JP2014161457A - 景品提供用サーバ装置 - Google Patents

Abstract

【課題】ネットワークを経由しても景品提供装置の操作対象物を精度よく制御することができる、景品提供用サーバ装置を提供する。
【解決手段】景品提供用サーバ装置１０が、ユーザ端末２０の画面に景品提供装置３０の画像と共に入力補助情報を表示させると共に、ユーザ端末２０の画面において入力補助情報の位置を移動させることにより操作対象物に対する指令の入力を受ける指令入力手段１３と、指令入力手段１３が受けた指令に基づいて操作対象物を駆動する駆動制御手段１４と、を備える。
【選択図】図３

Description

本発明は、操作対象物を駆動することにより景品を提供する景品提供装置に接続され、かつユーザ端末とネットワーク経由で接続される景品提供用サーバ装置に関する。

ゲームセンターなどの遊戯施設には、クレーンゲーム機、パチンコ機などの景品を提供する装置（以下、「景品提供装置」と呼ぶ。）が設置されている。

特許文献１には、より多くの人にプレイ意欲を持たせることを可能にするゲームシステムが開示されている。特許文献１では、ゲームシステムが複数のゲーム装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置とで構築されている。

各ゲーム装置は、筐体内のフィールドにある景品を含む映像を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影された映像をネットワークを介してサーバ装置に送信する送信手段と、ゲーム動作モードであるか否かにより送信手段による映像の送信を切り替える切り替え手段と、を備える。ゲーム動作モードであるときには、撮影手段によってリアルタイムで撮影された映像を送信する一方、ゲーム動作モードでないときには、撮影によって所定の時間毎に撮影された間欠的な映像を送信するようにしている。

サーバ装置は、複数のゲーム装置から送信された映像を受信する映像受信手段と、ネットワークを介して接続された端末装置から複数のゲーム装置の何れかを選択するよう指示を受ける選択受信手段と、選択受信手段によって受信した指示により選択されたゲーム装置から映像受信手段により受信された映像を端末装置に対してネットワークを介して公開する映像公開手段と、を備える。

これにより、特許文献１のゲームシステムでは、ゲームセンター等に設置されたゲーム装置の状況を任意の場所で把握可能とし、より多くの人にプレイ意欲を持たせることができる。

特許第３９２９６７４号（請求項１、段落０００５）

しかしながら、特許文献１に開示されているようなゲームシステムでは、景品提供装置としてのクレーンゲーム機において、操作対象物であるクレーンを遠隔操作する。つまり、ユーザが端末装置からクレーンの左右移動及び奥行き移動を制御する際、操作情報が端末装置からクレーンゲーム機に届くまでタイムラグが生じる。そのため、クレーンゲーム機において、クレーンの位置を僅かに操作しようとしても、ユーザが考えている位置にクレーンを停止させることが出来ない。

そこで、本発明では、ネットワークを経由しても景品提供装置の操作対象物を精度よく制御することができる、景品提供用サーバ装置を提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、本発明は、操作対象物を駆動することにより景品を提供する景品提供装置に接続され、かつユーザ端末とネットワーク経由で接続される景品提供用サーバ装置において、ユーザ端末の画面に景品提供装置の画像と共に入力補助情報を表示させると共に、ユーザ端末の画面において該入力補助情報の位置を移動させることにより操作対象物に対する指令の入力を受ける指令入力手段と、指令入力手段が受けた指令に基づいて操作対象物を駆動する駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。

本発明によれば、景品提供用サーバ装置が、ユーザ端末の画面に景品提供装置の画像データと共に入力補助情報を表示させ、ユーザ端末の画面において入力補助情報を移動させることで指令の入力を受け、この指令により駆動制御手段が操作対象物を駆動する。このように、ユーザ端末からの指令の入力を受けるフェーズと、景品提供装置で操作対象物を駆動するフェーズとの二段階とすることにより、遠隔操作であってもユーザの思いに沿って操作対象物を制御することができる。

本発明の実施形態に係る景品提供用サーバ装置、ユーザ端末及び景品提供装置によるシステム構成図である。 景品提供装置の一例を模式的に示す図である。 本発明の第１実施形態に係る景品提供用サーバ装置のブロック構成図である。 ユーザ端末での画面表示の一例である。 入力補助情報の一例を示す図である。 入力補助情報の別例を示す図である。 本発明の第２実施形態に係る景品提供用サーバ装置のブロック構成図である。

以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。下記実施形態では、景品提供装置としてクレーンゲーム機を想定して説明するが、パチンコ機、カプセルトイのように、操作される部分を遠隔操作しその遠隔操作により景品が提供されるようなものであっても実施形態として本発明が適用可能である。

