JP2012115188A - 移植機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移植対象物Cが補給される上端と下端に開口を有する複数個の供給カップ72をループ状に移動自在に構成し、移植対象物Cを下方に供給する供給口201が形成された板状部材200をループ状に移動する供給カップ72の下側に固定配置し、該供給口201から供給される移植対象物Cを上動位置で受けて下動位置で圃場に植え付ける植付具26を設けた移植機において、供給カップ72内部の移植対象物Cを収納する収納部を供給カップ72が移動する方向の前側の収納端部を変更して収納部の大きさを変更自在に構成した移植機。
【選択図】図4
Description
請求項1に係る発明は、移植対象物Cが補給される上端と下端に開口を有する複数個の供給カップ72をループ状に移動自在に構成し、移植対象物Cを下方に供給する供給口201が形成された板状部材200をループ状に移動する供給カップ72の下側に固定配置し、該供給口201から供給される移植対象物Cを上動位置で受けて下動位置で圃場に植え付ける植付具26を設けた移植機において、供給カップ72内部の移植対象物Cを収納する収納部を供給カップ72が移動する方向の前側の収納端部を変更して収納部の大きさを変更自在に構成した移植機とした。
請求項2に係る発明は、平面部71bに設けた複数の貫通孔71cに各々供給カップ72を配置し、該供給カップ72内に平面部71bが入り込む切り欠き部72dを設け、供給カップ72が移動する方向の前側の平面部71bが供給カップ72内に入り込むように供給カップ72の位置を調節して供給カップ72の収納部の大きさを変更する請求項1記載の移植機とした。
従って、請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の作用に加えて、押さえ体300にて供給カップ72内に入れられた移植対象物Cを供給カップ72の移動方向後方側に移動させて、移植対象物Cの大きさに係わらず、供給カップ72と供給口201とが合致した時に軌跡Bの最上昇位置にある植付具26内に適切に供給されることとなり、常に適切な移植作業が行える。
(実施の形態1)
図1は、本発明の移植機の一例としてジャガイモの種芋を移植する種芋移植機1を示す側面図であり、図2・図3は、種芋移植機1の平面図である。尚、図3は、種芋載置台30を除いている点で、図2と相違する。
図4〜図6は、種芋供給部70を説明するための概略平面図、回転テーブル71の中心部に断面を含む概略正面図、及び概略側面図である。
図7は、種芋供給部70の各構成部品を説明するために分解して図示した斜視図である。
(1)回転テーブル71について:
回転テーブル71は、その円形平面部71bの外周寄りに等間隔に開けられた8つの貫通孔71cに、両端が開放された円筒状の供給カップ72がそれぞれ貫通して設けられている。
(2)種芋支持板200について:
種芋支持板200は、出っ張り部203を除き、回転テーブル71の直径より小さく、且つ、リング状に配置された8個の供給カップの下端の開口の投影領域を包括できる直径の円盤状の板部材であり、その板部材の一部には、供給カップ72の下端開口の直径より大きい円形状の供給口201が、植付部26が上死点に位置する時の植付具26の上部開口部(図示省略)の上方に対応する位置に1つ形成されている。
尚、上記構成によれば、供給カップ72の底面に蓋が無く、しかも種芋支持板200の裏面に支柱93が直接固定されているので、供給カップ72(図3参照)の下端の開口位置と、植付具26の上死点との距離がより短く出来る。そのため、種芋支持板200の供給口201から落下する種芋Cを、植付具26に案内するためのガイド部材を設ける必要が無い。
(3)回転駆動機構76について:
次に、上記回転駆動機構76を構成する各部の構成について、更に、具体的に説明する。
(4)安全カバー40について:
安全カバー40は、出っ張り部203に固定するための2つの貫通孔41aが一端側に形成された、断面がコの字型の安全カバー取付部41と、安全カバー取付部41の他端側に固定された、弾性変形可能なゴム製または樹脂製の安全カバー本体42とから構成されている。
(5)防護カバー50について:
防護カバー50は、植付具26と作業者の作業位置(本実施の形態では、種芋移植機1の機体の左右方向を基準として、回転テーブル71の左側のスペース)との間を仕切ると共に、回転テーブル71の下面側に突き出した供給カップ72の下端と種芋支持板200との間の空間を覆い、更には回転駆動機構76と作業者の作業位置との間をも仕切るためのカバーであり、回転テーブル71を上から見て、種芋移植機1の左右方向を基準として、回転テーブル71の左側から操縦ハンドル9側を経て右側に至る範囲を略U字型に保護している(図4〜図6参照)。また、防護カバー50は、上部よりも下部の方が外側に拡がった形状をしている。
機体前部に設けたエンジン2は、ミッションケース3に基部を固着したエンジンベース2a上に搭載されているが、該エンジンベース2aの下部にコ字状の軸回動支持部材221をボルトにて固定し、該軸回動支持部材221の左右両側に設けた軸受け孔222にて機体左右方向に設けたガイドローラ支持軸223を左右端が突出する状態で回動自在に貫通支持している。尚、エンジンベース2aと軸回動支持部材221との間に、機体の前後バランスを調節するフロントウエイトをボルトで友締めして設けても良い。
