JP2014166683A - 液体充填方法、液体充填装置、液体容器 - Google Patents

液体充填方法、液体充填装置、液体容器 Download PDF

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Abstract

【課題】液体容器の清浄度を確保して液体を液体容器に充填可能な液体充填方法及び液体充填装置、液体容器を提供すること。
【解決手段】液体充填装置100は、液体の供給経路としての供給配管114と、少なくとも異物を除去可能なフィルター120と、供給配管114とフィルター120との間に設けられた第1開閉バルブ131と、第1開閉バルブ131とフィルター120との間に設けられた第1接続部141と、フィルター120の下流側に設けられた第2開閉バルブ132と、第2開閉バルブ132に接続された第2接続部142と、を備え、第1接続部141及び第2接続部142にそれぞれ液体容器としてのインクパック20A,20Bが接続され、インクパック20Aに液体を充填した後に、充填された液体をインクパック20Aからフィルター120を経由して第2接続部142に接続されたインクパック20Bに移送することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体を収容可能な容器に清浄度を保って液体を充填する液体充填方法、液体充填装置、液体容器に関する。
上記液体充填方法として、液体を収容可能な液体収容部と、液体収容部の内部と外部とを連通させる連通部とを備えた液体収容体の液体充填方法であって、第1の吸引手段により、液体収容部内の気体を連通部を介して吸引する段階と、液体注入手段により、液体貯留手段に貯留された液体を洗浄用液体として連通部を介して液体収容部に注入する段階と、第2の吸引手段により、液体収容部に注入された洗浄用液体を連通部を介して吸引する段階と、混合手段により、第2の吸引手段により吸引された洗浄用液体と、液体貯留手段の液体とを混合する段階と、液体注入手段により、混合手段により混合された液体を液体収容部に注入する段階と、を有する液体充填方法が知られている(特許文献1)。
上記特許文献1の液体充填方法によれば、液体収容体を製造する際に、第1の吸引手段により減圧された液体収容部に、液体貯留手段から供給された液体を注入し、その注入された液体を第2の吸引手段により吸引する。これにより、液体収容部及び連通部内の塵埃及び空気は液体とともに排出される。また、第2の吸引手段により吸引された液体は、混合手段により液体貯留手段の液体と混合され、液体注入手段により液体収容部に注入されるので、吸引された液体を廃棄することなく、液体収容体に充填する液体として使用される。このため、液体収容体内の脱気度・クリーン度が向上するとともに、液体収容体の製造工程において液体を効率よく使用することができるとしている。
特開2005−186343号公報
しかしながら、上記特許文献1の液体充填方法では、液体が行き来する第1及び第2の吸引手段、液体注入手段などの各手段のクリーン度を予め確保する必要がある。予めクリーン度を確保するために、実際に充填される液体を洗浄用液体として用いてもよいが、洗浄に用いた液体を必ずしも再利用できるとは限らない。例えば、洗浄用液体がイオン性不純物を含んだ場合には、液体の用途によっては再利用できないこともある。また、液体充填装置の構成が複雑であるため、吸引時や充填時における液体のロスが発生しやすく、液体収容体に充填される液体が高価な場合など、当該液体のロスの発生をできるだけ少なくしたいという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係わる液体充填方法は、密封可能な液体容器への液体充填方法であって、第1液体容器に液体を充填する第1充填ステップと、前記第1液体容器に充填された前記液体を、少なくとも異物を除去可能なフィルターを介して第2液体容器に移送する移送ステップと、前記フィルターの下流側に接続されていた前記第2液体容器を前記第1液体容器と交換して、前記フィルターを介して前記第1液体容器に前記液体を再び充填する第2充填ステップと、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、移送ステップにおいて、第1液体容器に充填された液体を第2液体容器に移送するので、第1液体容器内の異物は液体と共に排出され、フィルターによって除去される。つまり、第1液体容器の内部が液体を用いて清浄化される。この後に、第2充填ステップで、再び、フィルターを介して第1液体容器に液体が充填されるので、第1液体容器において清浄度が確保された状態で液体を充填することができる。
また、第1充填ステップと移送ステップとを行うことで、液体容器に液体を供給する供給経路が液体によって同時に清浄化される。第1液体容器からフィルターを介して移送された液体が充填された第2液体容器が、異物以外のイオン性不純物を液体中に含むと考えられる場合は、第2液体容器を廃棄してもよい。上記のステップを繰り返して行うことで、液体容器に安定的に清浄度を確保して液体を充填可能な液体充填方法を提供することができる。
[適用例2]上記適用例に係わる液体充填方法において、前記第2充填ステップは、前記フィルターの上流側に前記第2液体容器を接続し、前記フィルターの下流側に前記第1液体容器を接続して、前記第2液体容器に移送された前記液体を前記フィルターを介して前記第1液体容器に移送することを特徴とする。
この方法によれば、第1充填ステップと移送ステップにより内部が清浄化された第1液体容器に異物が除去された液体を充填できると共に、第2充填ステップで第2液体容器から液体を第1液体容器に移送することで、第2液体容器の内部を液体を用いて清浄化することができる。液体が充填された第2液体容器を廃棄しなくてもよいので、液体の充填におけるロスの発生を低減できる。
