JP2014162516A - 梱包体及び梱包材 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の被梱包部材の外周部間に介在する緩衝シートが外方へ引っ張られることなく、平面視で被梱包部材同士の接触を防ぎ得る所定の範囲に安定して固定されてなる梱包体及び梱包材を提供する。
【解決手段】複数の被梱包部材10を、少なくとも外周部11間に緩衝シート20を介在させて重ね合わせ、緩衝シート20の外周端部21を被梱包部材10の外周部11から外方へ引き出し、対向させた一の梱包材30Aと二の梱包材30Bとにより被梱包部材10と緩衝シート20を挟み込み、緩衝シート20を挟持固定した梱包体であって、一及び二の梱包材30A,30Bは緩衝シート20を挟持する対向挟持面33と、緩衝シート20を係止する係止部32と、を備え、各対向挟持面33は、一の梱包材30Aと二の梱包材30Bとにより緩衝シート20を挟持するときに、緩衝シート20の外周端部21を係止部32側へ引き込む緩衝シート導入面38を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、梱包体及び梱包材に関する。
一般に、車両にはルーフライニング等の板状の部材が多く使用されている。このような板状の部材(以下、被梱包部材という)は、車両の組み立て前に運搬する際に、上下方向に一定の間隔をおいて平置きして梱包し、一つの梱包体とされる。
例えば特許文献1には、被梱包部材の周縁部の略相対向位置を支持可能な少なくとも2種の発泡体からなる支持体を一組として、複数組の前記支持体を各段一組ずつ用いて段積みし、下段から順に、段毎に少なくとも2種類の前記支持体の位置を入れ換えて交互に積み重ねるとともに、被梱包部材を段毎交互に180°方向転換して前記各段一組の支持体により支持して段積みすることを特徴とする被梱包部材の梱包方法が開示されている。
特開平1−226567号公報
しかしながら、上記の被梱包部材の梱包方法では、被梱包部材の数が増えると梱包体の高さが急激に増大してしまう。そこで、被梱包部材に負荷や損傷を与えずに、且つ、梱包体の高さ増大を抑えるために、複数の被梱包部材の外周部間にシート状の緩衝材(以降では、緩衝シートという)を介在させて重ね合わせ、緩衝シートの外周端部を被梱包部材の外周部から外方へ引き出した状態で、被梱包部材及び緩衝シートを対向させた2つの梱包材により挟み込み、外方へ引き出された緩衝シートを2つの梱包材のそれぞれ外周端部から一定距離内方に設けられた凹部や凸部に係止させて挟持固定する。
ところが、被梱包部材間に緩衝シートを介在させる従来の梱包方法では、対向させた2つの梱包材により挟み込まれた緩衝シートが各梱包材の緩衝シート係止用の凹部や凸部でつっぱることにより、梱包材が内側(被梱包部材側)へ引っ張られて内倒れや、上下の梱包材が上手く重ならず梱包材が崩れる要因となっていた。また、被梱包部材の外周部間の緩衝シートが外方に引っ張られ、平面視で被梱包部材同士の接触を防ぎ得る所定の範囲から擦り抜けてしまい、被梱包部材同士の接触及び被梱包部材の損傷を招くという問題もあった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、複数の被梱包部材の外周部間に介在する緩衝シートが外方へ引っ張られることなく、平面視で被梱包部材同士の接触を防ぎ得る所定の範囲に安定して固定されてなる梱包体及び梱包材の提供を課題とする。
請求項1に記載の発明は、複数の被梱包部材を、それらの少なくとも外周部間に緩衝シートを介在させて重ね合わせ、前記緩衝シートの外周端部を前記被梱包部材の外周部から外方へ引き出した状態で、これら被梱包部材及び緩衝シートを対向させた一の梱包材と二の梱包材とにより挟み込み、該緩衝シートを挟持固定する梱包体であって、該一の梱包材及び二の梱包材とは、前記緩衝シートを挟持する対向挟持面と、前記緩衝シートを係止するための係止部と、を備え、前記一の梱包材と二の梱包材との対向挟持面は、これら一の梱包材と二の梱包材とにより前記緩衝シートを挟持するときに、前記緩衝シートの外周端部を前記係止部側へ引き込む緩衝シート導入面を有することを特徴とする。
本発明では、一の梱包材と二の梱包材により緩衝シートを挟持させた場合に、被梱包部材の外周部から外方へ引き出された緩衝シートが一の梱包材と二の梱包材の対向挟持面の係止部に係止されると同時に、緩衝シート導入面により緩衝シートの外周端部が係止部側へ引き込まれるため、複数の被梱包部材の外周部間に介在する緩衝シートは何れの方向にも引っ張られずに一の梱包材と二の梱包材の対向挟持面に挟持固定される。
