JP6152778B2 - 画像処理装置、サーバ装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、実装された機能の使い方を報知する画像処理装置に関する。
最近の画像処理装置には、様々な機能が実装されている。しかしながら、これらの機能の存在を知らないユーザも少なからず存在する。そこで、例えば特許文献1には、使用頻度の少ない機能のうち、客観的に便利な機能をユーザに知らせることのできる画像形成装置が開示されている。これにより、便利な機能が画像形成装置に実装されていることを、ユーザに知らせることができる。
特開2008−241842号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、ユーザが必要としている機能を報知できるとは限らない。そして、現時点で必要としていない機能が報知されたとしても、当該機能がユーザによって利用される可能性は低いと言わざるを得ない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが所望する目的を達成可能な代替処理の手順を、適切なタイミングで報知することができる画像処理装置を提供することにある。
本明細書に記載の画像処理装置は、画像データに対する動作を実行する動作部と、記憶部と、制御部とを備える。前記記憶部は、前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部とを含む。そして、前記制御部は、前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた前記指示に示される動作を、前記動作部に実行させる実行手段と、前記実行手段が前記動作部に実行させた動作を示す前記動作情報を、前記動作実績記憶部に記憶させる記憶制御手段と、前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する報知手段とを含む。
上記構成によれば、ユーザによって対象処理が実行されたことを条件として、代替処理の手順が報知される。これにより、ユーザが現時点で必要としている機能の使い方を適切なタイミングで報知することができる。なお、本明細書中の「画像データに対する動作」とは、例えば、画像データの生成、編集、送信、受信、記憶媒体への出力、或いは画像データに示される画像を記録用紙に記録等、当該動作の過程で画像データを必要とするあらゆる動作を含む。
本明細書に記載の画像処理装置によれば、ユーザによって対象処理が実行されたことを条件として、代替処理の手順が報知されるので、ユーザが現時点で必要としている機能の使い方を適切なタイミングで報知することができる。
図1は、実施形態における画像処理システム100の概略図である。 図2は、複合機10で実行される代替処理報知処理のフローチャートである。 図3は、情報処理装置50で実行される代替処理報知処理のフローチャートである。 図4は、実施例1に係る動作実績DB(A)と、実施例2に係る動作実績DB(B)とを示す図である。 図5は、実施例3に係る動作実績DBを示す図である。 図6は、実施例4に係る動作実績DB(A)と、実施例5に係る動作実績DB(B)とを示す図である。 図7は、処理情報DBの例を示す図である。 図8は、複合機10とサーバ装置70との間のシーケンス図である。 図9は、傾向情報の一例であって、(A)は略同一の画像データに対して実行された動作の組み合わせの度数分布表、(B)は、連続して実行された同一の動作の度数分布表である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態における画像処理システム100の概略図である。図1に示される画像処理システム100は、複合機10と、情報処理装置50と、サーバ装置70とで構成されている。複合機10、情報処理装置50、及びサーバ装置70は、通信ネットワーク102を介して相互に通信可能とされている。通信ネットワーク102の具体例は特に限定されないが、例えば、有線LAN(Local Area Networkの略)、無線LAN、WAN(Wide Area Networkの略)、或いはこれらの組み合わせであってもよい。
[複合機10]
複合機10は、図1に示されるように、プリンタ部11と、スキャナ部12と、FAX部13と、メディア装着部14と、表示部23と、操作部24と、通信部25と、CPU27と、記憶部28と、通信バス29とを主に備える。複合機10を構成する各構成要素は、通信バス29を介して相互に接続されている。複合機10は、画像処理装置の一例である。
[動作部]
プリンタ部11は、外部装置から取得した画像データに示される画像を記録用紙に記録するプリント動作を実行する。プリンタ部11のプリント方式は特に限定されないが、例えば、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。スキャナ部12は、記録用紙に記録されている画像を読み取って画像データを生成するスキャン動作を実行する。FAX部13は、FAXプロトコルに従って外部装置にデータを送信するFAX送信動作、及びFAXプロトコルに従って外部装置からデータを受信するFAX受信動作を実行する。プリンタ部11、スキャナ部12、及びFAX部13は、画像データに対する動作を実行する動作部の一例である。また、メディア装着部14及び表示部23等をさらに動作部に含めてもよい。複合機10の動作部は、前述した動作の他、画像データに対する様々な動作を実行することができる。
[メディア装着部14]
メディア装着部14は、可搬記録メディアが着脱可能に構成されている。複合機10のCPU27は、メディア装着部14に装着された可搬記録メディアに記録されているデータを読み出し、或いは当該可搬記録メディアにデータを書き込むことができる。可搬記録メデイアの具体例は特に限定されないが、例えば、メモリーカード、CD−ROM、DVD−ROM等が挙げられる。
[表示部23]
表示部23は、各種情報を表示する表示画面を備える。表示部23の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Luminescence Displayの略)等を採用することができる。
[操作部24]
操作部24は、表示部23の表示画面に表示されたオブジェクトを選択するユーザの操作を検知する。具体的には、操作部24は、例えば押ボタンを有しており、押下された押ボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU27へ出力する。さらに、操作部24は、表示部23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。すなわち、表示部23がタッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。タッチセンサには、静電容量方式、抵抗膜方式等の周知の方式を採用することができる。
なお、「オブジェクト」とは、ユーザが操作部24を操作することによって選択可能な画像を指す。一例として、オブジェクトは表示部23に表示された文字列であって、操作部24の方向キーを押下することによってオブジェクトの1つがハイライト表示され、操作部24の決定ボタンを押下することによってハイライト表示されたオブジェクトが選択されてもよい。他の例として、操作部24がタッチパネルである場合のオブジェクトは表示部23に表示されたアイコン、ボタン、リンク等であって、タッチ位置に表示されたオブジェクトが選択されてもよい。
[通信部25]
通信部25は、通信ネットワーク102を通じて外部装置と通信を行うためのインタフェースである。すなわち、複合機10は、通信部25を通じて情報処理装置50或いはサーバ装置70に各種データ又は各種情報を出力し、通信部25を通じて情報処理装置50或いはサーバ装置70から各種データ又は各種情報を取得する。
[CPU27]
CPU(Central Processing Unitの略)27は、複合機10の全体動作を制御するものである。CPU27は、操作部24から出力される各種情報、及び通信部25を通じて情報処理装置50或いはサーバ装置70から取得した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムを記憶部28から取得して実行する。すなわち、CPU27及び記憶部28は、制御部の一例を構成する。
[記憶部28]
