JP5817288B2 - 移植機 - Google Patents
移植機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5817288B2 JP5817288B2 JP2011162225A JP2011162225A JP5817288B2 JP 5817288 B2 JP5817288 B2 JP 5817288B2 JP 2011162225 A JP2011162225 A JP 2011162225A JP 2011162225 A JP2011162225 A JP 2011162225A JP 5817288 B2 JP5817288 B2 JP 5817288B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- bodies
- seedling
- planting
- seedling planting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
即ち、請求項1に係る発明は、原動機(5)にて駆動される上下動機構(26)に装着されて上下作動し、圃場に突入して対向する植付け片(25F,25R)が開口して移植物を移植する植付け体(25)を装備した移植機において、上下動機構(26)に支持されるスクレーパアーム(102)に、植付け体(25)に付着した土や異物を掃除するスクレーパ(104L,104R)を設け、該スクレーパ(104L,104R)に設けたスクレーパ体(108)を植付け体(25)に対応する位置に配置し、該スクレーパ体(108)が植付け体(25)内に入り込む方向にスクレーパ(104L,104R)を付勢するバネ(109L,109R)を設け、スクレーパ体(108)が植付け体(25)内に入り込むのをスクレーパ(104L,104R)に接当して規制するストッパー体(110L,110R)を設けると共に、圃場に突入した植付け体(25)の植付け片(25F,25R)が開口して移植物を移植して植付け片(25F,25R)が開口したまま上下動機構(26)が所定位置まで上動した時に、スクレーパアーム(102)に接当し上下動機構(26)の上動に伴う植付け体(25)の上動に対してスクレーパ(104L,104R)の上動を規制する接当体(111)を機体側に固定して設けたことを特徴とする移植機とした。
移植機の一例として玉葱の苗を移植する移植機について説明する。尚、以下の説明では、操縦ハンドル2を配置した側を後とし、その反対側、即ちエンジン5を配置した側を前とする。そして、機体後部において機体前部側に向って立つ作業者の右手側を右とし、左手側を左とする。
四体の苗植付け体25…は、機体フレーム2bに下部を固定した取付部材32の上部に装着した伝動ケース28の左右両側部に設けた左右上下動機構26,26に各々二体づつ装着している。先端が下方に向いたくちばし状の苗植付け体25…の前側苗植付け片25F…の上部で後側にのびる左右のアーム部25Fa,25Fa…の後端部を後側の苗植付け片支持軸34に回動自在に取付け、後側苗植付け片25R…の上部で前側にのびる左右のアーム部25Ra,25Ra…の前端部を前側の苗植付け片支持軸33に回動自在に取付け、前側苗植付け片25F…のアーム部25Fa,25Fa…と後側苗植付け片25R…のアーム部25Ra,25Ra…のそれぞれ前後中間部では、一方側のアーム部に設けた横方向のピン25a、25a…を他方側のアーム部に設けた左右方向の長孔25b,25b…に係合させている。前後の苗植付け片支持軸33,34の左右両端部は、連結部材35,35で連結している。そして、前後の苗植付け片支持軸33,34の左右中間部はそれぞれ苗ガイド連結部材36,36を介して、苗を苗植付け体25内に案内する筒状の苗ガイド37に連結している。更に、左右の苗ガイド37,37には、その左右間側に連結部材38、38を着脱自在に且つ一体的に装着していて、その連結部材38、38を介して、左右の苗ガイド37,37の左右間に配置した連結部材39,39と連結している。その連結部材39、39は、上下動機構26の上下の昇降リンク40a,40bの各先端部を上下に連結している。後側苗植付け片25R…のアーム部25Ra,25Raが前側の苗植付け片支持軸33回りに上方に回動すると、前記ピン25a、25aによる連結によって前側苗植付け片25F…のアーム部25Fa,25Faも連動して上方に回動し、よって、前側苗植付け片25F…は、後側の苗植付け片支持軸34回りの回動によって前方に移動し、後側苗植付け片25R…は、前側の苗植付け片支持軸33回りの回動によって後方に移動し、よって、苗植付け体25…の下部側が前後に開いて下方に開放状態となる。また、逆の動作によって、前後に開いた苗植付け体25…の下部側は閉じる。
ここで、該スクレーパ装置100の詳細構成及び作用を説明する。
そして、左右スクレーパ104L,104Rと左右苗植付け体25,25と一体の部材との間に左右引張バネ109L,109Rが設けられており、左右スクレーパ104L,104Rは基部を回動軸心として先端側が広がる方向(即ち、先端のゴム板108,108が各々左右苗植付け体25,25内に入り込む方向)付勢されている。尚、左右引張バネ109L,109Rは、上下動機構26と左右苗植付け体25,25との間に平行に配置された構成となっている。
土塊除去装置120は、前端が尖って平面視でV字状をしており、後部を断面円形状の支持棒121aで連結した鉄板製の土塊除去板121と、該土塊除去板121後部の支持棒121aに外嵌されて土塊除去板121を回動自在に支持する円筒形状のボス122aを下部に設け、上端部をバンパーフレーム95に固定した支持体122と、土塊除去板121後部の支持棒121aに前端が固着されて後方に延設された均平ローラ支持フレーム123aの後部に円筒形状の均平ローラ123bを回転自在に支持した畝U上面を均平する均平装置123と、均平ローラ支持フレーム123aの後端部に装着されたウエイト124にて構成されている。
