JPS62216710A - 複合成形体の製造方法 - Google Patents
複合成形体の製造方法Info
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- JPS62216710A JPS62216710A JP5929486A JP5929486A JPS62216710A JP S62216710 A JPS62216710 A JP S62216710A JP 5929486 A JP5929486 A JP 5929486A JP 5929486 A JP5929486 A JP 5929486A JP S62216710 A JPS62216710 A JP S62216710A
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Landscapes
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、凸起部分は基材材料が露出し、非凸起部分
の表面には繊維布が貼着されている複合成形体の製造方
法1;関するものである。
の表面には繊維布が貼着されている複合成形体の製造方
法1;関するものである。
従来の技術
たとえば、車両の計器板の助手席側に設けられるグロー
ブボックスの蓋の内側の面には、その蓋をグローブボッ
クスに係止する部品を固定するための凸起が設けられて
いる。そしてその蓋の内側面は、装飾性と車両の振動に
よりグローブボックスに内蔵した物品が蓋と衝突して不
快な音を発することを防止するために、繊維布を貼着す
ることが要求されている。
ブボックスの蓋の内側の面には、その蓋をグローブボッ
クスに係止する部品を固定するための凸起が設けられて
いる。そしてその蓋の内側面は、装飾性と車両の振動に
よりグローブボックスに内蔵した物品が蓋と衝突して不
快な音を発することを防止するために、繊維布を貼着す
ることが要求されている。
このために1wt維布細布の内側面の形状に裁断し、凸
起に対応する部分を切り抜き、そして接着剤により蓋の
内側面に貼着していた。
起に対応する部分を切り抜き、そして接着剤により蓋の
内側面に貼着していた。
発−明が解決ルーよう−と−するi叩Uしかしながら、
従来の方法では繊維布が変形しやすく、しわが寄らない
ように蓋の内側面の所定位置に、凸起の立上り境界に密
接して美麗に剥れないように貼着することは手間のかか
る煩雑な作業であり、蓋の内側面が三次元的な曲面の場
合や、蓋の材質がポリオレフィンのとき、有効な接着剤
がないのでほとんど不可能であった。
従来の方法では繊維布が変形しやすく、しわが寄らない
ように蓋の内側面の所定位置に、凸起の立上り境界に密
接して美麗に剥れないように貼着することは手間のかか
る煩雑な作業であり、蓋の内側面が三次元的な曲面の場
合や、蓋の材質がポリオレフィンのとき、有効な接着剤
がないのでほとんど不可能であった。
問題7へゑ邂決す一令Jミ凶−の毛皮
この発明は、上下一対の圧縮成形型の下型の成形而に四
重を設け、下型の成形而に繊維布を敷設し、ついでその
上に押出機もしくは混線ロールから供給され、計量され
た溶融状態にある合成樹脂からなる基材材料を機械的に
分配!2置したのち、または上型の成形面に四重を設け
、下型の成形面に前記基材材料を機械的に分配載置する
と共にその基材材料と上型の成形面との間にlR維細布
位置させたのち、または上下型の少なくとも一方の成形
面に四重を設け、下型の成形面にm紙布を敷設し、その
上しこ前記基材材料を機械的に分配載置すると共にその
基材材料と上型の成形面との間に繊t11:布を位置さ
せたのち、上下型を型締めすることにより、前記凹窩内
にも繊維布を貫通して基材材料を充填し、四重に対応す
る凸起部分は基材材料が露出し、非凸起部分の表面には
繊維布が貼着されている複合成形体をl一工程で迅速、
容易かつ美麗に製造することができた。
重を設け、下型の成形而に繊維布を敷設し、ついでその
上に押出機もしくは混線ロールから供給され、計量され
た溶融状態にある合成樹脂からなる基材材料を機械的に
分配!2置したのち、または上型の成形面に四重を設け
、下型の成形面に前記基材材料を機械的に分配載置する
と共にその基材材料と上型の成形面との間にlR維細布
位置させたのち、または上下型の少なくとも一方の成形
面に四重を設け、下型の成形面にm紙布を敷設し、その
上しこ前記基材材料を機械的に分配載置すると共にその
基材材料と上型の成形面との間に繊t11:布を位置さ
せたのち、上下型を型締めすることにより、前記凹窩内
にも繊維布を貫通して基材材料を充填し、四重に対応す
る凸起部分は基材材料が露出し、非凸起部分の表面には
繊維布が貼着されている複合成形体をl一工程で迅速、
容易かつ美麗に製造することができた。
茸ユ