記憶部28は、プログラム記憶領域28Aと、データ記憶領域28Bとを有する。プログラム記憶領域28Aには、OS(Operating Systemの略)20と、画像処理プログラム31とが格納される。なお、画像処理プログラム31は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。データ記憶領域28Bには、画像処理プログラム31の実行に必要なデータ或いは情報が記憶される。データ記憶領域28Bは、例えば、動作実績DB(Data Baseの略)と、処理情報DBとを含む。動作実績DBは動作実績記憶部の一例であり、処理情報DBは処理情報記憶部の一例である。各DBの詳細は後述する。
なお、本明細書中の「データ」と「情報」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列である点において共通する。「データ」とは、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。これに対して、「情報」とは、各ビットが示す意味内容によってコンピュータの動作が分岐するものを指す。さらに、「指示」は、送信先の装置に対して次の動作を促すための制御信号であって、情報を含んでいることもあるし、それ自体が情報としての性質を有していることもある。
また、「データ」及び「情報」は、形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)がコンピュータ毎に変更されたとしても、同一の意味内容と認識される限り、同一のデータ及び情報として取り扱われる。例えば、「2つ」であることを示す情報が、あるコンピュータではASCIIコードで”0x32”というテキスト形式の情報として保持され、別のコンピュータでは二進数表記で”10”というバイナリ形式の情報として保持されてもよい。
但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。例えば、データが一時的に情報として扱われてもよいし、情報が一時的にデータとして扱われてもよい。また、ある装置ではデータとして扱われるものが、他の装置では情報として扱われてもよい。さらには、データの中から情報が取り出されてもよいし、情報の中からデータが取り出されてもよい。
記憶部28は、例えば、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)、CPU27が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。なお、記憶部28は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、non−transitoryな媒体には含まれない。
プログラム記憶領域28Aに記憶されているプログラムは、CPU27によって実行される。しかしながら、本明細書では、CPU27を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムAが処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「CPU27がプログラムAに記述された処理Aを実行する」ことを指してもよい。後述する情報処理装置50及びサーバ装置70についても同様である。
OS30は、複合機10を構成するハードウェアであるプリンタ部11、スキャナ部12、FAX部13、メディア装着部14、表示部23、操作部24、及び通信部25等を制御するためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供する基本プログラムである。すなわち、上記の各プログラムは、OS30が提供するAPIを呼び出すことによって、各ハードウェアを制御する。しかしながら、本明細書では、OS30を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記述は、「プログラムBがOS30のAPIを通じてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。後述する情報処理装置50及びサーバ装置70についても同様である。
[情報処理装置50]
情報処理装置50は、図1に示されるように、表示部53と、操作部54と、通信部55と、メディア装着部56と、CPU57と、記憶部58と、通信バス59とを主に備える。情報処理装置50に含まれる表示部53、操作部54、通信部55、メディア装着部56、CPU57、記憶部58、及び通信バス59は、複合機10に含まれるメディア装着部14、表示部23、操作部24、通信部25、CPU27、記憶部28、及び通信バス29と共通するので、再度の説明は省略する。但し、記憶部58のプログラム記憶領域58Aには、OS60と、情報処理プログラム61とが格納されている。また、データ記憶領域58Bは、動作実績DBと、処理情報DBとを含む。情報処理装置50は、外部装置の一例である。
[サーバ装置70]
サーバ装置70は、図1に示されるように、表示部73と、操作部74と、通信部75と、CPU77と、記憶部78と、通信バス79とを主に備える。サーバ装置70に含まれる表示部73、操作部74、通信部75、CPU77、記憶部78、及び通信バス79は、複合機10に含まれる表示部23、操作部24、通信部25、CPU27、記憶部28、及び通信バス29と共通するので、再度の説明は省略する。但し、記憶部78のプログラム記憶領域58Aには、OS80と、サーバ制御プログラム81とが格納されている。
[代替処理報知処理]
図2〜図7を参照して、本実施形態における代替処理報知処理を説明する。代替処理報知処理は、ユーザの指示に従って複合機10が対象処理を実行したことを条件として、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を複合機10に実行させる手順をユーザに報知する処理である。
ここで、本明細書中の「動作」とは、動作部の有する機能の単位である。例えば、ユーザから受け付けた指示に対応して発揮される動作部の機能を、動作と定義してもよい。一方、本明細書中の「処理」とは、1以上の動作の集合である。より具体的には、対象処理は、特定の目的を達成するために組み合わせられた複数の動作の集合である。代替処理は、対応する対象処理と同等の目的を達成するために組み合わせられた1以上の動作の集合である。すなわち、代替処理に含まれる動作の少なくとも一部は、対象処理に含まれる動作と異なる。なお、対象処理及び代替処理に含まれる動作は、複合機10の動作部によって実行される動作だけでなく、情報処理装置50によって実行され且つ動作部の動作に関連する動作(以下、「関連動作」と表記する。)であってもよい。
なお、代替処理に含まれる動作の数は、対応する対象処理に含まれる動作の数以下であることが望ましく、対応する対象処理に含まれる動作の数より少ないことがさらに望ましい。換言すれば、代替処理を動作部に実行させるためにユーザから受け付けるべき指示の数は、対応する対象処理を動作部に実行させるために必要な指示の数以下であることが望ましく、対応する対象処理を動作部に実行させるために必要な指示の数より少ないことがさらに望ましい。
図4〜図6は、動作実績DBの例を示す図である。動作実績DBは、動作情報と、付帯情報とを対応づけて記憶する。動作情報とは、過去に実行された動作を示す情報である。図4〜図6には、動作情報の一例として動作名が図示されているが、各動作を識別する識別子等であってもよい。付帯情報は、動作情報によって示される動作の詳細を示す各種情報を含む。例えば、図4(A)に示される「実行時刻」、「指示受付装置」、「画像データ」、図4(B)に示される「画像サイズ」、図6(A)に示される「FAX送信先」は、付帯情報の一例である。
「実行時刻」は、動作の実行時刻を示す時刻情報の一例である。「指示受付装置」は、動作を動作部に実行させるための指示をユーザから受け付けた装置を特定する装置情報の一例である。「画像データ」は、動作の対象となった画像データの特徴を示す特徴情報の一例である。特徴情報を抽出する具体的な方法は特に限定されないが、例えば、SIFT(Scale−Invariant Feature Transformの略)、或いはSURF(Speeded Up Robust Featuresの略)等の公知の手法を用いることができる。「画像サイズ」は、スキャン動作によって生成された画像のサイズを示すサイズ情報の一例である。「FAX送信先」は、FAX送信動作における画像データの送信先を示す送信先情報の一例である。
図7は、処理情報DBの例を示す図である。処理情報DBは、対象処理情報と、判定条件情報と、代替処理情報とを対応づけて記憶する。対象処理情報は、対象処理に含まれる複数の動作を示す動作情報を含む。判定条件情報は、複合機10或いは情報処理装置50で実行された一連の動作が対象処理に合致するか否かを判定するための条件を示す情報である。代替処理情報は、代替処理を実行させる手順を示す情報である。図7には、代替処理に含まれる動作名が代替処理情報として図示されている。