請求項2に記載の発明は、前記対向挟持面が、前記被梱包部材から引き出された緩衝シートの引き出し方向に延びる第一の挟持面と、この第一の挟持面が折れ曲がって一方向に延びる第二の挟持面と、この第二の挟持面から折れ曲がって前記被梱包部材から離間する方向に延びる第三の挟持面と、を備えていることを特徴とする。
本発明では、一の梱包材と二の梱包材により緩衝シートを挟持させた場合に、被梱包部材の外周部から外方へ引き出された緩衝シートが第一の挟持面と第二の挟持面の境界付近で係止されると同時に、第三の挟持面により緩衝シートの外周端部が前記境界側へ引き込まれる。従って、複数の被梱包部材の外周部間に介在する緩衝シートは何れの方向にも引っ張られずに一の梱包材と二の梱包材の対向挟持面に挟持固定される。
請求項3に記載の発明は、前記一の梱包材が、第一の保持部と、この第一の保持部に連続する第一の対向面と、この第一の対向面の端部に設けられた凸部と、を備え、前記二の梱包材は、前記第一の保持部と協働して前記被梱包部材を保持する第二の保持部と、前記第一の対向面に対向させる第二の対向面と、この第二の対抗面の端部に設けられ、前記凸部と嵌合自在な凹部と、を備え、前記第一の対向面及び第二の対向面が前記第一の挟持面を構成し、前記凸部の側面及び前記凹部の側面が前記第二の挟持面を構成し、前記凸部の上面及び前記凹部の底面が前記第三の挟持面を構成することを特徴とする。
本発明では、一の梱包材の凸部と二の梱包材の凹部とを嵌合させた場合に、被梱包部材の外周部が第一の保持部と第二の保持部との間に固定される。また、被梱包部材の外周部から外方へ引き出された緩衝シートが第一の対向面と第二の対向面との間に挟まれ、第一及び第二の対向面の端部で折り曲げられて上方に向かって立ち上がると共に、凸部の側面と凹部の側面との間に挟まれることにより係止される。これと同時に、緩衝シートの外周端部が凸部の上面及び凹部の底面により第一及び第二の対向面の端部側へ引き込まれる。従って、複数の被梱包部材の外周部間に介在する緩衝シートは何れの方向にも引っ張られずに一の梱包材と二の梱包材の対向挟持面に挟持固定される。
請求項4に記載の発明は、複数の被梱包部材を、それらの少なくとも外周部間に緩衝シートを介在させて重ね合わせ、前記緩衝シートの外周端部を前記被梱包部材の外周部から外方へ引き出した状態で、これら被梱包部材及び緩衝シートを挟み込む梱包材であって、表面及び裏面に対向挟持面と、前記緩衝シートを係止するための係止部と、を備え、前記対向挟持面は、梱包材の表面と梱包材の裏面とにより前記緩衝シートを挟持したときに前記緩衝シートの外周端部を前記係止部側へ引き込む緩衝シート導入面を有することを特徴とする。
本発明では、一の梱包材と二の梱包材により緩衝シートを挟持させた場合に、被梱包部材の外周部から外方へ引き出された緩衝シートが一の梱包材と二の梱包材の対向挟持面の係止部に係止されると同時に、緩衝シート導入面により緩衝シートの外周端部が係止部側へ引き込まれる。
請求項5に記載の発明は、前記対向挟持面は、前記被梱包部材から引き出された緩衝シートの引き出し方向に延びる第一の挟持面と、この第一の挟持面が折れ曲がって一方向に延びる第二の挟持面と、この第二の挟持面から折れ曲がって前記被梱包部材から離間する方向に延びる第三の挟持面と、を備えていることを特徴とする。
本発明では、請求項2に記載の発明と同様に、一の梱包材と二の梱包材により緩衝シートを挟持させた場合に、被梱包部材の外周部から外方へ引き出された緩衝シートが第一の挟持面と第二の挟持面の境界付近で係止されると同時に、第三の挟持面により緩衝シートの外周端部が前記境界側へ引き込まれる。
請求項6に記載の発明は、前記梱包材の表面には、第一の保持部と、この第一の保持部に連続する第一の対向面と、この第一の対向面の端部に設けられた凸部と、を備え、前記梱包材の裏面には、前記第一の保持部と協働して前記被梱包部材を保持する第二の保持部と、前記第一の対向面に対向させる第二の対向面と、この第二の対抗面の端部に設けられ、前記凸部と嵌合自在な凹部と、を備え、前記第一の対向面及び第二の対向面が前記第一の挟持面を構成し、前記凸部の側面及び前記凹部の側面が前記第二の挟持面を構成し、前記凸部の上面及び前記凹部の底面が前記第三の挟持面を構成すことを特徴とする。
