JP2014144692A - 電気自動車駆動ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】左右の車輪を個別に駆動する複数の駆動モータユニットを車体に備える場合に、動力伝達部材である等速ジョイントの入力軸と出力軸との作動角を小さく保ち、等速ジョイントの寿命を向上させる。
【解決手段】左右の車輪14a,14bを個別に駆動する複数の駆動モータユニット20a,20bをサブフレーム13を介して車体に搭載することにより、動力伝達部材である等速ジョイント15cの入力軸と出力軸との作動角を小さく保つようにした。
【選択図】図3
【解決手段】左右の車輪14a,14bを個別に駆動する複数の駆動モータユニット20a,20bをサブフレーム13を介して車体に搭載することにより、動力伝達部材である等速ジョイント15cの入力軸と出力軸との作動角を小さく保つようにした。
【選択図】図3
Description
この発明は、電気自動車等の駆動輪を回転駆動する電気自動車駆動ユニットに関するものである。
従来、電気自動車駆動ユニットとして、左右の車輪を個別に駆動する複数の駆動モータユニットを車体に備えたものが特開2007−224979号公報(特許文献1)に記載されている。
複数の駆動モータユニットを車体に固定した場合、駆動モータユニットの駆動力を車輪ハブに伝達するための伝達部材が必要となる。
従来、この伝達部材としては、等速ジョイントが使用され、等速ジョイントと駆動モータユニットの減速機の車輪側回転部材とがスプライン嵌合される。
ところで、等速ジョイントと駆動モータユニットの減速機の車輪側回転部材とをスプライン嵌合する場合、スプライン嵌合の抜け防止部材が必要となる。
また、複数の駆動モータユニットを車体に固定する場合、軽自動車のような小型車では、車体に対して駆動モータユニットの占有スペースが大きくなり、その反面、等速ジョイントのスペースが小さくなる。そのため、等速ジョイントの組み付け時の入力軸と出力軸との作動角が大きくなってしまい、等速ジョイントの寿命低下を招くおそれがある。
等速ジョイントの作動角を小さくするために、駆動モータユニットの車体への固定位置を低くすると、地面と駆動モータユニットとの距離が小さくなり、飛び石等による駆動モータユニットの破損を引き起こす可能性が高くなる。
そこで、この発明の課題は、等速ジョイントと駆動モータユニットの連結構造を改良し、また、等速ジョイントの作動角を小さくすることができる、駆動モータユニットの車体への固定構造を改良することにある。
この発明は、左右の車輪を個別に駆動する複数の駆動モータユニットを、サブフレームを介して車体に搭載し、駆動モータユニットの駆動力を左右の車輪ハブに動力伝達部材を介して伝達することを特徴とする。
左右の車輪を駆動する2つの駆動モータユニットは、共通のケーシングにより一体化してもよい。
また、左右の車輪を駆動する2つの駆動モータユニットが個別のケーシングを有し、2つの駆動モータユニットを背中合わせでサブフレームに固定し、駆動モータユニットの出力軸の回転軸心を、動力伝達部材である等速ジョイントの作動角が許容角度以下になるように傾けるようにしてもよい。
駆動モータユニットとサブフレームとの間、又はサブフレームと車体との間の少なくとも一方に、防振部材を設けることが望ましい。防振部材としては、ゴムブッシュを使用することができる。
駆動モータユニットの出力軸にフランジ部材を設け、このフランジ部材に動力伝達部材をボルト締結してもよい。
前記フランジ部材は、駆動モータユニットのケーシングに対して回転自在に支持され、駆動モータユニットの減速機出力軸とスプライン嵌合することができる。
この発明によれば、左右の車輪を個別に駆動する複数の駆動モータユニットが、サブフレームを介して車体に搭載され、駆動モータユニットの駆動力を左右の車輪ハブに動力伝達部材を介して伝達するので、動力伝達部材の入力軸と出力軸との作動角を小さく保つことができ、動力伝達部材の寿命が向上する。
以下、図面に基づきこの発明の一実施形態に係る電気自動車駆動ユニット20を説明する。
