JP2015158756A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】必要な手書き領域を確保するのに適したテンプレート画像を宛先毎に選択して記録紙に記録させるプログラムを提供する。
【解決手段】当該プログラムは、宛名画像データ及び通信画像データを取得(S11)し、差出人情報を宛名画像データ又は通信画像データから抽出(S12)し、通信画像データで示される画像のうち、手書きの文字を含む手書き領域のサイズを算出(S15)し、複数のテンプレート画像データのうちの算出された手書き領域のサイズに対応するサイズ情報が対応づけられたテンプレート画像データを選択(S16)し、差出人情報で示される名前及び住所を第2記録紙の宛先を示す画像として宛名面に記録させ、選択されたテンプレート画像データで示されるテンプレート画像を通信面に記録させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録紙の宛名面に宛先を記録し且つ通信面にテンプレート画像を記録する処理を記録装置に実行させる情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
従来より、年賀状、暑中見舞い、或いはクリスマスカード等(以下、これらを総称して「年賀状等」と表記する。)の交換が行われている。多数の年賀状等を送る場合のユーザの手間を軽減するために、例えば特許文献1には、葉書の表面に宛先を印刷し、裏面に画像を印刷するシステムが開示されている。
特開2002−044355号公報
メッセージを手書きするための領域(以下、「手書き領域」と表記する。)を確保するために、葉書の裏面に印刷する画像のサイズは、葉書のサイズより小さいことが一般的である。ここで、必要な手書き領域のサイズは、年賀状等の宛先によって異なることが多い。例えば、友人に送る年賀状等に必要な手書き領域は相対的に大きく、取引先に送る年賀状等に必要な手書き領域は相対的に小さい。しかしながら、特許文献1に記載のシステムにおいて、必要な手書き領域を確保するのに適した画像を宛先毎に指定するとすれば、ユーザの手間を軽減できないという課題を生じる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、必要な手書き領域を確保するのに適したテンプレート画像を宛先毎に選択して記録紙に記録させる情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムを提供することにある。
本明細書に記載のプログラムは、読取装置、記録装置、及び記憶装置に接続されたコンピュータによって実行可能なプログラムである。前記読取装置は、宛名面及び通信面を有する第1記録紙に記録された画像を読み取って画像データを生成する。前記記録装置は、宛名面及び通信面を有する第2記録紙に画像を記録する。前記記憶装置には、前記第2記録紙の前記通信面に記録されるテンプレート画像を示す複数のテンプレート画像データが、当該テンプレート画像が配置された前記通信面の残りの領域のサイズを示すサイズ情報と対応づけて記憶されている。当該プログラムは、前記第1記録紙を前記読取装置に読み取らせることによって、前記宛名面に記録された画像を示す宛名画像データ、及び前記通信面に記録された画像を示す通信画像データを取得し、前記第1記録紙の差出人の名前及び住所を示す差出人情報を前記宛名画像データ又は前記通信画像データから抽出し、前記通信画像データで示される画像のうち、手書きの文字を含む手書き領域のサイズを算出し、前記記憶装置に記憶されている複数の前記テンプレート画像データのうち、算出された前記手書き領域のサイズに対応する前記サイズ情報が対応づけられた前記テンプレート画像データを選択し、前記第2記録紙に対して前記記録装置に、前記差出人情報で示される名前及び住所を当該第2記録紙の宛先を示す画像として前記宛名面に記録させ、選択された前記テンプレート画像データで示される前記テンプレート画像を前記通信面に記録させる処理を、前記コンピュータに実行させる。
なお、読取装置、記録装置、及び記憶装置に接続されたコンピュータとは、例えば、互いに独立した読取装置、記録装置、及び記憶装置それぞれに通信回線を通じて接続されたコンピュータであってもよいし、搬送部、記録部、及び記憶部の一部或いは全部を備える画像記録装置に通信回線を通じて接続されたコンピュータであってもよいし、画像記録装置の構成要素としての読取部、記録部、及び記憶部に内部バスで接続されたCPUであってもよい。
本明細書に記載の情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムによれば、差出人から受領した第1記録紙の手書き領域のサイズに基づいて、必要な手書き領域を確保するのに適したテンプレート画像を選択して第2記録紙に記録させることができる。
図1は、実施形態における情報処理システム100の概略図である。 図2は、データ記憶領域58Bに対応づけて記憶されているテンプレート画像データ、サイズ情報、スタイル情報、及び期間情報の一例である。 図3は、サイズ情報の算出方法の具体例を説明するための図である。 図4は、データ記憶領域58Bに対応づけて記憶されているアドレス情報、処理情報、及び履歴情報の一例である。 図5は、データ記憶領域58Bに対応づけて記憶されている定型文及び期間情報の一例である。 図6は、情報処理プログラム61によって実行される処理のフローチャートである。 図7は、手書き領域サイズ算出処理のフローチャートである。 図8は、テンプレート画像選択処理のフローチャートである。 図9は、年賀状80を示す図であって、(A)は宛名面81、(B)は通信面82を示す。 図10は、手書き領域サイズ算出処理を説明するための図であって、(A)は通信面画像がイラスト領域と文字領域とに区分された状態、(B)は文字領域が定型文領域と非定型文領域とに区分された状態を示す。 図11は、表示部53の表示例であって、(A)は報知画面の一例、(B)はテンプレート画像選択画面の一例である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態における情報処理システム100の概略図である。図1に示される情報処理システム100は、複合機10と、情報処理装置50と、サーバ装置70とで構成されている。複合機10、情報処理装置50、及びサーバ装置70は、通信ネットワーク102を介して相互に通信可能とされている。通信ネットワーク102の具体例は特に限定されないが、例えば、有線LAN(Local Area Networkの略)、無線LAN、WAN(Wide Area Networkの略)、或いはこれらの組み合わせであってもよい。
