JP6020039B2 - 発券機能付き運賃箱 - Google Patents

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Description

本発明は、乗車券を発行可能な発券機能付き運賃箱に関する。
従来、バスや路面電車等の公共交通機関には、乗客が支払う運賃を収受するための運賃箱が設置されている(特許文献1等参照)。ところで、公共交通機関の券種には、例えば1日券や定期券等があるが、利便性を考慮すると、これら券を車内で発行するニーズが高い。よって、例えば運賃箱に発券機能を搭載しておき、乗客の入金及び選択操作に応じ、運賃箱から1日券や定期券を発行する技術が考案されている(特許文献2等参照)。
特開2008−97431号公報 特開平5−282508号公報
しかし、特許文献2は、種々の情報が書き込まれた乗車券を金庫内のカード収納箱に収納しておき、発券の必要に応じて乗車券を1枚ずつベルトにより搬送して、運賃箱のカード取出口から排出するものである。よって、運賃箱で乗車券を発行できるといっても、一種類の決められた乗車券しか発行することができず、汎用性に乏しいという問題があった。
本発明の目的は、種々の乗車券を発行することができる発券機能付き運賃箱を提供することにある。
前記問題点を解決する運賃箱は、運賃箱本体に着脱式の金庫が取付け可能であり、前記運賃箱本体にセットされた前記金庫は解錠されて金庫開口部が開くことにより、前記運賃箱本体に投入された運賃を、前記金庫で収納可能な構成において、前記金庫に設けられ、前記金庫開口部が開状態のとき、当該金庫に設けられたカードスタッカを、前記金庫開口部を介して前記運賃箱本体側へ突出させるカードスタッカ可動機構と、突出状態となった前記カードスタッカからカードを取り出すカード繰出機構と、前記カード繰出機構から搬送された前記カードに乗車券としての情報を書き込むことで乗車券を作成する書込機構と、前記カードへの書き込みエラーを検出する書き込みエラー判定部と、前記書き込みエラーの検出時、前記カード繰出機構を通常の搬送方向に対して逆方向に動作させることにより、正常に書き込みできなかった前記カードを、前記金庫の内部の廃券収納部に収納する廃券処理部とを備える。
本構成によれば、金庫にカードスタッカを設け、カードスタッカにセットされているカードを引き出して書込機構によって情報を書き込むことにより、これを乗車券として発行可能とした。よって、カードに書き込む情報は書込機構によって種々の態様のものを書き込むことが可能となるので、運賃箱において種々の乗車券を発行することが可能となる。
本発明によれば、運賃箱において種々の乗車券を発行することができる。
一実施形態の発券機能付き運賃箱の斜視図。 (a)はシャッタ閉状態の金庫の斜視図、(b)はシャッタ開状態の金庫の斜視図。 カードスタッカ部の構成を示す正面側から見た斜視図。 カードスタッカ部の構成を示す背面側から見た斜視図。 カードスタッカ図の正面図であり、(a)はカードスタッカが引込位置をとるときの図、(b)はカードスタッカが突出位置をとるときの図。 カードスタッカがカード発券部にセットされた状態の斜視図。 カード繰出機構内の搬送通路を示す断面図。 カード繰出機構の構成を示す斜視図。 第1搬送通路及び第2搬送通路の通路構成を示す部分斜視図。 廃券搬送通路の通路構成を示す部分斜視図。 フラッパの構成を示す部分斜視図。 運賃箱の電気構成図。 カードスタッカがカード繰出機構にセットされた状態の部分拡大正面図。 (a)〜(d)は1日券を発行する際のカードの搬送動作を示す遷移図。 (a)〜(d)は定期券を発行する際のカードの搬送動作を示す遷移図。 (a)〜(c)は廃券を廃券収納部に送る際の搬送動作を示す遷移図。
以下、発券機能付き運賃箱の一実施形態を図1〜図16に従って説明する。
[発券機能付き運賃箱の概要]
