JP2014157991A - 半導体発光装置及びその製造方法 - Google Patents

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Akihiro Kojima
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英之 富澤
Yoshiaki Sugizaki
吉昭 杉崎
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Abstract

【課題】実施形態は、光取り出し効率の高い半導体発光装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体発光装置は、半導体層とp側電極とn側電極と蛍光体層とを備えている。半導体層は、第1の面とその反対側の第2の面を持ち、発光層を有する。蛍光体層は、複数の蛍光体と、複数の蛍光体を一体化した結合材とを含む。蛍光体層は、第1の面の全面に広がって設けられ蛍光体のサイズよりも厚い下層部と、下層部上に部分的に設けられ、蛍光体のサイズよりも厚く且つ幅が広い上層部とを有する。下層部における上層部が設けられていない部分の上には蛍光体が存在しない。
【選択図】図1

Description

実施形態は、半導体発光装置及びその製造方法に関する。
半導体発光素子と、蛍光体と、を組み合わせ、白色光などの可視光やその他の波長帯の光を放射する半導体発光装置として、チップサイズパッケージ構造の半導体発光装置が提案されている。サイズの小さな半導体発光装置では、蛍光体濃度が濃く、蛍光体粒子の放出光が他の蛍光体粒子によって妨げられることによる光取り出し効率の低下が懸念される。
特表2011−517090号公報
実施形態は、光取り出し効率の高い半導体発光装置及びその製造方法を提供する。
実施形態によれば、半導体発光装置は、半導体層と、p側電極と、n側電極と、蛍光体層と、を備えている。前記半導体層は、第1の面と、その反対側の第2の面を持ち、発光層を有する。前記p側電極は、前記第2の面側において、前記半導体層に設けられている。前記n側電極は、前記第2の面側において、前記半導体層に設けられている。前記蛍光体層は、前記第1の面側に設けられ、前記発光層の放射光により励起され前記発光層の放射光とは異なる波長の光を放射する複数の蛍光体と、前記複数の蛍光体を一体化し前記発光層の放射光及び前記蛍光体の放射光を透過させる結合材と、を含む。前記蛍光体層は、前記第1の面の全面に広がって設けられ、前記蛍光体のサイズよりも厚い下層部と、前記下層部上に部分的に設けられ、前記蛍光体のサイズよりも厚く且つ幅が広い上層部と、を有する。前記下層部における前記上層部が設けられていない部分の上には、前記蛍光体が存在しない。
第1実施形態の半導体発光装置の模式断面図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第2実施形態の半導体発光装置の模式図。 第2実施形態の半導体発光装置の変形例の模式平面図。 第3実施形態の半導体発光装置の模式図。 第3実施形態の半導体発光装置の模式図。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面中の同一部分には同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の半導体発光装置1の模式断面図である。
半導体発光装置1は、発光層13を有する半導体層15を備える。半導体層15は、第1の面15aと、その反対側の第2の面15b(図3(a)参照)と、を有する。また、半導体層15は、発光層13を含む部分(発光領域)15eと、発光層13を含まない部分(非発光領域)15fと、を有する。発光層13を含む部分15eは、半導体層15のうちで、発光層13が積層されている部分である。発光層13を含まない部分15fは、半導体層15のうちで、発光層13が積層されていない部分である。発光層13を含む部分は、発光領域を示し、発光層13を有するとともに発光層13の発光光を外部に取り出し可能な積層構造となっている領域を示す。
第2の面15bの側において、発光層13を含む部分15eの上にp側電極16が設けられ、発光層を含まない部分15fの上にn側電極17が設けられている。p側電極16とn側電極17とを通じて発光層13に電流が供給され、発光層13は発光する。そして、発光層13から放射される光は、第1の面15aを介して外部に出射される。
半導体層15の第2の面には、p側電極16とn側電極17が設けられている。また、半導体層15の第2の面側には、後述する支持体が設けられている。半導体層15、p側電極16およびn側電極17を含む発光素子は、第2の面側に設けられた支持体によって支持されている。
半導体層15の第1の面15a上には、蛍光体層30が設けられている。蛍光体層30は、複数の蛍光体31を含む。蛍光体31は、発光層13の放射光により励起され、その放射光とは異なる波長の光を放射する。
複数の蛍光体31は、第1の結合材33により一体化されている。第1の結合材33は、発光層13の放射光および蛍光体31の放射光を透過する。ここで「透過」とは、光の一部を吸収する場合も含む。
半導体層15は、第1の半導体層11と、第2の半導体層12と、発光層13と、を有する。発光層13は、第1の半導体層11と、第2の半導体層12と、の間に設けられている。第1の半導体層11および第2の半導体層12は、例えば、窒化ガリウムを含む。
第1の半導体層11は、例えば、下地バッファ層、n型GaN層を含む。第2の半導体層12は、例えば、p型GaN層を含む。発光層13は、青、紫、青紫、紫外光などを発光する材料を含む。発光層13の発光波長は、例えば、430〜470nmである。
半導体層15の第2の面は、凹凸形状に加工される。その凸部は、発光層13を含む部分15eであり、凹部は、発光層13を含まない部分15fである。発光層13を含む部分15eの第2の面は、第2の半導体層12の表面であり、その表面にp側電極16が設けられている。発光層13を含まない部分15fの第2の面は、第1の半導体層11の表面であり、その表面にn側電極17が設けられている。
