JP2014152012A - 用紙後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の用紙後処理機能を省スペースで配置させる。
【解決手段】搬入された用紙101を一時的に受け入れて積載する積載手段220と、積載手段に積載された複数の用紙の後端に当たって接し、用紙受け渡し位置P1まで用紙を搬送する後端フェンス226と、用紙受け渡し位置以降の用紙の搬送を後端フェンス226から受け継いで行う放出爪229と、後端フェンスと放出爪とを駆動する駆動手段209と、駆動手段で駆動された放出爪229の姿勢を放出爪の移動の途中で切り替える姿勢切り替え手段と、を備える用紙後処理装置200を採用する。
【選択図】図7

Description

本発明は、仕分け、スティプル等の後処理を用紙に施す用紙後処理装置及び画像形成装置に関するものである。
仕分け、スティプル等の後処理を用紙に施す用紙後処理装置に関して、例えば特許文献1(図示せず)には、搬入されてきたシート部材に対して所定の処理を施して排出するシート処理装置が記載されている。
このシート処理装置は、搬入されてきたシート部材を一時的に受け入れて積載する積載手段(中間トレイ)と、積載手段に積載された複数のシート部材の後端に当り、受け渡し位置までシート部材を搬送する第1の搬送手段(後端フェンス)とを備えている。
また、受け渡し位置以降のシート部材の搬送を第1の搬送手段から受け継ぎ、シート部材を積載手段から搬出する第2の搬送手段(放出爪)を備えている。さらに、単一駆動源(一つのモータ)の駆動力によって第1及び第2の搬送手段を駆動する駆動手段(搬送駆動機構)を備えている。
また、特許文献2(図示せず)には、ステイプラを移動させる移動機構と、用紙束を放出させる放出機構とを備えた用紙後処理装置が記載されている。この用紙後処理装置において、ステイプラが移動した時に放出機構の移動経路上に到達したか、あるいは近づいたかを検出する検出手段を設けている。
また、特許文献3(図示せず)には、装置本体の上部に原稿読取部が配置され、装置本体の下部に給紙部が配置され、原稿読取部と給紙部との間に印字部が配置された構成の画像形成装置が記載されている。この画像形成装置において、印字部による印字後に装置本体から搬送される記録用紙に対して、複数の用紙後処理を施すことが可能な用紙後処理装置と、記録用紙が排出される排出部とが、装置本体の空間に配置されている。
また、特許文献4(図示せず)には、搬入されてきたシート部材をほぼ水平な状態で集積する中間トレイと、中間トレイに集積されたシート部材を中間トレイから搬出する放出爪とを有するシート搬送装置が記載されている。放出爪は、中間トレイのシート部材配置面に対して鋭角に設定され、シート部材の端部に突き当たってシート部材束を押し出す押し出し面を備えている。モータとギアとで駆動される無端の放出ベルトの外周に放出爪が突出して設けられ、シート部材を受ける後端フェンスがアームに設けられ、前記と同じモータと、ギアとの駆動でアームが揺動して、後端フェンスが放出ベルトに沿って進退する。
上記特許文献1に記載されたシート処理装置においては、積載手段(中間トレイ)上での用紙の搬送を第1の搬送手段(後端フェンス)と第2の搬送手段(放出爪)とで二段階に分けて行うことで、第2の搬送手段の周回軌道を短くしている。これにより、上記特許文献2に記載された用紙後処理装置のように、第2の搬送手段が積載手段を周回する際に、スティプラを第2の搬送手段の周回軌道上から退避させる必要がなく、生産性のロスを生じることがない。
しかしながら、上記特許文献1に記載されたシート処理装置においては、第2の搬送手段が用紙を排紙トレイに排出した後、第2の搬送手段を待機位置まで戻す際に、次の問題を生じ兼ねないという懸念がある。すなわち、第2の搬送手段が排紙トレイの上流の排出位置から積載手段の背面部を通り、待機位置まで移動する際に、第2の搬送手段と排紙トレイとの干渉を防止するため、排紙トレイを一時的に下方に退避させることで、電力消費を招き兼ねない。また、積載手段の背面部を第2の搬送手段が通過するためのスペースが必要になり、後処理装置の小型化の障害となり兼ねない。
また、上記特許文献3に記載された画像形成装置においては、次の問題を生じ兼ねないという懸念がある。すなわち、装置本体からSEF(Short Edge Feed)すなわち短手端面搬送にて記録用紙が搬送されてきた場合、記録用紙の搬送方向と平行な長手端面側に後処理を施すことができない。仮に、用紙搬送方向と平行な長手端面側に処理可能なパンチ機能とスティプル機能及び後処理の用紙積載機能を配置した場合、それぞれの機能において、用紙長さと同じないしそれ以上の長さの配置スペースが必要になってしまう。