[適用例3]本適用例に係わる他の液体充填方法は、密封可能な液体容器への液体充填方法であって、少なくとも異物を除去可能なフィルターの下流側に第1液体容器及び第2液体容器を並列に接続する接続ステップと、前記フィルターを介して前記第1液体容器に液体を充填する第1充填ステップと、前記第1液体容器に充填された前記液体を前記フィルターの上流側に戻してから前記フィルターを介して前記第2液体容器に移送する移送ステップと、前記第2液体容器に移送された前記液体を前記フィルターの上流側に戻してから前記フィルターを介して前記第1液体容器に再び充填する第2充填ステップと、前記第2充填ステップの後に、前記フィルターを介して前記第2液体容器に前記液体を充填する第3充填ステップと、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、第1充填ステップと移送ステップとにより、第1液体容器の内部を液体を用いて清浄化することができる。第2充填ステップにより、清浄化された第1液体容器に再び液体を充填すると共に、第2液体容器の内部を液体により清浄化することができる。第3充填ステップにより、清浄化された第2液体容器に液体を充填することができる。つまり、適用例1の液体充填方法に対して、第1液体容器と第2液体容器とを交換する手間を省くことができ、清浄度を確保して液体容器に効率的に液体を充填することができる液体充填方法を提供することができる。
[適用例4]上記適用例に係わる液体充填方法において、前記液体容器としての前記第1液体容器及び前記第2液体容器は、前記液体を収容する可撓性の液体収容袋と、前記液体収容袋の内部と外部とを連通させる連通部とを有し、前記第1液体容器または前記第2液体容器に充填された前記液体を移送する場合には、前記液体収容袋に外部から圧力を加えて、前記液体収容袋から前記連通部を経て前記液体を排出することを特徴とする。
この方法によれば、特許文献1に記載のように吸引手段を用いて液体を排出させる方法に比べて、液体収容袋に外部から圧力を加えて液体を排出させるので、吸引手段による液体の汚染の心配がない。また、液体収容袋だけでなく連通部も同時に清浄化される。
[適用例5]本適用例に係わる液体充填装置は、密封可能な液体容器への液体充填装置であって、液体の供給経路と、前記供給経路に接続され、少なくとも異物を除去可能なフィルターと、前記供給経路と前記フィルターとの間に設けられた第1開閉バルブと、前記第1開閉バルブと前記フィルターとの間に設けられた第1接続部と、前記第1接続部と前記フィルターとの間または前記フィルターの下流側に設けられた第2開閉バルブと、前記第2開閉バルブを介して前記フィルターの下流側に設けられた第2接続部と、を備え、前記第1接続部及び前記第2接続部にそれぞれ前記液体容器が接続され、前記供給経路と前記第1開閉バルブとを経由して、前記第1接続部に接続された前記液体容器に前記液体を充填した後に、前記第1開閉バルブを閉じて、充填された前記液体を前記第2開閉バルブ及び前記フィルターを経由して前記第2接続部に接続された前記液体容器に移送することを特徴とする。
本適用例の構成によれば、第1接続部に接続された液体容器に充填された液体を、フィルターを経由して第2接続部に接続された液体容器に移送するので、第1接続部に接続された液体容器を液体を用いて清浄化することができる。清浄化された液体容器を第2接続部に接続してフィルターを経由して液体を充填すれば、清浄度を確保して液体容器に液体を充填することができる。すなわち、清浄度を確保して液体容器に液体を充填可能な液体充填装置を提供することができる。
[適用例6]上記適用例に係わる液体充填装置において、前記液体が移送された後に、前記第1接続部及び前記第2接続部にそれぞれ接続された前記液体容器を交換して、前記液体が充填された前記液体容器から前記液体が充填されていない前記液体容器に前記フィルターを介して前記液体を再び移送することを特徴とする。
この構成によれば、第1接続部及び第2接続部のそれぞれに接続された液体容器を液体を用いて清浄化することができる。
[適用例7]本適用例に係わる他の液体充填装置は、密封可能な液体容器への液体充填装置であって、液体の供給経路と、前記供給経路に接続され、少なくとも異物を除去可能なフィルターと、前記フィルターの下流側に設けられた第1開閉バルブと、前記第1開閉バルブに接続された第1接続部と、前記フィルターの下流側において、前記第1開閉バルブに対して並列に設けられた第2開閉バルブと、前記第2開閉バルブに接続された第2接続部と、前記フィルターの上流側の前記供給経路と前記第1接続部との間に設けられた第1迂回供給経路と、前記第1迂回供給経路に設けられた第3開閉バルブと、前記フィルターの上流側の前記供給経路と前記第2接続部との間に設けられた第2迂回供給経路と、前記第2迂回供給経路に設けられた第4開閉バルブと、を備え、前記第1接続部及び前記第2接続部にそれぞれ前記液体容器が接続され、前記第2開閉バルブと前記第3開閉バルブと前記第4開閉バルブとを閉じ、前記供給経路と前記フィルターと前記第1開閉バルブとを経由して、前記第1接続部に接続された前記液体容器に前記液体を充填した後に、前記第1開閉バルブを閉じて、充填された前記液体を前記第1迂回供給経路と前記フィルターと前記第2開閉バルブとを経由して前記第2接続部に接続された前記液体容器に移送し、前記第2開閉バルブを閉じ、移送された前記液体を前記第2迂回供給経路と前記フィルターと前記第1開閉バルブとを経由して、前記第1接続部に接続された前記液体容器に再び移送することを特徴とする。
本適用例の構成によれば、第1迂回供給経路及び第2迂回供給経路を設けることにより、第1接続部及び第2接続部のそれぞれに接続された液体容器を交換せずとも、それぞれの液体容器を液体を用いて清浄化することができる。つまり、液体容器の交換の手間を省いて、2つの液体容器のそれぞれを清浄化して液体を充填可能な液体充填装置を提供することができる。
[適用例8]上記適用例に係わる液体充填装置において、前記液体が前記第1接続部に接続された前記液体容器に再び移送された後に、前記第1開閉バルブと前記第3開閉バルブと前記第4開閉バルブとを閉じ、前記第2開閉バルブを開けて、前記供給経路から前記フィルターを経由して前記第2接続部に接続された前記液体容器に再び前記液体を充填することを特徴とする。
この構成によれば、第2接続部に接続され、内部が清浄化された液体容器に異物が除去された液体を充填することができる。
