JP2014148400A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体2から給紙装置4を引き出す際の残紙の発生を確実に防止できるようにする。
【解決手段】本願発明の給紙装置4は、記録材収容部43内の記録材P2を1枚ずつ繰り出して搬送する給紙機構8を備えた画像形成装置1の装置本体2に対して記録材収容部43を出し入れ可能に構成している。また、記録材収容部43を引き出し不能にするロック部材405を備える。装置本体2には、記録材収容部43内の最上層の記録材P2に近接した規制姿勢と最上層の記録材P2から離れた退避姿勢とに姿勢変更可能な乗り上げ規制部材802と、ロック部材405が記録材収容部43の出し入れを許容するフリー状態になるのに伴って乗り上げ規制部材802を規制姿勢に変更する姿勢変更機構803とを備える。
【選択図】図7

Description

本願発明は、画像形成のための記録材を保管する給紙装置及びこの給紙装置を備える画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、画像形成のための記録材を積載して保管する給紙装置を備えている。給紙装置は、保管する記録材を補充できるように、画像形成装置の装置本体に対して出し入れ可能に構成されている。そして、画像形成装置は、給紙装置が押し入れられる装置本体側に、給紙装置に積載されている記録材を1枚ずつ分離して給紙するための給紙機構を備えている。給紙機構は、給紙装置に積載された記録材の最上面に接触して上部の記録材を抜き出す繰り出しローラーと、繰り出しローラーによって抜き出された記録材束から1枚の記録材を分離させる給紙ローラー及び捌き部材(捌きパッドや捌きローラー等)とを備えている。
給紙機構を装置本体に設けた画像形成装置においては、装置本体から給紙装置を引き出す際に、最上層の記録材が例えば給紙機構に引っ掛かる等して給紙装置を乗り越え、装置本体内に落下して残ることがある(残紙を生ずることがある)。装置本体内に残紙したままで給紙装置を装置本体内に押し入れると、残紙の破損はもちろんのこと、ジャム(紙詰まり)を引き起こすことになる。このような残紙に対する対策として特許文献1では、給紙装置の引き出し動作に連動して給紙装置内の最上層の記録材を上方から押さえる押さえ機構を画像形成装置の装置本体側に設けることを提案している。
特開2009−203064号公報
しかし、特許文献1の押さえ機構は給紙装置の引き出し動作に連動する構造であり、給紙装置の引き出し動作量に比例して、給紙装置内の最上層の記録材を上方から押さえる動作を実行するものであるから、給紙装置を引き出し始めてから押さえ機構で最上層の記録材を完全に押さえ付けるまでには、タイムラグが発生することになる。このため、タイムラグの間に最上層の記録材が給紙装置を乗り越える可能性を否定できないのであり、残紙防止の確実性の点で十分とは言い難いものであった。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、装置本体から給紙装置を引き出す際の残紙の発生を確実に防止することを技術的課題としている。
請求項1の発明は、記録材を収容する記録材収容部を備え、前記記録材収容部内の記録材を1枚ずつ繰り出して搬送する給紙機構を備えた画像形成装置の装置本体に対して前記記録材収容部を出し入れ可能に構成している給紙装置であって、前記記録材収容部を引き出し不能にするロック部材を備え、前記装置本体には、前記記録材収容部内の最上層の記録材に近接した規制姿勢と前記最上層の記録材から離れた退避姿勢とに姿勢変更可能な乗り上げ規制部材と、前記ロック部材が前記記録材収容部の出し入れを許容するフリー状態になるのに伴って前記乗り上げ規制部材を前記規制姿勢に変更する姿勢変更機構とを備えているというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の給紙装置において、前記記録材収容部内には、前記記録材収容部内の記録材の幅方向位置を規制する側部規制部材を備え、前記規制姿勢時の前記乗り上げ規制部材の先端位置を前記側部規制部材の上端高さ位置よりも低く設定しているというものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の給紙装置において、前記給紙機構は、前記最上層の記録材に当接した給紙姿勢と前記最上層の記録材から離れた解除姿勢とに姿勢変更可能に構成し、前記ロック部材が前記フリー状態になるのに伴って、前記姿勢変更機構を介して前記給紙機構を前記解除姿勢に変更するように構成しているというものである。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載の給紙装置において、前記記録材収容部の前面側に、前記ロック部材操作用の把手部材を備え、前記把手部材は、前記記録材収容部の出し入れ方向に操作可能に構成し、前記記録材収容部の引き出し方向に向けて前記把手部材を操作することによって前記ロック部材を前記フリー状態とするように構成しているというものである。
請求項5の発明は、請求項2又は3に記載の給紙装置において、前記記録材収容部の前部側に前カバーを備え、前記前カバーは、前記記録材収容部の出し入れ方向に沿って前記記録材収容部に対して独立してスライド可能な区間を有し、前記区間において前記前カバーを前記記録材収容部の引き出し方向に向けて独立してスライドさせることによって前記ロック部材を前記フリー状態にするように構成しているというものである。
請求項6の発明は画像形成装置に係り、請求項1〜5のうちいずれかに記載の給紙装置を備えているというものである。
本願発明によると、記録材を収容する記録材収容部を備え、前記記録材収容部内の記録材を1枚ずつ繰り出して搬送する給紙機構を備えた画像形成装置の装置本体に対して前記記録材収容部を出し入れ可能に構成している給紙装置であって、前記記録材収容部を引き出し不能にするロック部材を備え、前記装置本体には、前記記録材収容部内の最上層の記録材に近接した規制姿勢と前記最上層の記録材から離れた退避姿勢とに姿勢変更可能な乗り上げ規制部材と、前記ロック部材が前記記録材収容部の出し入れを許容するフリー状態になるのに伴って前記乗り上げ規制部材を前記規制姿勢に変更する姿勢変更機構とを備えているから、前記記録材収容部が前記装置本体から引き出される前に予め、前記乗り上げ規制部材を的確に規制姿勢に切り換えできる。このため、前記装置本体から前記記録材収容部を引き出す際に、前記最上層の記録材が前記記録材収容部を乗り越えて前記装置本体内に落下して残るという残紙の発生を確実に防止できる。前記乗り上げ規制部材を姿勢変更するのに電気部品が不要であるため、簡単な構成で低コストに製造できる。
