JP2014152834A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動吸振器を保護することができる動力伝達装置を得る。
【解決手段】動力伝達装置1は、第一の回転体4と、動吸振器9が設けられた第二の回転体6と、第三の回転体5と、ダンパ部7と、トルクリミッタ部8と、を備えている。第三の回転体5は、第一の回転体4と第二の回転体6との間に設けられている。ダンパ部7は、第一の回転体4と第三の回転体5との間に介在している。トルクリミッタ部8は、第二の回転体6と第三の回転体5との間に介在し、規定値を超えるトルクが入力された場合には、第二の回転体6と第三の回転体5との間で伝達するトルクが規定値を超えることを制限する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、動力伝達装置に関する。
従来、二つの回転体をダンパ部で連結するとともに、二つの回転体のうちの一方に遠心振り子式の動吸振器が設けられた動力伝達装置が知られている(特許文献1)。このような動力伝達装置は、例えば、一方の回転体が車両の内燃機関に結合され、他方の回転体が車両の変速機に連結され、内燃機関と変速機との間で動力を伝達する。
特開2003−4101号公報
しかしながら、上記従来の動力伝達装置では、例えば、内燃機関の始動時や低回転時等にダンパ部が共振すると、動吸振器に大きな振動が入力されてしまい、動吸振器の構成部材同士が大きな力で衝突してしまうことがある。このため、この種の動力伝達装置では、動吸振器を保護することができる構成が望まれている。
実施形態の動力伝達装置は、第一の回転軸に結合され、前記第一の回転軸と一体に回転可能な第一の回転体と、第二の回転軸に結合され、前記第二の回転軸と一体に回転可能な第二の回転体と、前記第一の回転体と前記第二の回転体との間に設けられ、前記第一の回転体および前記第二の回転体と一体に回転可能な第三の回転体と、前記第一の回転体と前記第三の回転体との間に介在し、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸との間のトルク変動を吸収するダンパ部と、前記第二の回転体と前記第三の回転体との間に介在し、前記第二の回転体と前記第三の回転体との間で規定値以下のトルクを伝達し、前記規定値を超えるトルクが入力された場合には、前記第二の回転体と前記第三の回転体との間で伝達するトルクが前記規定値を超えることを制限するトルクリミッタ部と、前記第二の回転体に設けられた動吸振器と、を備えた。
したがって、前記動力伝達装置によれば、一例として、前記ダンパ部が共振した場合、前記トルクリミッタ部に規定値を超えるトルクが入力されると、前記トルクリミッタ部が、前記第二の回転体と前記第三の回転体との間で伝達するトルクが規定値を超えることを制限するので、比較的大きな振動(トルク)が前記動吸振器に入力されるのが抑制される。よって、前記動力伝達装置によれば、一例として、前記動吸振器を保護することができる。
また、前記動力伝達装置にあっては、一例として、前記トルクリミッタ部は、摩擦によってトルクを伝達する伝達部を有し、前記動吸振器と前記伝達部とは、前記第一の回転体の径方向で一方が他方の外側に位置された。
したがって、前記動力伝達装置によれば、一例として、前記動吸振器と前記トルクリミッタ部との配置がし易い。
また、前記動力伝達装置にあっては、一例として、前記動吸振器が、前記伝達部の前記径方向外側に位置された。
したがって、前記動力伝達装置によれば、一例として、前記動吸振器が前記伝達部の前記径方向内側に位置された場合と比べて、前記動吸振器の吸振作用の増大化を図ることができる。
また、前記動力伝達装置にあっては、一例として、前記伝達部が、前記動吸振器の前記径方向外側に位置された。
また、前記動力伝達装置にあっては、一例として、前記ダンパ部は、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸との間のトルク変動を吸収するばねを有し、前記トルクリミッタ部は、摩擦によってトルクを伝達する伝達部を有し、前記伝達部と前記ばねとは、前記第一の回転体の径方向で一方が他方の外側に位置され、前記動吸振器と前記ばねとは、前記径方向で一方が他方の外側に位置された。
したがって、前記動力伝達装置によれば、一例として、前記ダンパ部と前記トルクリミッタ部との配置がし易い。
また、前記動力伝達装置にあっては、一例として、前記伝達部と前記動吸振器とが、前記ばねの前記径方向外側に位置された。
したがって、前記動力伝達装置によれば、一例として、前記伝達部と前記動吸振器とが前記ばねの前記径方向内側に位置された場合と比べて、動吸振器の吸振作用の増大化を図ることができる。
図1は、第1の実施形態にかかる動力伝達装置を模式的に示す図である。 図2は、第1の実施形態にかかる動力伝達装置を示す断面図である。 図3は、第2の実施形態にかかる動力伝達装置を示す断面図である。 図4は、第3の実施形態にかかる動力伝達装置を示す断面図である。 図5は、第4の実施形態にかかる動力伝達装置を模式的に示す図である。 図6は、第4の実施形態にかかる動力伝達装置を示す断面図である。
