JP2014148428A - 長期高強度発現性及び高ひび割れ抵抗性を有する低炭素型3成分混合系結合材及び当該結合材を用いたコンクリート - Google Patents

長期高強度発現性及び高ひび割れ抵抗性を有する低炭素型3成分混合系結合材及び当該結合材を用いたコンクリート Download PDF

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Abstract

【課題】CO削減のために、ポルトランドセメントに高炉スラグとフライアッシュとを配合するとともに、長期強度発現性に優れ、また高い乾燥収縮ひび割れ抵抗性を有する、ポルトランドセメントに高炉スラグとフライアッシュとを配合した低炭素型3成分系結合材及び当該結合材を用いたコンクリートを提供する。
【解決手段】本発明の低炭素型3成分混合系結合材は、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの3成分からなる結合材であって、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合割合が、質量比で60±5%、20±5%、20±5%である。
【選択図】図11

Description

本発明は、長期高強度発現性及び高ひび割れ抵抗性を有する低炭素型3成分混合系結合材及び当該結合材を用いたコンクリートに関し、特に、長期の高強度発現性と高いひび割れ抵抗性を有する、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ微粉末及びフライアッシュの3成分混合系結合材及び当該結合材を用いたコンクリートに関する。
近年、世界レベルおよび日本レベルで温室効果ガスの削減目標が設定され、あらゆる分野で環境に対する配慮の重要性がますます増大している。
我が国では、短期目標として、温室効果ガス全体の基準排出量を1990年比6%削減することを目標としている。
また、中期目標として2020年までに25%以上の削減を、長期目標として2050年までに50%以上の削減を目標に掲げている。
上記の削減目標に対して、あらゆる産業が低炭素技術開発に向けて活発に取り組んでいるなか、建設セクター・コンクリートセクターにおいても温室効果ガスの削減に取組む必要がある。
コンクリートの材料の中で最もCOを排出する材料はセメントである。
従って、セメントの製造においてCOを削減することが、温室効果ガスの削減に最も効果的である。
そのため、コンクリート単位体積あたりのセメント量を減らすことがCOを削減させる1つの有効な手段となる。その代表的な例が、高炉スラグ微粉末(以下、「高炉スラグ」と略記する)及び/又はフライアッシュをセメントに混合させた高炉セメントやフライアッシュセメント等からなる混合セメントである。
一方、セメントを製造する方法として、特開2012−240856号公報(特許文献1)には、 焼成後のクリンカーが、ボーグ式により算出されたCAおよびCAFの合計量が22%以上、CS量が60%以上(好ましくは70%以上)、鉄率(I.M.)が1.3以下(好ましくは1.0〜1.3)、かつTiOが0.5wt%以上(好ましくは0.8〜1.5wt%)となるように原料を調整し、これを焼成するセメントクリンカーを用いることで、モルタル圧縮強度などの強度性も良好で、かつ適度な凝結時間を有するセメント組成物が開示されており、必要に応じて高炉スラグやフライアッシュ等の混和材を添加することが記載されている。
また、特開2001−354458号公報(特許文献2)には、強度や流動性等の特性を損なうことなく、セメントに対するフライアッシュ混入率を高める、FAセメントの製造方法として、フライアッシュとして、球形粒子のフライアッシュとフライアッシュの粉砕物とを重量比7:3〜3:7の割合で用い、セメント75重量%と粗粒FA25重量%の混合セメントが開示されている。
しかしながら、従来のフライアッシュや高炉スラグを用いたコンクリートは、低炭素化を図ることを目的として高炉スラグやフライアッシュを添加配合しつつ、強度等の特性を保持するように設計されたものではない。
また、フライアッシュや高炉スラグを用いたコンクリートの乾燥収縮ひび割れ抵抗性は、ポルトランドセメント単体を使用したコンクリートと比較して、やや低下するとも指摘されている。
更にフライアッシュや高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートは、初期材齢において強度発現が緩慢であり、ポルトランドセメント単体を使用したコンクリートと比較して、養生期間を延長する必要があり、工期が長くなる傾向にあった。
従って、フライアッシュや高炉スラグを混合した低炭素型混合セメントには、長期強度発現性だけでなく、短期強度発現性を備えることが期待されている。さらに、その低炭素型混合セメントは乾燥収縮ひび割れ抵抗性を兼備えるのがより望ましい。
