JP2014148847A - コンクリート構造物補修方法、コンクリート構造物補修構造、及びコンクリート構造物補修システム - Google Patents

コンクリート構造物補修方法、コンクリート構造物補修構造、及びコンクリート構造物補修システム Download PDF

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Abstract

【課題】 コンクリート構造物の充填不良箇所をはつり取ることなく、補修することが可能なコンクリート構造物補修システム、コンクリート構造物補修方法及びコンクリート構造物補修構造を提供する。
【解決手段】 コンクリート構造物補修方法は、コンクリート構造物表面の状態に不具合があるが否かを判定する工程と、コンクリート構造物表面の状態に不具合がある場合、コンクリート構造物内の鉄筋位置を把握し、コンクリート構造物内の状態を確認する確認孔の削孔位置を鉄筋位置と交差しないように決定する工程と、コンクリート構造物に確認孔を削孔する工程と、コンクリート構造物の補修範囲を確定する工程と、コンクリート構造物の補修範囲の空隙を把握する工程と、確認孔から、注入孔と排出孔を決めて、充填材を注入する工程と、確認孔とは異なる検査孔を削孔する工程と、検査孔内に充填不良箇所又は空隙が存在するか否かを判定する工程と、検査孔内に充填不良箇所又は空隙が存在しない場合、検査孔を後埋めする工程と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート構造物のコンクリート充填不良箇所を補修するコンクリート構造物補修システム、コンクリート構造物補修方法及びコンクリート構造物補修構造に関する。
従来、不良箇所に補修材を浸透させてコンクリート構造物を補修するものが特許文献1に開示されている。
特開2010−84354号公報
従来のコンクリート構造物を補修する方法は、コンクリートの充填不良箇所を完全にはつり取り、健全な部分を確認した後、モルタル等で補修するものである。このような補修方法では、健全部と修復部とに境界面ができるため、将来的に該境界面で剥離が生じるおそれがあり、再度補修しなければならない場合がある。
本発明の目的は、このような問題点を解決するためになされたものであり、コンクリート構造物の充填不良箇所をはつり取ることなく、補修することが可能なコンクリート構造物補修システム、コンクリート構造物補修方法及びコンクリート構造物補修構造を提供することである。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修方法は、コンクリート構造物表面の状態に不具合があるが否かを判定する工程と、前記コンクリート構造物表面の状態に不具合がある場合、前記コンクリート構造物内の鉄筋位置を把握し、前記コンクリート構造物内の状態を確認する確認孔の削孔位置を前記鉄筋位置と交差しないように決定する工程と、前記コンクリート構造物に前記確認孔を削孔する工程と、前記コンクリート構造物の補修範囲を確定する工程と、前記コンクリート構造物の補修範囲の空隙を把握する工程と、前記確認孔から、注入孔と排出孔を決めて、前記充填材を注入する工程と、前記確認孔とは異なる検査孔を、削孔する工程と、前記検査孔内に充填不良箇所又は空隙が存在するか否かを判定する工程と、前記検査孔内に充填不良箇所又は空隙が存在しない場合、前記検査孔を後埋めする工程と、を有することを特徴とする。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修方法では、前記コンクリート構造物に前記確認孔を削孔する工程は、前記コンクリート構造物表面の状態に不具合がある箇所に第1確認孔を削孔する工程と、前記第1確認孔を清掃し、前記第1確認孔の内部を確認する工程と、前記第1確認孔の内部先端に充填不良箇所又は空隙がなかった場合に、前記第1確認孔の周囲に少なくとも2つの第2確認孔を削孔する工程と、前記第2確認孔を清掃し、前記第2確認孔の内部を確認する工程と、を有することを特徴とする。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修方法は、前記コンクリート構造物表面の状態に不具合があるが否かを判定する工程で前記コンクリート構造物表面に不具合がある場合、前記コンクリート構造物表面にシール材を塗布する工程を有することを特徴とする。