JP2014142958A - 画像形成設定操作支援装置、画像形成設定操作支援プログラム - Google Patents

画像形成設定操作支援装置、画像形成設定操作支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の機能を有する装置の機能設定において、装置の機能について高度な知識を有していないユーザでも、目的に応じて適切な機能利用を実現することのできる設定操作支援技術の提供。
【解決手段】任意の順序で設定操作可能な複数の設定項目を表示させる項目表示制御部と、ユーザの操作入力を受け付ける操作受付部と、操作入力に基づいて、複数の設定項目の内、いずれの設定項目が選択されたかを判定する選択項目判定部と、複数の設定項目の内の少なくとも2つの設定項目への設定操作を経てなされる所定の処理の実行に適した設定手順として、複数の所定の処理それぞれに応じて予め登録されている複数の推奨設定手順を管理するデータベースから、選択項目判定部にて選択されたと判定された設定項目が設定手順の先頭に位置する対象推奨設定手順を示す情報を取得し、取得される情報に基づいて全ての対象推奨設定手順を表示させる推奨表示制御部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、装置に備わる多様な機能についての設定操作の支援方法に関する。
従来、例えば画像形成装置などのように、スキャン機能、プリント機能およびファック
ス機能など、多種多様な機能を備える装置が提供されている。
上記従来の装置の設定操作用のインターフェース上で、ユーザの過去の操作履歴等に応
じて、現在選択している設定項目の次に推奨される設定項目を提示する技術が存在する(
例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−283717号公報
しかしながら、上記従来の技術は、ユーザが選択した1つの設定操作をキーとして、推
奨候補となる1つのキーが選定されるものであり、必ずしもユーザが望む推奨結果が提示
されるとは限らない。
また、多種多様な機能を備える装置において、上記従来技術のように現在の操作に続く
1つの候補だけを示されても、全体として複数の設定項目を組み合わせて設定してゆく必
要のあるような機能利用を目的とする場合には有効性が低い。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、複数の機能を有する装
置における機能設定において、装置の機能について高度な知識を有していないユーザでも
、目的に応じて適切な機能利用を実現することのできる設定操作支援技術を提供すること
を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、任意の順序で設定操作可能な画像形成装置に関わる複数の設定項目を表示させる項目表示制御部と、ユーザの操作入力を受け付ける操作受付部と、前記操作受付部にて受け付ける操作入力に基づいて、前記複数の設定項目の内、いずれの設定項目が選択されたかを判定する選択項目判定部と、前記複数の設定項目の内の少なくとも2つの設定項目への設定操作を経てなされる所定の処理の実行に適した設定手順として、複数の所定の処理それぞれに応じて予め登録されている複数の推奨設定手順を管理するデータベースから、前記選択項目判定部にて選択されたと判定された設定項目が設定手順の先頭に位置する対象推奨設定手順を示す情報を取得する推奨手順取得部と、前記推奨手順取得部にて取得される情報が示す全ての対象推奨設定手順を表示させる推奨表示制御部と、を備える画像形成設定支援装置に関する。
第1の実施の形態による設定支援装置を備える画像形成システムのシステム構成図である。 パーソナルコンピュータ1の機能ブロック図である。 第1の実施の形態による設定支援装置におけるプリンタドライバ画面の一例を示す概略図である。 図1におけるソフトウェアモジュールの中の推奨選択モジュールが行う処理を表すフローチャートである。 操作内容と推奨テーブルとの関係について具体的に示した概念図である。 推奨テーブルの拡張について説明するための図である。 機能・設定の評価値テーブルの一例を示す図である。 ヘルプ表示を実現した場合のユーザインターフェース画面の概念図である。 図3の推奨提示画面上で、「推奨1」の提示の右下にある手順印刷を押した際に、画像形成装置3から印刷される手順書を示す図である。 手順書印刷機能を備える場合の機能ブロック図である。 図3の画面で提示されるような一連の機能の推薦に関して、推奨された機能をその後も効率よく利用できるようテンプレート登録する画面(画面下側の領域A2)の例である。 第2の実施の形態による設定支援装置の機能ブロック図である。 第2の実施の形態による推奨選択モジュールの処理フローチャートである。 第3の実施の形態による画像形成システムの機能ブロック図である。 パーソナルコンピュータ1上のプリンタドライバのUIで設定・利用する機能と、画像形成装置3のUIで利用する機能とを組み合わせて推奨を行う例である。 パーソナルコンピュータ1dにおける処理の流れを示す図である。 画像形成装置3d本体における処理の流れを示す図である。 操作内容と推奨テーブルとの関係について具体的に示した概念図である。
以下、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態による設定支援装置を備える画像形成システムのシステム構
成図である。
第1の実施の形態による画像形成システムは、たとえば、パーソナルコンピュータ(Pe
rsonal Computer)1、プリンタコントローラ2および画像形成装置(MFP:Multi Fun