例えば、半導体層15の第2の面において、発光層13を含む部分15eの面積は、発光層13を含まない部分15fの面積よりも広い。また、発光層13を含む部分15eの上に設けられたp側電極16の面積は、発光層13を含まない部分の上に設けられたn側電極17の面積よりも広い。これにより、広い発光面が得られ、光出力を高くできる。
半導体層15の第2の面側には、第1の絶縁膜として絶縁膜18が設けられている。絶縁膜18は、半導体層15の第2の面、p側電極16およびn側電極17を覆って保護している。
絶縁膜18は、発光層13の側面および第2の半導体層12の側面にも設けられ、それら側面を覆っている。また、絶縁膜18は、半導体層15における第1の面15aから続く側面(第1の半導体層11の側面)15cにも設けられ、その側面15cを覆っている。絶縁膜18は、半導体層15の第1の面15a上には設けられない。
絶縁膜18は、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜等の無機膜である。または、絶縁膜18は、微細開口のパターニング性に優れたポリイミド等の樹脂である。なお、絶縁膜18として樹脂を用いる場合、絶縁膜18と半導体層15との間に、例えば、シリコン酸化膜などの無機膜を設けても良い。その無機膜は、発光層13の側面および第2の半導体層12の側面を覆い保護する。
絶縁膜18における半導体層15とは反対側の面上には、p側配線層21とn側配線層22とが互いに離隔して設けられている。絶縁膜18は、p側電極16に通じた第1の開口18a、およびn側電極17に通じた第2の開口18bを含む。図1に示す例では、絶縁膜18は複数の第1の開口18aを含むが、1つの第1の開口18aを含む形態でも良い。
p側配線層21は、絶縁膜18の上および第1の開口18aの内部に設けられている。p側配線層21は、第1の開口18a内に設けられたビア21aを介してp側電極16と電気的に接続されている。n側配線層22は、絶縁膜18の上および第2の開口18bの内部に設けられている。n側配線層22は、第2の開口18b内に設けられたビアを介してn側電極17と電気的に接続されている。
p側配線層21におけるp側電極16とは反対側の面上には、p側金属ピラー23が設けられている。p側配線部41は、p側配線層21およびp側金属ピラー23を含む。
n側配線層22におおけるn側電極17とは反対側の面上には、n側金属ピラー24が設けられている。n側配線部43は、n側配線層22およびn側金属ピラー24を含む。
p側配線部41とn側配線部43との間には、第2の絶縁膜として絶縁膜25が設けられている。絶縁膜25は、p側配線層21の側面とn側配線層22の側面に接するように、p側配線層21とn側配線層22との間に設けられている。また、絶縁膜25は、p側金属ピラー23の側面とn側金属ピラー24の側面に接するように、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24との間に設けられている。すなわち、絶縁膜25は、p側配線層21とn側配線層22との間、およびp側金属ピラー23とn側金属ピラー24との間に充填されている。
絶縁膜25は、p側配線層21の側面、n側配線層22の側面、p側金属ピラー23の側面、およびn側金属ピラー24の側面を覆っている。p側金属ピラー23におけるp側配線層21とは反対側の端部(面)は、絶縁膜25から露出し、実装基板等の外部回路と接続可能なp側外部端子23aとして機能する。n側金属ピラー24におけるn側配線層22とは反対側の端部(面)は、絶縁膜25から露出し、実装基板等の外部回路と接続可能なn側外部端子24aとして機能する。p側外部端子23aおよびn側外部端子24aは、例えば、はんだ、または導電性の接合材を介して、実装基板のランドパターンに接合される。
p側外部端子23aおよびn側外部端子24aは、絶縁膜25の同じ面(図1における下面)に露出する。p側外部端子23aとn側外部端子24aとの間隔は、絶縁膜18上におけるp側配線層21とn側配線層22との間隔よりも広い。p側外部端子23aとn側外部端子24aとの間隔は、実装時のはんだの広がりよりも大きくする。これにより、はんだを通じた、p側外部端子23aとn側外部端子24aとの間の短絡を防ぐことができる。
これに対し、p側配線層21とn側配線層22との間隔は、プロセス上の限界まで狭くすることができる。このため、p側配線層21の面積、およびp側配線層21とp側金属ピラー23との接触面積の拡大を図れる。これにより、発光層13の熱の放散を促進できる。
また、複数の第1の開口18aを通じて、p側配線層21がp側電極16と接する面積は、第2の開口18bを通じてn側配線層22がn側電極17と接する面積よりも広い。これにより、発光層13に流れる電流の分布を均一化できる。
絶縁膜18上で広がるn側配線層22の面積は、n側電極17の面積よりも広くできる。そして、n側配線層22の上に設けられるn側金属ピラー24の面積(すなわち、n側外部端子24aの面積)をn側電極17よりも広くできる。これにより、信頼性の高い実装に十分なn側外部端子24aの面積を確保しつつ、n側電極17の面積を小さくすることが可能となる。すなわち、半導体層15における発光層13を含まない部分(非発光領域)15fの面積を縮小し、発光層13を含む部分(発光領域)15eの面積を広げて光出力を向上させることが可能となる。
第1の半導体層11は、n側電極17およびn側配線層22を介してn側金属ピラー24と電気的に接続されている。第2の半導体層12は、p側電極16およびp側配線層21を介してp側金属ピラー23と電気的に接続されている。
p側金属ピラー23はp側配線層21よりも厚く、n側金属ピラー24はn側配線層22よりも厚い。p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および絶縁膜25のそれぞれの厚さは、半導体層15よりも厚い。なお、ここで言う「厚さ」とは、図1における上下方向の各層の幅である。
各金属ピラー23、24のアスペクト比(平面サイズに対する厚みの比)は、1以上であっても良いし、1より小さくても良い。すなわち、金属ピラー23、24は、その平面サイズより厚くても良いし、薄くても良い。