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1に示すように、本実施形態の動力伝達装置1(トルク変動吸収装置)は、一例として、動力源の出力軸2と、受動部(従動部)の入力軸3との間に設けられており、出力軸2と入力軸3との間で動力を伝達する。動力伝達装置1は、例えば出力軸2と入力軸3との間の捩れによって生じるトルク変動や捩り振動を、吸収(減衰、抑制)する機能を有している。動力伝達装置1は、出力軸2および入力軸3とともに、動力伝達経路を構成する。動力源は、例えば内燃機関やモータ等であり、受動部は、例えば変速機やトランスアクスル等である。本実施形態では、出力軸2が第一の回転軸に相当し、入力軸3が第二の回転軸に相当する。なお、動力伝達装置1の回転中心軸と、動力伝達装置1の後述する各部(回転体4〜6等)の回転中心軸と、出力軸2の回転中心軸と、入力軸3の回転中心軸とは、同軸上にあるので、以下では、それらの回転中心軸を回転中心軸A(図2)という。また、以下の説明における径方向、周方向、および軸方向は、特段の説明が無い場合には、回転体4の径方向(図2の矢印Bに沿った方向、回転中心軸Aと直交する方向)、回転体4の周方向(回転中心軸A回りの方向)、および回転体4の軸方向である。
動力伝達装置1は、一例として、三つ(複数)の回転体4〜6(質量体、はずみ質量体、慣性体)と、ダンパ部7と、トルクリミッタ部8と、動吸振器9と、ヒステリシス部10(図2参照)と、を備えている。
回転体4〜6は、動力伝達経路において直列に連結されている。回転体4は、出力軸2に結合され、出力軸2と一体に回転可能である。回転体6は、入力軸3に結合され、入力軸3と一体に回転可能である。回転体5は、回転体4と回転体6との間に設けられ、回転体4,6と一体に回転可能である。本実施形態では、回転体4が第一の回転体に相当し、回転体6が第二の回転体に相当し、回転体5が第三の回転体に相当する。
ダンパ部7とヒステリシス部10とは、回転体4と回転体5との間に介在している。ダンパ部7とヒステリシス部10とは、動力伝達経路において並列に設けられている。ダンパ部7は、出力軸2と入力軸3との間のトルク変動を弾性変形によって吸収しながら、回転体4と回転体5との間でトルクを伝達する。また、ヒステリシス部10は、摩擦等によるヒステリシストルクによって、出力軸2と入力軸3との間のトルク変動を減衰(抑制)する。
トルクリミッタ部8は、回転体5と回転体6との間に介在している。トルクリミッタ部8は、回転体5と回転体6との間で規定値以下のトルクを伝達し、規定値を超えるトルクが入力された場合には、すべりを生じて、回転体5と回転体6との間で伝達するトルクが規定値を超えることを制限する。
動吸振器9は、回転体6に設けられている。つまり、動吸振器9は、トルクリミッタ部8に連結された一対の回転体5,6のうち、ダンパ部7に連結された回転体5とは反対側の回転体6に設けられている。動吸振器9は、回転体6と一体となって回転する。動吸振器9は、出力軸2と入力軸3との間に発生する捩り振動を吸収(抑制)する。
以下、動力伝達装置1の各部を図2を参照して詳細に説明する。
回転体4は、一つまたは複数の部材によって構成される。一例として、回転体4は、プレート11と、結合部材13と、を有している。プレート11は、フライホイール12を介して出力軸2に結合(固定)されている。フライホイール12は、その内周部がボルト等の結合部材14によって出力軸2に結合されており、回転体4は、フライホイール12および出力軸2と一体に回転する。詳細には、プレート11は、フライホイール12の受動部側に位置された環状の部材である。プレート11は、その外周部がボルト等の結合部材13によってフライホイール12に固定(結合)されている。結合部材13,14は、それぞれ周方向に複数設けられている。
プレート11には、窓部11aが設けられている。窓部11aは、一例として、周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。各窓部11aには、コイルばね21(付勢部材、ばね)とシート部材22とが収容されている。窓部11aの周方向の端面とコイルばね21の端部との間にシート部材22が介在しており、窓部11aの周方向の端面は、シート部材22と接離可能に接する。
また、プレート11は、径方向でのコイルばね21の内周側で、ヒステリシス部10の一部を構成するスラスト部材23(第一スラスト部材)とスラスト部材24(第二スラスト部材)とによって、周方向にスライド可能(回転可能)に挟持されている。
回転体5は、一つまたは複数の部材によって構成される。一例として、回転体5は、二つのサイドプレート15,16(プレート)と、中間プレート17(プレート)と、ライニングプレート18(プレート)と、を有している。
サイドプレート15,16は、それぞれ環状の部材である。サイドプレート15(第一サイドプレート)は、フライホイール12の受動部側(図2での右側)に位置され、サイドプレート16(第二サイドプレート)は、サイドプレート15の受動部側に位置されている。サイドプレート15,16は、軸方向で相互に重ねられている。サイドプレート15,16は、それらの外周部間に中間プレート17が介在した状態で、リベット等の結合部材19によって結合されている。したがって、サイドプレート15,16と中間プレート17とは、一体に回転する。中間プレート17および結合部材19は、径方向でコイルばね21の外側に位置されている。サイドプレート15,16の外周部は、中間プレート17によって離間されている。なお、中間プレート17を省略してサイドプレート15,16を直接結合させてもよい。サイドプレート15,16とプレート11との間には、スラスト部材23,24が介在している。
中間プレート17は、プレート11の窓部11a毎に設けられている。中間プレート17と窓部11aの周方向の端面とは、ダンパ部7で捩れが生じた場合に、相互に当たることで、ダンパ部7の捩れを規制するストッパとして機能する。
サイドプレート15,16には、窓部15a,16aが設けられている。窓部15a,16aは、結合部材19における回転中心軸A側(径方向内側)に位置されている。窓部15a,16aには、コイルばね21とシート部材22とが収容されている。窓部15a,16aの周方向の端面とコイルばね21との間にシート部材22が介在しており、窓部15a,16aの周方向の端面は、シート部材22と接離可能に接する。窓部15a,16aの周方向の端面は、ダンパ部7で捩れが生じた場合に、中間プレート17と当たることで、ダンパ部7の捩れを規制するストッパとして機能する。