特開2012−240856号公報 特開2001−354458号公報
本発明の目的は、上記課題を解決し、CO削減のために、ポルトランドセメントに高炉スラグとフライアッシュとを配合するとともに、長期強度発現性に優れ、また高い乾燥収縮ひび割れ抵抗性を有する、ポルトランドセメントに高炉スラグとフライアッシュとを配合した低炭素型3成分系結合材及び当該結合材を用いたコンクリートを提供することである。
本発明は、ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合質量割合の最適化を図り、ポルトランドセメントの種類を限定することで、長期強度発現性に優れ、また高い乾燥収縮ひび割れ抵抗性を有することを見出し、本発明に至った。
また特に、エトリンガイト−石灰複合系の膨張材を通常の使用量より少なく配合することによっても、フライアッシュや高炉スラグを用いたコンクリートの乾燥収縮ひび割れ抵抗性が大きく高まることを見出した。
即ち、本発明の低炭素型3成分混合系結合材は、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの3成分からなる結合材であって、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合割合が、質量比で60±5%、20±5%、20±5%であることを特徴とする、3成分混合系結合材である。
好ましくは、上記本発明の3成分系結合材において、早強ポルトランドセメントのCS量は60〜68質量%である。
本発明のコンクリートは、上記本発明の、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの3成分からなる結合材であって、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合割合が、質量比で60±5%、20±5%、20±5%である低炭素型3成分混合系結合材を用い、材齢91日後の圧縮強度が76.0N/mm以上で、材齢50日後の収縮拘束応力が2.70N/mm以上であることを特徴とする、コンクリートである。
好ましくは、上記本発明のコンクリートにおいて、更にエトリンガイト−石灰複合系膨張材を質量比で15±0.3kg/mで含有する。
また更に好ましくは、上記本発明のコンクリートにおいて、早強ポルトランドセメントのCS量は60〜68質量%である。
ここで、本発明においては、「結合材」に膨張材は含まれず、「コンクリート」には、公知のセメント材料である、モルタル、コンクリートの双方を含むものである。
また、「低炭素型」とは、本発明の3成分混合系結合材を製造するのに必要とされるセメント製造時に排出される二酸化炭素の量が、結合材総量と同量のポルトランドセメントを製造するのに排出される二酸化炭素の量と比較して、ポルトランドセメント以外の結合材量に相当する分だけ減少していることを意味するものである。
本発明の、ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合質量割合の最適化を図った低炭素型3成分混合系結合材及び当該結合材を用いたコンクリートは、長期強度発現性に優れるとともに、高い乾燥収縮ひび割れ抵抗性を有することができる。
また特に、エトリンガイト−石灰複合系の膨張材を通常の使用量より少なく配合することによっても、フライアッシュや高炉スラグを用いたコンクリートの乾燥収縮ひび割れ抵抗性が大きく高まることが可能となる。
一軸拘束試験(JIS A 6202 附属書2のB法)による、膨張材を含む(単位体積あたり10kg/m、15kg/m、20kg/m)各コンクリート供試体の乾燥期間91日(材齢98日)の乾燥収縮ひずみ値と、膨張材を含まないポルトランドセメント単体を用いたコンクリート供試体の乾燥期間91日(材齢98日)の乾燥収縮ひずみ値の差を示す図である。なお、コンクリートの水/結合材W/B(水に対する、ポルトランドセメント、高炉スラグ、及びフライアッシュの質量比)は40質量%である。 エトリンガイト−石灰複合系膨張材を含まないポルトランドセメント単体を用いたコンクリート供試体と、該膨張材を含むコンクリート供試体との乾燥期間91日(材齢98日)の乾燥収縮ひずみ値との差が、150±50×10−6となる該膨張材を含むコンクリート供試体の各種ポルトランドセメントのCS量に対する該単位膨張材量を示す図である。 コンクリート供試体のひび割れ抵抗性試験装置の概略を示す図である。 水結合材比30質量%の各種コンクリート供試体(FA置換率0%)の収縮拘束応力(N/mm)と材齢との関係を示す線図である。 水結合材比30質量%の各種コンクリート供試体(FA置換率10%)の収縮拘束応力(N/mm)と材齢との関係を示す線図である。 