JP2014172241A - 繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法 - Google Patents

繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014172241A
JP2014172241A JP2013045348A JP2013045348A JP2014172241A JP 2014172241 A JP2014172241 A JP 2014172241A JP 2013045348 A JP2013045348 A JP 2013045348A JP 2013045348 A JP2013045348 A JP 2013045348A JP 2014172241 A JP2014172241 A JP 2014172241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
thermoplastic resin
reinforced thermoplastic
layer
fiber reinforced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013045348A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014172241A5 (ja
JP6136381B2 (ja
Inventor
Masayuki Koshi
政之 越
Masaru Tateyama
勝 舘山
Kazuma Ura
和麻 浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2013045348A priority Critical patent/JP6136381B2/ja
Publication of JP2014172241A publication Critical patent/JP2014172241A/ja
Publication of JP2014172241A5 publication Critical patent/JP2014172241A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6136381B2 publication Critical patent/JP6136381B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • B29D99/001Producing wall or panel-like structures, e.g. for hulls, fuselages, or buildings
    • B29D99/0014Producing wall or panel-like structures, e.g. for hulls, fuselages, or buildings provided with ridges or ribs, e.g. joined ribs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C70/00Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
    • B29C70/04Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
    • B29C70/28Shaping operations therefor
    • B29C70/40Shaping or impregnating by compression not applied
    • B29C70/42Shaping or impregnating by compression not applied for producing articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C70/46Shaping or impregnating by compression not applied for producing articles of definite length, i.e. discrete articles using matched moulds, e.g. for deforming sheet moulding compounds [SMC] or prepregs
    • B29C70/462Moulding structures having an axis of symmetry or at least one channel, e.g. tubular structures, frames

Abstract

【課題】プレス成形におけるプレス圧を適切に抑えつつ、リブ等の立設部分を備えた所望の3次元形状を有する成形体を容易にかつ確実に成形でき、しかも、その立設部分とその他の部分との境界部においても強化繊維による十分な補強効果を発現させることが可能な繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】プレスによって成形され、面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分を有する成形体において、該成形体が、強化繊維がランダムに配向された第1の強化繊維層を有する第1の繊維強化熱可塑性樹脂層とその少なくとも片面に積層され第2の強化繊維層を有する第2の繊維強化熱可塑性樹脂層とから構成され、立設部分において第2の繊維強化熱可塑性樹脂層が破断されているとともに、第1の強化繊維層が、面形状形成部分と立設部分の内部との間で連続して延在していることを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂成形体、およびその製造方法。
【選択図】図4