本発明は、上記した点に鑑み、複数の用紙後処理機能を省スペースで配置することのできる用紙後処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る用紙後処理装置は、搬入された用紙を一時的に受け入れて積載する積載手段と、前記積載手段に積載された複数の用紙の後端に当たって接し、用紙受け渡し位置まで用紙を搬送する後端フェンスと、前記用紙受け渡し位置以降の用紙の搬送を前記後端フェンスから受け継いで行う放出爪と、前記後端フェンスと前記放出爪とを駆動する駆動手段と、前記駆動手段で駆動された前記放出爪の姿勢を前記放出爪の移動の途中で切り替える姿勢切り替え手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、画像情報を読み取る画像読取部と、用紙の供給を行う給紙部と、前記給紙部から搬送された用紙に画像形成処理を行う画像形成部と、を備える画像形成装置において、前記画像読取部と前記画像形成部との間に配置され、前記画像形成部で画像形成された用紙の搬送方向に対して平行な方向に用紙の後処理を行う用紙後処理部と、前記用紙後処理部で後処理された用紙を、前記画像形成部から搬送される用紙の方向に対して直交する方向に搬送するクロス搬送部と、前記クロス搬送部に搬入された用紙を一時的に受け入れて積載する積載手段と、前記積載手段に積載された複数の用紙の後端に当たって接し、用紙受け渡し位置まで用紙を搬送する後端フェンスと、前記用紙受け渡し位置以降の用紙の搬送を前記後端フェンスから受け継いで行う放出爪と、前記後端フェンスと前記放出爪とを駆動する駆動手段と、前記駆動手段で駆動された前記放出爪の姿勢を前記放出爪の移動の途中で切り替える姿勢切り替え手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、放出爪の姿勢を放出爪の移動途中に切り替え可能として、放出爪の移動を省スペースで行わせることで、複数の用紙後処理機能を省スペースで配置することができると共に、用紙後処理装置及び画像形成装置をコンパクト化することができる。
(a)は、一実施形態に係る画像形成装置を示す平面図、(b)は同じく画像形成装置の内部構造を示す正面図である。 (a)は、一実施形態に係る用紙後処理装置を示す平面図、(b)は同じく用紙後処理装置の内部構造を示す、図1(b)のA−A断面図である。 (a)〜(d)は、用紙後処理装置のパンチステージとスティプルステージの作用を示す正面図である。 用紙後処理装置の全体を示す斜視図である。 用紙後処理装置のスティプルジョガーフェンスを示す斜視図である。 用紙後処理装置の駆動手段を示す斜視図である。 用紙後処理装置の内部構造の作用を示す正面図である。 用紙後処理装置の要部を示す正面図である。 用紙後処理装置の要部を示す斜視図である。 (a)〜(c)は、用紙後処理装置の一方の要部の作用を示す正面図である。 (a)(b)は、用紙後処理装置の他方の要部の作用を示す正面図である。
以下に、一実施形態に係る用紙後処理装置及び画像形成装置を、図1〜図11に基づいて詳細に説明する。
図1(a)(b)は、一実施形態に係る画像形成システムのシステム構成の概略を示す図である。図1(a)(b)において、画像形成システムは、画像形成装置100、用紙後処理装置200、及び画像読み取り装置(画像読取部)300から構成されている。
画像形成装置100は、間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置である。そして、図1(b)においてほぼ中央部に四色の作像ステーション111を配置した作像部110を備え、この作像部110の下方に隣接して設けられた光書き込み部(図示せず)を備え、作像部110の下方に設けられた給紙部120を備えている。
また、給紙部120でピックアップされた用紙101を二次転写部140及び定着部150に搬送する給紙搬送路(縦搬送路)130を備えている。さらに、画像が定着された用紙101を用紙後処理装置200側に搬送する排紙経路160を備え、一面に画像が形成された用紙101を反転して、他面に画像を形成させるための両面搬送路170を備えている。給紙部120は用紙101の供給を行い、給紙部120から搬送された用紙101に画像形成部102で画像形成処理を行う。
作像部110は、作像ステーション111のYMCK(イエロ、マゼンタ、シアン、ブラック)の各色用の感光体ドラムを備えている。また、この感光体ドラムの外周に沿って配置された帯電ユニット、現像ユニット、一次転写ユニット、クリーニングユニット、及び除電ユニットを備えている。さらに、感光体ドラムに形成された画像を一次転写ユニットによって中間転写する中間転写ベルト112と、感光体ドラムに各色毎に画像を書き込む光書き込みユニットとを備えている。光書き込みユニットは作像ステーション111の下側に配置され、中間転写ベルト112は作像ステーション111の上側に配置されている。
中間転写ベルト112は複数の支持ローラで回転可能に支持され、そのうちの一つのローラ113は、二次転写部140で中間転写ベルト112を介して二次転写ローラ114と対向し、中間転写ベルト112上の画像を用紙101に二次転写するようになっている。なお、間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置の画像形成プロセスは公知であり、本実施形態の要旨とは直接関係しないので、詳細な説明を省略する。
