JP5837456B2 - 半導体発光装置及び発光モジュール - Google Patents

半導体発光装置及び発光モジュール Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、半導体発光装置及び発光モジュールに関する。
LED(Light Emitting Diode)チップの光取り出し面(第1の面)上に、チップサイズの蛍光体層が設けられ、光取り出し面の反対側の面(第2の面)に、配線部を含むチップサイズパッケージが設けられた半導体発光装置が提案されている。このような半導体発光装置は、ウェーハレベルで複数のチップに対して配線部および蛍光体層を一括形成した後に、ダイシングすることで得ることができる。
米国特許出願公開第2010/0148198号明細書 特開2011−108911号公報
本発明の実施形態は、配向性および色度制御性に優れる半導体発光装置及び発光モジュールを提供する。
実施形態によれば、半導体発光装置は、第1の面と、その反対側の第2の面と、発光層とを有する半導体層と、前記発光層を含む領域における前記第2の面に設けられたp側電極と、前記発光層を含まない領域における前記第2の面に設けられたn側電極と、前記第p側電極及び前記n側電極を覆う第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第1の絶縁膜を貫通する第1のビアを通じて前記p側電極と電気的に接続されたp側配線部と、前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第1の絶縁膜を貫通する第2のビアを通じて前記n側電極と電気的に接続されたn側配線部と、前記p側配線部と前記n側配線部との間、および前記半導体層の側面の外側に設けられ、前記発光層の光に対して遮光性をもつ第2の絶縁膜と、前記第1の面上、および前記半導体層の前記側面の外側に設けられた前記第2の絶縁膜の上に設けられた蛍光体層と、を備えている。前記蛍光体層は、上面と、前記上面と鈍角の角を形成して、前記第1の面に対して傾斜し、前記第2の絶縁膜の側面よりも内側に形成された斜面とを有する。前記斜面の直下の前記蛍光体層の厚さは、前記上面の直下の前記蛍光体層の厚さよりも薄い。
(a)は第1実施形態の半導体発光装置の模式断面図であり、(b)は第1実施形態の半導体発光装置の模式上面図。 (a)は第2実施形態の半導体発光装置の模式断面図であり、(b)は第2実施形態の半導体発光装置の模式上面図。 (a)は第3実施形態の半導体発光装置の模式断面図であり、(b)は第3実施形態の半導体発光装置の模式上面図。 (a)は第3実施形態の半導体発光装置の変形例の模式断面図であり、(b)は第3実施形態の半導体発光装置の変形例の模式上面図。 (a)は第1実施形態の半導体発光装置の変形例の模式断面図であり、(b)は第2実施形態の半導体発光装置の変形例の模式断面図。 実施形態の発光モジュールの模式断面図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式断面図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式断面図。 比較例の発光モジュールの模式断面図。 第4実施形態の半導体発光装置の模式断面図。 (a)は第4実施形態の半導体発光装置の変形例の模式断面図であり、(b)は第5実施形態の半導体発光装置の模式断面図。 (a)は第6実施形態の半導体発光装置の模式断面図であり、(b)は第7実施形態の半導体発光装置の模式断面図。 (a)は第6実施形態の半導体発光装置の変形例の模式断面図であり、(b)は第8実施形態の半導体発光装置の模式断面図。 (a)は第7実施形態の半導体発光装置の変形例の模式断面図であり、(b)は第9実施形態の半導体発光装置の模式断面図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態の半導体発光装置の製造方法を示す模式図。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。
(第1実施形態)
図1(a)は、第1実施形態の半導体発光装置1aの模式断面図であり、図1(b)は、その半導体発光装置1aの模式上面図である。
半導体発光装置1aは、励起光を発する発光素子(チップ)5と、発光素子5上に設けられた蛍光体層30と、発光素子5を支持する支持体6とを備えている。
発光素子5は、例えば発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)であり、図示しないp型半導体層、n型半導体層、p型半導体層とn型半導体層に挟まれた活性層(発光層)を含む。また、発光素子5は、p型半導体層へのコンタクト電極(p側電極)と、n型半導体層へのコンタクト電極(n側電極)を有する。
n型半導体層とp型半導体層に比較的バンドギャップの大きな半導体(例えばGaN)を用い、活性層に比較的バンドギャップの小さな半導体(例えばInGaN)を挿入する。これにより、活性層を挟むpn接合による注入キャリアが効果的に閉じ込められ、キャリア再結合による発光が効果的に行われて高い発光効率が得られるようになる。活性層は所謂MQW(Multi Quantum Well)構造でもよい。また、発光素子チップは、LEDに限らず、面発光半導体レーザ(SELD;Surface Emitting Laser Diode)でも構わないものである。
発光素子5の半導体層は、第1の面15aと、その反対側の第2の面15bとを有する。第1の面15a上に蛍光体層30が設けられている。
p側電極及びn側電極は、第2の面15bに設けられている。また、第2の面15b側には、支持体6が設けられている。支持体6は、後述するように、p側電極及びn側電極のそれぞれと接続され、且つ外部の実装基板との接続を担うp側配線部及びn側配線部を含む。また、支持体6は、発光素子5、電極、配線部を保護する絶縁膜を含む。
蛍光体層30は、発光素子5の第2の面15bよりも下方には設けられておらず、蛍光体層30の平面サイズは、発光素子5の平面サイズとほぼ同じである。また、支持体6の平面サイズも、発光素子5の平面サイズとほぼ同じであり、半導体発光装置1aはチップサイズパッケージ構造を有する。
蛍光体層30は、透明媒体としての樹脂層と、発光素子5の励起光により励起されて蛍光を発する複数の粒子状の蛍光体とを有する。樹脂層は、発光素子5の励起光および蛍光体の蛍光に対して透明な例えばシリコーン樹脂やエポキシ樹脂である。蛍光体は、樹脂層中に分散されている。