[複合機10]
複合機10は、図1に示されるように、プリンタ部11と、スキャナ部12と、表示部23と、操作部24と、通信部25と、CPU27と、記憶部28と、通信バス29とを主に備える。複合機10を構成する各構成要素は、通信バス29を介して相互に接続されている。複合機10は、画像処理装置或いは情報処理装置の一例である。
プリンタ部11は、外部装置から取得した画像データで示される画像を記録用紙に記録するプリント処理を実行する。プリンタ部11のプリント方式は特に限定されないが、例えば、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。プリンタ部11は、記録装置或いは記録部の一例である。スキャナ部12は、記録用紙に記録されている画像を読み取って画像データを生成するスキャン処理を実行する。スキャナ部12は、読取装置或いは読取部の一例である。また、複合機10は、スキャナ部12で生成された画像データで示される画像をプリンタ部11で記録用紙に記録するコピー機能、或いはFAXの送受信を行うFAX機能等をさらに有していてもよい。
[表示部23]
表示部23は、各種情報を表示する表示画面を備える。表示部23の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Luminescence Displayの略)等を採用することができる。表示部23は、表示装置の一例である。
[操作部24]
操作部24は、表示部23の表示画面に表示されたオブジェクトを選択するユーザの操作を検知する。具体的には、操作部24は、例えば押ボタンを有しており、押下された押ボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU27へ出力する。さらに、操作部24は、表示部23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。すなわち、表示部23がタッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。タッチセンサには、静電容量方式、抵抗膜方式等の周知の方式を採用することができる。
なお、「オブジェクト」とは、ユーザが操作部24を操作することによって選択可能な画像を指す。一例として、オブジェクトは表示部23に表示された文字列であって、操作部24の方向キーを押下することによってオブジェクトの1つがハイライト表示され、操作部24の決定ボタンを押下することによってハイライト表示されたオブジェクトが選択されてもよい。他の例として、操作部24がタッチパネルである場合のオブジェクトは表示部23に表示されたアイコン、ボタン、リンク等であって、タッチ位置に表示されたオブジェクトが選択されてもよい。
[通信部25]
通信部25は、通信ネットワーク102を通じて外部装置と通信を行うためのインタフェースである。すなわち、複合機10は、通信部25を通じて情報処理装置50或いはサーバ装置70に各種データ又は各種情報を出力し、通信部25を通じて情報処理装置50或いはサーバ装置70から各種データ又は各種情報を取得する。
[CPU27]
CPU(Central Processing Unitの略)27は、複合機10の全体動作を制御するものである。CPU27は、操作部24から出力される操作信号、及び通信部25を通じて情報処理装置50或いはサーバ装置70から取得した各種情報或いは各種データ等に基づいて、後述する各種プログラムを記憶部28から取得して実行する。すなわち、CPU27及び記憶部28は、制御部の一例を構成する。
[記憶部28]
記憶部28は、プログラム記憶領域28Aと、データ記憶領域28Bとを有する。プログラム記憶領域28Aには、OS(Operating Systemの略)30と、画像処理プログラム31とが格納される。なお、画像処理プログラム31は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。後述する情報処理プログラム61についても同様である。データ記憶領域28Bには、画像処理プログラム31の実行に必要なデータ或いは情報が記憶される。
なお、本明細書中の「データ」と「情報」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列である点において共通する。「データ」とは、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。これに対して、「情報」とは、各ビットが示す意味内容によってコンピュータの動作が分岐するものを指す。さらに、「指示」は、送信先の装置に対して次の動作を促すための制御信号であって、情報を含んでいることもあるし、それ自体が情報としての性質を有していることもある。
また、「データ」及び「情報」は、形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)がコンピュータ毎に変更されたとしても、同一の意味内容と認識される限り、同一のデータ及び情報として取り扱われる。例えば、「2つ」であることを示す情報が、あるコンピュータではASCIIコードで”0x32”というテキスト形式の情報として保持され、別のコンピュータでは二進数表記で”10”というバイナリ形式の情報として保持されてもよい。
