JP2014174326A - 吸排気装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を操作する側から離れた位置にスピーカ26を配置しても音を聞き易くできる構造を、低コストで実現する。
【解決手段】筐体200は、装置を操作する側に配置されて内部に空気を吸入する吸気口22と、内部の空気を排出する排気口25とを有する。筐体200の内部には、吸気口22から排気口25に空気を案内する気流案内部24が配置される。スピーカ26は、筐体200内の装置を操作する側から離れた位置に配置され、音を発生させる。音伝達部27は、スピーカ26から気流案内部24に音を伝達させる。音伝達部27によりスピーカ26から気流案内部24に音を伝達するため、この音が気流案内部24を通じて、装置を操作する側に配置された吸気口22から発生させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、スピーカなどの音発生手段を備え、筐体内への空気の吸入及び筐体内からの空気の排出を行う吸排気装置、及び、このような吸排気装置を備えた、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機などの画像形成装置に関する。
画像形成装置を構成する筐体の内部には、抵抗、コンデンサ、制御素子等の電子部品を実装する電気基板や、各種装置を動作させるモータなどを備えている。更に、電子写真方式の画像形成装置の場合、トナー画像を記録材に加熱定着させる定着器なども備えている。これらの部材が動作に応じて発熱することにより、周辺の部材へ熱を放射し、筐体内部の温度が上昇し、装置の動作へ影響をおよぼすことがある。このため、従来から、筐体内部にファンモータやダクトを設け、筐体内に空気の流れを作ることで内部の温度上昇を抑制する構造が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
一方、画像形成装置には、ユーザに動作の終了などの情報を通知するためにスピーカ(音発生手段)を備えているものがある。このようなスピーカは、ユーザに音を聞き易くするために、通常、装置を操作する側、例えば、装置の前面に配置される(例えば、特許文献3参照)。
特開2008−83301号公報 特開平7−271272号公報 特開2013−24952号公報
ここで、例えば、ファクシミリのような装置の場合、通常、通信を行うための機器を装置の背面側、即ち、装置を操作する側から離れた位置に配置する。このため、この機器からの情報をスピーカから発生させるために、装置の背面側に設けた機器と前面に配置されるスピーカとを配線で接続する必要がある。装置内には各種機器が組み込まれており、このように離れた位置に存在する機器とスピーカとを配線で接続することは面倒であり、製造コストを上昇させてしまう。一方、スピーカを、単に機器と共に装置の背面側に配置した場合、スピーカからの音が聞きにくくなる。
本発明は、このような事情に鑑み、装置を操作する側から離れた位置に音発生手段を配置しても音を聞き易くできる構造を、低コストで実現すべく発明したものである。
本発明は、装置を操作する側に配置されて内部に空気を吸入する吸気口と、内部の空気を排出する排気口とを有する筐体と、前記筐体の内部で、前記吸気口から前記排気口に空気を案内する気流案内部と、前記筐体内の装置を操作する側から離れた位置に配置され、音を発生させる音発生手段と、前記音発生手段から前記気流案内部に音を伝達させる音伝達部と、を備えた、ことを特徴とする吸排気装置にある。
本発明によれば、音伝達部により音発生手段から気流案内部に音を伝達するため、この音が気流案内部を通じて、装置を操作する側に配置された吸気口から発生させることができる。このため、装置を操作する側から離れた位置に音発生手段を配置しても音を聞き易くできる。また、吸排気を行うための気流案内部を通じて音を伝達するため、このような構造を低コストで実現できる。
本発明の実施形態に係る吸排気装置を備えた画像形成装置の概略構成斜視図。 本実施形態に係る画像形成装置の概略構成断面図。 本実施形態に係る画像形成装置の一部を切断して部分的に示す斜視図。 本実施形態に係る画像形成装置の一部を省略して示す概略構成断面図。 本実施形態に係る画像形成装置の制御ブロック図。 本実施形態のスピーカとファンの制御の流れの一例を示すフローチャート。
本発明の実施形態について、図1ないし図6を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1及び図2を用いて説明する。
[画像形成装置]
画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像をそれぞれ担持する像担持体としての感光ドラム6を、中間転写体としての中間転写ベルト7の走行方向に4つ並べた、所謂タンデム型である。このような画像形成装置1は、画像形成手段としての画像形成部40、原稿読取部としてのスキャナ41、記録材供給部としてのカセット42、搬送手段としての記録材搬送部43、操作部46、及び、吸排気装置100(図3、4参照)を有する。スキャナ41は、プラテンガラスに載置された原稿の情報、或いは、スキャナ41が有する原稿搬送装置によりプラテンガラス上に搬送される原稿の情報を読み取る。