画像形成装置の外観斜視図である。 画像形成装置の右側面図である。 画像形成装置の内部構成を示す概略構成図である。 第1実施形態の給紙装置を示す斜視図である。 給紙装置と給紙機構の関係を示す拡大正面断面図である。 把手及びロック部材の作動態様を示す概略平面図であり、(a)はロック状態の場合、(b)はフリー状態の場合、(c)は記録材収容部を引き出した場合、(d)は記録材収容部を押し入れ始めた場合、(e)はフリー状態からロック状態へ切り換わる場合、(f)は再びロック状態になった場合の説明図である。 給紙機構における乗り上げ規制部材と姿勢変更機構との関係と説明するスケルトン図であり、(a)はロック状態の場合、(b)はフリー状態の場合の説明図である。 第2実施形態の給紙装置を装置本体内に収容した状態を示す平面図である。 前カバーのみがスライドした状態を示す概略図である。 前カバーが記録材収容部と一体になった状態を示す概略図である。 前カバーが記録材収容部と一体となってスライドした状態を示す概略図である。 第3実施形態の給紙装置を示す斜視図である。 ロック部材とレバー体との関係を示す側面説明図であり、(a)はロック状態の場合、(b)はフリー状態の場合の説明図である。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、図3で紙面に直交する方向を正面視とし、この方向を基準にしている。これらの用語は説明の便宜のために用いたものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
<画像形成装置の全体構成>
以下の各実施形態で共通となる画像形成装置の全体構成について、図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、画像形成装置1は、原稿P1から画像を読み取る画像読取部3と、画像が形成される記録材P2を収容する給紙装置4と、給紙装置4から給紙された記録材P2に画像を形成する画像形成部5と、画像形成部5で画像が形成された記録材P2が排紙される排紙トレイ6と、画像形成装置1への操作を受け付ける操作パネル7と、を備える。この画像形成装置1において、その装置本体2上部に画像読取部3が設けられるとともに、この画像読取部3の下側に画像形成部5が設けられる。
そして、排紙トレイ6が、画像形成部5で画像記録されて排紙された記録材P2を受けるために、装置本体2における画像形成部5の上側に設けられるとともに、給紙装置4が、装置本体2における画像形成部5の下側で出し入れ可能に構成される。このように構成されることで、後述するように、給紙装置4に収容された記録材P2が装置本体2内部に給紙された後、上昇搬送されることによって、給紙装置4の上部に配置された画像形成部5で画像が形成された後、画像読取部3と画像形成部5との間の空間(凹みスペース)に設けられた排紙トレイ6に排紙される。
装置本体2上部に設けられる画像読取部3は、原稿P1からの画像を読み取るスキャナー部31と、スキャナー部31の上部に設けられるとともにスキャナー部31に原稿P1を1枚ずつ搬送させる自動原稿搬送部(ADF:Auto Document Feeder)32とを備える。また、装置本体2の正面側(前面側)には、操作パネル7が設けられる。そして、ユーザーは、この操作パネル7の表示画面等を見ながらキー操作をすることで、画像形成装置1の各種機能の中から選択した機能について設定操作をしたり、画像形成装置1に作業実行を指示したりできる。
また、給紙装置4は、装置本体2から出し入れするためにユーザーが把持する把手部材41が設けられた前カバー42と、積載された記録材P2を収容する記録材収容部43と、を備える。この給紙装置4は、装置本体2に対して前後方向にスライドして出し入れされ、装置本体2に押し入れたとき、記録材収容部43が装置本体2内部に収容されるとともに、前カバー42が装置本体2前面を覆うこととなる。また、給紙装置4の記録材収容部43の右側には、後述する給紙機構8(図3参照)が設けられ、この給紙機構8により、記録材収容部43に収容される記録材P2が引き出されて、画像形成部5へ搬送される。
次に、図3を参照して、装置本体2の内部構造について説明する。装置本体2の上部にある画像読取部3のうちスキャナー部31は、上面側にプラテンガラス(不図示)を有する原稿台33と、原稿P1に対して光を照射する光源装置34と、原稿P1からの反射光を画像データに光電変換するイメージセンサー35と、反射光をイメージセンサー35上に結像させる結像レンズ36と、原稿P1からの反射光を順次反射させて結像レンズ36に入射させるミラー群37とを備えている。光源装置34、イメージセンサー35、結像レンズ36及びミラー群37は原稿台33の内部に設けられるともに、光源装置34及びミラー群37は原稿台33に対して左右方向に移動可能に構成される。
また、スキャナー部31の上面側には、ADF32が原稿台33に対して開閉可能に設けられている。ADF32は、原稿台33のプラテンガラス(不図示)上の原稿P1に覆い被さることによって原稿P1をプラテンガラス(不図示)に密着させる働きも有する。ADF32は、原稿載置トレイ38と原稿排出トレイ39とを備えている。
このような構成の画像読取部3において、原稿台33のプラテンガラス(不図示)上の原稿P1を読み取る場合は、右方向(副走査方向)に移動する光源装置34から原稿P1に光が照射される。原稿P1から反射した反射光は、光源装置34と同じく右方向に移動するミラー群37で順次反射されて結像レンズ36に入射し、イメージセンサー35上に結像される。イメージセンサー35は、入射光の強さに応じて画素毎に光電変換を実行して、原稿P1の画像に対応した画像信号(RGB信号)を生成する。
一方、原稿載置トレイ38に載置された原稿P1を読み取る場合、当該原稿P1は複数のローラー等で構成される原稿搬送機構40によって読取位置に搬送される。このとき、スキャナー部31の光源装置34及びミラー群37は、原稿台33内部の所定位置に固定される。従って、光源装置34により原稿P1の読取位置部分に光が照射され、その反射光がスキャナー部31のミラー群37及び結像レンズ36を介してイメージセンサー35上に結像される。そして、イメージセンサー35が原稿P1の画像に対応した画像信号(RGB信号)に変換する。その後、原稿P1は原稿排出トレイ39に排出される。
画像形成部5は、トナー画像を記録材P2に転写する転写部として、Y(Yellow)、M(Magenta)、C(Cyan)、K(Key tone)各色のトナー画像を生成する作像部51と、作像部51それぞれの下方に設けられた露光部52と、水平方向に並んだ各色の作像部51と当接することで作像部51から各色のトナー画像が転写される中間転写ベルト53と、作像部51と中間転写ベルト53を挟持するように各色の作像部51それぞれに対して上側に対向する位置に設けられた一次転写ローラー54と、中間転写ベルト53を回動させる駆動ローラー55と、駆動ローラー55の回転が中間転写ベルト53を通じて伝達することで回転する従動ローラー56と、中間転写ベルト53を挟んで駆動ローラー55と対向する位置に設置される二次転写ローラー57と、中間転写ベルト53を挟んで従動ローラー56と対向する位置に設置されるクリーナー部58とを、備える。