[適用例9]上記適用例に係わる液体充填装置において、前記液体容器は、前記液体を収容する可撓性の液体収容袋と、前記液体収容袋の内部と外部とを連通させる連通部とを有し、前記液体収容袋に外部から圧力を加えて、前記液体収容袋から前記連通部を経て前記液体を排出させる加圧装置を有することを特徴とする。
この構成によれば、加圧装置により、液体収容袋に外部から圧力を加えて液体を排出させるので、特許文献1に記載のように吸引手段を用いて液体を排出させる場合に比べて、吸引手段による液体の汚染の心配がない。また、液体収容袋だけでなく連通部も同時に清浄化される。
[適用例10]上記適用例に係わる液体充填装置において、前記フィルターは、前記液体に含まれた気泡を排出可能であることが好ましい。
この構成によれば、異物や気泡が除去された液体を液体容器に充填可能な液体充填装置を提供することができる。
[適用例11]本適用例に係わる液体容器は、上記適用例に記載の液体充填方法を用いて、液体が充填されたことを特徴とする。
[適用例12]本適用例に係わる液体容器は、上記適用例に記載の液体充填装置を用いて、液体が充填されたことを特徴とする。
これらの適用例によれば、内部が清浄化された液体容器に異物が除去された液体が充填された液体容器を提供することができる。
吐出装置の構成を示す概略斜視図。 吐出ヘッドの構成を示す概略斜視図。 液体容器としてのインクパックの構成を示す概略斜視図。 第1実施形態の液体充填装置の構成を示す概略図。 フィルターの構造を示す概略断面図。 インクパックの加圧装置を示す概略図。 (a)〜(c)は第1実施形態の液体充填方法を示す概略図。 第2実施形態の液体充填装置の構成を示す概略図。 (a)〜(d)は第2実施形態の液体充填方法を示す概略図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大または縮小して表示している。
本実施形態は、機能性材料を含む機能液(液体あるいはインクとも言う)をワーク(被吐出物)に吐出して、ワーク上に機能性材料からなる機能膜を形成可能な吐出装置に用いられる、上記機能液を収容する液体容器と、液体容器に機能液を充填する液体充填装置とを例に挙げて説明する。
(第1実施形態)
<吐出装置>
まず、上記の吐出装置及び液体容器について、図1〜図3を参照して説明する。図1は吐出装置の構成を示す概略斜視図、図2は吐出ヘッドの構成を示す概略斜視図、図3は液体容器としてのインクパックの構成を示す概略斜視図である。
図1に示すように、吐出装置1は、ワークとしての基板Wが載置されるステージ7と、ステージ7に載置された基板Wに機能液を液滴として吐出する吐出ヘッド50とを備えている。また、機能液が充填された液体容器としてのインクパック20(図3参照)を内包するインクカートリッジ11から配管27を通じて吐出ヘッド50に機能液が供給される。
吐出装置1は、吐出ヘッド50が取り付けられたキャリッジ10を副走査方向(X方向)に駆動するためのX方向ガイド軸3と、X方向ガイド軸3を回転させるX軸駆動モーター2とを備えている。また、ステージ7を副走査方向(X方向)に対して直交する主走査方向(Y方向)に駆動するためのY方向ガイド軸4と、Y方向ガイド軸4を回転させるY軸駆動モーター5とを備えている。そして、X方向ガイド軸3とY方向ガイド軸4とが上部に配設された基台9と、基台9の下部に設けられた制御部15とを備えている。X方向ガイド軸3及びX軸駆動モーター2、Y方向ガイド軸4及びY軸駆動モーター5は、吐出ヘッド50に対してステージ7を対向させて主走査方向(Y方向)及び副走査方向(X方向)に相対的に移動させる移動手段である。
さらに、吐出装置1は、吐出ヘッド50をクリーニング(回復処理)するためのクリーニング機構8を備えている。またクリーニング機構8にもY軸駆動モーター6が備えられている。
キャリッジ10には、ノズル面58a(図2参照)がステージ7と対向するように吐出ヘッド50が取り付けられている。吐出ヘッド50は、制御部15から供給される吐出電圧に応じて吐出される機能液の液滴の量(吐出量ともいう)を可変できるようになっている。
X軸駆動モーター2は、これに限定されるものではないが例えばステッピングモーターなどであり、制御部15からX方向の駆動パルス信号が供給されると、X方向ガイド軸3を回転させ、X方向ガイド軸3に係合した吐出ヘッド50をX方向に移動させる。
同様にY軸駆動モーター5,6は、これに限定されるものではないが例えばステッピングモーターなどであり、制御部15からY方向の駆動パルス信号が供給されると、Y方向ガイド軸4を回転させ、ステージ7及びクリーニング機構8をY方向に移動させる。
クリーニング機構8は、吐出ヘッド50を臨む位置に移動し、吐出ヘッド50のノズル面58a(図2参照)に密着して不要な機能液を吸引するキャッピング、機能液などが付着したノズル面58aを拭き取るワイピング、吐出ヘッド50の全ノズル51から機能液の吐出を行う予備吐出あるいは不要となった機能液を受けて排出させる回復処理を行う。
吐出装置1は、クリーンブース16によって装置全体が覆われている。また、クリーンブース16内には、クリーンブース16の天井部分に設けられたヘッパユニット17から清浄化した空気が送り込まれている。これにより、機能液を基板Wの表面に吐出する際に、異物などが基板Wの表面に付着しないようにクリーン度が確保されている。
図2に示すように、吐出ヘッド50は、所謂2連のものであり、2連の接続針54を有する機能液の導入部53と、導入部53に積層されたヘッド基板55と、ヘッド基板55上に配置され内部に機能液のヘッド内流路が形成されたヘッド本体56とを備えている。接続針54は、前述したインクカートリッジ11に配管27を経由して接続され、接続針54を経由して機能液がヘッド内流路に供給される。ヘッド基板55には、フレキシブルフラットケーブルを介してヘッド駆動回路部に接続される2連のコネクター59が設けられている。
ヘッド本体56は、ピエゾ素子などのアクチュエーターを備えたキャビティを有する加圧部57と、ノズル面58aに2つのノズル列52,52が相互に平行に形成されたノズルプレート58とを有している。