画像形成部40は、画像形成ユニット44及び定着器45を有する。画像形成ユニット44は、各色のプロセスカートリッジ3と、各感光ドラム6にレーザ光を照射する露光ユニット2、中間転写ベルト7、1次転写手段としての1次転写ローラ5、2次転写手段としての2次転写ローラ8などを有する。各プロセスカートリッジ3は、それぞれが感光ドラム6と、感光ドラム6の周囲に配置される不図示の帯電器、現像器、クリーナとを有する。
中間転写ベルト7は、複数の張架ローラにより張架されて、各プロセスカートリッジ3に隣接して配置され、各感光ドラム6と接触する。このような中間転写ベルト7は、不図示のモータに接続された複数の張架ローラの何れかのローラ(駆動ローラ)が回転駆動されることで、図2の矢印方向に走行する。中間転写ベルト7を挟んで各感光ドラム6と対向する位置には、1次転写ローラ5が配置されている。また、中間転写ベルト7の走行方向に関し、各プロセスカートリッジ3の下流には、2次転写ローラ8が中間転写ベルト7と接触するように配置され、2次転写ローラ8と中間転写ベルト7とで2次転写部T2を形成している。
なお、中間転写ベルト7及び、Y、M、Cの感光ドラム6と対向する1次転写ローラ5は、接離機構47により感光ドラム6に当接及び離間動作を可能に構成されている。接離機構47は、例えば、フレームと、支持部と、駆動機構とから構成される。フレームは、中間転写ベルト7の張架ローラの1つ、及び、Y、M、Cの感光ドラム6と対向する1次転写ローラ5を支持する。支持部は、このフレームを揺動自在に支持する。駆動機構は、このフレームを支持部を中心に揺動させる、例えば、カム機構である。後述する制御部51により駆動機構を制御することで、フレームを揺動させ、中間転写ベルト7及び、Y、M、Cの感光ドラム6と対向する1次転写ローラ5を感光ドラム6に当接又は離間させる。Kの感光ドラム6と対向する1次転写ローラ5は、接離機構47の動作に拘らず移動しないで、感光ドラム6との間で中間転写ベルト7を挟持する。これにより、後述するフルカラーモードと単色モードとを実行可能としている。
露光ユニット2は、各プロセスカートリッジ3の中間転写ベルト7とは反対側に配置されており、スキャナ41により読み取った情報、或いは、外部から送られた情報に基づいて、各感光ドラム6にレーザ光を照射する。また、本実施形態の場合、各プロセスカートリッジ3の現像器にそれぞれ各色のトナーを補給するためのトナーボトル12を有する。定着器45は、後述する記録材搬送部43の記録材搬送方向に関し、2次転写部T2の下流に配置され、トナー画像を担持した記録材を加熱、加圧して、トナー画像を記録材に定着させる。
カセット42は、用紙やシートなどの記録材Sを収納している。本実施形態では、カセット42は複数存在し、それぞれ同じ種類の記録材を収納している。そして、後述するように、一方のカセット42の記録材がなくなった場合に別のカセット42に切り換えて、記録材を記録材搬送部43に供給できるようにしている。なお、複数のカセット42は、異なる種類(例えば異なるサイズ)の記録材を収納するようにしても良い。そして、カセット42を切り換えて、画像形成条件(記録材のサイズなど)に応じて、記録材を記録材搬送部43に供給できるようにしても良い。
記録材搬送部43は、カセット42から記録材をピックアップして、2次転写部T2、定着器45に記録材を搬送し、定着後の記録材を排出トレイ13に排出する。また、記録材搬送部43は、両面印刷を行うために記録材を反転して搬送する反転搬送機構も有する。
操作部46は、画像形成装置1の装置を操作する側に配置され、ユーザが各種設定を行う。操作部46は、例えばタッチパネルや操作ボタンなどにより構成され、ユーザがこれらを操作することで、画像形成枚数などの各種設定を行う。
このように構成される画像形成装置1の画像形成プロセスは以下の通りである。まず、各色の感光ドラム6の表面を帯電器により帯電し、露光ユニット2により露光して、感光ドラム6に潜像を形成する。それぞれの潜像は現像器により現像され、感光ドラム6上にトナー画像が形成される。感光ドラム6に形成されたトナー画像は、感光ドラム6と中間転写ベルト7とが当接する1次転写部T1に到来する。そして、1次転写部T1において、1次転写ローラ5に1次転写バイアスが印加されることで、感光ドラム6上のトナー画像が、中間転写ベルト7へ順次転写され、中間転写ベルト7上にフルカラーのトナー画像が形成される。このトナー画像は、中間転写ベルト7が走行することで、2次転写部T2に搬送される。
一方、カセット42から供給された記録材Sは、記録材搬送部43により2次転写部T2に向けて搬送される。即ち、記録材Sは、カセット42からピックアップローラ10により1枚毎に送り出され、レジストローラ9で中間転写ベルト7上のトナー画像とタイミングを合わせた後、2次転写部T2に搬送される。そして、2次転写部T2において、2次転写ローラ8に2次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト7上のトナー画像が記録材Sに2次転写される。
