JPH0925143A - コンクリート組成物 - Google Patents

コンクリート組成物

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JPH0925143A
JPH0925143A JP20037295A JP20037295A JPH0925143A JP H0925143 A JPH0925143 A JP H0925143A JP 20037295 A JP20037295 A JP 20037295A JP 20037295 A JP20037295 A JP 20037295A JP H0925143 A JPH0925143 A JP H0925143A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一部高炉スラグ粉末を使用し、コンクリート
配合を適切に定めることにより、フライアッシュを大量
使用するにもかかわらず、強度発現の良好なコンクリー
ト組成物を提供する。 【解決手段】 セメント、骨材、フライアッシュ、高炉
スラグ粉末、及び水を含むコンクリート組成物であっ
て、フライアッシュ/高炉スラグ粉末の重量比を70:
30〜95:5とすると共に、フライアッシュと高炉ス
ラグ粉末の合計量を骨材体積の10%以上とすることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライアッシュを
大量に活用した強度発現の良好なコンクリート組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所の微粉炭燃焼ボイラから副産
品として大量に産出されるフライアッシュは、セメント
混和材等に一部有効利用されているものの、大部分が埋
立て等に廃棄処分されている。セメント混和材として用
いられるフライアッシュは、フライアッシュ粒子が平滑
かつ球状であるためコンクリートのワーカビリティーが
向上すること、コンクリート組織が緻密化し、長期強度
が増大するとともに、水密性、化学薬品に対する抵抗性
等が向上すること、フライアッシュの混入によってセメ
ントの水和発熱が緩和されるため自己発熱による温度ひ
び割れが問題となるマスコンクリート構造物に適してい
ること、アルカリ骨材反応に対する抑制効果も有してい
ることなど、コンクリートとして優れた特性を多く有し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、フライアッシュ
をコンクリートに多量に混合した場合には凝結の遅延、
初期強度の低下、低温環境下における強度発現の遅れ等
々の問題点があり、自ずとその混合量に制限がある。例
えば、JIS規格に規定されているフライアッシュセメ
ントは、セメントに対するフライアッシュの置換割合を
最大で3割に制限しており、フライアッシュの大量使用
に結び付いていないのが現状である。
【0004】従って、この発明は、フライアッシュを大
量に使用しても、一部高炉スラグ粉末を使用し、コンク
リート配合を適切に定めることにより、上述の欠点を解
消し、フライアッシュを大量使用するにもかかわらず、
強度発現の良好なコンクリート組成物を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明のコンクリート組成物によれば、セメン
ト、骨材、フライアッシュ、高炉スラグ粉末、及び水を
含むコンクリート組成物であって、フライアッシュ/高
炉スラグ粉末の重量比を70:30〜95:5とすると
共に、フライアッシュと高炉スラグ粉末の合計量を骨材
体積の10%以上とすること(請求項1)、セメント、
骨材、フライアッシュ、高炉スラグ粉末、及び水を含む
コンクリート組成物であって、フライアッシュ/高炉ス
ラグ粉末の重量比を70:30〜95:5とすると共
に、フライアッシュと高炉スラグ粉末の合計量を骨材中
に占める細骨材体積の30体積%以上とすること(請求
項2)、前記フライアッシュと高炉スラグ粉末の合計量
を骨材中に占める細骨材体積の45%以上とすること
(請求項3)、単位セメント量が200〜600kg/m3
であり、単位セメント量、単位フライアッシュ量、及び
単位高炉スラグ粉末量の合計が750kg/m3 以下である
こと(請求項4)、単位セメント量が250〜350kg
/m3 、単位フライアッシュ量が150〜300kg/m3
あること(請求項5)、単位セメント量が400〜60
0kg/m3 の超高強度用コンクリート組成物であること
(請求項6)、骨材中、少なくとも粗骨材が人工骨材で
あること(請求項7)、人工骨材がフライアッシュを主
原料とする人工骨材であること(請求項8)、人工骨材
がフライアッシュを主原料とする絶乾比重が1.8未満
の軽量人工骨材であること(請求項9)、人工骨材がフ
ライアッシュを主原料とする絶乾比重が1.8〜2.2
の重質人工骨材であること(請求項10)、人工骨材が
抗火石を主原料とする軽量人工骨材であること(請求項
11)、人工骨材が膨張頁岩を主原料とする軽量人工骨
材であること(請求項12)、セメントが普通ポルトラ