2つのノズル列52,52は、それぞれ複数(180個)のノズル51が略等間隔に並べられており、互いに半ノズルピッチずれた状態でノズルプレート58に配設されている。本実施形態におけるノズルピッチは、およそ140μmである。よって、ノズル列52に直交する方向から見ると360個のノズル51がおよそ70μmのノズルピッチで配列した状態となっている。
吐出ヘッド50は、ヘッド駆動回路部から電気信号としての駆動波形がアクチュエーターに印加されると加圧部57のノズル51ごとに設けられたキャビティの体積変動が起こり、これによるポンプ作用でキャビティに充填された機能液が加圧され、キャビティに連通するノズル51から機能液を液滴として吐出することができる。
吐出ヘッド50は、所謂インクジェットヘッドと呼ばれるものであって、アクチュエーターはピエゾ素子に限らず、機能液を加熱してノズル51から液滴として吐出させる例えばヒーターなどの電気熱変換素子、キャビティを構成する振動板を静電気で変形させる電気機械変換素子であってもよい。
<液体容器>
図3に示すように、本実施形態の液体容器としてのインクパック20は、液体収容袋21と、液体収容袋21の内部と外部とを連通させる連通部25とを備えている。液体収容袋21は、同じ大きさの長方形状で可撓性を有する2枚のフィルム部材22,23を重ね合わせて、その4辺の縁を熱溶着することにより袋状に形成されている。また、液体収容袋21の4辺のうちの1つである辺24には、連通部25が、両フィルム部材22,23に挟まれた状態で熱溶着されている。これにより、液体収容袋21の内部空間は封止されるようになっており、その内部空間に機能液が充填される。
フィルム部材22,23は、例えば、ポリエチレンフィルムなどの熱可塑性樹脂層の間に蒸着されたアルミニウムなどのガスバリア層を挟んだ積層構造となっている。そして、連通部25は、フィルム部材22,23の上記熱可塑性樹脂層と熱溶着可能な樹脂から形成されている。連通部25を通じて機能液が液体収容袋21の内部に充填される。連通部25をキャップすれば、機能液が充填されたインクパック20を密封することができる。液体容器としてのインクパック20の容量は例えば500ml(ミリリットル)である。
インクパック20は、後述する液体充填装置を用いて機能液が充填されるので、異物などが含まれずに清浄度が確保された状態で機能液がインクパック20内に保持される。したがって、このようなインクパック20を用いて吐出装置1の吐出ヘッド50から機能液を吐出すれば、ワークとしての基板W上に異物などを含まない機能膜を安定的に形成することができる。なお、本実施形態で課題とする異物とは、金属粉や繊維などの作業環境から混入するもの、機能液がゲル化したものなどを含む。
また、吐出装置1のキャリッジ10に搭載される吐出ヘッド50は1つに限定されるものではなく、吐出される機能液の種類に対応して複数の吐出ヘッド50が搭載されていてもよい。したがって、インクパック20を含むインクカートリッジ11は機能液の種類ごとに設けられることになる。
液体容器としてのインクパック20に充填される機能液(インク)としては、例えば、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子の発光層を液相プロセスを用いて形成する場合に用いられる、発光層形成材料を含む機能液を挙げることができる。発光層形成材料は低分子あるいは高分子の有機半導体材料を含み、機能液は有機半導体材料を分散あるいは溶解させる例えば有機溶媒などを含んでいる。このような機能液は、異物を含まないことはもちろんのこと、イオン性不純物を極力含まないことが、発光層の発光特性や発光寿命を確保するために重要である。
なお、有機EL素子は、陽極と陰極との間に発光層を含む機能層が挟まれた構造となっている。機能層は、発光層以外にも例えば正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層、電子注入層などの薄膜層を含んでいる。これらの薄膜層もまた液相プロセスを用いて形成することができる。それゆえに、例えば正孔注入層形成材料を含む機能液や正孔輸送層形成材料を含む機能液などが存在する。これらの機能液自体の製造プロセスは概ねクラス10〜100レベルのクリーン度を有する作業環境下で行われる。
<液体充填装置>
次に、本実施形態の液体充填装置について、図4〜図6を参照して説明する。図4は第1実施形態の液体充填装置の構成を示す概略図、図5はフィルターの構造を示す概略断面図、図6はインクパックの加圧装置を示す概略図である。
図4に示すように、本実施形態の液体充填装置100は、機能液Lを貯留するインクタンク110と、フィルター120と、2つのインクパック20(20A,20B)が接続される第1接続部141及び第2接続部142とを有している。
インクタンク110は、密閉型のタンクであり、タンク上部に機能液Lの導入管111と導入バルブ112とが設けられている。また、タンク上部にタンク内を加圧するための気体を導入するガス導入管113が設けられている。また、インクタンク110には、一方の端がインクタンク110の内底付近に達する供給経路としての供給配管114が接続されている。供給配管114の他方の端は、第1接続部141とフィルター120とに接続されている。また、フィルター120の下流側に第2接続部142が設けられている。フィルター120の上流側の供給配管114に第1開閉バルブ131が設けられている。フィルター120と第2接続部142との間に第2開閉バルブ132が設けられている。なお、第2開閉バルブ132は、フィルター120の上流側であってフィルター120に近い位置に設けられていてもよい。さらに、液体充填装置100において機能液Lが流れる方向を変えることができれば、第1開閉バルブ131と第2開閉バルブ132とを合体させた3方開閉バルブを用いてもよい。
液体充填装置100は、機能液Lが貯留されたインクタンク110内にガス導入管113を経由して、例えば窒素などの不活性ガスを送り込んで加圧すれば、供給配管114から機能液Lを第1接続部141やフィルター120に送り込むことができる構造となっている。