〔第１実施形態〕
図１は、本発明の第１実施形態に係る景品提供用サーバ装置、ユーザ端末及び景品提供装置によるシステム構成図である。景品提供システム１は、図１に示すように、本発明の第１実施形態に係る景品提供装置用サーバ装置１０と一又は複数のユーザ端末２０と一又は複数の景品提供装置３０と接続されて構築される。

図２は景品提供装置の一例を模式的に示す図である。図２では景品提供装置３０がクレーンゲーム機である場合を想定している。景品提供装置３０において、筐体３１内に一又は複数の景品３２がテーブル３３上に配置され、各レール３４が筐体３１内で左右方向及び奥行き方向に配置される。クレーン３５はクレーン本体部３５ａとレール接続部３５ｂとを備え、レール接続部３５ｂがレール３４上を走行自在に取り付けられている。アーム部３５ｃの対が連結部３５ｄに開閉自在に取り付けられることにより、クレーン本体部３５ａが構成される。制御部３６がテーブル３３下に配置されている。制御部３６は、クレーン３５をレール３４に沿って二次元的に移動させる制御と、クレーン本体部３５ａをレール接続部３５ｃから離脱させて下降させる制御と、アーム部３５ｃを開閉させる制御とを行う。制御部３６は、クレーン３５の移動とクレーン本体部３５ａの上下動とアーム部３５ｃの開閉とに関する制御を行う。これらの制御により、次のような一連の動きが生じる。初期位置にクレーン３５が配置されている状態で、左右方向の位置が入力されてクレーン３５が左右方向に移動し、さらに、奥行き方向の位置が入力されてクレーン３５が奥行き方向に移動し、その後、クレーン本体部３５ａが下降してアーム部３５ｃが開閉してその場に存在するであろう景品３２を掴み、クレーン本体部３５ａが上昇して初期位置に戻り、アーム部３５ｃが僅かに開く。すると、景品３２が落下し、テーブル３３脇の出口部３７に入る。景品感知センサー３８が出口部３７に設置されている。景品感知センサー３８は例えばフォトインターラプタ―などの光学センサーや電子センサーで構成され、景品の存在を検知する。

ユーザ端末２０は、各種情報携帯端末、携帯電話機、パーソナルコンピュータなどの各種コンピュータであり、ユーザが使用するものである。

ネットワーク４０は、無線、有線の何れか又はその組み合わせで構成され、ユーザ端末２０から景品提供用サーバ装置１０にアクセス可能にするものであればよい。

本発明の第１実施形態に係る景品提供用サーバ装置１０は、ネットワーク４０を経由してユーザ端末２０からの要求に応じて接続を確立すると共に、サーバによる機能をユーザ端末２０に提供するものである。

図３は、本発明の第１実施形態に係る景品提供用サーバ装置のブロック構成図である。図３に示すように、本発明の実施形態に係る景品提供用サーバ装置１０は、以下具体的に説明するように、ネットワーク接続手段１１、インタフェース手段１２、指令入力手段１３、駆動制御手段１４、制御手段１５などを備える。

ネットワーク接続手段１１は、ネットワーク４０の種類に対応するように複数の接続機能を有しており、制御手段１５の制御下でネットワーク４０を経由してユーザ端末２０と通信接続する。

インタフェース手段１２は、景品提供装置３０の周りに配置した撮像手段４１から、景品提供装置３０を撮像した画像データの入力を受ける手段である。インタフェース手段１２は、制御手段１５の制御に基づいて撮像手段４１を制御して撮像手段４１により生成された画像データの入力を受ける。

指令入力手段１３は、制御手段１５の制御下で、撮像手段４１からの画像データをユーザ端末２０にネットワーク４０を通じて送信し、ユーザ端末２０の画面に景品提供装置３０の画像を表示させる。そして、指令入力手段１３が、ユーザ端末２０の画面に画像と共に入力補助情報を表示させる。

指令入力手段１３は、さらに、制御手段１５の制御下で、ユーザ端末２０からの逐次入力される指令に基づいて、ユーザ端末２０の画面において入力補助情報の位置を移動させる。これにより、指令入力手段１３は、景品提供装置３０における制御部３６などの操作対象物に対する指令を受ける。