この発明の複合成形体の製造方法によれば1合成樹脂か
らなる基材材料は溶融状態にあり、計量され適正なパタ
ーンで分装置R[されるので、成形品にひけやばりの発
生がないうえ、圧縮成形時の基材材料への加圧速度は低
く、射出成形と比較して基材材料の成形型間における流
a速度は遅くかつ流動範囲は狭いので、繊維布は基材材
料の流動により移動したり部分的にしわを生ずることが
なく、かつ基材材料は成形面に形成された凹窩内にも繊
維布を貫通して充填されろ。この結果、四重に対応する
凸起部分は基材+、I科が露出し、非凸起部分の表面に
は繊維布が基材材料と強固に貼着されていて、その凸起
の立上り境界に密接して繊維布が存在し、その立上り境
界において繊維布が剥離することのない複合成形体を、
単一工程で迅速。
らなる基材材料は溶融状態にあり、計量され適正なパタ
ーンで分装置R[されるので、成形品にひけやばりの発
生がないうえ、圧縮成形時の基材材料への加圧速度は低
く、射出成形と比較して基材材料の成形型間における流
a速度は遅くかつ流動範囲は狭いので、繊維布は基材材
料の流動により移動したり部分的にしわを生ずることが
なく、かつ基材材料は成形面に形成された凹窩内にも繊
維布を貫通して充填されろ。この結果、四重に対応する
凸起部分は基材+、I科が露出し、非凸起部分の表面に
は繊維布が基材材料と強固に貼着されていて、その凸起
の立上り境界に密接して繊維布が存在し、その立上り境
界において繊維布が剥離することのない複合成形体を、
単一工程で迅速。
容易かつ美麗に製造することができる。
実施例
この発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の複合成形体を製造する装置の説明図で
ある。圧縮成形型の下型2の成形面に繊維布9を敷設す
る。基材材料3は押出機11で加熱、混練および溶融さ
れたのち、計量シリンダ12内に一旦貯められ、縦・横
方向自在に曲るジヨイントアーム13を介し、パルスモ
ータ14にてダイス15を縦横方向に動かし、規定量の
1重量%以下の精度をもって適正パターンでかつ適正重
量分布でチャージすることのできる供給装置により、m
紙布9が敷設されている下型2成形而上に分配載置する
。つぎに油圧プレス16を作動させ、上型1と下型2を
型締めする。たとえば池貝鉄工株式会社製l5M−80
0型のスタンピングモールディング装置を用いることに
よって、上述した1重量%以下の高精度を支障なく得る
ことができる。
ある。圧縮成形型の下型2の成形面に繊維布9を敷設す
る。基材材料3は押出機11で加熱、混練および溶融さ
れたのち、計量シリンダ12内に一旦貯められ、縦・横
方向自在に曲るジヨイントアーム13を介し、パルスモ
ータ14にてダイス15を縦横方向に動かし、規定量の
1重量%以下の精度をもって適正パターンでかつ適正重
量分布でチャージすることのできる供給装置により、m
紙布9が敷設されている下型2成形而上に分配載置する
。つぎに油圧プレス16を作動させ、上型1と下型2を
型締めする。たとえば池貝鉄工株式会社製l5M−80
0型のスタンピングモールディング装置を用いることに
よって、上述した1重量%以下の高精度を支障なく得る
ことができる。
基材材料3を図示していない混線ロールから供給するこ
ともできる。
ともできる。
第2図は第3図のような成形品30、たとえばグローブ
ボックスの蓋を製造するための上下型1゜2の断面図で
あるが、下型2の成形而には四重17が刻設されていて
、この凹113f17はグローブボックスの蓋の係止用
ノブを組付けるための凸起31を形成させるためのもの
である。このように下型2の成形面に四重17を設けて
おくと、下型2の成形而に繊維布9を敷設し、その上に
基材材料3を適正パターンでかつ適正重量分布で供給、
M、[したのち、上下の成形型1.2の型締めを開始す
ると、第4!Aに示したように基材材料3は上下の成形
型1,2間で形成されるキャビティ21内で繊維布9の
上を流動し、凹窪17上方に至るとその部分の繊維布9
を破り、ないしはその網目を拡大して貫通し、口重17
内に侵入して凹窪17内を充満する。さらに型締めが最
終段階に進むと、基材材料3の先端はキャビティ21の
端末22に至る。端末22において、上型1と下型2の
合せ而は、JII++[方向にほぼ垂直な抜き勾配をも
った平行な・−1而からなり、そのランド部23におい
て−1”、、 Lと下型2は繊維布9を介して密着する
。
ボックスの蓋を製造するための上下型1゜2の断面図で
あるが、下型2の成形而には四重17が刻設されていて
、この凹113f17はグローブボックスの蓋の係止用
ノブを組付けるための凸起31を形成させるためのもの
である。このように下型2の成形面に四重17を設けて
おくと、下型2の成形而に繊維布9を敷設し、その上に
基材材料3を適正パターンでかつ適正重量分布で供給、