給紙部120は、給紙トレイ121、ピックアップローラ122、給紙搬送ローラ123を備え、給紙トレイ121からピックアップした用紙101を縦搬送路130に沿って上方へ送り出す。送り出された用紙101は二次転写部140で画像を転写して、定着部150に送られる。定着部150は定着ローラと加圧ローラとを備え、用紙101を定着ローラと加圧ローラとの間のニップを通過させる過程で、加熱及び加圧して、用紙101にトナーを定着させる。
定着部150の下流には、排紙搬送路160と両面搬送路170が設けられている。排紙搬送路160と両面搬送路170とは分岐爪161によって二方向に分岐され、用紙101が用紙後処理装置200側に搬送される場合と、両面搬送路170に搬送される場合とで、搬送路が選択される。なお、分岐爪161の用紙搬送方向の上流側の直近には分岐搬送ローラ162が設けられ、用紙101に搬送力を付与している。
用紙後処理装置200は、画像形成装置100の内部に配置され、画像形成装置100から搬送された画像形成済みの用紙101に所定の処理を施し、最下流に位置する排紙トレイ240(図2)に積載するものであり、詳細については後述する。
画像読み取り装置(画像読取部)300は、コンタクトガラス上にセットされた原稿を光走査して原稿面の画像(画像情報)を読み取る公知のものである。画像読み取り装置300自体の構成及び機能は公知であり、本実施形態の要旨とは直接関係しないので、詳細な説明を省略する。
大略前記のように構成された画像形成装置100では、画像読み取り装置300から読み取られた原稿データあるいは外部のPC(パーソナルコンピュータ)等から転送された印刷データに基づいて、書き込みに使用する画像データを生成する。その画像データに基づいて光書き込みユニットから各感光体ドラムに対して光書き込みが行われ、各作像ステーション111で各色毎に形成された画像が順次、中間転写ベルト112に転写される。そして、中間転写ベルト112上に、四色の画像が幾重にも重ねられたカラー画像が形成される。
一方、給紙トレイ121からは前記画像形成に応じて用紙101が送給される。用紙101は、中間転写部140の直前の図示しないレジストローラ位置で一旦停止し、中間転写ベルト112上の画像先端とタイミングを合わせて送り出され、中間転写部140で二次転写され、定着部150へと送り込まれる。
定着部150で画像が定着された用紙101は、片面印刷の場合の片面印刷後及び両面印刷の場合の両面印刷後に、分岐爪161の切り替え動作で排紙経路160側へ搬送され、両面印刷の場合の片面印刷後に両面搬送路170側へ搬送される。両面搬送路170に搬送された用紙101は、反転後、二次転写部140に送り込まれて、他側の面に画像が形成された後、排紙経路160側に返送される。排紙経路160側に搬送された用紙101は、用紙後処理装置200に搬送され、用紙後処理装置200で所定の用紙処理を施し、あるいは処理なしで排紙トレイ240(図2)に排紙される。
以下に、用紙後処理装置200について詳細に説明する。図2(a)(b)は、用紙後処理装置200の概略構成を示す図である。図2(b)は図1(b)のA−A断面図である。図3(a)〜(d)は、用紙後処理装置200の動作を示す図である。
図2(a)(b)に示すように、用紙後処理装置200は、用紙搬送方向の上流側から順に、主に以下の部材を備えて構成されている。すなわち、入口ローラ201、入口搬送路202、搬送ローラ203、パンチジョガーフェンス(整合板)204、保持手段ユニット210、スティプルトレイ(積載手段)220、基準フェンス221を備えている。さらに、スティプルジョガーフェンス(整合板)222、後端フェンス226、放出爪229、排紙トレイ240を備えている。
用紙後処理装置200の用紙受け入れ部には、画像形成装置100(図1)の排紙搬送路160から用紙101を受け入れる入口ローラ201が設けられている。さらに、受け入れた用紙101をパンチ部(パンチユニット)205まで搬送する入口搬送路202と搬送ローラ203とが設けられている。不図示の入口モータで入口ローラ201及び搬送ローラ203を回転させることで、入口搬送路202に沿って用紙101を搬送する。
また、入口搬送路202には入口センサ(図示せず)が配置されている。用紙101の先端(前端)と後端の検知、及び検知した用紙101の先端と後端の検知タイミングと入口モータ(ステッピングモータ)の駆動のステップ数により、各用紙処理を行う際のタイミングをとっている。なお、入口搬送路202に沿って設けられた入口ローラ201及び搬送ローラ203が搬送手段として機能する。
搬送ローラ203よりも下流における用紙後処理装置200の配置構成は、以下のようである。本実施形態の画像形成装置100(図1)においては、装置自体をコンパクトにするために次のようにしている。用紙101の搬送方向として、図1(a)の上面図の矢印A’のようにSEF(Short Edge Feed)すなわち短手端面搬送にて、用紙101の搬送を行っている。
このため、用紙後処理装置200としては、パンチ孔位置C、スティプル綴じ位置D等の後処理を、図1(a)の上面図に示すように用紙搬送方向と平行な端面に施す必要がある。よって、搬送ローラ203よりも下流では、用紙101の搬送方向を画像形成装置100(図1)からの用紙搬送方向に対して直角方向(図1(a)の上面図の矢印B)に切り替えて、用紙101の搬送を行う。
