JP2023019529A - 制御システム、端末、管理装置、端末アプリ、管理ツール、及び、エラー情報生成方法 - Google Patents
制御システム、端末、管理装置、端末アプリ、管理ツール、及び、エラー情報生成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】デバイスのエラー情報を作成する際の負担を低減することを目的とする。【解決手段】制御システムは、少なくとも1つの端末と、少なくとも1つの管理装置とを備える。管理装置は、端末に対し、テーブルから取得したデバイスの過去エラー情報を送信する(S205)。端末は、管理装置から受信した過去エラー情報を表示しつつ、ユーザから入力を受け付けることで、新たなエラー情報である関連エラー情報を生成し(S245、S255)、管理装置に対し関連エラー情報を送信する(S260)。【選択図】図4
Description
本開示は、エラー情報を生成する制御システム等に関する。
端末を介してユーザからプリンタ等のデバイスのエラーの報告を受け付けるシステムが知られている。このようなシステムにおいては、ユーザは端末にエラー情報を直接入力する必要があるため、ユーザに負担がかかっていた。
これに対し、特許文献1に記載されているように、医師等による検査のレポートの作成を支援する装置において、複数のレポートテンプレートを設け、検査目的に応じてレポートテンプレートを提供する技術が知られている。
しかしながら、デバイスには多種多様なエラーが生じる可能性があり、エラー情報の入力に用いることができる適切なテンプレートを予め準備するのは困難である。
本開示は、デバイスのエラー情報を作成する際の負担を低減することを目的とする。
本開示は、デバイスのエラー情報を作成する際の負担を低減することを目的とする。
本開示の一態様は、少なくとも1つの端末と、デバイスのエラー情報が登録されるテーブルにアクセス可能な少なくとも1つの管理装置とを備える制御システムである。管理装置は、端末に対し、テーブルから取得したエラー情報である過去エラー情報を送信する過去エラー情報送信部を備える。端末は、端末受信部と、端末生成部と、関連エラー情報送信部と、を備える。端末受信部は、管理装置から過去エラー情報を受信する。端末生成部は、過去エラー情報を表示しつつ、ユーザから入力を受け付けることで、新たなエラー情報である関連エラー情報を生成する。関連エラー情報送信部は、管理装置に対し、関連エラー情報を送信する。
上記構成によれば、ユーザは、テーブルに登録されている過去エラー情報を流用して、デバイスの新たなエラー情報を端末に入力できる。このため、デバイスのエラー情報を作成する際の負担を低減できる。
また、本開示の別の態様は、上記制御システムにおける端末、管理装置である。また、本開示の別の態様は、コンピュータを端末として動作させる端末アプリであると共に、コンピュータを管理装置として動作させる管理ツールである。また、本開示の別の態様は、上記制御システムにより行われる各処理に相当するエラー情報生成方法である。
これらの構成においても、ユーザは、テーブルに登録されている過去エラー情報を流用して、デバイスの新たなエラー情報を端末に入力できる。このため、デバイスのエラー情報を作成する際の負担を低減できる。
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1.全体構成]
印刷システム1は、ネットワーク5に接続された少なくとも1つの端末2と、1つの管理装置3とを備える(図1参照)。なお、本実施形態では、印刷システム1は、一例として、複数の端末2を備える。また、ネットワーク5とは、インターネットを含んでいても良いし、ローカルエリアネットワークを含んでいても良い。また、端末2及び管理装置3は、有線又は無線によりネットワーク5にアクセス可能である。
[1.全体構成]
印刷システム1は、ネットワーク5に接続された少なくとも1つの端末2と、1つの管理装置3とを備える(図1参照)。なお、本実施形態では、印刷システム1は、一例として、複数の端末2を備える。また、ネットワーク5とは、インターネットを含んでいても良いし、ローカルエリアネットワークを含んでいても良い。また、端末2及び管理装置3は、有線又は無線によりネットワーク5にアクセス可能である。
そして、管理装置3は、少なくとも1つのプリンタ4を管理する。なお、プリンタ4は、例えば、端末2から印刷データを受信し、該印刷データに基づき印刷を行うよう構成されていても良い。この場合、プリンタ4は、所定の場所に設置され、印刷システム1におけるネットワーク5や、ネットワーク5とは別のネットワークや、プリンタケーブル等を介して端末2に接続されていても良い。また、この場合、プリンタ4は、必要に応じて端末2に接続されるようにしても良い。また、プリンタ4とは、例えばテープラベラ等のように、持ち運びが可能であると共に、当該プリンタ4にて印刷データの編集が可能であり、ユーザによる入力に基づき印刷を行うよう構成されていても良い。
一方、端末2は、プリンタ4で生じた問題(以後、エラーと記載)を示すエラー情報の入力を受け付けるよう構成されている。なお、エラーとは、例えば、プリンタ4の故障又は不具合に関する情報であっても良いし、「用紙が無い」、「インクが無い」等といった、プリンタ4の消耗に起因する問題であっても良い。
[2.端末]
端末2は、例えばスマートフォン、PC等の情報処理装置であり、制御部20と、通信部23と、表示部24と、入力部25と、記憶部26とを備える(図1参照)。
端末2は、例えばスマートフォン、PC等の情報処理装置であり、制御部20と、通信部23と、表示部24と、入力部25と、記憶部26とを備える(図1参照)。
制御部20は、CPU21と、メモリ22とを備える。メモリ22は、非遷移的実体的記録媒体であるRAM等の半導体メモリであり、メインメモリとして用いられる。CPU21は、記憶部26等からメモリ22にロードされたプログラムに従い動作し、処理を実行する。なお、以下において説明される制御部20を主体とした処理は、CPU21がプログラムに従って実行する処理により実現される。また、端末2は、端末アプリ22A(詳細は後述する)というプログラムがインストールされており、メモリ22には端末アプリ22Aがロードされる。
通信部23は、ネットワーク5を介して通信を行うための部位である。
表示部24は、制御部20での制御に応じて各種画像を表示する部位であり、一例として、液晶ディスプレイ等として構成される。
表示部24は、制御部20での制御に応じて各種画像を表示する部位であり、一例として、液晶ディスプレイ等として構成される。
入力部25は、ユーザからの操作を受け付ける部位であり、例えば、タッチパネル、キーボード、ポインティングデバイス等を有する。入力部25は、ユーザからの操作に応じて操作情報を生成して制御部20に出力すると共に、制御部20は、入力部25からの操作情報に応じて処理を行う。