M、[したのち、上下の成形型1.2の型締めを開始す
ると、第4!Aに示したように基材材料3は上下の成形
型1,2間で形成されるキャビティ21内で繊維布9の
上を流動し、凹窪17上方に至るとその部分の繊維布9
を破り、ないしはその網目を拡大して貫通し、口重17
内に侵入して凹窪17内を充満する。さらに型締めが最
終段階に進むと、基材材料3の先端はキャビティ21の
端末22に至る。端末22において、上型1と下型2の
合せ而は、JII++[方向にほぼ垂直な抜き勾配をも
った平行な・−1而からなり、そのランド部23におい
て−1”、、 Lと下型2は繊維布9を介して密着する
。
このとき基材材料3は前述の如く繊維布9を介して下型
2の成形面上に適正パターンでかつ適正重量分布で供給
、載置されているから、基材材料3が端末22からラン
ド部23方向に溢れることなく、また端末22において
欠けることもない。
2の成形面上に適正パターンでかつ適正重量分布で供給
、載置されているから、基材材料3が端末22からラン
ド部23方向に溢れることなく、また端末22において
欠けることもない。
この発明に使用される繊維布9は、引張り強さが5〜2
0 kg150IIn巾、伸び30〜150%、目付量
50〜500g/ボの範囲にある、ニードルパンチング
された不織布および織布5編布などで。
0 kg150IIn巾、伸び30〜150%、目付量
50〜500g/ボの範囲にある、ニードルパンチング
された不織布および織布5編布などで。
それらの材質はポリエステル、ナイロン、ポリプロピレ
ン、pvcなとで、樹脂でバッキングされている場合も
ある。
ン、pvcなとで、樹脂でバッキングされている場合も
ある。
基材材料3としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ABS′fM脂、ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂
の(h独またはフレンド材料か使用される。それらのは
科に炭酸カルシウム、ガラス繊維などの無機質の充填剤
や補強材および木粉、繊維質材料などの有機質の充填剤
や補強材を含有させることも可能で、さらに完全架ff
1il’jlで加熱流動性のある熱硬化性の樹脂もしく
は各種ゴムも使用することができる。
ABS′fM脂、ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂
の(h独またはフレンド材料か使用される。それらのは
科に炭酸カルシウム、ガラス繊維などの無機質の充填剤
や補強材および木粉、繊維質材料などの有機質の充填剤
や補強材を含有させることも可能で、さらに完全架ff
1il’jlで加熱流動性のある熱硬化性の樹脂もしく
は各種ゴムも使用することができる。
下型2の成形而に刻設する四重17の形状は。
第5図及び第6図に示したように、四重17の幅Wは基
材材料3から成形される成形品30の凸起部分31周辺
の非凸起部分33の厚さの0.5乃至2.0倍が好まし
い。0.5倍に満たないと繊維布9の抵抗により基材材
料3が四重17内に充填され難く、2.0倍を超えると
繊維布9が基材材料3によって破断もしくは繊維布9の
網目を拡大して基材材料3が四重17内に流入する前に
5繊維布9が急激に展伸される結果、たとえば第6図C
点におけるように、1.Xλ1[1品30の凸起部分3
1と非凸起部分33の境界Bl越兄て、凸起部分31側
にも繊維布9が延伸され外観を見苦しくする。
材材料3から成形される成形品30の凸起部分31周辺
の非凸起部分33の厚さの0.5乃至2.0倍が好まし
い。0.5倍に満たないと繊維布9の抵抗により基材材
料3が四重17内に充填され難く、2.0倍を超えると
繊維布9が基材材料3によって破断もしくは繊維布9の
網目を拡大して基材材料3が四重17内に流入する前に
5繊維布9が急激に展伸される結果、たとえば第6図C
点におけるように、1.Xλ1[1品30の凸起部分3
1と非凸起部分33の境界Bl越兄て、凸起部分31側
にも繊維布9が延伸され外観を見苦しくする。
同様に四重17のドラフト角Aが20°を越える場合や
、四重17の開口部端に曲率半径2nwn以上の丸味R
が施されている場合同様な現象を生じやすい。
、四重17の開口部端に曲率半径2nwn以上の丸味R
が施されている場合同様な現象を生じやすい。
なお成形時において四重17の全開口部において、その
部分の繊維布9が基材材料3に加えられる成形圧力によ
り破断もしくは繊維布9の網目を拡大して、基材材料3
が四重17内に充填されることが、成形品30の凸起部
分31の剪断強度を高めるために必要であり、このため
四重17の幅Wを成形面に沿って一定にすることが望ま
しい。
部分の繊維布9が基材材料3に加えられる成形圧力によ
り破断もしくは繊維布9の網目を拡大して、基材材料3