図1に示すように、発券機能付き運賃箱(以下、単に運賃箱と記す)1の上部には、運賃としての硬貨や整理券を投入する硬貨投入口2と、紙幣を取り込む紙幣投入口3と、運賃支払い時に磁気カードやICカード等がかざされるリーダライタ部4とが設けられている。運賃箱1の上部端寄りの位置には、各種画面やメッセージを表示する表示部5が設けられている。運賃箱1の側面には、運賃箱1を動作させる際に操作する操作パネル6が設けられている。操作パネル6は、画面や各種ボタンからなる。運賃箱1の側面下部には、硬貨投入口2及び紙幣投入口3に投入された貨幣や整理券等を一括して収納する金庫7が運賃箱本体8に対して着脱可能に取り付けられている。
金庫7の内部には、発券前の未書込カード9をスタックするカードスタッカ部11が設けられている。運賃箱本体8には、金庫7の上方位置において、カードスタッカ部11から送られた未書込カード9に乗車券(例えば、1日券や定期券等)としての情報を書き込み、これを書込済カード10として発券するカード発券部12が設けられている。運賃箱1の上面には、カード発券部12で作成された書込済カード10を排出する発券口13が設けられている。
[金庫の構成]
図2(a),(b)に示すように、金庫7の上面には、金庫本体14の内部を閉じることが可能なシャッタ15が設けられている。シャッタ15は、2枚のスライド板からなり、ボールねじ16を介して金庫本体14に連結されている。また、金庫本体14の内部には、ボールねじ16の回転駆動源となるモータ17が設けられている。金庫本体14の内部には、前述のカードスタッカ部11の両側に硬貨収納部18及び紙幣収納部19が設けられている。カードスタッカ部11、硬貨収納部18及び紙幣収納部19は、金庫7の幅方向(図2(b)のY軸方向)に並び配置され、シャッタ15によって開閉される。
金庫7は、運賃箱本体8にセットされると、背面のコネクタ20が運賃箱1のコネクタ21と電気接続される。このとき、金庫7のIDが認証され、認証が成立すると、モータ17が開方向に駆動されてシャッタ15が開操作され、金庫本体14の上部の金庫開口部14aが開状態となる。なお、シャッタ15が開状態の際、金庫7は運賃箱本体8にロックされ、取り外しが不可にされる。一方、運賃箱1において金庫7の取り外し要求が入力されると、モータ17が閉方向に駆動されて、シャッタ15が閉操作される。
[カードスタッカ/カードスタッカ可動機構の構成]
図3及び図4に示すように、カードスタッカ部11には、未書込カード9を収納するカードスタッカ22と、カードスタッカ22を金庫7の高さ方向(図3のZ軸方向)に上下動させるカードスタッカ可動機構23とが設けられている。カードスタッカ可動機構23は、モータ24の駆動力によって、カードスタッカ22を最下位置の引込位置(図5(a)の状態)と最上位置の突出位置(図5(b)の状態)との2位置に移動させる。カードスタッカ22は、突出位置をとるとき、金庫7の上面から所定量上方に飛び出した状態をとる。
カードスタッカ22は、例えば、1日券未書込カード9aを収納する箱状の1日券未書込カード収納部25と、定期券未書込カード9bを収納する箱状の定期券未書込カード収納部26と、例えば書き込みエラーとなった書込済カード10を廃券10aとして収納する廃券収納部27からなる。廃券収納部27は、1日券未書込カード収納部25及び定期券未書込カード収納部26よりも上に突出するように高く形成されるとともに、これらの間に配置されている。
図3に示すように、1日券未書込カード収納部25には、収納された1日券未書込カード9aを外側に付勢する板状のプッシャ28が設けられている。プッシャ28は、例えば両側2つの付勢部29の付勢力によって軸30回りに回動する一対のレバー31により、1日券未書込カード9aを外側に押し、1日券未書込カード9aを1枚ずつ送り出すことを補助する。図4に示すように、定期券未書込カード収納部26にも、収納された定期券未書込カード9bを外側に付勢する板状のプッシャ32が設けられている。プッシャ32は、プッシャ28と同様に、付勢部33、軸34及びレバー35を有する。