ction Peripheral)3などを備えている。これらパーソナルコンピュータ1、プリンタコ
ントローラ2および画像形成装置3は、たとえばLAN(Local Area Network)等の電気
通信回線によって相互に通信可能に接続されている。
パーソナルコンピュータ1は、たとえば、CPU801、RAM802、ASIC(Ap
plication Specific Integrated Circuit)803、HDD804、外部インターフェー
ス805、操作入力部806および表示部807等を備えている。パーソナルコンピュー
タ1が備えるこれらの要素は、通信バスによって互いに通信可能となっている。
操作入力部806は、例えば、キーボード(Keyboard)、マウス(Mouse)、タッチパ
ネル(touch panel)、タッチパッド(touchpad)、ペンタブレット(graphics tablet)
、専用ボタン等から構成されることができる。
表示部807は、例えば、電子ペーパ、LCD(Liquid crystal display)、EL(El
ectronic Luminescence)、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode Ray Tub
e)等から構成されることができる。
また、いわゆるタッチパネルディスプレイによって、操作入力部806と表示部807
の機能を実現するようにすることもできる。
HDD804は、第1の実施の形態によるパーソナルコンピュータ1に備わる機能の少
なくとも一部を実現するプログラムと、当該プログラムによる処理対象となる各種データ
等を格納する。
第1の実施の形態によるパーソナルコンピュータ1に備わる機能の少なくとも一部は、
HDD804からRAM802にロードされるプログラムをCPU801にて実行させる
ことにより実現される。
プリンタコントローラ2は、たとえば、CPU901、RAM902、ASIC903
、HDD904、外部インターフェース905およびプリンタインターフェース906等
を備えている。プリンタコントローラ2が備えるこれらの要素は、通信バスによって互い
に通信可能となっている。
HDD904は、第1の実施の形態によるプリンタコントローラ2に備わる機能の少な
くとも一部を実現するプログラムと、当該プログラムによる処理対象となる各種データ等
を格納する。
第1の実施の形態によるプリンタコントローラ2に備わる機能の少なくとも一部は、H
DD904からRAM902にロードされるプログラムをCPU901にて実行させるこ
とにより実現される。
外部インターフェース905は、パーソナルコンピュータ1と通信を行う役割を有して
いる。プリンタインターフェース906は、印刷出力のために形成した画像データを画像
形成装置3のプリンタエンジン301に送信する役割を有している。
画像形成装置3は、たとえば、プリンタエンジン301、CPU302、ASIC30
3、RAM304およびHDD305等を備えている。
HDD305は、第1の実施の形態による画像形成装置3に備わる機能の少なくとも一
部を実現するプログラムと、当該プログラムによる処理対象となる各種データ等を格納す
る。
第1の実施の形態による画像形成装置3に備わる機能の少なくとも一部は、HDD30
5からRAM304にロードされるプログラムをCPU302にて実行させることにより
実現される。
プリンタエンジン301は、プリンタコントローラ2を介して印刷用の画像データを受
信し、当該画像データを印刷媒体上に像形成して出力する。
本実施の形態による画像形成システムにおいて、CPU801、CPU901およびC
PU302は、画像形成システムにおける各種処理を行う役割を有しており、またRAM
802、RAM902、RAM304、HDD804、HDD904およびHDD305
等に格納されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する役割も有して
いる。なお、CPU801、CPU901およびCPU302は、同等の演算処理を実行
可能なMPU(Micro Processing Unit)により代替することも可能であることは言うま
でもない。また、HDD804、HDD904およびHDD305についても同様に、例
えばフラッシュメモリ等の記憶装置により代替可能である。
また、CPU801、CPU901およびCPU302によってプログラムを実行する
ことにより実現される機能の一部または全部は、ASIC803、ASIC903および
ASIC303により回路的に実現することもできる。
続いて、パーソナルコンピュータ1が備える機能について説明する。図2は、パーソナ
ルコンピュータ1の機能ブロック図である。
パーソナルコンピュータ1は、大まかには、破線で示されている、推奨を行うための推
奨モジュールを含むプリンタドライバと、プリント機能を利用するシステムの印刷モジュ
ールと、ユーザが利用するアプリケーションのソフトウェアモジュールと、を備える。
図2の機能ブロック図を用いて、通常のプリントにおけるモジュール動作について説明
する。ユーザによるアプリケーションソフトからの印刷に当たっては、初めにシステムの
印刷モジュールが起動される。
パーソナルコンピュータ1は、例えば、印刷設定モジュール101、操作入力モジュー
ル102(操作受付部)、ドライバUI画面表示モジュール103(項目表示制御部)、
画面構成モジュール104、入力情報判定モジュール105、表示選択モジュール106
、履歴登録モジュール107、操作・利用ログ管理モジュール108、推奨選択モジュー
ル109、推奨テーブル管理モジュール110、データ出力モジュール111、アプリ・
