JP2014154424A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014154424A
JP2014154424A JP2013024173A JP2013024173A JP2014154424A JP 2014154424 A JP2014154424 A JP 2014154424A JP 2013024173 A JP2013024173 A JP 2013024173A JP 2013024173 A JP2013024173 A JP 2013024173A JP 2014154424 A JP2014154424 A JP 2014154424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
stack
combustor
power generation
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013024173A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6102301B2 (ja
Inventor
Tome Ogawa
止 小川
Takao Izumi
隆夫 和泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2013024173A priority Critical patent/JP6102301B2/ja
Publication of JP2014154424A publication Critical patent/JP2014154424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6102301B2 publication Critical patent/JP6102301B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】起動時におけるスタックへのエネルギー供給量を低減させることのできる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】スタック11による発電開始前に、起動用燃焼器21を起動させてスタック11に燃焼ガスを供給し、スタック11の温度を上昇させる。また、スタック11の発電可能温度Tsよりも高く、且つ、スタック11の運転上限温度Tu未満の温度を第2設定温度T2として設定する。そして、カソード11aの入口温度T41aが第2設定温度T2に達した場合に、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量を低減させる。その結果、スタック11全体を確実に発電可能温度Tsに到達させると共に、発電開始前における起動用燃焼器21での燃料の消費量を削減することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに係り、特に、起動時にスタックに供給するエネルギーを低減する技術に関する。
固体酸化物型燃料電池(SOFC)は、高温で発電を行うため、起動時にはスタック(燃料電池)を所定の温度まで加熱する必要がある。スタックの加熱方法としては、起動用燃焼器により燃焼ガスを発生し、発生した燃焼ガスをスタック内のカソード流路へ導入する方法が一般的に採用されている。
また、他の方法として、燃焼ガスを熱交換した高温空気を、スタックのカソード流路に導入して加熱する方法や、カソード流路への高温空気の導入に加えて、部分酸化反応等で生成したガスをスタックのアノード側に導入する方法、燃焼型や電気式の面ヒータでスタックを加熱する方法等を用いる場合もある。
また、昨今においては消費エネルギーを削減したいという要望から、スタックを冷温状態から起動して発電を行い、スタックを停止するまでの総合効率を向上させることが求められており、このためには、起動に要する時間の短縮化と、加熱に使用するエネルギー低減を両立することが必要となる。そこで、従来よりスタック温度、及び発電電流値が閾値を超えた際に、起動用燃焼器を停止することにより、起動時におけるエネルギー消費を低減することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−146647号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された従来例では、起動用燃焼ガス温度を単調に増加させており、スタックの入口(カソードの入口)から出口(カソードの出口)までの温度分布を考慮していないので、スタック出口側が発電可能な温度に達するまで加熱することとなる。この場合には、スタック入口側の温度が発電可能な温度を大幅に超えてしまい、全体としてスタックへのエネルギー供給が過大になる可能性があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、起動時におけるスタックへのエネルギー供給量を低減させることのできる燃料電池システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本願発明は、スタックによる発電開始前に、起動用燃焼器からスタックに供給した全エネルギーが該スタック全体を発電可能温度とするために必要なエネルギーを上回った場合に、スタックに供給するエネルギー量を維持、或いは低下させる。
