JP2014164012A - 画像形成装置および画像形成装置制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、レジスト調整に要する時間やレジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行する。
【解決手段】無色の色材と複数の有色の色材とを用いて画像を形成する画像形成部と、前記有色のうちの1色を基準色として、該基準色の色材による画像形成位置に対して他の色の色材による画像形成位置を調整するレジスト調整を行う機能を有する制御部と、を備える画像形成装置であって、前記制御部は、少なくとも1色の有色についての有色レジスト調整を制御する機能と、無色についての無色レジスト調整を制御する機能とを有し、前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数色の色材を用いて画像を形成する電子写真方式の画像形成装置とその制御方法に関し、特に、それら複数の色材による画像形成位置のずれを調整する機能を有する画像形成装置とその制御方法に関する。
従来から、カラー画像形成装置においては、複数色の色材(たとえばインクやトナー、本願明細書では電子写真方式の画像形成装置において色材として「トナー」を具体例にする)を使用し、それぞれの色の像担持体にて形成されたトナー像を転写ベルト等の中間転写体上で正確に重ね合わせる必要がある。
ところが,機械精度や転写ベルトの速度変動等により、複数色相互間で転写ベルトに対する画像転写位置がずれることがある。また、温度変化などによっても、各色の像担持体の距離や転写ベルトの長さが変化し、各色間の距離が変化し、色相互間で転写ベルトへの画像転写位置がずれることがある。
すなわち、各色の位置ずれが、色ずれとなって表れてしまう。この色ずれを防止するために、各色の位置ずれ測定用のパターン(以下、「カラーレジストパターン」とする)を転写ベルト上に形成し、このカラーレジストパターンの検出結果を基に色ずれの補正(以下,「レジスト調整」とする)を行っている。
なお、以下の特許文献1,2などに、レジスト調整についての各種技術が開示されている。
特開2011−170318号公報 特開2011−102940号公報
以上の特許文献1では、YMCK等の有色トナーと無色のクリアトナーを重ねて出力する画像形成装置でのレジスト調整として、クリアトナーと有色トナーを完全に重ねたパターンから前記2色のトナーの重なり量を段階的に変えた複数のパターンを形成して濃度値を計測し、濃度値に基づいてレジストずれ量を算出し、レジスト調整を行うよう手法が記載されている。
以上の特許文献2では、有色トナー像を形成する第1の画像形成装置と、無色トナー像を形成する第2の画像形成装置とを別々に有する画像形成システムにおいて、第1の画像形成装置で有色トナー像によるテストパターンを形成したテストシートに対して、第2の画像形成装置で有色トナー像によるテストパターンを形成し、前記2色のテストパターンの検知タイミングに基づいて画像形成位置ずれを算出し、第2の画像形成装置の無色トナー像の位置を調整する手法が記載されている。
ところで、有色トナー像と無色トナー像とでは要求される画像形成位置精度が異なる場合がある。たとえば、無色トナー像では用紙全面や所定の範囲(用紙上半分など)、あるいは、用紙の透かしや地紋などで使用されるため、要求される画像形成位置精度が有色トナー像よりも低くなっていることが多い。
しかし、このような画像形成位置精度に関わらず、有色トナー像と無色トナー像とで一律のレジスト調整を行っており、レジスト調整に要する時間やレジスト調整で消耗するトナーなど無駄が生じている。なお、この無駄を軽減する手法は、以上の特許文献を含め、他の文献でも提案されていなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、レジスト調整に要する時間やレジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能な画像形成装置および画像形成装置制御方法を実現することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決する本発明は、以下の通りである。
(1)無色の色材と複数の有色の色材とを用いて画像を形成する画像形成部と、前記有色のうちの1色を基準色として、該基準色の色材による画像形成位置に対して他の色の色材による画像形成位置を調整するレジスト調整を行う機能を有する制御部と、を備える画像形成装置、または画像形成装置制御方法であって、前記制御部は、少なくとも1色の有色についての有色レジスト調整を制御する機能と、無色についての無色レジスト調整を制御する機能とを有し、前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行することが可能である、ことを特徴とする。
(2)以上の(1)において、前記制御部は、前記無色レジスト調整を、前記有色レジスト調整よりも低精度に実行することにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、ことを特徴とする。
(3)以上の(1)−(2)において、前記制御部は、前記無色レジスト調整を、前記有色レジスト調整よりも、低い頻度で実行することにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、ことを特徴とする。
(4)以上の(1)−(3)において、前記制御部は、前記無色レジスト調整を、前記有色レジスト調整よりも、画像形成位置のずれについて正常と認められる範囲を緩く判定することにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、ことを特徴とする。
(5)以上の(1)−(4)において、前記制御部は、所定形状のレジスト調整マークを形成し、該レジスト調整マークの位置を検出することにより、前記レジスト調整を実行する際に、前記無色レジスト調整で形成するレジスト調整マーク数を、前記有色レジスト調整で形成するレジスト調整マーク数よりも少なくすることにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、ことを特徴とする。
(6)以上の(1)−(5)において、前記画像形成部は、画像データに基づき記録紙上に画像を形成するジョブを実行し、前記制御部は、実行するジョブについて、無色の画像形成位置で要求される精度として高精度と非高精度の二種類の精度に応じて、前記高精度が要求され、レジスト調整タイミングである場合には、ジョブの実行前に、前記無色レジスト調整と前記有色レジスト調整とを同等の精度で実行することを特徴とする。
