JP6167572B2 - 運賃収受システム - Google Patents
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Description
[運賃収受システムの全体構成]
図1に示すように、運賃収受システム1は、例えば路線バスやワンマン運行式鉄道等の車両に設置されて運賃が投入される運賃箱2と、運賃箱2に投入された貨幣(硬貨、紙幣等)や券類(整理券等)が収納され、運賃箱本体3に対して着脱可能な金庫4と、金庫4内に収納された収納物を一括回収する精算機5とを備える。精算機5は、例えば車両運行の営業所等に設置される。精算機5は、各車両(各運賃箱2)から持ち寄られた金庫4から金庫4内の収納物を回収し、この回収作業を金庫4ごとに行うことにより、複数の金庫4内の収納物を回収する。
図2に示すように、運賃箱本体3の上面には、運賃としての貨幣や券類の投入口6と、ICカードとの間で運賃支払い時にデータの読み書きを行うICカードリーダライタ部7と、ICカードでの運賃支払い時に各種画面を表示する表示部8とが設けられている。運賃箱本体3の上面端部付近には、両替する硬貨の硬貨投入口9と、両替する紙幣の紙幣挿入口10とが設けられている。運賃箱2の正面には、硬貨投入口9に投入された不当な硬貨の損貨返却口11と、両替硬貨を払い出す両替硬貨払出口12と、損貨や両替硬貨の受け皿13とが設けられている。
図5及び図6に示すように、金庫4の上面には、金庫本体28の上部開口29を開閉可能な上部シャッタ30が設けられている。上部シャッタ30は、複数枚のスライド板からなり、ボールねじ31を介して金庫本体28に取り付けられている。金庫本体28の内部には、ボールねじ31の駆動源となるアクチュエータ32が設けられている。金庫本体28の内部には、運賃箱2に投入された貨幣や券類を収納する運賃収納部33が設けられている。金庫4の下部には、運賃収納部33の底部の下部開口34を開閉可能な下部シャッタ35が設けられている。下部シャッタ35は、例えば上部シャッタ30に対して間口やシャッタ開閉方向が異なるだけで、基本的に同様の構造をとる。なお、上部シャッタ30及び下部シャッタ35が金庫扉の一例である。
図8に示すように、精算機5の正面には、金庫4のセット先として金庫解錠部44が設けられている。金庫解錠部44は、セットされた金庫4の上部シャッタ30及び下部シャッタ35を解錠する。精算機5の正面において金庫解錠部44の上方には、回収状態を表示する表示部45が設けられている。精算機5の側壁には、精算機5の内部に種銭を補充するときに開閉する補充用点検蓋46が設けられている。金庫解錠部44の奥の壁面には、金庫解錠部44に金庫4が挿し込まれたことを検出する検出スイッチ47と、金庫4の背面のコネクタ42が接続されるコネクタ48とが設けられている。金庫解錠部44の底壁には、金庫4から流出する収納物を精算機5の内に通す内部開口49を開閉する精算機シャッタ50が開閉可能に設けられている。精算機5には、精算機5の動作を制御する精算機制御部51が設けられている。
図1に示すように、金庫4及び精算機5には、種銭の補充通路を切り替える種銭補充通路切替機構81が設けられている。種銭補充通路切替機構81は、金庫4の内部において種銭補充通路を切り替える弁部82と、弁部82の位置を切り替えるレバー部83と、レバー部83の駆動源となるアクチュエータ84とを備える。レバー部83及びアクチュエータ84は、精算機5側に設けられている。
[運賃投入時の動作]
図4に示すように、運賃(硬貨、紙幣、券類等)が投入口6に投入されると、これらがダンパ部14に一旦収納される。このとき、運転手は、窓部17を通じて投入金額等を確認し、金額が正しければ、ダンパ開放ボタン16を操作する。ダンパ開放ボタン16が操作されると、アクチュエータ20が作動し、投入物受け部18が閉状態→開状態に切り替わる。これにより、ダンパ部14で停止されていた貨幣や券類が下方に落とされる。ダンパ部14から落とされた貨幣や券類は、シュート21を通じて金庫4に収納される。
図13に示すように、硬貨投入口9に硬貨が投入されると、硬貨識別器22によって種別が識別される。投入硬貨が正当であれば、シュート23を通じて金庫4に収納され、投入硬貨が損貨であれば、シュート24を通じて受け皿13に排出される。また、紙幣挿入口10に紙幣が投入されると、紙幣識別器25によって種別が識別される。投入紙幣が正当であれば、シュート26を通じて金庫4に収納され、不当な紙幣であれば、逆搬送されて紙幣挿入口10から排出される。