その後、トナー画像が転写された記録材Sは定着器45に搬送され、そこで熱及び圧力を受けることによりトナーが溶融混色して、トナー画像が記録材Sにプリント画像として定着される。画像が定着された記録材Sは、定着器45の下流に設けられた排出ローラ18によって排出トレイ13に排出される。両面印刷を行う場合には、定着後の記録材Sを反転搬送ローラ17により反転して搬送し、再度、2次転写部T2に供給する。そして、定着器45を通って、排出ローラ18によって排出トレイ13に排出される。なお、本実施形態の画像形成装置1は、排出トレイ13が画像形成部40とスキャナ41との間に配置される、所謂、胴内排出の構成を有する。
[吸排気装置]
次に、上述のような画像形成装置1が備える吸排気装置100について、図3及び図4を用いて説明する。なお、図4は、画像形成装置1の内部構成の一部を省略すると共にファン23からスピーカ26までの気流案内部24及び音伝達部27に沿って切断して図3の左側から見た図に相当する概略構成断面図である。吸排気装置100は、筐体200と、気流案内部24と、気流発生手段としてのファン23と、音発生手段としてのスピーカ26と、制御手段としての制御部51と、音伝達部27とを備える。筐体200は、画像形成装置1の筐体でもあり、内部に画像形成部40及び記録材搬送部43などが配置される。このような筐体200は、複数のカバー20a〜20fからなり、画像形成装置1の外装を構成する。
ここで、カバー20aは、画像形成装置1の前面(図3の手前側の面、図4の右側の面)のカバーであり、カバー20bは、画像形成部40の上面のカバーで、排出トレイ13を兼ねるものである。また、カバー20cは、画像形成部40とスキャナ41とを接続する部分で、後述するように画像形成装置1の背面側に配置される機器を覆うカバーである。このカバー20cと、排出トレイ13を兼ねるカバー20bと、スキャナ41の下面とで、記録材が排出される排出空間を形成している。また、カバー20dは、画像形成装置1の背面(図3の奥側の面、図4の左側の面)のカバーであり、カバー20cとの間に上述の機器を配置する空間を形成している。カバー20e、20fは、画像形成装置1の両側面(図3の左右両側面、図4の手間側の面及び奥側の面)のカバーであり、カバー20eが図3の左側、カバー20fが図3の右側に配置される。なお、画像形成装置1の外装を構成するカバーは、これら以外に、例えば、画像形成装置1の底面を覆うカバーや、スキャナ41の外層を構成するカバーなども含む。
これら複数のカバー20a〜20fのうち、ユーザが装置を操作する側のカバーに、筐体200の内部に空気を吸入する吸気口22を形成している。本実施形態では、操作部46が配置される、画像形成装置1の前面のカバー20aの片側寄り(図3の右側寄り)の位置に、吸気口22を形成している。なお、吸気口22が形成される位置は、ユーザが装置を操作する側であれば、前面のカバー20a以外の位置でも良い。例えば、筐体200の両側面の何れかのカバー20e、20fの前面側(例えば前面側半部(図4の右半部)の何れか)の位置に形成するようにしても良い。
一方、複数のカバー20a〜20fのうち、前面のカバー20a以外のカバーに、筐体200の内部の空気を排出する排気口25を形成している。本実施形態では、筐体200の両側面のカバー20e、20fのうち、前面のカバー20aの片側寄りに形成された吸気口22から離れた他側(図3の左側、図4の手前側)のカバー20eに、排気口25を形成している。このように排気口25を吸気口22から離れた位置に形成する理由は、吸気口22から吸入された空気が筐体200内の所定箇所を冷却などした後に、排気口25から排出されるようにするためである。言い換えれば、吸気口22と排気口25との位置が近いと、吸気口22から吸入された空気が排気口25からすぐに排出されてしまい、筐体200内の所定箇所の冷却などを十分に行えないからである。また、排気口25を前面のカバー20aに形成しない理由は、排気口25から排出される空気が、装置を操作するユーザに当たりにくくするためである。このため、排気口25は、吸気口22から離れた位置で、且つ、前面のカバー20a以外のカバー(例えば背面のカバー20d)に形成しても良い。なお、吸気口22及び排気口25には、それぞれルーバが設けられている。
気流案内部24は、筐体200の内部で、吸気口22から排気口25に空気を案内する部分であり、図3及び図4の実線の矢印で示す経路(気流経路)で空気を案内する。このような気流案内部24は、筐体200を構成するカバー20a〜20fの一部と、筐体内に配置される機構を支持するフレーム19a〜19cの一部とで構成される。ここで、筐体内に配置される機構とは、上述のような画像形成部40や記録材搬送部43などであり、これらの機構は、複数のフレームにより支持されている。本実施形態では、フレーム19a〜19cを図示しているが、その他のフレームなどを有しても良い。
ここで、フレーム19aは、前面のカバー20aと対向する位置にカバー20aとほぼ平行に配置され、フレーム19cは、背面のカバー20dと対向する位置にカバー20dとほぼ平行に配置される。また、フレーム19cは、装置の背面側に配置される機器(後述するファクシミリ装置61など)を覆うカバー20cと対向する位置まで延長されている。また、フレーム19bは、排出トレイ13を兼ねるカバー20bと対向する位置に配置される。このフレーム19bは、前面側の端部をカバー20bから離れる方向(下方)に折り曲げた折り曲げ部19b1とし、折り曲げ部19b1よりも背面側の部分をカバー20bとほぼ平行な平坦部19b2としている。折り曲げ部19b1は、後述するファン23を配置すると共に、吸気口22から吸入された空気をカバー20bと平坦部19b2との間に案内する機能も有する。