図1(A)に示す電気自動車11は、後輪駆動方式の車両であり、シャシー12と、操舵輪としての前輪13a,13bと、駆動輪としての後輪14a,14bと、この左右の後輪14a,14bに、動力伝達部材15a,15bを介して駆動力を伝達する2つの駆動モータユニット20a,20bとを備える。動力伝達部材15a,15bは等速ジョイント15cと軸部15dとで構成されている。
図1(B)に示す電気自動車11は、前輪駆動方式の車両であり、シャシー12と、操舵輪と駆動輪としての前輪13a,13bと、後輪14a,14bと、この左右の前輪14a,14bに、動力伝達部材15a,15bを介して駆動力を伝達する2つの駆動モータユニット20a,20bとを備える。動力伝達部材15a,15bは等速ジョイント15cと軸部15dとで構成されている。
図1(C)に示す電気自動車11は、四輪駆動方式の車両であり、シャシー12と、操舵輪と駆動輪としての前輪13a,13bと、駆動輪としての後輪14a,14bと、前輪13a,13bと、後輪14a,14bとに、それぞれ動力伝達部材15a,15bを介して駆動力を伝達する2つの駆動モータユニット20a,20bとを備える。動力伝達部材15a,15bは等速ジョイント15cと軸部15dとで構成されている。
図2に示すように、左右の車輪を駆動する2つの駆動モータユニット20a,20bは、シャシー12に対して、サブフレーム13を介して固定されている。
駆動モータユニット20a,20bを搭載するサブフレーム13は、シャシー12に対してゴムブッシュ等の防振部材14を介して固定されている。
図2に示す実施形態では、サブフレーム13に対して、2つの駆動モータユニット20a,20bの出力軸が同軸上に水平に搭載されるように、2つの駆動モータユニット20a,20bが背中合わせで固定されている。
図3に示す実施形態では、2つの駆動モータユニット20a,20bの出力軸の回転軸心が、動力伝達部材である等速ジョイントの作動角が許容角度以下になるように傾けて2つの駆動モータユニット20a,20bを背中合わせでサブフレーム13に固定している。
この図3に示す実施形態では、2つの駆動モータユニット20a,20bを、等速ジョイント15cの作動角が許容角度以下になるように傾けてサブフレーム13に対して設置することができるので、等速ジョイント15cとして、ダブルオフセット形摺動式等速ジョイントやボール形摺動式等速ジョイントを使用することに限定しなくてもよい。また、2つの駆動モータユニット20a,20bを傾けて設置することにより、小型車への搭載も可能になる。
駆動モータユニット20a,20bは、図4に示すように、個別のケーシング41,42を有し、ケーシング41内に配置されたモータ側回転部材30を回転駆動するモータ部21と、モータ側回転部材30の回転を減速して車輪側回転部材38に伝達するケーシング42内に配置された減速部31とを備え、動力伝達部材15a,15bをそれぞれ回転駆動する。
また、図2に示す実施形態の場合、駆動モータユニット20aのモータ側回転部材30と、駆動モータユニット20bのモータ側回転部材30とは、同軸上に水平に配置されている。
また、図3に示す実施形態の場合は、駆動モータユニット20aのモータ側回転部材30と、駆動モータユニット20bのモータ側回転部材30とは、所定の傾斜角度で配置されている。
次に、図4を参照して、駆動モータユニット20aの構造について説明する。なお、駆動モータユニット20bは駆動モータユニット20aと同一形状であるので、説明は省略する。
駆動モータユニット20aのモータ21は、ケーシング41に固定されるステータ24と、ステータ24の内側に径方向に隙間を設けて配置されるロータ23と、ロータ23の内側に嵌合してロータ23と一体回転するモータ回転軸22とを備えるラジアルギャップモータである。
減速部31は、偏心部32a,32bを有する減速部入力軸32と、偏心部32a,32bに転がり軸受33a,34aによって回転自在に保持される公転部材としての曲線板33,34と、ケーシング上の固定位置に保持され、曲線板33,34の外周部に係合する外周係合部材としての複数の外ピン35と、曲線板33,34の自転運動を車輪側回転部材38に伝達する運動変換機構と、カウンタウェイト36a,36bとを備える。