図3及び図4に示すように、カードスタッカ可動機構23には、突出位置にセットされるカードスタッカ22の高さ方向におけるセット誤差を吸収する2段フレーム機構36が設けられている。この場合、カードスタッカ22は、内枠フレーム37及び外枠フレーム38からなる2段フレームを介して、カードスタッカ22を上下動させるベルト39に連結されている。ベルト39は、外枠フレーム38のベルト取付部40に取り付け固定されている。内枠フレーム37及び外枠フレーム38の間には、上方向に移動した内枠フレーム37の停止後の外枠フレーム38の上方向への移動を許容する一対の付勢部41(図4参照)が設けられている。外枠フレーム38は、内枠フレーム37を吊り上げながらカードスタッカ22を上昇させ、内枠フレーム37の停止後、所定距離上昇した後に停止する。
ベルト39は、上下一対のプーリ42,43に調設され、下側のプーリ43に、ベルト39の駆動源となるモータ24が連結されている。外枠フレーム38の高さ方向に一対設けられた挿込孔44には、外枠フレーム38の高さ方向のスライド往復動を案内する棒状のシャフト45が架設されている。内枠フレーム37及び外枠フレーム38の外面には、カードスタッカ22の上下動を案内する複数のローラ46が設けられている。1日券未書込カード収納部25及び定期券未書込カード収納部26の外面には、これらの上下左右方向の移動を案内する複数のローラ47が設けられている。
カードスタッカ可動機構23には、突出位置にセットされるカードスタッカ22において、高さ方向と交差する方向のセット誤差を吸収する首振り機構(カードスタッカ旋回機構)48が設けられている。なお、図3に1日券未書込カード収納部25の首振り機構48aを図示し、図4に定期券未書込カード収納部26の首振り機構48bを図示する。
首振り機構48aは、内枠フレーム37の内面に軸部49が突設され、1日券未書込カード収納部25を支持する支持フレーム50が軸部49に軸支されている。軸部49には、支持フレーム50を閉じ側(図3の軸La回りの矢印A1方向)に付勢する付勢部51が取り付けられている。1日券未書込カード収納部25は、1日券未書込カード収納部25の上下左右前後への動きを許容する可動連結部52を介して支持フレーム50に連結されている。可動連結部52は、1日券未書込カード収納部25の側面に突設された突起53と、突起53が遊嵌された長孔54と、支持フレーム50及び突起53に架設された付勢部55とからなる。また、首振り機構48bも、首振り機構48aと同様に、軸部56、支持フレーム57、支持フレーム57を閉じ側(図3の軸Lb回りの矢印A2方向)に回す付勢部58、可動連結部59、突起60、長孔61及び付勢部62を有する。
廃券収納部27の両側には、廃券収納部27の下方への動きを許容する一対の押下げ許容部63が設けられている。押下げ許容部63は、高さ方向に延びる軸部64と、軸部64に巻き付けられた付勢部65とからなる。付勢部65は、一端が軸部64に固定され、他端が外枠フレーム38に固定される。押下げ許容部63は、例えばカードスタッカ22への未書込カード9の補充時、廃券収納部27の下方向への動きを許容することにより、廃券収納部27が干渉位置とならないようにする。
カードスタッカ部11の側部には、カードスタッカ22が引込位置にあることを検出する引込位置検出センサ66と、カードスタッカ22が突出位置にあることを検出する突出位置検出センサ67とが設けられている。引込位置検出センサ66及び突出位置検出センサ67は、例えば光学センサからなり、ベルト取付部40に配設された突片68によって光が遮られるか否かにより、位置を検出する。
[カード繰出機構/書込機構の構成]
図6に示すように、カード発券部12には、突出位置のカードスタッカ22から未書込カード9を1枚ずつ取り込んで上流に繰り出すカード繰出機構69と、カード繰出機構69から繰り出された未書込カード9に情報を書き込んで書込済カード10を作成する書込機構70と設けられている。書込機構70は、未書込カード9に磁気により情報を書き込むエンコード部71と、未書込カード9に印刷により情報を書き込む印字部72とが設けられている。書込機構70は、作成した書込済カード10を発券口13に搬送し、発券口13から外部に排出する。