また、フレーム19bの折り曲げ部19b1の中間部下方にはフレーム19aが、平坦部19b2の先端よりも背面側にはフレーム19cが、それぞれ配置される。そして、これらフレーム19a、19b、19cとの間に、画像形成部40や記録材搬送部43などを配置すると共に、これら各部をフレーム19a、19b、19cにより支持している。なお、フレーム19bは、トナーボトル12の着脱を案内する案内板としても機能する。また、フレーム19aは、ファン23やトナーボトル12なども支持する。フレーム19cは、後述するファクシミリ装置61や制御部51等も支持する。
本実施形態の場合、気流案内部24は、前面のカバー20a、排出トレイ13を兼ねるカバー20b、フレーム19a及びフレーム19bとで構成される。そして、吸気口22から吸入された空気は、前面のカバー20aとフレーム19a及びフレーム19bの折り曲げ部19b1との間の空間、及び、排出トレイ13を兼ねるカバー20bとフレーム19bとの間の空間を通って排気口25に排出される。なお、気流案内部24は、その他のカバーやフレームを含むように構成されても良い。即ち、気流案内部24は、カバー20aとフレーム19a及びフレーム19bの折り曲げ部19b1との間の空間、及び、カバー20bとフレーム19bとの間の空間を含むように構成されていれば良い。
ファン23は、気流案内部24に空気の流れを発生させる。本実施形態では、ファン23は、吸気口22の空気の流れる方向の下流側の近傍に配置されている。具体的には、吸気口22とフレーム19bの折り曲げ部19b1との間に配置されている。このようなファン23は、気流案内部24の何れかの部分に配置されていれば良く、例えば、排気口25の近傍に設けても良い。このファン23が駆動されることで、空気が吸気口22から吸入され、気流案内部24を通って排気口25から排出される。
スピーカ26は、筐体内の装置を操作する側から離れた位置に配置され、音を発生させる。本実施形態では、筐体200の装置を操作する側とは反対側である背面側に配置されている。具体的には、画像形成装置1の背面側のカバー20dとフレーム19cとの間に配置される。また、スピーカ26は、画像形成部40の上側で、フレーム19cを挟んでカバー20dと対向する位置に配置される。また、スピーカ26が配置される空間には、画像形成装置1が有するファクシミリ装置61及び制御手段としての制御部51が配置されている。なお、スピーカ26が配置される位置は、ユーザが装置を操作する側から離れた位置であれば、背面側以外の位置でも良い。例えば、筐体200の両側面の何れかのカバー20e、20fの背面側(例えば背面側半部(図4の左半部)の何れか)の位置に形成するようにしても良い。
ファクシミリ装置61は、電話回線やネットワークを通じて、外部のコンピュータやファクシミリと接続する。これにより、スキャナ41で読み取られた画像データを信号に変換して、外部のコンピュータやファクシミリに送信することができる。また、他のコンピュータやファクシミリから送信されてきた信号を受信し、画像データに変換することができる。これら画像データの信号を送受信することでファクシミリを実現できる。このようなファクシミリ装置61は、電話回線やネットワークに接続するため、画像形成装置1の背面側に配置される。
スピーカ26は、このような信号の送信、または受信する処理状態をスピーカ26より、電子音でユーザへ知らせる機能を有する。なお、スピーカ26は、このようなファクシミリ装置61の電子音以外に、画像形成の終了を知らせる音、記録材が記録材搬送部43の何れかの部分でジャムしたときの警報音などの他の情報をユーザに通知させるための音を発生しても良い。
制御部51は、後述するように、画像形成装置1全体の制御を行う。この制御部51にも、電話回線やネットワークが接続され、外部のコンピュータなどの外部端末から送られる画像情報に基づいて、画像形成部40に画像形成を行わせることもできる。このような制御部51も、電話回線やネットワークに接続するため、画像形成装置1の背面側に配置される。また、上述したファクシミリ装置61の電子音以外の音は、制御部51によりスピーカ26に発生させるようにする。
音伝達部27は、スピーカ26から気流案内部24に音を伝達させる部分であり、図3及び図4の破線の矢印で示す経路(音経路)で音を伝達する。このような音伝達部27は、筐体200を構成するカバー20a〜20fの一部とフレーム19a〜19cの一部とで構成される。本実施形態の場合、音伝達部27は、カバー20c及びカバー20b、フレーム19c及びフレーム19bとで構成される。カバー20cとフレーム19bとの間には隙間が形成されており、カバー20cとフレーム19bとの間の空間と、カバー20bとフレーム19bとの間の空間が連通している。