ここで、モータ側回転部材30は、モータ21によって回転駆動される円筒形状のモータ回転軸22と、モータ回転軸22の内径面に嵌まり込む外径面を有する減速部入力軸32とをスプライン嵌合することによって構成される。また、モータ側回転部材30は、モータ21の両端と減速部31の左端で転がり軸受30a,30bによって回転自在に支持されている。
曲線板33は、図4(B)に示すように、外周部にエピトロコイド等のトロコイド系曲線で構成される複数の波形を有し、一方側端面から他方側端面に貫通する複数の貫通孔33bが曲線板33の自転軸心を中心とする円周軌道上に等間隔に設けられている。なお、曲線板34は、曲線板33と同じ形状である。
外ピン35は、モータ側回転部材30の回転軸心を中心とする円周軌道上に等間隔に設けられる。これは、曲線板33,34の公転軌道と一致するので、曲線板33,34が公転運動すると、曲線形状の波形と外ピン35とが係合して、曲線板33,34に自転運動を生じさせる。
カウンタウェイト36a,36bは、半円板状で、中心から外れた位置に減速部入力軸32と嵌合する貫通孔を有し、曲線板33,34の回転によって生じる慣性モーメントを打ち消すために、各偏心部32a,32bの外側に偏心部と180°位相を変えて配置される。
運動変換機構は、車輪側回転部材38に保持された複数の内ピン37と曲線板33,34に設けられた貫通孔33b,34bとで構成される。内ピン37は、車輪側回転部材38の回転軸心を中心とする円周軌道上に等間隔に設けられる。また、曲線板33,34との接触抵抗を低減するために、曲線板33,34の貫通孔33b,34bの内壁面に当接する位置に針状ころ軸受が設けられている。一方、貫通孔33b,34bは、複数の内ピン37それぞれに対応する位置に設けられ、貫通孔33b,34bの内径寸法は、内ピン37の外径寸法(針状ころ軸受を含む最大外径)より所定分大きく設定されている。
車輪側回転部材38は、端面に内ピン37を保持する穴を有するフランジ部38aと、動力伝達部材15a,15bと連結する出力軸38とを有する。
出力軸38は、軸部38bと、軸部38bの外径面にスプライン結合された円筒部38cとからなり、円筒部38cの外径面が複列の転がり軸受39a,39b
を介して減速部31のケーシング42に回転自在に支持されている。
を介して減速部31のケーシング42に回転自在に支持されている。
減速部31の出力軸38の円筒部38cには、アウトボード側にフランジ部材38dが一体に形成されている。
この減速部31のフランジ部材38dには、アウトボード側から動力伝達部材15aの等速ジョイント15cの外輪がボルト締結される。
上記モータ部21と減速部31のケーシング41,42の材質は、軽金属材料(例えば、アルミ合金)が望ましい。
減速部31の出力軸38の円筒部38cと減速部31のケーシング42のアウトボード側の端部には、オイル漏れを防止するオイルシール43が配置されている。
以上の実施形態では、2つの駆動モータユニット20a,20bのケーシングを個別に設けているが、2つの駆動モータユニット20a,20bを共通のケーシングにより一体に設けるようにしてもよい。
上記構成の第1駆動装置20aの作動原理を詳しく説明する。
モータ21は、例えば、ステータ24のコイルに外部から交流電流を供給することによって生じる電磁力を受けて、永久磁石または直流電磁石によって構成されるロータ23が回転する。このとき、コイルに高周波数の電圧を印加する程、ロータ23は高速回転する。
モータ21は、例えば、ステータ24のコイルに外部から交流電流を供給することによって生じる電磁力を受けて、永久磁石または直流電磁石によって構成されるロータ23が回転する。このとき、コイルに高周波数の電圧を印加する程、ロータ23は高速回転する。
これにより、ロータ23に接続されたモータ側回転部材30が回転すると、曲線板33,34はモータ側回転部材30の回転軸心を中心として公転運動する。このとき、外ピン35が、曲線板33,34の曲線形状の波形と係合して、曲線板33,34をモータ側回転部材30の回転とは逆向きに自転運動させる。