ンドセメント又は早強ポルトランドセメントであること
(請求項13)、高性能減水剤をさらに含むこと(請求
項14)、を特徴とする。以下、この発明を詳しく説明
する。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明で使用するセメントは、
普通、早強、超早強、中庸熱、耐硫酸塩、白色などの各
種ポルトランドセメントがいずれも使用できるが、初期
並びに長期強度発現性の改善に大きな効果を発揮するた
めには、望ましくは普通ポルトランドセメントあるいは
早強ポルトランドセメントを使用する。セメントの使用
量は、後述するフライアッシュの使用量と併せて決定さ
れるが、コンクリート中の単位セメント量が200〜6
00kg/m3 の範囲とする。単位セメント量が200kg/m
3 を下回ると、強度発現性、特に、初期強度の低下が大
きく好ましくなく、通常は、250〜350kg/m3 の範
囲で使用する事が望ましいが、使用量を400〜600
kg/m3 とすることにより、圧縮強度が1000kgf/cm2
以上の超高強度用コンクリート組成物とすることができ
る。又、セメント使用量が600kg/m3を超えると、こ
の発明の目的とするフライアッシュの大量使用におい
て、コンクリートの練り混ぜが困難となり好ましくな
い。
【0007】次に、フライアッシュは、JISで規定さ
れるフライアッシュは無論、通常原粉と称される粗粒分
も含んだフライアッシュ、及びシンダーアッシュをも含
めた、いわゆる広い意味での石炭灰全般を使用すること
ができる。フライアッシュは、この一部に高炉スラグ粉
末を加えて、後述する骨材の少なくとも10体積%以
上、好ましくは、骨材中に占める細骨材体積の30%以
上、さらに好ましくは、骨材中に占める細骨材体積の4
5%以上として使用する。すなわち、コンクリート中の
骨材に対するフライアッシュと高炉スラグ粉末の割合を
増加することにより、コンクリートの初期強度及び長期
強度を増大させることができるもので、これが骨材体積
の10%、あるいは骨材中に占める細骨材体積の30%
を下回ると、強度発現性が悪くなる。
【0008】高炉スラグ粉末は、ブレーン比表面積40
00cm2/g 以上、好ましくは6000cm2/g 以上とし、
これをフライアッシュの一部に加えることにより、前記
骨材に対する置換量を増大させることができ、従来の限
界量を大幅に越えるフライアッシュの使用を可能にする
と共に、従来、粒度バランスが悪く、粗粒率がコンクリ
ート用骨材として適切でない細骨材の使用をも可能に
し、しかもセメント自体の水和を促進し、強度増大を図
ることができる。
【0009】フライアッシュと高炉スラグ粉末の混合比
は、重量割合で70:30〜95:5とする。フライア
ッシュが70重量部を下回ると、この発明の目的とする
フライアッシュの大量使用の趣旨にそぐわなく、しか
も、コスト高となる。また、これが95重量部を越える
と、高炉スラグ粉末の前述した混合効果が低く好ましく
ない。また、前述したように、フライアッシュと高炉ス
ラグ粉末の合計量は、骨材体積の10%以上、好ましく
は、骨材中に占める細骨材体積の30%以上とするが、
単位セメント量、単位フライアッシュ量、及び単位高炉
スラグ粉末量の合計は、750kg/m3 以下とする。これ
が750kg/m3 を越えると、コンクリートの流動性が失
われ、練り混ぜが困難となり好ましくない。通常は、単
位セメント量を250〜350kg/m3 、単位フライアッ
シュ量を150〜300kg/m3 とし、この単位フライア
ッシュ量に対して、高炉スラグ粉末を前記所定の範囲で
混合することが望ましい。
【0010】次に骨材は、通常のコンクリートに使用さ
れている砂、砂利、砕石等の普通骨材、及びフライアッ
シュ、抗火石、膨張頁岩などを主原料とした人工骨材
が、各種骨材の種類を問う事なく利用可能であるが、骨
材中、特に細骨材の粒度分布がバランス悪く、通常のコ
ンクリート用骨材としては適切でないとされるものにつ
いても、前述した高炉スラグ粉末を一部加えたフライア
ッシュの大量使用とこれに伴うコンクリートの適性配合
によって、コンクリートの流動性を確保し、この発明の
骨材として好適に使用できるものである。
【0011】また、さらに、人工骨材の使用は、この発
明において好ましいものであり、軽量でありながら、普
通コンクリート以上の高強度を発現し、軽量スラブをは
じめとする各種用途に軽量高強度コンクリート組成物と
して使用することができる。人工骨材としては、抗火石
を主原料とした超軽量タイプ、フライアッシュや膨張頁
岩を主原料とした軽量タイプ、及びフライアッシュを主
原料とした重質タイプなどいずれも使用可能で、本出願
人が先に特許出願した特願平5−30044号に記載し
たもののほか、市販の人工骨材や、特開昭58−140
365号等、各種の人工骨材を使用することができる。
【0012】このような人工骨材にあって、本出願人が
特願平6−59340号として提案した人工骨材は、発
泡軽量化した骨材ではなく、絶乾比重が1.8〜2.2
の密実な人工骨材であり、この発明において、特に好適
に使用できるものであり、コンクリートの単位容積重量