また、スピーカ26の音発生側には、フレーム19cの一部とカバー20cの一部とが順に配置されており、フレーム19cには、スピーカ26とカバー20cとを連通させる開口部19c1が形成されている。本実施形態の場合、開口部19c1は、フレーム19cのスピーカ26と対向する位置に形成されている。なお、開口部19c1は、スピーカ26と対向する位置以外の位置に形成されていても良い。要は、スピーカ26の音発生側に配置されるフレーム19cの何れかの部分で、カバー20cとフレーム19cとの間の空間とスピーカ26とが連通するように開口部19c1が形成されていれば良い。また、開口部19c1は、フレーム19cの複数個所に形成されていても良いし、開口部にルーバが設けられていても良い。また、このような開口部は、スピーカ26の音を伝達するために特別設けなくても、フレーム19cに、例えば加工のためなどに通常形成されている、スリットや開口などを利用したものであっても良い。
スピーカ26から発生された音は、開口部19c1を通って、カバー20cとフレーム19cとの間の空間を伝播し、気流案内部24を構成するカバー20bとフレーム19bとの間の空間に伝達される。そして、この音は、この空間を伝播して吸気口22に達し、ユーザが吸気口22からスピーカ26から発生された音を聞くことができる。なお、気流案内部24は、排気口25にも通じているため、スピーカ26から発生された音は、排気口25にも達する。本実施形態のように、排気口25を画像形成装置1の背面ではなく側面に設けていれば、この排気口25からもスピーカ26からの音が発生されるため、画像形成装置1の操作側にいなくてもこの音を聞くこともできる。
なお、フレーム19cに開口部を形成しなくても、スピーカ26から発生された音によりフレーム19cが振動することで、気流案内部24に音を伝達させることも可能である。但し、スピーカ26の音をより鮮明に伝達するためには、フレーム19cに開口部を形成することが好ましく、本実施形態のように、スピーカ26と対向する位置に開口部を形成することがより好ましい。また、音伝達部27は、上述の構成以外でも、気流案内部24の何れかの部分に接続されていれば良い。即ち、音伝達部27は、スピーカ26が配置されている空間と気流案内部24とを連通する連通部21を有することが好ましい。本実施形態では、連通部21は、上述のようにフレーム19cに形成される開口部と、フレーム19cとカバー20cとの間の空間とから構成されている。そして、このように構成される連通部21は、気流案内部24の一部であるフレーム19bとカバー20bとの間の空間に連通する。
[制御部]
次に、制御手段としての制御部51の詳細について、図5を用いて説明する。制御部51は、画像制御部52とモータ制御部53より構成されており、画像形成装置1の動作を制御している。画像制御部52は、スキャナ41で読み取った画像データや、ファクシミリ装置61より受信した画像データ、画像形成部40へ送信する制御データ、及び、操作部46より入力された指示データを制御している。画像制御部52の動作として、画像形成を行う際の画像処理や画像形成中に実施する画像調整、及び、出力する成果物をフルカラーや白黒(単色)で画像形成を行うモードの選択を行う。また、画像形成に使用する記録材が収納されたカセット42の選択を行う。更に、画像制御部52は、スピーカ26の音量を制御可能である。
また、モータ制御部53は、画像形成部40、スキャナ41、記録材搬送部43、及び、ファン23の各部を構成するモータの動作を制御している。具体的には、モータ制御部53は、スキャナ41の原稿読取のための原稿搬送を行うモータ、画像形成部40の各部を動作させるモータ、記録材搬送部43の記録材の搬送を行うモータの回転及び停止の動作を制御する。更に、モータ制御部53は、ファン23を駆動するモータの回転、回転数の変更、停止の動作、即ち、ファン23の出力を制御する。
このような制御部51は、条件に応じて、次のように、ファン23の出力を制御可能である。まず、画像形成装置1の筐体内への吸排気が必要な場合には、ファン23の出力を第1の出力とする。一方、筐体内への吸排気の必要性が低下している場合には、スピーカ26が音を発生する際に、ファン23の出力を第1の出力よりも低い第2の出力とする。ここで、第2の出力は、ファン23を停止させる場合も含む。また、筐体内への吸排気が必要な場合とは、画像形成部40と記録材搬送部43とのうちの少なくとも何れかが駆動している場合である。一方、必要性が低下している場合とは、画像形成部40及び記録材搬送部43が停止している場合、或いは、記録材搬送部43のみが停止している場合である。
また、制御部51は、条件に応じて、次のように、スピーカ26の音量を制御可能である。まず、ファン23の出力が第2の出力である場合には、スピーカ26の音量を第1の音量とする。一方、スピーカ26が音を発生する際にファン23の出力が第2出力よりも大きい第1の出力である場合には、スピーカ26の音量を第1の音量よりも大きい第2の音量とする。
例えば、スピーカ26により音を装置外部へ放散する際には、制御部51は、ファン23の回転数を低下させる、若しくは停止する(第2の出力とする)。これにより、ファン23のモータの駆動音を低減でき、且つ、ファン23が気流案内部24内に発生する風切り音を減少させることができる。このため、スピーカ26より放散した音が気流案内部24内を伝播する際に風切り音との干渉が低減して、吸気口22より放散される音を鮮明にすることが可能である。