ライニングプレート18は、環状の部材である。ライニングプレート18は、リベット等の結合部材20によって、サイドプレート16の内周部に結合されている。ライニングプレート18の動力源側には、摩擦部材26が位置され、ライニングプレート18の受動部側には摩擦部材27が位置されている。つまり、ライニングプレート18は、軸方向で一対の摩擦部材26,27間に位置されている。
ダンパ部7は、コイルばね21とシート部材22とを有している。コイルばね21とシート部材22とは、プレート11およびサイドプレート15,16に設けられた窓部11a,15a,16aに収容されている。
コイルばね21は、回転体4の周方向での該コイルばね21の両端部に位置されたシート部材22と当たっている。このような構成により、コイルばね21は、プレート11とサイドプレート15,16との間に介在している。ダンパ部7は、回転体4と回転体5との間でトルクを伝達するとともに、出力軸2と入力軸3との間のトルク変動をコイルばね21の弾性変形によって吸収する。詳しくは、コイルばね21は、プレート11とサイドプレート15,16との所定範囲内での相対回転を許容し、プレート11とサイドプレート15,16との相対回転によって収縮して、プレート11とサイドプレート15,16との回転差によるショックを吸収する。コイルばね21は、例えば、ストレート形状のものや、ストレート形状のコイルばねを回転体4の周方向に沿って湾曲させて組み付けたもの、回転体4の周方向に沿って湾曲したもの(アークスプリング)等を採用することができる。
シート部材22は、一例として合成樹脂材料によって構成されうる。シート部材22が合成樹脂材料によって構成されることで、コイルばね21の摩耗を低減することができる。なお、シート部材22は、合成樹脂材料以外の材料(金属材料等)で構成されてもよい。
ヒステリシス部10は、スラスト部材23,24と、皿ばね25と、を有している。
スラスト部材23,24は、環状の部材である。スラスト部材23,24は、径方向でのコイルばね21(ダンパ部7)の内側に位置されて、径方向でのプレート11の内周側の端部に面している。スラスト部材23は、プレート11の動力源側に位置されて、軸方向でプレート11とサイドプレート15との間に介在している。スラスト部材23は、サイドプレート15に対して相対回転不能且つ軸方向移動可能に係合(連結)されている。一方、スラスト部材24は、プレート11の受動部側に位置されて、軸方向でプレート11とサイドプレート16との間に介在している。スラスト部材24は、サイドプレート16に対して相対回転不能且つ軸方向移動可能に係合(連結)されている。皿ばね25は、一例として、スラスト部材24とサイドプレート16との間に介在し、スラスト部材24をプレート11に向けて付勢している。この皿ばね25の付勢力によって、一対のスラスト部材23,24が、プレート11に圧接している。このとき、一対のスラスト部材23,24は、プレート11に対して周方向に摺動可能(スライド可能)である。ヒステリシス部10は、一対のスラスト部材23,24とプレート11との間に生じる摩擦等によるヒステリシストルクによって、出力軸2と入力軸3との間のトルク変動を減衰(抑制)する。また、スラスト部材23は、径方向でも、サイドプレート15とプレート11との間に介在しており、サイドプレート15とプレート11との相対回転を許容する滑り軸受(ブッシュ)として機能する。
回転体6は、一つまたは複数の部材によって構成される。一例として、回転体6は、ハブ部材29と、プレート30(サポートプレート)と、プレッシャプレート31と、を有している。
ハブ部材29は、環状の部材である。ハブ部材29は、筒部29a(円筒部)と、フランジ部29bと、を有している。筒部29aには、入力軸3が挿入され、筒部29aの内周面と入力軸3とがスプライン係合(相対回転不能且つ軸方向移動可能に係合)している。
フランジ部29bは、軸方向で筒部29aの受動部側(動力源とは反対側)の端部から径方向外側に向けて延出している。フランジ部29bは、軸方向でダンパ部7およびヒステリシス部10の受動部側(動力源とは反対側)に位置されている。フランジ部29bには、保持部29cが設けられている。保持部29cは、環状(円環状)に形成されている。保持部29cは、一例として、径方向で結合部材32の外側に位置されている。保持部29cは、一例として、動力源側に向けて開口した凹状に形成さている。保持部29cは、凹状内に環状の動吸振器9を収容している。
プレート30は、環状の部材である。プレート30は、ハブ部材29に結合されている。詳細には、プレート30は、フランジ部29bに外挿された状態で、その内周部がリベット等の結合部材32によってフランジ部29bに結合されている。
プレッシャプレート31は、環状の部材である。プレッシャプレート31は、プレート30に、相対回転不能且つ軸方向移動可能に連結されている。
トルクリミッタ部8は、ライニングプレート18と、一対の摩擦部材26,27と、皿ばね28と、プレッシャプレート31と、を有している。