Description

本発明は、繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法に関し、とくに、リブ等の立設部分を有する場合にあっても立設部分が容易にかつ確実に所望の形状や強度に成形され得る繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法に関する。
繊維強化熱可塑性樹脂成形体を成形する場合、所望の形状に成形するために、強化繊維と熱可塑性樹脂からなる成形用基材の良好な流動性が求められるが、良好な流動性を得るために、基材を所定枚数以上積層して成形に供する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
しかし、とくに成形体がリブ等の立設部分を有する場合には、強化繊維束をリブ形成部分内に充填させることにより成形されるか、もしくはマット状の強化繊維が成形の際にリブ形成部分内に充填されることにより成形される。前者の場合には、例えばプレス成形等が難しい場合が多いので、プレス成形等により成形を行う場合には、通常、不連続な強化繊維がランダムに配置された熱可塑性樹脂基材を成形に用いる。
例えば図5に示すように、成形型101内に、ランダムに配置された強化繊維102と熱可塑性樹脂からなるマトリックス樹脂103とからなる成形用基材104が配置され、これを成形型101によりプレス成形し、プレス成形時に、リブ形成部105内に基材104が流動されて充填される。
ところが、図5に示したような成形方法では、リブ形成部105内で望ましくない強化繊維の配向が発生して、強化繊維による強度向上効果が所望の方向に発現されない場合が生じるおそれがある。また、リブ形成部105内に強化繊維が十分に充填されなかったり、樹脂リッチな部分が発生したり、強化繊維を含む樹脂が存在しない部分が発生したりするおそれもある。このような部分が発生すると、所定強度のリブの成形が困難になり、場合によっては、所定形状のリブの成形まで困難になる。このような問題の発生を回避するために、プレス圧を極めて高く設定する方法が考えられるが、プレス能力が決まっている成形装置では、そのような方法ではうまく対応できないことがある。
一方、特許文献2には、リブ形成部とその他の形成部分とを予め別の成形型で成形しておき、両者をプレス加工することで一体化する技術が開示されている。しかしこの方法では、それぞれ予め成形された部材がプレス加工により一体化されるので、一体化された両部材の境界部分ではその部分に内在する強化繊維に切れ目や界面が存在しやすくなり、とくにリブ部分の根元部位では強化繊維による十分な補強効果が得られないおそれがある。また、プレス加工前には一旦両部材を予め成形しておくため、プレス加工時に両部材間にわたって素材の比較的大きな流動が生じにくくなり、通常一般の成形体全体をプレス成形して一体成形する場合に発現される成形用素材自体の優れた流動性を利用しにくくなる。そのため、所望の3次元形状への成形を容易に行うことが困難になる場合がある。
特開平5−318473号公報 特開2012−148443号公報
そこで本発明の課題は、上記のような従来技術における問題点に着目し、プレス成形におけるプレス圧を適切に抑えつつ、リブ等の立設部分を備えた所望の3次元形状を有する成形体を容易にかつ確実に成形でき、しかも、その立設部分とその他の部分との境界部においても強化繊維による十分な補強効果を発現させて成形体全体として高い機械特性を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体は、プレスによって成形され、面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体において、該成形体が、強化繊維がランダムに配向された強化繊維層を有する繊維強化熱可塑性樹脂層から構成され、該繊維強化熱可塑性樹脂層の前記強化繊維層が、前記面形状形成部分と前記立設部分の内部との間で連続して延在していることを特徴とするものからなる(第1の繊維強化熱可塑性樹脂成形体)。ここで、強化繊維層を構成する個々の強化繊維は、流動性を良好に保つために、後述の如く所定長さの不連続繊維でよいが、それらによって構成される強化繊維層が、上記面形状形成部分と上記立設部分の内部との間で連続して延在していることが重要である(以下の別の形態においても同じである)。
このような本発明に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体においては、成形体を構成する繊維強化熱可塑性樹脂層の強化繊維層が、面形状形成部分と立設部分の内部との間で(つまり、面形状形成部分と立設部分の内部とにわたって)連続して延在しているので、面形状形成部分と立設部分との間に実質的に強化繊維層の境界部が存在せず、この部分も他部分と同様、強化繊維の存在により十分に補強されることになる。したがって、全体として高い機械特性を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体が実現される。
