される。回転
力伝達手段40の回転軸42は、金庫装置が料金装置に装着
された際、料金装置内蔵の駆動源に連結される。すなわ
ち、第3図に示すように、料金装置の内部には、制御ユ
ニット64によって駆動制御されるモータ50が配置されて
いる。モータ50の軸には駆動側のベベルギヤ51が取り付
けられている。このベベルギヤ51は、水平に支持された
連結軸52の一端のベベルギヤ53に噛み合っている。連結
軸52の他端には、大径の連結受部521が形成されてお
り、この連結受部521の端面に回転軸42の一端の連結ピ
ン43を受け入れ、嵌合させる溝部522が形成されてい
る。この溝部522と連結ピン43との嵌合により、回転軸4
2が連結軸52を介して駆動モータ50に連結される。
み、又は双方が交互に切り換えられて回転される。回転
力伝達手段40の回転軸42は、金庫装置が料金装置に装着
された際、料金装置内蔵の駆動源に連結される。すなわ
ち、第3図に示すように、料金装置の内部には、制御ユ
ニット64によって駆動制御されるモータ50が配置されて
いる。モータ50の軸には駆動側のベベルギヤ51が取り付
けられている。このベベルギヤ51は、水平に支持された
連結軸52の一端のベベルギヤ53に噛み合っている。連結
軸52の他端には、大径の連結受部521が形成されてお
り、この連結受部521の端面に回転軸42の一端の連結ピ
ン43を受け入れ、嵌合させる溝部522が形成されてい
る。この溝部522と連結ピン43との嵌合により、回転軸4
2が連結軸52を介して駆動モータ50に連結される。
モータ50は、料金装置に内蔵された制御ユニット64か
らの制御信号を受けて正・逆方向に回転駆動される。こ
の駆動により、回転力伝達手段40の回転軸42が正転又は
逆転される。
らの制御信号を受けて正・逆方向に回転駆動される。こ
の駆動により、回転力伝達手段40の回転軸42が正転又は
逆転される。
第4図は上述した本発明の金庫装置100が着脱される
料金装置60の概略構成を示すもので、金庫装置100が装
着された使用状態である。
料金装置60の概略構成を示すもので、金庫装置100が装
着された使用状態である。
料金装置60の上面には紙幣投入口61と硬貨投入口62と
が相隣接して開設されている。料金装置60には、電源ユ
ニット63と制御ユニット64とが内蔵されている。
が相隣接して開設されている。料金装置60には、電源ユ
ニット63と制御ユニット64とが内蔵されている。
紙幣挿入口61を通して挿入された紙幣は、札識別ユニ
ット65を通過することにより、券種・額が識別・計数さ
れ、その後、札収納ユニット66に収納される。
ット65を通過することにより、券種・額が識別・計数さ
れ、その後、札収納ユニット66に収納される。
一方、硬貨投入口62を通して投入された硬貨は、コイ
ンセレクター67で金種毎に計数・選別された後、硬貨搬
送ユニット68の作動によって金庫装置100に送られる。
そして、50円、500円の売上用硬貨は、金庫装置100のチ
ャンバー14に収納・保管される。また、10円、100円の
種銭用の硬貨は対応するホッパー15又は16に収納され
る。例えば、10円硬貨はホッパー15に、また、100円硬
貨はホッパー16に夫々収納される。
ンセレクター67で金種毎に計数・選別された後、硬貨搬
送ユニット68の作動によって金庫装置100に送られる。
そして、50円、500円の売上用硬貨は、金庫装置100のチ
ャンバー14に収納・保管される。また、10円、100円の
種銭用の硬貨は対応するホッパー15又は16に収納され
る。例えば、10円硬貨はホッパー15に、また、100円硬
貨はホッパー16に夫々収納される。
料金装置60内部の、金庫装置100の一側には、釣銭硬
貨の上昇ユニット70が配設されている。上昇ユニット70
は、駆動源を備える搬送ベルト機構から成り、料金装置
の稼働時、すなわち、当該車両の運行過程では連続して
作動している。上昇ユニット70の上昇端と対応する料金
装置60の車両フロント側に釣銭払い出し口が開けられて
おり、そこに釣銭受皿71が設けられている。
貨の上昇ユニット70が配設されている。上昇ユニット70
は、駆動源を備える搬送ベルト機構から成り、料金装置
の稼働時、すなわち、当該車両の運行過程では連続して
作動している。上昇ユニット70の上昇端と対応する料金
装置60の車両フロント側に釣銭払い出し口が開けられて
おり、そこに釣銭受皿71が設けられている。
以上のような装置構成において、車両運行過程で、乗
客に釣銭硬貨を支払うにあたり、制御ユニット64からの
制御信号(駆動信号)を受けてモータ50が正又は逆方向
に回転駆動されると、金庫装置100内部の回転力伝達手
段40の回転軸42が正転又は逆転される。この正転又は逆
転で、ホッパー15、16と夫々対応する回転板21、22がい
ずれか一方又は交互に切り換えられて所定回転数回転さ
れる。すると、回転板21、又は22の各硬貨受皿21a、又
は21bに形成された間隙21b・・・又は22b・・・が必要
回数だけ、ホッパー15又は16のスリット17又は18と対応