図7に示すように、カード繰出機構69のフレーム部73の内部には、1日券未書込カード9aが搬送される第1搬送通路74と、定期券未書込カード9bが搬送される第2搬送通路75と、書込機構70で正しく書き込みができなかった廃券の通り道となる廃券搬送通路76とが設けられている。第1搬送通路74及び第2搬送通路75は、略対称の曲がる通路をとり、通路上部で合流する。廃券搬送通路76は、第2搬送通路75と通路が一部共用され、途中で第2搬送通路75から分岐されている。第1搬送通路74及び第2搬送通路75の各々の下端付近には、各未書込カード収納部25,26に収納された未書込カード9a,9bを通路内に引き込むローラ(以降、タッチローラと記す)77,78が設けられている。
タッチローラ77の近傍には、1日券未書込カード収納部25内のカード残量を検出するカード残量検出センサ79が設けられている。タッチローラ78の近傍には、定期券未書込カード収納部26内のカード残量を検出するカード残量検出センサ80が設けられている。カード残量検出センサ79,80は、例えば光学センサからなり、付勢部81,82により付勢される板材83,84によって光が遮られるか否かにより、カード残量の有無を検出する。
カードスタッカ22のフレーム部73において高さ方向中央位置には、未書込カード9をタッチローラ77,78で引き込めたことを検出するカード引込み検出センサ85が設けられている。カード引込み検出センサ85は、例えば対向配置された投光部85a及び受光部85bを有する光学センサからなる。カード引込み検出センサ85は、例えば搬送通路内における未書込カード9の詰まりも検出する。
図8に示すように、カード繰出機構69のフレーム部73の側面には、各タッチローラ77,78の駆動源となるモータ86,87が各々設けられている。モータ86,87は、同じ高さに並び配置され、モータ86がベルト88を介してタッチローラ77に連結され、モータ87がベルト89を介してタッチローラ78に連結されている。各タッチローラ77,78には、タッチローラ77,78の回転を一方向のみ許容するワンウェイクラッチ90,91が各々配設されている。
図9に示すように、カード繰出機構69に配設された高さ方向に並ぶ一対のプーリ92,93には、第1搬送通路74を形成する2つのベルト94が並ぶように調設されている。ベルト94の途中には、ベルト94と同期して回る複数の従動ローラ95が設けられている。一対のベルト94の両側には、2枚の細長い板を対向させてなるカード通路部96が計2つ設けられている。第1搬送通路74には、1日券未書込カード9aの1枚ずつの搬送を確保するカード押し当て部97が設けられている。カード押し当て部97は、軸部98回りに回動可能な一対の回動レバー99と、回動レバー99を閉じ方向(図9の矢印B1方向)に付勢する一対の付勢部100と、第1搬送通路74を通過する1日券未書込カード9aに押し付けられる1つの従動ローラ101とからなる。
第2搬送通路75は、第1搬送通路74と同様に、一対のプーリ102,103、ベルト104、複数の従動ローラ105、一対のカード通路部106、カード押し当て部107、軸部108回りに回動する回動レバー109、回動レバー109を閉じ方向(図9の矢印B2方向)に付勢する付勢部110及び従動ローラ111を有する。カード通路部106は、定期券未書込カード収納部26及び廃券収納部27に通じるために二股状に形成されている。第2搬送通路75は、第1搬送通路74よりも高さ方向の長さが短く形成され、通路終端が第1搬送通路74のそれよりも低い位置に配置されている。
図10に示すように、カード繰出機構69のフレーム部73の背面には、ベルト94,104の共通の駆動源としてモータ112が設けられている。モータ112は、モータ軸に配設された平歯車113が、第1搬送通路74のプーリ92に配設された平歯車114に噛合されている。平歯車114は、第2搬送通路75のプーリ102に配設された平歯車115に噛合されている。
カード繰出機構69のフレーム部73には、廃券搬送通路76内の廃券を廃券収納部27に搬送する廃券ローラ116が設けられている。廃券ローラ116は、フレーム部73の側部に配設されたベルト117を介してプーリ92に連結され、モータ112の駆動力により回転される。カード通路部106は、廃券搬送通路76の箇所が廃券ローラ116の両側に配置される。廃券ローラ116の両端には、放射状に立設された複数の羽根により廃券を下方に落とし込む一対の廃券落とし部118が設けられている。廃券搬送通路76には、廃券の下方への搬送を確保するカード押し当て部119が設けられている。カード押し当て部119は、軸部120回りに回動可能な一対の回動レバー121と、回動レバー121を閉じ方向(図10の矢印B3方向)に付勢する一対の付勢部122と、廃券搬送通路76を通過する廃券に押し付けられる1つの従動ローラ123とからなる。