作像部51は、中間転写ベルト53の外周面と当接する感光体ドラム61と、感光体ドラム61の外周面をコロナ放電により帯電させる帯電器62と、攪拌して帯電させたトナーを感光体ドラム61の外周面に付着させる現像器63と、トナー画像を中間転写ベルト53に転写した後に感光体ドラム61の外周面に残留するトナーを除去するクリーナー部64と、を備える。このとき、感光体ドラム61は、中間転写ベルト53を挟んで、一次転写ローラー54と対向する位置に設置されるとともに、図3における時計回りの方向に回転する。そして、感光体ドラム61の周囲には、一次転写ローラー54、クリーナー部64、帯電器62、露光部52、及び現像器63が、感光体ドラム61の回転方向に沿って、順番に配置されている。
また、中間転写ベルト53は、例えば導電性を有する無端状のベルト部材から構成され、駆動ローラー55及び従動ローラー56に緩みの無い状態で巻き掛けられることで、駆動ローラー55の回転に従って、図3において反時計回りの方向に回動する。そして、中間転写ベルト53の周囲には、中間転写ベルト53の回転方向に沿って、二次転写ローラー57、クリーナー部58、YMCK各色の作像部51それぞれが順番に配置されている。
更に、この画像形成部5は、記録材P2に転写されたトナー画像を定着させる定着部として、記録材P2上のトナー画像を定着させるべく加熱するハロゲンランプなどを備えた加熱ローラー59と、記録材P2を加熱ローラー59と共に挟持して記録材P2を加圧する加圧ローラー60とを備える。尚、加熱ローラー59は、電磁誘導によりその表面に渦電流を生じさせることによって、加熱ローラー51表面が加熱されるものでもよい。
給紙装置4の記録材収容部43は、記録材P2が載置される底板44の前後左右が側板45F,45B,45L,45Rで囲まれた筐状で構成され、右側板45Rの内壁に記録材P2の右端辺が当接するように、記録材P2が底板44上に載置される。そして、底板44の右側板45R側には、右側板45Rの端辺を上下に回動させることで記録材P2を上側に押し上げる押上板46を、底板44の上面に具備する。底板44と押上板46との間には、押上板46を上向きに付勢する圧縮バネ48を配置している(図5参照)。押上板46下面にある圧縮バネ48の弾性付勢力と、押上板46上の記録材P2の自重とが互いに作用することによって、押上板46上の記録材P2のうち最上層の記録材P2の右端辺が、給紙機構8によって抜き出されるのに最適な位置におかれることになる。
底板44の左側板45L側には、底板44から突出させた記録材規制部47が、左右にスライド可能に構成される。そして、記録材P2の右側端辺が右側板45Rの内壁に当接するように、記録材規制部46により記録材P2の左側端辺位置が規制される。また、底板44上には、給紙前の記録材P2の前後幅方向位置を規制する側部規制部材としての一対の紙幅規制板49を立設している(図4及び図5参照)。この場合の一対の紙幅規制板49は、給紙前の記録材P2をセンター基準に幅寄せするものであり、前後幅方向に互いに連動して遠近移動するように構成している。記録材収容部43内の記録材P2を一対の紙幅規制板49で前後幅方向両側から挟持することによって、記録材収容部43内の記録材P2がその規格に拘らずセンター基準にセットされる。
給紙機構8は、記録材収容部43に収容された記録材P2を最上層から繰り出す繰り出しローラー81と、繰り出された記録材P2を1枚ずつに分離する給紙ローラー82及び捌きローラー83による分離ローラー対と、を備える。各給紙装置4の記録材収容部43内の記録材P2は、対応する繰り出しローラー81、給紙ローラー82及び捌きローラー83の回転駆動によって、最上層のものから1枚ずつ、給紙路R1経由で主搬送路R0に向けて送り出される。主搬送路R0は画像形成(印刷)の工程を経る記録材P2の主たる通り道である。また、給紙路R1は給紙装置4毎に設けられるとともに、各給紙路R1は主搬送路R0に合流している。
装置本体2における左右方向の一側部(実施形態では右側部)には、外部から所定サイズの記録材P2を給紙可能な手差しトレイ93が設けられている。手差しトレイ93は、装置本体2内にある通常の給紙装置4とは別に補助的に設けられたものであり、装置本体2における左右方向の一側部に対して開閉回動可能に取り付けられている。手差しトレイ93上の記録材P2は、繰り出しローラー等の回転駆動によって、最上層のものから1枚ずつ、手差し給紙路R2経由で主搬送路R0に向けて送り出される。
主搬送路R0のうち、加熱ローラー59及び加圧ローラー60による定着部よりも下流側には、印刷済の記録材P2を排出する排紙ローラー対91が配置されている。印刷済の記録材P2は、排紙ローラー対91の回転駆動によって排紙トレイ6に排出される。
また、画像形成装置1の装置本体2内には、更に、片面印刷後の記録材P2を表裏反転させて両面印刷するための循環搬送部92が設けられている。循環搬送部92は、片面印刷後の記録材P2を表裏反転させる反転ローラー対と、複数組の両面搬送ローラー対とを備えている。循環搬送部92では、片面印刷後の記録材P2を表裏反転させ、循環搬送路R3を介して再び主搬送路R0まで搬送させる。この場合、排紙ローラー対91を正逆回転可能に構成することによって、排紙ローラー対91に反転ローラー対の機能を兼用させている。排紙ローラー対91の正逆回転によって、記録材P2を画像形成装置1外に排出したり、スイッチバック(逆送)して画像形成装置1内に戻したりできる。循環搬送路R3の上流側は、主搬送路R0のうち画像形成部5の定着部と排紙ローラー対91との間から分岐している。循環搬送路R3の下流側は、画像形成部5の転写部の上流側に合流している。
画像形成装置1による印刷動作を簡単に説明する。画像形成装置1は、開始信号や画像信号等を受信して印刷動作を開始する。印刷動作が開始すると、給紙機構8によって給紙装置4から繰り出された記録材P2が、主搬送路R0に沿って画像形成部5に搬送される。画像形成部5は、カラー電子写真方式に基づく記録材P2への画像の転写及び定着を行うとともに、記録材P2への画像転写方式として、中間ベルト53を利用した中間転写方式を採用する。
この画像形成部5の転写部において、Y、M、C、K各色の作像部51では、帯電器62によって帯電させた感光体ドラム61の表面に露光部52からレーザー光が照射され、Y、M、C、K各色の画像に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像が形成された感光体ドラム61の表面に、現像器63で帯電したトナーが移り、感光体ドラム61にトナー画像が形成される。そして、感光体ドラム61の表面に担持されたトナー画像が、中間転写ベルト53と接触する際、一次転写ローラー54の静電気力によって、中間転写ベルト53に転写されるため、中間転写ベルト53の表面に、Y、M、C、K各色が重なったトナー画像が形成される。一方、トナー画像を中間転写ベルト53に転写した感光体ドラム61に残った未転写トナーは、クリーナー部64にて掻き取られ、感光体ドラム61上から取り除かれる。