蛍光体は種々の蛍光体材料を単独または組み合わせて用いることができる。例えば発光素子5の励起光波長(発光波長)を450nmとし、YAl12(YAG):Ce、Tb3−xRE12:Ce(TAG)(RE=Y,Gd,La,Lu)、Sr2−x−yBaCaSiO:Euなどの黄色蛍光体を用いることで白色出力光源が得られる。
また、発光素子5の励起光波長を450nmとし、YAG:Nb、SrCa1−xS:Eu、CaSiAlN:Eu、Sr2−yCaSiO:Euなどの赤色蛍光体と、SrGa:Eu、Sr2−yBaSiO:Eu、SrSi:Euなどの緑色蛍光体を組み合わせて用いることで高演色の白色光源とすることができる。
蛍光体層30は、発光素子5の第1の面15aに対して平行な上面30aを有する。蛍光体層30の上面30aと側面との間の角は斜めにカット(面取り)された形状に形成され、上面30aと側面との間に斜面30bが形成されている。
斜面30bは、上面30aと鈍角の角を形成して、発光素子5の第1の面15aに対して傾斜している。蛍光体層30の上面30aを見た図1(b)の上面図に示すように、斜面30bは上面30aの周囲のすべてにわたって連続して設けられている。
上面30aと斜面30bとの間の角は、発光素子5のエッジ5aよりも第1の面15aの面方向の内側に位置し、斜面30bはその角から発光素子5のエッジ5aに向かって下り傾斜している。
斜面30bの直下の蛍光体層30の厚さ(第1の面15aに対して垂直な方向の厚さ)は、上面30aの直下の蛍光体層30の厚さ(第1の面15aに対して垂直な方向の厚さ)よりも薄い。したがって、発光素子5のエッジ5a付近の蛍光体層30は、発光素子5の第1の面15aの中心上の蛍光体層30よりも薄くなっている。
(第2実施形態)
図2(a)は、第2実施形態の半導体発光装置1bの模式断面図であり、図2(b)は、その半導体発光装置1bの模式上面図である。
この半導体発光装置1bも、励起光を発する発光素子(チップ)5と、発光素子5上に設けられた蛍光体層30と、発光素子5を支持する支持体6とを備えている。
蛍光体層30は、発光素子5の第2の面15bよりも下方には設けられておらず、蛍光体層30の平面サイズは、発光素子5の平面サイズとほぼ同じである。また、支持体6の平面サイズも、発光素子5の平面サイズとほぼ同じであり、半導体発光装置1bはチップサイズパッケージ構造を有する。
蛍光体層30は、発光素子5の第1の面15aに対して平行な上面30aを有する。蛍光体層30の側面は、上面30aと鈍角の角を形成して、発光素子5の第1の面15aに対して傾斜した斜面30cとなっている。蛍光体層30の側面のすべてが斜面30cとなっている。
蛍光体層30の上面30aを見た図2(b)の上面図に示すように、斜面30cは上面30aの周囲のすべてにわたって連続して設けられている。
上面30aと斜面30cとの間の角は、発光素子5のエッジ5aよりも第1の面15aの面方向の内側に位置し、斜面30cはその角から発光素子5のエッジ5aに向かって下り傾斜している。
斜面30cの直下の蛍光体層30の厚さ(第1の面15aに対して垂直な方向の厚さ)は、上面30aの直下の蛍光体層30の厚さ(第1の面15aに対して垂直な方向の厚さ)よりも薄い。したがって、発光素子5のエッジ5a付近の蛍光体層30は、発光素子5の第1の面15aの中心上の蛍光体層30よりも薄くなっている。
(第3実施形態)
図3(a)は、第3実施形態の半導体発光装置1cの模式断面図であり、図3(b)は、その半導体発光装置1cの模式上面図である。
この半導体発光装置1cも、励起光を発する発光素子(チップ)5と、発光素子5上に設けられた蛍光体層30と、発光素子5を支持する支持体6とを備えている。
蛍光体層30は、発光素子5の第2の面15bよりも下方には設けられておらず、蛍光体層30の平面サイズは、発光素子5の平面サイズとほぼ同じである。また、支持体6の平面サイズも、発光素子5の平面サイズとほぼ同じであり、半導体発光装置1cはチップサイズパッケージ構造を有する。
蛍光体層30は、発光素子5の第1の面15aに対して平行な上面30aを有する。蛍光体層30の側面は、2つの斜面30d及び30eからなる。2つの斜面30d及び30eは、発光素子5の第1の面15aに対して傾斜し、かつ2つの斜面30d及び30eは、第1の面15aに対する傾斜角度が異なる。
斜面30dは、上面30aと鈍角の角を形成して、上面30aと斜面30eとの間に設けられている。斜面30eは、斜面30dと鈍角の角を形成して、斜面30dに連続している。
蛍光体層30の上面30aを見た図3(b)の上面図に示すように、斜面30d及び30eは、それぞれ、上面30aの周囲のすべてにわたって連続して設けられている。
上面30aと斜面30dとの間の角は、発光素子5のエッジ5aよりも第1の面15aの面方向の内側に位置し、斜面30dは上面30aとの間の角から斜面30eに向かって下り傾斜している。斜面30dと斜面30eとの間の角も、発光素子5のエッジ5aよりも第1の面15aの面方向の内側に位置し、斜面30eは斜面30dとの間の角から発光素子5のエッジ5aに向かって下り傾斜している。
斜面30dの直下の蛍光体層30の厚さ(第1の面15aに対して垂直な方向の厚さ)および斜面30eの直下の蛍光体層30の厚さ(第1の面15aに対して垂直な方向の厚さ)は、上面30aの直下の蛍光体層30の厚さ(第1の面15aに対して垂直な方向の厚さ)よりも薄い。したがって、発光素子5のエッジ5a付近の蛍光体層30は、発光素子5の第1の面15aの中心上の蛍光体層30よりも薄くなっている。
以上説明した実施形態の半導体発光装置1a〜1cでは、いずれも蛍光体層30の上面30aと側面との間の角が直角ではなく鈍角に形成され、蛍光体層30の端部に斜面30b〜30eが形成されている。
蛍光体層30の角が直角ではなく、鈍角になることで、蛍光体層30の角での光の蹴られによる配光乱れを抑えることができる。また、発光素子5の端部で上向きに放射される光成分が増えて、実施形態の半導体発光装置を光源として用いた灯具の効率を高めることができる。
また、図3(a)及び(b)に示す半導体発光装置1cでは、蛍光体層30の側面が、第1の面15aに対する傾斜角度が異なる複数(図示では例えば2つ)の斜面30dと30eから形成され、凸レンズとして機能することができる。
それら複数の斜面の数や傾斜角度を任意に調整することで、所望のレンズ特性に設計することが可能となる。蛍光体層30をレンズとしても機能させることができ、第1の面15a上に別途レンズを設けなくて済む。これにより、構造を簡単にし、コスト低減を図れる。
また、発光素子5の光取り出し面(第1の面15a)に垂直な方向に対して大きな角度をなす横方向への光は、真上に放射される光よりも蛍光体層30を通過する距離が長くなり、横方向への放射光が蛍光色に近くなる色割れが起こりやすい。