文書名抽出モジュール112、印刷用データ生成モジュール113、印刷データ送信モジ
ュール114などを備えている。
印刷モジュールは、印刷先である画像形成装置とそのドライバを選択する機能を提供し
ている。印刷設定モジュール101および操作入力モジュール102は、ユーザの操作入
力を受付け、プリンタドライバの選択や印刷設定画面の表示指示を受けた場合は、プリン
タドライバに対して、当該プリンタドライバに対応する画像形成装置の設定画面を表示さ
せる。
プリンタドライバでは、ドライバUI画面表示モジュール103がプリンタドライバの
ユーザインターフェース画面の表示を行う。ドライバUI画面表示モジュール103によ
り表示されるユーザインターフェース画面上では、任意の順序で設定操作可能なスキャン
処理の設定項目、プリント処理の設定項目、ファックス送信の設定項目等の複数の設定項
目が表示される。
また、画面構成モジュール104は、ユーザの操作入力や変更操作に応じて、表示を切
替えたり、画面を再構成したりする。ユーザが、システムの印刷ユーザインターフェース
上で印刷指示を行うと、システムは、プリンタドライバとアプリケーションに、印刷用デ
ータの画像形成装置への送信を指示する。アプリケーションのデータ出力モジュール11
1は、これに応じてアプリが持っている印刷用データをデータ出力によりプリンタドライ
バに送る。プリンタドライバの印刷用データ生成モジュール113は、アプリケーション
から受信した印刷用データの画像形成装置が受けられる言語フォーマットのデータに変換
し、ユーザの設定操作により設定されたプリント設定情報を画像形成装置が対応可能なジ
ョブ制御言語に変換し、印刷データ送信モジュール114によりネットワークを介して画
像形成装置3にデータ送信する。
以上が、通常の印刷設定、及び、印刷時における、パーソナルコンピュータ1における
処理の流れである。第1の実施の形態では、このような構成に加えて、履歴登録モジュー
ル107、推奨選択モジュール109、操作・利用ログ管理モジュール108および推奨
テーブル管理モジュール110から構成される推奨モジュール群により、特徴とする推奨
設定の提示を実現する。
ユーザによる設定操作により設定された印刷設定をプリンタドライバの入力情報判定モ
ジュール105(選択項目判定部)が処理した結果は、表示選択モジュール106に送ら
れるとともに、履歴登録モジュール107と推奨選択モジュール109に送られる。履歴
登録モジュール107(履歴記憶制御部)はこの情報を操作・利用ログ管理モジュール1
08に登録し、推奨選択モジュール109は、この情報を基に推奨選択肢を更新し、推奨
シーケンスの選択を実施する。推奨選択モジュール109により決定された推奨シーケン
スが存在する場合は、この推奨シーケンスの情報が画面構成モジュール104に送られ表
示にフィードバックされる。
また、上記印刷指示に基づき、アプリケーションからプリンタドライバに向けて印刷デ
ータが送信される際、出力されるデータの情報の一部はアプリ・文書名抽出モジュール1
12に送られる。アプリ・文書名抽出モジュール112に送られた情報は、印刷出力され
たデータの情報として、操作・利用ログ管理モジュール108に登録される。
続いて、第1の実施の形態による設定支援装置における設定支援機能の詳細について説
明する。図3は、第1の実施の形態による設定支援装置におけるプリンタドライバ画面の
一例を示す概略図である。第1の実施の形態による設定支援装置におけるユーザインター
フェースでは、設定画面において、推奨される設定操作をユーザに提示する。図3に示す
ユーザインターフェース画面では、従来からあるプリント設定を行うユーザインターフェ
ースを上側の領域A1に表示し、推奨設定を提示する画面を下側の領域A2に表示してい
る。
図3に示す例では、推奨される設定・機能のシーケンス(推奨設定手順)が、「推奨1
」、「推奨2」として提示されている。具体的には、推奨されるシーケンスを構成する個
々の設定・機能を配列し、それを設定する順番を矢印で示すことにより、推奨される設定
・機能のシーケンスが提示される。以下、一例としての「推奨1」により提示される推奨
設定のシーケンスについて説明する。
「推奨1」として示されている推奨設定手順では、まず一番左側に表示されているプリ
ント機能の利用、「文書作成ソフトでの印刷」におけるユーザインターフェース上の設定
で、部数設定を1部とし、ジョブタイプ設定を「本体に保存」に設定した印刷を行う。
続いて、文書作成ソフトでの印刷に続くプリント機能の利用である、「表計算ソフトの
印刷」におけるユーザインターフェース上の設定で、部数設定を1部とし、ジョブタイプ
設定を「本体に保存」に設定した印刷を行う。
そして最後に、次の作業ブロックである管理ソフト(具体的には、例えばTopAccess(
登録商標)など)の機能の利用として、管理ソフト利用画面上で、「ジョブ混在印刷」、
「部単位での複数部印刷」を選んで印刷する。
一例として示す「推奨1」は、ユーザが異種アプリケーションのデータをそれぞれN部
ずつ印刷した後、これら2つのN部の印刷物を配布先に対して、1部ずつ組み合わせて配
布するような場合に利用される。「推奨1」によれば、管理ソフトが備える、異種アプリ
ケーションの印刷物を組み合わせて1文書とする機能を利用して、配布資料作成時のユー
ザの作業負荷を軽減することができる。
このようなユーザインターフェース上に表示される推奨設定のシーケンスは、ユーザが
過去に行った機器の利用に基づいて表示されている。したがって、提示される各推奨シー
ケンスは、すべてがユーザが過去に実際に採用したシーケンスであるため、ユーザにとっ
て有用な設定支援となる可能性が高い。