本発明に係る燃料電池システムでは、スタックによる発電を開始する前に、起動用燃焼器を用いてスタック温度を上昇させる場合、起動用燃焼器より出力されるエネルギーがスタック全体の温度を発電可能とするためのエネルギーを上回った際に、起動用燃焼器に供給する燃料量、及び空気量を低減するので、起動用燃焼器にて消費する燃料量を削減することができ、省エネルギー化を図ることが可能となる。
本発明の第1〜第4実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの、起動時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの、起動時のスタック温度の変化を示すタイムチャートである。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムの、起動時のスタック温度の変化を示すタイムチャートである。 本発明の比較例に係る燃料電池システムの、起動時のスタック温度の変化を示すタイムチャートである。 本発明の実施例および比較例による、供給エネルギーおよび起動時間の比較表である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態の説明]
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、該燃料電池システム100は、カソード11a、及びアノード11bを備えた燃料電池スタック11(以下、「スタック11」と略す)と、カソード11aに空気(酸化ガス)を供給する空気ブロワ12と、該空気ブロワ12より送出される空気を加熱する空気予熱用熱交換器13と、スタック11のアノード11bに炭化水素燃料等の燃料を供給する燃料ポンプ14とを備えている。
また、スタック11の起動時に、カソード11aを昇温するための燃焼ガスを生成する起動用燃焼器21を備えており、該起動用燃焼器21には、空気ブロワ12より送出される空気の一部がバルブ22で分岐されて供給され、更に、燃料ポンプ23より送出される燃料が図示省略の蒸発器で気化された後に供給される。そして、燃料と空気により燃焼が行われ、燃焼ガスをカソード11aに供給して、スタック11の起動時にカソード11aを昇温する。
スタック11のカソード11aには、該カソード11aの入口温度を測定する入口温度センサ41a(入口温度測定手段)と、出口温度を測定する出口温度センサ41b(出口温度測定手段)が設けられている。なお、以下では、入口温度センサ41aで測定された温度をT41aとし、出口温度センサ41bで測定された温度をT41bとする。
空気ブロワ12、バルブ22、燃料ポンプ23、入口温度センサ41a、出口温度センサ41b等は、それぞれ制御部31に接続されている。該制御部31は、後述するように、起動時において、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量を調整することにより、起動用燃焼器21から出力される燃焼ガスの流量、及び燃焼ガスの温度を適宜制御して、起動時におけるカソード11a内の温度を均一にする制御を行う。
また、制御部31は、スタック11による発電開始前に、起動用燃焼器21からスタック11に供給した全エネルギーが該スタック11全体を発電可能温度とするために必要なエネルギーを上回る状態となった際に、スタック11に供給するエネルギー量を維持、或いは低下させるように、起動用燃焼器21を制御する燃焼器制御手段としての機能を備える。
更に、制御部31は、スタック11にエネルギーを供給することにより、スタック11の出口温度が発電可能温度を上回った際に、スタック11による発電を開始するように該スタック11を制御するスタック制御手段としての機能を備える。
ここで、制御部31は、例えば、中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
次に、第1実施形態に係る燃料電池システムの、起動時(発電開始前)における処理手順を、図2に示すフローチャートを参照して説明する。システムの運転を開始する際には、初めに起動モードによりスタック11を昇温する。この際、図1に示すバルブ22は、空気ブロワ12より供給される空気が起動用燃焼器21側に出力されるように設定される。
起動モードが開始されると、ステップS11において、制御部31は、起動用燃焼器21に燃料、及び空気を供給した状態で該起動用燃焼器21を点火し、燃焼を開始する。そして、燃焼により発生する燃焼ガスは、スタック11のカソード11aに供給されるので、該燃焼ガスの熱によりスタック11が昇温される。なお、初期的に供給する燃料量をF1(第1の燃料量)、空気量をA1(第1の空気量)とする。
燃焼が開始されると、入口温度センサ41aにてカソード11aの入口温度T41aが測定され、出口温度センサ41bにて、カソード11aの出口温度T41bが測定される。そして、これらの測定データは制御部31に出力される。
次いで、ステップS12において、制御部31は、入口温度T41aと予め設定した第1設定温度T1とを比較し、T41a≧T1となったか否かを判断する。ここで、第1設定温度T1は、周囲温度をT0、スタック11の許容温度差をΔTとした場合に、これらを加算した温度に設定する。即ち、T1=T0+ΔTである。また、起動用燃焼器21に初期的に供給する燃料量F1、及び空気量A1は、カソード11aの入口温度T41aを第1設定温度T1に維持することができる量に設定されている。なお、許容温度差ΔTは、スタック11を構成する燃料電池セルの特性やスタック11の構造等から定めることができる。