上記本発明に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体は、少なくとも2層以上の繊維強化熱可塑性樹脂層の積層構造を有する形態とすることが好ましい。すなわち、複数の繊維強化熱可塑性樹脂層の強化繊維層が、面形状形成部分と立設部分の内部との間で連続して延在している構成とされることにより、立設部分やそれと面形状形成部分との境界部分の、さらには成形体全体としてのより高い機械特性が確保される。
上記本発明に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体においては、上記強化繊維層を構成する強化繊維としてはとくに限定されず、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維のいずれかから選ばれる1つ以上である形態を採用できる。
また、上記強化繊維層を構成する強化繊維の繊維長としては、例えば10mm〜100mmの範囲にあることが好ましい。このような範囲の繊維長としておくことにより、プレス成形の際の良好な流動性が確保され、強化繊維による優れた補強効果を得つつ、良好な成形性が得られる。
また、もう一つの本発明に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体は、プレスによって成形され、面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体において、該成形体が、強化繊維がランダムに配向された第1の強化繊維層を有する第1の繊維強化熱可塑性樹脂層と該第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の少なくとも片面に積層され第2の強化繊維層を有する第2の繊維強化熱可塑性樹脂層とから構成され、前記立設部分において前記第2の繊維強化熱可塑性樹脂層が破断されているとともに、前記第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の前記第1の強化繊維層が、前記面形状形成部分と前記立設部分の内部との間で連続して延在していることを特徴とするものからなる(第2の繊維強化熱可塑性樹脂成形体)。
すなわち、前述の第1の繊維強化熱可塑性樹脂成形体では、1種の繊維強化熱可塑性樹脂層から構成されていたが、上記本発明に係る第2の繊維強化熱可塑性樹脂成形体では、その繊維強化熱可塑性樹脂層を第1の強化繊維層を有する第1の繊維強化熱可塑性樹脂層として用い、その上に積層された第2の強化繊維層を有する第2の繊維強化熱可塑性樹脂層を用いて構成され、プレス成形時に立設部分においてその第2の繊維強化熱可塑性樹脂層が破断されて、第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の第1の強化繊維層が、面形状形成部分と立設部分の内部との間で(つまり、面形状形成部分と立設部分の内部とにわたって)連続して延在している形態の成形体とされる。換言すれば、第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の表面に積層されていた比較的弱い第2の繊維強化熱可塑性樹脂層が立設部分において破断されて、その破断部分を通して、第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の第1の強化繊維層が、面形状形成部分と立設部分の内部との間で連続して延在している形態である。このような形態では、第2の繊維強化熱可塑性樹脂層が破断されるまでは、第1、第2の繊維強化熱可塑性樹脂層の積層構成により、最終成形前の所望の形態がより確実に維持され、第2の繊維強化熱可塑性樹脂層が破断されたときに、第1の繊維強化熱可塑性樹脂層がその破断部分を通して容易に立設部分の内部へと流動されることになるので、目標とするプレス成形がより容易に行われ、かつ、破断部分と立設部分の位置が対応しているので、最終成形形状もより容易にかつ正確に目標とする形状に成形されることになる。さらに、第2の繊維強化熱可塑性樹脂層の破断により、第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の立設部分の内部への流動も容易化されているので、プレス成形におけるプレス圧の抑制も可能となっている。その結果、所望の3次元形状で所望の補強形態を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体が一層容易にかつ確実に得られることになる。
上記本発明に係る第2の繊維強化熱可塑性樹脂成形体においては、上記第2の繊維強化熱可塑性樹脂層の引張強度が上記第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の引張強度の0.3倍以上1倍未満であることが好ましい。0.3倍未満では、第2の繊維強化熱可塑性樹脂層の破断前の第1、第2の繊維強化熱可塑性樹脂層の積層形態の維持が難しくなるおそれがあり、1倍以上であると、確実に第2の繊維強化熱可塑性樹脂層に所定の破断を発生させることが難しくなるおそれがある。