p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および絶縁膜25を含む支持体の厚さは、半導体層15、p側電極16およびn側電極17を含む発光素子の厚さよりも厚い。
半導体層15は、後述するように基板上にエピタキシャル成長法により形成される。その基板は、n側配線層22、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および絶縁膜25を含む支持体を形成した後に除去され、半導体層15は第1の面15a側に基板を含まない。半導体層15は、剛直な基板にではなく、半導体層15よりも柔軟な絶縁膜25を含む支持体によって支持されている。
p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23およびn側金属ピラー24の材料として、例えば、銅、金、ニッケル、銀などを用いることができる。これらのうち、銅を用いると、良好な熱伝導性、高いマイグレーション耐性および絶縁材料に対する密着性を向上させることができる。
絶縁膜25は、p側金属ピラー23およびn側金属ピラー24を補強する。絶縁膜25は、実装基板と熱膨張率が同じもしくは近いものを用いるのが望ましい。そのような絶縁膜25として、例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂などを挙げることができる。
半導体発光装置1の実装過程では、p側外部端子23aおよびn側外部端子24aを実装基板のランドに接合させるはんだ等に起因する応力が半導体層15に加わる。p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および絶縁膜25は、その応力を吸収し緩和する。特に、半導体層15よりも柔軟な絶縁膜25を支持体の一部として用いることで、応力緩和効果を高めることができる。
p側配線層21およびp側金属ピラー23を含むp側配線部41は、複数の第1の開口18aの内部に設けられ相互に離隔された複数のビア21aを介して、p側電極16に接続している。この場合、複数のビア21aの接触面積を合わせた面積を有する1つのビアを介してp側配線部41をp側電極16に接続させる場合よりも、半導体層15に加わる応力を低減できる。
一方、p側配線層21は、1つの大きな開口の内部に設けられ、ビア21aよりも平面サイズの大きなポストを介してp側電極16に接続させても良い。これにより、p側電極16、p側配線層21およびp側金属ピラー23を介した放熱性の向上を図ることができる。
後述するように、半導体層15の形成に用いた基板は、半導体層15から除去される。これにより、半導体発光装置1は低背化される。また、基板の除去により、半導体層15の第1の面15aに凹凸を形成することができ、光取り出し効率の向上を図れる。
例えば、第1の面15aに対して、アルカリ系溶液を使ったウェットエッチング(フロスト処理)を行い微小凹凸を形成する。これにより、発光層13の放射光を全反射させることなく、第1の面15aから外側に取り出すことが可能となる。
基板が除去された後、半導体層15の第1の面15a上に、蛍光体層30が形成される。すなわち、蛍光体層30は、半導体層15の第1の面15aとの間に基板を介することなく、第1の面15a上に設けられている。
蛍光体層30は、第1の結合材33中に複数の粒子状の蛍光体31が分散された構造を有する。蛍光体31は、例えば、発光層13の放射光により励起され黄色光を放射する黄色蛍光体、赤色光を放射する赤色蛍光体、および緑色光を放射する緑色蛍光体の少なくともいずれか1種類の蛍光体を含む。また、蛍光体31は、セラミック系の微粒子であっても良い。第1の結合材33には、例えば、シリコーン樹脂を用いることができる。
蛍光体層30は、1種類の蛍光体(例えば黄色蛍光体)を含む。あるいは、蛍光体層30は、複数種類の蛍光体(例えば赤色蛍光体と緑色蛍光体)を含む。
蛍光体層30は、下層部35と上層部36とを有する。下層部35と上層部36とは同じ結合材33によって一体に設けられている。下層部35及び上層部36のそれぞれに蛍光体31が含まれている。
下層部35は、半導体層15第1の面15a上および絶縁膜18上に設けられている。下層部35は、第1の面15aの全面に広がっている。下層部35の厚さは、蛍光体31のサイズ(粒径)よりも厚い。したがって、下層部35に蛍光体31を存在させることができる。
上層部36は、下層部35の上に部分的に設けられている。上層部36の厚さは蛍光体31のサイズよりも厚く、上層部36の幅は蛍光体31のサイズよりも大きい。したがって、上層部36に蛍光体31を存在させることができる。
下層部35における上層部36が設けられていない部分の上には、透明材61が設けられている。透明材61は、発光層13の放射光及び蛍光体31の放射光を透過させる。透明材61は、例えば樹脂である。複数の上層部36が、透明材61によって上層部35上で分離されている。
透明材61は蛍光体31を含まない。したがって、下層部35における上層部36が設けられていない部分の上には、蛍光体31が存在しない。上層部36の横に、蛍光体31を含まない領域として透明材61が隣接している。隣り合う上層部36の間に、蛍光体31を含まない領域として透明材61が設けられている。
実施形態の半導体発光装置1は、チップサイズに近い構造を有する。蛍光体層30は、第1の面15a上および支持体の一部である絶縁膜18上に限定され、半導体層15の第2の面側や支持体の側面にまわりこんで形成されていない。
半導体発光装置1の小型化にともない、蛍光体層30のボリュームも小さくなり、蛍光体濃度が濃くなりやすい。蛍光体濃度が濃くなると、光の取り出し効率の低下をまねきやすい。
すなわち、相対的に下層(第1の面15a側)に位置する蛍光体31の放射光の光路が、相対的に上層に位置する蛍光体31に妨げられる。また、蛍光体31から横方向に放射された光の光路が、その蛍光体31の横に位置する他の蛍光体31に妨げられる。
実施形態によれば、蛍光体層30の上層側に、蛍光体31を含まない領域を設けている。蛍光体31を含まない領域としての透明材61の下の蛍光体31にとって、上方に向かう光路に蛍光体31が存在しないため、外部への光取り出しが他の蛍光体31によって妨げられない。