駆動制御手段１４は、指令入力手段１３がユーザ端末２０から受けた指令に基づいて、制御部３６、ひいてはクレーン３５などの操作対象物を駆動する手段である。

図１に示す景品提供システム１を用いた景品提供サービスについて説明する。ユーザ端末２０から景品提供用サーバ装置１０に対してアクセスがなされ、景品提供用サーバ装置１０が景品提供装置３０の状況をユーザ端末２０に伝え、ユーザ端末２０から景品提供装置３０に対する指令を通知する。

ユーザは、自分のユーザ端末２０から、ネットワーク４０上のＵＲＬ等の入力により景品提供用サーバ装置１０に接続する。ユーザは、景品提供サービスを受けるためにはアクセス先の画面表示からログインで入力する。このサービスを受けるためにはユーザは会員登録をする必要がある。会員登録の手順については、ホテルの予約、交通機関、催しもののチケットの予約などで既になされているため、ここでは説明を省略する。

ユーザ端末２０から景品提供用サーバ装置１０にアクセスしログインすると、ユーザ端末２０での画面が表示される。図４は、ユーザ端末２０での画面表示の一例である。図示するように、画面の左側部には景品提供装置３０の各映像のサムネイルが選択可能に表示されており、画面の大部分には選択した景品提供装置３０の脇に配備されている撮像手段４１からの映像が流れる。画面の下部分には、クレーン３５などの最終的な制御対象物を制御するためのボタンなどが表示される。画面の右下部分には撮影場所を変えるためのキーが表示される。画面の右端部には、ユーザに対して情報を表示し、ユーザからの入力を直接受けるためのボタンが表示される。画面の上部分には、景品を確認するためのボタン、お試し用の無料ポイントを表示するためのボタン、マイページに移行するためのボタン等が表示される。

ユーザがユーザ端末２０から選択サムネイルを選択することにより、ユーザ好みの景品３２が収容されている景品提供装置３０を選択する。すると、画面の中央部分に撮影手段４１からの画像データがインタフェース手段１２に入力されるため、景品提供サーバ装置１０では指令入力手段１３を経由してユーザ端末２０に撮影された画像を順次流す。なお、この状態では指令入力手段１３を介在させず、図示しない送信手段により流してもよい。

これにより、ユーザ端末２０では、撮影された画像が流れている。この状態で、指令入力手段１３は、ユーザ端末２０の画面に景品提供装置３０の画像と共に、入力補助情報を表示させる。

図５は入力補助情報の一例を示す図である。図５では、入力補助情報が点線のマーカーで示されている。撮像手段４１は正面からの画像を撮像する。その状態で、図５に示すように、ユーザ端末２０の画面中央に表示される映像中に、画面の左右方向、上下方向の何れか一方に平行な点線を表示する。そして、ユーザ端末２０の画面の下部分に表示されているように、ユーザが右向きの矢印を押し続けると、右向きの矢印が押圧されているという入力状態がネットワーク４０を経由して景品提供用サーバ装置１０に入力されるため、それに対応して、指令入力手段１３は、ユーザ端末２０の画面に表示される点線を右向きに移動させる。その後、ユーザがクレーンの位置を止めたいところで右向きの矢印への押圧をやめる。すると、その入力状態がネットワーク４０を経由して景品提供用サーバ装置１０に入力されるため、それに対応して、指令入力手段１３が、ユーザ端末２０の画面において表示されている点線の移動を停止する。その後、撮像手段４１が正面からの撮像から側面からの撮像に変更して、クレーンの奥行き方向への移動を、上向き矢印を押圧し続けることで入力する。

以上のような手順を踏んで、筐体３１内でのクレーン３５の位置をどこに移動させるかについて入力する。その後、ＳＴＡＲＴボタンを押すことにより、駆動制御手段１４が、予め入力されたクレーン３５の移動先にクレーン３５を移動するように制御部３６を移動させる。そして、移動先にクレーン３５が移動すると、その場でクレーン本体部３５ａが下降してアーム部３５ｃが開いてアーム部３５ｃの対でその場にあるものを挟み、クレーン本体部３５ａが上昇し、元の初期状態の位置に戻る。元の初期状態の位置に戻ると、アーム部３５ｃが僅かに開いて挟んだものを落下させて出口部３７から排出する。

景品３２が取口部３７に投入されると景品感知センサー３８が景品３２の存在を検知する。すると、その場に常駐するスタッフにアラームが発せられ、ユーザに対して景品３２が配送される。