また、上記第2の繊維強化熱可塑性樹脂層の厚みが第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の厚みの0.01倍〜0.5倍の範囲にあることが好ましい。第2の繊維強化熱可塑性樹脂層は、自身の破断前の第1、第2の繊維強化熱可塑性樹脂層の積層形態の維持の役割を担うとともに、第1の繊維強化熱可塑性樹脂層に比べ確実に先に破断することが要求されるので、上記の範囲の厚みが適切である。上記厚みが0.01倍未満であると、積層形態の維持が難しくなるおそれがあり、0.5倍を超えると、確実に第2の繊維強化熱可塑性樹脂層に所定の破断を発生させることが難しくなるおそれがある。
また、この第2の繊維強化熱可塑性樹脂成形体においても、上記第2の強化繊維層を構成する強化繊維としてはとくに限定されず、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維のいずれかから選ばれる1つ以上である形態を採用できる。
また、前述の第1の繊維強化熱可塑性樹脂成形体と同様、上記第1の強化繊維層を構成する強化繊維の繊維長としては、例えば10mm〜100mmの範囲にあることが好ましい。このような範囲の繊維長としておくことにより、プレス成形の際の立設部分内への良好な流動性が確保され、強化繊維による優れた補強効果を得つつ、良好な成形性が得られる。
また、上記第2の強化繊維層を構成する強化繊維の繊維長についても、0.1mm〜100mmの範囲にあることが好ましい。このような範囲の繊維長としておくことにより、全体として円滑な成形が可能になる。
上記のような第1の繊維強化熱可塑性樹脂成形体は、次のような方法によって製造できる。すなわち、本発明に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法は、面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体をプレスによって成形する繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法において、強化繊維がランダムに配向された強化繊維層を有する繊維強化熱可塑性樹脂層を、下型と昇降可能な上型とからなるプレス成形型内に配置するとともに加熱溶融させ、しかる後に、前記上型を下降させて、前記繊維強化熱可塑性樹脂層の前記強化繊維層が前記面形状形成部分と前記立設部分の内部との間で連続して延在するようにプレス成形を行うことを特徴とする方法からなる(第1の製造方法)。
また、上記第2の繊維強化熱可塑性樹脂成形体は、次のような方法によって製造できる。すなわち、本発明に係るもう一つの繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法は、面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体をプレスによって成形する繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法において、強化繊維がランダムに配向された第1の強化繊維層を有する第1の繊維強化熱可塑性樹脂層と該第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の少なくとも片面に積層され第2の強化繊維層を有する第2の繊維強化熱可塑性樹脂層とを、下型と昇降可能な上型とからなるプレス成形型内に配置するとともに加熱溶融させ、しかる後に、前記上型を下降させて、前記立設部分において前記第2の繊維強化熱可塑性樹脂層が破断され、かつ、前記第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の前記第1の強化繊維層が前記面形状形成部分と前記立設部分の内部との間で連続して延在するようにプレス成形を行うことを特徴とする方法からなる(第2の製造方法)。
このように、本発明に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法によれば、リブ等の立設部分を備えた3次元形状を有する成形体を、その立設部分とその他の部分との境界部においても強化繊維による十分な補強効果を発現させて成形体全体として高い機械特性を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体として容易に成形できる。
とくに上記第2の繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法によれば、プレス成形におけるプレス圧を適切に小さく抑えつつ、リブ等の立設部分を備えた3次元形状を有する成形体を、その立設部分とその他の部分との境界部においても強化繊維による十分な補強効果を発現させ、成形体全体としても高い機械特性を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体としてより容易にかつより確実に成形することができる。