記憶部26は、例えばソリッドステートドライブ(SSD)又はハードディスクドライブ(HDD)等のストレージを含み、各種のプログラム及びデータを記憶する。記憶部26には、上述した端末アプリ22Aが記憶されている。
[3.管理装置]
管理装置3は、例えばPC等の情報処理装置であり、制御部30と、通信部33と、表示部34と、入力部35と、記憶部36とを備える(図2参照)。
管理装置3は、例えばPC等の情報処理装置であり、制御部30と、通信部33と、表示部34と、入力部35と、記憶部36とを備える(図2参照)。
制御部30は、端末2の制御部20と同様に構成されており、CPU31と、メモリ32とを備える。管理装置3は、管理ツール32A(詳細は後述する)というプログラムがインストールされており、メモリ32には管理ツール32Aがロードされる。
また、通信部33、表示部34、入力部35、及び記憶部36は、端末2の通信部23、表示部24、入力部25、及び記憶部26と同様に構成されている。記憶部36には、上述した管理ツール32Aが記憶されていると共に、後述する通知情報テーブル36A、プリンタテーブル36B、及びユーザテーブル36Cが記憶されている。
[4.プリンタ]
以下では、一例として、端末2から受信した印刷データに基づき印刷を行うプリンタ4の構成について説明する。なお、該プリンタ4は、スキャナとしての機能をさらに備えるMFP(Multi Function Peripheral)として構成されていても良い。プリンタ4は、制御部40と、通信部43と、表示部44と、入力部45と、印刷部46とを備える(図2参照)。
以下では、一例として、端末2から受信した印刷データに基づき印刷を行うプリンタ4の構成について説明する。なお、該プリンタ4は、スキャナとしての機能をさらに備えるMFP(Multi Function Peripheral)として構成されていても良い。プリンタ4は、制御部40と、通信部43と、表示部44と、入力部45と、印刷部46とを備える(図2参照)。
制御部40は、CPU41と、メモリ42とを備える。メモリ42は、RAMの他、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを備えることができ、不揮発性メモリには、プログラム及びデータ等が記憶され得る。CPU41は、メモリ42に記憶されたプログラムに従う処理を実行することにより、プリンタ4を統括制御する。
通信部43は、例えば、印刷システム1におけるネットワーク5や、該ネットワーク5とは別のネットワークや、プリンタケーブル等を介して、端末2と通信を行うための部位である。
表示部44は、制御部40での制御に応じて各種画像を表示する部位であり、一例として、液晶ディスプレイ等として構成される。
入力部45は、ユーザからの操作を受け付ける部位であり、例えば、表示部44である液晶ディスプレイ上に設けられたタッチパネル等として構成され得る。
入力部45は、ユーザからの操作を受け付ける部位であり、例えば、表示部44である液晶ディスプレイ上に設けられたタッチパネル等として構成され得る。
印刷部46は、制御部40に制御されて、シートに画像を印刷するように構成される。
[5.通知情報テーブル36A等について]
印刷システム1は、端末2からの指示に応じて、管理装置3が有する通知情報テーブル36A(図3参照)にプリンタ4のエラー情報を登録するよう構成されている。通知情報テーブル36Aは、少なくとも1つの通知情報を含む。また、通知情報は、上述したエラー情報と、通知ID、関連通知ID、デバイスID、ユーザID、作成日、ステータス、完了日を示す各情報とを含む。
[5.通知情報テーブル36A等について]
印刷システム1は、端末2からの指示に応じて、管理装置3が有する通知情報テーブル36A(図3参照)にプリンタ4のエラー情報を登録するよう構成されている。通知情報テーブル36Aは、少なくとも1つの通知情報を含む。また、通知情報は、上述したエラー情報と、通知ID、関連通知ID、デバイスID、ユーザID、作成日、ステータス、完了日を示す各情報とを含む。
通知IDは、通知情報テーブル36Aに含まれる各通知情報に固有に設定された識別情報である。
関連通知IDは、通知情報に含まれるエラー情報に紐付けされた他のエラー情報(詳細は後述する)を含む通知情報の通知IDである。
関連通知IDは、通知情報に含まれるエラー情報に紐付けされた他のエラー情報(詳細は後述する)を含む通知情報の通知IDである。
デバイスIDは、エラーが生じたプリンタ4の識別情報である。印刷システム1に含まれる各プリンタ4には、固有の識別情報であるデバイスIDが設定されている。具体的には、デバイスIDとは、例えば、プリンタ4の設置場所、管理者、プリンタ4を使用するユーザ又は組織の名称等に基づき定められた固有の名称であっても良い。また、例えば、プリンタ4のシリアル番号を、デバイスIDとしても良い。
ユーザIDは、エラー情報を入力したユーザに固有に設定された識別情報である。
作成日は、エラー情報が作成された年月日時である。
ステータスは、エラー情報が示すエラーが「解決済」であるか「未解決」であるかを示す。
作成日は、エラー情報が作成された年月日時である。
ステータスは、エラー情報が示すエラーが「解決済」であるか「未解決」であるかを示す。
完了日は、ステータスが「解決済」となった時の年月日時である。なお、ステータスが「未解決」である通知情報の完了日は、未設定となる。
また、管理装置3が有する上述したプリンタテーブル36B、ユーザテーブル36Cは、通知情報テーブル36Aへのエラー情報の登録の際に用いられる(図3参照)。
また、管理装置3が有する上述したプリンタテーブル36B、ユーザテーブル36Cは、通知情報テーブル36Aへのエラー情報の登録の際に用いられる(図3参照)。
プリンタテーブル36Bには、印刷システム1に含まれる各プリンタ4のデバイスIDが登録されていると共に、デバイスIDに対応して、該デバイスIDを有するプリンタ4のモデル名及びシリアル番号が登録されている。
一方、ユーザテーブル36Cには、印刷システム1の各ユーザのユーザIDが登録されていると共に、ユーザIDに対応して、該ユーザIDを有するユーザの名称であるユーザ名と、該ユーザの連絡先となるメールアドレスであるユーザアドレスとが登録されている。
[6.エラー情報の登録]
次に、エラー情報を通知情報テーブル36Aに登録する際の処理の概要について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、該処理は、端末2の制御部20が端末アプリ22Aに従い動作すると共に、管理装置3の制御部30が管理ツール32Aに従い動作することにより実現される。