また、上層部36の横に、蛍光体31を含まない領域として透明材61が設けられているため、上層部36に含まれる蛍光体31から横方向や斜め上方に放射された光の光路が、他の蛍光体31にじゃまされにくい。
したがって、実施形態によれば、チップサイズパッケージ構造を実現しつつ、外部への光取り出し効率を向上できる。
透明材61は、蛍光体層30の結合材33と同じ材料でも、異なる材料でもよい。あるいは、上層部36の間の凹部60に透明材61を埋め込まずに、蛍光体31を含まない領域はエアギャップであってもよい。
透明材61として、蛍光体層30の結合材33と異なる材料を用いた場合、透明材61の屈折率を、蛍光体層30の結合材33の屈折率よりも低くすると、結合材33から透明材61に入射した光を上方へと屈折させて、上方への指向性を高めることができる。
次に、図2(a)〜図12(b)を参照して、第1実施形態による半導体発光装置1の製造方法について説明する。
図2(a)は、基板10の主面上に形成された第1の半導体層11、発光層13および第2の半導体層12を含む半導体層15を表す断面図である。例えば、MOCVD(metal organic chemical vapor deposition)法を用いて、基板10の上に第1の半導体層11、発光層13および第2の半導体層12を順に成長させる。
基板10は、例えば、シリコン基板またはサファイア基板である。半導体層15は、例えば、窒化ガリウム(GaN)を含む窒化物半導体である。
第1の半導体層11は、例えば、n型GaN層である。また、第1の半導体層11は、基板10の上に設けられたバッファ層と、バッファ層の上に設けられたn型GaN層と、を含む積層構造を有しても良い。第2の半導体層12は、例えば、発光層13の上に設けられたp型AlGaN層と、その上に設けられたp型GaN層と、を含む。発光層13は、例えば、MQW(Multiple Quantum well)構造を有する。
図2(b)および図2(c)は、第2の半導体層12および発光層13を選択的に除去した状態を表している。図2(b)は断面図であり、図2(c)は、基板10の上面側(半導体層15の第2の面側)を表す平面図である。
例えば、RIE(Reactive Ion Etching)法を用いて、第2の半導体層12および発光層13を選択的にエッチングし、第1の半導体層11を露出させる。
図2(c)に示すように、半導体層12および発光層13は、第1の半導体層11上で島状にパターニングされ、基板10の上に複数の発光領域(発光層13を含む部分15e)が形成される。
次に、図3(a)および図3(b)に表すように、第1の半導体層11を選択的に除去する。基板10の上に、相互に分離された複数の半導体層15が形成される。
図3(a)は、基板10およびその上に形成された半導体層15の断面を表している。例えば、第2の半導体層12および発光層13を覆うエッチングマスク(図示しない)を第1の半導体層11の上に設ける。続いて、RIE法を用いて第1の半導体層11をエッチングし、基板10に至る深さの溝80を形成する。
図3(b)は、図3(a)の上面を表している。溝80は、基板10の上に格子状に設けられ、第1の半導体層11を分離する。
半導体層15の第1の面15aは、基板10に接する面であり、第2の面15bは、第1の半導体層11および第2の半導体層12の表面である。
例えばシリコン基板である基板10の上面は少しエッチングされ、溝80は第1の面15aよりも深く形成される。
溝80は、後述するp側電極16およびn側電極17を形成した後に形成しても良い。
次に、半導体層15の第2の面15bに、図4(a)および図4(b)に表すように、p側電極16とn側電極17とを形成する。図4(a)は断面図であり、図4(b)は、図4(a)の上面を表す。
p側電極16は、第2の半導体層12の上(発光領域上)に形成される。n側電極17は、第1の半導体層11の上(非発光領域上)に形成される。p側電極16は、n側電極17よりも広い面積を有する。
p側電極16およびn側電極17は、例えば、スパッタ法、蒸着法等で形成される。p側電極16とn側電極17は、どちらを先に形成してもよいし、同じ材料で同時に形成してもよい。
p側電極16は、発光層13の放射光を反射する反射膜を含む。例えば、p側電極16は、銀、銀合金、アルミニウム、アルミニウム合金等を含む。また、反射膜の硫化、酸化防止のため、p側電極16は、金属保護膜(バリアメタル)を含む構成であってもよい。また、各電極と半導体層との間のオーミックコンタクトを形成するために、熱処理が必要に応じて実施される。
次に、図5(a)に表すように、基板10の上面に絶縁膜18を形成する。図5(a)は、基板10および基板10上の構造体の断面を表す模式図である。
絶縁膜18は、基板10の上に設けられた構造体を覆い、第1の開口18aおよび第2の開口18bを有する。
絶縁膜18は、例えば、シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜であり、CVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて形成することができる。開口18aおよび18bは、例えば、レジストマスクを用いたウェットエッチングにより形成される。第1の開口18aは、p側電極16に通じる。第2の開口18bは、n側電極17に通じる。
絶縁膜18として、例えば、ポリイミドなどの有機膜を用いても良い。また、絶縁膜18に感光性ポリイミド、ベンゾシクロブテン(Benzocyclobutene)などの有機膜を用いると、直接露光および現像ができる。このため、開口18aおよび18bのパターニングが容易になる。
次に、図5(b)〜図6(b)は、p側配線層21およびn側配線層22の形成過程を表している。図5(b)〜図6(a)は、基板10および基板10上の構造体の断面を表す模式図であり、図6(b)は、図6(a)の上面を表す。
図5(b)に表すように、絶縁膜18の表面、第1の開口18aの内面(側壁および底面)、および第2の開口18bの内面(側壁および底面)に、金属膜19を形成する。金属膜19は、メッキ工程におけるシードメタルとして機能する。