搬送ローラ203から排出された用紙101は、用紙101の奥側端面をパンチユニット205で支えられ、用紙101の手前側端面をスティプルトレイ220で支えられた状態で、パンチステージ206(図3(a))へ進入する。スティプルトレイ(積載手段)220は、搬入された用紙101を一時的に受け入れて積載する。
そして、用紙101の先端及び後端をパンチジョガーフェンス204(図2)で整合させ、保持手段ユニット210(図3(a))内に備えられた突き当て部材211(図2)に用紙101の後端を突き当てて位置決めする。そして、図3(b)に示すように、保持手段212を閉じて用紙101をしっかりと保持し、パンチユニット205のパンチ205aで用紙101に孔C(図1)を穿つ。用紙101にパンチ孔Cをあけた後、図3(c)に示すように、保持手段212を移動させ、保持手段ユニット210で保持している用紙101をパンチユニット205から押し出す。
そして、スティプルステージ207へ用紙束101’を上下方向に移動し、図3(d)に示すように、用紙101をスティプルステージ207へ落下させる。図3(d)において、保持手段212で掴んでいる用紙101の後端が基準フェンス221の突き当て面まで来ると、保持手段212が開く。その後、保持手段212がパンチステージ206の用紙受け入れ位置まで移動し、次の用紙101の受け入れを待つ。パンチユニット205とスティプラ208とで用紙後処理部250を構成する。
パンチ205aの孔あけを行わないモードの場合は、パンチ205aの孔あけ動作の中で、パンチユニット205によりパンチ動作を行わず、用紙101の端面をスティプルステージ207へ落下させる。用紙101の端面がパンチステージ206から落下した後は、用紙101をシフトして排紙するシフトモードと、複数の用紙101を綴じて排紙するスティプルモードとで異なるので、以下に、モード毎に各部構成を加えて説明する。
以下に、シフトモードについて説明する。シフトモードは、用紙101に対し綴じ処理を行うことなく、排紙トレイ240上にて画像形成装置100の正面(図1(b))から見て左右に所定枚数毎に用紙101を仕分けするモードである。
図4は、スティプルステージ207を示す図、図5は、スティプルステージ207のスティプルジョガーフェンス222を示す図、図6,図7は、スティプルステージ207の後端フェンス226と放出爪229との概略構成及び動作を示す図である。
図4,図5に示すように、スティプルトレイ220には、スティプルジョガーフェンス222が設けられており、スティプルトレイ220に固定されたガイド軸223(図5)がスティプルジョガーフェンス222に挿入されている。スティプルジョガーフェンス222は、タイミングベルト224(図5)を介してステッピングモータ225に連結されており、ステッピングモータ225の正逆回転駆動によって往復直線移動を行う。図4の左右の各スティプルジョガーフェンス222は各々独立した駆動が可能となっている。
用紙101は、スティプルステージ207へ落下した後、保持手段212で用紙101の奥側端面を基準フェンス221へ突き当てることにより、用紙後処理装置200(図2)での用紙搬送方向の整合を行う。用紙後処理装置200での用紙101の搬送方向と直角方向の整合は、スティプルジョガーフェンス222によって行われる。
図4,図6に示すように、後端フェンス226は、用紙搬送方向に進退するアーム227に水平な軸部228(図6)で支持されている。図7に示すように、アーム227の進退によって後端フェンス226が待機位置H1から用紙束101’の受け渡し位置(用紙受け渡し位置)P1までスティプルトレイ220上を往復運動する。
また、図4,図6に示すように、一対の放出爪駆動プーリ231,232の間に張って設けられたタイミングベルト(移動手段)233の外周において、放出爪229が外側に向けて突出するように設けられている。放出爪229は、放出爪駆動プーリ231,232の回転によってスティプルトレイ220上を排紙トレイ240の方向に直線的に移動する。図7に示すように、後端フェンス226によって受け渡し位置P1まで搬送された用紙束101’は、放出爪229に受け渡され、排紙トレイ240上に放出される。放出爪229は、用紙受け渡し位置P1以降の用紙101の搬送を後端フェンス226から受け継いで行う。排紙トレイ240は、放出爪229の搬送方向下流側に処理済みの用紙101を積載する。
所定枚数毎に用紙101を仕分けする場合は、用紙後処理装置200(図2)での用紙搬送方向と直角方向の整合位置(スティプルジョガーフェンス222の位置)を移動した分だけ、用紙101をずらして排紙トレイ240に排出する。これにより、排紙トレイ240に用紙101を積載する時に、所定枚数毎に排紙位置が交互にずれて、用紙101の仕分けが行われる。
図2に示すように、用紙後処理装置200への排紙トレイ240の取り付け部には、排紙トレイ240上に積載された用紙101を押さえるために用紙押え241が配置され、ソレノイド242のオン/オフによって用紙押え解除動作と用紙押え動作が行われる。すなわち、用紙101の搬送にあわせてソレノイド242をオンして用紙押え241の押え動作を解除し、用紙101の後端が排紙トレイ240に着いたらソレノイド242をオフして用紙押えを行う。