しかしながら、実施形態の半導体発光装置1a〜1cによれば、蛍光体層30の端部に斜面30b〜30eを形成することで、発光素子5の端部側の蛍光体層30の厚さが、第1の面15aの中心側の蛍光体層30の厚さよりも薄くなる。このため、横方向への励起光放射成分が多くなり、色割れを緩和することができる。
図4(a)及び(b)は、第3実施形態の半導体発光装置1cの変形例の半導体発光装置1’cを示す。図4(a)は、半導体発光装置1’cの模式断面図であり、図4(b)は、その模式上面図である。
この半導体発光装置1’cでは、発光素子5のエッジ(半導体層のエッジ)5aが、蛍光体層30のエッジよりも、第1の面15aの面方向の内側にある。すなわち、蛍光体層30が、発光素子5のエッジ5aを覆って保護している。
図5(a)は、第1実施形態の半導体発光装置1aの変形例の半導体発光装置1’aを示す模式断面図であり、図5(b)は、第2実施形態の半導体発光装置1bの変形例の半導体発光装置1’bを示す模式断面図である。
これら半導体発光装置1’a及び1’bにおいても、発光素子5のエッジ(半導体層のエッジ)5aが、蛍光体層30のエッジよりも内側にあり、蛍光体層30が、発光素子5のエッジ5aを覆って保護している。
次に、実施形態の発光モジュールについて説明する。
図6(a)は、図2(a)及び(b)に示した半導体発光装置1bを用いた発光モジュール60aの模式断面図である。
発光モジュール60aは、実装基板70と、実装基板70上に、互いに離間して実装された複数の半導体発光装置1bとを備えている。
実装基板70は、例えば樹脂基板あるいはセラミック基板をベースとする基板と、その基板の一方の面である実装面71に設けられたパッド72と、実装面71に設けられパッド72と接続された配線パターン(図示せず)とを有する。
あるいは、実装基板70のベース基板として、放熱性に優れた金属板を用いてもよく、その場合、金属板上に絶縁膜が設けられ、その絶縁膜上にパッド72及び配線パターンが形成される。
半導体発光装置1bは、例えば図10などを参照して後述するように、同じ面で露出されたp側外部端子23aとn側外部端子24aとを有する。半導体発光装置1bは、p側外部端子23a及びn側外部端子24aが露出する面を、実装面71に向け、第1の面(光取り出し面)15aを、実装面71の上方に向けた姿勢で、実装基板70上に実装されている。
p側外部端子23a及びn側外部端子24aは、例えば、はんだ40などの接合剤を介して、パッド72に接合される。発光素子5の発光層は、p側電極、n側電極、p側配線部、n側配線部、p側外部端子23a、n側外部端子24a、はんだ40、およびパッド72を介して、実装基板70の配線パターンと電気的に接続される。
ここで、図9は、比較例の発光モジュールの模式断面図を示す。この比較例の発光モジュールにおける半導体発光装置100の蛍光体層30は直方体形状に形成され、その蛍光体層30の上面30aと側面との間の角が直角となっている。
この比較例では、隣接する半導体発光装置100間の距離が近すぎると、横方向に放射された光が隣の半導体発光装置100にじゃまをされ、上方に放射され難くなる。これは、高密度実装の障害になる。
これに対して、実施形態によれば、横方向に放射された光を、隣の半導体発光装置1bの蛍光体層30の斜面30cで上方へと反射させて、上方への光放射効率を高めることができる。この結果、複数の半導体発光装置1bを、相互の距離を近づけて密集させて実装することができ、高パワー密度化が可能となる。
実装基板70に実装される半導体発光装置は、図6(b)に示すように、前述した図1(a)及び(b)の半導体発光装置1aでもよいし、図6(c)に示すように、図3(a)及び(b)の半導体発光装置1cでもよい。
図6(b)に示す発光モジュール60bおよび図6(c)に示す発光モジュール60cにおいても、横方向に放射された光を、隣の半導体発光装置の蛍光体層30の斜面で上方へと反射させて、上方への光放射効率を高めることができる。この結果、複数の半導体発光装置を相互の距離を近づけて密集させて実装することができ、高パワー密度化が可能となる。
さらに、図4(a)及び(b)に示す半導体発光装置1’c、図5(a)に示す半導体発光装置1’a、図5(b)に示す半導体発光装置1’bを、実装基板70上に実装した発光モジュールにおいても同様な効果が得られる。
次に、実施形態の半導体発光装置の製造方法について説明する。図7(a)〜(e)に、図2(a)及び(b)に示した半導体発光装置1bの製造方法を示す。
発光素子5は例えば窒化ガリウム系半導体層を含み、その半導体層は図7(a)に示すように基板10上に形成される。基板10は、例えば、サファイア基板やシリコン基板を用いることができる。
発光素子5上に電極を形成した後、その電極と接続された配線部や絶縁膜を含む支持体6が、図7(b)に示すように、発光素子5上に形成される。
その後、基板10は除去される。図7(c)は、基板10が除去された後の発光素子5及び支持体6の積層体を示し、図7(b)とは上下を逆にして、支持体6を下に、発光素子5を上にして表している。
基板10の除去により、発光素子5の第1の面15aが露出され、その第1の面15a上に、図7(d)に示すように、蛍光体層30が形成される。
そして、図7(d)に示す積層体をダイシングして、図7(e)に示すように、複数の半導体発光装置1bに個片化する。
このとき、断面がV字形状のブレードを使って、蛍光体層30をその上面30a側から切断することで、蛍光体層30に斜面30cを形成することができる。
図1(a)及び(b)に示す半導体発光装置1aと、図3(a)及び(b)に示す半導体発光装置1cについても同様に、断面がV字形状のブレードを使って、蛍光体層30をその上面30a側から切断することで、蛍光体層30に斜面を形成することができる。
また、図8(a)〜(c)は、図5(b)に示す半導体発光装置1’bの製造方法を示す模式断面図である。
基板10を除去するまでの図7(a)〜(c)に示す工程は上記と同じように進められる。そして、基板10を除去した後、図8(a)に示すように、発光素子5を支持体6上で複数に分離する。例えばエッチングにより発光素子(半導体層)5の一部を除去して、発光素子5を複数に分離する溝80を形成する。溝80は、ウェーハ状に広がっていた発光素子5に格子状に形成される。
そして、図8(b)に示すように、発光素子5の第1の面15a上に蛍光体層30を形成する。蛍光体層30は、溝80にも充填され、複数に分離されたそれぞれの発光素子5のエッジ5aが蛍光体層30で覆われる。