が四重17内に充填されることが、成形品30の凸起部
分31の剪断強度を高めるために必要であり、このため
四重17の幅Wを成形面に沿って一定にすることが望ま
しい。
幅Wを部分的に大きく変化させると、四重17の開口部
において部分的に繊維布9が破断もしくはその網目が拡
大さ4しないまま、破断ないしは網目の拡大した部分の
みから四重17内に基材材料3が充填され、破断ないし
は網目の拡大しない部分においては凸起部分31と非凸
起部分33の界面は繊維布9を介して接しているに過ぎ
ずその剪断強度は極めて低くなることがある。
において部分的に繊維布9が破断もしくはその網目が拡
大さ4しないまま、破断ないしは網目の拡大した部分の
みから四重17内に基材材料3が充填され、破断ないし
は網目の拡大しない部分においては凸起部分31と非凸
起部分33の界面は繊維布9を介して接しているに過ぎ
ずその剪断強度は極めて低くなることがある。
以上の実施例は、下型2の成形面に四重17を設け、そ
の下型2の成形面に繊維布9を敷設する複合成形体の製
造方法であるが、別の実施例として上型1の成形而に四
重17を設け、下型2の成形面に分配載置した基材材料
3の上に繊維布9を載せる等して、基材材料:3と上型
1の成形面との間に繊維布9を位置させたのち、上下型
1,2を型締めして、前記と同様に凸起部分31は基材
材料3が露出し、非凸起部分33の表面に繊維布9が貼
着されている複合成形体を得ることができる。
の下型2の成形面に繊維布9を敷設する複合成形体の製
造方法であるが、別の実施例として上型1の成形而に四
重17を設け、下型2の成形面に分配載置した基材材料
3の上に繊維布9を載せる等して、基材材料:3と上型
1の成形面との間に繊維布9を位置させたのち、上下型
1,2を型締めして、前記と同様に凸起部分31は基材
材料3が露出し、非凸起部分33の表面に繊維布9が貼
着されている複合成形体を得ることができる。
下型2上の基材材料3と上型1の成形面の中間に繊維布
9を保持するか、上型1の成形面に予め繊維布を付着さ
せて基材材料3と上型1の成形面との間に繊維布を位置
させてもよい。
9を保持するか、上型1の成形面に予め繊維布を付着さ
せて基材材料3と上型1の成形面との間に繊維布を位置
させてもよい。
さらに第7図の如く上下型1,2の一方または双方の成
形面に四重17を設け、上下型1.2の成形面にそれぞ
れ繊維布9tJ93位置させ、下型2の側の繊維布9上
(H′ff lf l f l:) 3を分配載置した
のち型締めすれば、成形品の両面の凸起部分31は基材
材料が露出し、非凸起部分33に1戒維布9゜39が貼
着されている複合成形体を得ることができる。この場合
両側の繊維布9,39は型締めの最終段階においてキャ
ビティ21の端末において、基材材料3とともに1つの
線で集合する。したがって成形品30の端末の不要繊維
布部分を集合した線の外側で切断除去しても、繊維布9
,39の毛羽によって基材材料3は隠蔽される。第7図
の実施例においても、上述した態様以外の各種態様で基
材材料3と上型lの成形面との間に繊維布39を位置さ
せることができることは当然である。
形面に四重17を設け、上下型1.2の成形面にそれぞ
れ繊維布9tJ93位置させ、下型2の側の繊維布9上
(H′ff lf l f l:) 3を分配載置した
のち型締めすれば、成形品の両面の凸起部分31は基材
材料が露出し、非凸起部分33に1戒維布9゜39が貼
着されている複合成形体を得ることができる。この場合
両側の繊維布9,39は型締めの最終段階においてキャ
ビティ21の端末において、基材材料3とともに1つの
線で集合する。したがって成形品30の端末の不要繊維
布部分を集合した線の外側で切断除去しても、繊維布9
,39の毛羽によって基材材料3は隠蔽される。第7図
の実施例においても、上述した態様以外の各種態様で基
材材料3と上型lの成形面との間に繊維布39を位置さ
せることができることは当然である。
第3図に示した成形品30には、凸起部分31の他にヒ
ンジ用の凸起部分32が形成されているが、この部分に
ついても凸起部分31と同様に基材材料3が露出し、非
凸起部分33の表面に繊維布9が貼着された状態に仕上
げることができる。
ンジ用の凸起部分32が形成されているが、この部分に
ついても凸起部分31と同様に基材材料3が露出し、非
凸起部分33の表面に繊維布9が貼着された状態に仕上
げることができる。
以上述べた複合成形体は、車両用部品としては前記グロ
ーブボックスの蓋のほか、ラッゲージコンパートメント
ドア、トランクリッド、パッケージトレイ、アシパバッ
クパネル、サンシェード、リヤシェルフ、トノカバー、
サンバイザーなど、建築用内装部材、家庭用備品などに
広く用いられる。
ーブボックスの蓋のほか、ラッゲージコンパートメント