図5に示すように、フィルター120は、カプセル型のフィルターであって、筒状の筐体121と、筐体121を塞ぐ上蓋123とを有している。上蓋123には、ほぼ中央部分に一方の端が閉じた筒状のフィルター部125が取り付けられている。また、上蓋123には、筐体121の内部122に連通する液体導入部124と、フィルター部125に連通する液体導出部126と、筐体121の内部122に連通して気体(Gas)が排出される気体排出部127とが設けられている。
フィルター120において、液体導入部124から内部122に入った液体は、フィルター部125によって異物が取り除かれて、液体導出部126から外に排出される。その一方で、液体中に含まれる気体(Gas)は気体排出部127から逃がされる。つまり、フィルター120は、異物を除去可能であると共に、液体に含まれる気体(Gas)を分離して排出することができる構造となっている。
フィルター部125は、例えば、フッ素系樹脂であるPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)などからなるメッシュフィルターである。メッシュサイズは、例えば0.1μm〜0.2μmである。除去したい異物の大きさに合わせてメッシュサイズを選択すればよい。
図6に示すように、液体充填装置100は、第1接続部141に接続された液体容器としてのインクパック20に外部から圧力を加える加圧装置150を備えている。
加圧装置150は、所定の間隔をおいて対向配置された一対の加圧ローラー151を有している。加圧装置150は、一対の加圧ローラー151の間にインクパック20の連通部25と反対側の液体収容袋21の辺部を挟んで一対の加圧ローラー151を回転させることにより、連通部25側に向けて液体収容袋21を順次加圧して、インクパック20に充填された機能液Lを連通部25から排出させることができる。
なお、加圧装置150は、上記の構成に限定されず、例えば、インクパック20の液体収容袋21の一方の表面を支持する支持部材と、支持部材との間で液体収容袋21を挟んで押圧する押圧部材とを含む構成でもよい。または、液体収容袋21を収容可能な密閉容器と、該密閉容器内に流体(気体、液体)を送り込む加圧部とを備える構成としてもよい。
さらに、上記加圧装置150に代えて、インクパック20Aとインクパック20Bとの間に差圧を作り出し、該差圧によってインクパック20Aに充填された機能液Lをインクパック20Bに移送する差圧機構を設けてもよい。
液体充填装置100は、上記構成の他に、図4には図示されていない以下の構成を備えていてもよい。インクタンク110内の機能液Lの量や濃度をモニターする計測器、機能液Lを加熱して粘度を低下させるヒーターなどの加熱装置、フィルター120の前後の圧力を検出してその圧力差(圧損)からフィルター120の寿命をモニターする計測器、機能液Lに含まれるパーティクル(異物)の大きさや量をモニターする計測器、機能液Lに溶解している気体を取り除く脱気モジュールなどが挙げられる。
<液体充填方法>
次に、液体充填装置100を用いた液体充填方法について、図7を参照して説明する。図7(a)〜(c)は第1実施形態の液体充填方法を示す概略図である。なお、図7(a)〜(c)では、インクタンク110、加圧装置150の図示を省略している。
本実施形態の液体充填装置100を用いた液体容器としてのインクパック20への機能液(液体)Lの充填方法は、接続ステップと、第1充填ステップと、移送ステップと、第2充填ステップとを備えている。
まず、接続ステップでは、空のインクパック20を第1接続部141と第2接続部142とにそれぞれ接続する。第1接続部141に接続されたインクパック20を第1液体容器としてのインクパック20Aと呼ぶ。第2接続部142に接続されたインクパック20を第2液体容器としてのインクパック20Bと呼ぶ。なお、空のインクパック20A,20Bは、液体収容袋21を加圧して内部の気体(空気)を排出してから、第1接続部141と第2接続部142とにそれぞれ接続する。
第1充填ステップでは、図7(a)に示すように、第1開閉バルブ131を開け、第2開閉バルブ132を閉じた状態で、供給配管114を経由して第1接続部141に接続されたインクパック20Aに機能液Lを充填する。前述したように、機能液Lが貯留されたインクタンク110の内部を加圧することで、供給配管114を経由して機能液Lを第1接続部141に送り込むことができる。
次に、移送ステップでは、図7(b)に示すように、第1開閉バルブ131を閉じ、第2開閉バルブ132を開けた状態で、機能液Lが充填されたインクパック20Aを前述した加圧装置150により加圧する。これにより、インクパック20Aに充填された機能液Lがフィルター120、第2開閉バルブ132を経由して、第2接続部142に接続されたインクパック20Bに移送される。インクパック20Aに充填された機能液Lを移送ステップでインクパック20Aから排出することにより、インクパック20Aの内部に異物が存在していたとしても、異物は機能液Lと共に排出され、フィルター120によって除去される。つまり、インクパック20Aの内部及び連通部25が機能液Lを用いて清浄化される。
次に、第2充填ステップでは、図7(c)に示すように、インクパック20Aとインクパック20Bとを交換する。すなわち、機能液Lが充填されたインクパック20Bを第1接続部141に接続し、機能液Lによって清浄化されたインクパック20Aを第2接続部142に接続する。そして、第1接続部141に接続されたインクパック20Bを加圧装置150により加圧して、インクパック20B中の機能液Lをフィルター120、第2開閉バルブ132を経由して、第2接続部142に接続されたインクパック20Aに再び移送(充填)する。
上記第1実施形態の液体充填装置100及びこれを用いた液体充填方法によれば、第1充填ステップと移送ステップとにより、第1接続部141に接続されたインクパック20Aを機能液Lを利用して清浄化することができる。また、機能液Lの供給経路(供給配管114を含む)も清浄化される。第2充填ステップにより、インクパック20Bを第1接続部141に接続し、フィルター120の下流側の第2接続部142に清浄化されたインクパック20Aを接続して、インクパック20Bからインクパック20Aに再び機能液Lを移送(充填)することにより、清浄度を保った状態でインクパック20Aに異物や気泡が除去された機能液Lを充填することができる。