合致し、その都度、硬貨受皿21a、又は21b上に載せられ
た10円、又は100円の種銭硬貨がスリット17または18を
通して1枚ずつ跳ね出され、シュート19又は20を経てケ
ーシング10の側壁に形成された開口10b又は10bから上昇
ユニット70に取り出される。そして、上昇ユニット70に
よって上述した釣銭払い出し口まで持ち運ばれ、釣銭受
皿71に必要枚数だけ払い出される。このようにして、回
転軸42の正転・逆転に応じてホッパー15又は16から選択
的に必要数の硬貨が払い出される。こうして乗客が投入
した金額と運賃との差額が釣銭硬貨として払い出され
る。
客に釣銭硬貨を支払うにあたり、制御ユニット64からの
制御信号(駆動信号)を受けてモータ50が正又は逆方向
に回転駆動されると、金庫装置100内部の回転力伝達手
段40の回転軸42が正転又は逆転される。この正転又は逆
転で、ホッパー15、16と夫々対応する回転板21、22がい
ずれか一方又は交互に切り換えられて所定回転数回転さ
れる。すると、回転板21、又は22の各硬貨受皿21a、又
は21bに形成された間隙21b・・・又は22b・・・が必要
回数だけ、ホッパー15又は16のスリット17又は18と対応
合致し、その都度、硬貨受皿21a、又は21b上に載せられ
た10円、又は100円の種銭硬貨がスリット17または18を
通して1枚ずつ跳ね出され、シュート19又は20を経てケ
ーシング10の側壁に形成された開口10b又は10bから上昇
ユニット70に取り出される。そして、上昇ユニット70に
よって上述した釣銭払い出し口まで持ち運ばれ、釣銭受
皿71に必要枚数だけ払い出される。このようにして、回
転軸42の正転・逆転に応じてホッパー15又は16から選択
的に必要数の硬貨が払い出される。こうして乗客が投入
した金額と運賃との差額が釣銭硬貨として払い出され
る。
発明の効果 以上の説明に明らかなとおり、本発明によれば、以下
のような効果が得られる。
のような効果が得られる。
投入硬貨を種銭用として利用することができ、料金装
置へ装着した後、随時釣銭硬貨として自動的に取り出
し、払い出すことができる。したがって、種銭機構を備
えた漸新で優れた機能を持つ金庫装置を提供することが
できる。
置へ装着した後、随時釣銭硬貨として自動的に取り出
し、払い出すことができる。したがって、種銭機構を備
えた漸新で優れた機能を持つ金庫装置を提供することが
できる。
料金装置側に硬貨の種銭機構を設ける必要はなく、装
置構成が単純簡素化される。
置構成が単純簡素化される。
料金装置内に投入された硬貨は、金庫装置を中心とし
て単一の循環経路を循環する。そして、売上用硬貨は金
庫装置野チャンバーに収受・保管され、又、種銭用硬貨
は対応するホッパー内に収納された後、釣銭払い出し動
作に応じて随時必要枚数ずつ払い出される。したがっ
て、料金装置内における硬貨の循環経路が簡素化され、
スッキリとした装置構成となる。
て単一の循環経路を循環する。そして、売上用硬貨は金
庫装置野チャンバーに収受・保管され、又、種銭用硬貨
は対応するホッパー内に収納された後、釣銭払い出し動
作に応じて随時必要枚数ずつ払い出される。したがっ
て、料金装置内における硬貨の循環経路が簡素化され、
スッキリとした装置構成となる。
種銭機構が金庫装置に内蔵されているので、金庫装置
を取り出すことにより、料金装置内には金銭の残は全く
無くなり、全回収することができる。したがって、金銭
管理が正確・適正に行える。
を取り出すことにより、料金装置内には金銭の残は全く
無くなり、全回収することができる。したがって、金銭
管理が正確・適正に行える。
第1図は本発明に係る金庫装置の一実施例を示す正面
図、第2図はその要部を破断して示す平面図、第3図
(イ)、(ロ)は同じく要部斜視図、第4図は本発明の
金庫装置が装着された料金装置の概略構成を示す正面図
である。 100……金庫装置、 14……チャンバー、 17、18……スリット、 15、16……ホッパー、 21、22……回転板、 21a、22a……硬貨受皿、 21b、22b……間隙、 40……回転力伝達手段、 42……回転軸、 43……連結ピン、 44、45……ベベルキヘヤ、 46、47……ベベルギヤ、 48……ワンウェイクラッチ、 50……モータ、 51、53……ベベルギヤ、 52……連結軸、 521……連結受部、 522……溝部、 64……制御ユニット。
図、第2図はその要部を破断して示す平面図、第3図
(イ)、(ロ)は同じく要部斜視図、第4図は本発明の
金庫装置が装着された料金装置の概略構成を示す正面図
である。 100……金庫装置、 14……チャンバー、 17、18……スリット、 15、16……ホッパー、 21、22……回転板、 21a、22a……硬貨受皿、 21b、22b……間隙、 40……回転力伝達手段、 42……回転軸、 43……連結ピン、 44、45……ベベルキヘヤ、 46、47……ベベルギヤ、 48……ワンウェイクラッチ、 50……モータ、 51、53……ベベルギヤ、 52……連結軸、 521……連結受部、 522……溝部、 64……制御ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−46395(JP,A) 実開 昭62−169869(JP,U) 実開 昭51−135596(JP,U) 実開 昭50−128094(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】車載用乗車券発行装置等の料金装置に着脱