ドア、トランクリッド、パッケージトレイ、アシパバッ
クパネル、サンシェード、リヤシェルフ、トノカバー、
サンバイザーなど、建築用内装部材、家庭用備品などに
広く用いられる。
発9]の効界
この発明の複合成形体の製造方法は上記のように構成さ
れているので、次のような効果を有する。
れているので、次のような効果を有する。
凸起部分は基材材料が露出し、非凸起部分の表面に繊維
布が基材材料と強固に貼着されていて、かつその凸起の
立上り境界に密接して繊維布が存在し、その部分におい
て繊維布が剥離することのない複合成形体を単一工程で
迅速、容易かつ美麗に製造することができる。
布が基材材料と強固に貼着されていて、かつその凸起の
立上り境界に密接して繊維布が存在し、その部分におい
て繊維布が剥離することのない複合成形体を単一工程で
迅速、容易かつ美麗に製造することができる。
また上下型の一方または双方の成形面に四重を設け、上
下型の成形面にそれぞれ繊維布を位置させることにより
、成形品の両面の凸起部分は基材材料が露出し、非凸起
部分に繊維布が貼着されている複合成形体も製造するこ
とができる。この場合成形品の両面が繊維布で覆われて
いるから、凸村村料のフローマーク六−1うすることが
できるほか、端末部において不要k +lI1.’ (
11部分を切断するだけで、基材材7:)が現出しない
から、厄介な端末処理は必要としない。
下型の成形面にそれぞれ繊維布を位置させることにより
、成形品の両面の凸起部分は基材材料が露出し、非凸起
部分に繊維布が貼着されている複合成形体も製造するこ
とができる。この場合成形品の両面が繊維布で覆われて
いるから、凸村村料のフローマーク六−1うすることが
できるほか、端末部において不要k +lI1.’ (
11部分を切断するだけで、基材材7:)が現出しない
から、厄介な端末処理は必要としない。
第1図はこの発明の製造方法の概略を示す説明図、第2
図は上下型、基材材料および繊維布を位置を示す断面図
、第3図はこの発明の方法により製造された成形品の一
例を示す斜視図、第4図は第3図の成形品を製造する過
程における上下型。 基材材料および繊維布の位置を示す断面部分図。 第5図は下型に設けられる四重の例を示す断面部分図5
第6図は第5図の下型で成形された成形品の断面部分図
、そして第7図は他の実施例における上下型、基[オ材
料および繊維布の位置を示す断面部分図である。 ■・・・上型 2・・・下型3・・・基材
材料 9,39・・・繊維布11・・・押出機
17・・・四重30・・・成形品
31.32・・・凸起部分33・・・非凸起部分 第1図 第2図 第4図 ! 第5図 第6図
図は上下型、基材材料および繊維布を位置を示す断面図
、第3図はこの発明の方法により製造された成形品の一
例を示す斜視図、第4図は第3図の成形品を製造する過
程における上下型。 基材材料および繊維布の位置を示す断面部分図。 第5図は下型に設けられる四重の例を示す断面部分図5
第6図は第5図の下型で成形された成形品の断面部分図
、そして第7図は他の実施例における上下型、基[オ材
料および繊維布の位置を示す断面部分図である。 ■・・・上型 2・・・下型3・・・基材
材料 9,39・・・繊維布11・・・押出機
17・・・四重30・・・成形品
31.32・・・凸起部分33・・・非凸起部分 第1図 第2図 第4図 ! 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 上下一対の圧縮成形型の下型の成形面に凹窪を設け、下
型の成形面に繊維布を敷設し、ついでその上に押出機も
しくは混練ロールから供給され、計量された溶融状態に
ある合成樹脂からなる基材材料を機械的に分配載置した
のち、 または上型の成形面に凹窪を設け、下型の成形面に前記
基材材料を機械的に分配載置すると共にその基材材料と
上型の成形面との間に繊維布を位置させたのち、 または上下型の少なくとも一方の成形面に凹窪を設け、
下型の成形面に繊維布を敷設し、その上に前記基材材料
を機械的に分配載置すると共にその基材材料と上型の成
形面との間に繊維布を位置させたのち、 上下型を型締めすることにより、前記凹窪内にも繊維布
を貫通して基材材料を充填し、凹窪に対応する凸起部分
は基材材料が露出し、非凸起部分の表面には繊維布が貼
着されている複合成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5929486A JPS62216710A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 複合成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5929486A JPS62216710A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 複合成形体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62216710A true JPS62216710A (ja) | 1987-09-24 |