本発明では、請求項4に記載の発明と同様に、一の梱包材の凸部と二の梱包材の凹部とを嵌合させた場合に、被梱包部材の外周部が第一の保持部と第二の保持部との間に固定される。また、被梱包部材の外周部から外方へ引き出された緩衝シートが第一の対向面と第二の対向面との間に挟まれ、第一及び第二の対向面の端部で折り曲げられて上方に向かって立ち上がると共に、凸部の側面と凹部の側面との間に挟まれることにより係止される。これと同時に、緩衝シートの外周端部が凸部の上面及び凹部の底面により第一及び第二の対向面の端部側へ引き込まれる。
上記のように請求項4〜6に記載の発明では、複数の被梱包部材の外周部間に介在する緩衝シートは何れの方向にも引っ張られることなく、一の梱包材と二の梱包材の対向挟持面に挟持固定される。
本発明の梱包体及び梱包材によれば、複数の被梱包部材の外周部間に介在する緩衝シートを外方へ引っ張ることなく、平面視で被梱包部材同士の接触を防ぎ得る所定の範囲に安定して固定することができる。
本発明の実施形態における被梱包部材を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 本発明の実施形態である梱包体を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 本発明の実施形態である梱包材を示す図であって、梱包材の表面側から見た場合の斜視図である。 本発明の実施形態である梱包材を示す図であって、梱包材の裏面側から見た場合の斜視図である。 本発明の実施形態である梱包体を示す図であって、図2(a)に示すE−E線で矢視した場合の断面図である。
以下、本発明の実施形態である梱包体及び梱包材について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態である梱包体において梱包されている被梱包部材10を示す図であって、図1(a)は被梱包部材10の平面図であり、図1(b)は被梱包部材10の側面図である。図1(a)及び図1(b)に示すように、被梱包部材10は、平面視して略矩形の板状の部材であり、側面視平坦な外周部11と、外周部11との境界に位置する立ち上がり部12を外周端として内方に向かうに従って表面側に湾曲している湾曲部13と、を備えている。被梱包部材10の材質としては、例えば鉄、鋼、アルミニウム、銅等の金属、又は、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン等の樹脂が挙げられる。
図2は、本発明の実施形態である梱包体1を示す図であって、図2(a)は梱包体1の平面図であり、図2(b)は梱包体1の側面図である。図2(a)及び図2(b)に示すように、梱包体1は、複数の被梱包部材10が湾曲部13の湾曲方向に重ね合わせて梱包されたものであって、被梱包部材10と、緩衝シート20と、梱包材30,31と、筐体50と、ベルト51,52と、を備えている。
図2(b)に示すように、梱包材30,31は、梱包体1の長手方向において対向して配置されている。また、梱包材30,31はそれぞれ間隔をあけて、平面視において筐体50の四隅に配置されており、具体的には筐体50の隅50A,50Bに梱包材30が配置され、筐体50の隅50C,50Dに梱包材31が配置されている。
図2(a)及び図2(b)に示すように、梱包体1は、梱包材30,31の最上段にベルト51を掛け渡して固定されている。筐体50は、例えば段ボール、プラスチック等から構成されている。また、筐体50は、金属製のコンテナ又は枠体であってもよい。
図3は、梱包材30,31の表面側から見た場合の梱包材30,31の斜視図である。図4は、梱包材30,31の裏面側から見た場合の梱包材30,31の斜視図である。梱包材30,31は各々、表面側と裏面側に、被梱包部材10の外周部11から外方へ引き出された状態の緩衝シート20を引き込んで挟み込むための対向挟持面33を有する。即ち、対向挟持面33は、梱包材30,31を段積みしたときに緩衝シート20を上下の梱包材30,31によって挟み込む面のことをいう。また、引き込んだ緩衝シート20を係止するための係止部32を有する。係止部32は、梱包材30,31を段積みしたときに、緩衝シート20を係止する部位をいう。
次に、図5を参照し、本実施形態の梱包体1において梱包材30,31により緩衝シート20が挟持されている様子について詳しく説明する。