図2に示される代替処理報知処理は、操作部24或いは通信部25を通じて情報を取得したことを条件として、複合機10の画像処理プログラム31によって実行される。まず、複合機10の画像処理プログラム31は、動作部に動作を実行させるための指示が受け付けられたことを条件として(S11:Yes)、当該指示に示される動作を動作部に実行させる(S12)。ステップS11において、複合機10は、操作部24を通じてユーザから指示を受け付けてもよいし、情報処理装置50に入力された指示を通信部25を通じて受け付けてもよいし、通信ネットワーク102を介して接続された外部装置から通信部25を通じて指示を受け付けてもよい。ステップS11の処理を実行する複合機10のCPU27は、受付手段の一例である。ステップS12の処理を実行する複合機10のCPU27は、実行手段の一例である。
次に、画像処理プログラム31は、ステップS12で実行された動作を示す動作情報及び付帯情報を、通信部25を通じて情報処理装置50に出力する(S13)と共に、データ記憶領域28Bの動作実績DBに記憶させる(S14)。一方、画像処理プログラム31は、通信部25を通じて情報処理装置50から動作情報及び付帯情報を取得したことを条件として(S11:No&S18:Yes)、ステップS12、S13をスキップし、取得した動作情報及び付帯情報を動作実績DBに記憶させる(S14)。ステップS13の処理を実行する複合機10のCPU27は、出力手段の一例である。ステップS14の処理を実行する複合機10のCPU27は、記憶制御手段の一例である。情報処理装置50から動作情報及び付帯情報を取得する複合機10のCPU27は、取得手段の一例である。
次に、画像処理プログラム31は、動作実績DBに記憶されている動作情報と、処理情報DBに記憶されている対象処理情報に含まれる動作情報とを比較する(S15)。具体的には、画像処理プログラム31は、動作実績DBに記憶されている動作情報のうち、最新の動作情報の実行時刻から図7に示される閾値時間だけ過去に遡った範囲に含まれる動作情報を、処理情報DBとの比較の対象とする。
そして、画像処理プログラム31は、動作実績DBに記憶されている動作情報と、対象処理情報に含まれる動作情報とが一致(S15:Yes)し、且つ最後の動作を動作部に実行させるための指示が操作部24を通じて受け付けられたことを条件として(S16:Yes)、当該対象処理情報に対応づけられた代替処理情報に示される手順を報知(S17)し、代替処理報知処理を終了する。報知の具体的な方法は特に限定されないが、例えば、代替処理を実行させる手順を示すメッセージ或いはアニメーションを表示部23に表示させてもよいし、不図示のスピーカからガイド音声を出力してもよい。ステップS17の処理を実行する複合機10のCPU27は、報知手段の一例である。
一方、画像処理プログラム31は、動作実績DBに記憶されている動作情報と、対象処理情報に含まれる動作情報とが一致しないことを条件として(S15:No)、ステップS16、S17をスキップして代替処理報知処理を終了する。また、画像処理プログラム31は、最後の動作を動作部に実行させるための指示が通信部25を通じて受け付けられたことを条件として(S16:No)、ステップS17をスキップして代替処理報知処理を終了する。
次に、図3に示される代替処理報知処理は、操作部54或いは通信部55を通じて情報を取得したことを条件として、情報処理装置50の情報処理プログラム61によって実行される。なお、図2に示される代替処理報知処理との共通点の詳しい説明は省略し、相違点を中心に説明する。
まず、情報処理装置50の情報処理プログラム61は、関連動作を実行させるための指示が操作部54を通じて受け付けられたことを条件として(S21:Yes&S22:Yes)、当該指示に示される関連動作を実行する(S23)。次に、情報処理プログラム61は、ステップS23で実行された関連動作を示す動作情報及び付帯情報を、通信部55を通じて複合機10に出力する(S24)と共に、データ記憶領域58Bの動作実績DBに記憶させる(S25)。但し、情報処理プログラム61は、ステップS24において、動作部の動作に関連する関連動作を示す動作情報及び付帯情報のみを、通信部55を通じて複合機10に出力してもよい。
また、情報処理プログラム61は、通信部55を通じて複合機10から動作情報及び付帯情報を取得したことを条件として(S21:No&S28:Yes)、ステップS22〜S24をスキップし、取得した動作情報及び付帯情報を動作実績DBに記憶させる(S25)。そして、画像処理プログラム31は、動作実績DBに記憶されている動作情報と、対象処理情報に含まれる動作情報とが一致したことを条件として(S26:Yes)、当該対象処理情報に対応づけられた代替処理情報に示される手順を報知(S27)し、代替処理報知処理を終了する。報知の具体的な方法は、図2のステップS17と共通であってもよい。
一方、画像処理プログラム31は、動作実績DBに記憶されている動作情報と、対象処理情報に含まれる動作情報とが一致しないことを条件として(S26:No)、ステップS27をスキップして代替処理報知処理を終了する。また、情報処理プログラム61は、複合機10の動作部に動作を実行させるための指示が操作部54を通じて受け付けられたことを条件として(S21:Yes&S22:No)、通信部55を通じて複合機10に当該指示を出力(S29)し、代替処理報知処理を終了する。
[実施例1]
図4(A)に示される動作実績DBを参照して、実施例1に係る代替処理報知処理を説明する。図4(A)は、複合機10のプリンタ部11にプリント動作を実行させるプリント指示が情報処理装置50で受け付けられ、複合機10のFAX部13にFAX送信動作を実行させるFAX送信指示が複合機10で受け付けられた例である。プリント指示は、情報処理装置50のデータ記憶領域58Bに記憶された画像データ1に示される画像を記録用紙に記録させる指示である。FAX送信指示は、FAX部13にセットされた記録用紙に記録された画像を示す画像データを、外部装置にFAX送信させる指示である。また、複合機10及び情報処理装置50の処理情報DBには、図7に示されるレコード41〜45が記憶されているものとする。
情報処理プログラム61は、操作部54を通じてプリント指示が受け付けられたことを条件として(S21:Yes&S22:No)、画像データ1を含むプリント指示を通信部55を通じて複合機10に出力する(S29)。次に、画像処理プログラム31は、画像データ1を含むプリント指示が受け付けられたことを条件として(S11:Yes)、プリンタ部11にプリント動作を実行させる(S12)。また、画像処理プログラム31は、当該プリント動作を示す動作情報及び付帯情報を、通信部25を通じて情報処理装置50に出力する(S13)と共に、動作実績DBに記憶させる(S14)。情報処理プログラム61は、複合機10から取得した動作情報及び付帯情報(S21:No&S28:Yes)を、動作実績DBに記憶させる(S25)。これにより、複合機10及び情報処理装置50の動作実績DBには、図4(A)に示されるレコード111が追加される。
次に、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、動作実績DBに記憶されている動作情報と、処理情報DBに記憶されている対象処理情報に含まれる動作情報とを比較する(S15、S26)。しかしながら、この時点では、動作実績DBに記憶されている動作情報と、対象処理情報に含まれる動作情報とが一致しないので(S15:No&S26:No)、代替処理の手順は報知されない。
次に、画像処理プログラム31は、操作部24を通じてFAX送信指示が受け付けられたことを条件として(S11:Yes)、FAX部13にFAX送信動作を実行させる(S12)。そして、ステップS13、S14、S25が再び実行されることにより、複合機10及び情報処理装置50の動作実績DBには、図4(A)に示されるレコード112が追加される。そして、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、動作実績DBに記憶されている動作情報と、処理情報DBに記憶されている対象処理情報に含まれる動作情報とを、再び比較する(S15、S26)。