金属膜19は、例えば、スパッタ法により形成される。金属膜19は、例えば、絶縁膜18側から順に形成されたチタン(Ti)膜および銅(Cu)膜を含む。また、チタン膜の代わりにアルミニウム膜を用いても良い。
金属膜19の材料、製造方法によっては、メッキのシードとして用いられた後、配線層と一体になるなどして金属膜19として存在しない場合もある。また、配線層の製造方法によっては、金属膜19を形成しない場合もある。
次に、図5(c)に示すように、金属膜19上にレジストマスク91を形成する。レジストマスク91は、開口91aと開口92bとを含む。開口91aはp側電極16の上に形成され、開口92bはn側電極17の上に形成される。
続いて、図6(a)および図6(b)に表すように、電解銅メッキ法により、p側配線層21およびn側配線層22を形成する。すなわち、金属膜19を電流経路として、レジストマスク91の開口91aおよび91bの内部に銅(Cu)層を選択的に形成する。
図6(a)に表すように、p側配線層21は、絶縁膜18の上および第1の開口18aの内部に形成される。p側配線層21は、p側電極16に電気的に接続される。n側配線層22は、絶縁膜18の上および第2の開口18bの内部に形成される。n側配線層22は、n側電極17に電気的に接続される。
図6(b)に表すように、p側配線層21とn側配線層22は、レジストマスク91gを挟んで向き合う。すなわち、p側配線層21とn側配線層22の間隔は、フォトリソグラフィの限界まで狭くすることができる。
次に、図7(a)〜図7(c)は、p側金属ピラー23およびn側金属ピラー24の形成過程を表している。図7(a)および図7(b)は、基板10および基板10上の構造体の断面を表す模式図であり、図7(c)は、図7(b)の上面を表す。
図7(a)に表すように、開口92aと開口92bとを有するレジストマスク92を形成する。例えば、先の工程で使ったレジストマスク91を溶剤もしくは酸素プラズマを使って除去した後、フォトリソグラフィを用いて新たにレジストマスク91を形成する。または、レジストマスク91の上に、レジストマスク92を重ねて形成しても良い。
続いて、図7(b)に示すように、開口92aおよび92bの内部にそれぞれp側金属ピラー23およびn側金属ピラー24を形成する。p側金属ピラー23およびn側金属ピラー24は、例えば、電解Cuメッキ法により形成される。
図7(c)に示すように、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24は、レジストマスク92gを挟んで向き合う。p側金属ピラー23とn側金属ピラー24の間隔は、実装時の短絡を防ぐために、p側配線層21とn側配線層22の間隔よりも広くする。
図8(a)〜図8(c)は、図7(b)及び図7(c)に続く工程を表す模式断面図である。
レジストマスク92は、例えば、溶剤もしくは酸素プラズマを用いて、図8(a)に示すように除去される。続いて、図8(b)に表すように、金属ピラー23、n側金属ピラー24、p側配線層21およびn側配線層22をマスクとして、金属膜19の露出部分をウェットエッチングにより除去する。これにより、p側配線層21とn側配線層22との間の電気的な接続が分断される。
次に、図8(c)に表すように、絶縁膜18の上に第2の絶縁膜として絶縁膜25を積層する。絶縁膜25は、p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23およびn側金属ピラー24を覆う。
絶縁膜25は、p側配線層21とp側金属ピラー23を含むp側配線部41と、n側配線層22とn側金属ピラー24を含むn側配線部43との間を絶縁する。絶縁膜25は、例えば、カーボンブラックを含有し、発光層13の放射光を遮光する。また、絶縁膜25は、例えば、酸化チタンなど、発光層13の放射光を反射する部材を含有しても良い。
次に、図9(a)〜図10(b)に示すように、半導体層15の第1の面15aの側の処理を行う。図9(a)〜図10(b)は、各工程を表す模式断面図である。
図9(a)に示すように、半導体層15から基板10を除去する。基板10がシリコン基板の場合、例えば、ウェットエッチングにより基板10を選択的に除去することができる。基板10がサファイア基板の場合には、例えば、レーザーリフトオフ法により基板10を除去することができる。
p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および絶縁膜25を含む支持体によって、半導体層15、p側電極16およびn側電極17を含む発光素子が支持された状態で、基板10が除去される。発光素子は、基板10が除去された後も、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および絶縁膜25を含む支持体により支持された状態を保つ。
基板の10上にエピタキシャル成長された半導体層15は、大きな内部応力を含む場合がある。また、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および絶縁膜25は、例えばGaN系材料の半導体層15に比べて柔軟な材料である。したがって、エピタキシャル成長時の内部応力が基板10の剥離時に一気に開放されたとしても、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および絶縁膜25は、その応力を吸収する。このため、基板10を除去する過程における半導体層15の破損を回避することができる。
基板10を除去した後、半導体層15の第1の面15aに微細な凹凸を形成する。例えば、KOH(水酸化カリウム)水溶液やTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)等で、第1の面15aをウェットエッチングする。このエッチングでは、結晶面方位に依存したエッチング速度の違いが生じる。このため、図9(a)に表すように、第1の面15aに凹凸を形成することができる。また、第1の面15aの上にレジストマスクを形成し、第1の面15aを選択的にエッチングしても良い。第1の面15aに凹凸を形成することにより、発光層13の放射光の取り出し効率を向上させることができる。