そして、入口温度T41aが温度T1未満である場合には(ステップS12でNO)、ステップS13において、制御部31は、燃料量F1、空気量A1を維持した状態で、スタック11の加熱を継続する。即ち、カソード11aの入口温度T41aが、第1設定温度T1に達するまで燃料量F1、空気量A1として該スタック11を加熱する。
一方、入口温度T41aが第1設定温度T1に達した場合には(ステップS12でYES)、ステップS14において、制御部31は、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量を増加させる。即ち、単位時間当たりにスタック11に供給するエネルギーを増加させる。
その後、ステップS15において、制御部31は、入口温度T41aが予め設定した第2設定温度T2(所定の閾値温度)に達したか否かを判断する。そして、入口温度T41aが第2設定温度T2未満である場合には(ステップS15でNO)、ステップS14に処理を戻して、燃料、及び空気の増加を継続させる。ここで、第2設定温度T2は「Ts+ΔT/2」(Tsは発電可能温度、ΔTはスタック11の許容温度差)に設定されている。従って、第2設定温度T2は、発電可能温度Tsよりも大きく、スタック11の運転上限温度Tuよりも小さい温度(運転上限温度未満の温度)である。
一方、入口温度T41aが第2設定温度T2に達した場合には(ステップS15でYES)、ステップS16において、制御部31は、起動用燃焼器21に供給する燃料量をF2(第2の燃料量)とし、空気量をA2(第2の空気量)とする。ここで、燃料量F2、及び空気量A2は、入口温度T41aを発電可能温度Tsに維持することができる数値に設定されている。従って、燃料量をF2に変更し、空気量をA2に変更しても、入口温度T41aは、発電可能温度Tsを上回る温度に維持されることとなる。
その後、ステップS17において、制御部31は、カソード11aの出口温度T41bが発電可能温度Tsに達したか否かを判断し、達していない場合には(ステップS17でNO)、ステップS18において、制御部31は、起動用燃焼器21へ供給する燃料量F2、空気量A2を維持して、スタック11の加熱を継続する。
一方、出口温度T41bが発電可能温度Tsに達した場合には(ステップS17でYES)、スタック11全体が発電可能温度Tsに達したものと判断できるので、ステップS19において、制御部31は、スタック11による発電を開始する。これにより、燃料電池システム100より、電力が出力されることとなる。また、発電に伴う発熱により、スタック11の温度が上昇する。
その後、制御部31は、カソード11aの入口温度T41a、及び出口温度T41bを監視し、ステップS20において、各温度が予め設定した下限温度Td(詳細については後述する)に達したか否かを判断する。そして、各温度T41a、T41bが下限温度Tdに達していない場合には(ステップS20でNO)、ステップS21において、起動用燃焼器21の運転を継続し、且つ発電を継続する。一方、各温度T41a、T41bが共に下限温度Tdに達した場合には(ステップS20でYES)、ステップS22において、制御部31は、起動用燃焼器21を停止させ、且つ、バルブ22を切り替えて、空気予熱用熱交換器13を経由した空気がスタック11のカソード11aに供給されるように制御する。その後、起動モードから運転モードに切り替えて発電を継続させる。
ここで、上記した「下限温度Td」は、起動用燃焼器21を停止することが可能な下限の温度を示しており、発電可能温度Tsよりも若干高い温度に設定される。具体的には、スタックの発電性能や熱容量、熱交換器の性能等のシステム要件から定められる。即ち、スタック11による発電を開始した後、起動用燃焼器21を停止させてバルブ22を切り替えると、スタック11の温度が一時的に低下する(この低下分の温度を「下降温度」とする)。従って、発電可能温度Tsに下降温度を加算した温度を下限温度Tdとして設定し、スタック11の入口温度T41a、及び出口温度T41bが共に下限温度Tdに達した場合に、起動用燃焼器を21を停止させる。従って、起動用燃焼器21を停止させたことにより、スタック11の温度が低下した場合でも、該スタック11の温度が発電可能温度Tsを下回ることがなく、発電を継続させることができる。
次に、図2に示した処理手順に沿った実際の温度、流量の変化を、図3に示すタイミングチャートを参照して説明する。図3において、曲線P11はカソード11aの入口温度T41aの変化を示し、曲線P12はカソード11aの出口温度T41bの変化を示し、曲線P13は起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量の変化を示している。
図3に示す時刻t0は、起動用燃焼器21の運転を開始する時刻を示している。そして、時刻t0にて、燃料量をF1、空気量をA1として起動用燃焼器21の運転を開始すると、該起動用燃焼器21で発生した燃焼ガスがスタック11のカソード11aの流路に供給され、スタック11が加熱される。従って、曲線P11に示す入口温度T41aは、時刻t0から徐々に上昇を開始する。
