JP6020039B2 - 発券機能付き運賃箱 - Google Patents
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Description
[発券機能付き運賃箱の概要]
図1に示すように、発券機能付き運賃箱(以下、単に運賃箱と記す)1の上部には、運賃としての硬貨や整理券を投入する硬貨投入口2と、紙幣を取り込む紙幣投入口3と、運賃支払い時に磁気カードやICカード等がかざされるリーダライタ部4とが設けられている。運賃箱1の上部端寄りの位置には、各種画面やメッセージを表示する表示部5が設けられている。運賃箱1の側面には、運賃箱1を動作させる際に操作する操作パネル6が設けられている。操作パネル6は、画面や各種ボタンからなる。運賃箱1の側面下部には、硬貨投入口2及び紙幣投入口3に投入された貨幣や整理券等を一括して収納する金庫7が運賃箱本体8に対して着脱可能に取り付けられている。
図2(a),(b)に示すように、金庫7の上面には、金庫本体14の内部を閉じることが可能なシャッタ15が設けられている。シャッタ15は、2枚のスライド板からなり、ボールねじ16を介して金庫本体14に連結されている。また、金庫本体14の内部には、ボールねじ16の回転駆動源となるモータ17が設けられている。金庫本体14の内部には、前述のカードスタッカ部11の両側に硬貨収納部18及び紙幣収納部19が設けられている。カードスタッカ部11、硬貨収納部18及び紙幣収納部19は、金庫7の幅方向(図2(b)のY軸方向)に並び配置され、シャッタ15によって開閉される。
図3及び図4に示すように、カードスタッカ部11には、未書込カード9を収納するカードスタッカ22と、カードスタッカ22を金庫7の高さ方向(図3のZ軸方向)に上下動させるカードスタッカ可動機構23とが設けられている。カードスタッカ可動機構23は、モータ24の駆動力によって、カードスタッカ22を最下位置の引込位置(図5(a)の状態)と最上位置の突出位置(図5(b)の状態)との2位置に移動させる。カードスタッカ22は、突出位置をとるとき、金庫7の上面から所定量上方に飛び出した状態をとる。
図6に示すように、カード発券部12には、突出位置のカードスタッカ22から未書込カード9を1枚ずつ取り込んで上流に繰り出すカード繰出機構69と、カード繰出機構69から繰り出された未書込カード9に情報を書き込んで書込済カード10を作成する書込機構70と設けられている。書込機構70は、未書込カード9に磁気により情報を書き込むエンコード部71と、未書込カード9に印刷により情報を書き込む印字部72とが設けられている。書込機構70は、作成した書込済カード10を発券口13に搬送し、発券口13から外部に排出する。
図12に示すように、運賃箱1には、運賃箱1の動作を制御するコントローラ134が設けられている。コントローラ134には、操作パネル6、エンコード部71、印字部72、モータ17,24,86,87,112及びセンサ66,67,79,80,85が接続されている。書込機構70には、エンコード部71及び印字部72の動作を制御する書込制御部135が設けられている。コントローラ134は、操作パネル6の入力情報を基に、エンコード部71、印字部72、モータ17,24,86,87,112及びセンサ66,67,79,80,85を制御して、書込済カード10の発券動作を実行する。
[カードスタッカ可動機構の動作]
図1に示すように、金庫7が運賃箱本体8にセットされたとする。コントローラ134は、運賃箱本体8のコネクタ21に金庫7のコネクタ20が接続されたことを検出すると、コネクタ20,21を通じて、金庫7に登録されたIDを認証する。コントローラ134は、ID認証が成立することを確認すると、モータ17を駆動し、シャッタ15を開状態にする(図2(b)参照)。
図13及び図14(a)に示すように、カードスタッカ22がカード繰出機構69にセットされた後、操作パネル6で1日券発券要求が入力されると、コントローラ134によってモータ86が駆動され、タッチローラ77が回される。これにより、1日券未書込カード収納部25内の1日券未書込カード9aがタッチローラ77の回転によって上方に1枚引き上げられ、第1搬送通路74内に進入する。
図13及び図15(a)に示すように、カードスタッカ22がカード繰出機構69にセットされた後、操作パネル6で定期券発券要求が入力されると、コントローラ134によってモータ87が駆動され、タッチローラ78が回される。これにより、定期券未書込カード収納部26内の定期券未書込カード9bがタッチローラ78の回転によって上方に1枚引き上げられ、第2搬送通路75内に進入する。