次に、図9(b)に表すように、第1の面15aの上に蛍光体層30を形成する。蛍光体層30は、蛍光体31と第1の結合材33とを有し、例えば、印刷、ポッティング、モールド、圧縮成形などの方法により形成される。
また、蛍光体層30として、蛍光体31を第1の結合材33を介して焼結させた焼結蛍光体を第1の面15aに接着させても良い。例えば、第1の面15aにエポキシ樹脂等を含む接着材(接着層)を塗布し、その接着層に蛍光体31を焼結したプレートを圧着させる。これにより、蛍光体層30は、接着層を介して第1の面15aに接着される。
第1の結合材33は、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、フェニル樹脂などの樹脂である。また、第1の結合材33として、ガラス材を用いても良い。
蛍光体層30を形成した後、図10(a)に示すように、蛍光体層30に複数の凹部60を形成する。例えば、ブレード加工またはレーザー加工により、蛍光体層30の上層側が選択的に除去されて、凹部60が形成される。凹部60は蛍光体31を含まない。
凹部60は蛍光体層30を貫通せず、凹部60は膜厚方向の途中まで形成される。凹部60の下には、蛍光体31のサイズよりも厚い下層部35が残される。
複数の凹部60の間には、蛍光体31のサイズよりも厚く且つ幅が広い上層部36が残される。
図11は、凹部60の平面パターンの一例を表す模式平面図である。
例えば、図11に示すように、凹部60は、格子状パターンの溝として形成される。または、凹部60は、一方向に延びる溝であってもよい。または、凹部60は有底のホールであってもよい。
絶縁膜25の表面(図10(a)における下面)は研削され、p側金属ピラー23およびn側金属ピラー24が露出される。p側金属ピラー23の露出面は、p側外部端子23aとなり、n側金属ピラー24の露出面は、n側外部端子24aとなる。
実施形態によれば、蛍光体層30を形成した後、ウェーハレベルで、光学特性の測定が行われる。さらに、その光学特性に応じて、蛍光体層30の凹部60の深さが調整される。
例えば、p側外部端子23aとn側外部端子24aにプローブを接触させて、発光層13に電流を供給して発光層13を発光させる。そして、蛍光体層30を経て外部に放出される光の光学特性を測定する。ここで、光学特性は、発光層13のピーク波長、発光スペクトル、色度のウェーハ面内分布などである。
発光層13のピーク波長、発光スペクトル、色度のウェーハ面内分布に応じて、蛍光体層30の凹部60の深さ、すなわち下層部35の厚さのウェーハ面内分布を調整する。
光学測定の結果、発光層13のピーク波長または色度が相対的に励起光側(例えば青色側)にシフトしている領域においては、凹部60の深さを相対的に浅くする。すなわち、発光層13のピーク波長または色度が相対的に励起光側(例えば青色側)にシフトしている領域においては、下層部35の厚さを相対的に厚くする。
下層部35の厚さが相対的に厚く、蛍光体層30のボリュームが相対的に大きい領域では、外部に放出される光の色度を蛍光体色側に補正することができる。
実施形態によれば、凹部60の深さのウェーハ面内分布を調整することで、外部に放出される光の色度のウェーハ面内分布の均一化を図れ、見る角度で色度の異なるいわゆる色割れを抑制できる。
凹部60には、図10(b)に示すように、透明材61が埋め込まれる。これにより、凹部60への異物の付着を防ぐことができる。
次に、図12(a)および図12(b)に示すように、隣り合う半導体層15間の領域であるダイシング領域の位置で、蛍光体層30、絶縁膜18および絶縁膜25を切断する。蛍光体層30、絶縁膜18および絶縁膜25の切断は、例えば、ダイシングブレードを用いて行う。また、レーザ照射により切断しても良い。ダイシング領域上に透明材61が設けられている場合には、その透明材61も切断する。
ウェーハは、少なくとも1つの半導体層15を含む半導体発光装置1として個片化される。図12(a)は、半導体発光装置1の断面を表し、図12(b)は、図12(a)の下面を表し、p側外部端子23aおよびn側外部端子24aが露出した半導体発光装置1の実装面を表す。
半導体層15は、ダイシング領域に存在しないためダイシングによるダメージを受けない。また、個片化された時点で、半導体層15の側面が絶縁膜18で覆われ保護された構造が得られる。
なお、半導体発光装置1は、ひとつの半導体層15を含むシングルチップ構造でも良いし、複数の半導体層15を含むマルチチップ構造であっても良い。
ダイシングする前の工程は、ウェーハ状態で一括して行われるため、個片化された個々のデバイスごとに、配線およびパッケージングを行う必要がなく、大幅なコストの低減が可能になる。すなわち、個片化された状態で、すでに配線およびパッケージングが施されている。このため、実施形態によれば、生産性を高めることが可能で有り、製造コストを低減できる。
蛍光体層30はウェーハ状態で形成されるため、蛍光体層30は、半導体層15の第1の面15a上および支持体上に限定され、半導体層15の第2の面や、支持体の側面(絶縁膜18の側面、絶縁膜25の側面)に、まわりこんで形成されていない。
ウェーハ状態で、支持体および蛍光体層30を形成した後に、それらが切断されるため、蛍光体層30の側面と、支持体の側面を構成する絶縁膜18、25の側面とが、個片化された半導体発光装置1の側面を形成する。
したがって、蛍光体層30の側面、絶縁膜18の側面、および絶縁膜25の側面は揃っており、チップサイズパッケージ構造の小型の半導体発光装置1を提供することができる。
(第2実施形態)
図13(a)及び(b)は、第2実施形態の半導体発光装置3を表す模式図である。
図13(a)は、半導体発光装置3の断面を表している。
図13(b)は、半導体層15の第2の面の側から見たp側配線部41およびn側配線部43の配置を表す平面図である。
第3実施形態の半導体発光装置3において、p側配線層51は前述した第1実施形態のp側配線層21に対応し、p側配線部41は、p側配線層51とp側金属ピラー23とを有する。また、第3実施形態の半導体発光装置3において、n側配線層52は前述した第1実施形態のn側配線層22に対応し、n側配線部43は、n側配線層52とn側金属ピラー24とを有する。