(1)以上の課題を解決する画像形成装置又は画像形成装置制御方法では、少なくとも1色の有色についての有色レジスト調整を制御する機能と、無色についての無色レジスト調整を制御する機能とを有し、無色レジスト調整を有色レジスト調整よりも簡易に実行することが可能であるため、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、無色レジスト調整に要する時間や無色レジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能になる。
(2)以上の(1)において、無色レジスト調整を、有色レジスト調整よりも低精度に実行するよう制御するため、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、無色レジスト調整に要する時間や無色レジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能になる。
(3)以上の(1)−(2)において、無色レジスト調整を、有色レジスト調整よりも、低い頻度で実行するよう制御するため、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、無色レジスト調整に要する時間や無色レジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能になる。
(4)以上の(1)−(3)において、無色レジスト調整を、有色レジスト調整よりも、画像形成位置のずれについて正常と認められる範囲を緩く判定するよう制御するため、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、無色レジスト調整に要する時間や無色レジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能になる。
(5)以上の(1)−(4)において、所定形状のレジスト調整マークを形成し、該レジスト調整マークの位置を検出することにより、レジスト調整を実行する際に、無色レジスト調整で形成するレジスト調整マーク数を、有色レジスト調整で形成するレジスト調整マーク数よりも少なくするよう制御するため、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、無色レジスト調整に要する時間や無色レジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能になる。
(6)以上の(1)−(5)において、実行するジョブについて、無色の画像形成位置で要求される精度として高精度と非高精度の二種類の精度に応じて、非高精度が要求される場合には、無色レジスト調整を有色レジスト調整よりも簡易に実行することが可能であるため、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、無色レジスト調整に要する時間や無色レジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能になる。一方、実行するジョブについて、無色の画像形成位置で要求される精度として高精度と非高精度の二種類の精度に応じて、高精度が要求され、レジスト調整タイミングである場合には、ジョブの実行前に、無色レジスト調整と有色レジスト調整とを同等の精度で実行するよう制御するため、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が共に高精度である場合に、有色レジスト調整と無色レジスト調整を適切な精度で実行することが可能になる。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成装置でレジスト調整に使用されるチャートの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置でレジスト調整に使用されるチャートの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置のレジスト調整の判定の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置でレジスト調整に使用されるチャートの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
〈画像形成装置の構成〉
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置100のシステム構成を示している。
画像形成装置100は、プリンタコントローラ110と画像形成部120を備えて構成される。プリンタコントローラ110は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク30を介してパーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置20と接続されており、情報処理装置20から送られてくるプリントジョブをラスタライズ処理して画像データを生成する処理(RIP処理)を実行する機能を果たす。なお、画像データは画像形成に使用されるビットマップ形式のデータである。
プリンタコントローラ110が情報処理装置20から受信するプリントジョブは、文字や図形をコードデータやベクトルデータで表したプリントデータ、たとえば、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)で記述されたプリントデータを含むものである。プリンタコントローラ110におけるラスタライズ処理(RIP処理)は、コードデータやベクトルデータで構成されるプリントデータをビットマップ形式の画像データに展開する処理である。
画像形成部120は、プリンタコントローラ110から画像データを含むプリントジョブのデータ(以後、これをジョブデータと呼ぶ。)を受信し、該画像データに基づいて記録紙上にカラー画像またはモノクロ画像を形成して出力するプリント出力機能を果たす。ここでは、画像形成部120はプリント出力機能のほかに、原稿を光学的に読み取りその複製画像を記録紙上に形成するコピー機能などを備えた、所謂、デジタルカラー複合機として構成されている。
プリンタコントローラ110は、当該プリンタコントローラ110の動作を統括制御するCPU(Central Processing Unit)111と、ネットワーク30に接続するための通信機能を果たすLAN−IF部112と、RIP処理により生成された画像データなどを記憶する画像メモリ113と、ネットワーク30から受信したプリントデータやRIP処理の処理過程で生成される中間データなどを蓄積するハードディスク装置(HDD)114と、画像メモリ113へのデータのリード/ライト機能および画像形成部120との間で各種データの送受信機能を果たすDRAM制御部115とを有している。
このほか、図示省略してあるが、CPU111には、当該CPU111が読み出して実行するプログラムや固定データを記憶したROM(Read Only Memory)およびCPU111がプログラムを実行する際に各種データを一時的に格納するためのワークメモリなどが接続されている。