但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。例えば、データが一時的に情報として扱われてもよいし、情報が一時的にデータとして扱われてもよい。また、ある装置ではデータとして扱われるものが、他の装置では情報として扱われてもよい。さらには、データの中から情報が取り出されてもよいし、情報の中からデータが取り出されてもよい。
記憶部28は、例えば、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)、CPU27が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。なお、記憶部28は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、non−transitoryな媒体には含まれない。
プログラム記憶領域28Aに記憶されているプログラムは、CPU27によって実行される。しかしながら、本明細書では、CPU27を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムAが処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「CPU27がプログラムAに記述された処理Aを実行する」ことを指してもよい。後述する情報処理装置50についても同様である。
OS30は、複合機10を構成するハードウェアであるプリンタ部11、スキャナ部12、表示部23、操作部24、及び通信部25等を制御するためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供する基本プログラムである。すなわち、上記の各プログラムは、OS30が提供するAPIを呼び出すことによって、各ハードウェアを制御する。しかしながら、本明細書では、OS30を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記述は、「プログラムBがOS30のAPIを通じてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。後述する情報処理装置50についても同様である。
[情報処理装置50]
情報処理装置50は、図1に示されるように、表示部53と、操作部54と、通信部55と、CPU57と、記憶部58と、通信バス59とを主に備える。情報処理装置50に含まれる表示部53、操作部54、通信部55、CPU57、記憶部58、及び通信バス59は、複合機10に含まれる表示部23、操作部24、通信部25、CPU27、記憶部28、及び通信バス29と共通するので、再度の説明は省略する。但し、記憶部58のプログラム記憶領域58Aには、OS60と、情報処理プログラム61とが格納されている。情報処理装置50は、例えば、PC(Personal Computerの略)、スマートフォン、或いはタブレット端末等であってもよい。
情報処理装置50のデータ記憶領域58Bには、例えば図2に示されるように、識別子と、テンプレート画像データと、サイズ情報と、スタイル情報と、期間情報とが互いに対応づけられて記憶されている。識別子は、図2に示される各レコードを識別するための情報である。すなわち、本実施形態におけるデータ記憶領域58Bには、互いに対応づけられた上記の各情報が複数セット記憶されている。
テンプレート画像データとは、例えば図9(B)に示されるように、年賀状80の通信面82に記録されるテンプレート画像を示すデータである。テンプレート画像は年賀状の通信面に記録される画像に限定されず、暑中見舞いの通信面に記録される画像であってもよいし、クリスマスカードの通信面に記録される画像であってもよい。図2の例では、年賀状の通信面に記録される年賀テンプレート画像A〜F、及び暑中見舞いの通信面に記録される暑中テンプレート画像Aそれぞれを示すテンプレート画像データがデータ記憶領域58Bに記憶されている。また、テンプレート画像データは、当該テンプレート画像を通信面のどの位置に配置するかを示すレイアウト情報を含んでもよい。
サイズ情報とは、対応するテンプレート画像データで示されるテンプレート画像が配置された通信面の残りの領域(以下、「残り領域」と表記する。)のサイズを示す情報である。すなわち、残り領域とは、例えば図3(A)〜図3(F)おけるハッチングされていない領域を指す。より具体的には、残り領域とは、例えば図3(A)〜図3(C)に示されるように、レイアウト情報に示される通信面上の位置にテンプレート画像を配置した場合において、当該テンプレート画像の下端より下方の領域を指してもよい。
本実施形態では、図3(A)に示されるように残り領域の面積が第1閾値以上となるテンプレート画像に、「大」が設定されたサイズ情報が対応づけられる。また、図3(B)に示されるように残り領域の面積が第1閾値未満で且つ第1閾値より小さい第2閾値以上となるテンプレート画像に、「中」が設定されたサイズ情報が対応づけられる。さらに、図3(C)に示されるように残り領域の面積が第2閾値未満となるテンプレート画像に、「小」が設定されたサイズ情報が対応づけられる。本実施形態における閾値は、通信面の面積に対する残り領域の面積の比率によって表されるものとし、第1閾値を70%、第2閾値を30%として説明する。サイズ情報の設定値は、例えば、テンプレート画像の創作者、或いはテンプレート画像データの管理者等によって任意に設定される。
なお、残り領域の具体例は図3(A)〜図3(C)の例に限定されない。例えば、図3(D)に示される残り領域は、テンプレート画像の上方、左方、及び右方に隣接する帯状の領域が含まれる点において、図3(A)の例と相違する。また、図3(E)は、テンプレート画像を囲む領域と、テンプレート画像の内部とに残り領域が設けられている例である。さらに、図3(F)は、図3(E)に示される残り領域のうち、テンプレート画像を囲む領域が残り領域から除外された例である。
