JP2014145683A - 構造物変位計測装置における計測用ターゲット取付装置 - Google Patents

構造物変位計測装置における計測用ターゲット取付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】計測対象構造物の被計測部に反射プリズムを容易に調整することができ、かつ、構造物の取付面に確実に固定できる計測用ターゲット取付装置の提供。
【解決手段】変位計測を行う構造物に配置される計測用ターゲット取付装置10に関する。構造物の被計測部に固定される台座板部材11と、台座板部材に垂設される支柱部材12と、支柱部材の軸線方向の周り方向に回転可能な第1取付部材13と、第1取付部材の一方の端面側に設けられ第1取付部材を支柱部材に固定する第1固定部材19と、他方の端面側に第1の方向に対して直交する第2の方向に中心線が向くように設けられる筒状案内部材16と、平面視L字状の部材であって、一方の部位が第2の方向の周り方向に揺動可能に設けられ、他方の部位に計測光の反射を行う反射プリズムが固定されている第2取付部材14と、第2取付部材を第1取付部材に固定するための第2固定部材18とからなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、構造物の変位を光学的に計測する構造物変位計測装置において、計測対象構造物の被計測部の測定点に、容易に、計測用ターゲットを調整することができ、かつ、計測対象構造物の被計測部の取付面に確実に固定できる構造物変位計測装置における計測用ターゲット取付装置に関する。
構造物を建築施工する際、構造物の測量を行い、精度管理しながら施工することがことがある。このような構造物の測量を行う方法の一つに、トータルステーションを利用した測量方法がある。
一方、橋梁の架設施工方法の一つにカンチレバー工法(やじろべえ工法)があり、この工法では、橋脚を中心にバランスをとり、両側にコンクリートを打設しながら橋桁を延ばしいく。そして、橋脚から延びた橋桁は中央閉合されることにより橋桁として繋がる。しかしながら、この橋桁が精度良く繋げるためには高精度な測量を行い精度管理する必要がある。このような工法において、前述したトータルステーションを利用する場合、橋脚、橋桁等被計測部の測定点に計測用ターゲット(例えば、計測用プリズム)を合わせるとともにしっかり固定する必要がある。
このような計測用ターゲットについての種々な提案を、特許文献に基づいて説明する。例えば、基部と、直立柱部と、中空支柱と、チルトアームを備えたステージ本体と、中空支柱に配設される指示部とを備え、指示部の下端に石突を設け、実際の測点が直視できる光波距離計用リフレクター台座に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、測量用支柱の下端を、先端が尖った円錐形状にするとともに、その円錐形の頂点が外部から視認し得る架橋状の台座により支持する光波距離計レフレクター支持台に関する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、ターゲット本体部と、吸盤部とを有し、着脱操作が容易に行うことができる測点用ターゲットに関する技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。
実開平06−86019号公報 実開平05−90315号公報 実開平06−80118号公報
しかしながら、特許文献1、2の技術の光波距離計用リフレクター台座は、基部、台座を測定台上に載置するだけのものであり、基部、台座を固定することについて考慮はなされていない。また、特許文献3の技術の測点用ターゲットは、トグル式の吸盤器により吸着されるものであり、測定面が平らな平面でないと確実に吸着することができないおそれがあるという問題点を有しているものであった。
一方、前述したように、橋梁の架設施工を行う現場では、コンクリート製の橋脚、橋桁等被計測部の測定点に計測用ターゲット(例えば、計測用プリズム)を合わせるとともに被計測部の取付面にしっかり固定できる技術の開発が要望されている。言い換えると、特許文献1〜3に開示された従来の技術では、このような要望に応えることができず、この要望に応えられる変位計測装置の計測用ターゲット取付装置の開発が要望されていた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、下記の目的を達成する。