図2は、画像形成部120の概略の機械構成を示している。画像形成部120は、自動原稿送り装置121を備えたスキャナ部122と、操作表示部123と、記録紙上に画像を形成して出力するプリンタ部124と、主制御部150を備えて構成される。
自動原稿送り装置121は、原稿載置トレイ121aに積載された原稿Jを1枚ずつスキャナ部122の読取箇所に送り込み、読み取りの済んだ原稿J’を排紙トレイ121bに排出する機能を果たす。
スキャナ部122は、原稿Jをカラーもしくはモノクロで光学的に読み取って対応する画像データを取得する機能を果たす。スキャナ部122は、光源とミラーとから成る露光走査部と、原稿からの反射光を受光しその光強度に応じた電気信号を色別に出力するカラーのラインイメージセンサ122aと、原稿からの反射光をラインイメージセンサ122aへ導く各種のミラーや集光レンズなどを備えている。スキャナ部122は、自動原稿送り装置121によって原稿を搬送することにより原稿を読み取り位置に対して相対移動させながら読み取る流し読み形式のほか、原稿をプラテンガラス上に載置した状態で読み取ることができる。
プリンタ部124は、複数段の像形成部を備えており、無端環状の中間転写ベルト131と、中間転写ベルト131上にそれぞれ単一色のトナー像を形成する複数の像形成部140CL、140Y、140M、140C、140Kと、画像形成される記録紙を給紙する給紙部132と、給紙された記録紙を搬送する搬送部133と、定着装置134とを備えている。ここで、像形成部140Y、140M、140C、140Kは、有色のトナー像を形成し、像形成部140CLは、無色(透明:クリア)のトナー像を形成する。
なお、画像を形成するために用いられる材料としての色材ではトナーやインクが該当するが、この実施形態では、電子写真方式の画像形成としてトナーを色材の具体例としている。
また、有色とは、透明でない色であり、無彩色と有彩色が含まれ、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)などが主に用いられる。
また、無色とは透明(クリア(CL))を意味しており、光沢、反射、透かしなどを生じさせる材料であり、完全な無色だけでなく、若干の色味や微小な光沢物質などを含む材料であっても良く、この実施形態ではクリア(CL)を具体例にしている。
像形成部140CLはクリア(CL)色の画像を中間転写ベルト131上に形成し、像形成部140Yはイエロー(Y)色の画像を中間転写ベルト131上に形成し、像形成部140Mはマゼンタ(M)色の画像を中間転写ベルト131上に形成し、像形成部140Cはシアン(C)色の画像を中間転写ベルト131上に形成し、像形成部140Kはブラック(K)色の画像を中間転写ベルト131上に形成するものである。
像形成部140CLは、表面に静電潜像が形成される円筒状の静電潜像担持体としての感光体141CLと、その周囲に配置された帯電装置142CLと現像装置143CLとクリーニング装置144CLとを有する。またレーザーダイオードと、ポリゴンミラーと、各種レンズおよびミラー等で構成されたレーザーユニット145CLを備えている。感光体141CLは、図示省略の駆動部に駆動されて一定方向(図中の矢印A方向)に回転し、帯電装置142CLは、感光体141CLを一様に帯電させる。レーザーユニット145CLは、無色(CL色)の画像データに応じてオン/オフされたレーザー光で感光体141CLを走査することにより、感光体141CLの表面に静電潜像を形成する。現像装置143CLは、感光体141CL上の静電潜像を無色のトナーによって顕像化する。感光体141CLの表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト131と接触する箇所で中間転写ベルト131に転写される。クリーニング装置144CLは、転写後に感光体141CLの表面に残留するトナーをブレード等で擦って除去し回収する機能を果たす。
像形成部Y、像形成部140M、像形成部140C、像形成部140Kはトナーの色が相違することと、それぞれの色に対応する画像データでレーザーユニットのレーザー光がオン/オフされる点を除いて像形成部140CLと同一の構成であり、それらの重複した説明は省略する。なお、図中、色違いであるが同じ構成の要素には、数字が同一であって添え字をCLに代えてその色を示す記号Y(Y色に対応)、M(M色に対応)、C(C色に対応)、K(K色に対応)とした符号を付してある。
中間転写ベルト131は複数のローラに掛け渡すようにして巻回されており、画像形成中は図中の矢印B方向に周回する。周回する過程で、(CL)、(Y)、(M)、(C)、(K)の順に各色の画像(トナー像)が像形成部140CL、140Y、140M、140C、140Kによって中間転写ベルト131上に重ねるように形成されてカラー画像が合成される。このカラー画像は、二次転写位置Dで中間転写ベルト131から記録紙に転写される。なお、像形成部140CL、140Y、140M、140C、140Kの配置順は一例であって、これに限定されるものではない。
周回方向で二次転写位置Dの下流には、転写後に中間転写ベルト131上に残留しているトナーを除去するためのベルトクリーニング装置135が設置されている。
給紙部132は、画像形成に供される記録紙を収納する複数の給紙カセット132a〜132cを有し、選択された給紙カセット132a〜132cのいずれかから記録紙を1枚ずつ搬送部133に向けて送り出す機能を果たす。なお、搬送部133は、給紙部132から繰り出された記録紙を二次転写位置Dおよび定着装置134を通過させて、図示省略の後処理装置もしくは排紙トレイへ排出する通常経路133aのほか、定着装置134を通った記録紙の表裏を反転させた後、二次転写位置Dの上流で再び通常経路133aへ合流させる反転経路133bを備えており、両面印刷に対応している。
後処理装置は、記録紙に折り目をつけたり、複数の記録紙を束ねてステイプルで綴じたり、パンチで穴を開けたりする機能などを備えた装置であり、画像形成部120の後段に接続される。後処理装置での処理内容は、画像形成部120の主制御部150から後処理装置へ出力する制御コマンドにより指定される。
図1に戻って画像形成部120の電気的構成を説明する。画像形成部120は、当該画像形成部120の動作を統括制御する主制御部150に、スキャナ部122とプリンタ部124と操作表示部123とを接続して構成される。
スキャナ部122は、図2に示すラインイメージセンサ122aのほか、当該スキャナ部122の動作全体を制御するスキャナ制御部122bを備えている。
プリンタ部124は画像データに応じてオン/オフされる各レーザーダイオード(LD)124aのほか、中間転写ベルト131や像形成部140CL、140Y、140M、140C、140K、給紙部132、搬送部133、定着装置134などの動作を制御するプリンタ制御部124bを有している。このほか、図示省略してあるが、プリンタ制御部124bには中間転写ベルト131、像形成部140CL、140Y、140M、140C、140K、給紙部132、搬送部133などを作動させるためのモータ、ソレノイド、センサなどが接続されている。