水結合材比30質量%の各種コンクリート供試体(FA置換率20%)の収縮拘束応力(N/mm)と材齢との関係を示す線図である。 水結合材比30質量%の各種コンクリート供試体(FA置換率30%)の収縮拘束応力(N/mm)と材齢との関係を示す線図である。 普通ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの結合材組合せとひび割れ発生材齢(日)との関係を三角座標に表した図である。 水結合材比40質量%の各種コンクリート供試体の圧縮強度と材齢との関係を示す図である。 水結合材比40質量%の各種コンクリート供試体の割裂引張強度との関係を示す図である。 水結合材比40質量%の各種コンクリート供試体の収縮拘束応力(N/mm)と材齢との関係を示す線図である。
本発明を以下の好適例により説明するが、これらに限定されるものではない。
本発明の低炭素型3成分混合系結合材は、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの3成分からなる結合材であって、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合割合が、質量比で60±5%、20±5%、20±5%である、3成分混合系結合材である。
また、本発明のコンクリートは、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの3成分からなる結合材であって、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合割合が、質量比で60±5%、20±5%、20±5%である上記本発明の低炭素型3成分混合系結合材を用いて製造されるコンクリートであり、材齢91日後の圧縮強度が76.0N/mm以上で、材齢50日後の収縮拘束応力が2.70N/mm以上である、コンクリートである。
本発明の低炭素型3成分混合系結合材においては、ポルトランドセメントとして、早強ポルトランドセメントを用い、高炉スラグやフライアッシュを特定の割合で配合した3成分系結合材とすることが、セメントを製造する際に排出されるCOを減少させることができるとともに、良好な長期強度発現性とともに優れたひび割れ抵抗性を有することができる。
低炭素型3成分混合系結合材を構成する早強ポルトランドセメントと、高炉スラグと、フライアッシュとの混合割合は、セメントを製造する際に排出されるCOを減少させ、良好な長期強度発現性及びひび割れ抵抗性の点から、質量比で60±5%、20±5%、20±5%とする。
望ましくは、質量比で60±2%、20±2%、20±2%である。
本発明のコンクリートには、上記本発明の低炭素型3成分混合系結合材を用いる。
また、ひび割れ抵抗性をより高める点より、膨張材を更に本発明のコンクリートに配合することが望ましい。
膨張材としては、エトリンガイト系膨張材、石灰系膨張材、エトリンガイト−石灰複合系膨張材等の公知の膨張材を用いることができるが、好ましくはエトリンガイト−石灰複合系膨張材が用いられ、特に、遊離石灰を50質量%、アーウィン(3CaO・3Al・CaSO)を20質量%、無水石膏を30質量%含む膨張材を用いることが望ましい。
該膨張材の配合量は、膨張材を含まないポルトランドセメント単体のコンクリートの一軸拘束試験(JIS A 6202)の乾燥収縮ひずみ値と比較して、温度20±2℃、相対湿度60±5%の条件による乾燥期間91日(温度20±2℃で打設後、1日間静置して材齢1日で脱型し、その後温度20±2℃での水中養生を6日間実施(材齢7日)した後に乾燥する)において150±50×10−6となる量で配合する。
望ましくは、該膨張材の配合量は、質量比で15±0.3kg/mとなるような量で含有される。
これにより、低炭素型3混合系結合材を用いたコンクリートの乾燥収縮ひずみ値を低減することができる。
本発明に用いる早強ポルトランドセメントは、JIS R 5210に規定されるものであれば、任意の市場で入手し得る早強ポルトランドセメントを用いることができ、望ましくは、早強ポルトランドセメントとして、CSが60〜68質量%のものが好適に使用することができる。かかるCS量は、ボーグ式または粉末X線回折リートベルト法により算定した値である。
特に、ポルトランドセメントとしての早強ポルトランドセメントは、CS量60〜68質量%、CS量6〜14質量%、間隙質量(CA+CAF)15.5〜18.0質量%、ブレーン比表面積4400〜5100cm/gであることが、フレッシュコンクリートの流動性、ならびに硬化後の強度および収縮ひび割れ抵抗性の点から望ましい。
また高炉スラグとしては、任意の高炉スラグを使用できるが、望ましくは、高炉スラグ微粉末がフレッシュコンクリートの流動性ならびに硬化後の強度および収縮ひび割れ抵抗性に及ぼす影響を勘案すると、酸化マグネシウム6.3質量%以下、強熱減量1.4質量%以下、フロー値95〜103%、活性度指数(7日)72〜83%、活性度指数(28日)91〜107%、活性度指数(91日)105〜118%であることが望ましい。