JPH0327007B2 JPH0327007B2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=13109217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5929486A Granted JPS62216710A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 複合成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62216710A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014172241A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Toray Ind Inc | 繊維強化熱可塑性樹脂成形体およびその製造方法 |
JP2015003504A (ja) * | 2013-06-24 | 2015-01-08 | 三菱レイヨン株式会社 | 成型品およびその製造方法 |
JP2016083907A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-19 | トヨタ自動車株式会社 | 繊維強化樹脂成形部材の製造方法と部材の接続方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575050U (ja) * | 1980-06-12 | 1982-01-11 | ||
JPS5756209A (en) * | 1980-04-11 | 1982-04-03 | Eisuke Musha | Method of providing rubber or plastic projections on both sides of plate having many therough-holes |
JPS57137157A (en) * | 1981-02-20 | 1982-08-24 | Yamakawa Kogyo Kk | Manufacture of plate for special form interior and exterior finish |
JPS59150740A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-29 | Sumitomo Chem Co Ltd | 多層成形品の製造方法 |
JPS60183269A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | Nippon Plast Co Ltd | フエンダ−プロテクタ−の製造方法 |
JPS60182140U (ja) * | 1984-05-11 | 1985-12-03 | 株式会社 細川製作所 | プラスチツク成形体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55148418A (en) * | 1979-05-09 | 1980-11-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Formation of molecular beam epitaxial growth layer on semicondcutor substrate |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP5929486A patent/JPS62216710A/ja active Granted
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5756209A (en) * | 1980-04-11 | 1982-04-03 | Eisuke Musha | Method of providing rubber or plastic projections on both sides of plate having many therough-holes |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0327007B2 (ja) | 1991-04-12 |
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