本発明の第１実施形態では、景品提供用サーバ装置１０において、指令入力手段１３が予めクレーン３５の移動先について入力補助情報を用いて入力を受け、その後、駆動制御手段１４により制御部３６及びクレーン３５を制御する。よって、景品提供用サーバ装置１０が仲介して景品提供装置３０の状況を画像にてユーザ端末２０に提供し、ユーザ端末２０の指示に応じてクレーン３５を逐次移動させないで、クレーン３５の移動先の入力を受ける。そのため、ユーザ端末２０によりユーザが見る画像中のクレーン３５の状況と、実際の景品提供装置３０におけるクレーン３５の状況とに、ネットワーク４０を経由して遠隔処理によるタイムラグがあっても何ら問題とならない。

図６は入力補助情報の別例を示す図である。入力補助情報は、最終的な対象物であるクレーンを模した図形のマーカーである。図６に示すように、縦横にマス目を表示してもよい。図６に示すような入力補助情報であっても、同様に、入力補助情報を移動させて、クレーンの移動先を指定することができる。

〔第２実施形態〕
第２実施形態に係る景品提供用サーバ装置１０Ａは、図７に示すように、第１実施形態に係る景品提供用サーバ装置１０に次のような機能を付加したものである。第１実施形態では、撮影手段４１からの画像データをユーザ端末２０に逐次送信しているが、第２実施形態では、一つ前に送った画像データと今回送信予定の画像データとの差分情報だけを送り、ユーザ端末２０側で差分情報をもとに画像データを再生する。これにより、ネットワーク４０の種類、ユーザ端末２０の種類に対処することができる。

具体的には、景品提供用サーバ装置１０Ａは格納手段１６を備えており、格納手段１６にはアプリケーションプログラムが格納されており、アプリケーションプログラムはユーザ端末２０にダウンロードされて使用される。

このアプリケーションプログラムとしては、例えば、ネットワーク接続手段１１を経由した指令入力手段１３とのデータ送受信を補助したり、ユーザ端末２０の画面への表示を補助したりする。

例えば、景品提供用サーバ装置１０Ａに備わる処理手段１７は、撮像手段４１で生成された画像データがインタフェース手段１２を経由して入力され、ユーザ端末２０に画像データを送信する前に、当該画像データについて処理を行う。第１実施形態では、ユーザ端末２０に画像データを逐次送信するわけであるが、第２実施形態では、処理手段１７は、送信済みの画像データと送信予定の画像データとの差分の情報だけをユーザ端末２０に送信する。ユーザ端末２０には、アプリケーションプログラムが予めダウンロードされてこのアプリケーションプログラムが実行されることにより、ユーザ端末２０が景品提供用サーバ装置１０Ａからサービスを受けることができる。処理手段１７が処理して得られた差分の情報がユーザ端末２０に送信されると、ユーザ端末２０が、受信済みの画像データとその差分の情報に基づいて、画像データを生成する。そして、その生成した画像データに基づいてユーザ端末２０の画面に表示されるようにしてもよい。

一つ前の画像データといま送信しようとする画像データとの差分情報を求めるには、パターン認識の手法を用いて求めてもよい。また、第２実施形態では、変化が予測される状況を撮像手段で生成するため、予め変化しない要素を特定しておき、変化する要素だけを送信するようにしてもよい。そして、ユーザ端末２０においてダウンロードしたプログラムにアシストされて、画像データを再生する。景品提供用サーバ装置１０Ａからユーザ端末２０に差分情報だけを送信するか否かは、ユーザ端末２０から操作入力を受けるフェーズであるか否かに依存するとよい。つまり、ゲーム開始前の状況、撮影データをそのまま送信するフェーズでは、ユーザ端末２０と景品提供用サーバ装置１０Ａとの間にタイムラグが生じても不都合が生じ難いかほとんどないので、差分情報だけを送信するようにせずともよい。しかしながら、ユーザ端末２０から制御部３６及びクレーン３５を操作する指令に関する入力がなされている状況では、ユーザ端末２０と景品提供用サーバ装置１０Ａとの間ではタイムラグが生じていることは好ましくはないので、差分情報だけを送信する方がよい。さらに、クレーンを実際に移動させる状況は、ネットワークの環境、サーバの処理能力、景品提供サービス事業のコスト等に応じて、何れでもよい。

また、景品提供用サーバ装置１０が画像データをユーザ端末２０に送信する際には、画像データの一部又は全部を圧縮して送信してもよい。画像データから差分情報を差し引いた情報量が大きい場合には、景品提供用サーバ装置１０Ａがユーザ端末２０に最初の画像データを送信するときだけ画像データを圧縮して、ユーザ端末２０側でダウンロード済みのアプリケーションプログラムを実行することにより、解凍処理をするとよい。

また、景品提供用サーバ装置１０Ａから画像データを送る際には、撮像手段４１から入力された画像データを逐一送信する必要はなく、動画としてそん色ない範囲において間引いて送信してもよい。