スタイル情報とは、対応するテンプレート画像データで示されるテンプレート画像のスタイルを示す情報である。テンプレート画像のスタイルとは、例えば、テンプレート画像のデザインの傾向、或いはテンプレート画像のデザインのコンセプト等と表現することもできる。すなわち、デザインの傾向或いはコンセプトが共通するテンプレート画像のスタイル情報には、同一の値が設定される。本実施形態におけるスタイル情報には、「クール」、「ポップ」、「シンプル」等が設定される。スタイル情報の設定値は、例えば、テンプレート画像の創作者、或いはテンプレート画像データの管理者等によって任意に設定される。
期間情報とは、対応するテンプレート画像データで示されるテンプレート画像を選択可能な期間を示す情報である。本実施形態では、年賀テンプレート画像A〜Fに対応づけられた期間情報に「10月〜翌1月」が設定され、暑中テンプレート画像Aに対応づけられた期間情報に「5月〜7月」が設定されている。この期間情報は、後述する処理において現在の日時と比較される。期間情報の設定値は、例えば、テンプレート画像の創作者、或いはテンプレート画像データの管理者等によって任意に設定される。
また、データ記憶領域58Bには、例えば図4に示されるように、識別子と、アドレス情報と、処理情報と、1以上の履歴情報とが互いに対応づけられて記憶されている。識別子は、図4に示される各レコードを識別するための情報である。すなわち、本実施形態におけるデータ記憶領域58Bには、互いに対応づけられた上記の各情報が複数セット記憶されている。なお、図2及び図4に示される識別子は、互いに独立している。
アドレス情報とは、人を特定するための情報であって、名前及び住所を少なくとも含む。但し、アドレス情報に含まれる情報はこれに限定されず、例えば、郵便番号、電話番号、或いはメールアドレス等をアドレス情報に含めてもよい。アドレス情報は、情報処理装置50のユーザによって予め登録されていてもよいし、後述する処理において情報処理プログラム61によって登録されてもよい。
処理情報とは、対応するアドレス情報で示される名前及び住所がプリンタ部11ではがきの宛名面に既に記録されたか否かを示す情報である。本実施形態における処理情報には、対応するアドレス情報で示される名前及び住所が既に記録された場合に「済」が設定され、未だ記録されていない場合に「未」が設定される。「済」は第1の値の一例であり、「未」は第2の値の一例である。処理情報の設定値は、後述する処理において情報処理プログラム61によって設定される。
なお、図4の例では、各アドレス情報に処理情報が1つずつ対応づけられているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、各アドレス情報に複数の処理情報が対応づけられていてもよい。複数の処理情報には、例えば、各年の年賀状に対応する処理情報と、各年の暑中見舞いに対応する処理情報とが含まれてもよい。または、図4の例において、所定のタイミングで全ての処理情報に「未」が設定されてもよい。所定のタイミングとは、年賀状又は暑中見舞いを送り終わったタイミング、年賀状又は暑中見舞いを準備し始めるタイミング、或いはユーザによる指示が入力されたタイミングであってもよい。
履歴情報とは、過去サイズ情報と、過去スタイル情報とを含む。過去サイズ情報とは、過去に選択されたテンプレート画像に対応づけられたサイズ情報である。過去スタイル情報とは、過去に選択されたテンプレート画像に対応づけられたスタイル情報である。図4において、「年賀履歴情報(昨年)」は昨年の年賀状用に選択されたテンプレート画像の履歴情報を指し、「年賀履歴情報(一昨年)」は一昨年の年賀状用に選択されたテンプレート画像の履歴情報を指す。一方、暑中見舞い用の情報等の図示は省略している。履歴情報の各設定値は、後述する処理において情報処理プログラム61によって設定される。
さらに、データ記憶領域58Bには、例えば図5に示されるように、定型文と、定型文を用いる期間を示す期間情報とが互いに対応づけて記憶されている。定型文とは、年賀状や暑中見舞いの通信面に使われることが多い文字列である。期間情報に設定される値は、図2の例と共通であってもよい。なお、期間情報に対応づけられる定型文の数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。定型文及び期間情報は、例えば、情報処理プログラム61の管理者等によって任意に設定される。
[サーバ装置70]
サーバ装置70は、例えば、図2及び図5に示される各種データ及び各種情報を通信ネットワーク102を通じて情報処理装置50に提供する装置である。すなわち、情報処理装置50は、各種データ及び各種情報を通信ネットワーク102を通じて予めサーバ装置70から取得してデータ記憶領域58Bに記憶させてもよい。サーバ装置70は、記憶装置或いは記憶部の一例である。但し、サーバ装置70は、本発明に必須の構成要素ではなく、省略することができる。
[情報処理システム100の動作]
図6〜図11を参照して、情報処理システム100の動作を説明する。本実施形態における情報処理システム100は、図9に示される年賀状80の差出人の名前及び住所を宛先として宛名面に記録し、且つ当該差出人に適したテンプレート画像を選択して通信面に記録する処理を実行する。図9に示される年賀状80は第1記録紙の一例であり、新たに画像が記録される年賀状は第2記録紙の一例である。
まず、複合機10の画像処理プログラム31は、ユーザによってスキャナ部12にセットされた年賀状80に対するスキャン処理をスキャナ部12に実行させる(S11)。スキャナ部12は、図9(A)に示される宛名面81に記録された宛名面画像を示す宛名画像データと、図9(B)に示される通信面82に記録された通信面画像を示す通信画像データとを生成する。また、画像処理プログラム31は、スキャナ部12によって生成された宛名画像データ及び通信画像データ(以下、これらを総称して、「画像データ」と表記する。)を、通信部25を通じて情報処理装置50に出力する。情報処理装置50の情報処理プログラム61は、当該画像データを通信部55を通じて複合機10から取得する。ステップS11において画像データを取得する情報処理装置50のCPU57は、取得手段の一例である。