次に、エラー情報を通知情報テーブル36Aに登録する際の処理の概要について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、該処理は、端末2の制御部20が端末アプリ22Aに従い動作すると共に、管理装置3の制御部30が管理ツール32Aに従い動作することにより実現される。
ユーザがプリンタ4のエラーを発見すると(S100)、端末2の制御部20は、ユーザから、エラーを発見したプリンタ4(以後、対象プリンタ)のデバイスIDの入力を受け付け、該デバイスIDを管理装置3に送信する(S105)。
対象プリンタのデバイスIDを受信した管理装置3の制御部30は、該デバイスIDに基づき、通知情報テーブル36Aに登録されている通知情報を選択する。一例として、制御部30は、対象プリンタと同一のモデルのプリンタ4のデバイスIDを含む通知情報を選択しても良いし、対象プリンタと同種のモデルのプリンタ4のデバイスIDを含む通知情報を選択しても良い。なお、対象プリンタと同種のモデルとは、対象プリンタのモデルと同一のシリーズに属するプリンタのモデルを意味し、対象プリンタと同一のモデルは、対象プリンタと同種のモデルとなる。
具体的には、制御部30は、プリンタテーブル36Bにアクセスし、対象プリンタのデバイスIDに基づき対象プリンタのモデル名を特定すると共に、対象プリンタと同一のモデル、又は同種のモデルのプリンタ4のデバイスIDを特定しても良い。そして、制御部30は、特定したデバイスIDを含む通知情報を通知情報テーブル36Aから選択しても良い。
この他にも、制御部30は、例えば、対象プリンタのデバイスIDを含む通知情報を通知情報テーブル36Aから選択しても良い。
さらに、制御部30は、例えば、一定期間内に生成された通知情報の中から上述した通知情報を選択しても良いし、ステータスが「未解決」である通知情報の中から上述した通知情報を選択しても良い。
さらに、制御部30は、例えば、一定期間内に生成された通知情報の中から上述した通知情報を選択しても良いし、ステータスが「未解決」である通知情報の中から上述した通知情報を選択しても良い。
そして、制御部30は、選択した通知情報を通知情報テーブル36Aから取得する(S110)。また、制御部30は、プリンタテーブル36Bにアクセスし、取得した通知情報に含まれるデバイスIDを有するプリンタ4のモデル名及びシリアル番号(以後、プリンタ情報と記載)と、対象プリンタのプリンタ情報とを特定する。そして、制御部30は、取得した通知情報(以後、過去通知情報)と、通知情報に含まれるデバイスIDを有するプリンタ4のプリンタ情報と、対象プリンタのプリンタ情報とを、端末2に送信する(S115)。
過去通知情報等を受信した端末2の制御部20は、ユーザからエラー情報及びユーザアドレスの入力を受け付ける(S120)。詳細は後述するが、この時、制御部20は、ユーザが選択した過去通知情報に含まれるエラー情報(以後、過去エラー情報)を流用してエラー情報を入力できるよう処理を行う。
そして、制御部20は、入力されたエラー情報及びユーザアドレスを管理装置3に送信する(S125)。また、過去エラー情報を流用してエラー情報が行われた場合、制御部20は、さらに、該過去エラー情報を含む過去通知情報の通知IDを、関連通知IDとして管理装置3に送信する。
一方、管理装置3の制御部30は、端末2からエラー情報及びユーザアドレスを受信すると、通知情報を新たに生成する(S130)。具体的には、制御部30は、ユーザテーブル36Cにアクセスし、受信したユーザアドレスに対応するユーザIDを特定すると共に、現在の年月日時を特定し、エラー情報の作成日とする。そして、制御部30は、新たな通知IDを設定し、該通知IDと、対象プリンタのデバイスIDと、特定したユーザIDと、作成日と、エラー情報とを含む通知情報を生成する。なお、該通知情報に含まれるステータスは、「未解決」となっていると共に、該通知情報に含まれる完了日は、未設定となっている。また、過去エラー情報と共に関連通知IDを受信した場合には、新たに生成される通知情報は、該関連通知IDをさらに含む。
また、制御部30は、定期的に通知情報テーブル36Aを更新する。そして、通知情報の生成後、通知情報テーブル36Aの更新タイミングが到来すると、制御部30は、生成した通知情報を通知情報テーブル36Aに新たに登録する(S135)。
また、制御部30は、プリンタ4の管理者からの指示に応じて、表示部34に通知情報テーブル36Aに含まれるエラー情報を表示する。管理者は、該エラー情報を確認することでプリンタ4のエラーを把握すると共に(S140)、該エラーを解消するための作業を行う(S145)。そして、エラーの解消後、制御部30は、管理者からの指示に応じて、通知情報テーブル36Aにおける該エラーを示すエラー情報を含む通知情報のステータスを、「解決済」に更新する(S150)。
その後、管理装置3の制御部30は、ユーザテーブル36Cにアクセスし、「解決済」に更新されたステータスを含む通知情報のユーザIDに対応するユーザアドレスを特定する。そして、制御部30は、該ユーザアドレスに対し、エラー情報が示すエラーが解消した旨を通知する。
[7.エラー情報入力処理]
次に、ユーザが端末2にエラー情報を入力する際に端末2にて行われるエラー情報入力処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、エラー情報入力処理は、図4のS105~S125の処理に相当する。また、エラー情報入力処理は、端末2の制御部20が端末アプリ22Aに従い動作することにより実現される。
次に、ユーザが端末2にエラー情報を入力する際に端末2にて行われるエラー情報入力処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、エラー情報入力処理は、図4のS105~S125の処理に相当する。また、エラー情報入力処理は、端末2の制御部20が端末アプリ22Aに従い動作することにより実現される。
S200では、端末2の制御部20は、図示しないデバイスID入力画面を表示部24に表示する。そして、制御部20は、入力部25を介してユーザから、エラーが生じた対象プリンタのデバイスIDの入力を受け付け、該デバイスIDを管理装置3に送信する。
その後、制御部20は、管理装置3から、過去通知情報及びこれに対応するプリンタ情報と、対象プリンタのプリンタ情報とを受信する(S205)。具体的には、制御部20は、上述したように、対象プリンタと同一又は同種のモデルのプリンタ4についてのエラー情報を含む過去通知情報を受信する。無論、これに限らず、制御部20は、対象プリンタ4のエラー情報を含む過去通知情報を受信しても良い。なお、対象プリンタと同一又は同種のモデルのプリンタ4についての通知情報が通知情報テーブル36Aに登録されていない場合には、端末2は、管理装置3から過去通知情報を受信しない。
