JP2014159990A - レゾルバロータ - Google Patents

レゾルバロータ Download PDF

Info

Publication number
JP2014159990A
JP2014159990A JP2013030158A JP2013030158A JP2014159990A JP 2014159990 A JP2014159990 A JP 2014159990A JP 2013030158 A JP2013030158 A JP 2013030158A JP 2013030158 A JP2013030158 A JP 2013030158A JP 2014159990 A JP2014159990 A JP 2014159990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resolver
rotor
resolver rotor
press
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013030158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6263330B2 (ja
Inventor
Masashi Inoue
雅志 井上
Naoshi Yamaguchi
直志 山口
Shogo Miyazaki
将吾 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2013030158A priority Critical patent/JP6263330B2/ja
Publication of JP2014159990A publication Critical patent/JP2014159990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6263330B2 publication Critical patent/JP6263330B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

【課題】レゾルバロータに生じる圧入応力を低減することができると共に、シャフトに対するレゾルバロータの圧入面積を十分に確保することができるレゾルバロータを提供する。
【解決手段】モータ1のシャフト8の回転角度を検出するレゾルバ15のレゾルバロータ50において、シャフト8の外周面に圧入される円環状のロータ本体21と、ロータ本体21の外周面21aに周方向に均等且つ径方向外側に突出して設けられる複数の凸部22と、複数の凸部22の少なくとも1つ置きに設けられる位置決め穴23と、ロータ本体21の内周面21bの位置決め穴23と対向する位置に設けられる切欠部24と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの回転角度を検出するレゾルバのレゾルバロータに関する。
従来のモータとしては、図3に示すブラシレスモータ1が知られている(例えば、特許文献1参照)。このモータ1は、有底円筒状のフレーム2と、フレーム2の開口部を覆って固定されるハウジング3と、を有する。ハウジング3の中央部に形成される窓部4には、フロントベアリング5が取り付けられている。フレーム2の底部には、凹状のベアリングボックス6が設けられており、このベアリングボックス6には、リアベアリング7が挿入されている。そして、フロントベアリング5及びリアベアリング7は、シャフト8を回転自在に支持している。
シャフト8の一端部には、磁界を発生させるマグネット9が取り付けられて回転子10が構成されている。フレーム2の内周面には、回転子10の外周を囲って固定子11が取り付けられている。
固定子11は、珪素鋼板を積層して形成された固定子鉄心12と、樹脂製の絶縁体13と、絶縁体13に巻装されたモータコイル14と、を有する。モータコイル14は、U相、V相、W相の3相からなり、それぞれスター結線されている。
シャフト8の他端部には、レゾルバ15が設けられており、このレゾルバ15は、シャフト8の他端部に圧入されるレゾルバロータ16と、レゾルバロータ16の外周側に配置され、ハウジング3の取付面18に取り付けられるレゾルバステータ17と、を備える。そして、特許文献1に記載のレゾルバロータ16では、その内周面に塑性変形する凸部が周方向に沿って複数形成されている。
特開2010−266325号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のレゾルバロータでは、シャフトへの圧入時に複数の凸部を局部的に変形させることにより、レゾルバロータに生じる圧入応力を低減することができるものの、レゾルバロータの内周面に複数の凸部が形成され、シャフトに対するレゾルバロータの圧入面積が少ないため、高出力のモータに採用した場合、圧入抜けが生じて、レゾルバロータがシャフトから外れてしまう可能性があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、レゾルバロータに生じる圧入応力を低減することができると共に、シャフトに対するレゾルバロータの圧入面積を十分に確保することができるレゾルバロータを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
モータ(例えば、前述のモータ1)のシャフト(例えば、前述のシャフト8)の回転角度を検出するレゾルバ(例えば、前述のレゾルバ15)のレゾルバロータ(例えば、後述の実施形態におけるレゾルバロータ20)において、
前記シャフトの外周面に圧入される円環状のロータ本体(例えば、後述の実施形態におけるロータ本体21)と、
前記ロータ本体の外周面(例えば、後述の実施形態における外周面21a)に周方向に均等且つ径方向外側に突出して設けられる複数の凸部(例えば、後述の実施形態における凸部22)と、
前記複数の凸部の少なくとも1つ置きに設けられる位置決め穴(例えば、後述の実施形態における位置決め穴23)と、
前記ロータ本体の内周面(例えば、後述の実施形態における内周面21b)の前記位置決め穴と対向する位置に設けられる切欠部(例えば、後述の実施形態における切欠部24)と、を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ロータ本体の内周面の位置決め穴と対向する位置に切欠部が設けられるため、レゾルバロータの位置決め穴の周囲に生じる圧入応力を分散することができ、圧入応力を低減することができる。これにより、レゾルバロータの圧入応力による変形を抑制することができるので、レゾルバの回転角度の検出精度を向上することができる。また、従来のレゾルバロータと比較して、シャフトに対するレゾルバロータの圧入面積を十分に確保することができるので、高出力のモータに採用したとしても、圧入抜けが生じるのを防止することができる。
本発明に係るレゾルバロータの一実施形態を説明する正面図である。 本発明例と比較例の平均圧入応力と応力振幅の関係を示すグラフである。 従来のブラシレスモータを説明する断面図である。
以下、本発明に係るレゾルバロータの一実施形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態のレゾルバロータは、図3に示すモータ1のシャフト8にレゾルバロータ16の代わりに圧入されるものとする。
本実施形態のレゾルバロータ20は、珪素鋼板を積層したものであり、図1に示すように、円環状のロータ本体21と、ロータ本体21の外周面21aに周方向に均等且つ径方向外側に突出して設けられる複数(本実施形態では6つ)の凸部22と、複数の凸部22の1つ置きに設けられる位置決め穴23と、ロータ本体21の内周面21bの位置決め穴23と対向する位置に設けられる切欠部24と、を有する。
凸部22及び切欠部24は、正面視において円弧形状であり、凸部22の曲率半径は切欠部24の曲率半径より大きく設定されている。
位置決め穴23は、正面視において円形状の穴であり、凸部22の周方向中心位置に設けられている。
また、切欠部24は、位置決め穴23と対向する位置に設けられており、換言すると、切欠部24は、位置決め穴23と同様に、凸部22の周方向中心位置に設けられ、位置決め穴23と同位相に設けられている。なお、切欠部24が設けられていないロータ本体21の内周面21bは、シャフト8に圧入される際の圧入面を構成している。
また、図1に示すように、切欠部24の幅24aは、位置決め穴23の直径23aより大きく設定されている。このため、切欠部24の幅24aが確保され、位置決め穴23の周囲に生じる圧入応力が効果的に分散されるので、位置決め穴23の変形が抑制される。
以上説明したように、本実施形態のレゾルバロータ20によれば、ロータ本体21の内周面21bの位置決め穴23と対向する位置に切欠部24が設けられるため、レゾルバロータ20の位置決め穴23の周囲に生じる圧入応力を分散することができ、圧入応力を低減することができる。これにより、レゾルバロータ20の圧入応力による変形を抑制することができるので、レゾルバ15の回転角度の検出精度を向上することができる。また、従来のレゾルバロータと比較して、シャフト8に対するレゾルバロータ20の圧入面積を十分に確保することができるので、高出力のモータに採用したとしても、圧入抜けが生じるのを防止することができる。
また、本実施形態のレゾルバロータ20によれば、切欠部24の幅24aが、位置決め穴23の直径23aより大きく設定されるため、切欠部24の幅24aが確保され、位置決め穴23の周囲に生じる圧入応力を効果的に分散することができるので、位置決め穴23の変形を抑制することができる。
次に、本発明の作用効果を確認するため、本発明例のレゾルバロータと比較例のレゾルバロータについて、性能比較試験を行い比較した。
本試験に使用した本発明例のレゾルバロータには、図1に示すレゾルバロータ20を使用し、比較例のレゾルバロータには、図1に示すレゾルバロータ20から切欠部24を削除したものを使用した。
本試験では、本発明例及び比較例のレゾルバロータを用意し、各レゾルバロータをシャフトに圧入して、その際の平均圧入応力と応力振幅を測定した。結果を図2に示す。
図2に示すように、本発明例のレゾルバロータが疲労限度線図内にプロットされているのに対して、比較例のレゾルバロータは疲労限度線図外にプロットされることがわかった。従って、コストの高い高強度材料を使うことなく、レゾルバロータ20に切欠部24を形成するだけで、一般的な材料を使用することができ、製造コストを削減できることがわかった。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
1 ブラシレスモータ(モータ)
8 シャフト
15 レゾルバ
20 レゾルバロータ
21 ロータ本体
21a 外周面
21b 内周面
22 凸部
23 位置決め穴
24 切欠部

Claims (1)

  1. モータのシャフトの回転角度を検出するレゾルバのレゾルバロータにおいて、
    前記シャフトの外周面に圧入される円環状のロータ本体と、
    前記ロータ本体の外周面に周方向に均等且つ径方向外側に突出して設けられる複数の凸部と、
    前記複数の凸部の少なくとも1つ置きに設けられる位置決め穴と、
    前記ロータ本体の内周面の前記位置決め穴と対向する位置に設けられる切欠部と、を有することを特徴とするレゾルバロータ。
JP2013030158A 2013-02-19 2013-02-19 レゾルバロータ Active JP6263330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013030158A JP6263330B2 (ja) 2013-02-19 2013-02-19 レゾルバロータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013030158A JP6263330B2 (ja) 2013-02-19 2013-02-19 レゾルバロータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014159990A true JP2014159990A (ja) 2014-09-04
JP6263330B2 JP6263330B2 (ja) 2018-01-17

Family

ID=51611775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013030158A Active JP6263330B2 (ja) 2013-02-19 2013-02-19 レゾルバロータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6263330B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109980881A (zh) * 2017-12-22 2019-07-05 本田技研工业株式会社 旋转变压器转子及具备该旋转变压器转子的旋转电机
CN113224874A (zh) * 2020-01-21 2021-08-06 本田技研工业株式会社 转子、转子的制造方法及旋转电机
JP2021118671A (ja) * 2020-01-21 2021-08-10 本田技研工業株式会社 ロータ、ロータの製造方法及び回転電機

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62141947A (ja) * 1985-12-16 1987-06-25 Nippon Denso Co Ltd 磁石発電機の回転子の製造方法
JPH07332468A (ja) * 1994-06-01 1995-12-22 Hino Motors Ltd 圧入ギヤ
JP2001317545A (ja) * 2000-03-03 2001-11-16 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 動圧軸受装置およびその製造方法
JP2003023761A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Asmo Co Ltd ブラシレスモータのレゾルバ固定構造
JP2006217770A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Oriental Motor Co Ltd モータのロータコアとシャフトの締結構造
JP2007232169A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Nsk Ltd 軸受ユニット
JP2009225519A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Panasonic Corp 永久磁石埋込形電動機
JP2010048775A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Asmo Co Ltd バリアブルリラクタンス型レゾルバロータ及びブラシレスモータ
JP2013005626A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Nsk Ltd モータ及び電動パワーステアリング装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62141947A (ja) * 1985-12-16 1987-06-25 Nippon Denso Co Ltd 磁石発電機の回転子の製造方法
JPH07332468A (ja) * 1994-06-01 1995-12-22 Hino Motors Ltd 圧入ギヤ
JP2001317545A (ja) * 2000-03-03 2001-11-16 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 動圧軸受装置およびその製造方法
JP2003023761A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Asmo Co Ltd ブラシレスモータのレゾルバ固定構造
JP2006217770A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Oriental Motor Co Ltd モータのロータコアとシャフトの締結構造
JP2007232169A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Nsk Ltd 軸受ユニット
JP2009225519A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Panasonic Corp 永久磁石埋込形電動機
JP2010048775A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Asmo Co Ltd バリアブルリラクタンス型レゾルバロータ及びブラシレスモータ
JP2013005626A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Nsk Ltd モータ及び電動パワーステアリング装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109980881A (zh) * 2017-12-22 2019-07-05 本田技研工业株式会社 旋转变压器转子及具备该旋转变压器转子的旋转电机
JP2019113370A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 本田技研工業株式会社 レゾルバロータ及びこれを備えた回転電機
US10651714B2 (en) 2017-12-22 2020-05-12 Honda Motor Co., Ltd. Resolver rotor and rotating electrical machine including same
CN109980881B (zh) * 2017-12-22 2021-03-30 本田技研工业株式会社 旋转变压器转子及具备该旋转变压器转子的旋转电机
CN113224874A (zh) * 2020-01-21 2021-08-06 本田技研工业株式会社 转子、转子的制造方法及旋转电机
JP2021118671A (ja) * 2020-01-21 2021-08-10 本田技研工業株式会社 ロータ、ロータの製造方法及び回転電機
JP7080278B2 (ja) 2020-01-21 2022-06-03 本田技研工業株式会社 ロータ、ロータの製造方法及び回転電機
CN113224874B (zh) * 2020-01-21 2023-09-22 本田技研工业株式会社 转子、转子的制造方法及旋转电机

Also Published As

Publication number Publication date
JP6263330B2 (ja) 2018-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130106252A1 (en) Stator fixing structure
US20130015748A1 (en) Motor
US10432048B2 (en) Skewed rotor cores with grooves for reducing cogging torque
US9231450B2 (en) Motor
CN103683598A (zh) 用于电旋转机器的转子
JP5500360B2 (ja) 回転電機の回転子
JP2011055577A (ja) 回転子
JP6147226B2 (ja) 回転電機用ロータ
JP5631133B2 (ja) 回転電機用ロータにおける金属管のロータコアへの固定方法
JP2013093985A (ja) ステータ固定構造
JP6263330B2 (ja) レゾルバロータ
JP2014033588A (ja) レゾルバ、モータ及びステータ
JP5845610B2 (ja) 回転電機のロータおよびロータの製造方法
JP2012100425A (ja) 外転型の電動機
JP6651267B2 (ja) 回転電機の固定子およびその製造方法
JP5495045B2 (ja) 回転電機の回転子
JP2007143325A (ja) 電気モータのステータ構造
JP2018133948A (ja) モータ
JP5796376B2 (ja) 電動モータのロータ
JP2012217285A (ja) 回転電機のロータおよびその製造方法
JP2009183058A (ja) ステータコアの固定方法、及びブラシレスモータ
JP5643038B2 (ja) 回転電機用ロータ
JP5656778B2 (ja) 回転電機固定子
JP6234702B2 (ja) モータ
JP2009290995A (ja) ブラシ付モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6263330

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150