操作表示部123は、各種設定画面や操作画面、ジョブ選択画面、ジョブ編集画面、出力予約ジョブリスト画面などを表示する機能、オペレータに向けて各種案内情報や通知、警告などを表示する機能、オペレータから各種の設定/選択操作や編集操作、出力指示(画像形成の開始指示)を受け付ける機能を果たす。操作表示部123は、液晶ディスプレイからなる表示部123aと、その画面上に敷設されたタッチスイッチおよびその他のスイッチから成る操作部123bと、表示部123aおよび操作部123bを制御する操作制御部123cとを有して構成される。
なお、スキャナ制御部122b、操作制御部123c、プリンタ制御部124bはそれぞれCPU(Central Processing Unit)およびROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを主要部とする回路で構成されており、ROMに格納されたプログラムに従って各種の制御を実行する。
主制御部150は、画像形成部120の動作を統括制御する機能を果たし、読み取り処理部152と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御部153と、圧縮IC154aと、伸張IC154bと、半導体メモリで構成された画像メモリ155と、書き込み処理部158と、CPU151と、ROM159aと、RAM159bと、不揮発メモリ159cと、ハードディスク装置156(HDDとも記す)などを備えて構成される。
CPU151は、画像形成部120の動作全体を制御する機能を果たす。ROM159aには、プログラムや各種固定データなどが記憶されており、CPU151はROM159aに格納されたプログラムに従って動作する。RAM159bは、CPU151がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリとして使用される。不揮発メモリ159cは、電源オフ後も記憶しておくべきユーザデータやシステムデータ、各種設定値などが記憶されるメモリである。後述するプリントキューはRAM159bまたは不揮発メモリ159cに作成され記憶される。
読み取り処理部152は、スキャナ部122の出力する画像データに対して拡大処理、鏡像処理、誤差拡散処理などを施す機能を果たす。
DRAM制御部153は、ダイナミックRAMからなる画像メモリ155へのリード・ライトおよびリフレッシュのタイミング制御や、画像データを圧縮して圧縮メモリ155bに格納したり、圧縮メモリ155bから圧縮画像データを読み出して伸張したりする際のタイミング制御などを行う。またDRAM制御部153にはPCI(Peripheral Component Interconnect)バス104を通じてプリンタコントローラ110のDRAM制御部115と接続されており、プリンタコントローラ110との間でPCIバス104を通じて各種のデータを授受する機能を果たす。
圧縮IC154aは画像データを圧縮し、伸張IC154bは圧縮された画像データ(圧縮画像データ)を元の非圧縮の画像データに伸張する機能を果たす。画像メモリ155は、非圧縮の画像データをページ単位で記憶可能なページメモリ155aとしての機能と、圧縮画像データを記憶する圧縮メモリ155bなどとして使用される。
ハードディスク装置156には、プリンタコントローラ110から受信した印刷ジョブのデータ(ジョブデータ)などが記憶され保存される。
書き込み処理部158は、圧縮メモリ155bから読み出して伸張された画像データに応じて各色レーザーユニット145CL、145Y、145M、145C、145Kのレーザーダイオードをオン/オフさせるための信号を、プリンタ部124の動作に応じたタイミングで出力する機能を果たす。
センサ160は、中間転写ベルト131上に形成される濃度パッチやレジスト調整マークなどを読み取る検知部であり、検知結果はCPU151に伝達される。なお、この実施形態では中間転写ベルト131上に形成されるレジスト調整マークを読み取る機能を少なくとも有する。
なお、ここでは、プリンタコントローラ110は画像形成装置100の内部に組み込まれている状態を示している。プリンタコントローラ110を画像形成装置100の外部に設ける場合には、プリンタコントローラ110と画像形成部120との間でのデータの送受信は、それに適したインターフェイスで行われる。
〈画像形成装置の動作〉
〈レジスト調整〉
ここで、本実施形態の画像形成装置における画像形成の動作について、レジスト調整を中心にして説明する。
図3中間転写ベルト131上に形成されるレジスト調整マークの一例であり、ここでは、CL,Y,M,C,Kの各色毎に、主走査方向の端部・中央部・端部に3個のレジスト調整マークが付され、副走査方向あるいは中間転写ベルト131進行方向に各色5個で各色順のレジスト調整マークが付された状態を示している。
このようなレジスト調整マークを所定のタイミングで中間転写ベルト131上に形成し、中間転写ベルト131上に形成された各色のレジスト調整マークをセンサ160で読み取り、例えば、有色(Y、M、C、K)のうちの1色(例えば、K)を基準色として、該基準色のトナーによる画像形成位置に対して他の色(例えば、CL、Y、M、C)のトナーによる画像形成位置のズレを検出して、該ズレを無くすように画像形成位置を調整するものである。
なお、この場合のレジスト調整マークとしては、各種の形状のものを用いることができるが、主走査方向に平行な線と斜めの線とで構成される「フ」字形状のものを用いることができる。このような形状のレジスト調整マークを用いることで、主走査方向と副走査方向との位置を検出することが可能になる。なお、この原理については、既知のものであり、その詳細については割愛する。
〈全体動作〉
ところで、Y、M、C、Kの有色トナー像と、CLの無色トナー像とでは要求される画像形成位置精度が異なる場合がある。たとえば、CLの無色トナー像では、用紙全面や所定の範囲(用紙上半分など)、あるいは、用紙の透かしや地紋などで使用されるため、要求される画像形成位置精度が低くなっている場合がある。
一方、ページ中の特定の有色トナー像に無色トナー像を重ね合わせて、特定の画像の艶や光沢を出すため、有色トナー像だけでなく無色トナー像の画像形成位置精度も重要な場合もある。
そこで、主制御部150は、レジスト調整を実行するに際して、無色トナー像についての無色レジスト調整を、有色トナー像についての有色レジスト調整よりも、簡易に実行するよう制御することが可能であることを特徴とする。
ここで、簡易に実行とは、無色レジスト調整を、有色レジスト調整よりも低精度に実行するよう制御することを意味している。
このように、無色レジスト調整を有色レジスト調整よりも簡易に実行する、すなわち、無色レジスト調整について有色レジスト調整よりも低精度に実行することで、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、無色レジスト調整に要する時間や無色レジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能になる。