図5は、本実施形態の梱包体1を示す図であって、図2(a)に示すE−E線で梱包体1の底部を矢視した場合の断面図である。梱包体1において、被梱包部材10は重ね合わせて梱包されている。下段の被梱包部材10に上段の被梱包部材10の荷重がかかり過ぎないように、本実施形態の梱包体1では、三枚毎に、一の梱包材30A,31Aと二の梱包材30B,31Bとに挟持されている。ここで、三枚の被梱包部材10の間に介在する二枚の緩衝シート20を挟持する梱包材30のうち、下方の梱包材30を一の梱包材30Aとし、上方の梱包材30を二の梱包材30Bとする。図5に示すように、一の梱包材30Aと二の梱包材30Bとの対向挟持面33は、一及び二の梱包材30A,30Bにより緩衝シート20を挟持するときに、緩衝シート20の外周端部21を係止部32側へ引き込むための緩衝シート導入面38を有する。
具体的には、対向挟持面33は、被梱包部材10から引き出された緩衝シート20の引き出し方向(図5に示すG方向である)に延びる第一の挟持面35と、第一の挟持面35が折れ曲がって一方向(図5に示すH方向である)に延びる第二の挟持面36と、第二の挟持面から更に折れ曲がって被梱包部材10から離間する方向に延びる(図5に示すG方向である)第三の挟持面37と、を備えている。
即ち、一の梱包材30Aは、被梱包部材10を保持する第一の保持部39と、第一の保持部39に連続する第一の対向面41と、第一の対向面41の端部に設けられた凸部43と、を備えている。また、二の梱包材30Bは、第一の保持部39と協働して被梱包部材10を保持する第二の保持部40と、第一の対向面41に対向してなる第二の対向面42と、第二の対向面42の端部に設けられた凸部43と嵌合自在な凹部44と、を備えている。
図5に示すように、筐体50の最下段の梱包材30は、裏面側に筐体50の底面と当接する面を有し、表面側に一の梱包材30Aとしての第一の保持部39と、第一の対向面41と、凸部43と、を有してなる。図示しない筐体50の最上段の梱包材30は、表面側に例えば平坦な面を有し、裏面側に二の梱包材30Bとしての第二の保持部40と、第二の対向面42と、凹部44と、を有してなる。最下段の梱包材30と最上段の梱包材30との間に配置されている梱包材30は、上面側に一の梱包材30Aとしての第一の保持部39と、第一の対向面41と、凸部43と、を有すると共に、底面側に二の梱包材30Bとしての第二の保持部40と、第二の対向面42と、凹部44と、を有してなる。そして、H方向に隣り合う梱包材30同士は、凸部43と凹部44が互いに嵌合して積層されている。従って、第一及び第二の対向面41,42により第一の挟持面35が構成され、凸部43及び凹部44の被梱包部材10側の側壁により第二の挟持面36が構成され、凸部43の上面及び凹部44の底面により第三の挟持面37が構成されている。
上記のように図5に示すH方向に積層された梱包材30において、第一及び第二の保持部39,40に緩衝シートを介在させた三枚の被梱包部材10が挟持固定されている。具体的には、第一の保持部39の外周部に、被梱包部材10の外周部11を支持するための底面と外周部11を係止するための側壁とを備え、支持する部分の被梱包部材10の平面視形状と一致する平面視形状を有する凹所が設けられている。また、該凹所の内方に被梱包部材10の湾曲部13を支持するためにH方向に湾曲部13と同様の曲率を有する湾曲面を上面とする凸所が設けられている。
三枚の被梱包部材10の外周部11に介在する緩衝シート20は、第一の保持部39の外周部の凹所の第一の対向面41に接続する側壁との接触端で折れ曲げられ、該側壁に沿って立ち上げられている。前記側壁の上端で折り曲げられた緩衝シート20は、第一及び第二の対向面41,42によって挟持され、係止部32で折り曲げられることにより係止されている。また、係止部32で折り曲げられた緩衝シート20は、凸部43と凹部44によって挟持され、筐体50と梱包材30との間で開放されている。緩衝シート20の材質は、例えばポリポロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等の発泡樹脂又は被発泡樹脂が挙げられる。