摩擦部材26,27は、環状の部材である。摩擦部材26,27は、径方向でのコイルばね21(ダンパ部7)の内側に位置されて、軸方向でライニングプレート18と面している。摩擦部材26は、ライニングプレート18の動力源側に位置されて、軸方向でライニングプレート18とプレッシャプレート31との間に介在している。摩擦部材26は、プレッシャプレート31に相対回転不能に保持(結合)されている。一例として、摩擦部材26は、突起と孔との嵌合構造によってプレッシャプレート31に保持されてよい。一方、摩擦部材27は、ライニングプレート18の受動部側に位置されて、軸方向でライニングプレート18とハブ部材29のフランジ部29bとの間に介在している。摩擦部材27は、ハブ部材29に相対回転不能に保持(結合)されている。一例として、摩擦部材27は、突起と孔との嵌合構造によってハブ部材29に保持されてよい。なお、摩擦部材26,27は、プレッシャプレート31およびハブ部材29ではなく、ライニングプレート18に相対回転不能に保持されてもよい。摩擦部材26,27は、例えば、ゴムや合成樹脂材料、繊維(短繊維、長繊維)、摩擦係数調整用の粒子等を含む材料によって構成されうる。
皿ばね28は、一例として、プレート30とプレッシャプレート31との間に介在し、摩擦部材26をライニングプレート18に向けて付勢している。この皿ばね28の付勢力によって、一対の摩擦部材26,27が、ライニングプレート18に圧接している。トルクリミッタ部8では、回転体5と回転体6との間で規定値以下のトルクを伝達する。この際、一対の摩擦部材26,27とライニングプレート18とは、すべらずに一体に回転する。一方、規定値を超えるトルクが入力された場合には、トルクリミッタ部8では、一対の摩擦部材26,27とライニングプレート18との間にすべりが生じて、回転体5と回転体6との間で伝達するトルクが規定値を超えることを制限する。軸方向での摩擦部材26,27とライニングプレート18との相互の対面領域(当接領域)は、摩擦によってトルクを伝達する伝達部8aを構成している。なお、プレート30およびプレッシャプレート31と皿ばね28との間においてもトルクの伝達が行われる。
動吸振器9は、一例として、環状の外観を呈している。動吸振器9は、一例として、転動室内に遠心振り子としての転動体が収容された構成を有したものであってよい。この構成では、一例として、出力軸2(フライホイール12)の回転時に、転動体が動力伝達系の所定次数の捩り振動に共振して転動室内を転動し、その転動に伴う動的吸振作用によって捩り振動を吸収することができる。なお、動吸振器9としては、上述したものに限るものではない。例えば、動吸振器9は、ばねおよびダンパ部等を含んだもの等であってもよい。
また、本実施形態では、動吸振器9とトルクリミッタ部8の伝達部8aとは、径方向で一方が他方の外側に位置されている。一例として、本実施形態では、動吸振器9が、伝達部8aの径方向外側に位置されている。
上記構成の動力伝達装置1は、出力軸2(フライホイール12)と入力軸3との間でトルク(動力)を伝達する。一例として、動力伝達装置1は、出力軸2(フライホイール12)のトルクを入力軸3に伝達する。この際、ダンパ部7が、出力軸2と入力軸3との間のトルク変動を弾性変形によって吸収するとともに、ヒステリシス部10が、摩擦等によるヒステリシストルクによって、出力軸2と入力軸3との間のトルク変動を減衰(抑制)する。また、動吸振器9が、出力軸2と入力軸3との間に発生する捩り振動を吸収する。また、トルクリミッタ部8に規定値を超えるトルクが入力された場合には、トルクリミッタ部8が、すべりを生じて、回転体5,6間で伝達するトルクが規定値を超えることを制限する。具体的には、トルクリミッタ部8は、回転体5から回転体6へ伝達するトルクを制限する。これにより、動吸振器9に比較的大きな振動が入力されるのが抑制される。
以上説明したように、本実施形態では、ダンパ部7が回転体4,5間に設けられ、動吸振器9が回転体6に設けられ、トルクリミッタ部8が回転体5,6間に設けられている。したがって、本実施形態によれば、一例として、ダンパ部7が共振し、トルクリミッタ部8に規定値を超えるトルクが入力されると、トルクリミッタ部8が、回転体5,6間で伝達するトルクが規定値を超えることを制限するので、比較的大きな振動(トルク)が動吸振器9に入力されるのを抑制することができる。よって、本実施形態によれば、一例として、動吸振器9を保護することができる。ひいては、動吸振器9の長寿命化を図ることができる。
本実施形態によれば、例えば、動吸振器9が遠心振り子式の場合、トルクリミッタ部8が、回転体5,6間で伝達するトルクが規定値を超えることを制限することにより、比較的大きな振動が遠心振り子としての転動体に入力されるのを抑制できるので、転動体の揺動量が増大して転動体と動吸振器9の他部材とが大きな力で衝突することを抑制することができる。よって、転動体の揺動量が増大して転動体と動吸振器9の他部材とが大きな力で衝突することを抑制することができるので、転動体を保護することができる。また、転動体の揺動量が増大して転動体と動吸振器9の他部材とが大きな力で衝突することを抑制することができるので、転動体と動吸振器9の他部材との当接により異音が発生することを抑制することができる。また、このように動吸振器9を保護することができるので、例えば、動吸振器9が遠心振り子式の場合、転動体の取付部材等の薄肉化ができ、動吸振器9の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、トルクリミッタ部8は、摩擦によってトルクを伝達する伝達部8aを有し、動吸振器9と伝達部8aとは、径方向で一方が他方の外側に位置されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、動吸振器9とトルクリミッタ部8との配置がし易い。