次に、情報処理プログラム61は、複合機10から取得した宛名画像データから差出人情報を抽出する(S12)。差出人情報とは、年賀状80の差出人を特定するための情報である。本実施形態において、情報処理プログラム61は、名前情報「特許次郎」と、住所情報「大阪府大阪市W区X丁目Y−Z」とを含む差出人情報を抽出する。ステップS12の処理を実行する情報処理装置50のCPU57は、抽出手段の一例である。
差出人情報の具体的な抽出方法は特に限定されないが、例えば以下の方法によって抽出してもよい。情報処理装置50は、当該情報処理装置50のユーザの名前情報及び住所情報等をデータ記憶領域58Bに記憶しておく。情報処理プログラム61は、OCR(Optical Character Recognitionの略)によって宛名画像データから文字列を読み取る。次に、情報処理プログラム61は、OCRによって読み取られた文字列から名前情報を抽出する。そして、情報処理プログラム61は、抽出された名前情報のうち、データ記憶領域58Bに記憶されている名前情報と異なる名前情報を、差出人情報として抽出する。住所情報についても同様である。
OCRによって読み取られた文字列から名前情報等を抽出する手法には、公知の手法を用いることができる。また、宛名面81のレイアウトが予め定められている官製はがきを用いた年賀状80を受け取った場合において、情報処理プログラム61は、当該官製はがきのレイアウトに基づいて、差出人情報を抽出してもよい。すなわち、本実施形態における情報処理プログラム61は、宛名面81の左下の領域に記載されている情報を、差出人情報として抽出すればよい。なお、本実施形態では、宛名面81から差出人情報を抽出する例を説明したが、本発明はこれに限定されず、通信面82から差出人情報を抽出してもよい。
次に、情報処理プログラム61は、ステップS12において抽出された差出人情報と、データ記憶領域58Bに記憶されている複数のアドレス情報とを比較する(S13)。そして、情報処理プログラム61は、差出人情報に含まれる名前情報と、全てのアドレス情報に含まれる名前情報とが一致しないことに応じて(S13:No)、差出人情報に含まれる名前情報及び住所を含むアドレス情報を、データ記憶領域58Bに記憶させる(S14)。なお、本明細書中の「に応じて」は、当該文字列の前に記載された条件が満たされた場合に、当該文字列の後に記載された処理が実行されることを示す。なお、処理が実行されるタイミングは、条件が満たされた後であればよく、当該条件が満たされた直後である必要は必ずしもない。
一方、情報処理プログラム61は、差出人情報に含まれる名前情報と、複数のアドレス情報のうちの1つに含まれる名前情報とが一致することに応じて(S13:Yes)、ステップS14をスキップする。差出人情報に含まれる名前情報を含むアドレス情報とは、年賀状80の差出人を示すアドレス情報である。なお、情報処理プログラム61は、ステップS14で新たに登録されたアドレス情報の識別子、或いはステップS14で発見されたアドレス情報の識別子を記憶しておく。
次に、情報処理プログラム61は、手書き領域サイズ算出処理を実行する(S15)。手書き領域サイズ算出処理は、通信画像データで示される画像のうち、手書きの文字を含む手書き領域のサイズ(以下、「手書き領域サイズ」と表記する。)を算出する処理である。ステップS15の処理を実行する情報処理装置50のCPU57は、算出手段の一例である。図7、図9、及び図10を参照して、ステップS15の手書き領域サイズ算出処理を詳細に説明する。
情報処理プログラム61は、現在の日時を含む期間情報に対応づけられた定型文を、データ記憶領域58Bから取得する(S21)。現在の日時の取得方法は特に限定されないが、情報処理プログラム61は、例えば、通信部55を通じて不図示のサーバ装置からUTC(Universal Time Coordinatedの略)を取得してもよいし、OS60によって提供されるシステムクロックを用いてもよいし、CPU57によって提供されるハードウェアクロックを用いてもよい。本実施形態では、期間情報「10月〜翌1月」に対応づけられた定型文が取得されたものとする。
次に、情報処理プログラム61は、通信画像データで示される通信面画像を、イラスト領域と文字領域とに区分する(S22)。イラスト領域とは、通信面画像のうちのイラストを含むと推定される領域を指す。文字領域とは、通信面画像のうちの文字を含むと推定される領域を指す。なお、イラスト及び文字が混在している領域は、文字領域に区分してもよい。その結果、図9(B)に示される通信面画像は、図10(A)に示されるように、「謹賀新年」の文字列を含む上段の領域が文字領域に区分され、テンプレート画像を含む中段の領域がイラスト領域に区分され、「本年もよろしくお願い致します。(改行)お元気でお過ごしですか?(改行)本年も良い年となりますように。」の文字列を含む下段の領域が文字領域に区分される。
通信面画像をイラスト領域と文字領域とに区分する方法は、公知の方法を用いることができる。例えば、情報処理プログラム61は、Sobelフィルタを用いて通信面画像からエッジを検出することによって、モノクロ画像を得る。次に、情報処理プログラム61は、FCM(Fuzzy C−Means algorithmの略)によってモノクロ画像を分割する。そして、情報処理プログラム61は、SVM(Support Vector Machineの略)を用いて、分割されたモノクロ画像毎に文字列と背景とを分離する。これにより、文字列を含む領域が文字領域に区分され、背景のみの領域がイラスト領域に区分される。
次に、情報処理プログラム61は、ステップS22で文字領域に区分された領域から文字列を抽出する(S23)。文字領域に含まれる文字列の抽出には、OCRを用いることができる。また、ステップS22の処理に文字列が抽出する処理が含まれる場合には、ステップS23を省略することができる。その結果、図10(A)のn=1、2、3、4で示される4行の文字列が抽出される。