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修構造は、コンクリート構造物の表面の不良箇所に削孔された第1確認孔に充填材が充填された第1孔充填部と、前記第1確認孔の周囲に少なくとも2つ削孔された第2確認孔に充填材が充填された第2孔充填部と、前記第1確認孔及び前記第2確認孔を充填した後、前記第1確認孔及び前記第2確認孔とは異なる位置に削孔された検査孔に充填材が充填された検査孔充填部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修システムは、コンクリート構造物の表面の状態を確認する表面確認部と、前記コンクリート構造物の内部の鉄筋を探査する鉄筋探査部と、前記コンクリート構造物の表面の不良箇所に確認孔を前記鉄筋位置と交差しないように削孔する第1削孔部と、前記確認孔とは異なる検査孔を削孔する第2削孔部と、前記確認孔及び前記検査孔内の状態を確認する孔内確認部と、前記確認孔及び前記検査孔に充填材を注入する充填材注入部と、前記表面確認部及び前記鉄筋探査部からの信号を受信して前記確認孔及び前記検査孔の位置を決定し、前記孔内確認部からの信号を受信して前記コンクリート構造物の補修範囲の空隙を把握し、前記充填材注入部が注入する前記充填材の量を管理する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修方法は、コンクリート構造物表面の状態に不具合があるが否かを判定する工程と、前記コンクリート構造物表面の状態に不具合がある場合、前記コンクリート構造物内の鉄筋位置を把握し、前記コンクリート構造物内の状態を確認する確認孔の削孔位置を前記鉄筋位置と交差しないように決定する工程と、前記コンクリート構造物に前記確認孔を削孔する工程と、前記コンクリート構造物の補修範囲を確定する工程と、前記コンクリート構造物の補修範囲の空隙を把握する工程と、前記確認孔から、注入孔と排出孔を決めて、前記充填材を注入する工程と、前記確認孔とは異なる検査孔を、削孔する工程と、前記検査孔内に充填不良箇所又は空隙が存在するか否かを判定する工程と、前記検査孔内に充填不良箇所又は空隙が存在しない場合、前記検査孔を後埋めする工程と、を有するので、コンクリート構造物の充填不良箇所をはつり取ることなく、補修することが可能となる。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修方法では、前記コンクリート構造物に前記確認孔を削孔する工程は、前記コンクリート構造物表面の状態に不具合がある箇所に第1確認孔を削孔する工程と、前記第1確認孔を清掃し、前記第1確認孔の内部を確認する工程と、前記第1確認孔の内部先端に充填不良箇所又は空隙がなかった場合に、前記第1確認孔の周囲に少なくとも2つの第2確認孔を削孔する工程と、前記第2確認孔を清掃し、前記第2確認孔の内部を確認する工程と、を有するので、充填不良箇所又は空隙を的確に確認することが可能となる。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修方法は、前記コンクリート構造物表面の状態に不具合があるが否かを判定する工程で前記コンクリート構造物表面に不具合がある場合、前記コンクリート構造物表面にシール材を塗布する工程を有するので、後の充填材を充填する工程で、充填材が充填不良箇所又は空隙から漏れることを抑えることが可能となる。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修構造は、コンクリート構造物の表面の不良箇所に削孔された第1確認孔に充填材が充填された第1孔充填部と、前記第1確認孔の周囲に少なくとも2つ削孔された第2確認孔に充填材が充填された第2孔充填部と、前記第1確認孔及び前記第2確認孔を充填した後、前記第1確認孔及び前記第2確認孔とは異なる位置に削孔された検査孔に充填材が充填された検査孔充填部と、を備えるので、コンクリート構造物の充填不良箇所をはつり取ることなく、補修することが可能となる。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修システムは、コンクリート構造物の表面の状態を確認する表面確認部と、前記コンクリート構造物の内部の鉄筋を探査する鉄筋探査部と、前記コンクリート構造物の表面の不良箇所に確認孔を前記鉄筋位置と交差しないように削孔する第1削孔部と、前記確認孔とは異なる検査孔を、削孔する第2削孔部と、前記確認孔及び前記検査孔内の状態を確認する孔内確認部と、前記確認孔及び前記検査孔に充填材を注入する充填材注入部と、前記表面確認部及び前記鉄筋探査部からの信号を受信して前記確認孔及び前記検査孔の位置を決定し、前記孔内確認部からの信号を受信して前記コンクリート構造物の補修範囲の空隙を把握し、前記充填材注入部が注入する前記充填材の量を管理する制御部と、を備えるので、コンクリート構造物の充填不良箇所をはつり取ることなく、自動で補修することが可能となる。