中間転写ベルト53に転写されたトナー画像は、駆動ローラー55及び従動ローラー56によって中間転写ベルト53が回転することで、二次転写ローラー57と当接する転写位置まで移動し、主搬送路R0上の転写位置まで搬送される記録材P2に転写される。トナー画像を記録材P2に転写した中間点転写ベルト53に残った未転写トナーは、クリーナー部58にて掻き取られ、中間点転写ベルト53上から取り除かれる。また、二次転写ローラー57との当接位置でトナー画像が転写された記録材P2は、加熱ローラー59及び加圧ローラー60による定着部に搬送される。
片面に未定着トナー像を載せた記録材P2は、定着部の定着位置を通過する際に、加熱ローラー59による加熱及び加圧ローラー60による加圧が施されて、未定着トナー像が紙面に定着される。そして、片面印刷の場合、トナー像定着後(片面印刷後)の記録材P2は、排紙ローラー対91により排紙トレイ6に排出される。一方、両面印刷の場合は、片面印刷後の記録材P2を両面印刷用の循環搬送路R3に搬送して裏返しにし、再び主搬送路R0に戻すことによって、画像形成部5で記録材P2の他面にトナー像を転写及び定着させた後、排紙トレイ6に排出することとなる。
以下の各実施形態の画像形成装置は、上述の画像形成装置1の構成を共通に備えるものであって、給紙装置及びその周辺の構成を異にするものである。従って、以下の各実施形態では、給紙装置及びその周辺の構成について、詳細に説明するものとする。
<第1実施形態>
以下に、第1実施形態の給紙装置及びその周辺の構造について、図4〜図7を参照しながら説明する。図4に示すように、第1実施形態の給紙装置4Aは、底板44の前後左右が側板45F,45B,45L,45Rで囲まれた筐状の記録材収容部43と、記録材収容部43の前側板45Fの前方に設けた前カバー42とによって構成される。
前カバー42の前面側には、奥向き(記録材収容部43側)に凹む凹み部401を形成している。凹み部401内に把手部材41を装着している。前カバー42は中空箱状に形成している。把手部材41は、前カバー42外部に位置する横長の把持部402と、前カバー42内部に位置する横長の基部403と、把持部402及び基部403の左右両端部をつなぐ一対の脚部404とによって、平面視矩形状の形態になっている。両脚部404が凹み部401内の奥壁を貫通している。把手部材41は凹み部401内の奥壁に前後スライド可能に支持される。すなわち、把手部材41は記録材収容部43の出し入れ方向にスライド操作可能に構成している。
前カバー42内部には、装置本体2に対して記録材収容部43を引き出し不能にするロック部材405と、把手部材41とロック部材405とを連動連結する連係部材406とを配置している。第1実施形態のロック部材405は、前カバー42の右外側に出没動可能な(左右スライド可能な)杆状のものである。連係部材406は、把手部材41の前後スライド操作をロック部材405の左右出没動作に変換するものである。第1実施形態の連係部材406は、上下一対の三角板407と、上下三角板407の対応する角部をつなぐ縦軸408〜410とを備えている。上下両三角板407の間で且つ頂角側の第一縦軸408と底角側の第二及び第三縦軸409,410との間に、把手部材41の基部403を挿通させている。第三縦軸410は上下両三角板407を貫通している。第三縦軸410の上下突出端側は前カバー42の天面及び底面に回動可能に軸支している。このため、連係部材406は第三縦軸410回りに回動可能になっている。
連係部材406の第一縦軸408にロック部材405の基端側を連結している。ロック部材405の先端側は、前カバー42の右側板部に形成したロック穴411に臨ませている。ロック部材405の長手中途部と前カバー42底面に突設した固定部412との間には、付勢部材としての引張バネ413を装架している。引張バネ413は、ロック部材405の先端側を前カバー42のロック穴411から右外側に突出させる方向に常時付勢している。このため、把手部材41を操作しない場合において、ロック部材405の先端側は前カバー42のロック穴411から右外向きに突出した状態で維持される。装置本体2の左内側板部には、左内向きに突出した係合突起22を設けている。装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切って収容した状態では、ロック部材405の先端側が係合突起22の背面側に係合して、ロック部材405及び記録材収容部43は、引き出し不能なロック状態に保持される(図6(a)(f)参照)。
記録材収容部43を装置本体2から引き出すにあたり、把手部材41の把持部402を握って前方(記録材収容部43の引き出し方向)に引っ張ると、把持部材41の基部403が前方にスライドして連係部材406の第二縦軸409を前方に押圧し、図6で第三縦軸410回りの反時計方向に連係部材406を回動させる(図6(b)参照)。そうすると、連係部材406の第一縦軸408が左方向に移動し、引張バネ413の弾性付勢力に抗してロック部材405の先端側をロック穴411から前カバー42内部に没入させ、記録材収容部43の出し入れを許容するフリー状態になる(図6(b)参照)。この段階ではまだ記録材収容部43は装置本体2内にあるので、そのまま把手部材41の把持部402を握って前方に引っ張ることによって、記録材収容部43が装置本体2の前方に引き出される(図6(c)参照)。
係合突起22の前面側とロック部材405の先端背面側とには、互いに当接可能な傾斜形状の傾斜面221,414をそれぞれ形成している。装置本体2内に記録材収容部43を押し入れると、係合突起22の傾斜面221とロック部材405の傾斜面414とが当接し、引張バネ413の弾性付勢力に抗してロック部材405の先端側がロック穴411から前カバー42内部に没入する(図6(d)(e)参照)。装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切ると、傾斜面221,414同士が離れ、引張バネ413の弾性復原力によってロック部材405の先端側が係合突起22の背面側に向けて突出する。その結果、ロック部材405の先端側が係合突起22の背面側に引っ掛かって、記録材収容部43を引き出し不能にするロック状態になる(図6(a)(f)参照)。
ロック部材405の長手中途部には、後ろ向きに突出した操作アーム415を設けている。操作アーム415は、前カバー42の背面側及び記録材収容部43の前側板45Fに形成した左右横長のスライド長穴416を貫通している。操作アーム415は、ロック部材405と共にスライド長穴416に沿って左右スライド可能に構成している。操作アーム415の先端側は、ロック部材405がロック状態のときに、給紙機構8側にある回動片807(詳細は後述する)に当接するように構成している(図6(a)(f)参照)。
図4及び図5に示すように、給紙機構8は、装置本体2側に設けた下向き開口箱状のベース体801を備えている。第1実施形態のベース体801は、記録材収容部43の右側板45R上に跨るように配置している。ベース体801には、記録材収容部43内の最上層の記録材P2に近接した規制姿勢(図5の二点鎖線状態及び図7(b)参照)と最上層の記録材P2から離れた退避姿勢(図5の実線状態及び図7(a)参照)とに姿勢変更可能な乗り上げ規制部材802と、ロック部材405がフリー状態になるのに伴って乗り上げ規制部材802を規制姿勢に変更する姿勢変更機構803とを設けている。
乗り上げ規制部材802は、断面楕円形で前後に長い棒状(板状といってもよい)のものである。第1実施形態では、乗り上げ規制部材802の長手基端側をベース体801の左側板に上下回動可能に軸支している。乗り上げ規制部材802は、長手基端側を支点にして上向き回動すると、記録材収容部43内の最上層の記録材P2から離れた退避姿勢(図5の実線状態及び図7(a)参照)になり、下向き回動すると、最上層の記録材P2に近接した規制姿勢(図5の二点鎖線状態及び図7(b)参照)になる。すなわち、乗り上げ規制部材802は、長手基端側回りの回動によって、規制姿勢と退避姿勢とに姿勢変更可能になっている。
乗り上げ規制部材802の長手基端側の中途部には、外向き(右向き)に突出した規制板804を設けている。乗り上げ規制部材802を長手基端側回りに下向き回動させた場合、規制板804は、ベース体801の左側板の長手中途部に形成した下向き開口状の切り欠き溝に嵌まり、ベース体801内部に進入してベース体801の天井面に当接する。これによって、乗り上げ規制部材802の下向き回動下限、すなわち、乗り上げ規制部材802の規制姿勢が決定する。図5に示すように、規制姿勢時の乗り上げ規制部材802の先端位置は、紙幅規制板49の上端高さ位置よりも低く設定している。第1実施形態では、紙幅規制板49の内面側に形成した上限収容位置表示491と紙幅規制板49の上端高さ位置との間の高さ範囲Ht内に、規制姿勢時の乗り上げ規制部材802の先端位置がくるように設定している。なお、上限収容位置表示491は、記録材収容部43内で収容可能な記録材P2束の上限位置を示す印(マーク)である。
図4、図5及び図7(a)(b)に示すように、姿勢変更機構803は、乗り上げ規制部材802の回動軸線SL1に沿って平行状に延びる連動軸805を備えている。連動軸805はベース体801の内部側に回動可能に軸支している。連動軸805の後端側には、乗り上げ規制部材802の規制板804に上方から当接可能な押さえ片806を固着している。連動軸805の前端側はベース体801の前側板を回動可能に貫通している。連動軸805の前端突出部に、ロック部材405の操作アーム415に当接可能な回動片807を固着している。
連動軸805には連動用バネ808を被嵌している。連動用バネ808は荷重がコイルの巻き方向に作用する捩じりバネである。連動用バネ808の一端部と他端部とは、共にコイルの接線方向に延びている。連動用バネ808の一端部は、押さえ片806に下方から当接している。連動用バネ808の他端部は、ベース体801の左側板の内面に当接している。従って、連動用バネ808は、押さえ片806を下から押し上げる(乗り上げ規制部材802の規制板804から離れる)矢印RR方向に常時付勢している。
装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切って収容し、ロック部材405をロック状態にした場合、ロック部材405の操作アーム415が回動片807に左側から当接し、連動用バネ808の弾性付勢力に抗して連動軸805を矢印LR方向に回動させ、押さえ片806が規制板804を上方から押さえ付ける。その結果、乗り上げ規制部材802が長手基端側を支点にして上向き回動し、退避姿勢(図5の実線状態及び図7(a)参照)になる。すなわち、装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切って収容する際に、乗り上げ規制部材802は退避姿勢に切り換わる。
把手部材41の把持部402を握って前方に引っ張り、ロック部材405をフリー状態にした場合、ロック部材405の操作アーム415が回動片807から離れ、連動用バネ808の弾性復原力によって連動軸805を矢印RR方向に回動させ、押さえ片806が上向き回動して規制板804から離れる。その結果、乗り上げ規制部材802が長手基端側を支点にして自重によって下向き回動し、規制姿勢(図5の二点鎖線状態及び図7(b)参照)になる。すなわち、記録材収容部43を装置本体2の前方に引き出す前に、把手部材41を前方に引っ張り操作することによって、乗り上げ規制部材802は規制姿勢に切り換わる。そのまま把手部材41の把持部402を握って前方に引っ張れば、乗り上げ規制部材802が規制姿勢を維持したままで、記録材収容部43が装置本体2の前方に引き出される。
このように記録材収容部43が装置本体2から前方に引き出される前に予め、乗り上げ規制部材802を的確に規制姿勢に切り換えできるので、装置本体2から記録材収容部43を引き出す際に、最上層の記録材P2が記録材収容部43を乗り越えて装置本体2内に落下して残るという残紙の発生を確実に防止できる。乗り上げ規制部材802を姿勢変更するのに電気部品が不要であるため、簡単な構成で低コストに製造できる。
また、規制姿勢時の乗り上げ規制部材802の先端位置を紙幅規制板49の上端高さ位置よりも低く設定しているから、装置本体2から記録材収容部43を引き出す際に、乗り上げ規制部材802を最上層の記録材P2に一切接触させずに済み、乗り上げ規制部材802が最上層の記録材P2を破損させたり、記録材収容部43の引き出しの抵抗になったりするおそれがない。従って、記録材収容部43の引き出し操作性を向上できる。しかも、把手部材41を握って前方に引っ張るという一つの操作だけで、乗り上げ規制部材802の規制姿勢への切換と、記録材収容部43の引き出しとの両方を達成できるから、この点でも記録材収容部43の引き出し操作性向上に貢献する。
さて、前述の通り、給紙機構8は、繰り出しローラー81と、給紙ローラー82及び捌きローラー83による分離ローラー対とを備えている。第1実施形態では、これらローラー81〜83群のうち繰り出しローラー81と捌きローラー83とを、記録材収容部43内の最上層の記録材P2に当接した給紙姿勢(図7(a)参照)と最上層の記録材P2から離れた解除姿勢(図7(b)参照)とに姿勢変更可能に構成している。そして、ロック部材405がフリー状態になるのに伴って、姿勢変更機構803を介して繰り出しローラー81と捌きローラー83とを解除姿勢に変更するように構成している。
この場合、クランク形状の繰り出しローラー軸811と、同じくクランク形状の捌きローラー軸831とを、ベース体801の内部に回動可能に軸支している。繰り出しローラー軸811の回動軸線SL2と捌きローラー軸831の回動軸線SL3とは、乗り上げ規制部材802の回動軸線SL1及び連動軸805に沿って平行状に延びている。各ローラー軸811,831は、対応する回動軸線SL2,SL3と同軸状に延びる前後の端ロッド部812,832と、繰り出しローラー81又は捌きローラー83を回転可能に軸支したローラー支持部813,833と、ローラー支持部813,833の前後両端部と各端ロッド部812,832とをつなぐ中間部814,834とで構成している。
繰り出しローラー軸811を回動軸線SL2回りに上向き回動させると、繰り出しローラー81は解除姿勢(図7(b)参照)になる。繰り出しローラー軸811を回動軸線SL2回りに下向き回動させると、繰り出しローラー81は給紙姿勢(図7(a)参照)になる。捌きローラー軸831を回動軸線SL3回りに下向き回動させると、捌きローラー83は解除姿勢(図7(b)参照)になる。捌きローラー軸831を回動軸線SL3回りに上向き回動させると、捌きローラー83は給紙姿勢(図7(a)参照)になる。
各ローラー軸811,831の一方の端ロッド部812,832には、中間部814,834と反対向きに突出した当接片815,835を設けている。繰り出しローラー軸811の繰り出し当接片815は、連動軸805の長手中途部に設けた繰り出し押上板809に上方から当接している。捌きローラー軸831の捌き当接片835は、連動軸805の長手中途部に繰り出し押上板809と並べて設けた捌き押上板810に上方から当接している。
各ローラー軸811,831の一方の端ロッド部812,832には、連動用バネと同様の捩じりバネ816,836を被嵌している。繰り出しローラー軸811側の繰り出し捩じりバネ816の一端部は、一方の端ロッド部812から延びる中間部814に下方から当接し、他端部は、繰り出し当接片815に上方から当接している。捌きローラー軸831側の捌き捩じりバネ836の一端部は、ベース体801の天井面に下方から当接し、他端部は、捌き当接片815に上方から当接している。従って、繰り出し捩じりバネ816は、中間部814ひいては繰り出しローラー81を上向き回動させると共に、繰り出し当接片815を下向き回動させる方向に常時付勢し、捌き捩じりバネ836は、捌きローラー83及び捌き当接片835を下向き回動させる方向に常時付勢している。
装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切って収容し、ロック部材405をロック状態にした場合、ロック部材405の操作アーム415が回動片807に左側から当接し、連動用バネ808の弾性付勢力に抗して連動軸805を矢印LR方向に回動させ、繰り出し押上板809及び捌き押上板810を上向き回動させる。そうすると、繰り出し捩じりバネ816の弾性付勢力に抗して繰り出し当接片815が上向き回動すると共に、繰り出しローラー81が下向き回動して給紙姿勢(図7(a)参照)になる。また、捌き捩じりバネ836の弾性付勢力に抗して捌き当接片835が上向き回動すると共に、捌きローラー83が上向き回動して給紙姿勢(図7(a)参照)になる。すなわち、装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切って収容する際は、乗り上げ規制部材802が退避姿勢に切り換わると共に、繰り出しローラー81及び捌きローラー83が解除姿勢に切り換わる。
把手部材41の把持部402を握って前方に引っ張り、ロック部材405をフリー状態にした場合、ロック部材405の操作アーム415が回動片807から離れ、連動用バネ808の弾性復原力によって連動軸805を矢印RR方向に回動させ、繰り出し押上板809及び捌き押上板810を下向き回動させる(逃がす)。そうすると、繰り出し捩じりバネ816の弾性復原力によって繰り出し当接片815が下向き回動すると共に、繰り出しローラー81が上向き回動して解除姿勢(図7(b)参照)になる。また、捌き捩じりバネ836の弾性復原力によって捌き当接片835が下向き回動すると共に、捌きローラー83が下向き回動して解除姿勢(図7(b)参照)になる。すなわち、記録材収容部43を装置本体2の前方に引き出す前に、把手部材41を前方に引っ張り操作することによって、乗り上げ規制部材802が規制姿勢に切り換わると共に、繰り出しローラー81及び捌きローラー83が解除姿勢に切り換わるのである。もちろん、そのまま把手部材41の把持部402を握って前方に引っ張れば、乗り上げ規制部材802が規制姿勢を維持し且つ繰り出しローラー81及び捌きローラー83が解除姿勢を維持したままで、記録材収容部43が装置本体2の前方に引き出される。
このように記録材収容部43が装置本体2から前方に引き出される前に予め、乗り上げ規制部材802を的確に規制姿勢に切り換えるだけでなく、姿勢変更機構803を介して繰り出しローラー81と捌きローラー83とを解除姿勢に変更するから、最上層の記録材P2に対する繰り出しローラー81や捌きローラー83の接触抵抗をなくせるか又は大幅に軽減できる。従って、残紙の発生をより一層確実に防止できると共に、記録材収容部43の引き出し操作性の更なる向上を図れる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の給紙装置及びその周辺の構造について、図8〜図11を参照しながら説明する。なお、以降の実施形態において、第1実施形態と同様の構成及び作用のものには、第1実施形態と同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。図8〜図11に示すように、第2実施形態の給紙装置4Bでは、記録材収容部43の前側板45Fの前方に設ける前カバー42を、記録材収容部43に対して前後にスライド可能に構成している。
前カバー42は、記録材収容部43の前側板45Fの前方を覆う前板421と、記録材収容部43の底板44及び側板45L,45Rに対して滑合するスライド部422と、記録材収容部43に対する前カバー42の摺動範囲を規制する位置決めピン423と、把手部材41の前方引っ張り操作に連動して装置本体2への係止が解除されるロック部材405と、ロック部材405がロック状態のときに給紙機構8側の回動片807に当接可能な操作ブロック424と、記録材収容部43を後側へ付勢させるバネ材等の付勢部材425とを備えている。
この前カバー42において、スライド部422は、前板421の後面から後方に向かって突起させたコの字形状の断面を有する。スライド部422の内側は、底板44及び左右側板45L,45Rそれぞれの外側に摺接するように構成される。そして、底板44に対して摺接するスライド部422の底板部分には、この底板部分の上面から上側に突起する位置決めピン423が設けられる。また、前板421の後面のスライド部422に囲まれた領域に、付勢部材425が設けられる。更に、前板421の後面のうちスライド部422の左右外側に、操作ブロック424及びロック部材405が設けられる。なお、第2実施形態では、ロック部材405が、スライド部422の両側に設けられるのに対して、操作ブロック424は、給紙機構8に相対する位置にのみ設けられる。
一方、記録材収容部43は、底板44に、前カバー42のスライド部422に設けられた位置決めピン423が挿入される位置決め溝431を有する。位置決め溝431は、前後方向を長手方向とする穴形状とされ、位置決めピン423を位置決め溝431に挿設させることで、位置決めピン423の移動範囲が位置決め溝431の長手方向の長さで規制される。すなわち、位置決めピン423と位置決め溝431との相対関係により、前カバー42のスライド位置が規制される。換言すると、前後方向における位置決め溝431の長さによって、前カバー42が記録材収容部43に対して独立してスライドする区間が決定する。