そして、時刻t1にて、入口温度T41aが第1設定温度T1に達すると(図2のステップS12でYES)、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量(曲線P13)が増加されるので、入口温度T41aはより一層上昇する。また、曲線P12に示すように、カソード11aの出口温度T41bは入口温度T41aよりも若干遅れて徐々に上昇する。
その後、時刻t2にて、曲線P11に示す入口温度T41aが第2設定温度T2に達すると(図2のステップS15でYES)、曲線P13に示すように、燃料量がF2、空気量がA2に切り替えられるので、入口温度T41aは急激に温度が低下する。しかし、上述したように、起動用燃焼器21に供給する燃料量F2、及び空気量A2は、入口温度T41aが発電可能温度Tsを下回らないように設定されているので、曲線P11に示すように、入口温度T41aは発電可能温度Tsの近傍で一定値となる。
一方、曲線P12に示す出口温度T41bは、カソード11aの上流側から流れる燃焼ガス及びスタック11内の固体伝熱により加熱されるので、燃料量、空気量が低減したことに影響されずに、温度上昇が継続される。
そして、時刻t3にて、曲線P12に示す出口温度T41bが発電可能温度Tsに達すると(図2のステップS17でYES)、スタック11による発電が開始される。即ち、出口温度T41bが発電可能温度Tsに達したということは、スタック11全体が発電可能温度Tsに達したものと見なすことができるので、この時点でスタック11による発電を開始する。発電が開始されると、発電に伴う発熱により、入口温度T41a、及び出口温度T41bは上昇する。なお、この時点では起動用燃焼器21の運転は継続されている。
その後、時刻t4にて、曲線P12に示す出口温度T41bが下限温度Tdに達すると、燃料電池システム100を運転モードに切り替え、更に、起動用燃焼器21を停止させる(図2のステップS22)。従って、曲線P13に示す燃料量、及び空気量はゼロとなる。この際、上述したように、曲線P11に示す入口温度T41aは、図1に示すバルブ22が切り替えられて空気予熱用熱交換器13側のガスに変更されることにより、若干低下することになる。しかし、この温度低下により、入口温度T41aが発電可能温度Tsを下回ることはないので、発電を継続させることができる。
このように、本実施形態では、入口温度T41aが第2設定温度T2(スタック11の運転上限温度Tu未満の温度)に達した場合に、燃料量、及び空気量を低減させている。即ち、燃料量をF1からF2に低減し、空気量をA1からA2に低減している。従って、単位時間当たりにスタック11に供給するエネルギー量を低減でき、省エネルギー化を図ることが可能となる。以下、図5に示す比較例と対比して説明する。図5は、燃料量、空気量を従来の方式で変化させた場合の、カソード11aの入口温度T41aの変化(曲線P21)、出口温度T41bの変化(曲線P22)、及び、燃料量、空気量の変化(曲線P23)を示している。
図5に示すように、この比較例では、時刻t10にてスタック11の昇温を開始し、時刻t11にて、入口温度T41a(曲線P21)が第1設定温度T1に達すると、この時刻t11から燃料量、及び空気量を徐々に増加する(曲線P23参照)。そして、時刻t12にて、入口温度T41a(曲線P21)がスタック11にて規定されている運転上限温度Tuに達し、且つ、出口温度T41b(曲線P22)が発電可能温度Tsを超えると、発電を開始する。
更に、時刻t12から燃料量、及び空気量を徐々に低減させ、時刻t13にて出口温度T41b(曲線P22)が運転上限温度Tuに達すると、起動用燃焼器21を停止する。
そして、図3に示す特性図と図5に示す特性図を対比して理解されるように、図5では、燃料量、及び空気量を時刻t11から徐々に増加させ、入口温度T41aが運転上限温度Tuに達した時点(時刻t12)で増加を停止し、その後、徐々に低下させている。また、この時刻t12にて出口温度T41bが発電可能温度Tsに達しているので、発電を開始している。
これに対して、図3に示す本実施形態では、燃料量、及び空気量を時刻t1から徐々に増加させ、入口温度T41aが、運転上限温度Tuよりも低く設定した第2設定温度T2(=Ts+ΔT/2)に達した時点(時刻t2)にて燃料量をF2、空気量をA2に低下させている。そして、出口温度T41bは、燃料量、及び空気量を低下させた後においても、上流側から供給される燃焼ガスの熱により昇温され、時刻t3にて発電可能温度Tsに達するので、発電を開始できる。
このようにして、本実施形態に係る燃料電池システム100では、入口温度T41aが運転上限温度Tu未満として設定した第2設定温度T2に達した時点で、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量を減少させている。この時点で、スタック11に供給されるエネルギーは、スタック11全体を発電可能温度とするために必要なエネルギーを上回る状態となっているので、出口温度T41bは、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量を減少させた場合でも、時間の経過と共に、発電可能温度Tsに達することになる。従って、スタック11による発電を開始することができることとなる。従って、従来と比較してスタック11全体を発電可能温度Tsまで昇温するために要する燃料の消費量を削減することができ、省エネルギー化を図ることができる。