排紙トレイ240は、用紙搬送方向の下流側の固定トレイ部240aと上流側の可動トレイ部240bとを備え、可動トレイ240bはトレイ昇降モータ243及びカム・リンク機構244によって上下動する。可動トレイ240bは、上流側の端部が回転端となって軸部240cを介して固定トレイ240aに揺動可能に支持され、カム・リンク機構244の作動端が可動トレイ240bに連結されている。
これにより、トレイ昇降モータ243が回転し、この回転に応じて可動トレイ部240bが軸部240cを中心に揺動する。可動トレイ部240bにおいて、排紙された用紙101の枚数が一定枚数に達すると、制御部からの指令によってトレイ昇降モータ243が回転し、可動トレイ部240bの自由端を下降させる。
また、用紙押え241にはトレイ紙面センサ(図示せず)が配置され、用紙押え241が用紙押えを行っている状態で、トレイ紙面センサがオフであれば、排紙トレイ240を紙面センサがオンするまで上昇させる。紙面センサがオンしていれば、一旦、紙面センサがオフするまで排紙トレイ240を下降させ、紙面センサが再度オンするまで排紙トレイ240を上昇させることで、用紙101が積載された排紙トレイ240の高さを一定に保つようになっている。
このように、排紙トレイ240の用紙積載状態に応じて可動トレイ240bの自由端を上下させ、スティプルトレイ220の下流端部から可動トレイ部240bの用紙積載部までの距離を一定に保つ。これにより、放出爪229から排紙される用紙101と可動トレイ部240bの接触角度を一定にし、排紙トレイ240に積載される用紙101の揃え品質を安定させることができ、また、他数枚の積載が可能となる。以上の動作を繰り返すことにより、排紙トレイ240上に、仕分けされた用紙101が積載されることになる。
以下に、スティプルモードについて説明する。スティプルモードは、用紙101を排紙する際に、所定枚数毎にスティプラ208(図2)によって綴じて排紙するモードである。
スティプルモードでは、用紙101の奥側端面が保持手段212(図2)によってパンチユニット205から押し出され、保持手段ユニット210の上下動作によって用紙101の後端が基準フェンス221に突き当たるまで保持手段212が移動する。これにより、用紙後処理装置200での用紙搬送方向の整合が行われる。この整合は、用紙101を基準フェンス221に突き当てることにより、基準フェンス221を基準に行われる。
用紙101の後端の突き当てが完了すると、上記シフトモードの説明におけるスティプルトレイ220に配置されたスティプルジョガーフェンス222によって、用紙後処理装置200での用紙搬送方向と垂直な方向の用紙整合が行われる。
図4,図5で説明したように、スティプルトレイ220のスティプルジョガーフェンス222は、スティプルトレイ220に固定されたガイド軸部223に挿入され、タイミングベルト224を介してステッピングモータ225に連結されている。ステッピングモータ225の正逆回転駆動で各スティプルジョガーフェンス222を各々独立して往復直線移動させる。
また、スティプルトレイ220には、スティプルジョガーフェンス222の待機位置を検出するホームセンサ238(図5)が設けられている。スティプルジョガーフェンス222の側面に設けたフィラー222a(図5)がホームセンサの光を遮断することで、スティプルジョガーフェンス222の待機位置を検出する。
用紙束101’(図7)の綴じ処理後に、放出爪229で用紙束101’を移動させて排紙トレイ240に排紙する。用紙束101’の排紙中にソレノイド242(図2)をオンして用紙押え241を解除し、さらに排紙トレイ240を一定量下降させる。次いで、用紙束101’の後端が排紙トレイ240に着いたタイミングでソレノイド242をオフして、次の用紙101の受け入れに備える。
後端フェンス226と放出爪229の詳細な駆動部の構成・動作は、例えば前記特許文献4に記載されたものと概ね同様である。本実施形態では、図6に示すように、放出爪229はタイミングベルト233に配設され、後端フェンス226はタイミングベルト233に沿って配置されている。そして、タイミングベルト233の一方の駆動プーリ232に軸部213が固定され、軸部213の先端に設けたプーリ214がタイミングベルト215を介して中継プーリ216に繋がっている。
また、後端フェンス226はアーム227に固定され、アーム227は、水平な軸部228にスライド自在に案内されている。アーム227には縦方向のスリット227aが設けられ、スリット227aに回転車217の軸217aが縦方向スライド自在に挿入されている。回転車217は、軸部218やプーリやタイミングベルトを介して前記中継プーリ216に繋がり、後端フェンス226は、アーム227と一体に回転車217の回転動作で進退移動する。中継プーリ216は一つのモータ219で駆動される。このように、単一駆動源の駆動力によって後端フェンス226と放出爪229とを駆動する駆動手段209が設けられている。
なお、特許文献4に記載された例(図示せず)では、後端フェンスは、アームに軸で連結され、アームは複数のギアで揺動方向に駆動され、ギアは軸部とプーリとタイミングベルトを介して中継プーリに繋がっている。この点で本実施形態と相違している。図6ではタイミングベルト233と放出爪229とをそれぞれ一つずつ示しているが、実際には、図9に示すように、一本の駆動用の軸部213で二つのタイミングベルト233と二つの放出爪229とが同時に駆動される。