なお、無色レジスト調整を有色レジスト調整よりも簡易あるいは低精度に実行する場合の具体例として以下に具体例(1)〜(3)を用いて説明し、無色トナーが高精度モードに指定されている場合に無色レジスト調整と有色レジスト調整とを同精度に実行する場合の具体例として以下に具体例(4)を用いて説明する。
〈具体例(1)〉
この実施形態の具体例(1)では、有色と無色の両方の画像形成位置が高精度な「画質優先モード」、無色では精度が必要なく有色の画像形成位置が重要な「速度優先モード」、画質優先モードと速度優先モードとの中間の「バランスモード」、の3モードで画像形成を制御する場合を考える。
主制御部150は、レジスト調整を実行するか否かについて、図4のフローチャートの処理を定期的に実行している。
まず、主制御部150は、現時点がレジスト調整タイミングであるかを確認する(図4中のステップS101)。ここで、レジスト調整タイミングであるとは、前回のレジスト調整実行時から起算して、一定枚数の画像形成を実行したり、一定時間の画像形成部120の動作時間が経過したり、といった状態にあることを意味している。
主制御部150は、現時点がレジスト調整タイミングでなければ(図4中のステップS101でNO)、図4のフローチャートの処理を終了する(図4中の「エンド」)。
一方、主制御部150は、現時点がレジスト調整タイミングであれば(図4中のステップS101でYES)、カラーレジスト実施回数のパラメータCountReg_NUMをインクリメントする(図4中のステップS102)。
そして、主制御部150は、現時点で実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが、画質優先であるかを確認する(図4中のステップS103)。この具体例(1)では、上述したように、「画質優先モード」、「速度優先モード」、「バランスモード」の3モードで画像形成を制御する場合を考えている。
ここで、実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが画質優先であれば(図4中のステップS103でYES)、主制御部150は、レジスト調整を全色(有色+無色)で実行するように設定し(図4中のステップS106)、カラーレジスト実施回数のパラメータCountReg_NUMをリセットする(図4中のステップS107)。
一方、実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが画質優先でない場合(図4中のステップS103でNO)、主制御部150は、実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが、速度優先であるかを確認する(図4中のステップS104)。
ここで、実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが速度優先であれば(図4中のステップS104でYES)、主制御部150は、無色を除いた有色でレジスト調整を実行するように設定する(図4中のステップS108)。
一方、実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが速度優先でもない、すなわちバランスモードである場合(図4中のステップS104でNO)、主制御部150は、カラーレジスト実施回数のパラメータCountReg_NUMと全色カラーレジスト実施閾値AllCountReg_NUMとを比較する(図4中のステップS105)。
ここで、カラーレジスト実施回数のパラメータCountReg_NUMは、これから実行しようとするレジスト調整の回数に応じた値であり、実際には、有色のレジスト調整を実行する毎にインクリメントされ、全色のレジスト調整を実行した後にクリアされる。すなわち、全色のレジスト調整を実行した後の、有色のレジスト調整を実行しようとしている回数に応じた値である。
また、全色カラーレジスト実施閾値AllCountReg_NUMについては、レジスト調整を実行しようとするタイミングにおいて、CountReg_NUMがAllCountReg_NUMに等しくなったら、有色のレジスト調整ではなく、全色のレジスト調整を実行するための、計算上の閾値である。
従って、CountReg_NUM≧AllCountReg_NUMを満たさなければ(図4中のステップS105でNO)、有色のレジスト調整の回数が閾値AllCountReg_NUMに達していないため、主制御部150は、無色を除いた有色でレジスト調整を実行するように設定する(図4中のステップS108)。
一方、CountReg_NUM≧AllCountReg_NUMを満たせば(図4中のステップS105でYES)、有色のレジスト調整の回数が閾値AllCountReg_NUMに達しているため、主制御部150は、レジスト調整を全色で実行するように設定し(図4中のステップS106)、カラーレジスト実施回数のパラメータCountReg_NUMをリセットする(図4中のステップS107)。
そして、主制御部150は、以上のように設定された全色あるいは有色のレジスト調整を実行する(図4中のステップS109)。
なお、以上の動作において、全色カラーレジスト実施閾値AllCountReg_NUMの値を大きくすることで、有色のレジスト調整の頻度が増え、全色レジスト調整の頻度が低下することになる。但し、全色カラーレジスト実施閾値AllCountReg_NUMの値に達した時点では全色のレジスト調整が実行されるため、無色についても低頻度ではあるが定期的にレジスト調整が実行されることになる。
すなわち、以上の具体例(1)では、無色レジスト調整を、有色レジスト調整よりも、低い頻度で実行するよう制御するため、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、無色レジスト調整に要する時間や無色レジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能になる。
ここで、全色のレジスト調整の場合には図3のようなレジスト調整マークを形成していたが、有色のレジスト調整の場合にはCL用レジスト調整マークが省略されて図5のようなレジスト調整マークを形成することになるため、調整時間の削減と、無色トナー使用量削減という効果が得られる。また、画質優先モードやレジスト調整の回数が閾値に達した時点では無色トナーを含めた全色のレジスト調整が実行されるため、無色トナー像についても必要な精度は維持される。
〈具体例(2)〉
この実施形態の具体例(2)では、有色と無色の両方の画像形成位置が高精度な「画質優先モード」、無色では精度が必要なく有色の画像形成位置が重要な「速度優先モード」の2モードで画像形成を制御する場合を考える。
主制御部150は、レジスト調整を実行するか否かについて、図6のフローチャートの処理を定期的に実行している。