貫通孔33b,34bに挿通する内ピン37は、曲線板33,34の自転運動に伴って貫通孔33b,34bの内壁面に当接し、曲線板33,34の公転運動が車輪側回転部材38を介して動力伝達部材15aに伝達される。このとき、貫通孔33b,34bの内径寸法は、内ピン37の外径寸法より大きく設定されているので、内ピン37と貫通孔33b,34bの内壁面とは、接触状態と非接触状態とを繰り返しながら相互に運動する。これにより、曲線板33,34の公転運動が内ピン37に伝わらず、曲線板33,34の自転運動のみが車輪側回転部材38に伝達される。
なお、上記構成の減速部31の減速比は、外ピン35の数をZA、曲線板33,34の波形の数をZBとすると、(ZA−ZB)/ZBで算出される。図4に示す実施形態では、ZA=12、ZB=11であるので、減速比は1/11と、平行軸歯車減速機や遊星歯車減速機と比較して非常に大きな減速比を得ることができる。
このように、多段構成とすることなく大きな減速比を得ることができるサイクロイド減速機を採用することにより、コンパクトで高減速比の駆動モータユニットを得ることができる。また、内ピン37の曲線板33,34に当接する位置に針状ころ軸受を設けたことにより、接触抵抗が低減されるので、減速部31の伝達効率が向上する。
また、上記の各実施形態において、ステータとロータとの間に径方向の隙間を設けたラジアルギャップモータを使用した例を示したが、これに限ることなく、任意の形式のモータを適用することができる。例えば、ステータとロータとの間に軸方向の隙間を設けたアキシアルギャップモータを適用することにより、電気自動車駆動ユニットを軸方向にコンパクト化することができる。
さらに、上記の各実施形態に示したモータ側回転部材は、モータ回転軸と減速部入力軸とをスプライン嵌合することにより、各部材の形状を簡素化することができ、かつ組立て性が向上する。ただし、これに限ることなく、一体型のモータ側回転部材としてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、電気自動車等に採用される駆動モータユニットに有利に利用される。
11 電気自動車
12 シャシー
13 サブフレーム
13a,13b 前輪
14a,14b 後輪
14 防振部材
15a,15b 動力伝達部材
15c 等速ジョイント
15d 軸部
20a,20b 駆動モータユニット
38d フランジ部材
41,42 ケーシング
12 シャシー
13 サブフレーム
13a,13b 前輪
14a,14b 後輪
14 防振部材
15a,15b 動力伝達部材
15c 等速ジョイント
15d 軸部
20a,20b 駆動モータユニット
38d フランジ部材
41,42 ケーシング
Claims (7)
- 左右の車輪を個別に駆動する複数の駆動モータユニットを、サブフレームを介して車体に搭載し、駆動モータユニットの駆動力を左右の車輪ハブに動力伝達部材を介して伝達することを特徴とする電気自動車駆動ユニット。
- 左右の車輪を駆動する2つの駆動モータユニットが共通のケーシングにより一体化されていることを特徴とする請求項1記載の電気自動車駆動ユニット。
- 左右の車輪を駆動する2つの駆動モータユニットが個別のケーシングを有し、2つの駆動モータユニットが背中合わせでサブフレームに固定され、駆動モータユニットの出力軸の回転軸心が、動力伝達部材である等速ジョイントの作動角が許容角度以下になるように傾けられている請求項1又は2記載の電気自動車駆動ユニット。
- 駆動モータユニットとサブフレームとの間、又はサブフレームと車体との間の少なくとも一方に、防振部材を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気自動車駆動ユニット。
- 防振部材がゴムブッシュである請求項4記載の電気自動車駆動ユニット。
- 駆動モータユニットの出力軸にフランジ部材を設け、このフランジ部材に動力伝達部材をボルト締結したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気自動車駆動ユニット。
- 前記フランジ部材は、駆動モータユニットのケーシングに対して回転自在に支持され、駆動モータユニットの減速機出力軸とスプライン嵌合していることを特徴とする請求項6に記載の電気自動車駆動ユニット。
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