本発明の一実施態様に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法を示す概略構成図である。 図1の繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法における成形動作を順に示した概略構成図である。 本発明の別の実施態様に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法を示す概略構成図である。 図2の繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法における成形動作を順に示した概略構成図である。 従来の繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法を示す概略構成図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1、図2は、本発明の一実施態様に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法を示している。図において、1はプレス成形型3の下型、2は上型を示しており、プレス成形型3の上型2は、面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分としてのリブ部分を成形するためのリブ形成部4を有している。所定の繊維長(例えば、前述の10mm〜100mmの範囲にある繊維長)の強化繊維がランダムに配向された強化繊維層を有する繊維強化熱可塑性樹脂層5が、プレス成形型3内に配置される(図2(A))するとともに加熱溶融され、しかる後に、上型1が下降、加圧されてプレス成形が行われる(図2(B))。このとき、図1にも示すように、繊維強化熱可塑性樹脂層5の上記強化繊維層が、面形状形成部分6と上記立設部分としてのリブ形成部4の内部との間で連続して延在するようにプレス成形が行われて、リブを備えた目標とする3次元形状を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体7(第1の繊維強化熱可塑性樹脂成形体)が成形される(第1の製造方法)。
図3、図4は、本発明の別の実施態様に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法を示している。図において、下型1、上型2、プレス成形型3、立設部分としてのリブ形成部4の構成は、実質的に上述の実施態様と同じである。本実施態様では、所定の繊維長(例えば、前述の10mm〜100mmの範囲にある繊維長)の強化繊維がランダムに配向された第1の強化繊維層を有する第1の繊維強化熱可塑性樹脂層(図1、図2に示した繊維強化熱可塑性樹脂層5と実質的に同じもの)と該第1の繊維強化熱可塑性樹脂層5の少なくとも片面に(図示例では片面に)積層され第2の強化繊維層を有する第2の繊維強化熱可塑性樹脂層11とが、プレス成形型3内に配置される(図4(A))するとともに加熱溶融され、しかる後に、上型1が下降、加圧されてプレス成形が行われる(図4(B))。このとき、図3にも示すように、上記立設部分において第2の繊維強化熱可塑性樹脂層11が破断され、その破断部分を通して第1の繊維強化熱可塑性樹脂層5がリブ形成部4の内部へと押し込まれて充填され、第1の繊維強化熱可塑性樹脂層5の上記第1の強化繊維層が面形状形成部分6と上記立設部分としてのリブ形成部4の内部との間で連続して延在するようにプレス成形が行われて、リブを備えた目標とする3次元形状を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体12(第2の繊維強化熱可塑性樹脂成形体)が成形される(第2の製造方法)。
上記稜実施態様においては、リブを備えた3次元形状を有する成形体7,12が、そのリブ形成部4と面形状形成部分6との境界部においても強化繊維層が連続して延在されているので、強化繊維による十分な補強効果が発現され、成形体全体として高い機械特性を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体7,12が容易にかつ確実に成形される。
とくに上記第2の繊維強化熱可塑性樹脂成形体12に係る実施態様では、プレス成形時に第2の繊維強化熱可塑性樹脂層11が破断され、その破断部分を通して第1の繊維強化熱可塑性樹脂層5がリブ形成部4の内部へと押し込まれて充填されるので、第1の繊維強化熱可塑性樹脂層5は最適な位置にてリブ形成部4の内部へ充填されやすくなり、プレス成形におけるプレス圧が適切に小さく抑えられ、所望の成形がより容易化される。そして、リブを備えた3次元形状を有する成形体12において、リブ形成部4と面形状形成部分6との境界部において強化繊維層が連続して延在されているので、強化繊維による十分な補強効果が発現され、成形体全体としても高い機械特性が発現されて、目標とする高い機械特性の繊維強化熱可塑性樹脂成形体12が、一層容易にかつより確実に成形される。
本発明に係る繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法は、リブ等の立設部を有しプレス成形されるあらゆる繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造に適用できる。
1 下型
2 上型
3 プレス成形型
4 立設部分としてのリブ形成部
5 繊維強化熱可塑性樹脂層(第1の繊維強化熱可塑性樹脂層)
6 面形状形成部分
7、12 繊維強化熱可塑性樹脂成形体
11 第2の繊維強化熱可塑性樹脂層