図4は、図1におけるソフトウェアモジュールの中の推奨選択モジュールが行う処理を
表すフローチャートである。
推奨選択モジュール109(選択項目判定部、有効化設定部に相当)は、まず、選択対
象となる推奨設定手順の候補リストのアップデートを行い、続いて、更新された推奨候補
リストの中から推奨シーケンスの選択を実施する。候補リストのアップデートでは、ユー
ザの入力を基に、過去にユーザが行った画像形成装置の機能・設定の組合せを分析し、ユ
ーザの利用形態にあった推奨を抽出するものであり、初めに現在入力された情報から、ユ
ーザが過去に行った一連の作業の間の区切りを判断する。ユーザの入力によって、過去か
ら続く作業のシーケンスの区切り、すなわち、ユーザの現在の作業の1つ前の作業が一連
の作業の最後かどうかの判断を行う。
もし、一連の作業の最後であれば、推奨選択モジュール109(有効化設定部に相当)
は、その一連の作業を基に推奨テーブルの有効状態の更新を行う。続いて、推奨テーブル
の中で、有効化された(推奨テーブルでの有効状態が「ON」である)候補毎に持つ判定
条件とのマッチングを実施して候補選択の条件が「True」になった場合、推奨用シー
ケンスを抽出して画面構成モジュール104に対して送信することで、実際に推奨設定手
順として選ばれ、表示に対してフィードバックされる。
次に、推奨選択モジュール109(有効化設定部、推奨手順取得部に相当)による処理
の詳細について説明する。図5は、操作内容と推奨テーブルとの関係について具体的に示
した概念図である。ここでの推奨テーブルは、例えばHDD804に格納されている。
図5の上部に示すのは、ユーザによるプリンタドライバの利用のタイミング図である。
線上において、六角形は実際にユーザがプリンタドライバを利用した時間であり、線のみ
の部分は、プリンタドライバを利用していない時間である。このシーケンスにおいて、初
めの機能利用である、文書作成ソフトからの部数N部のプリント作業の前で、一連の操作
は終了しており、この操作から一連の作業が始まるものとし、また、推奨テーブル上の推
奨候補については、まだ、どのシーケンスも有効(ON)には設定されていないものとす
る。
図5に示す作業フローシーケンスでは、以下のような流れとなっている。
(1)ユーザが会議用に作成した文書と、表計算ソフトのデータシートを、N人の参加
者に配布するため、それぞれN部ずつ印刷することにより、会議用の準備を一旦完了する

(2)その後、グループウェアのメールによって、会議向けの追加資料の作成依頼を受
け、作業指示のメールを印刷する。
(3)作成依頼を受けた追加資料として、文書作成ソフトによる文書作成、プレゼンテ
ーション資料作成ソフトによるプレゼンテーション資料作成を行い、これを参加人数N人
分印刷する。
この一連の作業において、初めの文書作成ソフト、表計算ソフトによるN部ずつの印刷
においては、文書作成ソフトと表計算ソフトの印刷作業の間隔T1が、一連の操作完了を
判断する時間間隔Tthresh(第1の所定期間)よりも短い。したがって、表計算ソ
フトでの印刷操作は、ある目的のための一連の作業の途中段階と判断される。実際には、
表計算ソフトでの印刷後に、ユーザによる会議向けの資料印刷作業は完結するが、それは
、ユーザが次に画像形成装置に対して、グループウェアで受信したメールを印刷する際に
判断される。
この段階では、グループウェアアプリからの印刷と、その前の表計算ソフトからの印刷
の時間間隔が判断のための閾値であるTthreshよりも長いため(第1の所定期間よ
りも長い無操作期間であるため)、一つ前の表計算ソフトによる印字処理までが一連の作
業と判断される。
一連の作業が確定すると、図5の下部に示す推奨テーブルに基づいて、必要に応じて推
奨候補の更新処理が行われる。推奨テーブルには、「推奨シーケンス有効化条件」、「有
効・無効の状態」、「トリガ条件」、「推奨シーケンス(推奨設定手順)」からなる。
「推奨シーケンス有効化条件」は、推奨するシーケンスの推奨を有効化するための判定
条件であり、一連の処理が完了した後は、テーブル上で無効状態にある推奨候補に関して
、この条件判定処理が実施され、判定にマッチする推奨シーケンスが有効化されて推奨候
補となる。有効化されていない推奨候補は、推奨設定手順としてユーザに提示されない。
このように、予め用意されている推奨設定手順の内、実際にユーザが選択したことのある
手順のみを提示することにより、不要な推奨候補の提示にユーザが煩わされることがない
具体例では、各シーケンスの条件、シーケンスの順番の1番目、2番目の印刷部数が1
以上で、かつ、それぞれの印刷順番の出力での印刷部数が同じであるという条件が、先の
表計算ソフトまでの一連の印刷のシーケンスにマッチするため、No.15のシーケンス
が推奨候補としてチェック(有効化されて「ON」になる)される。
「トリガ条件」は、ユーザが入力した現時点の入力から推奨候補を選択するための条件
である。この条件は、推奨候補の選択に用いられるもので、具体例では、グループウェア
利用後の、文書作成ソフトでのN部印刷の際にNo.15のトリガ条件である1部以上の
印刷がマッチするため、推奨選択モジュール109はNo.15の推奨設定手順(対象推
奨設定手順)を推奨対象として選択する。提示の際の表示に関しては、テーブル上の推奨
シーケンスの情報が画面構成モジュール104(推奨表示制御部)に送付され、一連の操
作がユーザに提示される。すなわち、推奨選択モジュール109は、プリント、スキャン
、ファックス等の複数の機能の設定項目の内の少なくとも2つの設定項目への設定操作を
経てなされる所定のシーケンスの実行に適した設定手順として、選択されたと判定された