図1(a)及び図2(a)に示すように、梱包材31で支持される部分の被梱包部材10の平面視形状は梱包材30で支持される部分の被梱包部材10の平面視形状とは異なるため、梱包材31の第一の保持部39の外周部には、図2(a)に示すように支持する部分の被梱包部材10の平面視形状と一致する平面視形状を有する凹所が設けられている。梱包材31における第一の保持部39の凹所の平面視形状以外の構成要素は、梱包材30と同一であるため、その説明を省略する。
梱包材30,31の材質としては、例えば、熱可塑性樹脂の発泡成形体が挙げられる。前記熱可塑性樹脂には、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えばポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂)、ポリエステル系樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、ポリカーボネート系樹脂、ポリ乳酸系樹脂等がある。
次いで、被梱包部材10を梱包する方法について説明する。
先ず、図2(a)に示す筐体50を用意する。その後、相対位置が筐体50の四隅50A〜50Dの相対位置と一致するように梱包材30,31を配置し、図2(b)に示すように一の梱包材30A,31Aとする。
次に、図5に示すように、一の梱包材30A,31Aのそれぞれの第一の保持部39に一枚目の被梱包部材10を嵌め込み、少なくとも外周部11を覆うように一枚目の緩衝シート20を載置する。同様にして、一枚目の緩衝シート20の上から、二枚目の被梱包部材10と二枚目の緩衝シート20を配置する。このとき、一枚目の緩衝シート20を第一の保持部39の外端部で係止するとともに上方に立ち上げる。一枚目の被梱包部材10と緩衝シート20に伴う作業と同様にして、二枚目の緩衝シート20の上から、三枚目の被梱包部材10を第一の保持部39に嵌め込む。この作業により、二枚目の緩衝シート20を第一の保持部39の外端部で係止するとともに上方に立ち上げて一枚目の被梱包部材10の立ち上がり部分と重ね、一の梱包材30A,31Aと、緩衝シート20を介在させた三枚の被梱包部材10を一組とする一のグループ部材を組み立てる。この際、一の梱包材30A,31Aの凸部43の外端部より外方へ引き出された緩衝シート20の外周端22を筐体50の内壁に沿って立ち上げたままにしてよい。
次に、二の梱包材30B,31Bとして別の梱包材30,31を用意し、一のグループ部材の一の梱包材30A,31Aの各凸部43に、二の梱包材30B,31Bの各凹部44を嵌入する。この作業により、一の梱包材30A,31Aの第一の保持部39の外端部で立ち上げておいた一のグループ部材の一枚目及び二枚目の緩衝シート20の外周端部21を、一の梱包材30A,31Aの第一の対向面41と二の梱包材30B,31Bの第二の対向面42により、緩衝シート20がつっぱらない程度に適度に係止部32側へ引き込み、第一及び第二の対向面41,42で挟持すると共に、係止部32に係止する。同時に、係止部32に係止された一のグループ部材の緩衝シート20の外周端部21を、外周端22を開放させた状態で、一の梱包材30A,31Aの凸部43と二の梱包材30B,31Bの凹部44により挟持する。この作業により、図5に示すように、一枚目から三枚目までの被梱包部材10の外周部11間を含み、平面視において被梱包部材10同士の接触を防ぎ得る所定の範囲内に、一のグループ部材の一枚目及び二枚目の緩衝シート20を確実に配置することができる。
次に、前記一のグループ部材の組み立てに伴う作業と同様にして、二の梱包材30A,31Aのそれぞれの第一の保持部39に三枚の被梱包部材10とそれらの間に介在する二枚の緩衝シート20を嵌め込み、二の梱包材30B,31Bと、緩衝シート20を介在させた三枚の被梱包部材10を一組とする二のグループ部材を組み立てる。続いて、前記二のグループ部材に伴う作業と同様にして、三以降のグループ部材の載置、及び、梱包材30,31の各凸部43への別の梱包材30,31の各凹部44の嵌入を行う。
最後のグループ部材を載置して、梱包材30,31の各凸部43に最上段用の梱包材30,31の各凹部44を嵌入した後、図2(b)に示すように梱包材30をベルト51により縛着すると共に、梱包材31をベルト52により縛着する。
以上の作業により、梱包体1が完成する。