換言すれば、本実施形態では、起動用燃焼器21からスタック11に供給する全エネルギーが、スタック11全体を発電可能温度Tsとするために要するエネルギーに達した際に、起動用燃焼器21の燃料供給を低減させる。そして、スタック11全体の温度が均一化され、出口温度T41bが発電可能温度Tsに達した時点で発電を開始している。このため、スタック11全体の温度を確実に発電可能温度Tsまで昇温させることができると共に、昇温に要するエネルギーを大幅に削減することが可能となる。
なお、上記では、入口温度T41aが発電可能温度Tsに達した際に、燃料量、及び空気量を低減するようにしたが、燃料量、空気量を現状維持としても良い。この場合においても、従来と比較して消費する燃料量を削減できるという効果を達成できる。
また、本実施形態では、カソード11aの入口温度T41aと出口温度T41bの温度差を低く抑えることができるので、スタック11に大きな温度差が発生することを防止でき、スタック11の劣化を防止できる。
更に、出口温度センサ41bにより、カソード11aの出口温度(スタック出口温度)が発電可能温度Tsを上回ったことが検出された際にスタック11による発電を開始するので、スタック11により発電を開始するタイミングを好適に設定することができる。
また、スタック11による発電を開始した後に、起動用燃焼器21を停止することによりスタック11の温度が下降する温度である下降温度を予め認識しており、スタック11による発電を開始した後、出口温度T41bが、発電可能温度Tsに前記下降温度を加算した温度である下限温度Tdを上回った場合に、起動用燃焼器21を停止させる。従って、起動用燃焼器21を停止させたことに伴う温度低下により、スタック11の温度が発電可能温度Tsを下回ることがなく、安定的にスタック11による発電を継続させることができる。
更に、入口温度T41aが第2設定温度T2に達した後は、燃料量をF2とし、空気量をA2としており、これらの燃料量F2、空気量A2は、カソード11aの入口温度T41aを発電可能温度Tsに維持できるように設定されているので、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量を低減させた場合でも、入口温度T41aが発電可能温度Tsを下回ることを防止でき、確実にスタック11の発電を開始することができる。
また、本実施形態では、第2設定温度T2を「Ts+ΔT/2」としている。ここで、ΔTは、スタック11の許容最大温度差であるから、入口温度T41aが「Ts+ΔT/2」に達しているということは、出口温度T41bは「Ts−ΔT/2」を上回っているものと推測できる。従って、時間が経過してスタック11の温度が均一化した場合には、スタック11全体の温度は、発電可能温度Tsを上回るものと考えられる。本実施形態では、入口温度T41aが第2設定温度T2(=Ts+ΔT/2)に達した後に、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量をそれぞれF2、A2として燃焼ガスをスタック11に供給しているので、スタック11全体の温度を確実に発電可能温度Tsよりも高くすることが可能となり、確実にスタック11の発電を開始することが可能となる。
[第2実施形態の説明]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。装置構成は、第1実施形態で示した図1と同一であり、処理手順は図2に示したフローチャートと同様である。第2実施形態では、第2設定温度T2を、T2=(Ts+ΔT/2+Tu)/2としている点で相違している。ここで、「Tu」は、スタック11の運転上限温度であり、第2設定温度T2は、運転上限温度Tu未満の温度である。
次に、図4に示すタイムチャートを参照して、第2実施形態に係る燃料電池システムの起動時の動作について説明する。図4において、曲線P31はカソード11aの入口温度T41aの変化を示し、曲線P32はカソード11aの出口温度T41bの変化を示し、曲線P33は起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量の変化を示している。
図3に示す時刻t20は、起動用燃焼器21の運転を開始する時刻を示している。そして、時刻t20にて、燃料量をF1、空気量をA1として起動用燃焼器21の運転を開始すると、該起動用燃焼器21で発生した燃焼ガスがスタック11のカソード11aの流路に供給され、スタック11が加熱される。従って、曲線P31に示す入口温度T41aは、時刻t20から徐々に上昇を開始する。
そして、時刻t21にて、入口温度T41aが第1設定温度T1に達すると、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量が増加されるので、入口温度T41aはより一層上昇する。また、曲線P32に示すように、カソード11aの出口温度T41bは徐々に上昇する。
その後、時刻t22にて、曲線P31に示す入口温度T41aが第2設定温度T2に達すると、曲線P33に示すように、燃料量がF2、空気量がA2に切り替えられるので、入口温度T41aは急激に温度が低下する。しかし、上述したように、起動用燃焼器21に供給する燃料量F2、及び空気量A2は、入口温度T41aが発電可能温度Tsを下回らないように設定されているので、曲線P31に示すように、入口温度T41aは発電可能温度Tsの近傍で一定値となる。