S210では、制御部20は、過去通知情報を受信したか否かを判定する。そして、制御部20は、肯定判定が得られた場合には(S210:Yes)、S215に移行し、否定判定が得られた場合には(S210:No)、S250に移行する。
S215では、制御部20は、過去通知情報及びプリンタ情報に基づきエラー情報画面300を生成し、エラー情報画面300を表示部24に表示する(図6参照)。エラー情報画面300は、エラーリスト301と、第1、第2ボックス302、303と、戻るボタン304と、新規作成ボタン305とを有する。
エラーリスト301は、受信した過去通知情報に含まれる過去エラー情報と、過去エラー情報のステータス及び作成日とを示すリストである。また、エラーリスト301は、過去エラー情報に対応するプリンタのモデル名及びシリアル番号を示す。
過去通知情報及びプリンタ情報の受信後、最初に表示されるエラー情報画面300のエラーリスト301は、ステータスが「未解決」である対象プリンタの過去エラー情報を表示する。換言すれば、該エラーリスト301は、現時点において対象プリンタで生じているエラーについての過去エラー情報を表示する。
そして、S220では、制御部20は、エラーリスト301で表示される過去エラー情報を変更するフィルタリングを行うか否かを決定する。具体的には、制御部20は、入力部35を介して第1、第2ボックス302、303をチェックする操作を受け付けると、フィルタリングを行い(S220:Yes)、エラーリスト301を更新する(S225)。
具体的には、第1ボックス302がチェックされた場合、エラーリスト301では、対象プリンタと同一のモデル(又は同種のモデル)のプリンタ4についての、ステータスが「未解決」である過去エラー情報が同様にして表示される。
一方、第2ボックス303がチェックされた場合、エラーリスト301では、ステータスが「解決済」である対象プリンタの過去エラー情報と、ステータスが「未解決」である対象プリンタの過去エラー情報とが同様にして表示される。つまり、対象プリンタについての全ての過去エラー情報が表示される。
一方、制御部20は、入力部25を介して、ユーザから、戻るボタン304に対する操作を受け付けると、エラー情報画面300の表示を終了する。そして、制御部20は、デバイスID入力画面を表示部24に表示し、対象プリンタのデバイスIDの入力を受け付ける。
また、制御部20は、入力部35を介して、ユーザから、エラーリスト301にて表示されるいずれか1つの過去エラー情報の選択を受け付け可能となっている。なお、制御部20は、複数の過去エラー情報の選択を受け付け可能であっても良い。そして、S230では、制御部20は、ユーザにより過去エラー情報が選択されたか否かを判定し、選択された場合には(S230:Yes)、S235に移行する。
S235では、制御部20は、選択された過去エラー情報の詳細を示す詳細画面310を生成し、詳細画面310を表示部24に表示する(図7参照)。詳細画面310は、過去エラー情報を表示すると共に、該過去エラー情報に対応するプリンタ4のモデル名及びシリアル番号と、該過去エラー情報のステータス及び作成日を表示する。なお、複数の過去エラー情報の選択を受け付けた場合、詳細画面310には、選択された複数の過去エラー情報と、各過去エラー情報に対応する同様の情報が表示される。また、詳細画面310は、戻るボタン311と、新規作成ボタン312とを有する。
そして、制御部20は、表示中の詳細画面310で表示されている1つ又は複数の過去エラー情報を流用して新たなエラー情報を作成するか否かを決定する(S240)。具体的には、制御部20は、入力部35を介してユーザから新規作成ボタン312に対する操作を受け付けると、過去エラー情報を流用することを決定し(S240:Yes)、S245に移行する。一方、制御部20は、入力部25を介して、ユーザから、戻るボタン311に対する操作を受け付けると、詳細画面310に替えてエラー情報画面300を表示部24に表示する。
ここで、エラー情報の入力は、エラー情報入力画面320を介して行われる。エラー情報入力画面320は、対象プリンタのモデル名及びシリアル番号を表示する。また、エラー情報入力画面320は、ユーザのメールアドレスを入力するアドレス入力欄321と、エラー情報を入力するエラー入力欄322とを有する。
S245では、制御部20は、流用する過去エラー情報がエラー入力欄322に入力された状態のエラー情報入力画面320を生成し、該エラー情報入力画面320を表示部24に表示する(図8参照)。なお、複数の過去エラー情報が流用される場合には、エラー入力欄322には、これらの全ての過去エラー情報が入力された状態となる。
そして、続くS255では、制御部20は、入力部25を介してエラー入力欄322への新たなエラー情報の入力を受け付ける。つまり、新たなエラー情報の入力時には、流用する1つ又は複数の過去エラー情報がエラー入力欄322に表示されており、ユーザは、該過去エラー情報を編集して新たなエラー情報を入力することができる。また、制御部20は、入力部25を介して、アドレス入力欄321へのメールアドレスの入力を受け付ける。該メールアドレスは、新たなエラー情報を入力したユーザについてのユーザアドレスとなる。
また、過去エラー情報を流用して新たなエラー情報を入力することで、新たなエラー情報と、流用された過去エラー情報とが紐付けられる。換言すれば、これらのエラー情報は同一の紐付けグループに属することになる。また、該過去エラー情報が他のエラー情報に紐付けられており、既に紐付けグループに属しているという場合には、新たなエラー情報は、該紐付けグループに新たに属することになる。
これに対し、端末2が過去通知情報を受信できなかった場合(S210:No)、制御部20はS250に移行する。また、エラー情報画面300の表示中、エラー情報が選択されず、新規作成ボタン305に対する操作がなされた場合(S230:No)、制御部20はS250に移行する。
S250では、制御部20は、エラー入力欄322が空欄の状態のエラー情報入力画面320を生成し、該エラー情報入力画面320を表示部24に表示する。
そして、続くS255では、制御部20は、入力部25を介して、空欄であるエラー入力欄322への新たなエラー情報の入力を受け付けると共に、アドレス入力欄321へのユーザアドレスの入力を受け付ける。
そして、続くS255では、制御部20は、入力部25を介して、空欄であるエラー入力欄322への新たなエラー情報の入力を受け付けると共に、アドレス入力欄321へのユーザアドレスの入力を受け付ける。
続くS260では、制御部20は、エラー情報入力画面320を介して入力されたエラー情報及びユーザアドレスを管理装置3に送信する。また、該エラー情報が過去エラー情報を流用して作成された場合には、制御部20は、さらに、該過去エラー情報を含む過去通知情報の通知IDを、関連通知IDとして管理装置3に送信する。そして、制御部20は、本処理を終了する。なお、複数の過去エラー情報が流用された場合には、各過去エラー情報を含む複数の過去通知情報の通知IDが、関連通知IDとして管理装置3に送信される。