設定項目が設定手順の先頭に位置する対象推奨設定手順を示す情報を推奨テーブルから取
得する。
次に、第1の実施の形態におけるシーケンス(設定手順)の評価値、特徴表示について
説明する。評価値、特徴表示(特徴情報)は、図1の画面において、それぞれ、「推奨1
」、「推奨2」の後に示される数値、及び、その推奨設定手順を採用する場合の特徴を示
す紹介文に該当するものである。
ユーザは、一連のシーケンスを推奨された際、その方法を用いるのがよいのかどうか判
断に迷う事態が生じ得る。場合によっては、推奨されるシーケンスに含まれる機能を知ら
ない場合も考えられる。第一の実施形態では、推奨元と、推奨するシーケンス(対象推奨
設定手順)と、それらの評価値(該対象推奨設定手順に紐づけられている特徴情報)を比
較できるよう提示し、推奨するシーケンスには、これに加えて特徴を示す説明文を提示す
る。
これにより、ユーザは、推奨されている設定手順が、自分が過去に実際に採用した設定
手順に比べて、コストが下がるのか、手数・時間が短くなるのかなどを比較しながら判断
することができる。また、特徴の説明文を参考にして、例えば、設定ミスの減少に寄与で
きる、セキュリティの向上に寄与できる、といった数値化しにくい特徴も考慮しながら、
推奨されたシーケンスの利用可否の判断を行うことができる。
シーケンスの特徴を紹介する文面に関しては、図6に示す推奨テーブルの拡張を行い、
特徴説明のフィールドに予め説明の文面を保存しておき、推奨シーケンスと同時に、画面
構成モジュール104に送ることで機能を実現するものである。また、評価値については
、図7に示す機能・設定の評価値テーブルを予め用意しておくことで、表示に反映するこ
とができる。図7に示す機能・設定の評価値テーブルは、例えば、HDD804に格納し
ておくことができる。
第1の実施の形態における、推奨候補として表示されるシーケンスの機能の使い方の提
示について説明する。図3に示すように、ユーザの過去の設定手順の履歴を基に提示され
る機能の使い方をユーザが知らない場合(例えば、「推奨1」の最後の操作である「管理
ソフト」の使い方がわからない場合)、「管理ソフト」の領域をクリックするとヘルプを
表示できれば、ユーザは、わざわざマニュアルなどを読まずともすぐに利用手順を知るこ
とができる。
図8は、ヘルプ表示を実現した場合のユーザインターフェース画面の概念図である。当
該ヘルプ表示は、各機能からオンラインヘルプにジャンプを行う通常のプリンタドライバ
で実現されている機能に関して、ヘルプの提示対象をプリント以外に拡張することで実現
するものである。
図9は、図3の推奨提示画面上で、「推奨1」の提示の右下にある手順印刷を押した際
に、画像形成装置3から印刷される手順書である。手順書印刷が押下されると、プリンタ
ドライバは、推奨シーケンスに含まれる各機能のオンラインマニュアルに関する該当ペー
ジを抽出し、これらを繋ぎ合わせて手順書として印刷する。手順書印刷の機能を実現する
場合、例えば、図10に示すような機能構成とすることができる。図10に示す機能ブロ
ックにおいて、推奨選択モジュール115は、ボタン押下による手順書印刷の要求を受け
付け、手順書管理モジュール116から該当する手順書のデータを取得する。推奨選択モ
ジュール115は、取得した手順書のデータを印刷用データ生成モジュール113へと送
信し、印刷処理へと進む。
図11は、図3の画面で提示されるような一連の機能の推薦に関して、推奨された機能
をその後も効率よく利用できるようテンプレート登録する画面(画面下側の領域A2)の
例である。
推奨された機能が便利であっても、その設定方法や、機能を覚えておくのは、ユーザに
とって負担になる。このため、推奨時に、利用する機能に対してテンプレート登録を行っ
て置くことで、次に同じ作業を行う際に、テンプレートを呼び出して利用することで簡単
に同じ手順を再現できるものである。
テンプレート登録の実現に関しては、推奨されるシーケンスに含まれる機能毎に行われ
る。プリントの場合は、プリンタドライバのテンプレート、本体の機能であれば、本体の
テンプレートに、設定と、名前を送信することでこの機能が実現可能である。このように
、CPU801(テンプレート登録部)は、表示される対象推奨設定手順を、設定用テン
プレートとしてHDD804等に格納される所定のデータベースに登録することができる
第1の実施の形態の特徴としては、例えば、ユーザの現在の操作に対して、過去の一連
の機能、設定操作のシーケンスを分析した精度の高い推奨と、シーケンスの分析に基づい
た機能、設定の一連のシーケンスを提示することによる効率、効果の高い作業を提示でき
る点が挙げられる。
上述のように、第1の実施の形態によれば、装置の機能を利用するためのユーザインタ
ーフェース上に、ユーザが行った一連の作業に基づき選定した別の機能・設定、及び、機
能・設定を組合せた一連のシーケンスを提示し、それをユーザが使ってみることで、マニ
ュアルなどを読まずに、より生産性、効果の高い方法での装置利用が行えるようになる。
ユーザインターフェースにおいて、現在選択している選択候補以外の推奨選択候補を提
示する場合、例えば、ある設定項目を選択した後に特定の設定項目を選択する頻度が高い
場合に、その選択頻度の高い設定項目を選択候補として表示する技術も考えられるが、こ
のような技術では、ユーザが過去にあまり行なったことがないような処理を行なうことを
意図している場合には、不要な情報を積極的に提示することになってしまう。
また、例えばMFP(Multi Function Peripheral)等のように、非常に多様な機能を
もつ装置における処理の設定を行なう場合、ユーザが常にその装置に備わる各種の高度な