まず、主制御部150は、現時点がレジスト調整タイミングであるかを確認する(図6中のステップS201)。ここで、レジスト調整タイミングであるとは、前回のレジスト調整実行時から起算して、一定枚数の画像形成を実行したり、一定時間の画像形成部120の動作時間が経過したり、といった状態にあることを意味している。
主制御部150は、現時点がレジスト調整タイミングでなければ(図6中のステップS201でNO)、図6のフローチャートの処理を終了する(図6中の「エンド」)。
一方、現時点がレジスト調整タイミングであれば(図6中のステップS201でYES)、主制御部150は、現時点で実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが、画質優先であるかを確認する(図6中のステップS202)。この具体例(2)では、「画質優先モード」、「速度優先モード」の2モードで画像形成を制御する場合を考えている。
ここで、実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが画質優先であれば(図6中のステップS202でYES)、主制御部150は、無色レジスト調整と有色レジスト調整とで正常範囲閾値を等しく設定する(図6中のステップS203)。例えば、レジスト調整マーク(図3参照)を読み取った場合に、主制御部150は、基準となるKのレジストマークに対する有色(Y,M,C)のレジストマークの画像形成位置ズレと、基準となるKのレジストマークに対する無色(CL)のレジストマークの画像形成位置ズレについて、10画素を正常範囲閾値として定める。
一方、実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが画質優先ではなく速度優先であれば(図6中のステップS202でNO)、主制御部150は、無色レジスト調整の正常範囲閾値を、有色レジスト調整の正常範囲閾値よりも緩く設定する(図6中のステップS204)。例えば、レジスト調整マーク(図3参照)を読み取った場合に、主制御部150は、基準となるKのレジストマークに対する有色(Y,M,C)のレジストマークの画像形成位置ズレについて10画素を正常範囲閾値として定め、基準となるKのレジストマークに対する無色(CL)のレジストマークの画像形成位置ズレについては20画素を正常範囲閾値として定める。
そして、主制御部150は、以上のように正常範囲閾値が設定された状態で、全色(有色+無色)のレジスト調整を実行する(図6中のステップS205)。
画質優先モードであれば、レジスト調整マーク(図3参照)を読み取った場合に、主制御部150は、基準となるKのレジストマークに対する有色(Y,M,C)のレジストマークの画像形成位置ズレが10画素以内であれば正常と判定し、画像形成位置ズレが11画素以上であればエラーと判定する(図7「画質優先」参照)。また、主制御部150は、基準となるKのレジストマークに対する無色(CL)のレジストマークの画像形成位置ズレが10画素以内であれば正常と判定し、画像形成位置ズレが11画素以上であればエラーと判定する。すなわち、画質優先モードであれば、有色レジスト調整と無色レジスト調整とで、画像形成位置ズレの正常範囲閾値を共に10画素に設定して、有色と無色とで差を生じずに高画質にレジスト調整を行う。
一方、速度優先モードであれば、レジスト調整マーク(図3参照)を読み取った場合に、主制御部150は、基準となるKのレジストマークに対する有色(Y,M,C)のレジストマークの画像形成位置ズレが10画素以内であれば正常と判定し、画像形成位置ズレが11画素以上であればエラーと判定する(図7「速度優先」参照)。また、主制御部150は、基準となるKのレジストマークに対する無色(CL)のレジストマークの画像形成位置ズレが20画素以内であれば正常と判定し、画像形成位置ズレが21画素以上であればエラーと判定する。すなわち、速度優先モードであれば、有色レジスト調整に対して無色レジスト調整の正常範囲が緩く判定されるため、無色(CL)についてレジスト調整自体は実行されるものの、調整回数が減少する等の効果が生じる。
従って、無色レジスト調整を、有色レジスト調整よりも、画像形成位置のずれについて正常と認められる範囲を緩く判定するよう制御するため、有色トナー像と無色トナー像とで要求される画像形成位置精度が異なる場合に、無色レジスト調整に要する時間や無色レジスト調整で消耗するトナーなどで無駄を生じさせずに、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を適切に実行することが可能になる。
また、無色(CL)についてレジスト調整自体は実行されるため、無色についてレジストのズレが大きくなってしまうような現象は防止できる。
なお、この具体例(2)では、画質優先モードと速度優先モードとの2つのモードの例を示したが、これに限定されることなく、3以上のモードで無色のレジスト調整を3段階以上の判定基準の緩厳を定めるようにしても良い。
〈具体例(3)〉
この実施形態の具体例(3)では、有色と無色の両方の画像形成位置が高精度な「画質優先モード」、無色では精度が必要なく有色の画像形成位置が重要な「速度優先モード」の2モードで画像形成を制御する場合を考える。
なお、上述した具体例(2)では、速度優先モードにおいて、無色レジスト調整の正常範囲閾値を有色レジスト調整の正常範囲閾値よりも緩く設定している。これに対し、具体例(3)では、速度優先モードでのレジスト調整の場合には、CL用レジスト調整マークをK,C,M,Y用レジスト調整マークよりも少ない個数で形成する。
主制御部150は、レジスト調整を実行するか否かについて、図8のフローチャートの処理を定期的に実行している。
まず、主制御部150は、現時点がレジスト調整タイミングであるかを確認する(図8中のステップS301)。ここで、レジスト調整タイミングであるとは、前回のレジスト調整実行時から起算して、一定枚数の画像形成を実行したり、一定時間の画像形成部120の動作時間が経過したり、といった状態にあることを意味している。
主制御部150は、現時点がレジスト調整タイミングでなければ(図8中のステップS301でNO)、図8のフローチャートの処理を終了する(図8中の「エンド」)。
一方、現時点がレジスト調整タイミングであれば(図8中のステップS301でYES)、主制御部150は、現時点で実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが、画質優先であるかを確認する(図8中のステップS302)。この具体例(3)では、「画質優先モード」、「速度優先モード」の2モードで画像形成を制御する場合を考えている。
ここで、実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが画質優先であれば(図8中のステップS302でYES)、主制御部150は、カラーレジストパターンにおける各色のレジスト調整マーク数を等しい個数、例えば、図3のカラーレジストパターンにおいて、K,C,M,Y,CLのレジスト調整マーク数を、主走査方向の各位置において副走査方向に等しく5個に設定する(図8中のステップS303)。