第2充填ステップの後のインクパック20Bは、内部に異物などが存在していたとしても機能液Lと一緒に排出されるので、インクパック20Bも機能液Lを利用して清浄化される。清浄化されたインクパック20Bを再びフィルター120の下流側の第2接続部142に接続すれば、清浄度を保った状態でインクパック20Bに機能液Lを充填することができる。インクパック20Bに機能液Lを再充填するときには、第1接続部141に別のインクパック20を接続して機能液Lを充填し、別のインクパック20から清浄化されたインクパック20Bに機能液Lを移送すればよい。
このような、機能液Lの充填ステップと移送ステップとを繰り返すことにより、機能液Lを利用してインクパック20(20A,20B)を清浄化しつつ、インクパック20に異物や気泡が除去された機能液Lを充填することができる。
また、最初の第1充填ステップと移送ステップとにより、機能液Lの供給経路が清浄化されるので、最初に機能液Lが充填されたインクパック20Bは異物は含まれないものの、イオン性不純物を含むおそれがあり、機能液Lの使用に適さないと判断したときは当該インクパック20Bを廃棄してもよい。機能液Lの使用に支障が無ければ、上述したように清浄化された後にインクパック20Bに機能液Lを再充填すればよく、機能液Lの充填や移送に伴うロスの発生を低減できる。
(第2実施形態)
<液体充填装置>
次に、第2実施形態の液体充填装置について、図8を参照して説明する。図8は第2実施形態の液体充填装置の構成を示す概略図である。
図8に示すように、本実施形態の液体充填装置200は、機能液Lを貯留するインクタンク210と、フィルター220と、2つのインクパック20(20A,20B)が接続される第1接続部241及び第2接続部242とを有している。また、図8には図示していないが、第1接続部241及び第2接続部242のそれぞれに接続されたインクパック20を加圧する前述した第1実施形態の加圧装置150を備えている。
インクタンク210は、前述した第1実施形態のインクタンク110と同様に密閉型のタンクであり、タンク上部に機能液Lの導入管211と導入バルブ212とが設けられている。また、タンク上部にタンク内を加圧するための気体を導入するガス導入管213が設けられている。また、インクタンク210には、一方の端がインクタンク210の内底付近の達する供給経路としての供給配管214が接続されている。供給配管214には機能液Lの供給を制御する供給バルブ215が設けられている。
供給配管214の他方の端は、マニホールド255に接続されている。マニホールド255には、4つの配管が接続可能となっている。マニホールド255には前述した供給配管214の他に、フィルター220に接続された配管256と、第1迂回供給経路としての配管251と、第2迂回供給経路としての配管252とが接続されている。
フィルター220の下流側に配管257が接続され、配管257に対して、第1接続部241と第2接続部242とが並列に接続されている。第1接続部241には、一方の端がマニホールド255に接続された第1迂回供給経路としての配管251の他方の端が接続されている。第2接続部242には、一方の端がマニホールド255に接続された第2迂回供給経路としての配管252の他方の端が接続されている。
フィルター220の下流側の配管257と第1接続部241との間の配管に第1開閉バルブ231が設けられている。同じく、フィルター220の下流側の配管257と第2接続部242との間の配管に第2開閉バルブ232が設けられている。マニホールド255と第1接続部241との間の配管251に第3開閉バルブ253が設けられている。同じく、マニホールド255と第2接続部242との間の配管252に第4開閉バルブ254が設けられている。
液体充填装置200において機能液Lが流れる方向を変えることができれば、第1開閉バルブ231と第3開閉バルブ253は、これらのバルブを合体させた3方開閉バルブを用いてもよい。同じく、第2開閉バルブ232と第4開閉バルブ254は、これらのバルブを合体させた3方開閉バルブを用いてもよい。
フィルター220は、前述した第1実施形態のフィルター120と同様にカプセル型フィルターであり、機能液L中の異物の除去に加えて機能液Lの気泡抜きが可能である。
液体充填装置200は、機能液Lが貯留されたインクタンク210内にガス導入管213を経由して、例えば窒素などの不活性ガスを送り込んで加圧すれば、供給配管214から機能液Lを第1接続部241、第2接続部242、フィルター220に送り込むことができる構造となっている。
第1実施形態で述べたように、液体充填装置200も、以下の構成を備えていてもよい。インクタンク210内の機能液Lの量や濃度をモニターする計測器、機能液Lを加熱して粘度を低下させるヒーターなどの加熱装置、フィルター220の前後の圧力を検出してその圧力差(圧損)からフィルター220の寿命をモニターする計測器、機能液Lに含まれるパーティクル(異物)の大きさや量をモニターする計測器、機能液Lに溶解している気体を取り除く脱気モジュールなどが挙げられる。
<液体充填方法>
次に、液体充填装置200を用いた液体充填方法について、図9を参照して説明する。図9(a)〜(d)は第2実施形態の液体充填方法を示す概略図である。なお、図9(a)〜(d)ではインクタンク210、加圧装置150の図示を省略している。
本実施形態の液体充填装置200を用いた液体容器としてのインクパック20への機能液(液体)Lの充填方法は、接続ステップと、第1充填ステップと、移送ステップと、第2充填ステップと、第3充填ステップとを備えている。
第1実施形態と同様に、まず、接続ステップでは、空のインクパック20を第1接続部241と第2接続部242とにそれぞれ接続する。第1接続部241に接続されたインクパック20を第1液体容器としてのインクパック20Aと呼ぶ。第2接続部242に接続されたインクパック20を第2液体容器としてのインクパック20Bと呼ぶ。なお、空のインクパック20A,20Bは、液体収容袋21を加圧して内部の気体(空気)を排出してから、第1接続部241と第2接続部242とにそれぞれ接続する。