Claims (12)

  1. プレスによって成形され、面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体において、該成形体が、強化繊維がランダムに配向された強化繊維層を有する繊維強化熱可塑性樹脂層から構成され、該繊維強化熱可塑性樹脂層の前記強化繊維層が、前記面形状形成部分と前記立設部分の内部との間で連続して延在していることを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  2. 前記繊維強化熱可塑性樹脂成形体が少なくとも2層以上の繊維強化熱可塑性樹脂層の積層構造を有する、請求項1に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  3. 前記強化繊維層を構成する強化繊維が炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維のいずれかから選ばれる1つ以上である、請求項1または2に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  4. 前記強化繊維層を構成する強化繊維の繊維長が10mm〜100mmの範囲にある、請求項1〜3のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  5. プレスによって成形され、面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体において、該成形体が、強化繊維がランダムに配向された第1の強化繊維層を有する第1の繊維強化熱可塑性樹脂層と該第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の少なくとも片面に積層され第2の強化繊維層を有する第2の繊維強化熱可塑性樹脂層とから構成され、前記立設部分において前記第2の繊維強化熱可塑性樹脂層が破断されているとともに、前記第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の前記第1の強化繊維層が、前記面形状形成部分と前記立設部分の内部との間で連続して延在していることを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  6. 前記第2の繊維強化熱可塑性樹脂層の引張強度が前記第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の引張強度の0.3倍以上1倍未満である、請求項5に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  7. 前記第2の繊維強化熱可塑性樹脂層の厚みが前記第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の厚みの0.01倍〜0.5倍の範囲にある、請求項5または6に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  8. 前記第2の強化繊維層を構成する強化繊維が炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維のいずれかから選ばれる1つ以上である、請求項5〜7のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  9. 前記第1の強化繊維層を構成する強化繊維の繊維長が10mm〜100mmの範囲にある、請求項5〜8のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  10. 前記第2の強化繊維層を構成する強化繊維の繊維長が0.1mm〜100mmの範囲にある、請求項5〜9のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形体。
  11. 面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体をプレスによって成形する繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法において、強化繊維がランダムに配向された強化繊維層を有する繊維強化熱可塑性樹脂層を、下型と昇降可能な上型とからなるプレス成形型内に配置するとともに加熱溶融させ、しかる後に、前記上型を下降させて、前記繊維強化熱可塑性樹脂層の前記強化繊維層が前記面形状形成部分と前記立設部分の内部との間で連続して延在するようにプレス成形を行うことを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法。
  12. 面形状形成部分から面外方向に立ち上がる少なくとも一つの立設部分を有する繊維強化熱可塑性樹脂成形体をプレスによって成形する繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法において、強化繊維がランダムに配向された第1の強化繊維層を有する第1の繊維強化熱可塑性樹脂層と該第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の少なくとも片面に積層され第2の強化繊維層を有する第2の繊維強化熱可塑性樹脂層とを、下型と昇降可能な上型とからなるプレス成形型内に配置するとともに加熱溶融させ、しかる後に、前記上型を下降させて、前記立設部分において前記第2の繊維強化熱可塑性樹脂層が破断され、かつ、前記第1の繊維強化熱可塑性樹脂層の前記第1の強化繊維層が前記面形状形成部分と前記立設部分の内部との間で連続して延在するようにプレス成形を行うことを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法。
JP2013045348A 2013-03-07 2013-03-07 繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法 Active JP6136381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013045348A JP6136381B2 (ja) 2013-03-07 2013-03-07 繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013045348A JP6136381B2 (ja) 2013-03-07 2013-03-07 繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014172241A true JP2014172241A (ja) 2014-09-22
JP2014172241A5 JP2014172241A5 (ja) 2016-04-21
JP6136381B2 JP6136381B2 (ja) 2017-05-31