本実施形態のコンクリート構造物補修方法のフローチャートを示す図である。 シール材を塗布したコンクリート構造物の断面図である。 シール材を塗布したコンクリート構造物の表面を示す図である。 サブルーチンである確認孔削孔工程のフローチャートを示す図である。 削孔したコンクリート構造物の断面を示す図である。 削孔したコンクリート構造物の表面を示す図である。 コンクリート構造物補修構造を示す断面図である。 コンクリート構造物補修構造を示す正面図である。 本実施形態のコンクリート構造物補修システム100を示す図である。
本実施形態の橋脚補強構造について、以下説明する。
図1は、本実施形態のコンクリート構造物補修方法のフローチャートを示す図である。
まず、ステップ1で、コンクリート構造物表面の状態を確認する(ST1)。例えば、コンクリート表面をカメラによって撮影することにより確認すればよい。また、コンクリート表面に接触して状態を検出する部材、例えばハンマー等でコンクリート表面を叩くことによって発生する音を取得して確認してもよい。コンクリート表面に接触して状態を検出すると、表面だけでなく表面より内側の状態を認識できる場合があるので、好ましい。
次に、ステップ2で、コンクリート構造物表面の状態に不具合があるが否かを判定する(ST2)。コンクリート構造物表面に空隙等の不具合がない場合、ステップ4に進む。
コンクリート構造物表面に空隙等の不具合がある場合、ステップ3で、コンクリート表面にシール材を塗布する(ST3)。
図2は、シール材を塗布したコンクリート構造物の断面図である。図3は、シール材を塗布したコンクリート構造物の表面を示す図である。
図2及び図3に示すように、コンクリート構造物Cの表面に充填不良箇所C1又は空隙C2等が存在する場合、コンクリート構造物Cの表面に、刷毛又はローラー等により、シール材Sを塗布する。シール材は、充填不良箇所C1又は空隙C2の表面領域より縦横5〜100mm程度大きく塗布することが好ましい。
コンクリート構造物Cの表面にシール材Sを塗布することによって、後の充填材を充填する工程で、充填材が充填不良箇所C1又は空隙C2から漏れることを抑えることが可能となる。
次に、ステップ4で、コンクリート構造物C内の鉄筋位置を把握し、削孔位置を決定する(ST4)。
鉄筋位置の把握は、あらかじめ設計図等で確認してもよい。なお、金属探知センサ等で実際に確認することが好ましい。
次に、ステップ5で、コンクリート構造物Cを削孔するサブルーチンを実行する(ST5)。
図4は、サブルーチンである確認孔削孔工程のフローチャートを示す図である。図5は、削孔したコンクリート構造物の断面を示す図である。図6は、削孔したコンクリート構造物の表面を示す図である。
削孔工程は、まず、図5に示すように、コンクリート構造物Cの表面に充填不良箇所C1が存在する場合、図6に示すように、充填不良箇所C1の中央付近に、第1削孔部としてのドリル等により第1確認孔H1を削孔し、内部を清掃し、確認する(ST51)。
第1確認孔H1の削孔は、ドリル等によって行えばよい。第1確認孔H1の内部の清掃は、削り粉を擦り取ったり、エアを吹き付けて飛ばしたり、吸い取ったりすればよい。第1確認孔H1の確認は、内部を小型カメラ等により撮影するとよい。
次に、ステップ52で、第1確認孔H1の内部の先端に充填不良箇所C1又は空隙C2が存在するか否かを判定する(ST52)。
ステップ52において、第1確認孔H1の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認された場合、ステップ51に戻り、さらに奥まで削孔し、内部を清掃し、確認する。
ステップ52において、第1確認孔H1の内部の先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認されなくなった場合、第1確認孔H1の削孔を終了し、ステップ53へ進む。
このように、削孔することによって、図5に示すように、充填不良箇所C1の奥行き先端δ1又は空隙C2の奥行き先端δ2より奥行きの深い第1確認孔H1を形成することが可能となる。
続いて、ステップ53で、コンクリート構造物Cの表面の充填不良箇所C1の外縁であって、健全部Cgと思われる箇所に、1回目の第2確認孔H2を削孔し、内部を清掃し、確認する(ST53)。第2確認孔H2は、第1確認孔H1を略中心として少なくとも2つ、複数の場所を削孔するのが好ましい。