半導体発光装置3においても、第1実施形態と同様に、蛍光体層30の上層側に、蛍光体31を含まない領域を設けている。蛍光体31を含まない領域としての透明材61の下の蛍光体31にとって、上方に向かう光路に蛍光体31が存在しないため、外部への光取り出しが他の蛍光体31によって妨げられない。
また、上層部36の横に、蛍光体31を含まない領域として透明材61が設けられているため、上層部36に含まれる蛍光体31から横方向や斜め上方に放射された光の光路が、他の蛍光体31にじゃまされにくい。
したがって、第2実施形態においても、チップサイズパッケージ構造を実現しつつ、外部への光取り出し効率を向上できる。
また、第2実施形態によれば、図13(a)および図13(b)に示すように、n側配線層52が半導体層15の外縁を越えて延在している。そのn側配線層52の延在部52aは、p側配線層51を囲み、半導体層15の側面15cを覆っている。
n側配線層52の延在部52aは、発光層13から放射される光のうちの側面15cから放射される光を遮る。このため、半導体発光装置3の配光特性を改善することができる。すなわち、蛍光体層30を通過しないで半導体発光装置3の側面から放射される励起光を抑制し、色割れを防ぐことが可能となる。
図14(a)および図14(b)は、第2実施形態の半導体発光装置の変形例を表す平面図である。図14(a)および図14(b)は、半導体層15の第2の面の側から見たp側配線部41およびn側配線部43の配置を表している。
第2実施形態の半導体発光装置において、図14(a)に示すように、p側配線層51が半導体層15の外縁を越えて延在しても良い。p側配線層51の延在部51aは、n側配線層52を囲み、半導体層15の側面15cを覆っている。そのp側配線層51の延在部51aは、発光層13から放射される光のうちの側面15cから放射される光を遮る。
また、第2実施形態の半導体発光装置において、図14(b)に示すように、p側配線層51およびn側配線層52を囲み、半導体層15の側面15cを覆う遮光層56を設けても良い。遮光層56は、例えば、p側配線層51およびn側配線層52と同じ金属層であり、p側配線層51およびn側配線層52から離隔して設けられる。そして、遮光層56は、発光層13から放射される光のうちの側面15cから放射される光を遮る。
図14(a)および図14(b)に示す構造は、蛍光体層30を通過しないで半導体発光装置の側面から放射される励起光を抑制し、配光特性を向上させることができる。
実施形態のさらなる変形例として、p側金属ピラー23およびn側金属ピラー24を設けずに、p側配線層21およびn側配線層22を実装基板のパッドに対して接合させる構造であってもよい。
また、p側配線層21とp側金属ピラー23とが別体であることに限らず、p側配線層21とp側金属ピラー23とが一体に設けられたp側配線部41を備えても良い。同様に、n側配線層22とn側金属ピラー24とが別体であることに限らず、n側配線層22とn側金属ピラー24とが一体に設けられたn側配線部43を備えても良い。
(第3実施形態)
図15(a)は、第3実施形態の半導体発光装置5の模式斜視図である。
図15(b)は、図15(a)におけるA−A断面図である。
図15(c)は、図15(a)におけるB−B断面図である。
図16は、第3実施形態の半導体発光装置5を実装基板310上に実装した構成を有する発光モジュールの模式断面図である。
図15(a)および図15(c)に表すように、p側金属ピラー23の一部の側面は、半導体層15の第1の面15aおよびその反対側の第2の面と異なる面方位の第3の面25bで、絶縁膜25から露出している。その露出面は、外部の実装基板310に実装するためのp側外部端子23bとして機能する。
例えば、第3の面25bは、半導体層15の第1の面15aおよび第2の面に対して略垂直な面である。絶縁膜25は、例えば、矩形状の4つの側面を有し、そのうちのひとつの側面が第3の面25bである。
その同じ第3の面25bにおいて、n側金属ピラー24の一部の側面が絶縁膜25から露出している。その露出面は、外部の実装基板310に実装するためのn側外部端子24bとして機能する。
また、図15(a)に表すように、p側配線層21の一部の側面21bも、第3の面25bで絶縁膜25から露出し、p側外部端子として機能する。同様に、n側配線層22の一部の側面22bも、第3の面25bで絶縁膜25から露出し、n側外部端子として機能する。
p側金属ピラー23において、第3の面25bに露出しているp側外部端子23b以外の部分は、絶縁膜25に覆われている。また、n側金属ピラー24において、第3の面25bに露出しているn側外部端子24b以外の部分は、絶縁膜25に覆われている。
また、p側配線層21において、第3の面25bで露出している側面21b以外の部分は、絶縁膜25に覆われている。さらに、n側配線層22において、第3の面25bに露出している側面22b以外の部分は、絶縁膜25に覆われている。
図16に示すように、半導体発光装置5は、第3の面25bを基板310の実装面301に向けた姿勢で実装される。第3の面25bに露出しているp側外部端子23bおよびn側外部端子24bは、それぞれ、実装面301に設けられたパッド302にはんだ303を介して接合される。基板310の実装面301には、例えば、外部回路につながる配線パターンが設けられ、パッド302はその配線パターンに接続されている。
第3の面25bは、光の主な出射面である第1の面15aに対して略垂直である。したがって、第3の面25bを実装面301側に向けた姿勢で、第1の面15aは実装面301に対して、平行な横方向または傾いた方向に向く。すなわち、半導体発光装置5は、いわゆるサイドビュータイプの半導体発光装置であり、実装面301に平行な横方向または斜めの方向に光を放出する。
第3実施形態の半導体発光装置5においても、第1実施形態と同様に、蛍光体層30の上層側(第1の面15aの反対側)に、蛍光体31を含まない領域を設けている。蛍光体31を含まない領域としての透明材61の下の蛍光体31にとって、上方に向かう光路に蛍光体31が存在しないため、外部への光取り出しが他の蛍光体31によって妨げられない。
また、上層部36の横に、蛍光体31を含まない領域として透明材61が設けられているため、上層部36に含まれる蛍光体31から横方向や斜め上方に放射された光の光路が、他の蛍光体31にじゃまされにくい。