機能や便利な機能を熟知しているとは限らない。したがって、せっかく高度な機能が備わ
っている装置を利用している場合でも、実際には、その装置が備える各種の高度な機能を
使いこなせていない場合がある。
このような構成によれば、装置における各種処理を実行する上で、作業効率やコスト等
の面でメリットのある推奨設定順序をメーカサイドが予め用意することができ、ユーザは
設定操作を行なう中で、その装置に備わっている各種の便利な機能等をどのように使いこ
なせば良いかを知得してゆくことができる。
これにより、ユーザの装置利用における設定操作の負担を大幅に低減することができる
とともに、装置に備わる各種機能の利用の促進を図ることができる。
(第2の実施の形態)
続いて、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、上述して各実施の形態の変形例である。以下、第2の実施の形態
において、すでに上述の実施の形態にて述べた部分と同様な機能を有する部分については
、同一符号を付し、説明は省略する。
図12は、第2の実施の形態による設定支援装置の機能ブロック図である。図13は、
第2の実施の形態による推奨選択モジュールの処理フローチャートである。
第2の実施の形態による設定支援装置は、ユーザの過去シーケンスを利用せずに、トリ
ガ条件のみ(ACT201)で推奨を提示する。この方式の特徴は、過去シーケンスを利
用しないことから、ユーザの操作履歴の保存と、そのデータの分析が不要になることで、
システムのRAMや、HDDを必要としない。また、ユーザの利用開始後すぐに推奨設定
手順を提示することができる(ACT202)。
(第3の実施の形態)
続いて、第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、上述して各実施の形態の変形例である。以下、第3の実施の形態
において、すでに上述の実施の形態にて述べた部分と同様な機能を有する部分については
、同一符号を付し、説明は省略する。
第2の実施の形態では、画像形成装置3dが、ユーザの設定操作の履歴を管理する機能
を有しており、第2の実施の形態による画像形成システム全体として、パーソナルコンピ
ュータ1および画像形成装置3d双方の設定操作の履歴を考慮した設定支援を行なう。
図14は、第3の実施の形態による画像形成システムの機能ブロック図である。同図に
示すように、第3の実施の形態による画像形成システムにおける画像形成装置3dは、例
えば、スキャンモジュール301、BOX保存モジュール302、MFPUI画面表示モ
ジュール303、画面構成モジュール304、入力情報判定モジュール305、表示選択
モジュール306、履歴登録モジュール307、操作・利用ログ管理モジュール308、
推奨選択モジュール309、推奨テーブル管理モジュール310、ファックスモジュール
311、画像形成モジュール312、ジョブマネージャ313、印刷データ受信モジュー
ル314などを備えている。
ここで、ドライバUI画面表示モジュール103はMFPUI画面表示モジュール30
3と同等な機能を有し、画面構成モジュール104は画面構成モジュール304と同等な
機能を有し、入力情報判定モジュール105は入力情報判定モジュール305と同等な機
能を有し、表示選択モジュール106は表示選択モジュール306と同等な機能を有し、
履歴登録モジュール107は履歴登録モジュール307と同等な機能を有し、操作・利用
ログ管理モジュール108は操作・利用ログ管理モジュール308と同等な機能を有し、
推奨選択モジュール109は推奨選択モジュール309と同等な機能を有し、推奨テーブ
ル管理モジュール110は推奨テーブル管理モジュール310と同等な機能を有している
図15は、パーソナルコンピュータ1上のプリンタドライバのユーザインターフェース
で設定・利用する機能と、画像形成装置3のユーザインターフェースで利用する機能とを
組み合わせて推奨を行う例である。「同図に示す推奨2」では、推奨する設定手順の内容
が、パーソナルコンピュータ1内での設定内容に限らず、画像形成装置3側で利用される
Fax機能についての設定も推奨設定手順の中に含めている。
過去にユーザが、文書作成ソフトで作成した商品の説明書と、表計算ソフトで作成した
商品構成のリストをFaxで客先に送付したとする。この場合、文書作成ソフトの1部印
刷、表計算ソフトでの1部印刷を行い、その後、印刷出力した紙文書を、画像形成装置が
備えるFax機能から客先に送信したとする。
これに対して、推奨のシーケンスとして、「推奨1」では、アプリケーションの印刷設
定画面から直接Fax送信まで行うことができるFaxドライバの利用を推奨し、「推奨
2」では、印刷出力までは従来通りで、Fax送信時の送信先番号の入力・確認負荷を軽
減できるアドレス帳の機能利用を推奨している。「推奨1」では、ユーザは席を立たずに
作業を完了することができ、「推奨2」では、ユーザは、Fax番号の入力・確認の負荷
低減、誤送信による無駄なコストや、機密管理上のリスク低減の恩恵を受けることができ
る。
プリンタドライバの内部処理に関しては、第1の実施の形態とほぼ同様のため、画像形
成装置3d内での推奨処理、及び、パーソナルコンピュータ1dと画像形成装置3d間の
推奨処理に関する情報のやりとりについて説明する。
図16、図17および図18を用いて、ユーザがMFPの機能を利用したときの推奨の
仕組みについて説明する。図16は、パーソナルコンピュータ1dにおける処理の流れを
示し、図17は、画像形成装置3d本体における処理の流れを示している。図18は、操
作内容と推奨テーブルとの関係について具体的に示した概念図である。図18において「