第1充填ステップでは、図9(a)に示すように、機能液Lの供給バルブ215及び第1開閉バルブ231を開け、第2開閉バルブ232、第3開閉バルブ253、第4開閉バルブ254をそれぞれ閉じて、供給配管214からフィルター220を経由して第1接続部241に接続されたインクパック20Aに機能液Lを充填する。
次に、移送ステップでは、図9(b)に示すように、機能液Lの供給バルブ215と第1開閉バルブ231と第4開閉バルブ254とを閉じ、第2開閉バルブ232、第3開閉バルブ253をそれぞれ開けて、第1接続部241に接続されたインクパック20Aから配管251とフィルター220とを経由して第2接続部242に接続されたインクパック20Bに、インクパック20A内の機能液Lを移送する。機能液Lの移送にあたっては、インクパック20Aの液体収容袋21を前述した加圧装置150により加圧する。
第1充填ステップと移送ステップとを行うことにより、インクパック20Aは機能液Lを利用して清浄化される。また、供給配管214、配管251,256,257がそれぞれ機能液Lを利用して清浄化される。
次に、第2充填ステップでは、図9(c)に示すように、第1開閉バルブ231及び第4開閉バルブ254を開け、第2開閉バルブ232及び第3開閉バルブ253を閉じて、第2接続部242に接続されたインクパック20Bを加圧装置150により加圧して、インクパック20Bから配管252とフィルター220を経由して第1接続部241に接続されたインクパック20Aに、インクパック20B内の機能液Lを再び充填(移送)する。
第2充填ステップを行うことにより、インクパック20Bは機能液Lを利用して清浄化される。また、配管252が機能液Lを利用して清浄化される。さらに、先のステップで清浄化されたインクパック20Aにフィルター220を介して機能液Lが充填される。すなわち、異物や気泡が除去された機能液Lが清浄度が確保されたインクパック20Aに充填される。
次に、第3充填ステップでは、図9(d)に示すように、機能液Lの供給バルブ215及び第2開閉バルブ232を開け、第1開閉バルブ231、第3開閉バルブ253、第4開閉バルブ254をそれぞれ閉じて、供給配管214からフィルター220を経由して第2接続部242に接続されたインクパック20Bに機能液Lを充填する。
第3充填ステップを行うことにより、異物や気泡が除去された機能液Lが清浄度が確保されたインクパック20Bに充填される。
上記第2実施形態の液体充填装置200を用いた液体充填方法によれば、第1接続部241と第2接続部242とにそれぞれ接続したインクパック20A,20Bを途中で取り外したり、交換したりすることなく、2つのインクパック20A,20Bのそれぞれを機能液Lを利用して清浄化し、清浄化されたインクパック20A,20Bのそれぞれに異物や気泡が除去された機能液Lを効率的に充填することができる。
上記第1実施形態の液体充填装置100及び上記第2実施形態の液体充填装置200は、インクパック20から機能液Lを排出させるために、特許文献1(特開2005−186343号公報)に示されたような吸引手段を用いていないので、吸引手段による機能液Lの汚染の心配がない。また、特許文献1に比べて液体充填装置の構成が簡素化されているので、機能液Lの充填や移送に伴うロスの発生を低減することができる。
本発明は、上記した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う液体充填方法及び液体充填装置、液体充填方法及び液体充填装置を適用する液体容器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。上記実施形態以外にも様々な変形例が考えられる。以下、変形例を挙げて説明する。
(変形例1)上記第1実施形態の液体充填装置100において、機能液Lの供給経路に設けられるフィルターは、1つであることに限定されない。例えば、フィルター120よりもメッシュが粗い他のフィルターを供給経路としての供給配管114に設けてもよい。これによれば、異物の大きさに応じて段階的に異物を除去できるので、フィルター120の寿命を延ばすことができる。このようなフィルターの構成は、上記第2実施形態の液体充填装置200にも適用可能である。
(変形例2)上記第2実施形態の液体充填装置200において、機能液Lを充填可能なインクパック20の数は2つに限定されない。例えば、第1接続部241、第2接続部242に加えて、他の接続部を供給配管214に対して並列に接続すれば、3つ以上のインクパック20を接続して効率的に機能液Lを充填することができる。
(変形例3)液体容器としてのインクパック20に充填される機能液Lは、有機EL素子の機能層を液相プロセスで形成する際に用いる機能液であることに限定されない。例えば、医療系の薬品であってもよい。液体充填装置100,200を用いて、医療系の薬品などの液体をインクパック20に充填する場合には、液体充填装置100,200は、液体に含まれる微生物を殺菌する例えば紫外線照射装置などの殺菌装置を含む構成であることが好ましい。
20…液体容器としてのインクパック、20A…第1液体容器としてのインクパック、20B…第2液体容器としてのインクパック,21…液体収容袋、25…連通部、100,200…液体充填装置、114,214…液体の供給経路としての供給配管、120,220…フィルター、131,231…第1開閉バルブ、132,232…第2開閉バルブ、141,241…第1接続部、142,242…第2接続部、150…加圧装置、251…第1迂回供給経路としての配管、252…第2迂回供給経路としての配管、253…第3開閉バルブ、254…第4開閉バルブ。

Claims (12)

  1. 密封可能な液体容器への液体充填方法であって、
    第1液体容器に液体を充填する第1充填ステップと、
    前記第1液体容器に充填された前記液体を、少なくとも異物を除去可能なフィルターを介して第2液体容器に移送する移送ステップと、