この土塊除去装置120は、上例と同様に機体前部に配置され、正面視で四角状の土塊除去装置支持フレーム130を支持体131にて機体前端のバンパーフレーム95に固定し、該土塊除去装置支持フレーム130の下辺130aを正面視で中央が上方に折れ曲がったヘ字状に形成し、該下辺130aに中央ほど断面積が広い円錐台形状の左右土塊除去ローラ132L,132Rを回転自在に装着して構成している。尚、左右土塊除去ローラ132L,132Rは、機体進行方向に対して直交する方向に配置され、その接地部は水平になるように配置構成しているので、平面視で左右土塊除去ローラ132L,132Rの前端部は中央が機体進行方向で前方に位置し、左右端部に至るほど後方になる。
この土塊除去装置120は、第1実施例と同様の前端が尖って平面視でV字状をした鉄板製の土塊除去板121をセンサーSの接地部Saの前方下面に固定した構成としている。尚、土塊除去板121は、センサーSの接地部Saが畝U上面に接地した際に、畝U上面から若干上方に位置するように構成している。
グリップ部2a,2aを支持する操縦ハンドル2のパイプ材2bは、その上下に長手方向に沿って溝2c,2cを形成し、グリップ部2a,2aの前端部には該溝2c,2cに係合する上下ピン2d,2dを設けている。そして、グリップ部2a,2aは、その内部に空間を形成して筒状になっていてパイプ材2bに嵌合し、その上下ピン2d,2dが溝2c,2c内を移動することによって、パイプ材2bの長手方向に移動自在に構成されている。また、グリップ部2a,2a前部の機体内側の側壁部には、円弧状に切り欠いた円弧部2e,2eが形成されている。
25 植付け体(苗植付け体)
25F 植付け片(前側苗植付け片)
25R 植付け片(後側苗植付け片)
26 上下動機構
100 スクレーパ装置
101 スクレーパ支持アーム
102 スクレーパアーム
104L 左スクレーパ
104R 右スクレーパ
108 スクレーパ体(ゴム板)
109L 左バネ(左引張バネ)
109R 右バネ(右引張バネ)
110L 左ストッパー体
110R 右ストッパー体
111 接当体
112L 左回動ストッパー
112R 右回動ストッパー
Claims (5)
- 原動機(5)にて駆動される上下動機構(26)に装着されて上下作動し、圃場に突入して対向する植付け片(25F,25R)が開口して移植物を移植する植付け体(25)を装備した移植機において、上下動機構(26)に支持されるスクレーパアーム(102)に、植付け体(25)に付着した土や異物を掃除するスクレーパ(104L,104R)を設け、該スクレーパ(104L,104R)に設けたスクレーパ体(108)を植付け体(25)に対応する位置に配置し、該スクレーパ体(108)が植付け体(25)内に入り込む方向にスクレーパ(104L,104R)を付勢するバネ(109L,109R)を設け、スクレーパ体(108)が植付け体(25)内に入り込むのをスクレーパ(104L,104R)に接当して規制するストッパー体(110L,110R)を設けると共に、圃場に突入した植付け体(25)の植付け片(25F,25R)が開口して移植物を移植して植付け片(25F,25R)が開口したまま上下動機構(26)が所定位置まで上動した時に、スクレーパアーム(102)に接当し上下動機構(26)の上動に伴う植付け体(25)の上動に対してスクレーパ(104L,104R)の上動を規制する接当体(111)を機体側に固定して設けたことを特徴とする移植機。
- 上下動機構(26)に固定したスクレーパ支持アーム(101)に回動自在に支持したスクレーパアーム(102)に、スクレーパ(104L,104R)の基部を回動自在に設け、前記ストッパー体(110L,110R)を植付け体(25)又は上下動機構(26)に設けたことを特徴とする請求項1記載の移植機。
- 上下動機構(26)の左右両側に各々左右植付け体(25)を装着し、該左右植付け体(25)に付着した土や異物を同時に掃除するスクレーパ装置(100)を左右植付け体(25)の間に配置し、スクレーパアーム(102)に左右スクレーパ(104L,104R)の基部を各々回動自在に設け、該左右スクレーパ(104L,104R)に各々設けた左右スクレーパ体(108)を左右植付け体(25)に各々対応する位置に配置し、該左右スクレーパ体(108)が各々左右植付け体(25)内に入り込む方向に左右スクレーパ(104L,104R)を付勢する左右バネ(109L,109R)を設けると共に、左右スクレーパ体(108)が各々左右植付け体(25)内に入り込むのを左右スクレーパ(104L,104R)に各々接当して規制する左右ストッパー体(110L,110R)を左右植付け体(25)又は上下動機構(26)に設けると共に、該左右スクレーパ(104L,104R)、左右バネ(109L,109R)及び左右ストッパー体(110L,110R)を上下動機構(26)の左右両側に各々振り分けて配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の移植機。
- 左右植付け体(25)の各植付け片(25F,25R)が機体進行方向に対して前後方向に開口して移植物を移植する構成とし、スクレーパアーム(102)に各々回動自在に設けた左右スクレーパ(104L,104R)が機体進行方向に対して左右方向に回動し、左右スクレーパ(104L,104R)の各先端部に設けた左右スクレーパ体(108)が各々左右植付け体(25)内に内側方から入り込む構成としたことを特徴とする請求項3記載の移植機。
- 左右スクレーパ(104L,104R)の回動を規制して、左右スクレーパ(104L,104R)先端の左右スクレーパ体(108)を各々左右苗植付け体(25)の開口している植付け片(25F,25R)の左右中央位置で停止させる左右回動ストッパー(112L,112R)をスクレーパアーム(102)に設けたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の移植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011162225A JP5817288B2 (ja) | 2011-07-25 | 2011-07-25 | 移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011162225A JP5817288B2 (ja) | 2011-07-25 | 2011-07-25 | 移植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013021995A JP2013021995A (ja) | 2013-02-04 |