(本体)」と記載されている処理は、画像形成装置3dにて設定操作されている処理であ
る。
MFPの利用に際して、ユーザが認証を行った場合、推奨選択モジュールは、ユーザ情
報を利用してそのユーザに関する操作・利用ログを参照できるようにする(ACT301
、ACT401)。この際、ユーザの操作・利用ログが存在しないときは、空のログを生
成し、ユーザ認証がなされず、だれが利用しているのか不明の場合は、guestアカウ
ント用の操作・利用ログを利用する。
ユーザは、ボタン、もしくは、タッチパネル上に表示されたボタンから、利用する画像
形成装置の機能を選択し、ジョブマネージャ313は、この選択に応じて画面の表示を行
う。このときに入力された画面上の操作情報は、履歴登録モジュール、及び、推奨選択モ
ジュールに送られる(ACT302〜ACT306、ACT402〜ACT406)。そ
して、第1の実施の形態の推奨と同様に、推奨候補のアップデート、トリガ条件の判定に
よる推奨シーケンスの選択が行われ、推奨シーケンスが選択された場合には、画像形成装
置のコンパネ画面上に推奨機能が提示される。
この構成では、パーソナルコンピュータから指示されたプリントに関する操作・利用の
操作情報は、印刷情報と共にコントローラの印刷データ受信モジュール314が受信し、
ジョブマネージャ313から履歴登録される。
また、パーソナルコンピュータ側上でプリンタドライバが起動された際、ドライバの推
奨機能は、推奨候補のアップデートの前に、画像形成装置にユーザ情報を送信し、そのユ
ーザに関する操作ログを取得する。このような操作情報のパーソナルコンピュータ、画像
装置間の通信により、相互の機能を通したシーケンスの推奨が可能となる。
(第4の実施の形態)
続いて、第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態は、上述して各実施の形態の変形例である。以下、第4の実施の形態
において、すでに上述の実施の形態にて述べた部分と同様な機能を有する部分については
、同一符号を付し、説明は省略する。
第4の実施形態は、画像形成装置の利用におけるエラー処理や、キャンセル処理の実施
操作を推奨に利用するというものである。印刷中のキャンセル操作の原因は、様々である
が、ユーザによる設定や、印刷する文書の間違いなどに起因するということが考えられる
。この情報を考慮した推奨を提示することにより、ユーザが特に間違いやすい操作や、設
定を、確実、簡単に実現する方法を提示することができる。
なお、上述の各実施の形態において、登録されている推奨設定手順のユーザへの提示は
、ユーザが選択した設定項目が先頭の設定項目である場合をトリガとする構成だけでなく
、例えば、ユーザが複数の設定項目(例えば2つ)を選択した際に、それら複数の設定項
目がその順序で先頭に位置する推奨設定項目を提示するようにすることもできる。これに
より、よりユーザの意図に沿った、関連性の高い推奨設定手順の提示の精度の向上が期待
できる。
また、上述の各実施の形態では、ユーザが設定操作中の設定項目欄が上側にあり、推奨
設定手順を提示する欄が下側にあるユーザインターフェースを例示したが、これに限られ
るものではなく、結果として両者を視認可能な状態で画面表示できればよい。
また、パーソナルコンピュータ内の設定操作の履歴や推奨設定手順の管理はパーソナル
コンピュータに備わる機能が行い、画像形成装置内の設定操作の履歴や推奨設定手順の管
理は画像形成装置に備わる機能が行う構成を例示したが、これに限られるものではない。
例えば、パーソナルコンピュータ内の設定操作の履歴や推奨設定手順の管理を画像形成装
置側から行なうことも可能であるし、画像形成装置内の設定操作の履歴や推奨設定手順の
管理をパーソナルコンピュータ側から行なうことも可能である。
更に、設定支援装置を構成するコンピュータにおいて上述した各動作を実行させるプロ
グラムを、設定支援プログラムとして提供することができる。本実施の形態では、発明を
実施する機能を実現するための当該プログラムが、装置内部に設けられた記憶領域に予め
記録されている場合を例示したが、これに限らず同様のプログラムをネットワークから装
置にダウンロードしても良いし、同様のプログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に
記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、プログラムを記憶
でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であ
っても良い。具体的に、記録媒体としては、例えば、ROMやRAM等のコンピュータに
内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、
光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体、コンピュータプログラムを保持するデ
ータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、回線上の伝送媒体な
どが挙げられる。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置
内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであ
ってもよい。
なお、プログラムは、その一部または全部が、動的に生成される実行モジュールであっ
てもよい。
また、上述の各実施の形態にてプログラムをCPUやMPUに実行させることにより実
現される各種処理は、その少なくとも一部を、ASIC802にて回路的に実行させるこ