図11に示すように、第1搬送通路74の途中には、1日券未書込カード9aの搬送は許容するものの廃券の通過は不可とする第1フラッパ124が設けられている。第1フラッパ124は、奥行き方向に延びる軸部125に等間隔に取り付けられている。軸部125の基端には、略L字状の係止片126が取り付けられ、この係止片126に、第1フラッパ124を閉じ方向(図11の矢印C1方向)に付勢する付勢部127が取り付けられている。係止片126には、軸部125の回転量を決める突及び孔からなる抜け止め部128が取り付けられている。第2搬送通路75の途中には、定期券未書込カード9bの搬送は許容するものの廃券の通過は不可とする第2フラッパ129が設けられている。第2フラッパ129は、第1フラッパ124と同様に、軸部130、係止片131、第2フラッパ129を閉じ方向(図11の矢印C2方向)に付勢する付勢部132、抜け止め部133を有する。
[運賃箱の電気構成]
図12に示すように、運賃箱1には、運賃箱1の動作を制御するコントローラ134が設けられている。コントローラ134には、操作パネル6、エンコード部71、印字部72、モータ17,24,86,87,112及びセンサ66,67,79,80,85が接続されている。書込機構70には、エンコード部71及び印字部72の動作を制御する書込制御部135が設けられている。コントローラ134は、操作パネル6の入力情報を基に、エンコード部71、印字部72、モータ17,24,86,87,112及びセンサ66,67,79,80,85を制御して、書込済カード10の発券動作を実行する。
書込制御部135には、書込済カード10におけるエラーの有無を判定するエラー判定部136が設けられている。エラー判定部136は、書込済カード10をベリファイすることにより、書き込みが正常に完了したか否かを確認する。コントローラ134には、書込済カード10にエラーがあった際、廃券10aを廃券収納部27に搬送する廃券処理を実行する廃券処理部137が設けられている。廃券処理部137は、カード繰出機構69及び書込機構70を通常搬送に対して逆動作させることにより、廃券10aをカードスタッカ22内の廃券収納部27に搬送する。
次に、図1,図2,図12〜図16を用いて、発券機能付き運賃箱1の動作を説明する。
[カードスタッカ可動機構の動作]
図1に示すように、金庫7が運賃箱本体8にセットされたとする。コントローラ134は、運賃箱本体8のコネクタ21に金庫7のコネクタ20が接続されたことを検出すると、コネクタ20,21を通じて、金庫7に登録されたIDを認証する。コントローラ134は、ID認証が成立することを確認すると、モータ17を駆動し、シャッタ15を開状態にする(図2(b)参照)。
図13に示すように、コントローラ134は、シャッタ15を開状態へ切り替えた後、モータ24を駆動してカードスタッカ22を上方に持ち上げることにより、カードスタッカ22を突出位置に切り替える。このとき、最初は内枠フレーム37及び外枠フレーム38が同時に上方向に持ち上がり、先に内枠フレーム37が相手側に当接するなどして停止し、外枠フレーム38は一定距離上昇後、停止する。これにより、カードスタッカ22をカード繰出機構69にセットする際の高さ方向(図13のZ軸方向)の誤差が吸収される。また、1日券未書込カード収納部25及び定期券未書込カード収納部26において、高さ方向に対して交差する方向(図13の矢印Ya方向)の誤差は、首振り機構48a,48bによって吸収される。
カードスタッカ22が突出位置に位置してカード繰出機構69にセットされると、カードスタッカ22がカード繰出機構69の内部に入り込み、1日券未書込カード収納部25内の1日券未書込カード9aがタッチローラ77に当接し、定期券未書込カード収納部26内の定期券未書込カード9bがタッチローラ78に当接する。また、廃券収納部27が廃券搬送通路76の下に位置する。このとき、1日券未書込カード9aの残量がカード残量検出センサ79により検出され、定期券未書込カード9bの残量がカード残量検出センサ80により検出される。カード残量がある場合、乗車券の発行が許可され、カード残量がない場合、操作パネル6に「残量なし」が表示される。
[1日券の発券動作]
図13及び図14(a)に示すように、カードスタッカ22がカード繰出機構69にセットされた後、操作パネル6で1日券発券要求が入力されると、コントローラ134によってモータ86が駆動され、タッチローラ77が回される。これにより、1日券未書込カード収納部25内の1日券未書込カード9aがタッチローラ77の回転によって上方に1枚引き上げられ、第1搬送通路74内に進入する。
図14(b)に示すように、1日券未書込カード9aが第1搬送通路74の中間位置周辺に到達すると、これがカード引込み検出センサ85によって検出される。コントローラ134は、カード引込み検出センサ85によって1日券未書込カード9aの到達を確認すると、モータ86に代えて、今度はモータ112を回転させる。これにより、ベルト94が回り始め、1日券未書込カード9aが継続して上方に引き上げられる。
図14(c)に示すように、1日券未書込カード9aが第1搬送通路74の終端付近に到達すると、1日券未書込カード9aが第1フラッパ124を下方から押し、第1フラッパ124が開き側(図14(c)の矢印Ca方向)に回動する。これにより、第1搬送通路74が開状態に切り替えられ、1日券未書込カード9aの上方への搬送が継続される。
図14(d)に示すように、1日券未書込カード9aが第1フラッパ124を通過すると、第1フラッパ124が付勢部127の付勢力によって閉じ側(図14(d)の矢印C1方向)に回動し、第1搬送通路74が閉じられる。以上のように、1日券未書込カード9aは第1搬送通路74を通過する。
第1搬送通路74から排出された1日券未書込カード9aは、図6や図12等に示す書込機構70の共通入口に送られ、書込機構70によって必要な情報が書き込まれる。即ち、エンコード部71によって磁気により1日券としての情報が書き込まれ、印字部72によってカード外面に1日券のデザイン等が印刷され、書込済カード10として1日券が作成される。1日券は、運賃箱1の上面の発券口13から外部に排出される。
[定期券の発券動作]
図13及び図15(a)に示すように、カードスタッカ22がカード繰出機構69にセットされた後、操作パネル6で定期券発券要求が入力されると、コントローラ134によってモータ87が駆動され、タッチローラ78が回される。これにより、定期券未書込カード収納部26内の定期券未書込カード9bがタッチローラ78の回転によって上方に1枚引き上げられ、第2搬送通路75内に進入する。
図15(b)に示すように、定期券未書込カード9bが第2搬送通路75の中間位置周辺に到達すると、これがカード引込み検出センサ85によって検出される。コントローラ134は、カード引込み検出センサ85によって定期券未書込カード9bの到達を確認すると、モータ87に代えて、今度はモータ112を回転させる。これにより、ベルト104が回り始め、定期券未書込カード9bが継続して上方に引き上げられる。
図15(c)に示すように、定期券未書込カード9bが第2搬送通路75の中間位置付近を通過すると、定期券未書込カード9bが第2フラッパ129を下方から押し、第2フラッパ129が開き側(図15(c)の矢印Cb方向)へ回動させる。これにより、第2搬送通路75が開状態に切り替えられ、定期券未書込カード9bの上方への搬送が継続される。
図15(d)に示すように、定期券未書込カード9bが第2フラッパ129を通過すると、第2フラッパ129が付勢部132の付勢力によって閉じ側(図15(d)の矢印C2方向)に回動し、第2搬送通路75が中間付近において閉じられる。以上のように、定期券未書込カード9bは第2搬送通路75を通過する。