本発明の目的は、構造物の変位を光学的に計測する構造物変位計測装置において、計測対象の構造物の被計測部の測定点に、容易に、計測用ターゲットを調整することができ、かつ、計測対象の構造物の被計測部の取付面に確実に固定できる計測用ターゲット取付装置を提供することにある。
本発明1の構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置は、変位計測を行う構造物の所定の位置に配置された複数の計測用ターゲットと、前記構造物の外部近傍に設置され、前記計測用ターゲットに計測光を投射するとともに前記計測用ターゲットから反射した反射光を受光することで、前記計測用ターゲットの位置を計測する変位計測装置とを備えた構造物変位計測システムにおいて、前記計測用ターゲットを前記構造物の所定の位置に取り付けるための計測用ターゲット取付装置であって、前記構造物の被計測部の取付面に固定される台座板部材と、前記台座板部材の上部に垂設され、支柱本体軸部である第1軸部と、前記第1軸部の上部に前記第1軸部より小径に形成されている第2軸部とを有する支柱部材と、長手方向に延在し両端に端面が形成されている部材であって、前記長手方向の中間の位置に、前記支柱部材の前記第2軸部が嵌入される穴部を有し、前記支柱部材の軸線方向である第1の方向の周り方向に前記第2軸部に案内されて回転可能な第1取付部材と、前記第1取付部材の長手方向の一方の端面側に設けられ、所望の回転位置に調整された前記第1取付部材を、前記支柱部材に固定するための第1固定部材と、前記第1取付部材の長手方向の他方の端面側に、前記第1の方向に対して直交する第2の方向に中心線が向くように設けられる筒状案内部材と、平面視L字状をした部材であって、L字の一方の部位に、前記筒状案内部材に嵌入される穴部を有し、前記L字の他方の部位に、入射された前記計測光を反射するための反射プリズムが固定され、前記第2の方向の周り方向に前記筒状案内部材に案内されて揺動可能な第2取付部材と、所望の揺動方向に調整された前記第2取付部材を前記第1取付部材に固定するための第2固定部材とからなっていることを特徴とする。
本発明2の構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置は、本発明1において、前記台座板部材は、四角形又は円形の板であって、位置合わせのための十字状基準線が形成されていることを特徴とする。
本発明3の構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置は、本発明1又は2において、前記第1取付部材は、多角柱状の部材であって、前記多角柱の底面が前記一方の端面及び前記他方の端面であり、前記第1軸部と前記第2軸部との間の段部面に、前記多角柱の一側面が当接するように、前記第2軸部が嵌入される前記穴部が形成されていることを特徴とする。
本発明4の構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置は、本発明2又は3において、前記構造物はコンクリート製の構造物であり、前記台座板部材には、前記構造物の前記取付面に固定するための取付用挿通穴が形成されており、前記台座板部材は前記構造物に前記取付用挿通穴を介して締結部材で固定されていることを特徴とする。
本発明5の構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置は、本発明2又は3において、前記構造物はコンクリート製の構造物であり、前記台座板部材は、前記構造物の前記取付面に接着剤で接着されていることを特徴とする。
本発明6の構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置は、本発明4又は5において、前記構造物は、橋桁、橋脚、及び、橋梁の主塔から選択される1つ以上であり、前記変位計測装置は、前記構造物に設置された前記計測用ターゲットが見渡せる位置に設けられていることを特徴とする。