そして、溝80の位置で、蛍光体層30及び支持体6をダイシングすることで、図8(c)に示すように、発光素子5のエッジ5aが蛍光体層30で覆われて保護された半導体発光装置1’bが得られる。このダイシング時においても、断面がV字形状のブレードを使って蛍光体層30を上面30a側から切断することで、蛍光体層30に斜面30cを形成することができる。
図4(a)及び(b)に示す半導体発光装置1’cと、図5(a)に示す半導体発光装置1’aについても、複数に分離された発光素子5間に蛍光体層30を充填することで、同様に製造することができる。
次に、発光素子(チップ)および支持体の具体例について、以下に説明する。
(第4実施形態)
図10は、第4実施形態の半導体発光装置1dの模式断面図である。
半導体発光装置1dは、発光層13を含む半導体層15を有する。また、半導体層15は、第1の面15aと、その反対側の第2の面を有する。第2の面側に電極及び配線部が設けられ、電極及び配線部の設けられていない第1の面15aから主として光が放射される。
半導体層15は、第1の半導体層11と第2の半導体層12を有する。第1の半導体層11及び第2の半導体層12は、例えば窒化ガリウムを含む。第1の半導体層11は、例えば、下地バッファ層、n型GaN層などを含む。第2の半導体層12は、p型GaN層、発光層(活性層)13などを含む。発光層13は、青、紫、青紫、紫外光などを発光する材料を用いることができる。
半導体層15の第2の面は凹凸形状に加工され、凸部は発光層13を含む。その凸部の表面である第2の半導体層12の表面には、p側電極16が設けられている。すなわち、p側電極16は、発光層13を有する領域における第2の面に設けられている。
半導体層15の第2の面において凸部の横には、発光層13を含まない領域が設けられ、その領域の第1の半導体層11の表面に、n側電極17が設けられている。すなわち、n側電極17は、発光層13を含まない領域における第2の面に設けられている。
半導体層15の第2の面側の平面図である図18(b)に示すように、発光層13を含む領域に設けられたp側電極16の方が、発光層13を含まない領域に設けられたn側電極17よりも面積が広い。これにより、広い発光領域が得られる。なお、図18(b)に示すp側電極16及びn側電極17のレイアウトは一例であって、これに限らない。
半導体層15の第2の面側には、第1の絶縁膜(以下、単に絶縁膜と言う)18が設けられている。絶縁膜18は、半導体層15、p側電極16及びn側電極17を覆っている。また、絶縁膜18は、発光層13及び第2の半導体層12の側面を覆って保護している。
なお、絶縁膜18と半導体層15との間に別の絶縁膜(例えばシリコン酸化膜)が設けられることもある。絶縁膜18は、例えば、微細開口のパターニング性に優れたポリイミド等の樹脂である。あるいは、絶縁膜18としてシリコン酸化膜やシリコン窒化膜等の無機膜を用いてもよい。
絶縁膜18は、半導体層15の第1の面15a上には設けられていない。絶縁膜18は、半導体層15における第1の面15aから続く側面15cを覆って保護している。
絶縁膜18における、半導体層15の第2の面とは反対側の面上に、p側配線層21とn側配線層22とが互いに離間して設けられている。
絶縁膜18にはp側電極16に達する複数の第1の開口18aが形成され、その第1の開口18a内に設けられた複数の第1のビア21aを通じて、p側配線層21はp側電極16と電気的に接続されている。
絶縁膜18にはn側電極17に達する第2の開口18bが形成され、その第2の開口18b内に設けられた第2のビア22aを通じて、n側配線層22はn側電極17と電気的に接続されている。
p側配線層21においてp側電極16に対する反対側の面には、p側金属ピラー23が設けられている。p側配線層21、p側金属ピラー23、および後述するシード層として使われる金属膜19は、本実施形態におけるp側配線部を構成する。
n側配線層22においてn側電極17に対する反対側の面には、n側金属ピラー24が設けられている。n側配線層22、n側金属ピラー24、および後述するシード層として使われる金属膜19は、本実施形態におけるn側配線部を構成する。
絶縁膜18には、第2の絶縁膜として例えば樹脂層25が積層されている。樹脂層25は、p側配線部の周囲及びn側配線部の周囲を覆っている。また、樹脂層25は、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24との間に充填されている。
p側金属ピラー23の側面およびn側金属ピラー24の側面は、樹脂層25で覆われている。p側金属ピラー23におけるp側配線層21に対する反対側の面は、樹脂層25から露出し、p側外部端子23aとして機能する。n側金属ピラー24におけるn側配線層22に対する反対側の面は、樹脂層25から露出し、n側外部端子24aとして機能する。
p側外部端子23a及びn側外部端子24aは、前述した図6(a)〜(c)に示す実装基板70に形成されたパッド72に、はんだ40などを介して接合される。
樹脂層25における同じ面(図10における下面)で露出するp側外部端子23aとn側外部端子24aとの間の距離は、絶縁膜18上でのp側配線層21とn側配線層22との間の距離よりも大きい。p側外部端子23aとn側外部端子24aとは、実装基板への実装時にはんだ等によって相互に短絡しない距離を隔てて離れている。
p側配線層21は、プロセス上の限界まで、n側配線層22に近づけることができ、p側配線層21の面積を広くできる。この結果、p側配線層21とp側電極16との接触面積の拡大を図れ、電流分布及び放熱性を向上できる。
p側配線層21が複数の第1のビア21aを通じてp側電極16と接する面積は、n側配線層22が第2のビア22aを通じてn側電極17と接する面積よりも大きい。よって、発光層13への電流分布が向上し、且つ発光層13の熱の放熱性が向上できる。
絶縁膜18上に広がるn側配線層22の面積は、n側配線層22がn側電極17と接する面積よりも大きい。
実施形態によれば、n側電極17よりも広い領域にわたって形成された発光層13によって高い光出力を得ることができる。なおかつ、発光層13を含む領域よりも狭い領域に設けられたn側電極17が、より面積の大きなn側配線層22として実装面側に引き出されている。
第1の半導体層11は、n側電極17、金属膜19およびn側配線層22を介して、n側外部端子24aを有するn側金属ピラー24と電気的に接続されている。発光層13を含む第2の半導体層12は、p側電極16、金属膜19およびp側配線層21を介して、p側外部端子23aを有するp側金属ピラー23と電気的に接続されている。