JP5817288B2 true JP5817288B2 (ja) | 2015-11-18 |
Family
ID=47781040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011162225A Active JP5817288B2 (ja) | 2011-07-25 | 2011-07-25 | 移植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5817288B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101816404B1 (ko) | 2016-05-23 | 2018-01-12 | 동양물산기업 주식회사 | 이식기의 이식컵 흙 제거장치 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5678973B2 (ja) * | 2013-02-28 | 2015-03-04 | 井関農機株式会社 | 移植機 |
JP6222442B2 (ja) * | 2013-10-23 | 2017-11-01 | 井関農機株式会社 | 移植機 |
JP6248828B2 (ja) * | 2014-06-27 | 2017-12-20 | 井関農機株式会社 | 移植機 |
JP6680242B2 (ja) * | 2017-02-28 | 2020-04-15 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
CN107006188B (zh) * | 2017-05-05 | 2019-05-24 | 许昌职业技术学院 | 一种移栽机的送苗机构 |
JP6859987B2 (ja) * | 2018-07-30 | 2021-04-14 | 井関農機株式会社 | 苗植機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07303408A (ja) * | 1994-05-13 | 1995-11-21 | Kubota Corp | 野菜移植機 |
JP2002125421A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-08 | Kubota Corp | 移植機 |
JP5359124B2 (ja) * | 2008-08-28 | 2013-12-04 | 井関農機株式会社 | 苗植機 |
-
2011
- 2011-07-25 JP JP2011162225A patent/JP5817288B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101816404B1 (ko) | 2016-05-23 | 2018-01-12 | 동양물산기업 주식회사 | 이식기의 이식컵 흙 제거장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013021995A (ja) | 2013-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5817288B2 (ja) | 移植機 | |
JP5003122B2 (ja) | 苗植機 | |
JP5024472B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP4867193B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP6222442B2 (ja) | 移植機 | |
JP5870753B2 (ja) | 苗植機 | |
JP4810992B2 (ja) | 複数条植えの苗植機 | |
JP6295872B2 (ja) | 移植機 | |
JP2008043204A (ja) | 苗植付装置 | |
KR100723977B1 (ko) | 모종이식기 | |
JP5024442B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP2006067861A (ja) | 苗植機 | |
JP2011030434A (ja) | 苗植機 | |
JP2007000066A (ja) | 苗植機 | |
JP2011067135A (ja) | 苗植機 | |
JP2008022761A (ja) | 移植機 | |
JP5652677B2 (ja) | 移植機 | |
JP2011050287A (ja) | 苗移植機 | |
JP2010029073A (ja) | 畝溝植付用苗移植機 | |
JP2007267626A (ja) | 複数条植えの苗植機 | |
JP2007295816A (ja) | 苗植機 | |
JP5585567B2 (ja) | 苗植機 | |
JP5070786B2 (ja) | 苗植機 | |
JP7533397B2 (ja) | 乗用型苗移植機 | |
JP4066093B2 (ja) | 苗植装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140722 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150331 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150609 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150914 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5817288 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |