JPH0774086B2 - 水硬性セメント - Google Patents

水硬性セメント

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JPH0774086B2
JPH0774086B2 JP41544890A JP41544890A JPH0774086B2 JP H0774086 B2 JPH0774086 B2 JP H0774086B2 JP 41544890 A JP41544890 A JP 41544890A JP 41544890 A JP41544890 A JP 41544890A JP H0774086 B2 JPH0774086 B2 JP H0774086B2
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大介 沢木
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水和による発熱量を従
来のポルトランドセメントより大幅に低減した低発熱性
ポルトランドセメント、またその早期強度を改良した水
硬性セメントに関するものである。本セメントを使用す
ることにより、ダムや橋脚等のマスコンクリート構造物
においても、水和熱の蓄積による断熱温度上昇は低く抑
えられ、熱応力によるひび割れの発生が防止される。
【0002】
【従来の技術】ダムや橋脚等のマスコンクリート構造物
においては、セメントの水和により発生した熱がコンク
リート矩体内部に蓄積され温度が上昇する、いわゆる断
熱温度上昇の現象が著しい。これにより熱応力が発生
し、ひび割れ等を引き起し、コンクリートの強度及び耐
久性を大きく損なう。そのため従来マスコンクリートに
は、ポルトランドセメントの構成鉱物の中で最も水和熱
の大きなC3 A(3CaO・Al2 3 )の含有量を、
普通ポルトランドセメントの9%より低減し、5〜6%
とした中庸熱セメントや、スラグやフライアッシュのよ
うに反応による発熱量が小さい成分を混合した高炉セメ
ント、フライアッシュセメント等の混合セメントが使用
されてきた。しかし、近年土木・建築構造物の大型化に
対応して、更に発熱量を低減したセメントへの要求が高
まり、従来の中庸熱セメントでは性能的に十分ではない
場合が多くなっている。(尚、ポルトランドセメントの
主成分を構成する水硬性鉱物3CaO・Al2 3 ,2
CaO・SiO2 ,3CaO・SiO2 及び4CaO・
Al2 3 ・Fe2 3 は以下の説明においてそれぞれ
3 A,C2 S,C3 S及びC4 AFと記載する。)
【0003】これに対して、普通及び中庸熱ポルトラン
ドセメントの含有量を30%以下にし、残余をスラグ又
は/及びフライアッシュとした混合型の超低発熱セメン
トがあるが、これらは長期強度が低いため、コンクリー
トの単位セメント量を大きくするか、または水セメント
比を低減する必要があり、そのためコンクリートの断熱
温度上昇を25℃以下にすることは困難であること、ま
たポルトランドセメントの含有量が30%以下と少量で
あり、スラグ及びフライアッシュ等の混合材の品質変動
が大きいこともあり、安定した品質のセメントを供給し
難いこと等の問題がある。一方、水和熱の小さいC2
を主要構成鉱物としたセメントは、C2Sの含有量を調
整することにより発熱低減効果が得られるが、C2 Sの
含有量がC3 Sより多くなると、C2 Sの水和反応が著
しく遅延し、材令7日までの圧縮強度が数kgf/cm2
たは十数kgf/cm2 と低く、実用に供し難いという問題
点もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、従来の中庸熱セメント及び混合セメントより著しく
低発熱であり、長期強度は高強度を発現し、早期強度で
は脱型などに耐える充分な強度が得られる低発熱セメン
トを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、普通及
び中庸熱セメントなどに使用される従来のポルトランド
セメントクリンカー(C2 S含有量25〜40%)より
もC2 S含有量を多量にすることにより、セメント自体
の水和熱を従来の中庸熱セメントより大幅に低減し、ま
たこれにスラグを混合することにより一層の低発熱化と
短期強度の改善を可能とし、さらにスラグの刺激剤とし
て水酸化カルシウム又は/及び硫酸カルシウムを用い、
さらに早強性を得るため刺激材として比表面積の大きな
2 Sを添加することにより、セメントの短期強度をさ
らに改善することが可能となった。すなわち、本発明
は、C2 Sを50〜95重量%含有する低発熱性ポルト
ランドセメントクリンカーから調製したポルトランドセ
メント(a)40〜90重量%,高炉スラグ粉末(b)
8〜50重量%,残余の2〜10重量%が水酸化カルシ
ウムを主成分とする粉末(c)及び/又は硫酸カルシウ
ムを主成分とする粉末(d)からなり、ブレーン比表面
積(Bl′)を3,000〜6,000cm2 /gに調整
した水硬性セメント、および上記水硬性セメント50重
量%以上と、残余が5000cm2 /g以上の高比表面積
を有するC2 Sを70重量%以上含む粉末(e)とから
なる水硬性セメントによって前記課題を解決したもので
ある。以下に本発明の作用を詳細に説明する。
【0006】
【作用】ポルトランドセメントは、C3 S,C2 S,C
3 A,C4 AFの4種類の水硬性鉱物を主成分とするク
リンカーに、適当量の石膏を混合し粉砕したものであ
る。ポルトランドセメントが水に接触すると、これら4
種の水硬性鉱物及び石膏は水和反応により水和物を生成
し、硬化し、強度を発現するが、その際反応系と生成系
の溶解熱の差に対応した水和熱が発生する。各鉱物の完
全水和時の水和熱を比較すると、C3 Sは120cal
/g,C3 Aは207cal/g,C4 AFは100c
al/gであるが、C2 Sは62cal/gと低い。一
方それらの強度発現性は、材令91日以降ではC2 Sは
3 Sとほぼ同等である。このことから、セメントの水
和熱を低減するためには、C3 S及びC3 Aの含有量を
低減し、C2 Sの含有量を増大することが有効であるこ
とがわかる。従来のポルトランドセメントでは中庸熱セ
メントがC2 Sの含有量が40%と最も高かったが、本
発明ではこれよりさらにC2 Sの含有量を増大し、50
〜95%とした。C2 Sが50%以下では、中庸熱セメ
ントと同程度の水和熱を示し、コンクリートの断熱温度
上昇低減の点で十分ではない。またクリンカーの焼成時
には、液相成分として若干の間隙質(C4 AF)が存在
することが必要であり、これが存在しないと焼成が困難
であるので、C2 Sが95%以上は好ましくない。
【0007】このようなC2 Sを主成分とするセメント
は、前述したように初期強度が低く、特にC2 Sが80
%以上の場合、JISモルタルの圧縮強度は材令3日で
10kgf/cm2 以下、7日で15kgf/cm2 以下であ
り、実用上問題があった。そこでこれにスラグ及びその
水和刺激剤として2〜10%の水酸化カルシウム及び/
または硫酸カルシウムを混合すると、スラグは材令初期
から刺激剤の影響により活発に反応し、またその後C2
Sの水和により副生するCa(OH)2 と反応してC−
S−H(CaO−SiO2 −H2 O)を生成し、硬化体
の早期,中期及び長期強度の増進に寄与する。ここでス
ラグの量は、8〜50重量%が適切であり、8%以下で
は短期強度の改善効果が小さく、また50%を越えると
長期強度の増進が小さい。水酸化カルシウム及び/また
は硫酸カルシウムの添加量は2〜10重量%が適切であ
り、2%以下ではスラグの水和促進効果が少なく、10
%以上では長期強度の低下を招く。またこの混合セメン
トのブレーン比表面積は、3,000〜6,000cm2
/gが適切であり、3,000cm2 /g以下では水和が
緩慢であり、また混練後のフレッシュモルタル及びコン
クリートにおいてブリージングを生ずる等の問題があ
り、また6,000cm2 /g以上では混練水量が増大し
適当ではない。
【0008】上述のセメント50〜96%に対し、微粉
砕又は低温假焼により調製した5000cm2 /g以上、
好ましくは10000cm2 /g以上の高比表面積を有
し、70%以上のC2 Sからなる粉末を残余の成分とし
て混合することにより、水和熱を上昇させることなく、
初期強度をさらに改善することができる。このC2 Sの
混合量は50%以下が好ましく、50%以上では混練水
量が増加するので好ましくない。
【0009】本発明のセメントは、以上のようにC2
含有量を従来の中庸熱セメントより大きくしたポルトラ
ンドセメントにスラグと水酸化カルシウムを主成分とす
る粉末及び/又は硫酸カルシウムを主成分とする粉末を
混合したもの、またさらにポルトランドセメント中のC
2 Sの一部を高比表面積のC2 Sで置き換えたものとい
うことができる。
【0010】
【実施例】
以下に実施例をあげて説明する。鉱物組成の異なるクリ
ンカー10種類を焼成により合成し、粗砕した後、それ
ぞれに排脱二水石膏(Bl′7,350cm2 /g)をS
3 分として1.8%になるように混合し、ブレーン比
表面積3,300cm2 /gまで粉砕して試料No.1〜
11のセメントを得た。
【0011】試料No.1は従来の中庸熱セメントと同
じ鉱物組成のセメントである。クリンカー中にC2 Sを
86%含有するセメント(試料No.9)をベースと
し、これに高炉スラグ(Bl′粉末度4,500cm2
g)を内割りで5〜90%混合して試料No.12〜1
7を、またC2 Sを42%及び86%含有するセメント
(試料No.2及び9)に、5〜80%のスラグと各々
4%のCa(OH)2 (消石灰,Bl′4,450cm2
/g)及び排脱二水石膏(上記と同様のもの)を混合し
て試料No.18〜23及び24〜29を、試料No.