p側金属ピラー23はp側配線層21よりも厚く、n側金属ピラー24はn側配線層22よりも厚い。p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および樹脂層25のそれぞれの厚さは、半導体層15よりも厚い。なお、ここでの「厚さ」は、図10において上下方向の厚さを表す。
また、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの厚さは、半導体層15、p側電極16、n側電極17および絶縁膜18を含む積層体の厚さよりも厚い。なお、各金属ピラー23、24のアスペクト比(平面サイズに対する厚みの比)は1以上であることに限らず、その比は1よりも小さくてもよい。すなわち、金属ピラー23、24は、その平面サイズよりも厚さが小さくてもよい。
実施形態によれば、半導体層15を形成するために使用した後述する基板10が除去されても、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および樹脂層25を含む支持体によって、半導体層15を安定して支持し、半導体発光装置1dの機械的強度を高めることができる。
p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23およびn側金属ピラー24の材料としては、銅、金、ニッケル、銀などを用いることができる。これらのうち、銅を用いると、良好な熱伝導性、高いマイグレーション耐性及び絶縁材料との優れた密着性が得られる。
樹脂層25は、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を補強する。樹脂層25は、実装基板と熱膨張率が同じもしくは近いものを用いるのが望ましい。そのような樹脂層25として、例えばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂などを一例として挙げることができる。
また、p側外部端子23a及びn側外部端子24aを介して、半導体発光装置1dを実装基板に実装した状態において、はんだを介して半導体層15に加わる応力を、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24が吸収することで緩和することができる。
p側配線層21及びp側金属ピラー23を含むp側配線部は、相互に分断された複数のビア21aを介して、p側電極16に接続されている。このため、p側配線部による高い応力緩和効果が得られる。
あるいは、図11(a)に示すように、1つの大きな第1の開口18a内に設けられ、ビア21aよりも平面サイズの大きなビア21cを介して、p側配線層21をp側電極16に接続させてもよく、この場合、いずれも金属であるp側電極16、p側配線層21及びp側金属ピラー23を通じた、発光層13の放熱性の向上を図れる。
後述するように、半導体層15を形成するときに使った基板10は第1の面15a上から除去される。このため、半導体発光装置1dを低背化できる。
半導体層15の第1の面15aには、微小な凹凸が形成されている。第1の面15aに対して、例えばアルカリ系溶液を使ったウェットエッチング(フロスト処理)を行い、凹凸が形成される。第1の面15aに凹凸を設けることで、様々な角度で第1の面15aに入射する光を全反射させることなく第1の面15aの外側に取り出すことが可能となる。
第1の面15a上には、蛍光体層30が設けられている。蛍光体層30は、透明媒体としての透明樹脂31と、透明樹脂31中に分散された複数の粒子状の蛍光体32とを有する。
透明樹脂31は、発光層13の励起光及び蛍光体32の蛍光に対して透明であり、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、フェニル樹脂などを用いることができる。
蛍光体32は、発光層13の励起光を吸収し波長変換光を発光可能である。このため、半導体発光装置1dは、発光層13の励起光と、蛍光体32の波長変換光との混合光を出射可能である。
例えば、蛍光体32が黄色光を発光する黄色蛍光体とすると、GaN系材料である発光層13の青色光と、蛍光体32における波長変換光である黄色光との混合色として、白色または電球色などを得ることができる。なお、蛍光体層30は、複数種の蛍光体(例えば、赤色光を発光する赤色蛍光体と、緑色光を発光する緑色蛍光体)を含む構成であってもよい。
そして、本実施形態においても、蛍光体層30の上面30aと側面との間の角が直角ではなく鈍角に形成され、図1(a)及び(b)に示す第1実施形態と同様、蛍光体層30の端部に斜面30bが形成されている。
したがって、第4実施形態の半導体発光装置1dにおいても、蛍光体層30の角での光の蹴られによる配光乱れを抑えることができる。また、半導体層15の端部で上向きに放射される光成分が増えて、灯具効率を高めることができる。
また、半導体層15の端部側の蛍光体層30の厚さが、第1の面15aの中心側の蛍光体層30の厚さよりも薄い。このため、横方向への励起光放射成分が多くなり、色割れを緩和することができる。
さらに、複数の半導体発光装置1dを実装基板に実装させた発光モジュールにおいて、横方向に放射された光を、隣の半導体発光装置1dの蛍光体層30の斜面30bで上方へと反射させて、上方への光放射効率を高めることができる。この結果、複数の半導体発光装置1dを、相互の距離を近づけて密集させて実装することができ、高パワー密度化が可能となる。
次に、図15(a)〜図26(b)を参照して、上記半導体発光装置1dの製造方法について説明する。図15(a)〜図26(b)は、ウェーハ状態における一部の領域を表す。
図15(a)は、基板10の主面(図15(a)における下面)に、第1の半導体層11及び第2の半導体層12を形成した積層体を示す。図15(b)は、図15(a)における下面図に対応する。
基板10の主面上に第1の半導体層11が形成され、その上に発光層13を含む第2の半導体層12が形成される。窒化ガリウムを含む第1の半導体層11及び第2の半導体層12は、例えばサファイア基板上にMOCVD(metal organic chemical vapor deposition)法で結晶成長させることができる。あるいは、基板10としてはシリコン基板を用いることもできる。
第1の半導体層11における基板10に接する面が、半導体層15の第1の面15aであり、第2の半導体層12の表面が半導体層15の第2の面15bである。
次に、図示しないレジストを用いた例えばRIE(Reactive Ion Etching)法で、図16(a)及びその下面図である図16(b)に示すように、半導体層15を貫通して基板10に達する溝80を形成する。溝80は、ウェーハ状態の基板10上で例えば格子状に形成され、半導体層15を基板10上で複数のチップに分離する。