次に、ステップ54で、第2確認孔H2の内部の先端に充填不良箇所C1又は空隙C2が存在するか否かを判定する(ST54)。
ステップ54において、第2確認孔H2の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認されなかった場合、削孔工程を終了し、メインルーチンに戻る。
ステップ54において、第2確認孔H2の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認された場合、ステップ55で、第2確認孔H2の先端をさらに奥まで再削孔し、内部を清掃し、確認する(ST53)。
次に、ステップ56で、第2確認孔H2の内部の先端に充填不良箇所C1又は空隙C2が存在するか否かを判定する(ST56)。
ステップ56において、第2確認孔H2の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認された場合、ステップ55に戻り、第2確認孔H2の先端をさらに奥まで再削孔し、内部を清掃し、確認する。
ステップ56において、第2確認孔H2の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認されなかった場合、ステップ57に進む。
第2確認孔H2は、図6に示すように、あらかじめ健全部Cgと思われる箇所に削孔されているので、充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認されない場合が多い。
しかしながら、ステップ53の1回目の第2確認孔H2の削孔で、第2確認孔H2に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認された場合、第1確認孔H1を中心として第2確認孔H2の外側にも充填不良箇所C1又は空隙C2が存在する可能性がある。
そこで、ステップ54において、1回目の削孔で第2確認孔H2の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認され、ステップ56において、第2確認孔H2の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認されなかった場合、ステップ57で、第2確認孔H2のさらに外側に、第3確認孔H3を削孔し、内部を清掃し、確認する(ST57)。
確認後、ステップ58で、第3確認孔H3の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2が存在するか否かを判定する(ST58)。
ステップ58において、第3確認孔H3の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認された場合、ステップ57に戻り、さらに奥に削孔する。
ステップ58において、第3確認孔H3の内部先端に充填不良箇所C1又は空隙C2の存在が確認されなくなった場合、第3確認孔H3の削孔を終了し、メインルーチンに戻る。
このように、削孔することによって、図6に示すように、充填不良箇所C1又は空隙C2の領域外側の健全部Cgに第3確認孔H3を形成することが可能となる。なお、第3確認孔H3に充填不良箇所C1又は空隙C2が存在する場合、第4確認孔H4を第3確認孔H3の外側に削孔していく。また、各確認孔は、例えば、少なくとも50mmの間隔を有し、直径10mm、深さ100mm程度から開始し、充填不良箇所の奥行き以上とする。
図7は、コンクリート構造物補修構造を示す断面図である。図8は、コンクリート構造物補修構造を示す正面図である。
サブルーチンの削孔工程からメインルーチンに戻ると、ステップ6で、補修範囲を確定する(ST6)。補修範囲は、少なくとも削孔工程で削孔した第1確認孔H1〜第3確認孔H3が全て含まれるように確定する。
続いて、ステップ7で、補修範囲の空隙を把握し、充填材の量を管理する(ST7)。空隙の把握は、まず、コアドリル等により充填不良箇所から小さいコアを抜き、コアの体積と質量から空隙率を求めることができる。この場合、求めた空隙率から充填不良箇所に必要な充填材の量を算出することもできる。
次に、ステップ8で、削孔した第1確認孔H1〜第3確認孔H3から、注入孔と排出孔を決めて、充填材を注入する(ST8)。注入孔には注入器をセットし、排出孔には健全と充填不良箇所の境界面内側(充填不良側)に10mm程度までチューブを挿入する。注入器により一定圧(0.1〜0.3MPa程度の低圧)で充填材を注入する。なお、別途、注入孔、排出孔を設けてもよい。