[8.ステータス更新処理]
次に、管理者が通知情報のステータスを更新する際に管理装置3にて行われるステータス更新処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。なお、ステータス更新処理は、図4のS140~S155の処理に相当する。また、ステータス更新処理は、管理装置3の制御部30が管理ツール32Aに従い動作することにより実現される。
次に、管理者が通知情報のステータスを更新する際に管理装置3にて行われるステータス更新処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。なお、ステータス更新処理は、図4のS140~S155の処理に相当する。また、ステータス更新処理は、管理装置3の制御部30が管理ツール32Aに従い動作することにより実現される。
S400では、管理装置3の制御部30は、入力部35を介して、管理者から、表示部34に表示されているプリンタ管理画面500における通知情報リストタグ501の選択を受け付けると、プリンタ管理画面500に通知情報リスト502を表示する(図10参照)。通知情報リスト502は、通知情報テーブル36Aに登録されている通知情報の一覧を表示するものであり、制御部30は、通知情報テーブル36Aと、ユーザテーブル36Cと、プリンタテーブル36Bとに基づき通知情報リスト502を生成する。
通知情報リスト502における各行は、通知情報テーブル36Aに登録されている各通知情報に対応しており、モデル名、シリアル番号、ユーザアドレス、エラー情報、作成日、ステータス、完了日を示す各項目を有する。モデル名及びシリアル番号は、対応する通知情報に含まれるデバイスIDが示すプリンタのモデル名及びシリアル番号である。また、ユーザアドレスは、対応する通知情報に含まれるユーザIDが示すユーザのユーザアドレスである。また、エラー情報、作成日、ステータス、及び完了日は、それぞれ、対応する通知情報に含まれるエラー情報、作成日、ステータス、及び完了日である。なお、通知情報リスト502の各行の表示スペースは限られているため、各行では、エラー情報が全て表示されない場合がある。
続くS405では、制御部30は、管理者からの指示に応じて、通知情報テーブル36Aに登録されているエラー情報のステータスを更新する。すなわち、制御部30は、通知情報リスト502の表示中、入力部35を介して、管理者から、通知情報リスト502における1つ又は複数の行(換言すれば、通知情報)の選択を受け付ける。なお、図11~13に示すように、選択されている1つ又は複数の行は、枠506により囲まれる。
そして、制御部30は、行の選択を受け付けると、プリンタ管理画面500に詳細ボタン503、解決済ボタン504、及び未解決ボタン505を表示する(図11参照)。なお、詳細ボタン503に対する操作は1つの行が選択された場合のみ有効となり、複数の行が選択された場合には、詳細ボタン503はグレーアウトされる。
詳細ボタン503の操作がなされた場合、制御部30は、詳細画面510を表示部34に表示する(図12参照)。詳細画面510では、選択されている行における各項目の内容が表示される。なお、詳細画面510では、該行におけるエラー情報が全て表示される。また、詳細画面510は、OKボタン511を有しており、制御部30は、入力部35を介して、管理者から、OKボタン511に対する操作を受け付けると、詳細画面510の表示を終了する。
また、制御部30は、解決済ボタン504の操作時には、選択中の行に対応する通知情報のステータスを「未解決」から「解決済」に更新する操作を受け付け、未解決ボタン505の操作時には、該ステータスを「解決済」から「未解決」に更新する操作を受け付ける。そして、これらの操作を受け付けると、制御部30は、選択中の行に対応する通知情報を通知情報テーブル36Aから取得し、S410に移行する。
S410では、制御部30は、複数の通知情報(換言すれば、行)のステータスを更新する操作を受け付けたか否か、換言すれば、複数の通知情報を取得したか否かを判定する。そして、制御部30は、肯定判定が得られた場合には(S410:Yes)、S415に移行し、否定判定が得られた場合には(S410:No)、S420に移行する。
S415では、制御部30は、取得した複数の通知情報の中から、更新前のステータスと同じステータスを有する通知情報を特定し、特定した通知情報のステータスを、ユーザの操作に従い「解決済」又は「未解決」に更新する。以後、ステータスを更新した通知情報を、更新通知情報と記載する。また、制御部30は、ステータスを「解決済」に更新した場合、更新通知情報の完了日に現在の年月日時を設定し、ステータスを「未解決」に更新した場合、更新通知情報の完了日を未設定とする。また、制御部30は、更新通知情報に対応する行に含まれるメールアドレスを連絡先として設定する。
一方、S420では、制御部30は、取得した通知情報のステータスを、ユーザの操作に従い「解決済」又は「未解決」に更新し、該通知情報を更新通知情報とする。また、制御部30は、ステータスを「解決済」に更新した場合、更新通知情報の完了日に現在の年月日時を設定し、ステータスを「未解決」に更新した場合、更新通知情報の完了日を未設定とする。また、制御部30は、選択中の行に含まれるメールアドレスを連絡先として設定する。
続くS425では、制御部30は、更新通知情報についての関連通知情報が存在するか否かを判定する。関連通知情報とは、更新通知情報のエラー情報と同一の紐付けグループに属するエラー情報を含む他の関連通知情報を意味する。制御部30は、少なくとも1つの更新通知情報が関連通知IDを含む場合(S425:Yes)、関連通知情報が存在すると判定してS430に移行し、そうでない場合には(S425:No)、関連通知情報が存在しないと判定してS445に移行する。
S430では、制御部30は、各更新通知情報の関連通知情報のうち、ステータスを更新すべきもの(以後、対象関連通知情報)を、通知情報テーブル36Aから取得する。すなわち、同一の紐付けグループに属し、且つ、デバイスIDが同一である通知情報に含まれる複数のエラー情報は、同一のエラーを示す可能性がある。S430では、更新通知情報のエラー情報と同一のエラーを示す可能性のあるエラー情報を含む通知情報が、対象関連通知情報として取得される。