なお、半導体層15を複数に分離する工程は、後述する第2の半導体層12の選択的除去後、あるいは電極の形成後に行ってもよい。
次に、図示しないレジストを用いた例えばRIE法で、図17(a)及びその下面図である図17(b)に示すように、第2の半導体層12の一部を除去して、第1の半導体層11の一部を露出させる。第1の半導体層11が露出された領域は、発光層13を含まない。
次に、図18(a)及びその下面図である図18(b)に示すように、半導体層15の第2の面にp側電極16とn側電極17を形成する。p側電極16は、第2の半導体層12の表面に形成される。n側電極17は、第1の半導体層11の露出面に形成される。
p側電極16及びn側電極17は、例えば、スパッタ法、蒸着法等で形成される。p側電極16とn側電極17は、どちらを先に形成してもよいし、同じ材料で同時に形成してもよい。
p側電極16は、発光層13の発光光に対して反射性を有する、例えば、銀、銀合金、アルミニウム、アルミニウム合金等を含む。また、p側電極16の硫化、酸化防止のため、金属保護膜(バリアメタル)を含む構成であってもよい。
また、p側電極16とn側電極17との間や、発光層13の端面(側面)にパッシベーション膜として、例えばシリコン窒化膜やシリコン酸化膜をCVD(chemical vapor deposition)法で形成してもよい。また、各電極と半導体層とのオーミックコンタクトをとるための活性化アニールなどは必要に応じて実施される。
次に、基板10の主面上の露出している部分すべてを図19(a)に示す絶縁膜18で覆った後、例えばウェットエッチングにより絶縁膜18をパターニングし、絶縁膜18に選択的に第1の開口18aと第2の開口18bを形成する。第1の開口18aは複数形成され、各々の第1の開口18aはp側電極16に達する。第2の開口18bはn側電極17に達する。
絶縁膜18としては、例えば、感光性ポリイミド、ベンゾシクロブテン(Benzocyclobutene)などの有機材料を用いることができる。この場合、レジストを使わずに、絶縁膜18に対して直接露光及び現像が可能である。
あるいは、シリコン窒化膜やシリコン酸化膜などの無機膜を絶縁膜18として使用してもよい。絶縁膜18が無機膜の場合、絶縁膜18上に形成したレジストをパターニングした後のエッチングによって第1の開口18a及び第2の開口18bが形成される。
次に、絶縁膜18の表面、第1の開口18aの内壁(側壁及び底部)、および第2の開口18bの内壁(側壁及び底部)に、図19(b)に示すように、金属膜19を形成する。金属膜19は、後述するメッキのシードメタルとして使われる。
金属膜19は、例えばスパッタ法で形成される。金属膜19は、例えば、絶縁膜18側から順に積層されたチタン(Ti)と銅(Cu)との積層膜を含む。あるいは、チタン膜の代わりにアルミニウム膜を使ってもかまわない。
次に、図19(c)に示すように、金属膜19上に選択的にレジスト91を形成し、金属膜19を電流経路としたCu電解メッキを行う。
これにより、図20(a)及びその下面図である図20(b)に示すように、金属膜19上に、選択的にp側配線層21とn側配線層22が形成される。p側配線層21及びn側配線層22はメッキ法により同時に形成される例えば銅材料からなる。
p側配線層21は、第1の開口18a内にも形成され、金属膜19を介してp側電極16と電気的に接続される。n側配線層22は、第2の開口18b内にも形成され、金属膜19を介してn側電極17と電気的に接続される。
p側配線層21及びn側配線層22のメッキに使ったレジスト91は、溶剤もしくは酸素プラズマを使って、除去される。
次に、図21(a)及びその下面図である図21(b)に示すように、金属ピラー形成用のレジスト92を形成する。レジスト92は、前述のレジスト91よりも厚い。なお、前の工程でレジスト91は除去せずに残し、そのレジスト91にレジスト92を重ねて形成してもよい。レジスト92には、第1の開口92aと第2の開口92bが形成されている。
そして、レジスト92をマスクに用いて、金属膜19を電流経路としたCu電解メッキを行う。これにより、図22(a)及びその下面図である図22(b)に示すように、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24が形成される。
p側金属ピラー23は、レジスト92に形成された第1の開口92a内であって、p側配線層21の表面上に形成される。n側金属ピラー24は、レジスト92に形成された第2の開口92b内であって、n側配線層22の表面上に形成される。p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24は、メッキ法により同時に形成される例えば銅材料からなる。
レジスト92は、図23(a)に示すように、例えば溶剤もしくは酸素プラズマを用いて除去される。この後、金属ピラー23、n側金属ピラー24、p側配線層21およびn側配線層22をマスクにして、金属膜19の露出している部分をウェットエッチングにより除去する。これにより、図23(b)に示すように、p側配線層21とn側配線層22との金属膜19を介した電気的接続が分断される。
次に、図24(a)に示すように、絶縁膜18に対して樹脂層25を積層する。樹脂層25は、p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を覆う。
樹脂層25は、絶縁性を有する。また、樹脂層25に、例えばカーボンブラックを含有させて、発光層13の発光光に対して遮光性を与えてもよい。
次に、図24(b)に示すように、基板10を除去する。基板10がサファイア基板の場合、例えばレーザーリフトオフ法によって基板10を除去することができる。具体的には、基板10の裏面側から第1の半導体層11に向けてレーザ光が照射される。レーザ光は、基板10に対して透過性を有し、第1の半導体層11に対しては吸収領域となる波長を有する。
レーザ光が基板10と第1の半導体層11との界面に到達すると、その界面付近の第1の半導体層11はレーザ光のエネルギーを吸収して分解する。第1の半導体層11はガリウム(Ga)と窒素ガスに分解する。この分解反応により、基板10と第1の半導体層11との間に微小な隙間が形成され、基板10と第1の半導体層11とが分離する。
レーザ光の照射を、設定された領域ごとに複数回に分けてウェーハ全体にわたって行い、基板10を除去する。
基板10がシリコン基板の場合には、エッチングによって基板10を除去することができる。
基板10の主面上に形成された前述した積層体は、半導体層15よりも厚いp側金属ピラー23、n側金属ピラー24および樹脂層25によって補強されているため、基板10がなくなっても、ウェーハ状態を保つことが可能である。