次に、ステップ9で、排出孔から充填材が排出されたか否かを判定する(ST9)。ステップ9において、排出孔から充填材が排出されていない場合、ステップ8に戻り、該排出孔を埋め戻し、別途、排出孔(必要により注入孔)を設けて、さらに充填材を注入する。充填材が充填された第1確認孔H1は、第1孔充填部H1’を形成し、充填材が充填された第2確認孔H2は、第2孔充填部H2’を形成し、充填材が充填された第2確認孔H2は、第2孔充填部H2’をそれぞれ形成する。
ステップ9において、排出孔から充填材が排出された場合、ステップ10で、第1確認孔H1〜第3確認孔H3とは異なる検査孔Hcを、第2削孔部としてのドリル等で数カ所削孔し、検査孔Hc内をブラシ又はエア等で清掃する(ST10)。
続いて、ステップ11で、検査孔内を小型カメラ等で確認する(ST11)。
次に、ステップ12で、検査孔Hc内に充填不良箇所C1又は空隙C2が存在するか否かを判定する(ST12)。ステップ12において、検査孔Hc内に充填不良箇所C1又は空隙C2が存在する場合、ステップ8に戻り、充填材を充填する。充填材が充填された検査孔Hcは、検査孔充填部Hc’を形成する。
ステップ12において、検査孔Hc内に充填不良箇所C1又は空隙C2が存在しない場合、ステップ13で、検査孔Hcを後埋めする(ST13)。続いて、ステップ14で、コンクリート構造物Cの表面を表面仕上げして終了する(ST14)。表面仕上げは、仕上げ材を塗布すればよい。なお、外観を考慮しない場合には、表面仕上げをする必要はない。
このようなコンクリート構造物補修方法で補修されたコンクリート構造物の補修構造は、図7及び図8に示すように、コンクリート構造物の表面の不良箇所に削孔された第1確認孔H1に充填材が充填された第1孔充填部H1’、第1確認孔H1の周囲に少なくとも2つ削孔された第2確認孔H2に充填材が充填された第2孔充填部H2’、及び第1確認孔H1及び第2確認孔H2を充填した後、第1確認孔H1及び第2確認孔H2とは異なる位置に削孔された検査孔Hcに充填材が充填された検査孔充填部Hc’、を備える。
また、コンクリート構造物の補修構造は、コンクリート構造物の表面の不良箇所に塗布したシール材Sを備えてもよい。さらに、コンクリート構造物の表面の不良箇所に塗布した仕上げ材を備えてもよい。
なお、このようなコンクリート構造物を補修する方法は、通常、作業者によって行われるが、コンクリート構造物補修システムを構築して自動で行ってもよい。
図9は、コンクリート構造物補修システムのブロック図である。
本実施形態のコンクリート構造物補修システム100は、制御部1と、表面確認部11と、異音検知部12と、鉄筋探査部13と、孔内確認部14と、第1削孔部21と、表面清掃部22と、孔内清掃部23と、第2削孔部24と、充填材注入部25と、を含む。
表面確認部11は、例えば、コンクリート表面を撮影するカメラ又はコンクリート表面に接触して状態を検出するものであり、コンクリート表面の画像又はコンクリート表面の状態を表す信号を制御部1に送信する。表面確認部11は、図1におけるステップ1に対応する作業を行うことが好ましい。
異音検知部12は、ハンマー等でコンクリート表面を叩くことによって発生する音の波長等を検知するものであり、発生する音を表す信号を制御部1に送信する。異音検知部12は、図1におけるステップ1に対応する作業を行うことが好ましい。
鉄筋探査部13は、コンクリート構造物内の鉄筋を探査するものであり、コンクリート構造物内の鉄筋の位置を表す信号を制御部1に送信する。鉄筋探査部13は、図1におけるステップ4に対応する作業を行うことが好ましい。
孔内確認部14は、削孔した孔内を撮影するカメラ又は削孔した孔の表面に接触して状態を検出するものであり、削孔した孔内の画像又は削孔した孔内の状態を表す信号を制御部1に送信する。孔内確認部14は、図1におけるステップ5、ステップ9、及びステップ11に対応する作業を行うことが好ましい。
第1削孔部21は、制御部1から送信された信号により、コンクリート構造物の所定の位置を削孔するドリル及びドリルを駆動させるモータ等を含むことが好ましい。第1削孔部21は、図1におけるステップ5に対応する作業を行うことが好ましい。
表面清掃部22は、制御部1から送信された信号により、コンクリート構造物の表面を清掃するブラシ及びブラシを駆動させるモータ、又はエア噴射器等を含むことが好ましい。表面清掃部22は、図1におけるステップ3、ステップ5及びステップ14に対応する作業を行うことが好ましい。