次に、情報処理プログラム61は、内部変数nを初期化(S24)し、文字領域から抽出されたn行目の文字列と、ステップS21で取得した定型文とを比較する(S25)。そして、情報処理プログラム61は、n行目の文字列に定型文が含まれることに応じて(S25:Yes)、当該n行目を定型文領域に区分する(S26)。一方、情報処理プログラム61は、n行目の文字列に定型文が含まれないことに応じて(S25:No)、当該n行目を非定型文領域に区分する(S27)。
情報処理プログラム61は、ステップS23で抽出された全ての行を定型文領域或いは非定型文領域に区分するまで(S28:No)、内部変数nをインクリメント(S29)しながら、ステップS25〜S29の処理を繰り返し実行する。その結果、図10(A)に示される4行の文字列は、図10(B)に示されるように、1行目の文字列が定型文領域に区分され、2〜4行目の文字列が非定型文領域に区分される。
情報処理プログラム61は、ステップS23で抽出された全ての行を定型文領域或いは非定型文領域に区分したことに応じて(S28:Yes)、非定型文領域のサイズを手書き領域サイズとして算出する(S30)。本実施形態における非定型文領域のサイズは、図2に示されるサイズ情報と同様に、通信面画像の面積に対する非定型文領域の面積の割合に基づいて、「大」、「中」、「小」のいずれかで表されるものとする。例えば、図10(B)に示される非定型文領域のサイズが通信面画像の35%であるとすると、非定型文領域のサイズは、「中」となる。すなわち、情報処理プログラム61は、ステップS30において、手書き領域サイズとして「中」を算出する。
図6に戻って、情報処理プログラム61は、テンプレート画像選択処理を実行する(S16)。テンプレート画像選択処理は、データ記憶領域58Bに記憶されている複数のテンプレート画像データのうち、ステップS15で算出された手書き領域サイズに対応するサイズ情報が対応づけられたテンプレート画像データを選択する処理である。ステップS16の処理を実行する情報処理装置50のCPU57は、選択手段の一例である。図8を参照して、ステップS16のテンプレート画像選択処理を詳細に説明する。
まず、情報処理プログラム61は、現在の日時を用いて、図2に示される複数のテンプレート画像データを絞り込む(S31)。具体的には、情報処理プログラム61は、図2に示される複数のテンプレート画像データのうち、現在の日時を含む期間情報に対応づけられたテンプレート画像データのみに絞り込む。現在の日時の取得方法は、ステップS21と共通であってもよい。本実施形態では、図2に示されるテンプレート画像データのうち、期間情報「10月〜翌1月」に対応づけられた年賀テンプレート画像A〜Fを示すテンプレート画像データのみに絞り込まれたものとする。
次に、情報処理プログラム61は、年賀状80の差出人を示すアドレス情報に対応づけられた過去スタイル情報を用いて、ステップS31で絞り込まれたテンプレート画像データをさらに絞り込む(S32)。具体的には、情報処理プログラム61は、ステップS31で絞り込まれたテンプレート画像のうち、過去スタイル情報に一致するスタイル情報に対応づけられたテンプレート画像データのみに絞り込む。
年賀状80の差出人を示すアドレス情報に対応づけられた過去スタイル情報は、図2に示されるように、過去2年とも「シンプル」である。その結果、ステップS31で絞り込まれたテンプレート画像データは、さらに、「シンプル」が設定されたスタイル情報に対応づけられた年賀テンプレート画像B、D、Eを示すテンプレート画像データのみに絞り込まれることになる。なお、ステップS32では、直近の過去スタイル情報のみに基づいてテンプレート画像データを絞り込んでもよい。
次に、情報処理プログラム61は、ステップS15で算出された手書き領域サイズと、年賀状80の差出人を示すアドレス情報に対応づけられた過去サイズ情報とを比較する(S33、S34)。本実施形態における手書き領域サイズと過去サイズとは、いずれも「大」、「中」、「小」のいずれかで表される。そこで、情報処理プログラム61は、手書き領域サイズと過去サイズとが一致することに応じて、手書き領域サイズと過去サイズとの差が閾値以下であると判断する。一方、情報処理プログラム61は、手書き領域サイズと過去サイズとが異なることに応じて、手書き領域サイズと過去サイズとの差が閾値を上回ると判断する。
なお、本実施形態では、ステップS15で算出された手書き領域サイズは「中」であり、直近の2つの過去サイズも「中」である。すなわち、本実施形態における情報処理プログラム61は、手書き領域サイズと直近の2つの過去サイズとの差が閾値以下であると判断(S33:No&S34:No)し、ステップS35〜S37をスキップする。
一方、情報処理プログラム61は、手書き領域サイズと一昨年の過去サイズとの差が閾値以下(S33:No)であり、且つ手書き領域サイズと昨年の過去サイズとの差が閾値を上回ることに応じて(S34:Yes)、手書き領域サイズが大きく変動したことを報知する(S35)。報知の具体的な方法は特に限定されないが、例えば、図11(A)に示される報知画面を表示部23に表示させてもよいし、不図示のスピーカからガイド音声を出力してもよい。ステップS35の処理を実行する情報処理装置50のCPU57は、報知手段の一例である。
図11(A)に示される報知画面は、「手書き領域サイズが大きく変動しています。テンプレート画像の選択に用いるサイズを選択して下さい。」というメッセージと、「今回の手書き領域サイズ」ボタンと、「直近の過去サイズ」ボタンとを含む。そして、情報処理プログラム61は、「直近の過去サイズ」ボタンを押下する操作が操作部54によって検知されたことに応じて(S36:Yes)、ステップS15で算出された手書き領域サイズを直近の過去サイズで上書きする(S37)。一方、情報処理プログラム61は、「今回の手書き領域サイズ」ボタンを押下する操作が操作部54によって検知されたことに応じて(S36:No)、ステップS37をスキップする。
「今回の手書き領域サイズ」ボタンの押下は、ステップS15で算出された手書き領域サイズに対応するサイズ情報が対応づけられたテンプレート画像データを選択するサイズ選択指示の入力の一例である。「直近の過去サイズ」ボタンの押下は、直近の過去サイズ情報に対応するサイズ情報が対応づけられたテンプレート画像データを選択するサイズ選択指示の入力の一例である。すなわち、ステップS36の処理を実行する情報処理装置50のCPU57は、受付手段の一例である。