9に5〜80%のスラグと各々7%のCa(OH)2
二水石膏を混合して試料No.30〜35を得た。また
同じ試料No.9に、スラグとCa(OH)2 を混合し
て試料No.36〜39を、スラグと二水石膏を混合し
て試料No.39〜41を得た。
【0012】さらにスラグ、Ca(OH)2 及び石膏を
混合したセメント(試料No.44)をベースとし、こ
れに微粉砕または低温假焼により調製したC2 S粉末
を、内割りで最大70%まで混合して試料No.45〜
52を得た。これら47種類のセメントを用いて、コン
クリートの圧縮強度試験及び断熱温度上昇試験を実施し
た。コンクリートの配合は、単位セメント量を300kg
/m3 ,砂骨材比S/A=0.43とし、単位水量はス
ランプが11cmになるように調節した。圧縮強度は、φ
10cm×20cmの円柱型供試体を成型し、湿空で1日養
生後脱型し、20℃水中で所定の材令まで養生した後測
定した。また断熱温度上昇は、20℃で混練直後のフレ
ッシュコンクリートを測定容器に投入し、断熱条件に保
ちながら、コンクリート中心部にセットした熱電対で矩
体中心温度を経時的に測定し、温度がほぼ一定となる7
日においての温度と打設温度との差から上昇値を求め
た。〔表1〕に測定結果をまとめて示す。〔表1〕にお
いて、比較の記載のない試料は本発明による水硬性セメ
ント試料である。
【0013】
【表1】
【0014】 *1:No.1は中庸熱セメントと同じ鉱物組成のクリ
ンカー。 *2:化学分析値(CaO,SiO2 ,Al2 3 ,F
2 3 )をもとに、ボーグの式により算出した値。 *3:(c) は水酸化カルシウムを主成分とする粉末、
(d) は硫酸カルシウムを主成分とする粉末、(e) は微粉
砕または低温假焼により調製したC2 S粉末。 *4:コンクリートの配合は、単位セメント量を300
kg/m3 、砂/骨材比を0.43とし、単位水量はスラ
ンプが11cmとなるように調整した。
【0015】試料No.1(中庸熱セメント)の7,2
8,91日の圧縮強度は、それぞれ160,395,4
80kgf/cm2 、断熱温度上昇(ΔT)は38.0°で
ある。C2 Sが42%及び45%の試料No.2,3
は、ΔTは試料No.1より0.8及び1.7°低いだ
けであり、大きな発熱量の低減は見られないが、試料N
o.4以降(C2 Sが52%以上)ではC2 Sの増加に
応じてΔTは低下する。特にC2 S86%以上の(試料
No.9〜11)では20°以下と、前述のスラグ−フ
ライアッシュ混合型超低熱セメントより5°以上も低く
なる。しかし同時に短期強度が低下し、C2 S80%以
上(試料No.8〜11)では7日強度は20kgf/cm
2 以下となる。このようにC2 Sの増加は初期強度を大
きく低下させる。
【0016】コンクリートの実施工においては、脱型等
の作業上、圧縮強度は7日で100kgf/cm2 、28日
で250kgf/cm2 以上が望ましく、またそれが確保さ
れず高温養生等を行なう場合も、7日強度は50kgf/
cm2 以上を確保することが望ましい。また91日強度
は、スラグ・フライアッシュ混合型超低熱セメントでは
390kgf/cm2 と低いことが短所であり、450kgf
/cm2 以上が望ましい。
【0017】試料No.9にスラグを混合した場合(試
料No.12〜17)は、5〜30%では7,28日強
度ともに望ましい値を下回るが、50%以上では7日強
度50kgf/cm2 以上、28日強度は250kgf/cm2
以上が確保され、またΔTは、19.1=19.6°
と、スラグの混合による増加は見られない。しかしこの
場合は、91日強度は450kgf/cm2 以下である。
【0018】試料No.2にスラグと各々4%のCa
(OH)2 及び二水石膏を混合した場合(試料No.1
8〜23)は断熱温度上昇の低減効果は余り大きくな
く、超低発熱セメントの25°に近い値にするにはスラ
