JP6263330B2 - レゾルバロータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータの回転角度を検出するレゾルバのレゾルバロータに関する。
従来のモータとしては、図3に示すブラシレスモータ1が知られている(例えば、特許文献1参照)。このモータ1は、有底円筒状のフレーム2と、フレーム2の開口部を覆って固定されるハウジング3と、を有する。ハウジング3の中央部に形成される窓部4には、フロントベアリング5が取り付けられている。フレーム2の底部には、凹状のベアリングボックス6が設けられており、このベアリングボックス6には、リアベアリング7が挿入されている。そして、フロントベアリング5及びリアベアリング7は、シャフト8を回転自在に支持している。
シャフト8の一端部には、磁界を発生させるマグネット9が取り付けられて回転子10が構成されている。フレーム2の内周面には、回転子10の外周を囲って固定子11が取り付けられている。
固定子11は、珪素鋼板を積層して形成された固定子鉄心12と、樹脂製の絶縁体13と、絶縁体13に巻装されたモータコイル14と、を有する。モータコイル14は、U相、V相、W相の3相からなり、それぞれスター結線されている。
シャフト8の他端部には、レゾルバ15が設けられており、このレゾルバ15は、シャフト8の他端部に圧入されるレゾルバロータ16と、レゾルバロータ16の外周側に配置され、ハウジング3の取付面18に取り付けられるレゾルバステータ17と、を備える。そして、特許文献1に記載のレゾルバロータ16では、その内周面に塑性変形する凸部が周方向に沿って複数形成されている。
特開2010−266325号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のレゾルバロータでは、シャフトへの圧入時に複数の凸部を局部的に変形させることにより、レゾルバロータに生じる圧入応力を低減することができるものの、レゾルバロータの内周面に複数の凸部が形成され、シャフトに対するレゾルバロータの圧入面積が少ないため、高出力のモータに採用した場合、圧入抜けが生じて、レゾルバロータがシャフトから外れてしまう可能性があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、レゾルバロータに生じる圧入応力を低減することができると共に、シャフトに対するレゾルバロータの圧入面積を十分に確保することができるレゾルバロータを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
モータ(例えば、前述のモータ1)のシャフト(例えば、前述のシャフト8)の回転角度を検出するレゾルバ(例えば、前述のレゾルバ15)のレゾルバロータ(例えば、後述の実施形態におけるレゾルバロータ20)において、
前記シャフトの外周面に圧入される円環状のロータ本体(例えば、後述の実施形態におけるロータ本体21)と、
前記ロータ本体の外周面(例えば、後述の実施形態における外周面21a)に周方向に均等且つ径方向外側に突出して設けられる偶数個の凸部(例えば、後述の実施形態における凸部22)と、
前記偶数個の凸部の1つ置きに、前記凸部の周方向中心位置に設けられる位置決め穴(例えば、後述の実施形態における位置決め穴23)と、
前記ロータ本体の内周面(例えば、後述の実施形態における内周面21b)の前記位置決め穴と対向する位置に設けられる切欠部(例えば、後述の実施形態における切欠部24)と、を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ロータ本体の内周面の位置決め穴と対向する位置に切欠部が設けられるため、レゾルバロータの位置決め穴の周囲に生じる圧入応力を分散することができ、圧入応力を低減することができる。これにより、レゾルバロータの圧入応力による変形を抑制することができるので、レゾルバの回転角度の検出精度を向上することができる。また、従来のレゾルバロータと比較して、シャフトに対するレゾルバロータの圧入面積を十分に確保することができるので、高出力のモータに採用したとしても、圧入抜けが生じるのを防止することができる。
本発明に係るレゾルバロータの一実施形態を説明する正面図である。 本発明例と比較例の平均圧入応力と応力振幅の関係を示すグラフである。 従来のブラシレスモータを説明する断面図である。