具体的には、制御部30は、各更新通知情報に含まれる関連通知IDが示す通知情報を、関連通知情報として特定する。また、特定した関連通知情報がさらに関連通知IDを含む場合には、制御部30は、再び該関連通知IDが示す通知情報を、関連通知情報として特定する。さらに、制御部30は、2回目に特定した関連通知情報が関連通知IDを含む場合にも、同様にして更なる関連通知情報を特定し、関連通知IDを含まない関連通知情報が特定されるまで、同様にして関連通知情報の特定を繰り返す。こうすることにより、各更新通知情報と同一の紐付けグループに属する関連通知情報が全て特定される。
そして、制御部30は、特定した関連通知情報のうち、更新前の更新通知情報と同じステータスを有し、且つ、いずれかの更新通知情報に含まれるデバイスIDと同じデバイスIDを含むものを、対象関連通知情報とする。制御部30は、対象関連通知情報を通知情報テーブル36Aから取得する。
S435では、制御部30は、対象関連通知情報が取得された場合には、S440に移行し(S435:Yes)、そうでない場合には(S435:No)、S445に移行する。
S440では、制御部30は、管理者に対し対象関連通知情報のステータスを更新するか否かの問合せを行う。具体的には、例えば、制御部30は、図13に示す問合せ画面520を表示しても良い。そして、制御部30は、入力部35を介して、管理者から、問合せ画面520のはいボタン521に対する操作を受け付けたとする。この場合、制御部30は、更新通知情報と同じステータスとなるように対象関連通知情報のステータスを更新すると共に、更新通知情報と同様にして対象関連通知情報の完了日を設定しても良い。一方、管理者から問合せ画面520のいいえボタン522に対する操作を受け付けた場合には、制御部30は、対象関連通知情報のステータスの更新を行わないようにしても良い。
この他にも、例えば、制御部30は、プリンタ管理画面500で対象関連通知情報のリストを表示し、入力部35を介して、管理者から、ステータスを更新する対象関連通知情報の選択を受け付けても良い。そして、制御部30は、更新通知情報のステータスと同じ値となるように選択された対象関連通知情報のステータスを更新すると共に、更新通知情報と同様にして対象関連通知情報の完了日を設定しても良い。
そして、制御部30は、ステータスが更新された対象関連通知情報に対応する行に含まれるメールアドレスを連絡先として設定する。
続くS445では、制御部30は、S415、S420、S440でステータスを更新した通知情報を通知情報テーブル36Aに上書きすることで、通知情報テーブル36Aに登録されている該通知情報を更新する。そして、S450では、制御部30は、S415、S420、S440にて連絡先として設定されたユーザアドレスに対し通知情報のステータスを更新した旨の通知(以後、更新通知)し、本処理を終了する。
続くS445では、制御部30は、S415、S420、S440でステータスを更新した通知情報を通知情報テーブル36Aに上書きすることで、通知情報テーブル36Aに登録されている該通知情報を更新する。そして、S450では、制御部30は、S415、S420、S440にて連絡先として設定されたユーザアドレスに対し通知情報のステータスを更新した旨の通知(以後、更新通知)し、本処理を終了する。
なお、制御部30は、例えば、各更新通知情報に対応するユーザアドレスと、ステータスが更新された各対象関連通知情報に対応するユーザアドレスとに更新通知を行っても良い。なお、更新通知情報と対象関連通知情報とに含まれるユーザIDが一致する場合が想定される。この場合には、制御部30は、例えば、これらの通知情報に対応するユーザアドレスに対し、まとめて更新通知を行っても良いし、更新通知情報についての更新通知を行い、対象関連通知情報についての更新通知は行わないようにしても良い。
[9.効果]
(1)上記実施形態によれば、ユーザは、通知情報テーブル36Aに登録されている過去エラー情報を流用して、プリンタ4の新たなエラー情報を端末2に入力できる。このため、プリンタ4のエラー情報を作成する際の負担を低減できる。
(1)上記実施形態によれば、ユーザは、通知情報テーブル36Aに登録されている過去エラー情報を流用して、プリンタ4の新たなエラー情報を端末2に入力できる。このため、プリンタ4のエラー情報を作成する際の負担を低減できる。
(2)また、プリンタ4では、当該プリンタ4で過去に生じたエラーと同一又は類似したエラーが生じる可能性がある。これに対し、上記実施形態によれば、プリンタ4についての過去エラー情報を流用して、該プリンタ4の新たなエラー情報を端末2に入力できる。このため、同一又は類似した過去エラー情報を流用して新たなエラー情報を入力でき、プリンタ4のエラー情報を作成する際の負担をより一層低減できる。
(3)また、プリンタ4では、当該プリンタ4と同一又は同種のモデルであるプリンタ4で過去に生じたエラーと、同一又は類似したエラーが生じる可能性がある。これに対し、上記実施形態によれば、プリンタ4についての過去エラー情報を流用して、該プリンタ4と同一又は同種のモデルのプリンタ4についての新たなエラー情報を端末2に入力できる。このため、同一又は類似した過去エラー情報を流用して新たなエラー情報を入力でき、プリンタ4のエラー情報を作成する際の負担をより一層低減できる。
(4)また、上記実施形態では、複数の過去エラー情報を流用して新たなエラー情報を入力できる。このため、過去エラー情報をより有効に活用でき、プリンタ4のエラー情報を作成する際の負担をより一層低減できる。
(5)また、同一の紐付けグループに属する同一のプリンタ4についてのエラー情報は、同一のエラーに関するものである可能性がある。これに対し、上記実施形態によれば、管理装置3は、エラー情報のステータスを更新すると、該エラー情報と同じ紐付けグループに属する同一のプリンタ4についての他のエラー情報のステータスも、同様に更新する。このため、同一のエラーに関する複数のエラー情報のステータスを一括して更新可能となり、ステータスの更新を効率良く行うことができる。
(6)また、上記実施形態によれば、管理装置3は、ステータスが「解決済」となったエラー情報を入力したユーザに対し、該エラー情報が解決された旨を通知する。このため、利便性が向上する。
[10.他の実施形態]
(1)上記実施形態では、管理装置3に通知情報テーブル36Aが保存されている。しかし、これに限らず、印刷システム1は、ネットワーク5に接続されたサーバをさらに備え、該サーバに通知情報テーブル36Aを保存するようにしても良い。そして、管理装置3は、ネットワーク5を介して該サーバに保存された通知情報テーブル36Aにアクセスし、上記実施形態と同様にして、通知情報の取得、登録、及び更新を行っても良い。また、この場合、印刷システム1は、複数の管理装置3を備え、各管理装置3からサーバに保存された通知情報テーブル36Aにアクセスできるようにしても良い。このような構成を有する場合であっても、同様の効果が得られる。
(1)上記実施形態では、管理装置3に通知情報テーブル36Aが保存されている。しかし、これに限らず、印刷システム1は、ネットワーク5に接続されたサーバをさらに備え、該サーバに通知情報テーブル36Aを保存するようにしても良い。そして、管理装置3は、ネットワーク5を介して該サーバに保存された通知情報テーブル36Aにアクセスし、上記実施形態と同様にして、通知情報の取得、登録、及び更新を行っても良い。また、この場合、印刷システム1は、複数の管理装置3を備え、各管理装置3からサーバに保存された通知情報テーブル36Aにアクセスできるようにしても良い。このような構成を有する場合であっても、同様の効果が得られる。
(2)上記実施形態において、プリンタ4のデバイスIDとしてユーザが直感的に認識し易い名前を用いても良い。また、印刷システム1における処理では、デバイスIDに替えて、プリンタ4に固有に設定された別の識別情報(例えば、シリアル番号)により、各プリンタ4を識別するようにしても良い。
すなわち、例えば、エラー情報入力処理のS200でユーザにより入力されたデバイスIDをシリアル番号に変換する変換テーブルを端末2に設け、端末2の制御部20にて変換テーブルに基づきデバイスIDをシリアル番号に変換しても良い。この他にも、例えば、該変換テーブルを管理装置3に設け、管理装置3の制御部30にて変換テーブルに基づき、ユーザにより入力されたデバイスIDをシリアル番号に変換しても良い。そして、デバイスIDに替えてシリアル番号を用いることで、同様にしてエラー情報入力処理及びステータス更新処理が行われても良い。このような構成を有する場合であっても、同様の効果が得られる。
(3)また、印刷システム1は、プリンタ4に加え、例えば、ネットワーク5に接続されたスキャナ等の他のデバイスをさらに備えていても良いし、プリンタ4とは別のデバイスを備える制御システムとして構成されていても良い。そして、プリンタ4以外のデバイスのエラー情報についても、上記実施形態と同様にして、通知情報テーブル36Aへの登録とステータスの更新とが行われるようにしても良い。このような構成を有する場合であっても、同様の効果が得られる。
(4)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。
(5)上述した印刷システム1、端末2、及び管理装置3の他、端末アプリ22A又は管理ツール32Aを記録した半導体メモリ等の非遷移的実体的記録媒体、端末アプリ22A及び/又は管理ツール32Aにより実現される処理に対応する方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
[11.文言の対応関係]
エラー情報を通知情報テーブル36Aに登録する際の処理におけるS105の処理を行う制御部20が、デバイスID送信部に対応する。また、S115、S135の各処理を行う制御部30が、それぞれ、過去エラー情報送信部、管理装置登録部に対応する。
エラー情報を通知情報テーブル36Aに登録する際の処理におけるS105の処理を行う制御部20が、デバイスID送信部に対応する。また、S115、S135の各処理を行う制御部30が、それぞれ、過去エラー情報送信部、管理装置登録部に対応する。
また、エラー情報入力処理におけるS200、S205、S245及びS255、S260の各処理を行う制御部20が、それぞれ、デバイスID送信部、端末受信部、端末生成部、関連エラー情報送信部に対応する。
また、ステータス更新処理におけるS415、S420、S440、及びS445の処理を行う制御部30が、管理装置更新部に対応する。また、S450の処理を行う制御部30が、管理装置通知部に対応する。
また、端末2の端末アプリ22Aと管理装置3の管理ツール32Aとにより実現される方法が、エラー情報生成方法の一例に相当する。
1…印刷システム、2…端末、20…制御部、22A…端末アプリ、3…管理装置、30…制御部、32A…管理ツール、36A…通知情報テーブル、36B…プリンタテーブル、36C…ユーザテーブル、4…デバイス、300…エラー情報画面、320…エラー情報入力画面、500…プリンタ管理画面、502…通知情報リスト。
Claims (11)
- 少なくとも1つの端末と、デバイスのエラー情報が登録されるテーブルにアクセス可能な少なくとも1つの管理装置とを備える制御システムであって、
前記管理装置は、前記端末に対し、前記テーブルから取得した前記エラー情報である過去エラー情報を送信する過去エラー情報送信部を備え、
前記端末は、
前記管理装置から前記過去エラー情報を受信する端末受信部と、
前記過去エラー情報を表示しつつ、ユーザから入力を受け付けることで、新たな前記エラー情報である関連エラー情報を生成する端末生成部と、
前記管理装置に対し、前記関連エラー情報を送信する関連エラー情報送信部と、
を備える制御システム。 - 請求項1に記載の制御システムにおいて、
前記端末は、前記管理装置に対し、前記ユーザが入力する前記エラー情報に対応する前記デバイスの識別情報であるデバイスIDを送信するデバイスID送信部をさらに備え、
前記端末受信部は、前記管理装置から、前記デバイスID送信部が送信した前記デバイスIDを有する前記デバイスについての前記過去エラー情報を受信し、
前記過去エラー情報送信部は、前記端末から前記デバイスIDを受信すると共に、該端末に対し、前記テーブルから取得した前記過去エラー情報であって、該デバイスIDを有する前記デバイスの前記過去エラー情報を送信する
制御システム。 - 請求項1に記載の制御システムにおいて、
前記端末は、前記管理装置に対し、前記ユーザが入力する前記エラー情報に対応する前記デバイスの識別情報であるデバイスIDを送信するデバイスID送信部をさらに備え、
前記端末受信部は、前記管理装置から、前記デバイスID送信部が送信した前記デバイスIDを有する前記デバイスと同一のモデル又は同種のモデルである前記デバイスについての前記過去エラー情報を受信し、
前記過去エラー情報送信部は、前記端末から前記デバイスIDを受信すると共に、該端末に対し、前記テーブルから取得した前記過去エラー情報であって、該デバイスIDを有する前記デバイスと同一のモデル又は同種のモデルである前記デバイスについての前記過去エラー情報を送信する
制御システム。 - 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の制御システムにおいて、
前記過去エラー情報送信部は、前記端末に対し、複数の前記過去エラー情報を送信し、
前記端末受信部は、前記管理装置から複数の前記過去エラー情報を受信し、
前記端末生成部は、複数の前記過去エラー情報を表示しつつ、前記ユーザから入力を受け付けることで、前記関連エラー情報を生成する
制御システム。 - 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の制御システムにおいて、