また、図示は省略するが、押上板46に載置された最上層の記録材P2の給紙ローラー82への突き当て位置を検知するセンサーの検出結果に応じてモーターを駆動させることによって、押上板46による押上量を調整する。この押上板46による押上量を調整することで、記録材P2に対する繰り出しローラー81や給紙ローラー82への圧接力を一定に保持させる。
操作ブロック424の先端側(後端側)には、回動片807を左側から押すように当接して連動軸805を矢印LR方向に回動させる切換傾斜面427を形成している。前カバー42を後方に押して記録材収容部43を装置本体2内に押し入れると、操作ブロック424の切換傾斜面427が回動片807に左側から当接し、連動用バネ808の弾性付勢力に抗して連動軸805を矢印LR方向に回動させる。その結果、第1実施形態と同様にして、乗り上げ規制部材802が長手基端側を支点にして上向き回動し、退避姿勢(図8参照)になる。すなわち、第2実施形態でも、装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切って収容する際に、乗り上げ規制部材802が退避姿勢に切り換わる。
把手部材41を前方に引っ張り操作した場合、ロック部材405による係合突起22への係止が解除され、前カバー42が前方へスライドする。そうすると、操作ブロック424の切換傾斜面427が回動片807から離れ、連動用バネ808の弾性復原力によって連動軸805を矢印RR方向に回動させる。その結果、乗り上げ規制部材802が長手基端側を支点にして自重によって下向き回動し、規制姿勢(図9〜図11参照)になる。すなわち、記録材収容部43を装置本体2の前方に引き出す前に、把手部材41を前方に引っ張り操作することによって、乗り上げ規制部材802は規制姿勢に切り換わる。そのまま把手部材41の把持部402を握って前方に引っ張れば、乗り上げ規制部材802が規制姿勢を維持したままで、記録材収容部43が前カバー42と一体になって装置本体2の前方に引き出される。
図8に示すように、装置本体2へ給紙装置4Bが収容されているとき、記録材収容部43の後側板45Bが、装置本体2内に設けられた位置決め部材21に当接することによって、記録材収容部43の後方への移動が規制される。また、前カバー42のロック部材405が、装置本体2に設けられる係合突起22に係止されることにより、前カバー42の前方への移動が規制される。この前カバー42の前方への移動が規制されることで、記録材収容部43が付勢部材425により後方に付勢される。従って、位置決め部材21に当接する記録材収容部43は、装置本体2内部の規定位置に設置されることとなる。
装置本体2内の給紙装置4Bを装置本体2から引き出す際は、まず、把手部材41を前方に引っ張り操作し、ロック部材405による係合突起22への係止を解除する。把手部材41を把持して前側に引き出すことにより、前カバー42が前方へスライドする。このとき、図9に示すように、前カバー42に具備された付勢部材425が記録材収容部43を後方へ付勢するため、記録材収容部43の前方への移動は規制される。そして、この前カバー42に付属する操作ブロック424も、前カバー42と共に、前方へ移動することとなる。従って、操作ブロック424が回動片807から離間する結果、繰り出しローラー81及び捌きローラー83それぞれが記録材P2及び給紙ローラー82それぞれから離間し、給紙機構8による圧接が解除される。また併せて、乗り上げ規制部材802が規制姿勢に切り換わる。
そして、図10に示すように、前方にスライドする前カバー42の位置決めピン423が位置決め溝431に前側に当接すると、前カバー42の記録材収容部43に対する前方へのスライドが規制される。位置決め溝431の前側への位置決めピン423の当接によって、前カバー42に記録材収容部43が係止することとなるため、前カバー42を更に前方に引き出すことで、図11に示すように、前カバー42と記録材収容部43とが一体になってスライドする。
このように、給紙装置4Bを装置本体2から引き出すとき、まず、記録材収容部43の移動を規制した状態で、前カバー42と共に操作ブロック424を前方へ引き出すことで、給紙機構8の繰り出しローラー81及び捌きローラー83それぞれによる圧接を完全に解除すると共に、乗り上げ規制部材802は規制姿勢に切り換わる。その後に、前カバー42と記録材収容部43とが一体になって前方へ引き出されるため、記録材P2の破損や装置本体2内部への落下を防止できる。なお、図8に示すように、位置決め溝431における位置決めピン423を移動可能とする区間長さが、操作ブロック424と給紙機構8とが重なり合う長さよりも長い。このように構成することで、給紙装置4Bを引き出す際に、乗り上げ規制部材82を規制姿勢に変更するまで、記録材収容部43の移動を規制できる。
一方、給紙装置4Bを装置本体2に押し入れて収容する場合は、給紙装置4Bを装置本体2から引き出すときと異なり、把手部材41の操作が不要であり、前カバー42を後方に押し込む。このとき、記録材収容部43は、前カバー42の付勢部材425による後方への付勢力が作用するため、図11に示すように、前カバー42と一体となって後方へ移動し、装置本体2内部へ収容される。そして、図10に示すように、記録材収容部43の後側板45Bが位置決め部材21に当接すると、記録材収容部43の後方への移動が規制され、前カバー42のみが後方へ押し込まれることとなる。
前カバー42が更に後方へ押し込まれることで、図9に示すように、前カバー42のみが後方に移動し、この前カバー42に付属される操作ブロック424が回動片807に左側から押圧するように当接するまで移動する。その結果、繰り出しローラー81及び捌きローラー83それぞれが記録材P2及び給紙ローラー82それぞれを圧接すると共に、乗り上げ規制部材802が退避姿勢に切り換わる。その後、更に前カバー42が押動されることで、図8に示すように、前カバー42のロック部材405が装置本体2の係合突起22に係止し、給紙装置4Bが装置本体2に固定されるようにして収容される。