画像処理プログラム31は、ステップS15において、図4(A)に示されるレコード111、112の動作情報と、図7に示されるレコード41の動作情報とが一致すると判定する。また、画像処理プログラム31は、レコード111、112のプリント動作及びFAX送信動作が、レコード41の閾値時間内に実行されていると判定する。さらに、画像処理プログラム31は、レコード111、112のプリント動作及びFAX送信動作で用いられた画像データが略一致すると判定する。ステップS26における情報処理プログラム61の判定結果も同様である。なお、実施例1における閾値時間は、10分である。また、「2つの画像データが略一致する」とは、各画像データの特徴量の一致度が閾値以上であることを指し、実施例1における閾値は95%である。
すなわち、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、動作実績DBのレコード111、112と処理情報DBのレコード41とについて、全ての動作情報が一致し且つ全ての判定情報を満たすと判定する。また、画像処理プログラム31は、FAX送信指示が操作部24を通じて受け付けられたと判定する(S16:Yes)。なお、図4(A)に示される動作実績DBには、プリント動作の動作情報と、FAX送信動作の動作情報とが連続して登録されているが、対象処理に含まれる複数の動作が連続して動作実績DBに登録されている必要は必ずしもない。すなわち、図4(A)のレコード111、112の間に他の動作情報を示すレコードが登録されていてもよい。後述の実施例2〜5についても同様である。
これにより、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、レコード41の代替処理に含まれるPC−FAX送信動作を動作部に実行させる手順を報知する(S17、S27)。PC−FAX送信動作は、画像データを情報処理装置50から取得して外部装置にFAX送信する動作である。そして、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、ステップS17、S27において、例えば、情報処理装置50にアプリケーションをインストールし、当該アプリケーションに画像データの所在及び外部装置のFAX番号を入力し、且つPC−FAXボタンを押下することを、報知すればよい。
なお、情報処理プログラム61は、ステップS27において上記の内容を報知するのに加えて、当該アプリケーションをインストールするか否かをユーザに選択させてもよい。そして、情報処理プログラム61は、当該アプリケーションをインストールすることがユーザによって選択されたことを条件として、情報処理装置50に当該アプリケーションをインストールする動作をさらに実行してもよい。
[実施例2]
図4(B)に示される動作実績DBを参照して、実施例2に係る代替処理報知処理を説明する。図4(B)は、複合機10のスキャナ部12にスキャン動作を実行させるスキャン指示が複合機10で繰り返し受け付けられた例である。スキャン指示は、記録用紙に記録された画像を読み取って画像データを生成させる指示である。なお、実施例1との共通点の詳しい説明は省略し、相違点を中心に説明する。
画像処理プログラム31は、操作部24を通じてスキャン指示が受け付けられたことを条件として(S11:Yes)、スキャナ部12にスキャン動作を実行させる(S12)。また、画像処理プログラム31は、当該スキャン動作を示す動作情報及び付帯情報を、通信部25を通じて情報処理装置50に出力する(S13)と共に、動作実績DBに記憶させる(S14)。情報処理プログラム61は、複合機10から取得した動作情報及び付帯情報(S21:No&S28:Yes)を、動作実績DBに記憶させる(S25)。
実施例2では、操作部24を通じてスキャン指示が3回受け付けられる。これにより、複合機10及び情報処理装置50の動作実績DBには、図4(B)に示されるレコード113〜115が追加される。3回は、閾値回数の一例である。なお、実施例2に係るスキャン動作で生成される画像データは、記録用紙のサイズに相当するサイズの画像を示す。換言すれば、画像処理プログラム31は、スキャン動作によって生成された所定サイズ(例えば、A4サイズ)の画像から、記録用紙に記録されている画像を抽出する。
次に、画像処理プログラム31は、レコード115が動作実績DBに追加された後のステップS15において、図4(B)に示されるレコード113〜115の動作情報と、図7に示されるレコード42の動作情報とが一致すると判定する。また、画像処理プログラム31は、レコード111〜115のスキャン動作が、レコード42の閾値時間内に実行されていると判定する。さらに、画像処理プログラム31は、レコード113〜115のスキャン動作で生成された画像のサイズが閾値サイズ以下であると判定する。ステップS26における情報処理プログラム61の判定結果も同様である。なお、実施例2における閾値時間は、15分である。また、実施例2における閾値サイズは、6×10cmである。
すなわち、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、動作実績DBのレコード113〜115と処理情報DBのレコード42とについて、全ての動作情報が一致し且つ全ての判定情報を満たすと判定する。また、画像処理プログラム31は、スキャン指示が操作部24を通じて受け付けられたと判定する(S16:Yes)。これにより、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、レコード42の代替処理に含まれるオートクロップ動作を動作部に実行させる手順を報知する(S17、S27)。オートクロップ動作は、複数の記録用紙から一括して画像を読み取って閾値サイズ以下の複数の画像を示す画像データを生成する動作である。そして、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、ステップS17、S27において、例えば、複数の記録用紙をスキャナ部12にセットし、且つオートクロップボタンを押下することを、報知すればよい。
[実施例3]
図5に示される動作実績DBを参照して、実施例3に係る代替処理報知処理を説明する。図5は、複合機10のFAX部13にFAX受信動作を実行させるFAX受信指示と、複合機10の表示部23に画像表示動作を実行させる画像表示指示とが、複合機10で繰り返し受け付けられた例である。FAX受信指示は、外部装置からFAX受信した画像データをデータ記憶領域28Bに記憶させる指示である。画像表示指示は、データ記憶領域28Bに記憶された画像データに示される画像を表示部23に表示させ、当該画像データをデータ記憶領域28Bから削除する指示である。なお、実施例1との共通点の詳しい説明は省略し、相違点を中心に説明する。
画像処理プログラム31は、通信部25を通じて外部装置からFAX受信指示が受け付けられたことを条件として(S11:Yes)、FAX部13にFAX受信動作を実行させる(S12)。また、画像処理プログラム31は、当該FAX受信動作を示す動作情報及び付帯情報を、通信部25を通じて情報処理装置50に出力する(S13)と共に、動作実績DBに記憶させる(S14)。情報処理プログラム61は、複合機10から取得した動作情報及び付帯情報(S21:No&S28:Yes)を、動作実績DBに記憶させる(S25)。実施例3では、通信部25を通じてFAX受信指示が2回受け付けられる。これにより、複合機10及び情報処理装置50の動作実績DBには、図5に示されるレコード116、117が追加される。
次に、画像処理プログラム31は、操作部24を通じて画像表示指示が受け付けられたことを条件として(S11:Yes)、画像データ1に示される画像を表示部23に表示させ、且つ画像データ1をデータ記憶領域28Bから削除する(S12)。また、画像処理プログラム31は、当該画像表示動作を示す動作情報及び付帯情報を、通信部25を通じて情報処理装置50に出力する(S13)と共に、動作実績DBに記憶させる(S14)。情報処理プログラム61は、複合機10から取得した動作情報及び付帯情報(S21:No&S28:Yes)を、動作実績DBに記憶させる(S25)。そして、実施例3では、通信部25を通じて画像表示指示が2回受け付けられる。2回は、閾値回数の一例である。これにより、複合機10及び情報処理装置50の動作実績DBには、図5に示されるレコード118、119が追加される。
画像処理プログラム31は、レコード119が動作実績DBに追加された後のステップS15において、図5に示されるレコード118、119の動作情報と、図7に示されるレコード43の動作情報とが一致すると判定する。また、画像処理プログラム31は、レコード118、119の画像表示動作が、レコード43の閾値時間内に実行されていると判定する。ステップS26における情報処理プログラム61の判定結果も同様である。なお、実施例2における閾値時間は、1週間である。