本発明による計測用ターゲット取付装置は、第1取付部材が、第1の軸線の周り方向に、支柱部材の外周部と段部面とに案内されて、安定した姿勢を維持して回転可能になっている。また、第2取付部材は、筒状案内部材の外周部と、筒状案内部材のフランジ部及び第1取付部材の端面とを介して、第1の軸線に対して直交する第2の軸線の周り方向に、安定した姿勢を維持して揺動可能になっている。この第1取付部材の回転位置調整、第2取付部材の揺動位置調整は、各々、独立して調整可能であり、また、安定した姿勢を維持して調整可能であるため、容易に被計測部の測定点に計測用ターゲット(反射プリズム)を合わせることができる。すなわち、計測用ターゲットの角度調整等が容易に行える。また、この計測用ターゲット取付装置は、構造が簡素で剛性を向上させた構成のものであり、計測用ターゲットを取り付けた後、例え過酷な環境下にあっても取付調整状態を長期間に亘って維持することができる。
さらに、計測用ターゲット取付装置は、台座板部材が、計測対象の構造物の被計測部の取付面に、締結手段、接着剤を介して確実に固定することができ、例え過酷な環境下にあっても確実に固定でき、長期間の計測に影響を受けさせることがない。
図1は、構造物変位計測システムの概要を模式的に示す概要図である。 図2は、本発明の計測用ターゲットが取り付けられた状態の計測用ターゲット取付装置を示す外観図である。 図3は、計測用ターゲット取付装置の正面図である。 図4は、計測用ターゲット取付装置を、一部を断面にして示した平面図である。 図5は、計測用ターゲット取付装置を、一部を断面にして示した側面図である。
以下、本発明の計測用ターゲット取付装置の実施の形態を、図1〜5に基づいて説明を行う。
図1は、構造物変位計測システムの概要を模式的に示す概要図、図2は、計測用ターゲットが取り付けられた状態の計測用ターゲット取付装置を示す外観図である。図3は、計測用ターゲット取付装置の正面図、図4は、計測用ターゲット取付装置を、一部を断面にして示した平面図、図5は、計測用ターゲット取付装置を、一部を断面にして示した側面図である。
図1に示すように、構造物変位計測システムは、変位計測装置60と、計測対象物であるコンクリート製の橋脚50、橋桁51、主塔(図示せず)等の被計測部の測定点位置に、各々、固定される計測用ターゲット1と、変位計測装置60から出力された距離情報、角度情報から計測用ターゲット1の位置情報を演算するための演算装置61等とから構成されている。この形態では、カンチレバー工法において、橋脚を中心にバランスをとり、両側にコンクリートを打設しながら橋桁を延ばしていく時、完成時の橋桁の精度確保のため、架設各段階における橋桁の形状、橋脚の倒れ等の精度管理を行うものを例にして説明を行う。また、橋桁の変形等を常時観測することは、架設工事時の安全管理に寄与できるものである。なお、計測対象の構造物は、橋梁以外の構造物であってもよく、この変位計測を行う内容も構造物の種類により適宜選択されるものである。
この実施の形態の変位計測装置60は、トータルステーション(例えば、ライカ社製のトータルステーション)である。図1に示すように、変位計測装置60は、計測対象物から離れた位置に設置されている。計測用ターゲット(以下、ターゲットと記載)1は、コンクリート製の橋脚50、橋桁51等に、所定の間隔毎に設けられ、各々、反射プリズム20を有しているものであり、橋脚50、橋桁51等に計測用ターゲット取付装置(以下、ターゲット取付装置と記載)10を介して取り付けられている。言い換えると、ターゲット1は、変位計測を行う橋脚50、橋桁51等の計測対象物の被計測部に所定の間隔毎に設けられている。
変位計測装置60は、レーザ光、近赤外光又は赤色レーザーダイオード等の計測光(測距用光)をターゲット1の反射プリズム20に投射し、反射プリズム20によって反射した反射光を受光することで距離を計測する機能と、そのときの方位である水平面内の角度、鉛直面内の角度を計測する機能を備えている。例えば、変位計測装置60から反射プリズム20までの距離情報(測距情報データ)、そのときの方位データである水平面内、鉛直面内の角度情報(測角情報データ)が出力され、演算装置61で、反射プリズム20の位置が3次元の位置情報として演算される。なお、変位計測装置60は、前述したように、トータルステーションなどとしてよく知られているものであり、この実施の形態の説明では詳細な説明を省略する。
図2から5に従って、ターゲット取付装置10について説明を行う。