一方、実行中あるいは実行しようとしているジョブの画質モードが画質優先ではなく速度優先であれば(図8中のステップS302でNO)、主制御部150は、レジスト調整のためのCLのレジスト調整マーク数を、K,C,M,Yのレジスト調整マーク数よりも少なく設定する(図8中のステップS304)。例えば、図3のカラーレジストパターンにおいて、K,C,M,Yのレジスト調整マーク数を主走査方向の各位置で副走査方向に5個、CLのレジスト調整マーク数を主走査方向の各位置で副走査方向に3個に設定する。
そして、主制御部150は、以上のようにレジスト調整マーク数が設定された状態のカラーレジストパターンで、全色(有色+無色)のレジスト調整を実行する(図8中のステップS305)。
従って、画質優先モードであれば、全ての色について主走査方向の各位置で副走査方向5個のレジスト調整マーク(図3のK,C,M,Y参照)を読み取って、レジスト調整を実行するよう主制御部150が各部を制御する。
また、速度優先モードであれば、有色(K,C,M,Y)について主走査方向の各位置で副走査方向5個のレジスト調整マーク(図9のK,C,M,Y参照)を読み取って、レジスト調整を実行するよう主制御部150が各部を制御する。そして、無色(CL)について主走査方向の各位置で副走査方向3個のレジスト調整マーク(図9のCL参照)を読み取って、レジスト調整を実行するよう主制御部150が各部を制御する。
この具体例(3)では、画質優先モードでのレジスト調整ではCLのレジスト調整マークをK,C,M,Y用レジスト調整マークと同様に5個形成していたが、速度優先モードでのレジスト調整の場合にはCL用レジスト調整マークが少ない個数に設定されて図9のようなレジスト調整マークを形成することになり、カラーレジストパターン作成時間の削減、カラーレジストパターン読み取り時間の削減、レジスト調整処理時間の削減、レジスト調整時間の削減と、無色トナー使用量削減、という効果が得られる。
なお、無色(CL)についてレジスト調整自体は実行されるため、無色についてレジストのズレが大きくなってしまうような現象は防止できる。
また、この具体例(3)では、画質優先モードと速度優先モードとの2つのモードの例を示したが、これに限定されることなく、3以上のモードで無色のレジスト調整マーク数を3段階以上の個数に定めるようにしても良い。
〈具体例(4)〉
以下、実施形態の具体例(4)について、図10のフローチャートを参照して説明する。
まず、ジョブが投入される(図10中のステップS401)と、主制御部150はジョブの内容を解析し、画像形成に際して無色(CL)のトナーを使用するかを判断する(図10中のステップS402)。
ここで、画像形成に際して無色(CL)のトナーを使用しない場合(図10中のステップS402でNO)、主制御部150は、ジョブの処理(画像形成)を開始するよう各部を制御する(図10中のステップS406)。
一方、画像形成に際して無色(CL)のトナーを使用する場合(図10中のステップS402でYES)、主制御部150は解析したジョブの内容から、無色(CL)のトナー像について高精度(高画質)モードが指定されているかを判断する(図10中のステップS403)。
ここで、無色(CL)のトナー像について高精度(高画質)モードが指定されていない場合(図10中のステップS403でNO)、主制御部150は、ジョブの処理(画像形成)を開始するよう各部を制御する(図10中のステップS406)。
一方、無色(CL)のトナー像について高精度(高画質)モードが指定されている場合(図10中のステップS403でYES)、主制御部150は、現時点がレジスト調整タイミングであるかを確認する(図10中のステップS404)。
なお、レジスト調整タイミングであるとは、前回のレジスト調整実行時から起算して、一定枚数の画像形成を実行したり、一定時間の画像形成部120の動作時間が経過したり、といった状態にあることを意味している。なお、この実施形態では、無色(CL)のトナー像に関する制御であるため、レジスト調整タイミングであるとは、無色を含む前回のレジスト調整実行時から起算して、一定枚数の画像形成を実行したり、一定時間の画像形成部120の動作時間が経過したり、といった状態にあることが望ましい。
例えば、直前のレジスト調整実行時からは一定枚数の画像形成や一定時間の動作時間経過には至らないものの、この直前のレジスト調整が有色レジスト調整(図4中のステップS108)である場合には、それ以前の無色(CL)を含むレジスト調整の時点から画像形成枚数や動作時間経過の判断を行うことが望ましい。
ここで、現時点がレジスト調整タイミングでない場合(図10中のステップS404でNO)、主制御部150は、ジョブの処理(画像形成)を開始するよう各部を制御する(図10中のステップS406)。
一方、画像形成に際して無色(CL)のトナーを使用し(図10中のステップS402でYES)、無色(CL)のトナー像について高精度(高画質)モードが指定されており(図10中のステップS403でYES)、現時点がレジスト調整タイミングである場合(図10中のステップS404でYES)、主制御部150は、以上の具体例(1)〜(3)で説明した画質優先の全色のレジスト調整を実行するように各部を制御し(図10中のステップS405)、その後に、ジョブの処理(画像形成)を開始するよう各部を制御する(図10中のステップS406)。
すなわち、無色(CL)トナーを高精度に使用する際に、レジスト調整タイミングであれば、有色レジスト調整と無色レジスト調整とを共に高精度に、ジョブ開始前に実行するよう、主制御部150が各部を制御する。一方、無色(CL)トナーを全く使用しない場合、無色(CL)トナーを高精度に使用しない場合、無色(CL)トナーを高精度に使用するがレジスト調整タイミングでない場合、のいずれかに該当すれば、ジョブ開始前に高精度な無色レジスト調整を実行しない。このため、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を、適切に無駄なく実行することが可能になる。
〈その他の実施形態〉
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
また、以上のカラーレジストパターンにおけるレジスト調整マークについては、一例を示したのみであり、各種の変形が可能である。
また、以上の具体例(2)と具体例(3)とを組合せ、速度優先モードにおいて、無色レジスト調整の正常範囲閾値を有色レジスト調整の正常範囲閾値よりも緩く設定すると共に、無色のCL用レジスト調整マークの個数を有色のK,C,M,Y用レジスト調整マークより少なくなるよう制御する、といった制御も可能である。このように、無色レジスト調整を有色レジスト調整よりも簡易に実行することで、有色トナー像と無色トナー像とのレジスト調整を、適切に無駄なく実行することが可能になる。
100 画像形成装置
104 PCIバス
110 プリンタコントローラ
111 CPU
112 LAN−IF部
113 画像メモリ
114 ハードディスク装置(HDD)