図8に示すように、路線運行後、運賃箱2から金庫4が取り外され、営業所等に設置された精算機5に持ち寄られる。金庫4は、運賃箱本体3から取り外されると、上部シャッタ30が閉じられるとともに施錠される。金庫4は、上部シャッタ30を上向きにして金庫解錠部44に挿し込まれる。金庫4が金庫解錠部44にセットされると、金庫4のコネクタ42と、金庫解錠部44の内部のコネクタ48とが接続される。精算機制御部51は、金庫4からコネクタ42,48を通じてIDを入力し、金庫4のIDを認証する。精算機制御部51は、ID認証が成立することを確認すると、金庫4内の収納物の回収動作を開始する。
図14に示すように、精算機制御部51は、金庫4の上部シャッタ30を開状態に切り替えておく。第1種銭払出機構36a及び第2種銭払出機構36bは、種銭補充時、まず貯留部39a,39bに残留する種銭を、スリット41a,41b及び硬貨排出口37a,37bを介して、一旦、全て排出する。第1種銭払出機構36aの貯留部39aから排出された第1硬貨は、搬送ベルト72aによって奥(図14の紙面奥の方向)に搬送される。第2種銭払出機構36bの貯留部39bから排出された第2硬貨は、搬送ベルト72bによって奥(図14の紙面奥の方向)に搬送される。搬送ベルト72a上の第1硬貨は、ベルト端から下方に自由落下することにより搬送ベルト73aに載置され、搬送ベルト73aによって大容量硬貨貯留部74aに送られる。
(1)金庫4は、両替硬貨としての種銭を運賃箱2から払い出す種銭払出機構36を備えた。このため、路線運行終了時、運賃を精算機5で回収するために運賃箱2から金庫4を取り外せば、同時に種銭払出機構36も運賃箱2から取り外すことが可能となる。よって、路線運行後、種銭を運賃箱2に残すことなく運用することができる。
(6)精算機5は、金庫解錠部44にセットされた金庫4内の種銭払出機構36に対し、種銭を補充する種銭補充機構71を備えた。よって、精算機5で金庫4内の収納物を回収する際、同時に金庫4内に種銭を補充することが可能となるので、種銭補充の利便性をよくすることができる。
(8)精算機5に複数の種銭補充機構71を設けるとともに、金庫4内に種銭の補充通路を切り替える弁部82を設け、この弁部82を精算機5側のレバー部83で切り替え可能とした。よって、金庫4内に複数の種銭払出機構36が設けられていても、これらに適切な硬貨を各々補充することができる。
・種銭補充は、種銭払出機構36から種銭を全て排出させて、新たに種銭を満補充する作業に限定されない。例えば、両替時にどの種別の硬貨がどれだけ払い出されたのかを両替硬貨データとして金庫4に保持しておき、精算機5での種銭補充時、必要な枚数の種銭のみ種銭払出機構36に補充することも可能である。
・弁部82は、金庫4側ではなく精算機5に設けられてもよい。また、レバー部83及びアクチュエータ84は、精算機5側ではなく金庫4に設けられてもよい。
・ダンパ部14は、例えばベルトによって投入物を奥に低速で流す構造のものでもよい。
・運賃箱2、金庫4、精算機5に搭載されるアクチュエータは、モータやソレノイド等、種々の駆動源が採用可能である。
・種銭払出機構36、券銭分離機55、硬貨リフタ部62、種銭補充機構71、種銭補充通路切替機構81等は、種々の構造が採用可能である。
・金庫4の上部シャッタ30を運賃収納部33と種銭払出機構36とで別々に設ける場合、例えば金庫4が上向きのときに種銭払出機構36のシャッタを開状態にして種銭を補充し、開状態のシャッタを閉状態に戻す。種銭補充後、金庫4を上下逆さまに180度回転させ、この逆さま状態で今度は運賃収納部33のシャッタを開状態にすることにより、金庫4内の貨幣や券類を下方に自由落下させてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
Claims (3)
- 運賃箱に投入される運賃を含む収納物の収納箇所である金庫を前記運賃箱から取り外し、金庫扉が施錠された当該金庫を精算機にセットし、前記金庫扉を解錠するとともに開け、金庫内の前記収納物を前記精算機で回収し、この回収作業を前記金庫ごとに行うことにより、複数の該金庫の前記収納物を前記精算機で回収する運賃収受システムにおいて、
前記運賃箱には、前記運賃箱の外部に硬貨を払い出し可能な硬貨払出機構が、前記運賃箱に対して着脱可能に設けられており、
当該運賃箱から取り外して前記精算機にセットした硬貨払出機構から払い出された硬貨を当該精算機が回収することを特徴とする運賃収受システム。 - 前記硬貨払出機構は、前記金庫に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の運賃収受システム。 - 前記硬貨払出機構は、硬貨の種類ごとに複数設けられ、
前記精算機は、複数の前記硬貨払出機構に対し、種類を仕分けしながら硬貨を補充する硬貨補充機構を備えた
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の運賃収受システム。
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