このターゲット取付装置10は、ステンレス製又は防錆処理がされた金属製の各部材からなり、剛性のある各部材を組み立てることで構成されている。また、ターゲット取付装置10は、台座板部材11、支柱部材12、第1取付部材13、第2取付部材14等から構成される簡素な構造である。台座板部材11は、四角形状、又は、円形(例えば、正円、楕円、長円等)形状をした所定の大きさ、厚さをした板部材である。台座板部材11は、下面11cが、計測対象である構造物の被計測部の取付面に載置、固定するための面となっている。台座板部材11の4方の所定の位置には、ボルト(締結部材)Boが挿通される取付用ボルト穴(取付用挿通穴)11bが設けられている。また、台座板部材11の上面には、位置決めを目視等で容易に行うための十字状基準線11aが刻設されている。
台座板部材11の上部側の中央、略中央には、軸固定部材15が溶接等で一体に固定されている。軸固定部材15の中央には、支柱部材12の第3軸部12cが挿入される穴部15eが形成されている。また、軸固定部材15には、外周部から穴部15eの間にわたってすり割り加工されたすり割り溝部15bが形成されている。軸固定部材15には、すり割り溝部15bの溝面と直交する中心線方向に、すり割り溝部15bを挟んで、座ぐり穴部、ボルト穴部15cが軸固定部材15の一方の側に、ねじ穴部15dが軸固定部材15の他方の側に形成されている(図5参照)。座ぐり穴部側から挿通されたボルト15aのねじ軸部が、ねじ穴部15dにねじ込まれることで、すり割り溝部15bの溝幅を狭くして、穴部15eに挿入された第3軸部12cが固定される。支柱部材12は、軸線Aが、台座板部材11に対して直交又は略直交する方向に立設されている。
支柱部材12は、六角棒材が所定の長さに加工された略六角柱状の部材である。支柱部材12は、支柱部材12の本体軸部である六角状の第1軸部12aと、第1軸部12aの一方の端部側に、第1軸部12aより小径の直径寸法に形成されている第2軸部12bと、第1軸部12aの他方の端部側に、第1軸部12aより小径の直径寸法に形成されている第3軸部12cとが形成されている。例えば、第2軸部12b、第3軸部12cの外径寸法は、第1軸部12aの六角対辺寸法より小径の寸法に形成されている。
第1取付部材13は、六角棒材が所定の長さに切断され、所望の位置に加工が施された略六角柱状の部材である。すなわち、第1取付部材13は、底面が六角形の角柱であり、両端の六角形の底面と、底面間に底面の辺の数(6つ)だけ形成された四角形の側面が形成された部材である。また、第1取付部材13は、側面部が、底面と直交する方向である長手方向に延びた部材である。第1取付部材13の長手方向のほぼ中間の位置には、対向する側面(六角対辺)を貫通するように、支柱部材12の第2軸部12bが嵌入される穴部13aが形成されている。第1取付部材13は、第1取付部材13の穴部13aが、支柱部材12の第2軸部12bに案内されて、支柱部材12に対して回転可能に設けられている。言い換えると、第1取付部材13は、支柱部材12に対して、第1の軸線である支柱部材12の軸線Aの周り方向(矢印α方向)に回転可能に設けられている。また、第1軸部12aと第2軸部12bとの段部面12dに第1取付部材13の下面(一側面)が当接しており、支柱部材12に対して第1取付部材13が回転するとき、この段部面12dが支柱部材12の軸線方向の案内部となる。すなわち、第1取付部材13は、支柱部材12の軸線Aに対して直交する第1の平面内で、安定した状態で回転する。この第1取付部材13を矢印α方向への回転させることで、反射プリズム20の中心線CLを、第1の平面(例えば、水平面内又は略水平面)内において、軸線Aを中心に矢印α方向の所定の角度位置に調整することができる(図4参照)。
第1取付部材13の長手方向の一方の端面(一方の底面)13bと他方の端面(他方の底面)13cとは、平行又は略平行な面に形成されている。また、穴部13aの中心線は、一方の端面13b及び他方の端面13cに対して平行又は略平行になるように、一方の端面13bと他方の端面13cとのほぼ中間の位置に形成されている。第1取付部材13の長手方向の一方の端面(一方の底面)13b側には、一方の端面13bから穴部13aの間に亘ってねじ穴部13dが形成されている。ねじ穴部13bは、一方の端面13bに対して直交又は略直交するように形成されている。ねじ穴部13bには、ボルト(第1固定部材)19がねじ込まれている。第1取付部材13を所定の揺動位置に調整した後、ボルト19をねじ込むことで、第1取付部材13は支柱部材12に対して固定される。