さらに、フライアッシュとして、任意のフライアッシュを用いることができるが、望ましくは、フライアッシュがフレッシュコンクリートの流動性、ならびに硬化後の強度および収縮ひび割れ抵抗性に及ぼす影響を勘案すると、SiO量51〜59質量%、強熱減量2.3質量%以下、メチレンブルー吸着量0.60mg/g以下、密度2.20〜2.40g/cm、ブレーン比表面積3600〜4200cm/g、フロー値107〜116%、活性度指数(28日)82〜94%、活性度指数(91日)97〜109%であることが望ましい。
なお、ここで活性度指数とは、JIS A 0203[コンクリート用語]に規定されるように、普通ポルトランドセメントを用いて作製した基準とするモルタルの圧縮強度に対する、混和材(高炉スラグやフライアッシュ等)と普通ポルトランドセメントとを用いて作製した試験モルタルの圧縮強度の比を百分率で表した値である。
また、膨張材として好適に用いることができるエトリンガイト−石灰複合系膨張材は、フレッシュコンクリートの流動性ならびに、硬化後の強度および膨張特性に及ぼす影響を勘案すると、ブレーン比表面積2900〜3500cm/g、酸化マグネシウム1.7質量%以下、強熱減量1.5質量%以下であることが望ましい。
上記構成の低炭素型3成分混合系結合材とすることで、セメント製造時のCO排出量を低減することができるとともに、長期強度発現性に優れ、乾燥収縮ひび割れ抵抗性を向上させることが可能となる、コンクリートが得られる。
また特に、エトリンガイト−石灰複合系の膨張材を通常の使用量より少なく配合することによっても、フライアッシュや高炉スラグを用いたコンクリートの乾燥収縮ひび割れ抵抗性が大きく高まる。
本発明を以下の実施例、比較例および試験例により具体的に説明する。
(使用材料)
以下の表1に示す各材料を用いて、コンクリート調製した。
なお、表1中に、各種ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュ、膨張材、骨材および混和剤の品質及び物性も示す。
表1中、骨材の粗粒率は、骨材のふるい分け試験により、公称寸法が0.15、0.3、0.6、1.2、2.5、5、10、20、40および80mmの各ふるいに留まる累計残留百分率(%)の総和を求め、これを100で除した値を示す。
また、実績率とは、JIS A 0203「コンクリート用語」に規定されているように、容器に満たした骨材の絶対容積の、その容器の容積に対する百分率を示す。
Figure 2014148428
(コンクリートの調製1)
上記表1に示す各材料を用い、表2に示す配合割合で、各材料を混合して、コンクリートを調製した。
なお、水/結合材(W/B:水に対する、ポルトランドセメント、高炉スラグ及びフライアッシュの質量比)は30質量%とし、単位容量あたりの粗骨材かさ容積を0.358m/mとし、高性能AE減水剤を結合材量に対して1.2質量%と一定になるように配合し、得られる各コンクリートの目標スランプ値が21±1.5cm(JIS A 1101)であって、目標空気量が4.1±1.5容量%(JIS A 1128)となるように、単位水量及び高性能AE減水剤の配合量を変化させた。
Figure 2014148428
(コンクリートの調製2)
上記表1に示す各材料を用い、表3に示す配合割合で、各材料を混合して、コンクリートを調製した。
なお、水/結合材(W/B:水に対する、ポルトランドセメント、高炉スラグ及びフライアッシュの質量比)は40質量%とし、得られる各コンクリートの目標スランプ値12±2.5cm(JIS A 1101)、空気量4.5±1.5容量%(JIS A 1128)となるように各材料の配合量を決定した。
なお、膨張材は結合材に含まれない。
表3に示すように、エトリンガイト−石灰複合系膨張材の量を、得られるコンクリート単位体積あたり10kg/m、15kg/m、20kg/mと変化させて得られた各コンクリートと、該膨張材を含有しないコンクリートと、該膨張材を含有しないポルトランドセメント単体から成るコンクリートを調製した。
Figure 2014148428
(試験例)
(試験例1)
上記「コンクリートの調製2」で調製した各コンクリートを温度20±2℃で打設後、1日静置して材齢1日で脱型し、その後温度20±2℃の水中養生を行なった。
前記水中養生を6日間実施し(材齢7日)、その後91日間、温度20±2℃、相対湿度60±5%の条件で乾燥させて、各コンクリート供試体を製造した。
製造した各コンクリート供試体に一軸拘束試験(JIS A 6202 附属書2のB法)を実施した。