このように、給紙装置4Bを装置本体2に押し入れるとき、まず、記録材収容部43の装置本体2の所定位置に位置決めした後、前カバー42と共に操作ブロック424を後方へ押し入れることで、繰り出しローラー81及び捌きローラー83それぞれにより圧接させると共に、乗り上げ規制部材802を退避姿勢に切り換える。すなわち、給紙装置4Bの挿入時において、記録材収容部43が規定位置に収容されるまで、給紙機構8による記録材P2への圧接、及び、乗り上げ規制部材802の退避姿勢への切換が禁止される。これにより、記録材P2の規定位置に設置された後に、繰り出しローラー81及び捌きローラー83それぞれから圧接されると共に、乗り上げ規制部材802が退避姿勢に切り換わることとなるため、記録材P2のたるみや破損などを防止できる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の給紙装置及びその周辺の構造について、図12及び図13を参照しながら説明する。第3実施形態の給紙装置4Cでは、記録材収容部43の前側板45Fの前方に設けた前カバー42に、上下方向に操作可能なレバー式のロック部材405を設けている。ロック部材405の前端側は前カバー42の前面側に突出している。ロック部材405の後端側には、ロック用の右向き鉤状部451と上向き鉤状部452とを形成している。装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切って収容した状態で、ロック部材405の前端側を掴んで上向きに操作することによって、装置本体2の左内側板部に設けた係合突起22にロック部材405の右向き鉤状部451が係合し、記録材収容部43を引き出し不能にするロック状態になる。ロック部材405の前端側を掴んで下向きに操作すれば、ロック部材405の右向き鉤状部451と装置本体2の係合突起22との係合が解除され、記録材収容部43の出し入れを許容するフリー状態になる。
一方、ベース体801に設けた姿勢変更機構803は、ベース体801の前側板から前向き突出して前後スライド可能なレバー体821を備えていて、レバー体821の前後スライド動を乗り上げ規制部材802の長手基端側回りの上下回動に変換するように構成している。レバー体821の前端側には、ロック部材405の上向き鉤状部452に当接可能な下向き鉤状部822を形成している。
装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切って収容した状態で、ロック部材405の前端側を掴んで上向きに操作すると、ロック部材405の上向き鉤状部452がレバー体821の下向き鉤状部822に下方から当接し、バネ等の弾性付勢力に抗してレバー体821を後方にスライド移動させる。その結果、乗り上げ規制部材802が長手基端側を支点にして上向き回動し、退避姿勢になる。すなわち、ロック部材405がロック状態になるのに伴い、乗り上げ規制部材802が退避姿勢に切り換わる。装置本体2内に記録材収容部43を押し込み切って収容した状態で、ロック部材405の前端側を掴んで下向きに操作すると、ロック部材405の上向き鉤状部452がレバー体821の下向き鉤状部822から離れて、バネ等の弾性復原力によってレバー体821が前方にスライド移動する。その結果、乗り上げ規制部材802が長手基端側を支点にして自重によって下向き回動し、規制姿勢になる。すなわち、ロック部材405がフリー状態になるのに伴い、記録材収容部43を装置本体2の前方に引き出す前に、乗り上げ規制部材802が規制姿勢に切り換わるのである。
なお、上記各実施形態での給紙機構8の構造は、乗り上げ規制部材802,繰り出しローラー81及び捌きローラー83の姿勢変更のための機構の一例を示すものである。従って、上記の各実施形態の構造に限らず、乗り上げ規制部材802、繰り出しローラー81及び捌きローラー83の姿勢変更が適宜切り換わるものであれば、他の構成であっても構わない。
また、本願発明の画像形成装置として、電子写真方式による画像形成装置を例に挙げて説明したが、上述の各実施形態における、給紙装置及び給紙機構のそれぞれを備えるものであれば、電子写真方式に限られず、インクジェット方式など、他の方式による画像形成装置であっても構わない。更に、本願発明の画像形成装置としては、上述の各実施形態における給紙装置及び給紙機構を備えるものであれば、コピー機能、スキャナー機能、プリンター機能、ファックス機能を有するMFP(Multifunction Peripheral)であっても構わないし、プリンター、コピー機、ファクシミリ等であっても構わない。その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 画像形成装置
2 装置本体
4 給紙装置
8 給紙機構
41 把手
42 前カバー
43 記録材収容部
49 紙幅規制板
81 繰り出しローラー
82 給紙ローラー
83 捌きローラー
405 ロック部材
415 操作アーム
424 操作ブロック
491 上限収容位置表示
801 ベース体
802 乗り上げ規制部材
803 姿勢変更機構
804 規制板
805 連動軸
806 押さえ片
807 回動片
808 連動用バネ
809 繰り出し押上板
810 捌き押上板
811 繰り出しローラー軸
815 繰り出し当接片
816 繰り出し捩じりバネ
821 レバー体
831 捌きローラー軸
835 捌き当接片
836 捌き捩じりバネ

Claims (6)

  1. 記録材を収容する記録材収容部を備え、前記記録材収容部内の記録材を1枚ずつ繰り出して搬送する給紙機構を備えた画像形成装置の装置本体に対して前記記録材収容部を出し入れ可能に構成している給紙装置であって、
    前記記録材収容部を引き出し不能にするロック部材を備え、
    前記装置本体には、前記記録材収容部内の最上層の記録材に近接した規制姿勢と前記最上層の記録材から離れた退避姿勢とに姿勢変更可能な乗り上げ規制部材と、前記ロック部材が前記記録材収容部の出し入れを許容するフリー状態になるのに伴って前記乗り上げ規制部材を前記規制姿勢に変更する姿勢変更機構とを備えている、
    給紙装置。
  2. 前記記録材収容部内には、前記記録材収容部内の記録材の幅方向位置を規制する側部規制部材を備え、前記規制姿勢時の前記乗り上げ規制部材の先端位置を前記側部規制部材の上端高さ位置よりも低く設定している、
    請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記給紙機構は、前記最上層の記録材に当接した給紙姿勢と前記最上層の記録材から離れた解除姿勢とに姿勢変更可能に構成し、前記ロック部材が前記フリー状態になるのに伴って、前記姿勢変更機構を介して前記給紙機構を前記解除姿勢に変更するように構成している、
    請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記記録材収容部の前面側に、前記ロック部材操作用の把手部材を備え、前記把手部材は、前記記録材収容部の出し入れ方向に操作可能に構成し、前記記録材収容部の引き出し方向に向けて前記把手部材を操作することによって前記ロック部材を前記フリー状態とするように構成している、
    請求項2又は3に記載の給紙装置。
  5. 前記記録材収容部の前部側に前カバーを備え、前記前カバーは、前記記録材収容部の出し入れ方向に沿って前記記録材収容部に対して独立してスライド可能な区間を有し、前記区間において前記前カバーを前記記録材収容部の引き出し方向に向けて独立してスライドさせることによって前記ロック部材を前記フリー状態にするように構成している、
    請求項2又は3に記載の給紙装置。
  6. 請求項1〜5のうちいずれかに記載の給紙装置を備えている、
    画像形成装置。
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