孔内清掃部23は、制御部1から送信された信号により、第1削孔部21が削孔したコンクリート構造物の孔内を清掃するブラシ及びブラシを駆動させるモータ、又はエア噴射器等を含むことが好ましい。孔内清掃部23は、図1におけるステップ5及びステップ10に対応する作業を行うことが好ましい。
第2削孔部24は、制御部1から送信された信号により、コンクリート構造物の所定の位置を削孔するドリル及びドリルを駆動させるモータ等を含むことが好ましい。第2削孔部24は、図1におけるステップ10に対応する作業を行うことが好ましい。
充填材注入部25は、制御部1から送信された信号によりノズル等からコンクリート構造物に充填材を注入するポンプ等を含むことが好ましい。また、充填材注入部25は、充填材を貯蔵するタンク等を含んでもよい。充填材注入部25は、図1におけるステップ8及びステップ13に対応する作業を行うことが好ましい。
コアドリル部26は、制御部1から送信された信号により、コンクリート構造物の所定の位置を削孔し、コアを抜くことが好ましい。コアドリル部26は、図1におけるステップ7に対応する作業を行うことが好ましい。
制御部1は、表面確認部11、異音検知部12、鉄筋探査部13、及び孔内確認部14から信号を受信し、第1削孔部21、表面清掃部22、孔内清掃部23、第2削孔部24、及び充填材注入部25の作業を制御する。制御部1は、図におけるステップ2、ステップ6,ステップ7、ステップ9、ステップ12等に対応する作業を行うことが好ましい。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修方法は、コンクリート構造物C表面の状態に不具合があるが否かを判定する工程と、コンクリート構造物C表面の状態に不具合がある場合、コンクリート構造物C内の鉄筋位置を把握し、コンクリート構造物C内の状態を確認する確認孔Hの削孔位置を鉄筋位置と交差しないように決定する工程と、コンクリート構造物Cに確認孔Hを削孔する工程と、コンクリート構造物Cの補修範囲を確定する工程と、コンクリート構造物Cの補修範囲の空隙を把握し、充填材の量を管理する工程と、確認孔Hから、注入孔と排出孔を決めて、充填材を注入する工程と、確認孔Hとは異なる検査孔Hcを、削孔する工程と、検査孔Hc内に充填不良箇所又は空隙が存在するか否かを判定する工程と、検査孔Hc内に充填不良箇所又は空隙が存在しない場合、検査孔Hcを後埋めする工程と、を有するので、コンクリート構造物Cの充填不良箇所をはつり取ることなく、補修することが可能となる。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修方法では、コンクリート構造物Cに確認孔Hを削孔する工程は、コンクリート構造物C表面の状態に不具合がある箇所に第1確認孔H1を削孔する工程と、第1確認孔H1を清掃し、第1確認孔H1の内部を確認する工程と、第1確認孔H1の内部先端に充填不良箇所又は空隙がなかった場合に、第1確認孔H1の周囲に少なくとも2つの第2確認孔H2を削孔する工程と、第2確認孔H2を清掃し、第2確認孔H2の内部を確認する工程と、を有するので、充填不良箇所又は空隙を的確に確認することが可能となる。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修方法は、コンクリート構造物C表面の状態に不具合があるが否かを判定する工程でコンクリート構造物C表面に不具合がある場合、コンクリート構造物C表面にシール材Sを塗布する工程を有するので、後の充填材を充填する工程で、充填材が充填不良箇所又は空隙から漏れることを抑えることが可能となる。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修構造は、コンクリート構造物Cの表面の不良箇所に削孔された第1確認孔H1に充填材が充填された第1孔充填部H1’と、第1確認孔H1の周囲に少なくとも2つ削孔された第2確認孔H2に充填材が充填された第2孔充填部H2’と、第1確認孔H1及び第2確認孔H2を充填した後、第1確認孔H1及び第2確認孔H2とは異なる位置に削孔された検査孔Hcに充填材が充填された検査孔充填部Hc’と、を備えるので、コンクリート構造物Cの充填不良箇所をはつり取ることなく、補修することが可能となる。