可能に装着される金庫装置において, 利用客により前記料金装置の硬貨投入口から投入された
投入硬貨のうち,選別された50円,500円等の売上硬貨を
収納するチャンバーと, 同じく投入硬貨のうち,選別された10円,100円等の2種
の種銭用硬貨を金種毎に収納し,かつその下部一側には
収納された種銭用硬貨を外部へ排出するスリットを具備
する2つのホッパーと, 夫々のホッパーの底部に所定方向に回転可能に支持さ
れ,円周方向に所定ピッチで複数の円形凹状の硬貨受皿
を有し,この硬貨受皿の一部に,所定角回転する毎に前
記スリットと対応合致する様に間隙が開けられた回転板
と, 正逆両方向に回転可能な回転軸を備えるとともに,この
回転軸の正転時には一方の回転板のみを回転駆動し,逆
転時には他方の回転板のみを回転駆動するように駆動源
の回転力を伝達する回転力伝達手段とを備え, 前記回転板の回転で前記硬貨受皿の間隙が前記スリット
と対応一致した時,前記硬貨受皿上に載せられた種銭用
硬貨が前記スリットを通して取り出されるように構成さ
れたことを特徴とする金庫装置。 - 【請求項2】前記料金装置への装着により前記回転力伝
達手段が装置内蔵の駆動源に連結されるように構成され
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の金庫
装置。 - 【請求項3】前記各ホッパーが前記スリットを通して排
出される種銭用硬貨を検出し,かつ計数信号を送出する
検出器を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の金庫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62276781A JP2514825B2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 金庫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62276781A JP2514825B2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 金庫装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118988A JPH01118988A (ja) | 1989-05-11 |
JP2514825B2 true JP2514825B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=17574275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62276781A Expired - Lifetime JP2514825B2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 金庫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514825B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7186176B2 (en) | 2004-03-18 | 2007-03-06 | Asahi Seiko Kabushiki Kaisha | Coin dispensing apparatus with safe housing |
JP2014174731A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Lecip Holdings Corp | 運賃収受システム |
EP2899697A1 (en) | 2014-01-24 | 2015-07-29 | Asahi Seiko Co. Ltd. | Coin dispensing apparatus |
EP3699874A1 (en) | 2019-02-20 | 2020-08-26 | Asahi Seiko Co., Ltd. | Multi-unit coin ejection apparatus |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6020039B2 (ja) * | 2012-10-26 | 2016-11-02 | レシップホールディングス株式会社 | 発券機能付き運賃箱 |
JP6213056B2 (ja) * | 2013-08-27 | 2017-10-18 | レシップホールディングス株式会社 | 金庫およびこれを備えた運賃箱 |