また、樹脂層25も、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を構成する金属も、半導体層15に比べて柔軟な材料である。そのような柔軟な支持体に半導体層15は支持されている。そのため、基板10上に半導体層15をエピタキシャル成長させる際に生じた大きな内部応力が、基板10の剥離時に一気に開放されても、半導体層15が破壊されるのを回避できる。
基板10が除去された半導体層15の第1の面15aは洗浄される。例えば、希フッ酸等で、第1の面15aに付着したガリウム(Ga)を除去する。
その後、例えば、KOH(水酸化カリウム)水溶液やTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)等で、第1の面15aをウェットエッチングする。これにより、結晶面方位に依存したエッチング速度の違いによって、図25(a)に示すように、第1の面15aに凹凸が形成される。あるいは、レジストでパターニングした後にエッチングを行って、第1の面15aに凹凸を形成してもよい。第1の面15aに凹凸が形成されることで、光取り出し効率を向上できる。
次に、図25(b)に示すように、第1の面15a上に蛍光体層30を形成する。蛍光体層30は、隣り合う半導体層15間の絶縁膜18上にも形成される。
蛍光体32が分散された液状の透明樹脂31を、例えば、印刷、ポッティング、モールド、圧縮成形などの方法によって第1の面15a上に供給した後、熱硬化させる。
次に、樹脂層25の表面(図25(b)における下面)を研削し、図26(a)及びその下面図である図26(b)に示すように、p側外部端子23a及びn側外部端子24aを露出させる。
その後、前述した溝80の位置で、蛍光体層30、絶縁膜18および樹脂層25を切断し、複数の半導体発光装置1dに個片化する。
本実施形態においても、断面がV字形状のブレードを使って、蛍光体層30をその上面30a側から切断することで、蛍光体層30に斜面30bを形成することができる。
ダイシング時、基板10はすでに除去されている。さらに、溝80には、半導体層15は存在しないため、ダイシング時に半導体層15が受けるダメージを回避することができる。また、個片化後の追加工程なしで、半導体層15の端部(側面)が絶縁膜18で覆われて保護された構造が得られる。
なお、個片化された半導体発光装置1dは、ひとつの半導体層15を含むシングルチップ構造でも、複数の半導体層15を含むマルチチップ構造であってもよい。
ダイシングされる前までの前述した各工程は、ウェーハ状態で一括して行われるため、個片化された個々のデバイスごとに、配線及びパッケージングを行う必要がなく、大幅な生産コストの低減が可能になる。すなわち、個片化された状態で、すでに配線及びパッケージングが済んでいる。このため、生産性を高めることができ、その結果として価格低減が容易となる。
(第5実施形態)
次に、図11(b)は、第5実施形態の半導体発光装置1eの模式断面図である。
この半導体発光装置1eでは、p側電極16の表面及び側面に、p側電極16を覆うp側パッド51が設けられている。p側電極16は、半導体層15に含まれるガリウム(Ga)と合金を形成可能な、例えば、ニッケル(Ni)、金(Au)およびロジウム(Rh)のうちの少なくとも1つを含む。p側パッド51は、p側電極16よりも発光層13の発光光に対する反射率が高く、主成分として例えば銀(Ag)を含む。また、p側パッド51は、p側電極16を酸化や腐食から保護する。
また、n側電極17の表面及び側面に、n側電極17を覆うn側パッド52が設けられている。n側電極17は、半導体層15に含まれるガリウム(Ga)と合金を形成可能な、例えば、ニッケル(Ni)、金(Au)およびロジウム(Rh)のうちの少なくとも1つを含む。n側パッド52は、n側電極17よりも発光層13の発光光に対する反射率が高く、主成分として例えば銀(Ag)を含む。また、n側パッド52は、n側電極17を酸化や腐食から保護する。
半導体層15の第2の面におけるp側電極16の周囲およびn側電極17の周囲には、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜などの絶縁膜53が設けられている。絶縁膜53は、p側電極16とn側電極17との間、およびp側パッド51とn側パッド52との間に設けられている。
絶縁膜53上、p側パッド51上およびn側パッド52上には、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜などの絶縁膜54が設けられている。また、絶縁膜54は、半導体層15の側面15cにも設けられ、側面15cを覆っている。
絶縁膜54上には、p側配線層21とn側配線層22が設けられている。p側配線層21は、絶縁膜54に形成された第1の開口54a内に設けられた第1のビア21aを通じてp側パッド51に接続されている。n側配線層22は、絶縁膜54に形成された第2の開口54b内に設けられた第2のビア22aを通じてn側パッド52に接続されている。
この構造においても、p側配線層21は、相互に分断された複数のビア21aを介してp側パッド51に接続されてもよいし、あるいは、ビア21aよりも平面サイズの大きな1つのビアを介してp側パッド51に接続されてもよい。
p側配線層21上には、p側配線層21よりも厚いp側金属ピラー23が設けられている。n側配線層22上には、n側配線層22よりも厚いn側金属ピラー24が設けられている。
絶縁膜54に対して樹脂層25が積層されている。樹脂層25は、p側配線層21及びp側金属ピラー23を含むp側配線部と、n側配線層22及びn側金属ピラー24を含むn側配線部を覆っている。ただし、p側金属ピラー23におけるp側配線層21に対する反対側の面(図において下面)は樹脂層25から露出され、p側外部端子23aとして機能する。同様に、n側金属ピラー24におけるn側配線層22に対する反対側の面(図において下面)は樹脂層25から露出され、n側外部端子24aとして機能する。
樹脂層25は、基板10上で半導体層15を複数に分離する前述した溝80内に、絶縁膜54を介して充填される。したがって、半導体層15の側面15cは、無機膜である絶縁膜54と、樹脂層25とで覆われて保護されている。
この半導体発光装置1eにおいても、第1実施形態の半導体発光装置1aおよび第4実施形態の半導体発光装置1dと同じように、第1の面15a上に、斜面30bを有する蛍光体層30が設けられている。
(第6実施形態)
図12(a)は、第6実施形態の半導体発光装置1fの模式断面図である。