第1取付部材13の長手方向の他方の端面(他方の底面)13c側には、他方の端面13cから所定の深さ位置に、案内穴部13fと、ねじ穴部13eとが形成されている(図4参照)。案内穴部13f、ねじ穴部13eは、他方の端面13cに対して直交又は略直交するように形成されている。なお、第1取付部材は、円筒状の部材に下部側の一面を削いで下面部を形成したもの、他の多角形状のもの等であってもよい。他の多角形状のものにした場合、角柱の一底面が、支柱部材の段差面と当接するように構成される。
第2取付部材14は、図4に示すように、平面視「L字状」をした部材であって、L字の一方の部位14aには反射プリズム20が取り付けられている。L字の他方の部位14bには、筒状案内部材16の外周部16aが嵌入され、筒状案内部材16の外周部16aに案内されて第2取付部材14が揺動運動するための穴部14cが形成されている。
筒状案内部材16は、外周部16aが、第2取付部材14の穴部14c、第1取付部材13の案内穴部13fに嵌入されている。筒状案内部材16の内周部には、ボルト(第2固定部材)18が挿通されている。筒状案内部材16のフランジ部16bとボルト18の頭部との間には、ばね座金(スプリングワッシャ)17が設けられている。筒状案内部材16のフランジ部16bは、ボルト18の頭部と第2取付部材14の他方の部位14bとの間に位置している。ボルト18のねじ込みを緩めると、第2取付部材14は、筒状案内部材16の外周部16aに案内されて、第2の軸線である軸線Bの周り方向(矢印β方向)に揺動可能となる。軸線Bは、軸線Aに対して直交した軸線であり、筒状案内部材16、第1取付部材13の案内穴部13f等の中心線である。また、他方の端面13cは、軸線Bに対して直交する端面(平面)である。
第2取付部材14はボルト18をねじ込むと、フランジ部16bがボルト18の頭部に押圧され、第1取付部材13に対して第2取付部材14が固定される。すなわち、ボルト18を緩めた状態で、第2取付部材14を軸線Bの周り方向(矢印β方向)の所望の揺動位置に調整し、揺動位置に調整後、ボルト18をねじ込んで第2取付部材14を第1取付部材13に固定する。言い換えると、第2取付部材14は、軸線Bと直交する第2の平面内で揺動可能に設けられている。この第2取付部材14を矢印β方向に揺動させることで、反射プリズム20の中心線CLが、第2の平面(例えば、鉛直面内又は略鉛直面)内において、軸線Bを中心に矢印β方向の所定の角度位置に調整することができる(図3参照)。
反射プリズム20は、反射プリズム20が第2取付部材14の一方の部位14aに取り付けられとき、図3に示すように反射プリズム20の中心線CLが、軸線Bを中心にして、水平方向を含む所定の角度範囲内に矢印β方向に調整できる。ボルト18、筒状案内部材16等の中心線を中心にして角度調整可能となっている。また、一方の部位14aに取り付けられた反射プリズム20は、第2取付部材14が第1取付部材13に固定されたとき、反射プリズム20の第1取付部材13の長手方向(軸線B方向)の位置が支柱部材12の軸線Aの中心位置と同一又はほぼ同一になるように構成されている(図4参照)。軸線Aと軸線Bとは、図3に示すように正面視したとき、同一線上に位置するように構成されている。さらに、反射プリズム20の仮想反射点位置は、支柱部材12の軸線Aの中心位置と一致するように構成されている。この反射プリズム20は、変位計測装置60から投射され、反射プリズム20に入射された計測光(測距用光)を変位計測装置60に反射光として反射するものである。
ターゲット取付装置10は、図3,5に示す軸線Aの周り方向(矢印α方向)、図4,5に示す軸線Bの周り方向(矢印β方向)に揺動し、ターゲット1の角度調整等が容易に行える。また、ターゲット取付装置10は、構造が簡素で剛性を向上させた構成のものであり、ターゲット1を取り付けた後、例え過酷な環境下にあっても取付調整状態を長期間に亘って維持することができる。
本実施の形態の構造物変位計測システムにおけるターゲット取付装置の作用について説明を行う。