さらに、情報処理プログラム61は、手書き領域サイズと直近の2つの過去サイズとの差が閾値を上回る、すなわち、手書き領域サイズと一昨年の過去サイズとの差が閾値を上回り、且つ手書き領域サイズと昨年の過去サイズとの差が閾値を上回ることに応じて(S33:Yes)、ステップS34〜S36をスキップし、ステップS15で算出された手書き領域サイズを直近の過去サイズで上書きする(S37)。
次に、情報処理プログラム61は、ステップS15で算出された手書き領域サイズ、或いはステップS37で上書きされた手書き領域サイズを用いて、ステップS31、S32で絞り込まれたテンプレート画像データをさらに絞り込む(S38)。具体的には、情報処理プログラム61は、ステップS31、S32で絞り込まれたテンプレート画像のうち、手書き領域サイズに一致するサイズ情報に対応づけられたテンプレート画像データのみに絞り込む。その結果、ステップS31、S32で絞り込まれたテンプレート画像データは、さらに、「中」が設定されたサイズ情報に対応づけられた年賀テンプレート画像D、Eを示すテンプレート画像データのみに絞り込まれることになる。
次に、情報処理プログラム61は、ステップS31、S32、S38で絞り込まれたテンプレート画像データで示されるテンプレート画像のうちの1つを選択させるテンプレート画像選択画面を、表示部53に表示させる(S39)。図11(B)は、テンプレート画像選択画面の一例である。図11(B)に示されるテンプレート画像選択画面は、ステップS31、S32、S38で絞り込まれた年賀テンプレート画像D、Eのサムネイル画像と、「選択」ボタンと、「次の候補」ボタンとを含む。サムネイル画像とは、例えば、テンプレート画像の解像度を低下させた画像を指す。
情報処理プログラム61は、「選択」ボタンを押下する操作が操作部54によって検知されたことに応じて(S40:Yes)、テンプレート画像選択画面に含まれるサムネイル画像のうち、選択されたサムネイル画像に対応するテンプレート画像データをデータ記憶領域58Bから取得する(S41)。なお、サムネイル画像の選択は、例えば、表示部53の表示画面上において、当該サムネイル画像の表示位置をタッチすることによって行うことができる。なお、図11(B)は、太枠で示された年賀テンプレート画像Dが選択された状態を示している。ステップS40の処理を実行する情報処理装置50のCPU57は、受付手段の他の例である。
一方、情報処理プログラム61は、「次の候補」ボタンを押下する操作が操作部54によって検知されたことに応じて、テンプレート画像データを絞り込む処理(S31〜S38)を条件を変えて再実行してもよい。例えば、ステップS31、S32の一方或いは両方を省略して、テンプレート画像データを絞り込んでもよい。これにより、新たなテンプレート画像を示すサムネイル画像を含むテンプレート画像選択画面が表示部53に表示される(S39)。すなわち、ユーザは、テンプレート画像選択画面に含まれるテンプレート画像が気に入らない場合に、「次の候補」ボタンを押下すればよい。
再び図6に戻って、情報処理プログラム61は、年賀状80の差出人を示すアドレス情報に対応づけられた処理情報を確認する(S17)。そして、情報処理プログラム61は、当該処理情報に「未」が設定されていることに応じて(S17:No)、ステップS12で抽出された差出人情報で示される名前及び住所を年賀状の宛先を示す宛名画像として宛名面に記録し、且つステップS16で選択されたテンプレート画像を年賀状の通信面に記録する処理を複合機10のプリンタ部11に実行させる(S18)。なお、ステップS12で抽出された差出人情報に代えて、ステップS13で発見されたアドレス情報を用いてもよい。
具体的には、情報処理プログラム61は、宛先画像データ及びテンプレート画像データを含む記録指示を、通信部55を通じて複合機10に出力する。複合機10の画像処理プログラム31は、通信部25を通じて情報処理装置50から記録指示を取得したことに応じて、プリンタ部11に、宛先画像データで示される宛名画像を年賀状の宛名面に記録させ、且つテンプレート画像データで示されるテンプレート画像を年賀状の通信面に記録させる。ステップS18の処理を実行する情報処理装置50のCPU57は、記録手段の一例である。
そして、情報処理プログラム61は、年賀状80の差出人を示すアドレス情報に対応づけられた各種情報を更新(S19)し、図6に示される処理を終了する。具体的には、情報処理プログラム61は、ステップS16で選択されたテンプレート画像データに対応づけられたサイズ情報及びスタイル情報を含む履歴情報を、年賀状80の差出人を示すアドレス情報に対応づけてデータ記憶領域58Bに記憶させる。また、情報処理プログラム61は、年賀状80の差出人を示すアドレス情報に対応づけられた処理情報に「済」を設定する。一方、情報処理プログラム61は、年賀状80の差出人を示すアドレス情報に対応づけられた処理情報に既に「済」が設定されていることに応じて(S17:Yes)、ステップS18、S19をスキップして、図6に示される処理を終了する。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態において、ステップS15で算出される手書き領域サイズは、例えば、年賀状80の通信面82のうち、差出人が手書きでメッセージを書いた領域のサイズを示す。すなわち、手書き領域サイズが大きいほど、年賀状80の差出人と受取人との関係が親密であると推測できる。一方、図2において各テンプレート画像データに対応づけられたサイズ情報は、例えば、当該テンプレート画像を通信面に記録した場合に、手書きのメッセージを書くことのできる領域のサイズを示す。すなわち、親密な相手に送る年賀状には、「大」が設定されたサイズ情報に対応づけられたテンプレート画像が記録されるのが望ましい。