一方、曲線P32に示す出口温度T41bは、カソード11aの上流側から流れる燃焼ガスにより加熱されるので、燃料量、空気量が低減したことに影響されずに、温度上昇が継続される。
そして、時刻t23にて、曲線P32に示す出口温度T41bが発電可能温度Tsに達すると、スタック11による発電が開始される。即ち、出口温度T41bが発電可能温度Tsに達したということは、スタック11全体が発電可能温度Tsに達したものと見なすことができるので、この時点でスタック11による発電を開始する。発電が開始されると、発電に伴う発熱により、入口温度T41a、及び出口温度T41bは上昇する。なお、この時点では起動用燃焼器21の運転は継続されている。
その後、時刻t24にて、曲線P32に示す出口温度T41bが下限温度Tdに達すると、燃料電池システム100を運転モードに切り替え、更に、起動用燃焼器21を停止させる。従って、曲線P33に示す燃料量、及び空気量はゼロとなる。この際、上述したように、曲線P31に示す入口温度T41aは、図1に示すバルブ22が切り替えられて空気予熱用熱交換器13側のガスに変更されることにより、若干低下することになる。しかし、この温度低下により、入口温度T41aが発電可能温度Tsを下回ることはないので、発電を継続させることができる。
このようにして、第2実施形態に係る燃料電池システム100においても、前述した第1実施形態と同様に、起動モード時に起動用燃焼器21で消費する燃料量を削減することができ、省エネルギー化を図ることが可能となる。また、第2実施形態では、第1実施形態と比較して第2設定温度を高く設定している。従って、発電開始までの所要時間を短縮化でき、その反面で、第1実施形態よりもエネルギーの消費量が多くなる。
図6は、第1実施形態、第2実施形態、及び比較例における各データの対応表を示している。
第1実施形態では、第2設定温度T2を「Ts+ΔT/2」としており、第2実施形態では、第2設定温度T2を「(Ts+ΔT/2+Tu)/2」としているので、起動用燃焼器21に供給する燃料量、及び空気量を切り替える温度は、これらの温度となる。また、比較例(従来装置を用いた場合)では、運転上限温度Tuに設定されている。
そして、第1、第2実施形態では、比較例に対して発電開始までの相対時間が若干長くなっている。しかし、この時間はスタック11の発電開始に大きな影響を与える程度の時間ではない。
これに対し、第1、第2実施形態は比較例と対比して、発電開始までに起動用燃焼器21に供給する燃料量が12%〜13%程度削減されている。また、スタック11の入口温度と出口温度の温度差は、比較例に比べて著しく小さくなっていることが理解される。
即ち、本発明の実施形態を採用することにより、起動用燃焼器21で消費する燃料量を大幅に削減でき、省エネルギー化を達成できることが判る。また、スタック11全体の温度差を低減できるので、熱ストレスによる劣化を防止でき、スタック11を長寿命化することが可能となる。
以上、本発明の燃料電池システムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した第1実施形態では、第2設定温度T2をTs+ΔT/2とし、第2実施形態では、第2設定温度T2を(Ts+ΔT/2+Tu)/2としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、発電可能温度Tsよりも大きく、且つ運転上限温度Tu未満の温度であれば良く、第1,第2実施形態と同等の効果を得ることができる。
また、上述した各実施形態では、入口温度T41aが第2設定温度T2に達した際に、燃料量、及び空気量を低減する例について説明したが、これらを一定量に維持するようにしても良い。
更に、上述した各実施形態では、固体酸化物型燃料電池を用いる例について説明したが、本発明は固体酸化物型燃料電池に限定されるものではなく、高温動作のプロトン伝導性電界質層を用いた燃料電池等に用いることも可能である。また、スタック11は、平板積層型以外に、縦縞円筒型、横縞円筒型等でも良い。また、スタック11の温度を測定する部位は、スタックの最高温度、最低温度を代表する部位であればどこでもよく、必ずしもカソード11aの入口、出口に限定されるものではない。
本発明は、燃料電池の起動時においてスタックに供給するエネルギーを低減することに利用することができる。
11 スタック
11a カソード
11b アノード
12 空気ブロワ
13 空気予熱用熱交換器
14 燃料ポンプ
21 起動用燃焼器
22 バルブ
23 燃料ポンプ
31 制御部
41a 入口温度センサ(入口温度測定手段)
41b 出口温度センサ(出口温度測定手段)
100 燃料電池システム

Claims (8)

  1. スタックと、起動時に前記スタックに燃焼ガスを供給して昇温する起動用燃焼器と、を備えた燃料電池システムにおいて、