本発明に係る一実施形態のコンクリート構造物補修システム100は、コンクリート構造物Cの表面の状態を確認する表面確認部11と、コンクリート構造物Cの内部の鉄筋を探査する鉄筋探査部13と、コンクリート構造物Cの表面の不良箇所に確認孔Hを鉄筋位置と交差しないように削孔する第1削孔部21と、確認孔Hとは異なる検査孔Hcを削孔する第2削孔部24と、確認孔H及び検査孔Hc内の状態を確認する孔内確認部14と、確認孔H及び検査孔Hcに充填材を注入する充填材注入部25と、表面確認部11及び鉄筋探査部13からの信号を受信して確認孔H及び検査孔Hcの位置を決定し、孔内確認部14からの信号を受信してコンクリート構造物Cの補修範囲の空隙を把握し、充填材注入部25が注入する充填材の量を管理する制御部1と、を備えるので、コンクリート構造物Cの充填不良箇所をはつり取ることなく、自動で補修することが可能となる。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…制御部
11…表面確認部
12…異音検知部
13…鉄筋探査部
14…孔内確認部
21…第1削孔部
22…表面清掃部
23…孔内清掃部
24…第2削孔部
25…充填材注入部
26…コアドリル部
100…コンクリート構造物補修システム

Claims (5)

  1. コンクリート構造物表面の状態に不具合があるが否かを判定する工程と、
    前記コンクリート構造物表面の状態に不具合がある場合、前記コンクリート構造物内の鉄筋位置を把握し、前記コンクリート構造物内の状態を確認する確認孔の削孔位置を前記鉄筋位置と交差しないように決定する工程と、
    前記コンクリート構造物に前記確認孔を削孔する工程と、
    前記コンクリート構造物の補修範囲を確定する工程と、
    前記コンクリート構造物の補修範囲の空隙を把握する工程と、
    前記確認孔から、注入孔と排出孔を決めて、前記充填材を注入する工程と、
    前記確認孔とは異なる検査孔を削孔する工程と、
    前記検査孔内に充填不良箇所又は空隙が存在するか否かを判定する工程と、
    前記検査孔内に充填不良箇所又は空隙が存在しない場合、前記検査孔を後埋めする工程と、
    を有する
    ことを特徴とするコンクリート構造物補修方法。
  2. 前記コンクリート構造物に前記確認孔を削孔する工程は、
    前記コンクリート構造物表面の状態に不具合がある箇所に第1確認孔を削孔する工程と、
    前記第1確認孔を清掃し、前記第1確認孔の内部を確認する工程と、
    前記第1確認孔の内部先端に充填不良箇所又は空隙がなかった場合に、前記第1確認孔の周囲に少なくとも2つの第2確認孔を削孔する工程と、
    前記第2確認孔を清掃し、前記第2確認孔の内部を確認する工程と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物補修方法。
  3. 前記コンクリート構造物表面の状態に不具合があるが否かを判定する工程で前記コンクリート構造物表面に不具合がある場合、前記コンクリート構造物表面にシール材を塗布する工程を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート構造物補修方法。
  4. コンクリート構造物の表面の不良箇所に削孔された第1確認孔に充填材が充填された第1孔充填部と、
    前記第1確認孔の周囲に少なくとも2つ削孔された第2確認孔に充填材が充填された第2孔充填部と、
    前記第1確認孔及び前記第2確認孔を充填した後、前記第1確認孔及び前記第2確認孔とは異なる位置に削孔された検査孔に充填材が充填された検査孔充填部と、
    を備える
    ことを特徴とするコンクリート構造物補修構造。
  5. コンクリート構造物の表面の状態を確認する表面確認部と、
    前記コンクリート構造物の内部の鉄筋を探査する鉄筋探査部と、
    前記コンクリート構造物の表面の不良箇所に確認孔を前記鉄筋位置と交差しないように削孔する第1削孔部と、
    前記確認孔とは異なる検査孔を削孔する第2削孔部と、
    前記確認孔及び前記検査孔内の状態を確認する孔内確認部と、
    前記確認孔及び前記検査孔に充填材を注入する充填材注入部と、
    前記表面確認部及び前記鉄筋探査部からの信号を受信して前記確認孔及び前記検査孔の位置を決定し、前記孔内確認部からの信号を受信して前記コンクリート構造物の補修範囲の空隙を把握し、前記充填材注入部が注入する前記充填材の量を管理する制御部と、
    を備える
    ことを特徴とするコンクリート構造物補修システム。
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