膨張材を含む(単位体積あたり10kg/m、15kg/m、20kg/m)各コンクリート供試体の乾燥期間91日(材齢98日)の乾燥収縮ひずみ値と、膨張材を含まないポルトランドセメント単体から成るコンクリート供試体の乾燥期間91日(材齢98日)の乾燥収縮ひずみ値との結果を図1に示す。図1の乾燥収縮ひずみ値の差は、各2試験体の平均値で表示した。
図1より、膨張材を含む(単位体積あたり10kg/m、15kg/m、20kg/m)各コンクリート供試体の乾燥期間91日(材齢98日)の乾燥収縮ひずみ値と、膨張材を含まないポルトランドセメント単体から成るコンクリート供試体の乾燥期間91日(材齢98日)の乾燥収縮ひずみ値との差が150±50×10−6となる、コンクリート供試体の各種ポルトランドセメントのCS量に対する単位膨張材量との関係を図2に示す。
図2より、高い乾燥収縮ひずみ抵抗性を有する最適な単位膨張材量は、低熱ポルトランドセメントは12.5kg/mであり、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメントは15kg/mであることがわかる。
(試験例2)ひび割れ抵抗性試験A
上記「コンクリートの調製1」で調製した各コンクリートを用いて、各コンクリート試験体を製造して、ひび割れ抵抗性試験Aを実施した。
ひび割れ抵抗性試験Aは、図3に示す装置を用いて実施した。
具体的には、ネジ切りしたΦ32mmの鋼材の中央300mmの区間に、該鋼材の周囲にテフロン(登録商標)シートを巻きつけてコンクリートが付着することを防止し、該鋼材の両面(対抗する両側)、具体的には該区間のねじ山をやすり等で平滑にし、その直径方向の2箇所にひずみゲージを設置し、そのひずみゲージがコンクリート試験体の上下面になるように位置を固定し、前記鋼材の周囲に、「コンクリートの調製1」で製造した各コンクリートを温度20±2℃で打設した。
その後材齢7日まで封緘養生を行い、脱型して、100×100×1100mmの各コンクリート試験体を得た。
ひび割れ抵抗性試験は、当該各コンクリート試験体を、ネジ切り加工したφ32mmの鋼材によって拘束して行った。
具体的には設置貼付したひずみゲージによって、鋼材のひずみを測定した。
前記各コンクリート試験体をアルミ二ウム製のテープにて、該試験体の側面を2面、具体的には上下面及び端面以外の側面(100×100mmの面)を覆った。
その後、温度20±2℃、相対湿度60±5%の環境下で静置し、各コンクリート試験体にひび割れが発生するまで、鋼材のひずみを測定した。
ひび割れ抵抗性試験に用いたコンクリート試験体の、普通ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合質量割合とともに、ひび割れ発生材齢、鋼材拘束ひずみ(μ)及びコンクリート供試体の収縮拘束応力(N/mm)等のひび割れ抵抗性試験結果を表4及び図4〜7に示す。なお、表4及び図4〜7のひび割れ抵抗性試験結果は、各2試験体の平均値で表示した。
Figure 2014148428
また、表4及び図4〜7の結果を、普通ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの結合材組合せで三角座標に表したものを図8に示す。
上記表4及び図4〜8より、ひび割れ発生材齢を乾燥収縮ひび割れ抵抗性の指標とすると、普通ポルトランドセメントとほぼ同等以上のひび割れ抵抗性となるのは、普通ポルトランドセメント、高炉スラグ微粉末、フライアッシュの混質量割合がそれぞれ60質量%、20質量%、20質量%の場合、または70質量%、30質量%、0質量%であることが分かる。
(試験例3)強度試験
試験例1のひび割れ抵抗性試験の結果より、COを削減し、省資源を進めるという観点から、高いひび割れ抵抗性を有する3成分系結合材として、上記「コンクリートの調製2」により製造した各コンクリートを用いて、温度20±2℃で打設後、1日静置して材齢1日で脱型し、その後温度20±2℃で水中養生を行なって、材齢3日、7日、28日、56日及び91日の各コンクリート供試体を製造した。
各コンクリート供試体を用いて、強度試験を行った。但し、ポルトランドセメント、高炉スラグ微粉末、フライアッシュの質量混合割合がそれぞれ60%、20%、20%の場合を対象に、圧縮強度(JIA A 1108)及び割裂引張強度試験(JIS A 1103)を実施した。
その結果を、図9及び図10に示す。
図9及び図10より、ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの低炭素型3成分混合系結合材にエトリンガイト−石灰複合系膨張材を加えた、表3に記載の各種コンクリートの圧縮強度および割裂引張強度は、ポルトランドセメントとして、早強ポルトランドセメントまたは普通ポルトランドセメントを用いた場合には、材齢28日までは、それぞれの普通ポルトランドセメントや早強ポルトランドセメント単体を用いた場合と比較して若干小さくなるが、長期材齢においては、強度が大きくなることがわかる。