次に、このようなファン23とスピーカ26との動作の制御の具体例の一例について、図6を用いて説明する。ここでは、画像形成装置1に搭載されたファクシミリ装置61の状態が信号送受信状態(S1)に遷移してからスピーカ26が音を発生する(発音)までの動作について説明する。
まず、制御部51は、画像形成装置1が画像形成中であるか否かを判断する(S2)。そして、画像形成装置1が画像形成を行っていない場合(S2のNo)、画像形成部40及び記録材搬送部43が停止しているため、筐体200内での温度上昇は生じにくい。したがって、この場合には、筐体内への吸排気の必要性が低下していると言える。このため、制御部51は、ファン23の回転数を低下させて(第2の出力として)から(S6)、スピーカ26の音を発生する(S8)。ここでは、スピーカ26の音は、通常の第1の音量である。
一方、画像形成装置1が画像形成を行っている場合(S2のYes)、例えば、スキャナ41が原稿を読み取り、画像形成部40で画像形成が行われ、記録材搬送部43が記録材を搬送するため、筐体200内の温度は上昇し易い。したがって、このような場合、筐体200内の温度上昇を抑制すべく、ファン23の回転数を低下させることができない。このため、この場合には、制御部51は、ファン23を通常の第1の出力で回転させ、ファン23による冷却能力を高めるようにしている。
次に、制御部51は、画像形成装置1が画像調整制御中であるか否かを判断する(S3)。通常、画像形成装置1では、画像形成を連続で行う際に、画像を安定して形成するために、画像形成ジョブの実行中であっても、定期的に画像調整制御を行う。この画像調整制御は、例えば、画像形成部40において画像の濃度を均一に保つための濃度を調整する動作や、画像形成時に生じる各トナー像のズレを補正する動作を行う。この画像調整制御では画像形成を一時停止するため、画像調整制御中(S3のYes)であれば、画像形成部40及び記録材搬送部43が停止している。このため、制御部51は、筐体200内の温度上昇の原因となっているこれらの動作が一時的に停止している間に、ファン23の回転数を低下(第2の出力と)させてから(S6)、スピーカ26の音を発生する(S8)。ここでも、スピーカ26の音は、通常の第1の音量である。一方、画像調整制御中でなければ(S3のNo)、画像形成が行われているため、制御部51は、ファン23を通常の第1の出力で回転させる。
次に、制御部51は、画像形成装置1がモード切換制御中であるか否かを判断する(S4)。即ち、画像形成を連続する際に要求された画像データなどにより、単色モードとフルカラーモードとを切り換える場合がある。例えば、スキャナ41で読み取られた画像データや制御部51に送信された画像データの色情報により、制御部51は、フルカラーモードと単色モードとの動作変更を画像形成部40に要求する。
フルカラーモードから単色モードの動作変更が要求されると、制御部51は、接離機構47を制御して、カラー用(Y、M、C)の1次転写ローラ5及びこれらカラー用の1次転写ローラ5が当接する中間転写ベルト7を感光ドラム6から離間させる。そして、K用の感光ドラム6でのみ画像形成を行い、この感光ドラム6上に形成されたブラックのトナー画像をK用の1次転写ローラ5により中間転写ベルト7に転写し、2次転写部T2で記録材に転写することで、モノクロの画像形成を行う。
一方、単色モードからフルカラーモードの動作変更が要求されると、制御部51は、接離機構47を制御して、カラー用の1次転写ローラ5及びこれらカラー用の1次転写ローラ5が当接する中間転写ベルト7を感光ドラム6に当接させる。そして、全ての感光ドラム6で画像形成を行い、それぞれの感光ドラム6上に形成されたトナー画像を1次転写ローラ5により順次、中間転写ベルト7に転写し、2次転写部T2で記録材に転写することで、フルカラーの画像形成を行う。
このように単色モードとフルカラーモードとを切り換えるモード切換制御では、上述のように、接離機構47を動作させて、中間転写ベルト7と各感光ドラム6との当接又は離間を行う必要がある。したがって、画像調整制御と同様に、画像形成を一時停止するため、モード切換制御中(S4のYes)であれば、画像形成部40及び記録材搬送部43が停止している。このため、制御部51は、筐体200内の温度上昇の原因となっているこれらの動作が一時的に停止している間に、ファン23の回転数を低下させて(第2の出力として)から(S6)、スピーカ26の音を発生する(S8)。ここでも、スピーカ26の音は、通常の第1の音量である。一方、モード切換制御中でなければ(S4のNo)、画像形成が行われているため、制御部51は、ファン23を通常の第1の出力で回転させる。
次に、制御部51は、画像形成装置1がカセット切換制御中であるか否かを判断する(S5)。例えば、画像形成を連続する際にカセット42から記録材を連続で供給している場合に、このカセット42に積載している記録材がなくなると、別のカセット42に切り換えるカセット切換制御が発生する。なお、カセット切換制御としては、複数のカセット42にサイズの異なる記録材をそれぞれ収納し、画像形成する画像サイズに応じて、スモールサイズやラージサイズの記録材を収納しているカセット42に変更する制御もある。