上記説明した本発明の梱包体1及び梱包材30,31によれば、一の梱包材30A,31Aと二の梱包材30B,31Bの各対向挟持面33により緩衝シート20を挟持させた場合に、被梱包部材10の外周部11から外方へ引き出された緩衝シート20の外周端部21が、一の梱包材30A,31Aと二の梱包材30B,31Bの係止部32に係止されると同時に、緩衝シート導入面38により緩衝シート20の外周端部21が係止部32側へ引き込まれるため、複数の被梱包部材10の外周部11間に介在する緩衝シート20は何れの方向にも引っ張られずに一の梱包材30A,31Aと二の梱包材30B,31Bの各対向挟持面33に安定な状態で挟持固定される。その結果、緩衝シート20を、平面視において被梱包部材10同士の接触を防ぎ得る所定の範囲内に確実に配置して、被梱包部材10を確実に保護することができる。
具体的には、本発明の梱包体1及び梱包材30,31によれば、一の梱包材30A,31Aと二の梱包材30B,31Bにより緩衝シート20を挟持させた場合に、被梱包部材10の外周部11から外方へ引き出された緩衝シート20が第一の挟持面35と第二の挟持面36の境界付近で係止されると同時に、第三の挟持面37により緩衝シート20の外周端部21が前記境界側へ引き込まれる。従って、複数の被梱包部材10の外周部11間に介在する緩衝シート20は何れの方向にも引っ張られずに一の梱包材30A,31Aと二の梱包材30B,31Bの各対向挟持面33に挟持固定される。従って、被梱包部材10を確実に保護することができる。また、本発明の梱包体1及び梱包材30,31によると、係止部32の手前に緩衝シート導入面38を充分に形成しておくことが好ましい。更に、緩衝シート導入面38が折り曲げ部を含んでいればなお好ましい。即ち、外方へ引き出された緩衝シート20のあそびを確保することができるからである。よって、本発明の梱包材30,31の凸部43及び凹部44は、梱包材30,31の外側(被梱包部材20から遠い側)に設けられること更には第一の挟持面35に緩衝シート20が挟まれる前に折り曲げ部を有することにより、緩衝シート20のあそびを確保することができるため、緩衝シート20が引っ張られることを避けることができる。
本発明の梱包体1及び梱包材30,31によれば、三以上の被梱包部材10の少なくとも外周部11間に緩衝シート20が介在して重ね合わされており、梱包体1の高さの増大を抑えることができる。
更に、本発明の梱包体1及び梱包材30,31によれば、一の梱包材30A,31Aの各凸部43と二の梱包材30B,31Bの各凹部44とを嵌合させた場合に、被梱包部材10の外周部11が第一の保持部39と第二の保持部40との間に固定される。また、被梱包部材10の外周部11から外方へ引き出された緩衝シート20が第一の対向面41と第二の対向面42との間に挟まれ、第一及び第二の対向面41,42の端部で折り曲げられて上方に向かって立ち上がると共に、各凸部43の側面と各凹部44の側面との間に挟まれることにより係止される。これと同時に、緩衝シート20の外周端部21が各凸部43の上面43a及び各凹部44の底面44bにより第一及び第二の対向面41,42の端部側へ引き込まれる。従って、複数の被梱包部材10の外周部11間に介在する緩衝シートは何れの方向にも引っ張られずに、一の梱包材30A,31Aと二の梱包材30B,31Bの対向挟持面33に挟持固定される。従って、被梱包部材10を確実に保護することができる。
また、本発明の梱包体1によれば、筐体50の四隅50A〜50Dに梱包材30,31が配置されることにより、被梱包部材10の外周方向全体に配置される場合に比べて、梱包材30,31の材質の使用量を少なくすることができる。その上、被梱包部材10の外周方向の複数個所に配置された梱包材30,31間に緩衝シート20の外周端部21の一部が開放されるため、緩衝シート20の外周端部21のよれが対向挟持面33に挟持固定される緩衝シート20の固定度に影響を及ぼさないという効果を奏する。
更にまた、本発明の梱包体1によれば、ベルト51,52により外方から固定されることにより、対向挟持面33に挟持固定される緩衝シート20の固定度を高めることができ、
筐体50の内壁により被梱包部材10と緩衝シート20と梱包材30,31が固定されるため、梱包体1が運搬される際に被梱包部材10と緩衝シート20と梱包材30,31のガタつきを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記の実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 梱包体
10 被梱包部材
11 外周部
20 緩衝シート