また、本実施形態では、動吸振器9は、伝達部8aの径方向外側に位置されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、動吸振器9が伝達部8aの径方向内側に位置された場合と比べて、動吸振器9の吸振作用の増大化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、トルクリミッタ部8が、摩擦部材26,27と皿ばね28とを用いた比較的簡素な構成であるので、動力伝達装置1の複雑化を抑制しつつ、動吸振器9を保護することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態は、図3に示すように、トルクリミッタ部8の位置と回転体4〜6とが第1の実施形態に対して主に異なる。
トルクリミッタ部8(伝達部8a)とダンパ部7(コイルばね21)とは、径方向で一方が他方の外側に位置されている。本実施形態では、一例として、トルクリミッタ部8が、コイルばね21の径方向外側に位置されている。
回転体4は、一例として、中間プレート17と、サイドプレート15,16と、を有している。中間プレート17は、フライホイール12を介して出力軸2に結合(固定)されている。中間プレート17は、フライホイール12の受動部側に位置されている。中間プレート17は、その外周部がボルト等の結合部材13によってフライホイール12に結合(固定)されている。中間プレート17とサイドプレート15,16とは、結合部材19によって結合されている。
回転体5は、プレート11と、プレート30(カバープレート)と、プレッシャプレート31と、を有している。本実施形態では、プレート11は、フライホイール12に固定されていない。プレート11は、軸受41によってハブ部材29の筒部29aに回転可能に連結されている。軸受41は、筒部29aに外挿されてプレート11の内周部を回転可能に支持している。また、プレート11とプレート30とは、リベット等の結合部材42によって相互に連結(固定)されている。
また、プレート11,30には、切欠部11b,30a(開口部)が設けられている。切欠部11b,30aは、プレート11,30の外周部であって、結合部材42から周方向にずれた位置に設けられている。切欠部11b,30aは、軸方向に重ねられている(連通している)。切欠部11b,30aは、軸方向で、結合部材13に重なる位置に設けられている。詳細には、切欠部11b,30aは、ダンパ部7で捩れが生じていない場合に、軸方向で、結合部材13に重なる位置に設けられている。この切欠部11b,30aは、結合部材13の通過を許容するとともに、結合部材13用の工具の使用を可能としている。
回転体6は、ハブ部材29と、プレート43,44と、を有している。本実施形態では、ハブ部材29に保持部29c(図2参照)が設けられておらず、プレート43に保持部43aが設けられている。
プレート43は、環状の部材である。プレート44は、軸方向で、ハブ部材29のフランジ部29bに重ねられている。一例として、フランジ部29bの動力源側にプレート43の内周部が位置されている。プレート43は、その内周部が結合部材32によってハブ部材29のフランジ部29bにプレート44とともに結合(固定)されている。
プレート43の保持部43aは、一例として、径方向で結合部材32の外側に位置されている。保持部43aは、一例として、動力源側に向けて開口した凹状に形成されている。保持部43aは、凹状内に環状の動吸振器9を収容している。また、プレート43の外周部は、保持部43aから動力源側に延びている。このプレート43の外周部には、ライニング部43bが設けられている。ライニング部43bは、第1の実施形態のライニングプレート18に相当する。
プレート44は、環状の部材である。プレート44は、軸方向で、プレート43およびハブ部材29のフランジ部29bに重ねられている。一例として、プレート43の内周部の動力源側にプレート44の内周部が位置されている。プレート44は、その内周部が結合部材32によってハブ部材29のフランジ部29bにプレート43とともに結合(固定)されている。プレート44は、保持部43aの開口を覆っている。プレート44の外周部には、係合部44aが設けられている。係合部44aは、一例として周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。係合部44aは、プレート43に設けられた係合孔(係合部)と係合している。
本実施形態のトルクリミッタ部8は、第1の実施形態のライニングプレート18に替えてライニング部43bを有している。
トルクリミッタ部8の摩擦部材26,27は、径方向でのコイルばね21(ダンパ部7)の外側に位置されて、軸方向でライニング部43bと面している。摩擦部材26は、ライニング部43bの動力源側に位置されて、軸方向でライニング部43bとプレッシャプレート31との間に介在している。摩擦部材26は、プレッシャプレート31に相対回転不能に保持(結合)されている。一例として、摩擦部材26は、突起と孔との嵌合構造によってプレッシャプレート31に保持されてよい。一方、摩擦部材27は、ライニング部43bの受動部側に位置されて、軸方向でライニング部43bとプレート30との間に介在している。摩擦部材27は、プレート30に相対回転不能に保持(結合)されている。一例として、摩擦部材27は、突起と孔との嵌合構造によってプレート30に保持されてよい。なお、摩擦部材26,27は、プレッシャプレート31およびプレート30ではなく、プレート43(ライニング部43b)に相対回転不能に保持されてもよい。軸方向での摩擦部材26,27とライニング部43bとの相互の対面領域(当接領域)は、摩擦によってトルクを伝達する伝達部8aを構成している。
トルクリミッタ部8の皿ばね28は、一例として、プレート11とプレッシャプレート31との間に介在し、摩擦部材26をライニング部43bに向けて付勢している。この皿ばね28の付勢力によって、一対の摩擦部材26,27が、ライニング部43bに圧接している。