このようなカセット42の切換を行う制御では、記録材の搬送動作を行えないため、少なくとも、記録材搬送部43の動作を停止する。このため、カセット切換制御中(S5のYes)であれば、制御部51は、筐体200内の温度上昇の原因となっているこれらの動作が一時的に停止している間に、ファン23の回転数を低下させる(第2の出力とする、S6)。なお、この切換制御の実行中は、画像形成部40の画像形成ユニット44の動作は行われていても良い。画像形成ユニット44が動作していれば、筐体200内の温度上昇の原因となるが、記録材搬送部43の動作が停止している分、この温度上昇は抑えられる。したがって、本実施形態では、このように記録材搬送部43のみが停止している場合にも、ファン23の回転数を低下させている。そして、スピーカ26の音を発生する(S8)。ここでも、スピーカ26の音は、通常の第1の音量である。一方、カセット切換制御中でなければ(S5のNo)、記録材の搬送が行われているため、制御部51は、ファン23を通常の第1の出力で回転させる。
ここで、前述の画像調整制御、モード切換制御、及びカセット切換制御が画像形成中の途中に割り込み制御が行われない場合(S5のNo)、ファン23の回転を低下させることができないため、ファン23を通常の第1の出力で回転する。したがって、この場合には、制御部51は、スピーカ26の音量を第1の音量よりも大きい第2の音量とする制御を行ってから(S7)、スピーカ26の音を発生する(S8)。
上述の本実施形態によれば、音伝達部27によりスピーカから気流案内部24に音を伝達するため、この音が気流案内部24を通じて、装置を操作する側に配置された吸気口22から発生させることができる。このため、装置を操作する側から離れた位置、本実施形態では、装置の背面側にスピーカ26を配置しても音を聞き易くできる。また、吸排気を行うための気流案内部24を通じて音を伝達するため、このような構造を低コストで実現できる。即ち、本実施形態の場合、音伝達部27を介して気流案内部24に伝達する構成とすることで、装置を操作する側から離れて配置されたスピーカ26の音を、装置を操作する側に伝達するための特別な構成は音伝達部27のみとなる。このため、このような構造を実現するためのコストを低減できる。また、スピーカ26を、ファクシミリ装置61などが配置される背面側に配置できるため、スピーカを装置の前面側に配置するときのようにファクシミリ装置61とスピーカ26とを接続する配線が必要なくなり、低コストが及び装置の小型化を図れる。
また、本実施形態の場合、気流案内部24及び音伝達部27は、それぞれ筐体200を構成するカバーの一部と、画像形成部40などを支持するフレームの一部とで構成している。このため、気流案内部24及び音伝達部27を構成するために、別途、特別な部材を設ける必要がない。例えば、気流案内部24や音伝達部27を構成するために、別途ダクトを設けた場合、コストが高くなるばかりでなく、ダクトを配置するスペースが必要になり、装置が大型化する。これに対して本実施形態では、このようなダクトを別途設ける必要がないため、低コスト化を図れると共に、装置の大型化を抑制できる。
以上より、本実施形態によれば、省スペースかつ少ない部品点数で筐体200内の熱を排出するための気流案内部24を配置することができる。そして、筐体200内に配置したスピーカ26より発生させた音の装置外部への伝播を、気流案内部24を通じて吸気口22から行うことができるため、スピーカ26の音を鮮明にすることができる。
また、この場合に、ファン23の出力状態に応じて、スピーカ26の音量を制御しているため、気流案内部24にファン23が存在しても、ファン23のモータや空気の流れによる騒音を低減して、スピーカ26の音を鮮明にすることができる。
また、本実施形態の場合、吸気口22を装置を操作する側、本実施形態では前面に設けているため、例えば、画像形成装置にシート処理装置を設けても、スピーカ26の音を鮮明に装置外に発することができる。即ち、画像形成装置の排出トレイ13が存在する胴内に、ステイプルや製本などを行うシート処理装置を配置したり、画像形成装置の側面部にこのシート処理装置を配置したりする場合がある。この場合、装置の背面側に配置されたスピーカ26の音は、気流案内部24で伝達されなければ聞きにくくなってしまう。また、このように配置されるシート処理装置により、側面部に配置される排気口25が覆われてしまった場合にも、スピーカ26の音は排気口25からは聞きにくくなってしまう。これに対して本実施形態のように、吸気口22を装置の前面に設けることで、このようにシート処理装置を配置したとしても、スピーカ26の音が吸気口22から鮮明に聞くことができる。
なお、上述の説明では、音伝達部27及び気流案内部24を、筐体のカバーの一部とフレームの一部とで構成しているが、例えば装置内に余裕があれば、少なくとも何れかを、別途設けたダクトにより構成しても良い。
また、本発明の吸排気装置は、上述のような画像形成装置以外にも、スピーカを備えて、筐体内への吸排気を行う装置であれば、適宜適用可能である。また、本発明の画像形成装置は、上述の構成に限らず、従来から知られている他の構成にも、勿論適用可能である。
1・・・画像形成装置、19a、19b、19c・・・フレーム、19c1・・・開口部、20a、20b、20c、20d、20e、20f・・・カバー、22・・・吸気口、23・・・ファン(気流発生手段)、24・・・気流案内部、25・・・排気口、26・・・スピーカ(音発生手段)、27・・・音伝達部、40・・・画像形成部(画像形成手段)、43・・・記録材搬送部(搬送手段)、46・・・操作部、51・・・制御部(制御手段)、61・・・ファクシミリ装置、100・・・吸排気装置、200・・・筐体