変位計測装置60を所定の位置(例えば、橋桁全体が見渡せる位置)に設置する。変位計測装置60は、橋桁51に設置されたターゲット取付装置10の反射プリズム20が見渡せる位置に設けられている。橋桁51の被計測部の取付面に、ターゲット取付装置10を取り付けるため、台座板部材11の取付用ボルト穴11bに対応する位置に穴をあけ、金属拡張アンカー(以下、アンカーと記載)を埋設する。台座板部材11の十字用基準線11aを、被計測部の位置合わせ用線に合わせる。台座板部材11の取付用ボルト穴11bを挿通したボルトBoを、橋桁51に埋設したアンカーのねじ部にねじ込み、橋桁51に台座板部材11を固定する。なお、このボルトBo、アンカー等が締結手段を構成する。このように、ボルトBo、アンカー等締結手段により固定しているため、例え過酷な環境下にあっても確実に固定でき、長期間の計測に影響を受けさせることがない。
第2取付部材14の一方の部位14aに反射プリズム20を取り付け、固定する。ボルト19の締め付けを緩め、支柱部材12に対する第1取付部材13の固定を解除して、第1取付部材13を回転可能にする。軸線Aの周り方向(矢印α方向)における反射プリズム20の向きを変位計測装置60から投射される計測光を反射可能な位置に回転させ、ボルト19をねじ込んで、第1取付部材13を支柱部材12に固定する。このとき、第1取付部材13は、穴部13aが嵌入されている第2軸部12bの外周面に案内されるととも、下面が第1軸部12aと第2軸部12bとの段部面12dに当接しているので、軸線Aの周り方向(矢印α方向)に、安定した姿勢を維持して回転運動を行うため、回転調整がたいへん容易である。
ボルト18の締め付けを緩め、第1取付部材13に対する第2取付部材14の固定を解除して、第2取付部材14を揺動可能にする。軸線Bの周り方向(矢印β方向)における反射プリズム20の向きを変位計測装置60から投射される計測光が反射可能な位置に揺動させ、ボルト18をねじ込んで、第2取付部材14を第1取付部材13に固定する。この時、第2取付部材14は、軸線Bの周り方向(矢印β方向)にしか揺動しないため、揺動調整がたいへん容易である。また、第1取付部材13の長手方向(軸線B方向)には、筒状案内部材16のフランジ部16bと第1取付部材13の他方の端面13cとのあいだに挟まれて案内されているため、安定した姿勢を維持して軸線Bの周り方向(矢印β方向)に揺動運動を行うため、揺動調整がたいへん容易である。さらに、第2取付部材14は、六角形状をしており、第2取付部材14が、軸線Bの周り方向(矢印β方向)に揺動運動しても、第2取付部材14と第1取付部材13とが干渉するおそれが生じない。
橋桁51の所定の位置にターゲット1を取り付けた後、架設中の橋桁51を監視する。新しい橋桁51が打設され、今までの橋桁からさらに橋桁が延びた場合には、延びた橋桁部分に新しいターゲット1を取り付け、監視を続ける。
このターゲット取付装置10は、台座板部材11が、計測対象の構造物の被計測部の取付面に、締結手段等を介して確実に固定することができ、例え過酷な環境下にあっても確実に固定でき、長期間の計測に影響を受けさせることがない。
以上、本発明の実施の形態の説明を行ったが、本発明はこの実施の形態に限定されることはない。本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能なことはいうまでもない。例えば、台座板部材は、橋桁等の面に接着剤(例えば、エポキシ系接着剤)により接着して固定するものであってもよい。
1 … 計測用ターゲット
10 … 計測用ターゲット取付装置
11 … 台座板部材
12 … 支柱部材
13 … 第1取付部材
14 … 第2取付部材
15 … 軸固定部材
16 … 筒状案内部材
17 … ばね座金
18 … ボルト(第2固定部材)
19 … ボルト(第1固定部材)
20 … 反射プリズム
50 … 橋脚
51 … 橋桁
60 … 変位計測装置
61 … 演算装置

Claims (6)

  1. 変位計測を行う構造物の所定の位置に配置された複数の計測用ターゲットと、
    前記構造物の外部近傍に設置され、前記計測用ターゲットに計測光を投射するとともに前記計測用ターゲットから反射した反射光を受光することで、前記計測用ターゲットの位置を計測する変位計測装置とを備えた構造物変位計測システムにおいて、前記計測用ターゲットを前記構造物の所定の位置に取り付けるための計測用ターゲット取付装置(10)であって、