したがって、第3実施形態においても、チップサイズパッケージ構造を実現しつつ、外部への光取り出し効率を向上できる。
実施形態によれば、前記発光層の放射光の波長は、430〜470nmである。
また、実施形態によれば、前記p側配線部は、前記p側電極に接続されたp側配線層と、前記p側配線層に接続され、前記p側配線層よりも厚いp側金属ピラーとを有し、
前記n側配線部は、前記n側電極に接続されたn側配線層と、前記n側配線層に接続され、前記n側配線層よりも厚いn側金属ピラーとを有する。
また、実施形態によれば、前記絶縁膜は、前記p側金属ピラーと前記n側金属ピラーとの間に設けられた樹脂を含む。
また、実施形態によれば、前記蛍光体層の側面及び前記絶縁膜の側面が、前記半導体発光装置の側面を形成している。
また、実施形態によれば、前記蛍光体層は、前記絶縁膜の上に設けられ、前記絶縁膜の側面には設けられていない。
また、実施形態によれば、前記凹部に、前記発光層の放射光及び前記蛍光体の放射光を透過させる透明材を形成する工程をさらに備えている。
また、実施形態によれば、前記発光層を発光させ、前記第1の面側から放出される光の光学特性を測定する工程をさらに備え、
前記光学特性に応じて、前記蛍光体層の前記凹部の深さを調整する。
また、実施形態によれば、前記光学特性は、前記発光層のピーク波長または発光スペクトルである。
また、実施形態によれば、前記光学特性は、色度である。
また、実施形態によれば、前記発光素子は基板上に形成され、前記基板が除去された後、前記第1の面上に前記蛍光体層が形成される。
また、実施形態によれば、前記発光素子の前記第2の面側に、前記半導体層よりも柔軟な支持体を形成する工程をさらに備え、
前記発光素子が前記支持体に支持された状態で、前記基板を除去する。
また、実施形態によれば、前記支持体を形成する工程は、
前記第2の面側に、前記p側電極に接続されたp側配線部を形成する工程と、
前記第2の面側に、前記n側電極に接続されたn側配線部を形成する工程と、
前記p側配線部と前記n側配線部との間に、前記p側配線部の側面及び前記n側配線部の側面に接するように絶縁膜を形成する工程と、
を有する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,3,5…半導体発光装置、10…基板、11…第1の半導体層、12…第2の半導体層、13…発光層、15…半導体層、15a…第1の面、15b…第2の面、21,51…p側配線層、22,52…n側配線層、23…p側金属ピラー、24…n側金属ピラー、25…絶縁膜、30…蛍光体層、31…蛍光体、33…結合材、35…下層部、36…上層部、41…p側配線部、43…n側配線部、60…凹部、61…透明材

Claims (8)

  1. 第1の面と、その反対側の第2の面を持ち、発光層を有する半導体層と、
    前記第2の面側において、前記半導体層に設けられたp側電極と、
    前記第2の面側において、前記半導体層に設けられたn側電極と、
    前記第1の面側に設けられ、前記発光層の放射光により励起され前記発光層の放射光とは異なる波長の光を放射する複数の蛍光体と、前記複数の蛍光体を一体化し前記発光層の放射光及び前記蛍光体の放射光を透過させる結合材と、を含む蛍光体層と、
    を備え、
    前記蛍光体層は、
    前記第1の面の全面に広がって設けられ、前記蛍光体のサイズよりも厚い下層部と、
    前記下層部上に部分的に設けられ、前記蛍光体のサイズよりも厚く且つ幅が広い上層部と、
    を有し、
    前記下層部における前記上層部が設けられていない部分の上には、前記蛍光体が存在しない半導体発光装置。
  2. 前記蛍光体層の前記上層部の横に、前記蛍光体を含まない部分が隣接している請求項1記載の半導体発光装置。
  3. 前記下層部における前記上層部が設けられていない部分の上に設けられ、前記発光層の放射光及び前記蛍光体の放射光を透過させる透明材をさらに備えた請求項1または2に記載の半導体発光装置。
  4. 前記透明材の屈折率は、前記蛍光体層の前記結合材の屈折率よりも低い請求項3記載の半導体発光装置。
  5. 前記半導体層は、前記第1の面側に基板を含まず、
    前記蛍光体層は、前記半導体層との間に基板を介することなく、前記第1の主面上に設けられている請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  6. 前記第2の面側に設けられ、外部接続可能な端部を有するとともに、前記p側電極に接続されたp側配線部と、
    前記第2の面側に設けられ、外部接続可能な端部を有するとともに、前記n側電極に接続されたn側配線部と、
    前記p側配線部と前記n側配線部との間に、前記p側配線部の側面及び前記n側配線部の側面に接するように設けられ、前記p側配線部及び前記n側配線部とともに支持体を構成する絶縁膜と、
    をさらに備えた請求項1〜5のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  7. 前記蛍光体層の側面と、前記絶縁膜の側面とが揃っている請求項6記載の半導体発光装置。
  8. 第1の面とその反対側の第2の面を持ち発光層を有する半導体層と、前記第2の面側において前記半導体層に設けられたp側電極と、前記第2の面側において前記半導体層に設けられたn側電極と、をそれぞれが有する複数の発光素子が形成されたウェーハを形成する工程と、
    前記第1の面上に、前記発光層の放射光により励起され前記発光層の放射光とは異なる波長の光を放射する複数の蛍光体と、前記複数の蛍光体を一体化し前記発光層の放射光及び前記蛍光体の放射光を透過させる結合材と、を含む蛍光体層を形成する工程と、
    前記蛍光体のサイズよりも厚い下層部を前記第1の面側に残しつつ、前記下層部の上に、前記蛍光体を含まない複数の凹部と、前記複数の凹部の間に設けられ前記蛍光体のサイズよりも厚く且つ幅が広い上層部と、を形成する工程と、
    を備えた半導体発光装置の製造方法。
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