伝達部8aと動吸振器9とは、径方向で一方が他方の外側に位置されている。詳細には、本実施形態では、伝達部8aが、動吸振器9の径方向外側に位置されている。
以上の構成の本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、動吸振器9を保護することができる。
また、本実施形態では、動吸振器9と伝達部8aとは、径方向で一方が他方の外側に位置されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、動吸振器9とトルクリミッタ部8との配置がし易い。
[第3の実施形態]
本実施形態は、図4に示すように、トルクリミッタ部8および動吸振器9の位置と回転体4〜6とが第1の実施形態に対して主に異なる。
本実施形態では、トルクリミッタ部8(伝達部8a)とダンパ部7(コイルばね21)とは、径方向で一方が他方の外側に位置され、動吸振器9とダンパ部7(コイルばね21)とは、径方向で一方が他方の外側に位置されている。詳細には、トルクリミッタ部8と動吸振器9とは、コイルばね21の径方向外側に位置されている。また、トルクリミッタ部8は、径方向で、ダンパ部7と並べられている。なお、トルクリミッタ部8と動吸振器9とが、コイルばね21の径方向内側に位置されていてもよい。
回転体4は、一例として、プレート11と、結合部材14と、を有している。本実施形態では、プレート11は、その内周部がフライホイール12とともに結合部材14によって出力軸2に結合(固定)されている。プレート11は、軸受41によってハブ部材29の筒部29aに回転可能に連結されている。軸受41は、筒部29aに外挿されてプレート11の内周部を回転可能に支持している。
回転体5は、サイドプレート15,16と、中間プレート17と、を有している。本実施形態の中間プレート17の外周部には、ライニング部17aが設けられている。ライニング部17aは、第1の実施形態のライニングプレート18に相当する。
回転体6は、ハブ部材29とプレート30とプレッシャプレート31との他に、プレート51を有している。プレート51は、環状の部材である。プレート51は、軸方向で、ハブ部材29のフランジ部29bに重ねられている。一例として、ハブ部材29のフランジ部29bの外周部における動力源側にプレート51の外周部が位置されている。また、プレート51の外周部の動力源側にプレート30の外周部が位置されている。プレート51は、その外周部が結合部材32によってハブ部材29のフランジ部29bにプレート30とともに結合(固定)されている。プレート51は、動吸振器9の動力源側の一部を覆っている。
また、ハブ部材29のフランジ部29bには、孔29d(開口部)が設けられている。孔29dは、軸方向で、結合部材14に重なる位置に設けられている。詳細には、孔29dは、ダンパ部7で捩れが生じていない場合に、軸方向で、結合部材14に重なる位置に設けられている。この孔29dは、結合部材14の通過を許容するとともに、結合部材14用の工具の使用を可能としている。
プレッシャプレート31は、プレート51に、相対回転不能且つ軸方向移動可能に連結されている。プレッシャプレート31の一部は、プレート51の動力源側に位置されている。また、本実施形態では、プレート30は、プレッシャプレート31と離間した状態で少なくともプレッシャプレート31の動力源側を覆っている。
本実施形態のトルクリミッタ部8は、第1の実施形態のライニングプレート18に替えてライニング部17aを有している。
トルクリミッタ部8の摩擦部材26,27は、径方向でのコイルばね21(ダンパ部7)の外側に位置されて、軸方向でライニング部17aと面している。摩擦部材26は、ライニング部17aの動力源側に位置されて、軸方向でライニング部17aとプレッシャプレート31との間に介在している。摩擦部材26は、プレッシャプレート31に相対回転不能に保持(結合)されている。一例として、摩擦部材26は、突起と孔との嵌合構造によってプレッシャプレート31に保持されてよい。一方、摩擦部材27は、ライニング部17aの受動部側に位置されて、軸方向でライニング部17aとプレート51との間に介在している。摩擦部材27は、プレート51に相対回転不能に保持(結合)されている。一例として、摩擦部材27は、突起と孔との嵌合構造によってプレート51に保持されてよい。なお、摩擦部材26,27は、プレッシャプレート31およびプレート51ではなく、中間プレート17(ライニング部17a)に相対回転不能に保持されてもよい。軸方向での摩擦部材26,27とライニング部17aとの相互の対面領域(当接領域)は、摩擦によってトルクを伝達する伝達部8aを構成している。
トルクリミッタ部8の皿ばね28は、一例として、プレート30とプレッシャプレート31との間に介在し、摩擦部材26をライニング部17aに向けて付勢している。この皿ばね28の付勢力によって、一対の摩擦部材26,27が、ライニング部17aに圧接している。
動吸振器9は、ハブ部材29のフランジ部29bとプレート51とによって構成された保持部52に収容されている。保持部52は、一例として、環状(円環状)に形成されている。
以上の構成の本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、動吸振器9を保護することができる。
また、本実施形態では、トルクリミッタ部8(伝達部8a)とダンパ部7(コイルばね21)とは、径方向で一方が他方の外側に位置され、動吸振器9とダンパ部7(コイルばね21)とは、径方向で一方が他方の外側に位置されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、ダンパ部7とトルクリミッタ部8との配置がし易い。