とも可能であることは言うまでもない。
以上に詳述したように、上述の各実施の形態によれば、複数の機能を有する装置におけ
る機能設定において、装置の機能について高度な知識を有していないユーザでも、目的に
応じて適切な機能利用を実現することのできる設定操作支援技術を提供することができる
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施する
ことができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的
に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明
細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての
変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
101 印刷設定モジュール、102 操作入力モジュール(操作受付部)、103 ド
ライバUI画面表示モジュール(項目表示制御部)、104 画面構成モジュール、10
5 入力情報判定モジュール、106 表示選択モジュール、107 履歴登録モジュー
ル、108 操作・利用ログ管理モジュール、109 推奨選択モジュール、110 推
奨テーブル管理モジュール、111 データ出力モジュール、112 アプリ・文書名抽
出モジュール、113 印刷用データ生成モジュール、114 印刷データ送信モジュー
ル。

Claims (6)

  1. 任意の順序で設定操作可能な画像形成装置に関わる複数の設定項目を表示させる項目表示制御部と、
    ユーザの操作入力を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部にて受け付ける操作入力に基づいて、前記複数の設定項目の内、いずれの設定項目が選択されたかを判定する選択項目判定部と、
    前記複数の設定項目の内の少なくとも2つの設定項目への設定操作を経てなされる所定の処理の実行に適した設定手順として、複数の所定の処理それぞれに応じて予め登録されている複数の推奨設定手順を管理するデータベースから、前記選択項目判定部にて選択されたと判定された設定項目が設定手順の先頭に位置する対象推奨設定手順を示す情報を取得する推奨手順取得部と、
    前記推奨手順取得部にて取得される情報が示す全ての対象推奨設定手順を表示させる推
    奨表示制御部と、
    を備える画像形成設定支援装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成設定支援装置において、
    過去に前記選択項目判定部にて選択されたと判定された設定項目を示す選択履歴情報を
    所定の記憶装置に格納させる履歴記憶制御部と、
    前記所定の記憶装置に格納されている選択履歴情報に基づいて、予め登録されている前
    記複数の推奨設定手順の内、過去に実際に選択されたことのある設定手順を示す推奨設定
    手順のみを取得対象として有効化する有効化設定部とを備え、
    前記推奨手順取得部は、前記有効化設定部にて有効化された推奨設定手順のみを取得対
    象とする画像形成設定支援装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成設定支援装置において、
    前記有効化設定部は、第1の所定期間よりも短い時間間隔で続けて設定操作され、且つ
    直前および直後に第1の所定期間よりも長い無操作期間がある複数の設定項目に対する設
    定操作を、前記過去に実際に選択されたことのある設定手順とする画像形成設定支援装置。
  4. 請求1に記載の画像形成設定支援装置において、
    予め登録されている前記複数の推奨設定手順の内の少なくとも1つには、その推奨設定
    手順を採用する場合の特徴を示す特徴情報が対応づけられており、
    前記推奨表示制御部は、前記推奨手順取得部にて取得される情報に基づいて、対象推奨
    設定手順と、該対象推奨設定手順に紐づけられている前記特徴情報とを対応づけて表示さ
    せる画像形成設定支援装置。
  5. 任意の順序で設定操作可能な複数の画像形成装置に関わる設定項目を表示させ、
    ユーザの操作入力を受け付け、
    受け付ける操作入力に基づいて、前記複数の設定項目の内、いずれの設定項目が選択されたかを判定し、
    前記複数の設定項目の内の少なくとも2つの設定項目への設定操作を経てなされる所定の処理の実行に適した設定手順として、複数の所定の処理それぞれに応じて予め登録されている複数の推奨設定手順を管理するデータベースから、選択されたと判定された設定項目が設定手順の先頭に位置する対象推奨設定手順を示す情報を取得し、
    取得される情報が示す全ての対象推奨設定手順を表示させる処理をコンピュータに実行
    させる画像形成設定支援プログラム。
  6. 請求項5に記載の画像形成設定支援プログラムにおいて、
    過去に選択されたと判定された設定項目を示す選択履歴情報を所定の記憶装置に格納さ
    せ、
    前記所定の記憶装置に格納されている選択履歴情報に基づいて、予め登録されている前
    記複数の推奨設定手順の内、過去に実際に選択されたことのある設定手順を示す推奨設定
    手順のみを取得対象として有効化し、
    有効化された推奨設定手順のみを取得対象とする処理をコンピュータに実行させる画像形成設定支援プログラム。
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