すなわち、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、動作実績DBのレコード118、119と処理情報DBのレコード43とについて、全ての動作情報が一致し且つ全ての判定情報を満たすと判定する。また、画像処理プログラム31は、画像表示指示が操作部24を通じて受け付けられたと判定する(S16:Yes)。これにより、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、レコード43の代替処理に含まれるPC−FAX受信動作を動作部に実行させる手順を報知する(S17、S27)。PC−FAX受信動作は、FAX受信動作によって受信された画像データを情報処理装置50に記憶させる動作である。そして、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、FAX受信動作によって取得した画像データの保存先を情報処理装置50のデータ記憶領域58Bに設定し、且つ当該画像データを情報処理装置50の表示部53に表示させることを、報知すればよい。
[実施例4]
図6(A)に示される動作実績DBを参照して、実施例4に係る代替処理報知処理を説明する。図6(A)は、複合機10のFAX部13にFAX送信動作を実行させるFAX送信指示が複合機10で繰り返し受け付けられた例である。FAX送信指示は、画像データを外部装置にFAX送信させる指示である。なお、実施例1との共通点の詳しい説明は省略し、相違点を中心に説明する。
画像処理プログラム31は、操作部24を通じてFAX送信指示が受け付けられたことを条件として(S11:Yes)、FAX部13にFAX送信動作を実行させる(S12)。また、画像処理プログラム31は、当該FAX送信動作を示す動作情報及び付帯情報を、通信部25を通じて情報処理装置50に出力する(S13)と共に、動作実績DBに記憶させる(S14)。情報処理プログラム61は、複合機10から取得した動作情報及び付帯情報(S21:No&S28:Yes)を、動作実績DBに記憶させる(S25)。実施例4では、操作部24を通じてFAX送信指示が3回受け付けられる。これにより、複合機10及び情報処理装置50の動作実績DBには、図6(A)に示されるレコード120〜122が追加される。3回は、閾値回数の一例である。
画像処理プログラム31は、レコード122が動作実績DBに追加された後のステップS15において、図6(A)に示されるレコード120〜122の動作情報と、図7に示されるレコード44の動作情報とが一致すると判定する。また、画像処理プログラム31は、レコード120〜122のFAX送信動作が、レコード44の閾値時間内に実行されていると判定する。また、画像処理プログラム31は、レコード120〜122のFAX送信動作でFAX送信された画像データが略一致すると判定する。さらに、画像処理プログラム31は、レコード120〜122のFAX送信動作における送信先が異なると判定する。なお、実施例4における閾値時間は、20分である。
すなわち、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、動作実績DBのレコード120〜122と処理情報DBのレコード44とについて、全ての動作情報が一致し且つ全ての判定情報を満たすと判定する。また、画像処理プログラム31は、最後のFAX送信指示が操作部24を通じて受け付けられたと判定する(S16:Yes)。これにより、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、レコード44の代替処理に含まれる同報送信動作を動作部に実行させる手順を報知する(S17、S27)。同報送信動作は、複数の送信先に対して同一の画像データを一括送信する動作である。そして、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、ステップS17、S27において、例えば、送信先選択画面において複数の送信先を選択し、且つFAX送信ボタンを押下することを、報知すればよい。
[実施例5]
図6(B)に示される動作実績DBを参照して、実施例5に係る代替処理報知処理を説明する。図6(B)は、複合機10のスキャナ部12にスキャン動作を実行させるスキャン指示が複合機10で受け付けられ、情報処理装置50のメディア装着部56にデータ記憶動作を実行させるデータ記憶指示が情報処理装置50で受け付けられた例である。スキャン指示は、記録用紙に記録された画像を読み取って画像データを生成させる指示である。データ記憶指示は、スキャン動作によって生成された画像データを複合機10から取得し、取得した画像データをメディア装着部56に装着された可搬記録メディアに記憶させる指示である。
画像処理プログラム31は、操作部24を通じてスキャン指示が受け付けられたことを条件として(S11:Yes)、スキャナ部12にスキャン動作を実行させる(S12)。また、画像処理プログラム31は、当該スキャン動作を示す動作情報及び付帯情報を、通信部25を通じて情報処理装置50に出力する(S13)と共に、動作実績DBに記憶させる(S14)。情報処理プログラム61は、複合機10から取得した動作情報及び付帯情報(S21:No&S28:Yes)を、動作実績DBに記憶させる(S25)。これにより、複合機10及び情報処理装置50の動作実績DBには、図6(B)に示されるレコード123が追加される。
次に、情報処理プログラム61は、操作部24を通じてデータ記憶指示が受け付けられたことを条件として(S21:Yes&S22:Yes)、メディア装着部56にデータ記憶動作を実行させる(S23)。また、情報処理プログラム61は、当該データ記憶指示を示す動作情報及び付帯情報を、通信部55を通じて複合機10に出力する(S24)と共に、動作実績DBに記憶させる(S25)。画像処理プログラム31は、情報処理装置50から取得した動作情報及び付帯情報(S11:No&S18:Yes)を、動作実績DBに記憶させる(S14)。これにより、複合機10及び情報処理装置50の動作実績DBには、図6(B)に示されるレコード124が追加される。
画像処理プログラム31は、レコード124が動作実績DBに追加された後のステップS15において、図6(B)に示されるレコード123、124の動作情報と、図7に示されるレコード45の動作情報とが一致すると判定する。また、画像処理プログラム31は、レコード123、124のスキャン動作及びデータ記憶動作が、レコード45の閾値時間内に実行されていると判定する。さらに、画像処理プログラム31は、レコード123のスキャン動作で生成された画像データと、レコード124のデータ記憶動作で用いられた画像データとが略一致すると判定する。ステップS26における情報処理プログラム61の判定結果も同様である。なお、実施例5における閾値時間は、10分である。
すなわち、画像処理プログラム31及び情報処理プログラム61は、動作実績DBのレコード123、124と処理情報DBのレコード45とについて、全ての動作情報が一致し且つ全ての判定情報を満たすと判定する。また、画像処理プログラム31は、データ記憶指示が情報処理装置50で受け付けられたと判定する(S16:No)。これにより、情報処理プログラム61は、レコード45の代替処理に含まれるScanToメディア動作を動作部に実行させる手順を報知する(S27)。一方、画像処理プログラム31は、ステップS17をスキップする。ScanToメディア動作は、スキャン動作によって生成された画像データをメディア装着部14に装着された可搬記録メディアに記憶させる動作である。そして、情報処理プログラム61は、ステップS27において、例えば、メディア装着部14に可搬記録メディアを装着し、且つScanToメディアボタンを押下することを、報知すればよい。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、ユーザによって対象処理が実行されたことを条件として、代替処理の手順が報知される。これにより、ユーザが現時点で必要としている機能の使い方を適切なタイミングで報知することができる。すなわち、複合機10を使い慣れてないユーザによって実行されやすい対象処理と、当該対象処理と同等の目的を達成でき且つ対象処理より効率の高い代替処理とを対応づけて処理情報DBに登録しておくことにより、ユーザが対象処理を実行したタイミングで、代替処理の手順を報知することができる。
また、複合機10及び情報処理装置50の動作実績DBは、同期して更新される。そして、対象処理に含まれる全ての動作が実行されたことを条件として(S15:Yes、S26:Yes)、複合機10及び情報処理装置50の両方で代替処理の手順が報知される(S17、S27)。これにより、代替処理の手順をより確実にユーザに知らせることができる。但し、例えば実施例5のように、対象処理に含まれる最後の動作を実行させる指示が情報処理装置50で受け付けられた場合(S16:No)には、複合機10で代替処理の手順を報知する必要がない。これは、ユーザが複合機10の傍にいない可能性が高いからである。