また、本実施形態では、伝達部8aと動吸振器9とは、コイルばね21の径方向外側に位置されている。したがって、一例として、伝達部8aと動吸振器9とがコイルばね21の径方向内側に位置された場合と比べて、動吸振器9の吸振作用の増大化を図ることができる。
[第4の実施形態]
本実施形態は、図5に示すように、ダンパ部7、ヒステリシス部10(図6)、トルクリミッタ部8および動吸振器9の配置が第1の実施形態に対して異なる。本実施形態では、ダンパ部7およびヒステリシス部10が、回転体5,6間に介在し、トルクリミッタ部8が、回転体4,5間に介在し、動吸振器9が、回転体4に設けられている。本実施形態では、回転体6が第一の回転体に相当し、回転体4が第二の回転体に相当し、回転体5が第三の回転体に相当する。また、入力軸3が第一の回転軸に相当し、出力軸2が第二の回転軸に相当する。本実施形態と上記各実施形態とから分かるように、一例として、第一の回転軸と第二の回転軸との一方は、動力源の出力軸2であり、第一の回転軸と第二の回転軸との他方は、受動部の入力軸3である。
また、本実施形態は、回転体4〜6が第1の実施形態と異なる。図6に示すように、回転体4は、プレート11,61と、結合部材13(ボルト)と、ナット62とを有している。
プレート11のフライホイール12との対向面には、ナット62が例えば溶接等によって固定されている。このナット62が結合部材13によってフライホイール12に結合されることで、プレート11がフライホイール12に結合されている。ナット62と結合部材13とは、それぞれ周方向に複数設けられている。
プレート61は、環状の部材であり、プレート11の受動部側に位置されている。プレート11,61とは、動吸振器9を収容した保持部63を構成している。保持部63は、一例として、環状(円環状)に形成されている。
回転体5は、サイドプレート15,16と、中間プレート17とを有している。本実施形態の中間プレート17の外周部には、ライニング部17aが設けられている。ライニング部17aは、第1の実施形態のライニングプレート18に相当する。
回転体6は、ハブ部材29を有している。本実施形態のハブ部材29には、窓部29eが設けられている。窓部29eは、一例として、周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。この窓部29eは、第1の実施形態のプレート11の窓部11aと同様の機能を有する。
本実施形態のトルクリミッタ部8は、回転体4と回転体5との間で規定値以下のトルクを伝達し、規定値を超えるトルクが入力された場合には、すべりを生じて、回転体4と回転体5との間で伝達するトルクが規定値を超えることを制限する。
本実施形態のトルクリミッタ部8は、第1の実施形態のライニングプレート18に替えてライニング部17aを有している。トルクリミッタ部8の摩擦部材26,27は、径方向でのコイルばね21(ダンパ部7)の外側に位置されて、軸方向でライニング部17aと面している。摩擦部材26は、ライニング部17aの動力源側に位置されて、軸方向でライニング部17aとプレッシャプレート31との間に介在している。摩擦部材26は、プレッシャプレート31に相対回転不能に保持(結合)されている。一例として、摩擦部材26は、突起と孔との嵌合構造によってプレッシャプレート31に保持されてよい。一方、摩擦部材27は、ライニング部17aの受動部側に位置されて、軸方向でライニング部17aとプレート61との間に介在している。摩擦部材27は、プレート61に相対回転不能に保持(結合)されている。一例として、摩擦部材27は、突起と孔との嵌合構造によってプレート61に保持されてよい。なお、摩擦部材26,27は、プレッシャプレート31およびプレート61ではなく、中間プレート17(ライニング部17a)に相対回転不能に保持されてもよい。軸方向での摩擦部材26,27とライニング部17aとの相互の対面領域(当接領域)は、摩擦によってトルクを伝達する伝達部8aを構成している。
トルクリミッタ部8の皿ばね28は、一例として、プレート11とプレッシャプレート31との間に介在し、摩擦部材26をライニング部17aに向けて付勢している。この皿ばね28の付勢力によって、一対の摩擦部材26,27が、ライニング部17aに圧接している。
本実施形態のダンパ部7は、出力軸2と入力軸3との間のトルク変動を弾性変形によって吸収しながら、回転体5と回転体6との間でトルクを伝達する。ダンパ部7では、コイルばね21とシート部材22とが、サイドプレート15,16およびハブ部材29に設けられた窓部15a,16a,29eに収容されている。コイルばね21は、サイドプレート15,16とハブ部材29との間に介在している。ダンパ部7は、回転体5と回転体6との間でトルクを伝達するとともに、出力軸2と入力軸3との間のトルク変動をコイルばね21の弾性変形によって吸収する。詳しくは、コイルばね21は、サイドプレート15,16とハブ部材29との所定範囲内での相対回転を許容し、サイドプレート15,16とハブ部材29との相対回転によって収縮して、サイドプレート15,16とハブ部材29との回転差によるショックを吸収する。