21 外周端部
30A,31A 一の梱包材
30B,31B 二の梱包材
32 係止部
33 対向挟持面
35 第一の挟持面
36 第二の挟持面
37 第三の挟持面
38 緩衝シート導入面
39 第一の保持部
40 第二の保持部
41 第一の対向面
42 第二の対向面
43 凸部
43a 上面
44 凹部
44b 底面
50 筐体
50A,50B,50C,50D 隅
51,52 ベルト
G 方向(引き出し方向)

Claims (6)

  1. 複数の被梱包部材を、それらの少なくとも外周部間に緩衝シートを介在させて重ね合わせ、前記緩衝シートの外周端部を前記被梱包部材の外周部から外方へ引き出した状態で、これら被梱包部材及び緩衝シートを対向させた一の梱包材と二の梱包材とにより挟み込み、該緩衝シートを挟持固定する梱包体であって、
    該一の梱包材及び二の梱包材とは、前記緩衝シートを挟持する対向挟持面と、
    前記緩衝シートを係止するための係止部と、を備え、
    前記一の梱包材と二の梱包材との対向挟持面は、これら一の梱包材と二の梱包材とにより前記緩衝シートを挟持するときに、前記緩衝シートの外周端部を前記係止部側へ引き込む緩衝シート導入面を有することを特徴とする梱包体。
  2. 前記対向挟持面は、前記被梱包部材から引き出された緩衝シートの引き出し方向に延びる第一の挟持面と、
    この第一の挟持面が折れ曲がって一方向に延びる第二の挟持面と、
    この第二の挟持面から折れ曲がって前記被梱包部材から離間する方向に延びる第三の挟持面と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の梱包体。
  3. 前記一の梱包材は、
    第一の保持部と、
    この第一の保持部に連続する第一の対向面と、
    この第一の対向面の端部に設けられた凸部と、
    を備え、
    前記二の梱包材は、
    前記第一の保持部と協働して前記被梱包部材を保持する第二の保持部と、
    前記第一の対向面に対向させる第二の対向面と、
    この第二の対抗面の端部に設けられ、前記凸部と嵌合自在な凹部と、
    を備え、
    前記第一の対向面及び第二の対向面が前記第一の挟持面を構成し、
    前記凸部の側面及び前記凹部の側面が前記第二の挟持面を構成し、
    前記凸部の上面及び前記凹部の底面が前記第三の挟持面を構成することを特徴とする請求項2に記載の梱包体。
  4. 複数の被梱包部材を、それらの少なくとも外周部間に緩衝シートを介在させて重ね合わせ、前記緩衝シートの外周端部を前記被梱包部材の外周部から外方へ引き出した状態で、これら被梱包部材及び緩衝シートを挟み込む梱包材であって、
    表面及び裏面に対向挟持面と、
    前記緩衝シートを係止するための係止部と、を備え、
    前記対向挟持面は、梱包材の表面と梱包材の裏面とにより前記緩衝シートを挟持したときに前記緩衝シートの外周端部を前記係止部側へ引き込む緩衝シート導入面を有することを特徴とする梱包材。
  5. 前記対向挟持面は、前記被梱包部材から引き出された緩衝シートの引き出し方向に延びる第一の挟持面と、
    この第一の挟持面が折れ曲がって一方向に延びる第二の挟持面と、
    この第二の挟持面から折れ曲がって前記被梱包部材から離間する方向に延びる第三の挟持面と、
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載の梱包材。
  6. 前記梱包材の表面には、
    第一の保持部と、
    この第一の保持部に連続する第一の対向面と、
    この第一の対向面の端部に設けられた凸部と、
    を備え、
    前記梱包材の裏面には、
    前記第一の保持部と協働して前記被梱包部材を保持する第二の保持部と、
    前記第一の対向面に対向させる第二の対向面と、
    この第二の対抗面の端部に設けられ、前記凸部と嵌合自在な凹部と、
    を備え、
    前記第一の対向面及び第二の対向面が前記第一の挟持面を構成し、
    前記凸部の側面及び前記凹部の側面が前記第二の挟持面を構成し、
    前記凸部の上面及び前記凹部の底面が前記第三の挟持面を構成することを特徴とする請求項4又は5に記載の梱包材。
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