    前記スタックによる発電開始前に、前記起動用燃焼器から前記スタックに供給した全エネルギーが、前記スタック全体を発電可能温度とするために必要なエネルギーを上回る状態となった際に、スタックに供給するエネルギー量を維持、或いは低下させるように、前記起動用燃焼器を制御する燃焼器制御手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. エネルギーの供給により、前記スタックの出口温度が発電可能温度を上回った際に、前記スタックによる発電を開始するように該スタックを制御するスタック制御手段、を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃焼器制御手段は、
    前記スタックによる発電を開始した後に、前記起動用燃焼器を停止することによりスタック温度が下降する温度である下降温度を予め認識し、
    前記スタックによる発電を開始した後、前記出口温度が、前記発電可能温度に前記下降温度を加算した温度である下限温度を上回った場合に、前記起動用燃焼器を停止させることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. スタックと、起動時に前記スタックに燃焼ガスを供給して昇温する起動用燃焼器と、を備えた燃料電池システムにおいて、
    前記スタックの入口温度を測定する入口温度測定手段と、
    前記スタックの運転上限温度未満となる所定の閾値温度を予め設定し、前記スタックによる発電開始前に、前記起動用燃焼器を起動させて燃焼ガスを前記スタックに供給し、前記入口温度が前記所定の閾値温度に達した場合に、前記起動用燃焼器に供給する燃料量及び空気量を、低減、或いは維持するように制御する燃焼器制御手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  5. 前記スタックの出口温度を測定する出口温度測定手段と、前記燃料量及び空気量を低減、或いは維持するように制御された後に、前記出口温度が前記スタックの発電可能温度を上回った際に、前記スタックによる発電を開始するように該スタックを制御するスタック制御手段と、を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃焼器制御手段は、
    前記スタックによる発電を開始した後に、前記起動用燃焼器を停止することによりスタック温度が下降する温度である下降温度を予め認識し、
    前記スタックによる発電を開始した後に、前記出口温度が、前記発電可能温度に前記下降温度を加算した温度である下限温度を上回った場合に、前記起動用燃焼器を停止させることを特徴とする請求項5に記載の燃料電池システム。
  7. 前記燃焼器制御手段は、前記起動用燃焼器の起動開始時には、該起動用燃焼器に供給する燃料量及び空気量を、第1の燃料量及び第1の空気量として燃焼ガスを発生させ、前記入口温度が前記所定の閾値温度に達した際には、前記起動用燃焼器に供給する燃料量を第1の燃料量よりも少ない第2の燃料量に低減し、空気量を第1の空気量よりも少ない第2の空気量に低減し、
    前記第2の燃料量、及び第2の空気量は、前記入口温度を発電可能温度よりも高い温度に維持できるように設定されることを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  8. 前記所定の閾値温度は、前記スタックの発電可能温度をTs、スタックの許容温度差をΔTとした場合、Ts+ΔT/2に設定することを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
JP2013024173A 2013-02-12 2013-02-12 燃料電池システム Active JP6102301B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013024173A JP6102301B2 (ja) 2013-02-12 2013-02-12 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013024173A JP6102301B2 (ja) 2013-02-12 2013-02-12 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014154424A true JP2014154424A (ja) 2014-08-25
JP6102301B2 JP6102301B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=51576082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013024173A Active JP6102301B2 (ja) 2013-02-12 2013-02-12 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6102301B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019064539A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 日産自動車株式会社 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146647A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Hitachi Ltd 固体酸化物形燃料電池発電システム