なお、上記の実施形態では、対象処理に含まれる全ての動作が実行されたと判定されたタイミングで(S15:Yes、S26:Yes)、代替処理の手順が報知される例を説明した(S17、S27)。しかしながら、代替処理の手順を報知するタイミングは上記の例に限定されず、対象処理に含まれる全ての動作が実行されたと判定された後の任意のタイミングで報知すればよい。
一例として、画像処理プログラム31は、対象処理に含まれる全ての動作が実行されたと判定された後において、複合機10の電源が一端OFFされ且つ再び電源がONされたタイミングで、当該対象処理に対応する代替処理の手順を報知してもよい。他の例として、画像処理プログラム31は、対象処理に含まれる全ての動作が実行されたと判定された後において、操作部24がユーザによって操作されたタイミングで、当該対象処理に対応する代替処理の手順を報知してもよい。
さらに他の例として、画像処理プログラム31は、対象処理に含まれる全ての動作が実行されたと判定された後において、当該対象処理に含まれる最初の動作が再び実行されたタイミングで、当該対象処理に対応する代替処理の手順を報知してもよい。さらに他の例として、情報処理プログラム61は、対象処理に含まれる全ての動作が実行されたと判定された後において、当該情報処理プログラム61が一端終了され且つ再び起動されたタイミングで、当該対象処理に対応する代替処理の手順を報知してもよい。
また、上記の実施形態における動作実績DBには、複合機10で実行された動作を示す動作情報と、情報処理装置50で実行された関連動作を示す動作情報とが登録される。しかしながら、本発明はこれに限定されず、複合機10で実行された動作を示す動作情報のみが動作実績DBに登録されてもよい。この場合、図2のステップS13、S16、S18は、省略される。
なお、図7に示される対象処理情報、判定条件情報、及び代替処理情報は、複合機10の製造時或いは情報処理装置50へのアプリケーションのインストール時に処理情報DBに登録されてもよいし、通信部25、55を通じてサーバ装置70から取得してもよい。図8を参照して、対象処理情報、判定条件情報、及び代替処理情報がサーバ装置70で生成され、複合機10の処理情報DBに登録される手順を説明する。なお、情報処理装置50の処理情報DBに登録される手順も同様である。
まず、複合機10が画像処理プログラム31は、動作情報及び付帯情報を通信部25を通じてサーバ装置70に出力する(S31)。ステップS31を実行するタイミングは特に限定されないが、例えば、動作情報及び付帯情報が生成される度に実行してもよいし、所定の時間間隔(例えば、1日)毎に実行してもよいし、ユーザから指示を受け付けたタイミングで実行してもよい。ステップS31の処理を実行する複合機10のCPU27は、出力手段の一例である。
次に、サーバ装置70のサーバ制御プログラム81は、通信部75を通じて複合機10から取得した動作情報及び付帯情報を、データ記憶領域78Bに記憶させる(S32)。なお、サーバ装置70は、複合機10のみならず、通信ネットワーク102を通じて通信可能な複数の複合機及び情報処理装置から、動作情報及び付帯情報を取得する。動作情報及び付帯情報を取得するサーバ装置70のCPU77は、取得手段の一例である。
次に、サーバ制御プログラム81は、データ記憶領域78Bに記憶された複数の動作情報及び付帯情報に基づいて、動作の傾向を示す傾向情報を提示する(S33)。ステップS33は、例えば、傾向情報を閲覧する者(以下、「閲覧者」と表記する。)から操作部74を通じて提示指示を受け付けたタイミングで実行すればよい。また、傾向情報の具体的な提示方法は特に限定されないが、例えば、提示情報に示される画像を表示部73に表示させてもよいし、サーバ装置70に接続された画像記録装置(不図示)に提示情報に示される画像を記録用紙に記録させてもよい。ステップS33の処理を実行するサーバ装置70のCPU77は、提示手段の一例である。
ステップS33では、様々な傾向情報が提示可能である。傾向情報を算出するためのパラメータは、閲覧者によって任意に設定可能であってもよい。一例として、図9(A)に示される傾向情報は、閾値時間内に略同一の画像データに対して実行された動作の組み合わせの度数分布表である。他の例として、図9(B)に示される傾向情報は、閾値時間内に連続して実行された同一の動作の度数分布表である。
閲覧者は、ステップS33で提示された傾向情報に基づいて、対応する対象処理情報、判定条件情報、及び代替処理情報を生成する。例えば図9(A)に示される傾向情報を参照した閲覧者は、同一の画像データに対するプリント動作及びFAX送信動作が多く実行されていることに気づく。そこで、閲覧者は、図7のレコード41に示される対応する対象処理情報、判定条件情報、及び代替処理情報を生成することができる。また、図9(B)に示される傾向情報を参照した閲覧者は、同一の動作が2回連続する度数と3回連続する度数との間に大きな差はなく、同一の動作が3回連続する度数と4回連続する度数との間に大きな差があることに気づく。そこで、閲覧者は、図7のレコード44におけるFAX動作の閾値回数を3回に設定することができる。
次に、サーバ制御プログラム81は、閲覧者によって生成された対象処理情報、判定条件情報、及び代替処理情報を操作部74を通じて取得し、データ記憶領域78Bに記憶させる(S34)。そして、サーバ制御プログラム81は、データ記憶領域78Bに記憶された対象処理情報、判定条件情報、及び代替処理情報を、通信部75を通じて複合機10に出力する(S35)。ステップS35を実行するタイミングは特に限定されないが、例えば、複合機10から送信指示を受け付けたタイミングで実行すればよい。ステップS35を実行するサーバ装置70のCPU77は、出力手段の一例である。
そして、複合機10の画像処理プログラム31は、対象処理情報、判定条件情報、及び代替処理情報を通信部25を通じてサーバ装置70から取得(S35)し、取得した各種情報を処理情報DBに登録する(S36)。ステップS35、S36の処理を実行する複合機10のCPU27は、取得手段の一例である。
これにより、複合機10の実際の使用態様を示す動作情報が蓄積され、蓄積された動作情報から導き出された傾向情報に基づいて対象処理情報、判定条件情報、及び代替処理情報が生成され、生成された各種情報が新たに処理情報DBに登録される。すなわち、実際のユーザによる複合機10の使い方に合わせて処理情報DBの内容が更新されるので、複合機10の便利な使い方をユーザに報知することができる。
なお、各実施形態の複合機10、情報処理装置50、及びサーバ装置70において、記憶部28、58、78のプログラム記憶領域28A、58A、78Aに記憶された各種プログラムがCPU27、57、77によって実行されることによって、本発明の制御部が実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路(IC(Integrated Circuitの略)とも言う。)等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、複合機10、情報処理装置50、或いはサーバ装置70として実現できるだけでなく、複合機10、情報処理装置50、或いはサーバ装置70に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワーク102を介して複合機10、情報処理装置50、或いはサーバ装置70に接続可能なサーバ装置に搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバ装置の記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワーク102を介して配信されてもよい。
10・・・複合機
11・・・プリンタ部
12・・・スキャナ部
13・・・FAX部
14・・・メディア装着部
23・・・表示部
24・・・操作部
25・・・通信部
27・・・CPU
28・・・記憶部
31・・・画像処理プログラム
50・・・情報処理装置
70・・・サーバ装置

Claims (20)

  1. 画像データに対する動作を実行する動作部と、
    記憶部と、
    制御部と、を備えており、
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記指示に示される動作を、前記動作部に実行させる実行手段と、
    前記実行手段が前記動作部に実行させた動作を示す前記動作情報を、前記動作実績記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する報知手段と、を含み、