が1.9〜2.2kg/l程度の軽量で極めて高強度のコン
クリートを得ることができる。この骨材は、フライアッ
シュに必要に応じて石灰石粉末(炭カル)を加えて成分
調整し、所定量のベントナイト及び水を添加して造粒
し、この造粒物の発泡領域を避け、緻密化する温度領域
で焼成ことにより、ほぼ球形の実積率が60%以上であ
り、吸水率が3.0%以下で圧縮強度が400kg/c
2 以上の高密度フライアッシュ質人工骨材としたもの
である。
【0013】次に、この発明は高性能減水剤を併用する
ことにより、単位水量の増加に起因する初期強度の低
下、乾燥収縮の増大等の欠点を排除できるばかりか、高
炉スラグ粉末を一部加えたフライアッシュのコンクリー
トへの大量混合を達成することができ、さらに、フライ
アッシュの大量混合によっても初期・長期強度発現の良
好なコンクリートの製造を実現できる。
【0014】高性能減水剤としては、従来よりコンクリ
ート用混和剤として用いられている、例えば、アルキリ
アリル系、ナフタリン系、メラミン系、トリアジン系の
化学組成を有するものであればいずれも使用できるが、
望ましくは、ポリカルボン酸塩系の混和剤が良好であ
る。もちろん、空気連行性能を有する高性能AE減水剤
の適用も可能である。この種の混和剤として、市販品に
はレオビルドSP−8S(エヌ・エム・ビー社製、商品
名)、マイティー2000WHS(花王社製、商品
名)、チューポールHP−11(竹本油脂社製、商品
名)等を挙げることができる。コンクリート1m3 当た
りの単位セメント量を所定量に保持しつつ、前記フライ
アッシュと高炉スラグ粉末量を増加していくと、コンク
リート中の微粉体の占める体積が増大し、コンクリート
の流動性が損なわれるが、上記高性能減水剤の添加量を
適切に調整することにより、コンクリートに所定の軟度
(スランプ値)を得ることができる。高性能減水剤の添
加量は、使用するポルトランドセメント、骨材、フライ
アッシュ、高炉スラグ粉末及び所用の減水効果などを勘
案して調整されるが、一般には、ポルトランドセメント
100重量部に対して、0.1〜10重量%添加する。
これが0.1重量%未満では減水効果が実質上無く、ま
たこれを10重量%越えて添加しても減水性、流動性の
改善効果が頭打ちとなる。
【0015】本発明において空気連行剤は、従来よりコ
ンクリート用空気連行剤として用いられている、例えば
ノニオン系、アニオン系、オキシエチレン系、高級脂肪
酸塩系、天然樹脂酸塩系の化学組成を有するものはいず
れも使用できる。例えば、アルキルカルボン酸化合物を
主成分とするAE−775S(エヌ・エム・ビー社製、
商品名)、天然樹脂酸系のヴィンソル(山宗化学社製、
商品名)、アルキルフェノール系のシーカAER(日本
シーカ社製、商品名)等を挙げることができる。本発明
においては、前述した超硬強度コンクリート配合の場合
を除いて、上記空気連行剤の添加割合を調整して、コン
クリートの空気連行量を4.5〜5.5%に調整するこ
とが望ましい。
【0016】尚、以上説明した配合成分のほかに、この
発明は、通常、コンクリートにおいて用いられる急硬・
急結材、高強度混和剤、水和促進剤、凝結調整剤などの
各種コンクリート混和材料や補強材としての各種繊維、
鋼等も使用できる。
【0017】また、前記各成分の混合及び混練方法に制
限は無く、均一に混合混練できれば良く、配合成分の添
加順序にも特に制限されるものではない。さらに、コン
クリート打設後の養生は、各種の養生方法が適用可能で
あり、常温養生、高温養生、常圧蒸気養生、高温高圧養
生のいずれの方法も採用でき、必要ならば、これらの組
合わせを行ってより高強度コンクリート硬化体とするこ
とができる。
【0018】上述したように本発明に係わるコンクリー
トは、フライアッシュに高炉スラグ粉末を併用すると共
に、コンクリート配合を適切に調整することにより、コ
ンクリートのワーカビリティに優れ、しかもセメント自
体の水和を促進し、コンクリートの初期強度をさらに増
大させる一方、長期強度発現も良好なコンクリートとす
るもので、フライアッシュを大量使用を可能にする。
【0019】
【実施例】下記に示す材料、及び表1に示すコンクリー
トの配合によってコンクリートを調整し、JIS A
1108に準拠して圧縮強度を測定した。養生は20℃
水中養生とした。尚、フライアッシュ質粗骨材は、平均
粒径15μのフライアッシュに成分調整剤としてブレー
ン比表面積5000cm2 /gの炭カル10重量%を加
えた混合物に、ベントナイト5重量部、及び適量の水を
添加して直径5〜20mmに造粒した造粒物をロータリ
キルンで焼成して調整したものである。結果を表1に併
せて示す。
【0020】(使用材料) セメントC:秩父小野田社製普通ポルトランドセメント フライアッシュFA:比重2.23、ブレーン比表面積
3350cm2/g 高炉スラグ粉末SL:比重2.90、ブレーン比表面積
6000cm2/g 細骨材S:陸砂(静岡産)比重2.59、FM2.75 粗骨材G:フライアッシュ質人工粗骨材 比重1.87
実積率64% 粗骨材G:砕石(茨城産)最大寸法20mm、比重2.