本実施形態のヒステリシス部10では、スラスト部材23,24は、径方向でのコイルばね21(ダンパ部7)の内側に位置されて、径方向でのハブ部材29のフランジ部29bに面している。スラスト部材23は、フランジ部29bの動力源側に位置されて、軸方向でフランジ部29bとサイドプレート15との間に介在している。スラスト部材23は、サイドプレート15に対して相対回転不能且つ軸方向移動可能に係合(連結)されている。一方、スラスト部材24は、フランジ部29bの受動部側に位置されて、軸方向でフランジ部29bとサイドプレート16との間に介在している。スラスト部材24は、サイドプレート16に対して相対回転不能且つ軸方向移動可能に係合(連結)されている。皿ばね25は、一例として、スラスト部材24とサイドプレート16との間に介在し、スラスト部材24をフランジ部29bに向けて付勢している。この皿ばね25の付勢力によって、一対のスラスト部材23,24が、フランジ部29bに圧接している。このとき、一対のスラスト部材23,24は、フランジ部29bに対して周方向に摺動可能(スライド可能)である。ヒステリシス部10は、一対のスラスト部材23,24とフランジ部29bとの間に生じる摩擦等によるヒステリシストルクによって、出力軸2と入力軸3との間のトルク変動を減衰(抑制)する。また、スラスト部材23は、径方向でも、サイドプレート15とフランジ部29bとの間に介在しており、サイドプレート15とフランジ部29bとの相対回転を許容する滑り軸受(ブッシュ)として機能する。
本実施形態では、トルクリミッタ部8(伝達部8a)とダンパ部7(コイルばね21)とは、径方向で一方が他方の外側に位置され、動吸振器9とダンパ部7(コイルばね21)とは、径方向で一方が他方の外側に位置されている。詳細には、トルクリミッタ部8と動吸振器9とが、コイルばね21の径方向外側に位置されている。
また、本実施形態では、動吸振器9は、伝達部8aの径方向外側に位置されている。
以上説明したように、本実施形態では、ダンパ部7が回転体5,6間に設けられ、動吸振器9が回転体4に設けられ、トルクリミッタ部8が回転体4,5間に設けられている。したがって、本実施形態によれば、一例として、ダンパ部7が共振し、トルクリミッタ部8に規定値を超えるトルクが入力されると、トルクリミッタ部8が、回転体4,5間で伝達するトルクが規定値を超えることを制限するので、比較的大きな振動が動吸振器9に入力されるのを抑制することができる。よって、本実施形態によれば、一例として、動吸振器9を保護することができる。ひいては、動吸振器9の長寿命化を図ることができる。
また、本実施形態では、動吸振器9は、伝達部8aの径方向外側に位置されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、動吸振器9が伝達部8aの径方向内側に位置された場合と比べて、動吸振器9の吸振作用の増大化を図ることができる。
また、本実施形態では、トルクリミッタ部8(伝達部8a)とダンパ部7(コイルばね21)とは、径方向で一方が他方の外側に位置され、動吸振器9とダンパ部7(コイルばね21)とは、径方向で一方が他方の外側に位置されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、ダンパ部7とトルクリミッタ部8との配置がし易い。
また、本実施形態では、伝達部8aと動吸振器9とは、コイルばね21の径方向外側に位置されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、伝達部8aと動吸振器9とがコイルばね21の径方向内側に位置された場合と比べて、動吸振器9の吸振作用の増大化を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態および変形例を各種採用することができる。
1…動力伝達装置、2…出力軸(回転軸)、3…入力軸(回転軸)、4…回転体(第一の回転体、第二の回転体)、5…回転体(第三の回転体)、6…回転体(第一の回転体、第二の回転体)、7…ダンパ部、8…トルクリミッタ部、8a…伝達部、9…動吸振器、21…コイルばね(ばね)。

Claims (6)

  1. 第一の回転軸に結合され、前記第一の回転軸と一体に回転可能な第一の回転体と、
    第二の回転軸に結合され、前記第二の回転軸と一体に回転可能な第二の回転体と、
    前記第一の回転体と前記第二の回転体との間に設けられ、前記第一の回転体および前記第二の回転体と一体に回転可能な第三の回転体と、
    前記第一の回転体と前記第三の回転体との間に介在し、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸との間のトルク変動を吸収するダンパ部と、
    前記第二の回転体と前記第三の回転体との間に介在し、前記第二の回転体と前記第三の回転体との間で規定値以下のトルクを伝達し、前記規定値を超えるトルクが入力された場合には、前記第二の回転体と前記第三の回転体との間で伝達するトルクが前記規定値を超えることを制限するトルクリミッタ部と、
    前記第二の回転体に設けられた動吸振器と、
    を備えた動力伝達装置。
  2. 前記トルクリミッタ部は、摩擦によってトルクを伝達する伝達部を有し、
    前記動吸振器と前記伝達部とは、前記第一の回転体の径方向で一方が他方の外側に位置された請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記動吸振器が、前記伝達部の前記径方向外側に位置された請求項2に記載の動力伝達装置。
  4. 前記伝達部が、前記動吸振器の前記径方向外側に位置された請求項2に記載の動力伝達装置。
  5. 前記ダンパ部は、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸との間のトルク変動を吸収するばねを有し、
    前記トルクリミッタ部は、摩擦によってトルクを伝達する伝達部を有し、
    前記伝達部と前記ばねとは、前記第一の回転体の径方向で一方が他方の外側に位置され、
    前記動吸振器と前記ばねとは、前記径方向で一方が他方の外側に位置された請求項1に記載の動力伝達装置。
  6. 前記伝達部と前記動吸振器とが、前記ばねの前記径方向外側に位置された請求項5に記載の動力伝達装置。
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