JP2014157730A - ノイズフィルタ内蔵型ジョイントコネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ノイズフィルタ用電気素子6を内蔵するジョイントコネクタであって、第1室4と第2室5とを備えたコネクタハウジング1と、前記第1室4内に突出した状態で並列する複数本のタブ部9と前記第2室5内に突出する接続部12とを有する複数のジョイント端子片UJ,LJとを備え、前記ノイズフィルタ用電気素子6は、前記第2室5内に収容され、かつ前記ジョイント端子片UJ,LJの前記接続部12に接続されるとともに、前記ジョイント端子片LJに一体に形成され、前記第2室5内に延出する支持部13にて支持されている。
【選択図】図1
Description
ここには、ハウジング内に複数のバスバー片と、そのうちの二つのバスバー片間に各リード線を介して接続されるコンデンサを組み込んだ構成のものが開示されている。
第1室と第2室とを備えたコネクタハウジングと、
第1室内に突出した状態で並列する複数本のタブ部と第2室内に突出する接続部とを有する複数のジョイント端子片とを備え、
ノイズフィルタ用電気素子は、第2室内に収容され、かつジョイント端子片の接続部に接続されるとともに、ジョイント端子片に一体に形成され第2室内に延出する支持部にて支持されていることを特徴とする。
このような構成によれば、支持部を既存の連結片を利用して構成することができるため、ノイズフィルタ用電気素子を支持するための専用の支持部を設ける必要がない。
このような構成とは逆に、アルミ電解コンデンサの設置方向に関しリード線が引き出される引き出し面の向きを支持部の延出方向とは反対向きにすると、万一、リード線が引き出される部分から電解液の漏れが生じると、タブ部に近いことから短絡が懸念されるため、その対策が必要となる。しかし、アルミ電解コンデンサの引き出し面の向きを支持部の延出方向に沿わせれば、万一、電解液の漏れが生じても、リード線を伝ってタブ部に至るまでの距離は十分に長く確保できるため、短絡の虞は殆どない。
<実施例1>
本実施例に係るジョイントコネクタのコネクタハウジング1は合成樹脂製であり、本体部2と蓋部3との2体構成となっている。本体部2には前方へ開口する角筒状のフード部(第1室)4が一体に形成されている。本体部2においてフード部4の後部側にはコンデンサ収容室(第2室)5が形成されており、コンデンサ収容室5内にはノイズフィルタ用電気素子としてのコンデンサ6が収容されている。コンデンサ収容室5は上面側と後面側がそれぞれ開放しており、これら開放面は蓋部3によって閉止されるようになっている。フード部4とコンデンサ収容室5とは仕切り壁7によって仕切られている。コンデンサ収容室5内の底面には凸部19が形成されるとともに、この凸部19の上面には差し込み溝15が凹み形成されている。
次に、ジョイント端子片UJ,LJについて説明すると、本実施例では2つのジョイント端子片UJ,LJを有しており、これらはコネクタハウジング1に対し上下に並んで組み付けられている。両ジョイント端子片UJ,LJは、図3に示すように、導電性の金属板をプレスにて打ち抜いて形成したものであり、基板部8の前縁に複数のタブ部9を櫛歯状に突出させた構成となっている。両ジョイント端子片UJ,LJは仕切り壁7に対し後方から圧入することによって組み付けられている。具体的には、仕切り壁7には両ジョイント端子片UJ,LJの基板部8が圧入される上下一対の保持溝10が形成されている。上下の保持溝10は仕切り壁7の後面側に開口し幅方向に長いスリット状に形成されており、その前面壁10Aには各タブ部9が挿通可能なタブ挿通孔11が貫通して形成されている。このことによって、フード部4内には複数のタブ部9が上下二段にかつ幅方向に並列した状態で突出している。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、両ジョイント端子片は仕切り壁7に対して圧入によって保持されるようにしたが、インサート成形によって保持されるようにしてもよい。
(2)上記実施例では、ノイズフィルタ用電気素子として、アルミ電解コンデンサを使用したが、フィルムコンデンサやセラミックコンデンサ等の他のコンデンサでもよい。
(3)上記実施例では、ノイズフィルタ用電気素子を1つ実装したが、これに限らず、2つ以上実装しても良い。
(4)上記実施例では、両ジョイント端子片とコンデンサのリード線とを半田付けにより接続したが、これに限らず、抵抗溶接やレーザー溶接を用いて接続しても良い。
(5)上記実施例では、コネクタハウジングを本体部と蓋部の2部材により構成したが、これに限らず、これらをヒンジを介して開閉可能に接続し、一体化させても良い。
4…フード部(第1室)
5…コンデンサ収容室(第2室)
6…コンデンサ(ノイズフィルタ用電気素子)
UJ,LJ…上段側、下段側ジョイント端子片(ジョイント端子片)
9…タブ部
12…接続部
13…支持部
14…キャリア
16…引き出し面
17A、B…リード線
Claims (3)
- ノイズフィルタ用電気素子を内蔵するジョイントコネクタであって、
第1室と第2室とを備えたコネクタハウジングと、
前記第1室内に突出した状態で並列する複数本のタブ部と前記第2室内に突出する接続部とを有する複数のジョイント端子片とを備え、
前記ノイズフィルタ用電気素子は、前記第2室内に収容され、かつ前記ジョイント端子片の前記接続部に接続されるとともに、前記ジョイント端子片に一体に形成され、前記第2室内に延出する支持部にて支持されていることを特徴とするノイズフィルタ内蔵型ジョイントコネクタ。 - 前記各ジョイント端子片は、それぞれキャリアから連結片にて切り離し可能に連結され、かつ前記支持部は前記連結片であることを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ内蔵型ジョイントコネクタ。
- 前記ノイズフィルタ用電気素子はアルミ電解コンデンサであり、同コンデンサはその一側の端面に形成された引き出し面から一対のリード線が引き出される一方、前記コンデンサは前記支持部に対し前記引き出し面が前記支持部の延出方向を向いた姿勢で支持され、前記両リード線は前記引き出し面から折り返されてその先端部が前記接続部と接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のノイズフィルタ内蔵型ジョイントコネクタ。
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2013
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