図6,図8に示すように、放出爪229は、台座234を介してタイミングベルト233に固定され、タイミングベルト233の回転によってスティプルトレイ220上を用紙搬送方向に移動する。この際、放出爪229は倒立姿勢をとり、用紙束101’に当って接する放出爪229の部分230a(図8)は平らで且つその先端側が用紙束101’を保持するように傾斜している。放出爪229をこのような形状にすることで、フェイスカールした用紙束101’であっても確実に押し当てて搬送することができる。
放出爪229の倒立姿勢時におけるスティプルトレイ220からの突出高さh(図8)は、用紙束101’の厚さに用紙カール寸法を加味し、さらに余裕をもった設定となっている。例えば、用紙101として普通紙を50枚搬送する用紙後処理装置であれば、放出爪229の高さhは、用紙束の厚さ:0.1mm×50枚=5mm、カール高さ:15mm、余裕:5mmを合計した25mmに設定する。この高さのまま、放出爪229がタイミングベルト233に沿って周回すると、周回軌道が大きくなって、機械(装置)が大型化してしまう。
そこで、本実施形態では、放出爪229を台座234に軸部239(図9)で支持させ、後述の姿勢切り替え手段により、放出爪229の用紙当て面230aが、台座234の取り付け面234a(図8)に対して略平行な姿勢になるまで傾倒可能な構成とする。図8に示す例では、放出爪229を鎖線で示すように傾倒させることで、スティプルトレイ220からの放出爪229の突出量が約6mm減少する。姿勢切り替え手段は、駆動手段209(図6)で駆動された放出爪229の姿勢を放出爪229の移動の途中で切り替えるものである。
図9〜図11に示すように、前記姿勢切り替え手段は、放出爪229を用紙搬送方向に移動させるタイミングベルト233に固定された台座234と、台座234に回転自在に設けられた揺動板230と、揺動板230を押すバネ部材237とを備えている。これらに加えて、揺動板230に当たって接し、揺動板230を用紙搬送時の倒立姿勢側に(倒立姿勢になる方向に)押す押し部材236(図11)を備えて、姿勢切り替え手段が構成されている。
バネ部材237は揺動板230の軸支持部230b(図9)に設置され、放出爪229を常に傾倒姿勢側に(傾倒姿勢になる方向に)押している。揺動板230には、用紙当て面230aに対して直角よりも大きな開き角度で形成された底部230c(図9)が設けられ、底部230cは、駆動プーリ231の近傍に配置された押し部材236(図10)と用紙搬送方向において同一ライン上に位置する。
図9に示すように、底部230は揺動板230の一側部において幅狭の板状に形成され、タイミングベルト233から幅方向外側にはみ出して配置されている。底部230cの突出長さは揺動板230の突出長さよりも短い。揺動板230はタイミングベルト233よりも幅広に形成され、台座234はタイミングベルト233よりも幅狭に形成されている。揺動板230の幅方向両側に一対の軸支持部230bが設けられ、一対の軸支持部230bの間に台座234が配置され、片方の軸支持部230bに底部230cが一体に設けられている。また、軸部239は台座234に水平に設けられて、一対の軸支持部230bに回転自在に嵌っている。軸部239を中心にしてバネ部材(本例では捩りコイルばね)237が揺動板230と台座234とに支持されている。
本例においてバネ部材237は、揺動板230を台座234に向けて後後方に、すなわちタイミングベルト233の回転方向とは逆方向(図9で時計回り)に押している。図9においては、底部230cが押し部材236(図10(c))に当たって接しているので、バネ部材237の押し力による揺動板230の時計回りの回転が阻止されている。揺動板230とその軸支持部230bと底部230cと、台座234と軸部239とバネ部材237とで、放出爪229が構成されている。
図4に示すように、タイミングベルト233の幅方向片側に沿って横長の押し部材236がスティプルトレイ220の上部に配設されている。図9に示す揺動板230の底部230cの下面が押し部材236の上面に接触する。図10に示すように、押し部材236の始端部236aは一方の駆動プーリ231の上側においてガイド傾斜面をなしている。押し部材236は、タイミングベルト233の上側部分233aの上面に沿って、図11に示す他方の駆動プーリ232に向けて水平に真っ直ぐに配置されている。図11に示すように、押し部材236の終端部236bは他方の駆動プーリ232の外周に沿って円弧状に屈曲され、押し部材236の終端236b’は他方の駆動プーリ232の中心軸213とほぼ同じ高さに位置している。
タイミングベルト233を駆動して放出爪229の底部230cが押し部材236(図10(b))の始端部236aに当たって接すると、放出爪229は軸支持部230bを中心として矢印Eの方向に回転する。そして、図10(a)(b)に示す傾倒姿勢から図10(c)に示す倒立姿勢に切り替わる。