Claims (12)

  1. 装置を操作する側に配置されて内部に空気を吸入する吸気口と、内部の空気を排出する排気口とを有する筐体と、
    前記筐体の内部で、前記吸気口から前記排気口に空気を案内する気流案内部と、
    前記筐体内の装置を操作する側から離れた位置に配置され、音を発生させる音発生手段と、
    前記音発生手段から前記気流案内部に音を伝達させる音伝達部と、を備えた、 ことを特徴とする吸排気装置。
  2. 前記音伝達部は、前記音発生手段が配置されている空間と前記気流案内部とを連通する連通部を有する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の吸排気装置。
  3. 前記音発生手段は、前記筐体の装置を操作する側とは反対側である背面側に配置されている、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の吸排気装置。
  4. 前記吸気口は、前記筐体を構成する前面のカバーに形成されている、
    ことを特徴とする、請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載の吸排気装置。
  5. 前記気流案内部は、前記筐体を構成するカバーの一部と、前記筐体内に配置される機構を支持するフレームの一部とで構成される、
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の吸排気装置。
  6. 前記音伝達部は、前記筐体を構成するカバーの一部と、前記筐体内に配置される機構を支持するフレームの一部とで構成される、
    ことを特徴とする、請求項1ないし5のうちの何れか1項に記載の吸排気装置。
  7. 前記音発生手段の音発生側に、前記フレームの一部と前記カバーの一部とが順に配置され、
    前記フレームの一部は、前記音発生手段と前記カバーの一部とを連通させる開口部を有する、
    ことを特徴とする、請求項6に記載の吸排気装置。
  8. 前記気流案内部に空気の流れを発生させる気流発生手段と、
    前記気流発生手段の出力を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記筐体内への吸排気が必要な場合には、前記気流発生手段の出力を第1の出力とし、前記筐体内への吸排気の必要性が低下している場合には、前記音発生手段が音を発生する際に、前記気流発生手段の出力を前記第1の出力よりも低い第2の出力とする、
    ことを特徴とする、請求項1ないし7のうちの何れか1項に記載の吸排気装置。
  9. 前記制御手段は、前記音発生手段の音量を制御し、前記気流発生手段の出力が前記第2の出力である場合には、前記音発生手段の音量を第1の音量とし、前記音発生手段が音を発生する際に前記気流発生手段の出力が前記第1の出力である場合には、前記音発生手段の音量を前記第1の音量よりも大きい第2の音量とする、
    ことを特徴とする、請求項8に記載の吸排気装置。
  10. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    記録材を搬送する搬送手段と、
    内部に前記画像形成手段及び前記搬送手段が配置される筐体を有する吸排気装置と、を備えた画像形成装置において、
    前記吸排気装置は、請求項8又は9に記載の吸排気装置であり、
    前記制御手段は、前記画像形成手段と前記搬送手段とのうちの少なくとも何れかが駆動している場合には、前記気流発生手段の出力を前記第1の出力とし、前記画像形成手段及び前記搬送手段が停止している場合には、前記音発生手段が音を発生する際に、前記気流発生手段の出力を前記第2の出力とする、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    記録材を搬送する搬送手段と、
    内部に前記画像形成手段及び前記搬送手段が配置される筐体を有する吸排気装置と、を備えた画像形成装置において、
    前記吸排気装置は、請求項8又は9に記載の吸排気装置であり、
    前記制御手段は、前記画像形成手段と前記搬送手段とのうちの少なくとも何れかが駆動している場合には、前記気流発生手段の出力を前記第1の出力とし、前記搬送手段のみが停止している場合には、前記音発生手段が音を発生する際に、前記気流発生手段の出力を前記第2の出力とする、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、前記音発生手段の音量を制御し、前記画像形成手段及び前記搬送手段が停止している場合には、前記音発生手段の音量を第1の音量とし、前記音発生手段が音を発生する際に前記気流発生手段の出力が前記第1の出力である場合には、前記音発生手段の音量を前記第1の音量よりも大きい第2の音量とする、
    ことを特徴とする、請求項10又は11に記載の画像形成装置。
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