グは80%程度混合する必要があり(27.4°)、そ
の場合コンクリートの91日強度は400kgf/cm2
下に低下する。
【0019】一方、試料No.9にスラグと各々4%の
Ca(OH)2 及び二水石膏を混合した場合(試料N
o.24〜29)、スラグが5%では7日強度が50kg
f/cm2 に満たないが、8〜50%では各材令の強度と
も要求値を満足する。スラグが50%を越えると、スラ
グのみ混合の場合と同様に、91日強度は450kgf/
cm2 以下に低下する。各々7%のCa(OH)2 及びス
ラグを混合した場合(試料No.30〜35)は、7及
び28日強度は4%の場合と大差なく、また91日強度
はスラグのみを混合した場合よりも低くなる。さらにC
a(OH)2 または二水石膏の一方を混合した場合(試
料No.36〜43)は、どちらの場合も10%を超え
ると91日強度が450kgf/cm2 以下になる。
【0020】以上の結果から高C2 Sセメントクリンカ
ー中のC2 S含有量は、水和熱低減の点から50%以上
が望ましく、またこのセメントに対する各混合材の混合
比は、スラグは8〜50%が、またCa(OH)2 と二
水石膏はそれらのうち一方のみを混合する場合も両方を
混合する場合も、合計で2〜10%が望ましい。
【0021】さらに微粉砕または低温假焼により調製し
たC2 S粉末を添加した場合(試料No.44〜5
2)、混合割合に応じて各材令の強度、特に7日強度が
増大し、50%混合(試料No.50)では各材令とも
中庸熱セメントとほぼ同等となる。またその場合の△T
の増加は小さく、最大でも20.4℃である。しかし5
0%以上を混合した場合は、セメントの流動性が低下
し、コンクリートの単位水量が増加するため、すべての
材令で強度は低下し、特に91日強度が大きく低下す
る。したがってこのようなC2 S粉末の混合比は、内割
で5〜50%が適切である。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明の水硬性セメント
は、水和による発熱量を従来のポルトランドセメントよ
り大幅に低減し、また早期強度発現性を改善し、断熱温
度上昇は約20°、強度発現性は従来の中庸熱セメント
並みの性能を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−120261(JP,A) 特開 平1−208354(JP,A) 特公 昭56−5700(JP,B2) 石膏と石灰(石膏石灰学会誌)No. 147(1977)「高炉水砕スラグーセッコウ −消石灰系セメント硬化体の強度および組 成」

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C2 Sを50〜95重量%含有する低発熱
    性ポルトランドセメントクリンカーから調製したポルト
    ランドセメント(a)40〜90重量%,高炉スラグ粉
    末(b)8〜50重量%,残余の2〜10重量%が水酸
    化カルシウムを主成分とする粉末(c)及び/又は硫酸
    カルシウムを主成分とする粉末(d)からなり、ブレー
    ン比表面積を3,000〜6,000cm2 /gに調整し
    た水硬性セメント。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した水硬性セメント50重
    量%以上と、微粉砕または低温假焼により調整した残余
    がブレーン比表面積5000cm2 /g以上でC2 Sを7
    0重量%以上含む粉末(e)とからなる水硬性セメン
    ト。
JP41544890A 1990-12-28 1990-12-28 水硬性セメント Expired - Lifetime JPH0774086B2 (ja)

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