    前記動作部は、
    外部装置から取得した画像データに示される画像を記録用紙に記録するプリント動作と、
    記録用紙から読み取った画像を示す画像データを外部装置にFAX送信するFAX送信動作と、を実行可能であり、
    前記報知手段は、前記対象処理に含まれる前記プリント動作及び前記FAX送信動作が閾値時間内に実行され、且つ当該プリント動作及び当該FAX送信動作で用いられた画像データの特徴量が閾値以上であることを条件として、画像データを第1装置から取得して第2装置にFAX送信するPC−FAX送信動作を含む前記代替処理の手順を報知する画像処理装置。
  2. 画像データに対する動作を実行する動作部と、
    記憶部と、
    制御部と、を備えており、
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記指示に示される動作を、前記動作部に実行させる実行手段と、
    前記実行手段が前記動作部に実行させた動作を示す前記動作情報を、前記動作実績記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する報知手段と、を含み、
    前記動作部は、記録用紙に記録された画像を読み取って画像データを生成するスキャン動作を実行可能であり、
    前記報知手段は、前記対象処理に含まれる閾値回数の前記スキャン動作が閾値時間内に実行され、且つ各スキャン動作によって生成された画像のサイズが閾値サイズ以下であることを条件として、複数の記録用紙から一括して画像を読み取って前記閾値サイズ以下の複数の画像を示す画像データを生成するオートクロップ動作を含む前記代替処理の手順を報知する画像処理装置。
  3. 画像データに対する動作を実行する動作部と、
    記憶部と、
    画像を表示する表示部と、
    制御部と、を備えており、
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記指示に示される動作を、前記動作部に実行させる実行手段と、
    前記実行手段が前記動作部に実行させた動作を示す前記動作情報を、前記動作実績記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する報知手段と、を含み、
    前記動作部は、
    外部装置からFAX受信した画像データを前記記憶部に記憶させるFAX受信動作と、
    前記記憶部に記憶された画像データに示される画像を前記表示部に表示させると共に、当該画像データを記憶部から削除する画像表示動作と、を実行可能であり、
    前記報知手段は、前記対象処理に含まれる閾値回数の前記画像表示動作が閾値時間内に実行されたことを条件として、FAX受信動作によって受信された画像データを外部装置に記憶させるPC−FAX受信動作を含む前記代替処理の手順を報知する画像処理装置。
  4. 画像データに対する動作を実行する動作部と、
    記憶部と、
    制御部と、を備えており、
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記指示に示される動作を、前記動作部に実行させる実行手段と、
    前記実行手段が前記動作部に実行させた動作を示す前記動作情報を、前記動作実績記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する報知手段と、を含み、
    前記動作部は、画像データを外部装置にFAX送信するFAX送信動作を実行可能であり、
    前記報知手段は、前記対象処理に含まれる閾値回数の前記FAX送信動作が閾値時間内に実行され、各FAX送信動作で用いられた画像データの特徴量が閾値以上であり、且つ各FAX送信動作における送信先が異なることを条件として、複数の送信先に対して同一の画像データを一括送信する同報送信動作を含む前記代替処理の手順を報知する画像処理装置。
  5. 画像データに対する動作を実行する動作部と、
    記憶部と、
    可搬記録メディアが着脱可能に装着される装着部と、
    制御部と、を備える画像処理装置であって
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記指示に示される動作を、前記動作部に実行させる実行手段と、
    前記実行手段が前記動作部に実行させた動作を示す前記動作情報を、前記動作実績記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する報知手段と、を含み、
    前記動作部は、記録用紙に記録された画像を読み取って画像データを生成するスキャン動作を実行可能であり、
    外部装置は、該画像処理装置から取得した画像データを可搬記録メディアに記憶させるデータ記憶動作を実行可能であり、
    前記報知手段は、前記対象処理に含まれる前記スキャン動作及び前記データ記憶動作が閾値時間内に実行され、且つ当該スキャン動作で生成された画像データ及び当該データ記憶動作で用いられた画像データの特徴量が閾値以上であることを条件として、前記スキャン動作によって生成された画像データを前記装着部に装着された可搬記録メディアに記憶させるScanToメディア動作を含む前記代替処理の手順を報知する画像処理装置。
  6. 該画像処理装置は、外部装置と通信する通信部を備えており、
    前記制御部は、前記動作部の動作に関連する関連動作であって、前記外部装置によって実行された前記関連動作を示す前記動作情報を、前記通信部を通じて外部装置から取得する取得手段を含み、
    前記記憶制御手段は、前記取得手段によって取得された前記動作情報を、前記動作実績記憶部に記憶させ、
    前記対象処理には、前記関連動作が含まれる請求項1から5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 該画像処理装置は、操作部を備えており、
    前記受付手段は、前記通信部及び前記操作部を通じて前記指示を受け付け、
    前記報知手段は、前記対象処理に含まれる最後の動作を前記動作部に実行させるための前記指示が前記操作部を通じて受け付けられたことを条件として、前記代替処理情報に示される手順を報知する請求項に記載の画像処理装置。
  8. 前記代替処理に含まれる動作の数は、対応する前記対象処理に含まれる動作の数より少ない請求項1から4、6、7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記記憶制御手段は、動作の実行時刻を示す時刻情報、当該動作を前記動作部に実行させるための前記指示をユーザから受け付けた装置を特定する装置情報、及び当該動作に用いられた画像データの特徴を示す特徴情報の少なくとも1つを含む付帯情報を、前記動作情報に対応づけて前記動作実績記憶部に記憶させる請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 前記制御部は、前記記憶制御手段によって前記動作情報が前記動作実績記憶部に追加される度に、前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が記憶されているか否かを判断する請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 該画像処理装置は、サーバ装置と通信する通信部を備えており、
    前記制御部は、
    前記通信部を通じてサーバ装置に前記動作情報を出力する出力手段と、
    互いに対応づけられた前記対象処理情報及び前記代替処理情報を、前記通信部を通じてサーバ装置から取得する取得手段と、を含む請求項1から10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 画像データに対する動作を実行する動作部と、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    該プログラムは、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付け、
    受け付けられた前記指示に示される動作を前記動作部に実行させ、
    前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を前記動作実績記憶部に記憶させ、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する処理を、前記コンピュータに実行させ
    前記動作部は、
