JP2014158449A - 移植機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移植機は、 受けた野菜苗を圃場に植付けるくちばし状の移植具(20)を機体側面視でループ状の下端軌跡(A)に沿って昇降可能に備えて構成され、上記移植具(20)の付着泥土を掻取るための弾性部材による左右のスクレーパ板(122,122)をそれぞれの外側部を支持部(122a,122a)として上記移植具(20)の左右側部に配置するとともに、それぞれの内側部に互いに対向して接する接触部(122c,122c)を形成することにより、接触部(122c,122c)が移植具(20)の昇降の両行程に作用して付着泥土の確実な掻取りを可能とするものである。
【選択図】図7
Description
苗植付装置5は、先端が下方に向かうくちばし状の移植具20と、該移植具20の下端部が圃場面より上方となる位置と圃場面より下方となる位置とに移植具20を上下動させる上下動機構21と、くちばし状の移植具20の下端部が閉じて上方から苗を受け入れて内側に苗を収容する閉状態と移植具20の下端部が左右に開いて内側に収容した苗を下方に放出する開状態とに移植具20を開閉する開閉機構とを備え、苗供給装置6は、苗を上方から受け入れて内側に苗を収容する複数の苗収容体22と、該苗収容体22を移植具20の上方を通過するように周回移動させる移動機構と、移植具20の上方位置で苗収容体22の底部を開放して内側に収容した苗を落下させて移植具20に苗を供給する苗落下供給機構とを備えた苗供給装置6を備える。
移植具20は、上下動機構21に装着している。前記上下動機構21は、後部を移植具20に連結した上側と下側の昇降リンクを備えている。そして、別途設けた駆動機構からの動力で上下の昇降リンクを上下動させ、左右の移植具20が上下動する構成となっている。この上下動の上昇位置では移植具20の下端部が圃場面より上方に位置し、下降位置では移植具20の下端部が圃場面より下方に位置する。移植具20の開閉機構は、上下動機構21の作動に連動して、移植具20が下降下端位置に達すると該移植具20の下部側を左右に開いて下方に開放状態とし、移植具20が上昇上端位置に達すると該移植具20の下部側を閉じて閉塞状態とする構成である。
また、苗移植機は、移植具20が植付けた苗に対して覆土鎮圧するための覆土具である覆土鎮圧輪37を各移植具20の苗植付け個所の後方左右両側近傍位置に設けている。この覆土鎮圧輪37は、転動輪であって、機体に固定された取付部材25に左右方向の回動支点軸38回りに上下回動自在に取り付けられた覆土具フレーム39の回動先端側(後側)に取り付けられている。前記覆土具フレーム39は、パイプフレ−ムを適宜折り曲げて構成されている。この覆土具フレーム39の後端部には上下方向に延びるロッド40の下端を連結している。
次に、移植具20に付帯するスクレーパ121について説明する。
スクレーパ121は、植付部周りの要部側面図を図6に示すように、対向配置の左右のスクレーパ板122,122と、前後方向に延びるスクレーパアーム123,123と、それぞれの一端(図例は前端)を共通に軸支する縦支軸124とによって構成される。このスクレーパ121を機体の左右方向に位置調節可能に、かつ、覆土具フレーム39より高位置に保持するべく、植付伝動ケース9aから下方に延びるステー125a…を介して機体の左右方向に延びる取付フレーム125に取付ける。
次に、スクレーパの別構成例について説明する。例えば、植付部の取付フレームから固定のスクレーパフレームに前記スクレーパを固定して構成することがき、また、固定のスクレーパについて移植具20を追従動作するように構成することができる。そのほか、ワイヤー式の別構成例1を図10の作用説明図に示すように、ワイヤ131を移植具20に沿う位置で左右のスクレーパアーム123,123にスライド可能に支持(a)し、移植具20が開いた時(b)の必要長さの両端にストッパ132,132を設けることにより、移植具20の開閉状態によることなく、掻取作用を確保することができる。
次に、植付部の条間調節対応構成について説明すると、図12の植付部周りの分解斜視図(a)に示すように、移植具20の組付点20aについて左右に傾斜調節可能に構成するとともに、左右の覆土輪37,37を支持する並列フレーム構成の覆土具フレーム39とロッド40との間に支持部41aと長穴部材41bとによる連結部41を介設する。なお、ロッド40により、覆土具フレーム39の上下動を案内し、覆土具フレーム39の後端部の左右位置ずれを防止する構成である。
次に、苗調整機について説明する。タマネギ苗長さ調整用の苗調整機151は、分解斜視図を図15に示すように、苗の葉をカットするために、筒152内に回転羽根(回転刃)153を設け、羽根断面を「く」の字状に形成して上部開口152aから空気を内方に吸引する。上部開口152aには上下2枚の穴明カバー154,155を設ける。上下2枚の穴明カバー154,155は、上下で異なる穴径とすることにより、安全な取扱いを確保しつつ、苗を安定して保持することができる。なお、この苗調整機を移植機に搭載し、苗の移植作業をしながら必要に応じて適宜苗の葉を切断する構成としてもよい。
20 移植具
37 覆土具(鎮圧輪)
38 回動支点軸
39 覆土具フレーム
121 スクレーパ
122 スクレーパ板
122a 支持部
122b 傾斜部
122c 接触部
123 スクレーパアーム
124 縦支軸
125 取付フレーム
A 下端軌跡
Claims (7)
- 受けた移植物を圃場に植付ける移植具(20)を機体側面視でループ状の下端軌跡(A)に沿って昇降可能に備える移植機において、
上記移植具(20)の付着泥土を掻取るための弾性部材による左右のスクレーパ板(122,122)をそれぞれの外側部を支持部(122a,122a)として上記移植具(20)の左右側部に配置するとともに、それぞれの内側部に互いに対向して下端軌跡(A)の下降軌跡及び昇降軌跡の双方で接する接触部(122c,122c)を形成したことを特徴とする移植機。 - 前記左右の支持部(122a,122a)を個別に支持する左右のスクレーパアーム(123,123)を設け、これら左右のスクレーパアーム(123,123)を可動支持した上で内側方向に付勢してなることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
- 前記左右のスクレーパアーム(123,123)を前後方向に長く形成し、その一端を縦支軸(124)によって軸支し、前記左右のスクレーパ板(122,122)の各支持部(122a,122a)から接触部(122c,122c)まで下降する傾斜部(122b,122b)をそれぞれ形成し、各傾斜部(122b,122b)を上記縦支軸(124)からの距離に応じて急傾斜に形成してなることを特徴とする請求項2に記載の移植機。
- 前記縦支軸(124)を左右方向に位置調節可能に支持する取付フレーム(125)を、縦支軸(124)よりも前側又は後側に設け、スクレーパアーム(123,123)が取付フレーム(125)の前後にわたって延びる構成としたことを特徴とする請求項3記載の移植機。
- 前記移植具(20)の両側部に覆土具(37)を支持する覆土具フレーム(39)を前後方向に向けて配置し、その一端を左右方向に延びる回動支点軸(38)に沿って位置調節可能に軸支し、この覆土具フレーム(39)の回動上限より高位置に前記スクレーパアーム(123,123)を配置したことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の移植機。
- 前記縦支軸(124)を前記左右のスクレーパアーム(123,123)の前端に配置したことを特徴とする請求項3〜請求項5に記載の移植機。
- 前記ループ状の下端軌跡(A)の上端より上方に前記スクレーパ板(122,122)の上端を配置したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の移植機。
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