Family

ID=51694021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013045348A Active JP6136381B2 (ja) 2013-03-07 2013-03-07 繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6136381B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017080930A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 三菱レイヨン株式会社 繊維強化樹脂成形品およびその製造方法
WO2017115640A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 東レ株式会社 サンドイッチ構造体および成形体、並びにそれらの製造方法
US10828807B2 (en) 2015-04-14 2020-11-10 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Method for manufacturing molded article
EP3736203A4 (en) * 2018-10-03 2021-06-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha COMPOSITE COMPONENT FOR AIRCRAFT AND METHOD FOR MANUFACTURING IT
JP2021524406A (ja) * 2018-07-12 2021-09-13 アリス・コンポジッツ・インコーポレイテッド 圧縮成形のための方法および組成物
US11572124B2 (en) 2021-03-09 2023-02-07 Guerrilla Industries LLC Composite structures and methods of forming composite structures
US11745443B2 (en) 2017-03-16 2023-09-05 Guerrilla Industries LLC Composite structures and methods of forming composite structures

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62216710A (ja) * 1986-03-19 1987-09-24 Meiwa Sangyo Kk 複合成形体の製造方法
JPS6349430A (ja) * 1986-07-31 1988-03-02 ザ・ウイギンズ・ティ−プ・グル−プ・リミテッド 繊維強化熱可塑性材料構造体およびその製造方法
JPS6387206A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Takiron Co Ltd 凸リブを備えた成形品の製造方法
JPS63237916A (ja) * 1987-03-26 1988-10-04 Nippon Denso Co Ltd 多孔質弾性部材を結合させた合成樹脂製品の製造方法
JPH01280837A (ja) * 1988-05-06 1989-11-13 Nec Corp 出力回路
US4992127A (en) * 1988-05-17 1991-02-12 Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. Process for preparing fiber-reinforced thermoplastic molded articles using notched prepreg containing continuous fiber
JP2005169801A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Calsonic Kansei Corp 加飾シート及びそれを接合した加飾高剛性成形品
WO2009142291A1 (ja) * 2008-05-22 2009-11-26 東洋紡績株式会社 繊維強化熱可塑性樹脂成形体
JP2009286817A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Toray Ind Inc 積層基材、繊維強化プラスチック、およびそれらの製造方法
JP2013010254A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Teijin Ltd 立上部を有する軽量な成形体とその製造方法
JP2013169647A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Toray Ind Inc 複合成形体および製造方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62216710A (ja) * 1986-03-19 1987-09-24 Meiwa Sangyo Kk 複合成形体の製造方法
JPS6349430A (ja) * 1986-07-31 1988-03-02 ザ・ウイギンズ・ティ−プ・グル−プ・リミテッド 繊維強化熱可塑性材料構造体およびその製造方法
US4964935A (en) * 1986-07-31 1990-10-23 The Wiggins Teape Group Limited Method of making fibre reinforced thermoplastics material structure
JPS6387206A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Takiron Co Ltd 凸リブを備えた成形品の製造方法
JPS63237916A (ja) * 1987-03-26 1988-10-04 Nippon Denso Co Ltd 多孔質弾性部材を結合させた合成樹脂製品の製造方法
JPH01280837A (ja) * 1988-05-06 1989-11-13 Nec Corp 出力回路
US4992127A (en) * 1988-05-17 1991-02-12 Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. Process for preparing fiber-reinforced thermoplastic molded articles using notched prepreg containing continuous fiber
JP2005169801A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Calsonic Kansei Corp 加飾シート及びそれを接合した加飾高剛性成形品
WO2009142291A1 (ja) * 2008-05-22 2009-11-26 東洋紡績株式会社 繊維強化熱可塑性樹脂成形体
JP2009286817A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Toray Ind Inc 積層基材、繊維強化プラスチック、およびそれらの製造方法
JP2013010254A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Teijin Ltd 立上部を有する軽量な成形体とその製造方法
JP2013169647A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Toray Ind Inc 複合成形体および製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10828807B2 (en) 2015-04-14 2020-11-10 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Method for manufacturing molded article
JP2017080930A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 三菱レイヨン株式会社 繊維強化樹脂成形品およびその製造方法
WO2017115640A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 東レ株式会社 サンドイッチ構造体および成形体、並びにそれらの製造方法
KR20180098226A (ko) 2015-12-28 2018-09-03 도레이 카부시키가이샤 샌드위치 구조체 및 성형체, 및 그것들의 제조 방법
US10532537B2 (en) 2015-12-28 2020-01-14 Toray Industries, Inc. Sandwich structure, shaped product, and production processes therefor
US11745443B2 (en) 2017-03-16 2023-09-05 Guerrilla Industries LLC Composite structures and methods of forming composite structures
JP2021524406A (ja) * 2018-07-12 2021-09-13 アリス・コンポジッツ・インコーポレイテッド 圧縮成形のための方法および組成物
EP3736203A4 (en) * 2018-10-03 2021-06-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha COMPOSITE COMPONENT FOR AIRCRAFT AND METHOD FOR MANUFACTURING IT
US11572124B2 (en) 2021-03-09 2023-02-07 Guerrilla Industries LLC Composite structures and methods of forming composite structures

Also Published As

Publication number Publication date
JP6136381B2 (ja) 2017-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6136381B2 (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法
CN106457697B (zh) 用于制造设有单向纤维稀松布的smc构件的方法
JP2014172241A5 (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法
JP6005086B2 (ja) 複合構造体の製造方法
EP1731282A4 (en) PREFORM, FRP, AND METHODS OF MANUFACTURING THEREOF
JP5991590B2 (ja) 中空部を有する熱可塑性樹脂成形体の製造方法
JP6792827B2 (ja) 複合成形体の製造方法
JP6807880B2 (ja) 不連続強化繊維と、マトリックスとしての熱可塑性樹脂とを含むプレス成形材料、その成形体、およびそれらの製造方法
JP5682843B2 (ja) 長繊維強化樹脂成形体とその製造方法
JP2016221963A (ja) 材料複合体
JP5655386B2 (ja) 繊維強化プラスチック成形体の製造方法
JP6574106B2 (ja) 繊維強化樹脂構造体及び繊維強化樹脂構造体の製造方法
JP6776944B2 (ja) 樹脂成形体の製造方法
JP6573308B2 (ja) 繊維強化樹脂構造体の製造方法
CN101835593A (zh) 用于由塑料制造模制品的方法
JP2019171739A (ja) 複合成形品の製造方法
JP2014169411A (ja) プリプレグ、及びその製造方法
JP6283941B2 (ja) 成形品の製造方法
JP5221105B2 (ja) 繊維強化樹脂製賦形品およびその製造方法
JP6572822B2 (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂構造体の製造方法
JP6847509B2 (ja) 刻印を有する成形体と刻印を有する成形体の製造方法
JP2021041557A (ja) 炭素繊維強化熱可塑性樹脂複合材およびその製造方法
JP5140286B2 (ja) 繊維強化樹脂部品およびその製造方法
JP2019077106A5 (ja)
JP5995832B2 (ja) 繊維強化樹脂材料成形品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160304

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170417

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6136381

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151