JP6754296B2 (ja) * | 2016-12-27 | 2020-09-09 | シャープ株式会社 | 自動釣銭入出金機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51135596U (ja) * | 1975-04-22 | 1976-11-01 | ||
JPS62169869U (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-28 |
-
1987
- 1987-10-31 JP JP62276781A patent/JP2514825B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7186176B2 (en) | 2004-03-18 | 2007-03-06 | Asahi Seiko Kabushiki Kaisha | Coin dispensing apparatus with safe housing |
JP2014174731A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Lecip Holdings Corp | 運賃収受システム |
EP2899697A1 (en) | 2014-01-24 | 2015-07-29 | Asahi Seiko Co. Ltd. | Coin dispensing apparatus |
KR20160113527A (ko) | 2014-01-24 | 2016-09-29 | 아사히 세이코 가부시키가이샤 | 경화 불출 장치 |
EP3699874A1 (en) | 2019-02-20 | 2020-08-26 | Asahi Seiko Co., Ltd. | Multi-unit coin ejection apparatus |
TWI761764B (zh) * | 2019-02-20 | 2022-04-21 | 日商旭精工股份有限公司 | 多單元硬幣排出裝置 |
US11380155B2 (en) | 2019-02-20 | 2022-07-05 | Asahi Seiko Co., Ltd. | Multi-unit coin ejection apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01118988A (ja) | 1989-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5098339A (en) | Coin feeding device | |
AU758899B2 (en) | Coin hopper and processor | |
EP1805728B1 (en) | Money item dispensing apparatus | |
US6786357B2 (en) | Vending machine for chemiluminescent novelty items | |
US6200213B1 (en) | Coin delivery, storage and dispensing system for coin operated machines and method for same | |
JPH07129804A (ja) | 両替機 | |
US5061222A (en) | Coin hopper and dispenser | |
JP2514825B2 (ja) | 金庫装置 | |
US20010015310A1 (en) | Coin delivery, storage and dispensing system for coin operated machines and method for same | |
US4997405A (en) | Coin payout system | |
US4881919A (en) | Bulk coin hopper | |
US4084676A (en) | Token operated ice dispenser | |
JP3766130B2 (ja) | 硬貨払出装置 | |
JPS6129038B2 (ja) | ||
KR100486774B1 (ko) | 금전 출납장치 | |
JP3086400B2 (ja) | 自動釣銭機 | |
JP2553263Y2 (ja) | パチンコ玉貸機の硬貨払出・回収装置 | |
AU2003200087B2 (en) | Coin hopper and processor | |
JPH0639377Y2 (ja) | 硬貨類回収装置の開閉機構 | |
JP2501526B2 (ja) | コイン払出機 | |
JPH01207893A (ja) | 硬貨振分装置 | |
JP2719737B2 (ja) | パチンコ玉貸機 | |
JPH0530468Y2 (ja) | ||
JPH0211954B2 (ja) | ||
JPH09115022A (ja) | 硬貨収納払出装置 |