第2搬送通路75から排出された定期券未書込カード9bは、図6や図12等に示す書込機構70の共通入口に送られ、書込機構70によって必要な情報が書き込まれる。即ち、エンコード部71によって磁気により定期券としての情報が書き込まれ、印字部72によってカード外面に定期券のデザイン等が印刷され、書込済カード10として定期券が作成される。定期券は、運賃箱1の上面の発券口から外部に排出される。
[書き込みエラーが発生したときの動作]
図12に示すように、書込機構70により未書込カード9への情報の書込み後、情報が正しく書き込めたか否かをエラー判定部136によってベリファイする。エラー判定部136は、正しく書き込めていないことを確認すると、書き込みエラーを廃券処理部137に通知する。廃券処理部137は、エラー判定部136から書き込みエラーを入力すると、書込機構70の搬送モータ(図示略)とカード繰出機構69のモータ112とを通常搬送に対して逆方向に回転させることにより、廃券処理を開始する。
図16(a)に示すように、書込機構70から排出された廃券10aは、閉じ状態の第1フラッパ124の背面に案内されて第2搬送通路75に入り込む。即ち、第1フラッパ124は閉じているので、廃券10aは第1搬送通路74ではなく第2搬送通路75に入る。図16(b)に示すように、第2搬送通路75に入った廃券10aは、第2フラッパ129に案内されて廃券搬送通路76に入り込む。即ち、第2フラッパ129は閉じているので、廃券10aは第2搬送通路75から廃券搬送通路76に通路が替わる。図16(c)に示すように、廃券搬送通路76を通過した廃券10aは、廃券収納部27に排出される。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)運賃箱1に発券機能を設けたので、運賃箱1において種々の乗車券を発行することができる。
(2)カードスタッカ部11にカードスタッカ可動機構23を設け、金庫7を運賃箱本体8にセットした際、カードスタッカ22を引込位置から突出位置に持ち上げて、カードスタッカ22をカード繰出機構69にセットする。このため、金庫7を運賃箱1から取り外した際にはカードスタッカ22を金庫7内に収納しておくことができ、金庫7を運賃箱本体8にセットした際にはカードスタッカ22を上方向に持ち上げてカード繰出機構69にセットすることができる。
(3)カードスタッカ22に複数の収納部(1日券未書込カード収納部25、定期券未書込カード収納部26)を設けたので、種類の異なる未書込カード9をカードスタッカ22に収納しておき、これらを選択的に発券することができる。
(4)情報が書き込まれた書込済カード10をベリファイし、書込みエラーを検出した際には、通常搬送時とは逆方向にモータ群を駆動して、廃券10aを廃券収納部27に搬送する。よって、廃券10aを廃券収納部27に回収することができるので、廃券10aを発券口13から排出させずに済む。
(5)カードスタッカ22に2段フレーム機構36を設けたので、カードスタッカ22をカード繰出機構69にセットする際の高さ方向のセット誤差を吸収することができる。
(6)カードスタッカ22に首振り機構48(48a,48b)を設けたので、カードスタッカ22をカード繰出機構69にセットする際に、高さ方向に対して交差する方向のセット誤差を吸収することができる。
(7)未書込カード収納部25,26にプッシャ28,32を設けて、未書込カード収納部25,26内のカード群をタッチローラ77,78に押し当てるので、未書込カード収納部25,26内の未書込カード9a,9bを1枚ずつスムーズに上方に引き出すことができる。
(8)搬送通路74〜76の各々にカード押し当て部97,107,119を設けたので、未書込カード9a,9bや廃券10aをスムーズに搬送することができる。
(9)第1搬送通路74に第1フラッパ124を設け、第2搬送通路75に第2フラッパ129を設けたので、カード繰出機構69内に設けたカード搬送用通路を、第1搬送通路74、第2搬送通路75及び廃券搬送通路76の各々に切り替えることができる。
(10)カード繰出機構69にカード残量検出センサ79,80を設けたので、カードスタッカ22に未書込カード9a,9bが残っているか否かを監視することができる。