    外部装置から取得した画像データに示される画像を記録用紙に記録するプリント動作と、
    記録用紙から読み取った画像を示す画像データを外部装置にFAX送信するFAX送信動作と、を実行可能であり、
    該プログラムは、手順を報知する処理において、前記対象処理に含まれる前記プリント動作及び前記FAX送信動作が閾値時間内に実行され、且つ当該プリント動作及び当該FAX送信動作で用いられた画像データの特徴量が閾値以上であることを条件として、画像データを第1装置から取得して第2装置にFAX送信するPC−FAX送信動作を含む前記代替処理の手順を報知するプログラム。
  13. 画像データに対する動作を実行する動作部と、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    該プログラムは、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付け、
    受け付けられた前記指示に示される動作を前記動作部に実行させ、
    前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を前記動作実績記憶部に記憶させ、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する処理を、前記コンピュータに実行させ
    前記動作部は、記録用紙に記録された画像を読み取って画像データを生成するスキャン動作を実行可能であり、
    該プログラムは、手順を報知する処理において、前記対象処理に含まれる閾値回数の前記スキャン動作が閾値時間内に実行され、且つ各スキャン動作によって生成された画像のサイズが閾値サイズ以下であることを条件として、複数の記録用紙から一括して画像を読み取って前記閾値サイズ以下の複数の画像を示す画像データを生成するオートクロップ動作を含む前記代替処理の手順を報知するプログラム。
  14. 画像データに対する動作を実行する動作部と、記憶部と、画像を表示する表示部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    該プログラムは、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付け、
    受け付けられた前記指示に示される動作を前記動作部に実行させ、
    前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を前記動作実績記憶部に記憶させ、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する処理を、前記コンピュータに実行させ
    前記動作部は、
    外部装置からFAX受信した画像データを前記記憶部に記憶させるFAX受信動作と、
    前記記憶部に記憶された画像データに示される画像を前記表示部に表示させると共に、当該画像データを記憶部から削除する画像表示動作と、を実行可能であり、
    該プログラムは、手順を報知する処理において、前記対象処理に含まれる閾値回数の前記画像表示動作が閾値時間内に実行されたことを条件として、FAX受信動作によって受信された画像データを外部装置に記憶させるPC−FAX受信動作を含む前記代替処理の手順を報知するプログラム。
  15. 画像データに対する動作を実行する動作部と、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    該プログラムは、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付け、
    受け付けられた前記指示に示される動作を前記動作部に実行させ、
    前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を前記動作実績記憶部に記憶させ、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する処理を、前記コンピュータに実行させ
    前記動作部は、画像データを外部装置にFAX送信するFAX送信動作を実行可能であり、
    該プログラムは、手順を報知する処理において、前記対象処理に含まれる閾値回数の前記FAX送信動作が閾値時間内に実行され、各FAX送信動作で用いられた画像データの特徴量が閾値以上であり、且つ各FAX送信動作における送信先が異なることを条件として、複数の送信先に対して同一の画像データを一括送信する同報送信動作を含む前記代替処理の手順を報知するプログラム。
  16. 画像データに対する動作を実行する動作部と、記憶部と、可搬記録メディアが着脱可能に装着される装着部とを備える画像処理装置によって実行されるプログラムであって、
    前記記憶部は、
    前記動作部による動作を示す動作情報であって、過去に前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を記憶する動作実績記憶部と、
    複数の動作を組み合わせて実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を前記動作部に実行させる手順を示す代替処理情報と、を対応づけて記憶する処理情報記憶部と、を含み、
    該プログラムは、
    前記動作部に動作を実行させるための指示の入力を受け付け、
    受け付けられた前記指示に示される動作を前記動作部に実行させ、
    前記動作部で実行された動作を示す前記動作情報を前記動作実績記憶部に記憶させ、
    前記対象処理情報に含まれる全ての前記動作情報が前記動作実績記憶部に記憶されていることを条件として、当該対象処理情報に対応づけられた前記代替処理情報に示される手順を報知する処理を、前記画像処理装置に実行させ
    前記動作部は、記録用紙に記録された画像を読み取って画像データを生成するスキャン動作を実行可能であり、
    外部装置は、該画像処理装置から取得した画像データを可搬記録メディアに記憶させるデータ記憶動作を実行可能であり、
    該プログラムは、手順を報知する処理において、前記対象処理に含まれる前記スキャン動作及び前記データ記憶動作が閾値時間内に実行され、且つ当該スキャン動作で生成された画像データ及び当該データ記憶動作で用いられた画像データの特徴量が閾値以上であることを条件として、前記スキャン動作によって生成された画像データを前記装着部に装着された可搬記録メディアに記憶させるScanToメディア動作を含む前記代替処理の手順を報知するプログラム。
  17. 画像処理装置と通信する通信部と、
    制御部と、を備えており、
    前記制御部は、
    画像処理装置による画像データに対する動作を示す複数の動作情報を前記通信部を通じて画像処理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された複数の前記動作情報に基づいて、画像処理装置による動作の傾向を示す傾向情報を提示する提示手段と、
    前記傾向情報を閲覧した閲覧者によって組み合わせられた複数の動作によって実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理の手順を示す代替処理情報と、を前記通信部を通じて画像処理装置に出力する出力手段と、を含むサーバ装置。
  18. 前記提示手段は、閾値時間内に特徴量が閾値以上の画像データに対して実行された動作の組み合わせの度数分布を、前記傾向情報として提示する請求項17に記載のサーバ装置。
  19. 前記提示手段は、閾値時間内に連続して実行された同一の動作の度数分布を、前記傾向情報として提示する請求項17に記載のサーバ装置。
  20. 画像処理装置と通信する通信部を備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    画像処理装置による画像データに対する動作を示す複数の動作情報を前記通信部を通じて画像処理装置から取得し、
    取得した複数の前記動作情報に基づいて、画像処理装置による動作の傾向を示す傾向情報を提示し、
    前記傾向情報を閲覧した閲覧者によって組み合わせられた複数の動作によって実現される対象処理を示す対象処理情報であって、当該複数の動作を示す前記動作情報を含む前記対象処理情報と、当該対象処理によって達成されるのと同等の目的を達成可能な代替処理を画像処理装置に実行させる手順を示す代替処理情報と、を前記通信部を通じて画像処理装置に出力する処理を、前記コンピュータに実行させるプログラム。
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