    前記フィルターの下流側に接続されていた前記第2液体容器を前記第1液体容器と交換して、前記フィルターを介して前記第1液体容器に前記液体を再び充填する第2充填ステップと、を備えたことを特徴とする液体充填方法。
  2. 前記第2充填ステップは、前記フィルターの上流側に前記第2液体容器を接続し、前記フィルターの下流側に前記第1液体容器を接続して、前記第2液体容器に移送された前記液体を前記フィルターを介して前記第1液体容器に移送することを特徴とする請求項1に記載の液体充填方法。
  3. 密封可能な液体容器への液体充填方法であって、
    少なくとも異物を除去可能なフィルターの下流側に第1液体容器及び第2液体容器を並列に接続する接続ステップと、
    前記フィルターを介して前記第1液体容器に液体を充填する第1充填ステップと、
    前記第1液体容器に充填された前記液体を前記フィルターの上流側に戻してから前記フィルターを介して前記第2液体容器に移送する移送ステップと、
    前記第2液体容器に移送された前記液体を前記フィルターの上流側に戻してから前記フィルターを介して前記第1液体容器に再び充填する第2充填ステップと、
    前記第2充填ステップの後に、前記フィルターを介して前記第2液体容器に前記液体を充填する第3充填ステップと、を備えたことを特徴とする液体充填方法。
  4. 前記液体容器としての前記第1液体容器及び前記第2液体容器は、前記液体を収容する可撓性の液体収容袋と、前記液体収容袋の内部と外部とを連通させる連通部とを有し、
    前記第1液体容器または前記第2液体容器に充填された前記液体を移送する場合には、前記液体収容袋に外部から圧力を加えて、前記液体収容袋から前記連通部を経て前記液体を排出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体充填方法。
  5. 密封可能な液体容器への液体充填装置であって、
    液体の供給経路と、
    前記供給経路に接続され、少なくとも異物を除去可能なフィルターと、
    前記供給経路と前記フィルターとの間に設けられた第1開閉バルブと、
    前記第1開閉バルブと前記フィルターとの間に設けられた第1接続部と、
    前記第1接続部と前記フィルターとの間または前記フィルターの下流側に設けられた第2開閉バルブと、
    前記第2開閉バルブを介して前記フィルターの下流側に設けられた第2接続部と、を備え、
    前記第1接続部及び前記第2接続部にそれぞれ前記液体容器が接続され、
    前記供給経路と前記第1開閉バルブとを経由して、前記第1接続部に接続された前記液体容器に前記液体を充填した後に、前記第1開閉バルブを閉じて、充填された前記液体を前記第2開閉バルブ及び前記フィルターを経由して前記第2接続部に接続された前記液体容器に移送することを特徴とする液体充填装置。
  6. 前記液体が移送された後に、
    前記第1接続部及び前記第2接続部にそれぞれ接続された前記液体容器を交換して、前記液体が充填された前記液体容器から前記液体が充填されていない前記液体容器に前記フィルターを介して前記液体を再び移送することを特徴とする請求項5に記載の液体充填装置。
  7. 密封可能な液体容器への液体充填装置であって、
    液体の供給経路と、
    前記供給経路に接続され、少なくとも異物を除去可能なフィルターと、
    前記フィルターの下流側に設けられた第1開閉バルブと、
    前記第1開閉バルブに接続された第1接続部と、
    前記フィルターの下流側において、前記第1開閉バルブに対して並列に設けられた第2開閉バルブと、
    前記第2開閉バルブに接続された第2接続部と、
    前記フィルターの上流側の前記供給経路と前記第1接続部との間に設けられた第1迂回供給経路と、
    前記第1迂回供給経路に設けられた第3開閉バルブと、
    前記フィルターの上流側の前記供給経路と前記第2接続部との間に設けられた第2迂回供給経路と、
    前記第2迂回供給経路に設けられた第4開閉バルブと、を備え、
    前記第1接続部及び前記第2接続部にそれぞれ前記液体容器が接続され、
    前記第2開閉バルブと前記第3開閉バルブと前記第4開閉バルブとを閉じ、前記供給経路と前記フィルターと前記第1開閉バルブとを経由して、前記第1接続部に接続された前記液体容器に前記液体を充填した後に、前記第1開閉バルブを閉じて、充填された前記液体を前記第1迂回供給経路と前記フィルターと前記第2開閉バルブとを経由して前記第2接続部に接続された前記液体容器に移送し、前記第2開閉バルブを閉じ、移送された前記液体を前記第2迂回供給経路と前記フィルターと前記第1開閉バルブとを経由して、前記第1接続部に接続された前記液体容器に再び移送することを特徴とする液体充填装置。
  8. 前記液体が前記第1接続部に接続された前記液体容器に再び移送された後に、前記第1開閉バルブと前記第3開閉バルブと前記第4開閉バルブとを閉じ、前記第2開閉バルブを開けて、前記供給経路から前記フィルターを経由して前記第2接続部に接続された前記液体容器に再び前記液体を充填することを特徴とする請求項7に記載の液体充填装置。
  9. 前記液体容器は、前記液体を収容する可撓性の液体収容袋と、前記液体収容袋の内部と外部とを連通させる連通部とを有し、
    前記液体収容袋に外部から圧力を加えて、前記液体収容袋から前記連通部を経て前記液体を排出させる加圧装置を有することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の液体充填装置。
  10. 前記フィルターは、前記液体に含まれた気泡を排出可能であることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の液体充填装置。
  11. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液体充填方法を用いて、液体が充填されたことを特徴とする液体容器。
  12. 請求項5乃至10のいずれか一項に記載の液体充填装置を用いて、液体が充填されたことを特徴とする液体容器。
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