すなわち、図10(a)に示す放出爪229の揺動板230はバネ部材237(図9)の力で軸部239を中心にタイミングベルト233の下側部分233bとほぼ平行に近い角度で傾倒している(倒れている)。そして、図10(b)に示すように、タイミングベルト233の回転に伴って、放出爪の底部230cの突出先端が押し部材236の始端236aに当たって接する。そして、図10(c)に示すように、揺動板230が、バネ部材237の力に抵抗しつつ、底部230cの突出先端を支点にタイミングベルト233の回転方向(反時計回り)に回転し、底部230cの下面が押し部材236の上面に接触する。揺動板230は倒立姿勢となる。
その後、図11(a)に示すように、底部230cが押し部材236の上面部に当たって接して、放出爪229が倒立姿勢を維持しながらタイミングベルト233と一体に用紙搬送方向に移動する。用紙束放出位置P2(図11(a))を通過した放出爪229は、駆動プーリ232側においてスティプルトレイ220の押し部材236による底部230cの支持を失う。それにより、図11(b)に示すようにバネ部材237の押し力によって時計回りに再び傾倒させられる。
なお、図9において、バネ部材237による揺動板230の押し方向を前方向(反時計回り)とした場合には、揺動板230の底部230cを後方向ではなく前方向に突出させ、揺動板230と底部230cとを鋭角的な角度で交差させる。そして、押し部材236(図10(c))に底部230cを接触させる。これにより、揺動板230の傾倒を防ぐ(揺動板230の倒立を維持する)。この場合は、図11(b)において揺動板230はバネ部材237の力で反時計回りに回転して倒れる。さらに図10(b)において底部230cの突出先端が押し部材236の始端236aに当たって、揺動板230がバネ部材237の力に抵抗しつつ時計回りに倒立(起立)する。
図7に示すように、用紙束101’を用紙束放出位置P2において排紙トレイ240上に放出した後、放出爪229は、可動トレイ部240bに到達する以前に、姿勢切り替え手段によって用紙搬送時の倒立姿勢から傾倒姿勢に切り替わる。それにより、放出爪229は可動トレイ部240bとの間の隙間Sを確保する(放出爪229と可動トレイ部240bとの間に隙間Sが確保される)。
可動トレイ部240bは、用紙101の積載枚数に関係なく、積載された用紙101の最上面が常に一定の高さになるようにトレイ昇降モータ243で駆動されるため、可動トレイ部240b上に用紙101が積載された状態においても、前記隙間Sは確保される。
放出爪229がスティプルトレイ220上に長い時間留まると、次のジョブの用紙受け入れに間に合わなくなる。そのため、放出爪229の移動は常に用紙搬送方向と同じとし、放出爪229は、用紙束101’の放出後に駆動プーリ232の外周に沿って速やかにスティプルトレイ220の背面部220a(図7)に退避する。その後、背面部220aに位置する放出爪待機位置H2(図7)まで放出爪229が移動して次の放出動作に備える。再び放出動作を行う場合は、放出爪229は駆動プーリ231を経てスティプルトレイ220上に戻る。
このようにして、放出爪229は放出動作の度に、タイミングベルト233を張り設けたスティプルトレイ220の外周を一周する。このため、背面部220aに配置されるスティプルジョガーフェンス222の駆動手段(図5の符号223〜225)や放出爪229の駆動手段209(図6)は、放出爪229の周回軌道を避けてレイアウトされる。
本実施形態では、放出爪229を背面部220aに到達する以前に傾倒姿勢に切り替え、傾倒姿勢のまま背面部220aを通過させることで、放出爪229の周回軌道を小さくしている。これにより、駆動手段223〜225,209のレイアウトが容易になり、用紙後処理装置200(図7)が小型化される。
図10に示すように、不図示の制御部から放出動作開始の指令を受けた放出爪229は、傾倒姿勢のまま待機位置H2(図10(a))を出発し、用紙束101’の受け渡し位置P1(図10(c))に向かう。放出爪229が駆動プーリ231を半周してスティプルトレイ220上に出現する際、放出爪229は押し部材236によって図10(a)の傾倒姿勢から図10(c)の倒立姿勢に切り替わり、用紙束101’を搬送可能な状態となる。その後、後端フェンス226(図8)によって受け渡し位置P1まで搬送された用紙束101’を放出爪229が受け取り、排紙トレイ240(図7)の上に排出する。
図1に示す画像形成部102を有する画像形成装置100から受け入れた用紙101をクロス搬送部251(図2)でクロス搬送する用紙後処理装置200において、専用の駆動手段を用いずに、姿勢切り替え可能な放出爪229を搭載している。これにより、放出爪229の駆動を必要とせず、安価であるだけでなく、画像形成装置100の省スペース化にも貢献することができる。クロス搬送とは、画像形成部102から搬送される用紙101の方向に対して直交する方向に用紙101を搬送することである。
以下に、上記実施形態に係る用紙後処理装置200及び画像形成装置100の効果を説明する。
(1)用紙101の搬送方向と平行な用紙長手端面側に、処理可能な複数の後処理機能をクロス搬送することにより、複数の後処理機能を省スペースにて配置することができる。また、放出爪229の姿勢を用紙搬送時の倒立姿勢から傾倒姿勢に切り替え可能としたことで、用紙後処理装置200の省スペース化に貢献することができる。