図12に示すように、書込機構70により未書込カード9への情報の書込み後、情報が正しく書き込めたか否かをエラー判定部136によってベリファイする。エラー判定部136は、正しく書き込めていないことを確認すると、書き込みエラーを廃券処理部137に通知する。廃券処理部137は、エラー判定部136から書き込みエラーを入力すると、書込機構70の搬送モータ(図示略)とカード繰出機構69のモータ112とを通常搬送に対して逆方向に回転させることにより、廃券処理を開始する。
(1)運賃箱1に発券機能を設けたので、運賃箱1において種々の乗車券を発行することができる。
(6)カードスタッカ22に首振り機構48(48a,48b)を設けたので、カードスタッカ22をカード繰出機構69にセットする際に、高さ方向に対して交差する方向のセット誤差を吸収することができる。
(9)第1搬送通路74に第1フラッパ124を設け、第2搬送通路75に第2フラッパ129を設けたので、カード繰出機構69内に設けたカード搬送用通路を、第1搬送通路74、第2搬送通路75及び廃券搬送通路76の各々に切り替えることができる。
(11)カード繰出機構69にカード引込み検出センサ85を設けたので、未書込カード9a,9bが搬送途中で詰まったか否かを監視することができる。
なお、実施形態は前述の構成に限らず、例えば以下の態様に変更してもよい。
・廃券10aは、発券口13から運賃箱1の外部に排出されてもよい。
・カードスタッカ可動機構23は、カードスタッカ22をベルト39で上下動させる構造に限らず、例えばすべりねじを用いた構造に変更してもよい。
・カードスタッカ可動機構23の上下動の動作は、例えば作業者が操作パネル6で指定して行うようにしてもよい。
・カードスタッカ部11は、未書込カードの収納部を1つのみ有するものでもよい。
・第1搬送通路74、第2搬送通路75及び廃券搬送通路76は、各々独立した通路から構成されてもよい。
・発券種類は、2種類に限定されず、必要とする機構を適宜追加して、3種類以上でもよい。
Claims (2)
- 運賃箱本体に着脱式の金庫が取付け可能であり、前記運賃箱本体にセットされた前記金庫は解錠されて金庫開口部が開くことにより、前記運賃箱本体に投入された運賃を、前記金庫で収納可能な発券機能付き運賃箱において、
前記金庫に設けられ、前記金庫開口部が開状態のとき、当該金庫に設けられたカードスタッカを、前記金庫開口部を介して前記運賃箱本体側へ突出させるカードスタッカ可動機構と、
突出する前記カードスタッカからカードを取り出すカード繰出機構と、
前記カード繰出機構から搬送された前記カードに乗車券としての情報を書き込むことで乗車券を作成する書込機構と、
前記カードへの書き込みエラーを検出する書き込みエラー判定部と、
前記書き込みエラーの検出時、前記カード繰出機構を通常の搬送方向に対して逆方向に動作させることにより、正常に書き込みできなかった前記カードを、前記金庫の内部の廃券収納部に収納する廃券処理部と
を備えたことを特徴とする発券機能付き運賃箱。 - 前記カードスタッカは、それぞれ別の種類の前記カードを収納する複数の収納部を備え、
前記カード繰出機構は、前記収納部に収納された複数種類の前記カードのうち、前記運賃箱における選択操作に基づくカードを前記書込機構へ選択的に繰り出す
ことを特徴とする請求項1に記載の発券機能付き運賃箱。
Priority Applications (1)
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JP2012236286A JP6020039B2 (ja) | 2012-10-26 | 2012-10-26 | 発券機能付き運賃箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012236286A JP6020039B2 (ja) | 2012-10-26 | 2012-10-26 | 発券機能付き運賃箱 |
Publications (2)
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JP6020039B2 true JP6020039B2 (ja) | 2016-11-02 |
Family
ID=50788961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012236286A Active JP6020039B2 (ja) | 2012-10-26 | 2012-10-26 | 発券機能付き運賃箱 |
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- 2012-10-26 JP JP2012236286A patent/JP6020039B2/ja active Active
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