(11)カード繰出機構69にカード引込み検出センサ85を設けたので、未書込カード9a,9bが搬送途中で詰まったか否かを監視することができる。
(12)1つのモータ112をベルト94,104,117で共用するので、モータ数を少なく抑えることができる。
なお、実施形態は前述の構成に限らず、例えば以下の態様に変更してもよい。
・廃券収納部27を省略し、例えば硬貨収納部18を廃券10aの収納部として使用してもよい。
・廃券10aは、発券口13から運賃箱1の外部に排出されてもよい。
・発券されるカードは、例えば1週間券、ICカードなど、他の券に適宜変更してもよい。
・カードスタッカ可動機構23は、カードスタッカ22をベルト39で上下動させる構造に限らず、例えばすべりねじを用いた構造に変更してもよい。
・カードスタッカ可動機構23は、カードスタッカ22の位置を例えば回転によって切り替える構造でもよい。
・カードスタッカ可動機構23の上下動の動作は、例えば作業者が操作パネル6で指定して行うようにしてもよい。
・カードスタッカ可動機構23は、カードスタッカ22を横方向にスライド移動させる構造でもよい。
・カードスタッカ部11は、未書込カードの収納部を1つのみ有するものでもよい。
・カード繰出機構69は、1つの共用モータでタッチローラ77,78及びベルト94,104,117を駆動するものでもよい。
・第1搬送通路74、第2搬送通路75及び廃券搬送通路76は、各々独立した通路から構成されてもよい。
・金庫7のシャッタ15は、1枚の板からなるものでもよい。また、シャッタ15は、例えば正規メカニカルキーをキーシリンダに挿し込んで回すことにより開閉される構造でもよい。
・書込機構70は、磁気や印字の機構に限らず、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)等の他の機構に変更してもよい。また、RFIDは、NFC(Near Field Communication)等の種々の規格が使用可能である。
・エラー判定部136は、例えばコントローラ134に設けてもよい。また、廃券処理部137は、例えば書込制御部135に設けてもよい。
・発券種類は、2種類に限定されず、必要とする機構を適宜追加して、3種類以上でもよい。
1…運賃箱(発券機能付き運賃箱)、7…金庫、8…運賃箱本体、9(9a,9b)…カードとしての未書込カード、14a…金庫開口部、15…シャッタ、22…カードスタッカ、23…カードスタッカ可動機構、25…1日券未書込カード収納部、26…定期券未書込カード収納部、27…廃券収納部、69…カード繰出機構、70…書込機構、136…エラー判定部、137…廃券処理部。

Claims (2)

  1. 運賃箱本体に着脱式の金庫が取付け可能であり、前記運賃箱本体にセットされた前記金庫は解錠されて金庫開口部が開くことにより、前記運賃箱本体に投入された運賃を、前記金庫で収納可能な発券機能付き運賃箱において、
    前記金庫に設けられ、前記金庫開口部が開状態のとき、当該金庫に設けられたカードスタッカを、前記金庫開口部を介して前記運賃箱本体側へ突出させるカードスタッカ可動機構と、
    突出する前記カードスタッカからカードを取り出すカード繰出機構と、
    前記カード繰出機構から搬送された前記カードに乗車券としての情報を書き込むことで乗車券を作成する書込機構と
    前記カードへの書き込みエラーを検出する書き込みエラー判定部と、
    前記書き込みエラーの検出時、前記カード繰出機構を通常の搬送方向に対して逆方向に動作させることにより、正常に書き込みできなかった前記カードを、前記金庫の内部の廃券収納部に収納する廃券処理部と
    を備えたことを特徴とする発券機能付き運賃箱。
  2. 前記カードスタッカは、それぞれ別の種類の前記カードを収納する複数の収納部を備え、
    前記カード繰出機構は、前記収納部に収納された複数種類の前記カードのうち、前記運賃箱における選択操作に基づくカードを前記書込機構へ選択的に繰り出す
    ことを特徴とする請求項1に記載の発券機能付き運賃箱。
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