この半導体発光装置1fは、図10に示す第4実施形態の半導体発光装置1dにおける第1の面15a上に、図2(a)及び(b)に示す第2実施形態の半導体発光装置1bの蛍光体層30を設けている。すなわち、蛍光体層30の側面すべてが斜面30cとなっている。
また、半導体発光装置1fにおいて、p側配線層21は、相互に分断された複数のビア21aを介してp側電極16に接続されることに限らず、図13(a)に示すように、ビア21aよりも平面サイズの大きな1つのビア21cを介してp側電極16に接続されてもよい。
(第7実施形態)
図12(b)は、第6実施形態の半導体発光装置1gの模式断面図である。
この半導体発光装置1gは、図10に示す第4実施形態の半導体発光装置1dにおける第1の面15a上に、図3(a)及び(b)に示す第3実施形態の半導体発光装置1cの蛍光体層30を設けている。
すなわち、蛍光体層30は、第1の面15aに対する傾斜角度が異なる2つの斜面30d及び30eを有し、レンズとして機能することができる。
また、半導体発光装置1gにおいて、p側配線層21は、相互に分断された複数のビア21aを介してp側電極16に接続されることに限らず、図14(a)に示すように、ビア21aよりも平面サイズの大きな1つのビア21cを介してp側電極16に接続されてもよい。
(第8実施形態)
図13(b)は、第8実施形態の半導体発光装置1hの模式断面図である。
この半導体発光装置1hは、図11(b)に示す第5実施形態の半導体発光装置1eにおける第1の面15a上に、図2(a)及び(b)に示す第2実施形態の半導体発光装置1bの蛍光体層30を設けている。
(第9実施形態)
図14(b)は、第9実施形態の半導体発光装置1iの模式断面図である。
この半導体発光装置1iは、図11(b)に示す第5実施形態の半導体発光装置1eにおける第1の面15a上に、図3(a)及び(b)に示す第3実施形態の半導体発光装置1cの蛍光体層30を設けている。
前述した実施形態において、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を設けずに、p側配線層21及びn側配線層22を実装基板のパッドに対して接合させてもよい。
また、p側配線層21とp側金属ピラー23とは別体であることに限らず、p側配線層21とp側金属ピラー23とを同じ工程で一体に設けてp側配線部を構成してもよい。同様に、n側配線層22とn側金属ピラー24とは別体であることに限らず、n側配線層22とn側金属ピラー24とを同じ工程で一体に設けてn側配線部を構成してもよい。
前述した各実施形態の半導体発光装置において、p側金属ピラー23の下面でなく側面を露出させてp側外部端子とし、さらにn側金属ピラー24の下面でなく側面を露出させてn側外部端子とし、それら金属ピラーの側面の露出面を実装基板のパッドに接合させてもよい。第1の面15aが実装面に対して垂直または斜めになり、実装面に対して平行な横方向あるいは斜めの方向に光が放射されるサイドビュータイプの半導体発光装置にすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1a〜1i,1’a〜1’c…半導体発光装置、5…発光素子、6…支持体、13…発光層、15…半導体層、15a…第1の面、15b…第2の面、16…p側電極、17…n側電極、18…絶縁膜、21…p側配線層、22…n側配線層、23…p側金属ピラー、24…n側金属ピラー、25…樹脂層、30…蛍光体層、30a…上面、30b〜30e…斜面、32…蛍光体、40…はんだ、60a〜60c…発光モジュール、70…実装基板、71…実装面、72…パッド

Claims (7)

  1. 第1の面と、その反対側の第2の面と、発光層とを有する半導体層と、
    前記発光層を含む領域における前記第2の面に設けられたp側電極と、
    前記発光層を含まない領域における前記第2の面に設けられたn側電極と、
    前記第p側電極及び前記n側電極を覆う第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第1の絶縁膜を貫通する第1のビアを通じて前記p側電極と電気的に接続されたp側配線部と、
    前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第1の絶縁膜を貫通する第2のビアを通じて前記n側電極と電気的に接続されたn側配線部と、
    前記p側配線部と前記n側配線部との間、および前記半導体層の側面の外側に設けられ、前記発光層の光に対して遮光性をもつ第2の絶縁膜と、
    前記第1の面上、および前記半導体層の前記側面の外側に設けられた前記第2の絶縁膜の上に設けられた蛍光体層と、
    を備え、
    前記蛍光体層は、上面と、前記上面と鈍角の角を形成して、前記第1の面に対して傾斜し、前記第2の絶縁膜の側面よりも内側に形成された斜面とを有し、
    前記斜面の直下の前記蛍光体層の厚さは、前記上面の直下の前記蛍光体層の厚さよりも薄い半導体発光装置。
  2. 前記蛍光体層は、前記第1の面に対する傾斜角度が異なる複数の前記斜面を有する請求項1記載の半導体発光装置。
  3. 前記半導体層のエッジが、前記蛍光体層のエッジよりも内側にある請求項1または2に記載の半導体発光装置。
  4. 前記斜面は、前記上面の周囲のすべてにわたって設けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  5. 前記第1の絶縁膜は、前記半導体層の前記第1の面から続く側面を覆っている請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  6. 前記p側配線部は、
    前記第1の絶縁膜上に設けられたp側配線層と、
    前記p側配線層上に設けられ、前記p側配線層よりも厚いp側金属ピラーと、
    を有し、
    前記n側配線部は、
    前記第1の絶縁膜上に設けられたn側配線層と、
    前記n側配線層上に設けられ、前記n側配線層よりも厚いn側金属ピラーと、
    を有する請求項1〜のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  7. 実装面と、前記実装面に設けられたパッドとを有する実装基板と、
    前記p側配線部及び前記n側配線部を前記パッドに接続させて前記実装基板上に実装された請求項1〜のいずれかに記載の複数の半導体発光装置と、
    を備えた発光モジュール。
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