(2)放出爪229の倒立姿勢と傾倒姿勢の切り替えを簡単な構成で達成することができる。
(3)放出爪229を傾倒させた姿勢のままの状態で、排紙トレイ240の近傍を通過させることで、放出爪229と排紙トレイ240との間の隙間S(図7)を確保することができ、排紙トレイ240の退避動作が不要となる。これにより、放出爪229の回避を目的とした排紙トレイ240の昇降が不要となり、省電力化に貢献することができる。
(4)放出爪229を傾倒させた姿勢のままの状態で、積載手段(スティプルトレイ220)の背面部220a(図7)を通過させることで、背面部220aを通過する際の放出爪229の占有スペースを最小限に抑えることができる。
(5)放出爪229を傾倒させた姿勢の状態で、スティプラ208の近傍を通過させることで、放出爪229とスティプラ208との間の隙間を確保することができる。これにより、スティプラ208の退避動作が不要となるため、スティプラ208の退避によって生じる生産性の低下を防止することができる。
(6)放出爪229の周回動作を省スペースで行うことで、小型で安価な画像形成装置100を提供することができる。
100 画像形成装置
101 用紙
102 画像形成部
120 給紙部
200 用紙後処理装置
209 駆動手段
220 スティプルトレイ(積載手段)
220a 背面部
226 後端フェンス
229 放出爪
230 揺動板
233 タイミングベルト(移動手段)
234 台座
236 押し部材
237 バネ部材
240 排紙トレイ
250 用紙後処理部
251 クロス搬送部
300 画像読取部
P1 用紙受け渡し位置
特開2008−156073号公報 特開2007−39169号公報 特許第4199203号公報 特開2008−156074号公報

Claims (6)

  1. 搬入された用紙を一時的に受け入れて積載する積載手段と、
    前記積載手段に積載された複数の用紙の後端に当たって接し、用紙受け渡し位置まで用紙を搬送する後端フェンスと、
    前記用紙受け渡し位置以降の用紙の搬送を前記後端フェンスから受け継いで行う放出爪と、
    前記後端フェンスと前記放出爪とを駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段で駆動された前記放出爪の姿勢を前記放出爪の移動の途中で切り替える姿勢切り替え手段と、を備えることを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記姿勢切り替え手段は、前記放出爪を用紙搬送方向に移動させる移動手段に固定された台座と、前記台座に回転自在に設けられた揺動板と、前記揺動板を傾倒姿勢になる方向に押すバネ部材と、前記揺動板に当たって接し、前記揺動板を用紙搬送時に倒立姿勢になるように押す押し部材と、で構成されることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  3. 前記放出爪の搬送方向下流側に後処理済みの用紙を積載する排紙トレイを備え、前記放出爪は、用紙を前記排紙トレイに排出した後、倒立姿勢から傾倒姿勢に切り替わることを特徴とする請求項1又は2記載の用紙後処理装置。
  4. 前記放出爪は、前記積載手段の背面部において傾倒姿勢を維持することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の用紙後処理装置。
  5. 前記放出爪は、前記用紙受け渡し位置よりも上流において傾倒姿勢から倒立姿勢に切り替わることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の用紙後処理装置。
  6. 画像情報を読み取る画像読取部と、用紙の供給を行う給紙部と、前記給紙部から搬送された用紙に画像形成処理を行う画像形成部と、を備える画像形成装置において、
    前記画像読取部と前記画像形成部との間に配置され、前記画像形成部で画像形成された用紙の搬送方向に対して平行な方向に用紙の後処理を行う用紙後処理部と、
    前記用紙後処理部で後処理された用紙を、前記画像形成部から搬送される用紙の方向に対して直交する方向に搬送するクロス搬送部と、
    前記クロス搬送部に搬入された用紙を一時的に受け入れて積載する積載手段と、
    前記積載手段に積載された複数の用紙の後端に当たって接し、用紙受け渡し位置まで用紙を搬送する後端フェンスと、
    前記用紙受け渡し位置以降の用紙の搬送を前記後端フェンスから受け継いで行う放出爪と、
    前記後端フェンスと前記放出爪とを駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段で駆動された前記放出爪の姿勢を前記放出爪の移動の途中で切り替える姿勢切り替え手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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