JP2009277621A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2012221563A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Nissan Motor Co Ltd 固体酸化物型燃料電池システム
JP2012221933A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Honda Motor Co Ltd 燃料電池モジュール
JP2012227065A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146647A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Hitachi Ltd 固体酸化物形燃料電池発電システム
JP2009277621A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2012221563A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Nissan Motor Co Ltd 固体酸化物型燃料電池システム
JP2012221933A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Honda Motor Co Ltd 燃料電池モジュール
JP2012227065A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019064539A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 日産自動車株式会社 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
CN111164812A (zh) * 2017-09-29 2020-05-15 日产自动车株式会社 燃料电池系统和燃料电池系统的控制方法
CN111164812B (zh) * 2017-09-29 2022-10-25 日产自动车株式会社 燃料电池系统和燃料电池系统的控制方法
US11695130B2 (en) 2017-09-29 2023-07-04 Nissan Motor Co., Ltd. Fuel cell system and fuel cell system control method

Also Published As

Publication number Publication date
JP6102301B2 (ja) 2017-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4998609B2 (ja) 燃料電池システムおよびその制御方法
JP4820580B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池システム
JP6299684B2 (ja) 燃料電池システム
US11056699B2 (en) Fuel cell system
JP6040610B2 (ja) 燃料電池システム
JP2009026529A (ja) 燃料電池装置及び燃料電池装置の制御方法
JP6102301B2 (ja) 燃料電池システム
JP6016382B2 (ja) 燃料電池システム及びその運転停止方法
JP2007042566A (ja) 燃料電池システムとその起動方法
JP4868268B1 (ja) 固体酸化物型燃料電池
JP5210490B2 (ja) 燃料電池冷却システム
JP2014089920A (ja) 固体酸化物形燃料電池システム
JP6089421B2 (ja) 燃料電池システム
JP6607803B2 (ja) 燃料電池システム
JP5733512B2 (ja) 固体酸化物型燃料電池
JP2006179333A (ja) 燃料電池の冷却制御装置
JPWO2021038257A5 (ja)
EP4016679A1 (en) Method for operating fuel cell system and fuel cell system
JP6160757B1 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP6390253B2 (ja) 燃料電池発電システム
JP2016024950A (ja) 燃料電池システムの制御装置及び燃料電池システムの制御方法
JP2019067780A (ja) 燃料電池又は燃料電池スタックを動作させるための方法及び調整装置
US20240006637A1 (en) Fuel battery module unit and fuel battery device
JP2021048096A (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP6637778B2 (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6102301

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151