このように、景品提供用サーバ装置１０Ａからユーザ端末２０に画像データを送信する際、ネットワーク４０の状況、ユーザ端末２０の性能等により、画像データを処理する方が好ましい。

本発明の各実施形態では、景品提供装置３０がクレーンゲーム機である場合、最終的な操作対象物はクレーンであり、直接的な操作対象物は制御部３６である。景品提供装置３０の周囲から撮影した画像データに基づいてユーザ端末２０に撮影画像を表示し、最終的な操作対象物であるクレーンの位置を特定するための位置情報を入力するためのマーカーを重ねて表示する。指令入力手段１３がマーカーを重ねてユーザ端末２０の画面に表示し、どの位置まで移動させるかを事前に受け付ける。その後、受け付けた操作に応じて操作対象物を移動させる。よって、遠隔操作による遅延を解消し、ユーザの指令に沿ってクレーンを移動させることができる。

次に、景品提供装置３０がクレーンゲーム機以外の場合について説明する。
景品提供装置がパチンコ機である場合について説明する。パチンコ機は、ダイヤルを任意の角度だけ回転させることで、パチンコ玉を所定の経路に従って弾射し続け、特定のポケットにパチンコ玉が投入されることで、パチンコ玉が排出されるものである。そして、景品提供装置の正面視の画像データを撮像手段により撮影して景品提供用サーバ装置がユーザ端末に送信する。このような状況で、指令入力手段がユーザ端末に対し、ダイヤルの回転角度を入力するための入力補助情報を表示させ、ユーザ端末から例えば何度回転するかについての入力を受けると、その情報をもとにして、入力補助情報としてのダイヤル表示を回転させる。このようにすれば、あたかもユーザ端末からユーザがパチンコ機を実際に操作することができる。なお、時間単位でダイヤルの角度を変えるような場合には、角度の時間的推移を入力するようにすればよい。

景品提供装置がカプセルトイ、つまり小型自動販売機の一種でカプセル入りのグッズを提供するものである場合についても、パチンコ機と同様に、ユーザ端末にてダイヤルの回転を操作できるように指令入力手段が入力補助情報をユーザ端末に表示するようにすればよい。その他の景品提供装置についても同様に適宜変更して実施することができる。

１：景品提供システム
１０，１０Ａ：景品提供用サーバ装置
１１：ネットワーク接続手段
１２：インタフェース手段
１３：指令入力手段
１４：駆動制御手段
１５：制御手段
１６：格納手段
１７：処理手段
２０：ユーザ端末
３０：景品提供装置
３１：筐体
３２：景品
３３：テーブル
３４：レール
３５：クレーン
３５ａ：クレーン本体部
３５ｂ：レール接続部
３５ｃ：アーム部
３５ｄ：連結部
３６：制御部
３７：出口部
３８：景品感知センサー
４０：ネットワーク
４１：撮影手段

Claims (4)

1. 操作対象物を駆動することにより景品を提供する景品提供装置に接続され、かつユーザ端末とネットワーク経由で接続される景品提供用サーバ装置において、
   上記ユーザ端末の画面に上記景品提供装置の画像と共に入力補助情報を表示させると共に、上記ユーザ端末の画面において該入力補助情報の位置を移動させることにより上記操作対象物に対する指令の入力を受ける指令入力手段と、
   上記指令入力手段が受けた指令に基づいて上記操作対象物を駆動する駆動制御手段と、
   を備えることを特徴とする、景品提供用サーバ装置。
2. 前記入力補助情報は、前記ユーザ端末の画面の上下方向若しくは左右方向の線又は前記操作対象物を模した図形で表示される情報である、請求項１に記載の景品提供用サーバ装置。
3. さらに、プログラムを格納する格納手段を備えており、
   上記プログラムは、前記ユーザ端末に格納されて使用され、上記指令入力手段とのデータの送受信、前記ユーザ端末の画面表示を補助するためのプログラムである、請求項１に記載の景品提供用サーバ装置。
4. さらに、前記ユーザ端末へ画像データを送信するための前処理を行う処理手段を備えており、
   上記処理手段は、前記ユーザ端末に画像データを送信する前に、送信済みの画像データと送信予定の画像データとの差分の情報を求め、当該差分の情報を前記ユーザ端末に送信し、
   前記プログラムをダウンロードした前記ユーザ端末が、該プログラムを実行することにより、上記差分の情報に基づいて画像データを生成して前記ユーザ端末の画面に表示する、請求項３に記載の景品提供用サーバ装置。