115 DRAM制御部
120 画像形成部
121 自動原稿送り装置
121a 原稿載置トレイ
121b 排紙トレイ
122 スキャナ部
122a ラインイメージセンサ
122b スキャナ制御部
123 操作表示部123
123a 表示部
123b 操作部
123c 操作制御部
124 プリンタ部
124a LD
124b プリンタ制御部
131 中間転写ベルト
132 給紙部
132a 給紙カセット
133 搬送部
133a 通常経路
133b 反転経路
134 定着装置
135 ベルトクリーニング装置
140CL、140Y、140M、140C、140K 像形成部
141CL、141Y、141M、141C、141K 感光体
142CL、142Y、142M、142C、142K 帯電装置
143CL、143Y、143M、143C、143K 現像装置
144CL、144Y、144M、144C、144K クリーニング装置
145CL、145Y、145M、145C、145K レーザーユニット
150 主制御部
151 CPU
152 読み取り処理部
153 DRAM制御部
154a 圧縮IC
154b 伸張IC
155 画像メモリ
155a ページメモリ
155b 圧縮メモリ
156 ハードディスク装置(HDD)
158 書き込み処理部
159a ROM
159b RAM
159c 不揮発メモリ

Claims (12)

  1. 無色の色材と複数の有色の色材とを用いて画像を形成する画像形成部と、
    前記有色のうちの1色を基準色として、該基準色の色材による画像形成位置に対して他の色の色材による画像形成位置を調整するレジスト調整を行う機能を有する制御部と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記制御部は、少なくとも1色の有色についての有色レジスト調整を制御する機能と、無色についての無色レジスト調整を制御する機能とを有し、前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行することが可能である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記無色レジスト調整を、前記有色レジスト調整よりも低精度に実行することにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記無色レジスト調整を、前記有色レジスト調整よりも、低い頻度で実行することにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、
    ことを特徴とする請求項1−2のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記無色レジスト調整を、前記有色レジスト調整よりも、画像形成位置のずれについて正常と認められる範囲を緩く判定することにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、
    ことを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    所定形状のレジスト調整マークを形成し、該レジスト調整マークの位置を検出することにより、前記レジスト調整を実行する際に、
    前記無色レジスト調整で形成するレジスト調整マーク数を、前記有色レジスト調整で形成するレジスト調整マーク数よりも少なくすることにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、
    ことを特徴とする請求項1−4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、画像データに基づき記録紙上に画像を形成するジョブを実行し、
    前記制御部は、
    実行するジョブについて、無色の画像形成位置で要求される精度として高精度と非高精度の二種類の精度に応じて、
    前記高精度が要求され、レジスト調整タイミングである場合には、ジョブの実行前に、前記無色レジスト調整と前記有色レジスト調整とを同等の精度で実行する、
    ことを特徴とする請求項1−5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 無色の色材と複数の有色の色材とを用いて画像を形成する画像形成部と、前記有色のうちの1色を基準色として、該基準色の色材による画像形成位置に対して他の色の色材による画像形成位置を調整するレジスト調整を行う機能を有する制御部と、を備える画像形成装置の動作を制御する画像形成装置制御方法であって、
    少なくとも1色の有色についての有色レジスト調整を制御する機能と、無色についての無色レジスト調整を制御する機能とを有し、前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行することが可能である、
    ことを特徴とする画像形成装置制御方法。
  8. 前記無色レジスト調整を、前記有色レジスト調整よりも低精度に実行することにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置制御方法。
  9. 前記制御部は、前記無色レジスト調整を、前記有色レジスト調整よりも、低い頻度で実行することにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、
    ことを特徴とする請求項7−8のいずれか一項に記載の画像形成装置制御方法。
  10. 前記無色レジスト調整を、前記有色レジスト調整よりも、画像形成位置のずれについて正常と認められる範囲を緩く判定することにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、
    ことを特徴とする請求項7−9のいずれか一項に記載の画像形成装置制御方法。
  11. 所定形状のレジスト調整マークを形成し、該レジスト調整マークの位置を検出することにより、前記レジスト調整を実行する際に、前記無色レジスト調整で形成するレジスト調整マーク数を、前記有色レジスト調整で形成するレジスト調整マーク数よりも少なくすることにより前記無色レジスト調整を前記有色レジスト調整よりも簡易に実行する、
    ことを特徴とする請求項7−10のいずれか一項に記載の画像形成装置制御方法。
  12. 前記画像形成部は、画像データに基づき記録紙上に画像を形成するジョブを実行し、
    実行するジョブについて、無色の画像形成位置で要求される精度として高精度と非高精度の二種類の精度に応じて、
    前記制御部が、前記高精度が要求され、レジスト調整タイミングである場合には、ジョブの実行前に、前記無色レジスト調整と前記有色レジスト調整とを同等の精度で実行する、
    ことを特徴とする請求項7−11のいずれか一項に記載の画像形成装置制御方法。
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