ガイドローラ支持軸223の機体左端側に左右位置調節部材226の筒状ボス227を貫通させ、左右位置を調節して固定ピン228を筒状ボス227に設けた位置固定用貫通孔227aを貫通して左右位置調節用貫通孔224に差し込んで左右位置を固定している。また、左右位置調節部材226の下部には、支点用貫通孔229と該支点用貫通孔229を中心とした円弧状貫通孔230を設けている。そして、左右傾斜調節ボス231の上部支持軸232を左右位置調節部材226の支点用貫通孔229に貫通させ、左右傾斜調節ボス231の下部固定用ボルト233を左右位置調節部材226の円弧状貫通孔230に貫通させて、左右傾斜調節ボス231を左右傾斜調節してナット234にて左右位置調節部材226に左右傾斜調節ボス231を固定している。
従って、機体の左側のみに設けられた畝ガイドローラ220を上下位置、左右位置及び左右傾斜調節して畝Uの側面に接当して回転するように位置調節して、畝Uをまたぐように左右前輪4及び左右後輪5が畝間を走行して畝Uに移植作業を行なう。この時、畝ガイドローラ220は機体の左側のみに設けられた簡潔な構成であるが、右前輪4をトーアウトさせているので、機体は畝ガイドローラ220によって畝Uに沿って適切に進行し、良好な移植作業が行える。
まず、種芋載置台30の副載置枠33を主載置枠32の後部に引出した状態として、主載置枠32に種芋Cを収容したコンテナAを機体左右方向に3個並べて載置し、副載置枠33に種芋Cを収容したコンテナAを1個載置する。
以上のように、本実施の形態の種芋移植機によれば、供給カップ72毎に開閉蓋を設けた従来の構成に代えて、種芋支持板200を備える構成を採用したことにより、簡単な構成で部品点数も削減出来る、種芋移植機を提供出来た。
尚、上記実施の形態では、振り子式の左右傾斜センサ23を設けて、この左右傾斜センサ23の検出により水平用油圧シリンダ22を作動させ機体を左右水平に維持する構成の場合について説明したが、これに限らず例えば、左右傾斜センサ23を備えずに、水平用油圧シリンダ22を作業者自身が手動でコントロールするためのマニュアル式の水平レバーが、作業者が種芋を供給カップ72に補給する作業位置(作業スペース)側であって、後輪5の上方に配置されている構成でも良い。
種芋Cの大きさに係わらず適正な移植作業が行なえる回転テーブル71の第2の実施形態について説明する。
各供給カップ72は、その内部に入れられた種芋Cを回転テーブル71の回転方向後方側に向けて押さえつけるイモ押さえ体300を設けた構成となっている。
種芋Cの大きさに係わらず適正な移植作業が行なえる回転テーブル71の第3の実施形態について説明する。
各供給カップ72は、その内部に入れられた種芋Cを回転テーブル71の回転方向後方側に位置決めするイモ位置規制体310を設けた構成となっている。
種芋Cの大きさに係わらず適正な移植作業が行なえる回転テーブル71の第4の実施形態について説明する。
第3の実施形態と同様に、各供給カップ72は、その内部に入れられた種芋Cを回転テーブル71の回転方向後方側に位置決めするイモ位置規制体320を設けた構成となっている。
71b 平面部(円形平面部)
71c 貫通孔
72 供給カップ
72d 欠き部
200 板状部材(種芋支持板)
201 供給口
300 押さえ体(イモ押さえ体)
310 位置規制体(イモ位置規制体)
C 移植対象物(種芋)
Claims (6)
- 移植対象物(C)が補給される上端と下端に開口を有する複数個の供給カップ(72)をループ状に移動自在に構成し、移植対象物(C)を下方に供給する供給口(201)が形成された板状部材(200)をループ状に移動する供給カップ(72)の下側に固定配置し、該供給口(201)から供給される移植対象物(C)を上動位置で受けて下動位置で圃場に植え付ける植付具(26)を設けた移植機において、供給カップ(72)内部の移植対象物(C)を収納する収納部を供給カップ(72)が移動する方向の前側の収納端部を変更して収納部の大きさを変更自在に構成したことを特徴とする移植機。
- 平面部(71b)に設けた複数の貫通孔(71c)に各々供給カップ(72)を配置し、該供給カップ(72)内に平面部(71b)が入り込む切り欠き部(72d)を設け、供給カップ(72)が移動する方向の前側の平面部(71b)が供給カップ(72)内に入り込むように供給カップ(72)の位置を調節して供給カップ(72)の収納部の大きさを変更することを特徴とする請求項1記載の移植機。
- 供給カップ(72)内に入れられた移植対象物(C)を供給カップ(72)の移動方向後方側に移動させる押さえ体(300)を設けたことを特徴とする請求項1記載の移植機。
- 押さえ体(300)は、供給カップ(72)が供給口(201)の上に来る直前から供給カップ(72)が供給口(201)と合致するまでの間、移植対象物(C)を供給カップ(72)の移動方向後方側に押え、それ以外の移動区間は、供給カップ(72)の移動方向前側に退避していることを特徴とする請求項3記載の移植機。
- 押さえ体(300)の押さえ部(302)を供給カップ(72)の移動方向後方側に向けて傾斜した状態で供給カップ(72)内の移植対象物(C)を押さえる構成としたことを特徴とする請求項3または請求項4記載の移植機。
- 供給カップ(72)が供給口(201)と重なる時以外は供給カップ(72)内に入れられた移植対象物(C)を供給カップ(72)の移動方向後方側に位置決めし、供給カップ(72)が供給口(201)と重なる時は該移植対象物(C)の位置決めを解除する位置規制体(310)を設けたことを特徴とする請求項1記載の移植機。
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