以下、本発明に係るレゾルバロータの一実施形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態のレゾルバロータは、図3に示すモータ1のシャフト8にレゾルバロータ16の代わりに圧入されるものとする。
本実施形態のレゾルバロータ20は、珪素鋼板を積層したものであり、図1に示すように、円環状のロータ本体21と、ロータ本体21の外周面21aに周方向に均等且つ径方向外側に突出して設けられる複数(本実施形態では6つ)の凸部22と、複数の凸部22の1つ置きに設けられる位置決め穴23と、ロータ本体21の内周面21bの位置決め穴23と対向する位置に設けられる切欠部24と、を有する。
凸部22及び切欠部24は、正面視において円弧形状であり、凸部22の曲率半径は切欠部24の曲率半径より大きく設定されている。
位置決め穴23は、正面視において円形状の穴であり、凸部22の周方向中心位置に設けられている。
また、切欠部24は、位置決め穴23と対向する位置に設けられており、換言すると、切欠部24は、位置決め穴23と同様に、凸部22の周方向中心位置に設けられ、位置決め穴23と同位相に設けられている。なお、切欠部24が設けられていないロータ本体21の内周面21bは、シャフト8に圧入される際の圧入面を構成している。
また、図1に示すように、切欠部24の幅24aは、位置決め穴23の直径23aより大きく設定されている。このため、切欠部24の幅24aが確保され、位置決め穴23の周囲に生じる圧入応力が効果的に分散されるので、位置決め穴23の変形が抑制される。
以上説明したように、本実施形態のレゾルバロータ20によれば、ロータ本体21の内周面21bの位置決め穴23と対向する位置に切欠部24が設けられるため、レゾルバロータ20の位置決め穴23の周囲に生じる圧入応力を分散することができ、圧入応力を低減することができる。これにより、レゾルバロータ20の圧入応力による変形を抑制することができるので、レゾルバ15の回転角度の検出精度を向上することができる。また、従来のレゾルバロータと比較して、シャフト8に対するレゾルバロータ20の圧入面積を十分に確保することができるので、高出力のモータに採用したとしても、圧入抜けが生じるのを防止することができる。
また、本実施形態のレゾルバロータ20によれば、切欠部24の幅24aが、位置決め穴23の直径23aより大きく設定されるため、切欠部24の幅24aが確保され、位置決め穴23の周囲に生じる圧入応力を効果的に分散することができるので、位置決め穴23の変形を抑制することができる。
次に、本発明の作用効果を確認するため、本発明例のレゾルバロータと比較例のレゾルバロータについて、性能比較試験を行い比較した。
本試験に使用した本発明例のレゾルバロータには、図1に示すレゾルバロータ20を使用し、比較例のレゾルバロータには、図1に示すレゾルバロータ20から切欠部24を削除したものを使用した。
本試験では、本発明例及び比較例のレゾルバロータを用意し、各レゾルバロータをシャフトに圧入して、その際の平均圧入応力と応力振幅を測定した。結果を図2に示す。
図2に示すように、本発明例のレゾルバロータが疲労限度線図内にプロットされているのに対して、比較例のレゾルバロータは疲労限度線図外にプロットされることがわかった。従って、コストの高い高強度材料を使うことなく、レゾルバロータ20に切欠部24を形成するだけで、一般的な材料を使用することができ、製造コストを削減できることがわかった。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
1 ブラシレスモータ(モータ)
8 シャフト
15 レゾルバ
20 レゾルバロータ
21 ロータ本体
21a 外周面
21b 内周面
22 凸部
23 位置決め穴
24 切欠部

Claims (1)

  1. モータのシャフトの回転角度を検出するレゾルバのレゾルバロータにおいて、
    前記シャフトの外周面に圧入される円環状のロータ本体と、
    前記ロータ本体の外周面に周方向に均等且つ径方向外側に突出して設けられる偶数個の凸部と、
    前記偶数個の凸部の1つ置きに、前記凸部の周方向中心位置に設けられる位置決め穴と、
    前記ロータ本体の内周面の前記位置決め穴と対向する位置に設けられる切欠部と、を有することを特徴とするレゾルバロータ。
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