JP2014173251A - 柱支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】柱50を支持する基礎14(フーチング部18)に柱50の柱脚部80を埋設して固定することで、柱50が基礎14に強固に固定される。よって、地震時における柱50にかかる水平方向の力に抵抗する抵抗力が大きくなる。
【選択図】図1
Description
本発明の一実施形態に係る柱支持構造が適用されて木造建築物10の柱梁架構12について説明する。
つぎに、柱50を構成する耐火集成材について説明する。
つぎに、本発明の一実施形態に係る柱支持構造について説明する。
つぎに、本実施形態の柱支持構造の施工方法の一例について説明する。
つぎに本実施形態の作用及び効果について説明する。
つぎに本実施形態の変形例について説明する。
図9に示す第一変形例の柱支持構造のように、柱脚部80の側面81の圧縮変形を抑制させる補強手段としての補強板102、104や柱50の位置決めのための位置決め手段としての仮設材200が設けられていない構造であってもよい。
つぎに、柱脚部80の側面81の圧縮変形を抑制させる補強手段の変形例について説明する。
図8(A)と図8(B)に示す第二変形例の柱支持構造では、補強板250は、鋼材、PC版、硬質木材、及び硬質ゴム等で構成されると共に、柱脚部80の全周に且つ鉛直方向の全域に亘って設けられている。つまり、補強板250は、柱脚部80の全断面に亘って補強している。よって、柱脚部80(荷重支持部60)の側面81の圧縮変形がより効果的に抑制される。よって、柱脚部80の固定強度が更に向上し、この結果、柱50の水平方向の力に抵抗する抵抗力が更に向上する。
図8(C)に示す第三変形例の柱支持構造では、補強手段は、柱脚部80の下側に設けられた本設材300である。本設材300は、仮設材200(図5参照)と略同様の構成であるが、ベースプレート202に接合され突出する補強板104が柱脚部80に埋め込まれた構成となっている。このような構成とすることで、側面81にかかる支圧が補強板104からベースプレート202とアンカーボルト204とを介して基礎14に伝達され、この結果、柱脚部80の側面81の圧縮変形が抑制される。
柱50にかかる水平方向の力Fに抵抗する抵抗力をより大きくするために、コンクリートに埋設された柱50の柱脚部80の固定強度を高めることが考えられる。よって、コンクリートに埋設された柱50の柱脚部80の固定強度を高めるために、別途、固定手段を設けてもよい。また、固定強度を高める固定手段としては、スタッドを設けることが有効である。
図10(A)に示す第四変形例の柱支持構造では、頭付スタッド254が補強板250の側面に接合され基礎14に埋設されている。よって、頭付スタッド254により補強板250が基礎14に強固に固定され、これによりコンクリートに埋設された柱50の柱脚部80の固定強度がより大きくなる。そして、柱50の柱脚部80の固定強度がより大きくなり、この結果、柱50の水平方向の力F(図4(B))に抵抗する抵抗力が更に向上する。
図10(B)に示す第五変形例の柱支持構造では、全ネジ鋼棒の頭付スタッド256が補強板250を貫通し柱脚部80に打ち込まれると共に、ナット258を用いて補強板250に溶接固定されている。よって、頭付スタッド256により補強板250が基礎14に強固に固定されると共に、柱脚部80に打ち込まれた頭付スタッド256が直接的に柱脚部80を固定する。これにより、柱50の柱脚部80の固定強度が更に大きくなり、この結果、柱50の水平方向の力F(図4(B))に抵抗する抵抗力が更に向上する。
なお、スタッド以外の固定手段で柱脚部80の固定強度を大きくしてもよい。
上記実施形態では、図5に示すように、下側の補強板104は、仮設材200のベースプレート202に接合され、柱脚部80の側面81の圧縮変形を抑制させる補強手段と柱脚部80を位置決めする位置決め手段との二つの機能を有していた。そして、次に他の構成の位置決め手段の変形例を説明する。
図11に示す第六変形例の柱支持構造では、柱脚部80の底部に穴85が形成されている。また、仮設材220のベースプレート202に突出棒222が接合されている。そして、柱脚部80の穴85にベースプレート202から突出する突出棒222が挿入させることで、位置決めされる構造となっている。
上記実施形態では、柱50の柱脚部80が埋設され固定する固定部は、基礎14(フーチング部18)であったが、これに限定されない。よって、次に固定部の変形例(柱50の柱脚部80が固定される他の固定部)について説明する。
図12に示す第七変形例の柱支持構造では、基礎14の上に設けられた根巻き部19に柱脚部80が埋設され固定されている。
図13に示す第八変形例の柱支持構造では、鉄筋コンクリート製の柱梁架構30の上に木製の柱梁架構12が設けられている。そして、鉄筋コンクリート造の柱梁架構30を構成する梁32の上に設けられた根巻き部19に、柱50の柱脚部80が埋設され固定されている。
図15に示す第九変形例の柱支持構造では、基礎14に鋼製の固定材500が設けられている。固定材500は、ベースプレート202と、ベースプレート202の四隅部分に締結されたアンカーボルト204と、筒部502と、を有している。各アンカーボルト204はフーチング部18に埋設されている。また、各アンカーボルト204の先端部には、定着板206が設けられている。基礎14(梁16)上には基礎スラブ15が設けられ、本変形例では、基礎スラブ15にベースプレート15が埋設された構造となっている。
尚、本発明は上記実施形態及び各変形例に限定されない。
19 根巻き部(固定部の一例)
39 根巻き部(固定部の一例)
50 柱
60 荷重支持部
70 耐火被覆層
80 柱脚部
102 補強板(補強手段の一例)
104 補強板(補強手段の一例)
250 補強板(補強手段の一例)
300 本設材(補強手段の一例)
500 固定材(固定部の一例)
Claims (3)
- 荷重を支持する木製の荷重支持部と前記荷重支持部の周囲に設けられた耐火被覆層とを有する柱と、
前記柱を支持し、前記柱の柱脚部がコンクリート又はモルタルに埋設され前記柱脚部を固定する固定部と、
を備える柱支持構造。 - 前記固定部には、前記荷重支持部のみが埋設されて固定されている、
請求項1に記載の柱支持構造。 - 前記固定部には、コンクリート又はモルタルに埋設された前記柱脚部の側面の圧縮変形を抑制させる補強手段が設けられている、
請求項1又は請求項2に記載の柱支持構造。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101615976B1 (ko) | 2014-12-18 | 2016-04-28 | 한국건설기술연구원 | 공학용 목재 및 콘크리트 슬래브를 구비한 합성바닥판 구조 |
US20220390869A1 (en) * | 2021-05-25 | 2022-12-08 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Electrostatic image developing toner set and electrostatic image developer set |
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2013
- 2013-03-06 JP JP2013044446A patent/JP6144931B2/ja active Active
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