前記端末生成部は、前記過去エラー情報を表示しつつ新たな前記関連エラー情報を生成することで、これらのエラー情報が属するグループを生成し、前記グループに属する前記エラー情報を前記過去エラー情報とする新たな前記関連エラー情報を生成することで、該グループに属する前記エラー情報をさらに生成し、
前記管理装置は、
前記端末から受信した前記関連エラー情報を前記テーブルに登録する管理装置登録部と、
管理者からの指示に応じて、前記テーブルに登録されている前記エラー情報が解決済か否かを示す情報であるステータスを更新する部位であって、前記デバイスの前記関連エラー情報の前記ステータスを更新すると共に、該ステータスの更新と同様にして、該関連エラー情報と同一の前記グループに属する該デバイスの前記エラー情報の前記ステータスを更新する管理装置更新部と、
をさらに備える制御システム。 - 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の制御システムにおいて、
前記テーブルには、前記エラー情報に対応して、該エラー情報を入力した前記ユーザの識別情報であるユーザIDがさらに登録されており、
前記管理装置は、
管理者からの指示に応じて、前記テーブルに登録されている前記エラー情報が解決済か否かを示す情報であるステータスを更新する管理装置更新部と、
前記管理装置更新部による更新により、前記エラー情報の前記ステータスが解決済になると、該エラー情報に対応して前記テーブルに登録されている前記ユーザIDに基づき前記ユーザの連絡先を特定し、該連絡先に、該エラー情報が解決した旨を通知する管理装置通知部と、
をさらに備える制御システム。 - デバイスのエラー情報が登録されるテーブルにアクセス可能な少なくとも1つの管理装置を備える制御システムに設けられる端末であって、
前記管理装置は、前記端末に対し、前記テーブルから取得した前記エラー情報である過去エラー情報を送信する過去エラー情報送信部を備え、
前記端末は、
前記管理装置から前記過去エラー情報を受信する端末受信部と、
前記過去エラー情報を表示しつつ、ユーザから入力を受け付けることで、新たな前記エラー情報である関連エラー情報を生成する端末生成部と、
前記管理装置に対し、前記関連エラー情報を送信する関連エラー情報送信部と、を備える
端末。 - 少なくとも1つの端末を備える制御システムに設けられ、デバイスのエラー情報が登録されるテーブルにアクセス可能な管理装置であって、
前記管理装置は、前記端末に対し、前記テーブルから取得した前記エラー情報である過去エラー情報を送信する過去エラー情報送信部を備え、
前記端末は、
前記管理装置から前記過去エラー情報を受信する端末受信部と、
前記過去エラー情報を表示しつつ、ユーザから入力を受け付けることで、新たな前記エラー情報である関連エラー情報を生成する端末生成部と、
前記管理装置に対し、前記関連エラー情報を送信する関連エラー情報送信部と、を備える
管理装置。 - デバイスのエラー情報が登録されるテーブルにアクセス可能な少なくとも1つの管理装置を備える制御システムに設けられる端末としてコンピュータを動作させる端末アプリであって、
前記管理装置は、前記端末に対し、前記テーブルから取得した前記エラー情報である過去エラー情報を送信する過去エラー情報送信部を備え、
前記端末アプリは、
前記管理装置から前記過去エラー情報を受信する端末受信部と、
前記過去エラー情報を表示しつつ、ユーザから入力を受け付けることで、新たな前記エラー情報である関連エラー情報を生成する端末生成部と、
前記管理装置に対し、前記関連エラー情報を送信する関連エラー情報送信部としてコンピュータを動作させる
端末アプリ。 - 少なくとも1つの端末を備える制御システムに設けられ、デバイスのエラー情報が登録されるテーブルにアクセス可能な管理装置としてコンピュータを動作させる管理ツールであって、
前記管理ツールは、前記端末に対し、前記テーブルから取得した前記エラー情報である過去エラー情報を送信する過去エラー情報送信部としてコンピュータを動作させ、
前記端末は、
前記管理装置から前記過去エラー情報を受信する端末受信部と、
前記過去エラー情報を表示しつつ、ユーザから入力を受け付けることで、新たな前記エラー情報である関連エラー情報を生成する端末生成部と、
前記管理装置に対し、前記関連エラー情報を送信する関連エラー情報送信部と、を備える
管理ツール。 - 少なくとも1つの端末と、デバイスのエラー情報が登録されるテーブルにアクセス可能な少なくとも1つの管理装置とを備える制御システムにおいて前記エラー情報を生成するエラー情報生成方法であって、
前記管理装置は、前記端末に対し、前記テーブルから取得した前記エラー情報である過去エラー情報を送信し、
前記端末は、
前記管理装置から前記過去エラー情報を受信し、
受信した前記過去エラー情報を表示しつつ、ユーザから入力を受け付けることで、新たな前記エラー情報である関連エラー情報を生成し、
前記管理装置に対し、生成した前記関連エラー情報を送信する
エラー情報生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021124305A JP2023019529A (ja) | 2021-07-29 | 2021-07-29 | 制御システム、端末、管理装置、端末アプリ、管理ツール、及び、エラー情報生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021124305A JP2023019529A (ja) | 2021-07-29 | 2021-07-29 | 制御システム、端末、管理装置、端末アプリ、管理ツール、及び、エラー情報生成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023019529A true JP2023019529A (ja) | 2023-02-09 |
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ID=85159070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021124305A Pending JP2023019529A (ja) | 2021-07-29 | 2021-07-29 | 制御システム、端末、管理装置、端末アプリ、管理ツール、及び、エラー情報生成方法 |
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-
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- 2021-07-29 JP JP2021124305A patent/JP2023019529A/ja active Pending
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