    前記構造物の被計測部の取付面に固定される台座板部材(11)と、
    前記台座板部材の上部に垂設され、支柱本体軸部である第1軸部(12a)と、前記第1軸部の上部に前記第1軸部より小径に形成されている第2軸部(12b)とを有する支柱部材(12)と、
    長手方向に延在し両端に端面が形成されている部材であって、前記長手方向の中間の位置に、前記支柱部材の前記第2軸部(12b)が嵌入される穴部(13a)を有し、前記支柱部材の軸線方向である第1の方向の周り方向に前記第2軸部に案内されて回転可能な第1取付部材(13)と、
    前記第1取付部材の長手方向の一方の端面側に設けられ、所望の回転位置に調整された前記第1取付部材を、前記支柱部材に固定するための第1固定部材(19)と、
    前記第1取付部材の長手方向の他方の端面側に、前記第1の方向に対して直交する第2の方向に中心線が向くように設けられる筒状案内部材(16)と、
    平面視L字状をした部材であって、L字の一方の部位に、前記筒状案内部材に嵌入される穴部を有し、前記L字の他方の部位に、入射された前記計測光を反射するための反射プリズムが固定され、前記第2の方向の周り方向に前記筒状案内部材に案内されて揺動可能な第2取付部材(14)と、
    所望の揺動方向に調整された前記第2取付部材を前記第1取付部材に固定するための第2固定部材(18)とからなっている
    ことを特徴とする構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置。
  2. 請求項1に記載された構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置において、
    前記台座板部材は、四角形又は円形の板であって、位置合わせのための十字状基準線(11a)が形成されている
    ことを特徴とする構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置。
  3. 請求項1又は2に記載された構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置において、
    前記第1取付部材は、多角柱状の部材であって、前記多角柱の底面が前記一方の端面及び前記他方の端面であり、前記第1軸部と前記第2軸部との間の段部面に、前記多角柱の一側面が当接するように、前記第2軸部が嵌入される前記穴部が形成されている
    ことを特徴とする構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置。
  4. 請求項2又は3に記載された構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置において、
    前記構造物はコンクリート製の構造物であり、
    前記台座板部材には、前記構造物の前記取付面に固定するための取付用挿通穴(11b)が形成されており、前記台座板部材は前記構造物に前記取付用挿通穴を介して締結部材で固定されている
    ことを特徴とする構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置。
  5. 請求項2又は3に記載の構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置において、
    前記構造物はコンクリート製の構造物であり、
    前記台座板部材は、前記構造物の前記取付面に接着剤で接着されている
    ことを特徴とする構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置。
  6. 請求項4又は5に記載された構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置において、
    前記構造物は、橋桁、橋脚、及び、橋梁の主塔から選択される1つ以上であり、
    前記変位計測装置は、前記構造物に設置された前記計測用ターゲットが見渡せる位置に設けられている
    ことを特徴とする構造物変位計測システムにおける計測用ターゲット取付装置。
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