また、中庸熱ポルトランドセメントまたは低熱ポルトランドセメントを用いた場合には、圧縮強度および割裂引張強度は、材齢91日においても、中庸熱ポルトランドセメントや低熱ポルトランドセメント単体を用いた場合と比較して明らかに小さくなってしまうことがわかる。
各種ポルトランドセメント、高炉スラグ微粉末、フライアッシュの低炭素型3成分混合系結合材にエトリンガイト−石灰複合系膨張材を配合したコンクリートの圧縮強度および割裂引張強度は、当該膨張材を配合していない低炭素型3成分混合系結合材のコンクリートとほぼ同等であった。
(試験例4)ひび割れ抵抗性試験B
上記「試験例3」で製造した各コンクリート供試体を用いて、乾燥収縮ひび割れ抵抗性試験Bを実施した。
なお、ひび割れ抵抗性試験Bは、上記ひび割れ抵抗性試験Aと同様にして、図3に示す装置を用いて、同様に行なった。
その結果を図11に示す。なお、図11の結果は各2試験体の平均値で表示した。
図11の結果より、ポルトランドセメント、高炉スラグ微粉末、フライアッシュの低炭素型3成分混合系結合材にエトリンガイト−石灰複合系膨張材を配合した表3に記載のコンクリート(20−20−15又は12.5)は、ポルトランドセメント単体やポルトランドセメント、高炉スラグ微粉末、フライアッシュの混合系結合材でありエトリンガイト−石灰複合系膨張材を含まないコンクリートと比較して、ひび割れ発生日数が顕著に長くなることがわかる。
また、ポルトランドの種類に注目すると、エトリンガイト−石灰複合系膨張材が配合されているコンクリート供試体においては、普通ポルトランドセメント≒中庸熱ポルトランドセメント<早強ポルトランドセメント<低熱ポルトランドセメントの順にひび割れ抵抗性が高くなっている。
さらに、ポルトランドセメント単体(0−0−0)と、膨張材を含まず高炉スラグとフライアッシュとをそれぞれ20質量%含む各コンクリート供試体とを比較すると、低熱ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、普通ポルトランドセメントではそのひび割れ抵抗性は、同種のポルトランドセメント単体のそれより小さくなる。一方、早強ポルトランドセメントではそのひび割れ抵抗性は、同種のポルトランドセメント単体のそれより大きくなる。よって、膨張材を含まず高炉スラグとフライアッシュとをそれぞれ20質量%含む早強ポルトランドセメントを低炭素型3成分混合系結合材に用いることは、そのひび割れ抵抗性を高める上で有利と言える。
上記図9〜11の結果より、長期高強度発現性および高い乾燥収縮ひび割れ抵抗性の双方を備えるコンクリートであって、COの排出を抑制して環境に配慮したコンクリートは、ポルトランドセメントとして早強ポルトランドセメントを用い、上記特定の配合割合の早強ポルトランドセメント、高炉スラグ及びフライアッシュを含有する低炭素型3成分混合系結合材が有効であり、特にエトリンガイト−石灰複合系膨張材を上記特定の配合量で混合した本発明のコンクリートが有効であることがわかる。
本発明によれば、COの排出量を削減することができるとともに、長期強度発現性及び高い乾燥収縮ひび割れ抵抗性が要求される建築、土木構造物に有効に適用することが可能となる。

Claims (5)

  1. 早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの3成分からなる結合材であって、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合割合が、質量比で60±5%、20±5%、20±5%であることを特徴とする、低炭素型3成分混合系結合材。
  2. 請求項1記載の3成分系結合材において、早強ポルトランドセメントのCS量は60〜68質量%であることを特徴とする、低炭素型3成分混合系結合材。
  3. 早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの3成分からなる結合材であって、早強ポルトランドセメント、高炉スラグ、フライアッシュの混合割合が、質量比で60±5%、20±5%、20±5%である低炭素型3成分混合系結合材を用い、材齢91日後の圧縮強度が76.0N/mm以上で、材齢50日後の収縮拘束応力が2.70N/mm以上であることを特徴とする、コンクリート。
  4. 請求項3記載のコンクリートにおいて、更に、エトリンガイト−石灰複合系膨張材を、質量比で15±0.3kg/m含有することを特徴とする、コンクリート。
  5. 請求項3又は4記載のコンクリートにおいて、早強ポルトランドセメントのCS量は60〜68質量%であることを特徴とする、コンクリート。
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