64、実積率59% 高性能AE減水剤:花王社製 マイティMT2000W
HS :竹本油脂社製 HP−11 空気連行剤 :エヌ・エム・ビー社製 AE−77
5S
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】本発明により、初期並びに長期において
強度発現性の良好なコンクリートを得ることができ、か
つ産業副産品であるフライアッシュの大量有効活用を図
ることができる。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント、骨材、フライアッシュ、高炉
    スラグ粉末、及び水を含むコンクリート組成物であっ
    て、フライアッシュ/高炉スラグ粉末の重量比を70:
    30〜95:5とすると共に、フライアッシュと高炉ス
    ラグ粉末の合計量を骨材体積の10%以上とすることを
    特徴とするコンクリート組成物。
  2. 【請求項2】 セメント、骨材、フライアッシュ、高炉
    スラグ粉末、及び水を含むコンクリート組成物であっ
    て、フライアッシュ/高炉スラグ粉末の重量比を70:
    30〜95:5とすると共に、フライアッシュと高炉ス
    ラグ粉末の合計量を骨材中に占める細骨材体積の30体
    積%以上とすることを特徴とするコンクリート組成物。
  3. 【請求項3】 前記フライアッシュと高炉スラグ粉末の
    合計量を骨材中に占める細骨材体積の45%以上とする
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンクリート組成
    物。
  4. 【請求項4】 単位セメント量が200〜600kg/m3
    であり、単位セメント量、単位フライアッシュ量、及び
    単位高炉スラグ粉末量の合計が750kg/m3以下である
    ことを特徴とする請求項1、2又は3いずれかに記載の
    コンクリート組成物。
  5. 【請求項5】 単位セメント量が250〜350kg/m
    3 、単位フライアッシュ量が150〜300kg/m3 であ
    ることを特徴とする請求項1、2又は3いずれかに記載
    のコンクリート組成物。
  6. 【請求項6】 単位セメント量が400〜600kg/m3
    の超高強度用コンクリート組成物であることを特徴とす
    る請求項4に記載のコンクリート組成物。
  7. 【請求項7】 骨材中、少なくとも粗骨材が人工骨材で
    あることを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載のコ
    ンクリート組成物。
  8. 【請求項8】 人工骨材がフライアッシュを主原料とす
    る人工骨材であることを特徴とする請求項7に記載のコ
    ンクリート組成物。
  9. 【請求項9】 人工骨材がフライアッシュを主原料とす
    る絶乾比重が1.8未満の軽量人工骨材であることを特
    徴とする請求項8に記載のコンクリート組成物。
  10. 【請求項10】 人工骨材がフライアッシュを主原料と
    する絶乾比重が1.8〜2.2の重質人工骨材であるこ
    とを特徴とする請求項8に記載のコンクリート組成物。
  11. 【請求項11】 人工骨材が抗火石を主原料とする軽量
    人工骨材であることを特徴とする請求項7に記載のコン
    クリート組成物。
  12. 【請求項12】 人工骨材が膨張頁岩を主原料とする軽
    量人工骨材であることを特徴とする請求項7に記載のコ
    ンクリート組成物。
  13. 【請求項13】 セメントが普通ポルトランドセメント
    又は早強ポルトランドセメントであることを特徴とする
    請求項1〜12いずれかに記載のコンクリート組成物。
  14. 【請求項14】 高性能減水剤をさらに含むことを特徴
    とする請求項1〜13いずれかに記載のコンクリート組
    成物。
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