そこで、本実施形態によれば、差出人から受領した年賀状80の手書き領域サイズに基づいて、テンプレート画像が選択される。具体的には、手書き領域サイズが大きいほど残り領域のサイズが大きくなるテンプレート画像が選択され、手書き領域のサイズが小さいほど残り領域のサイズが小さくなるテンプレート画像が選択される。その結果、必要な手書き領域を確保するのに適したテンプレート画像が親密さの度合いに応じて選択され、当該テンプレート画像を差出人に宛てた年賀状に記録させることができる。
また、本実施形態によれば、期間情報及びスタイル情報を用いて絞り込まれたテンプレート画像データのうちから、手書き領域サイズに対応するサイズ情報が対応づけられたテンプレート画像データが選択される。これにより、さらに差出人に返信するのに適したテンプレート画像が選択される。但し、ステップS31、S32の一方或いは両方は、省略可能である。なお、手書き領域サイズに対応するサイズ情報とは、例えば、ステップS38のように、手書き領域サイズに一致するサイズ情報であってもよい。または、手書き領域サイズに一致するサイズ情報が存在しない場合には、手書き領域サイズに最も近いサイズ情報を、手書き領域サイズに対応するサイズ情報としてもよい。
なお、本実施形態のステップS11において、スキャンされる記録媒体が年賀状80に限定されないことは言うまでもない。すなわち、ステップS11でスキャンされる記録媒体は、暑中見舞い、クリスマスカード、転居通知等であってもよい。また、本発明の記録媒体は、官製はがきに限定されず、任意のフォーマットのはがきであってもよいし、封書等であってもよい。
また、本実施形態のステップS11では、年賀状80をスキャナ部12にスキャンさせることによって、画像データを生成する例を説明したが、画像データの生成方法はこれに限定されない。例えば、情報処理装置50に搭載されたカメラで年賀状80の宛名面81及び通信面82を撮影することによって、画像データを生成し、取得してもよい。
また、本実施形態における手書き領域サイズ算出処理では、本日日付に対応する定型文のみを用いて(S21)、文字領域を定型文領域と非定型文領域とに区分する例を説明した(S25〜S27)。しかしながら、本発明はこれに限定されず、データ記憶領域58Bに記憶されている全ての定型文領域を用いてもよい。
この場合において、情報処理プログラム61は、現在の日時を含まない期間情報に対応づけられた定型文が文字領域に含まれることに応じて、年賀状80がスキャナ部12に読み取らせるべき記録紙でないことを報知してもよい。上記の処理は、例えば、暑中見舞いを作成しようとしている時に、年賀状80がスキャナ部12によって読み取られたことを、ユーザに報知するのに有効である。当該処理を実行する情報処理装置50のCPU57は、報知手段の他の例である。一方、年賀状80の手書き領域サイズに基づいて、暑中見舞いのテンプレート画像を選択してもよい。年賀状80の差出人と受取人との親密さは、暑中見舞でも変わらないと考えられるからである。
また、本実施形態のステップS25において、手書きされた文字列の中にも定型文が含まれる可能性もある。しかしながら、手書きされた文字のOCRによる認識率は、印刷された文字と比較して低くなる。そのため、手書きされた文字列は、実際には定型文を含んでいたとしても、非定型文領域に区分される可能性が高くなる。
但し、手書きのメッセージを含む領域の特定方法は、図7の例に限定されない。例えば、通信面画像を複数の領域に区画し、各領域に含まれるエッジの数或いは強度を算出する。そして、算出されたエッジの数或いは強度が閾値以上となる領域には手書きされた文字が含まれると判断し、エッジの数或いは強度が閾値未満となる領域には画像が印刷されていると判断してもよい。エッジの検出には、例えば、前述のSobelフィルタを用いてもよい。
また、サイズ情報に設定される値は、図2の「大」、「中」、「小」に限定されない。例えば、通信面の面積に対する残り領域の面積の比率をサイズ情報に設定してもよい。例えば、図3(A)に示されるテンプレート画像に対応づけられたサイズ情報に70%が設定され、図3(B)に示されるテンプレート画像に対応づけられたサイズ情報に50%が設定され、図3(C)に示されるテンプレート画像に対応づけられたサイズ情報に20%が設定されてもよい。ステップS15で算出される手書き領域サイズについても同様である。
さらに、サイズ情報に設定される値は、残り領域のサイズを直接的に示す値でなくてもよい。例えば、テンプレート画像のサイズを示す値のように、残り領域のサイズを間接的に示す値がサイズ情報に設定されてもよい。なお、残り領域のサイズとテンプレート画像のサイズとは大小関係が逆となるので、図3(A)に示されるテンプレート画像に対応づけられたサイズ情報に「小」が設定され、図3(B)に示されるテンプレート画像に対応づけられたサイズ情報に「中」が設定され、図3(C)に示されるテンプレート画像に対応づけられたサイズ情報に「大」が設定される。
また、情報処理プログラム61は、図6〜図8に示される処理の一部をサーバ装置70に実行させてもよい。例えば、情報処理プログラム61は、ステップS11で取得した宛名画像データを通信部55を通じてサーバ装置70に出力し、サーバ装置70で抽出された差出人情報を通信部55を通じてサーバ装置70から取得してもよい。その他の処理、例えば、ステップS15、S16の処理の一部又は全部についても同様である。
また、本実施形態では、図6〜図8に示される処理が情報処理装置50の情報処理プログラム61によって実行された例を説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、図6〜8に示される処理の一部及び全部は、複合機10の画像処理プログラム31によって実行されてもよい。
また、各実施形態の複合機10及び情報処理装置50において、記憶部28、58のプログラム記憶領域28A、58Aに記憶された各種プログラムがCPU27、57によって実行されることによって、本発明の制御部が実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路(IC(Integrated Circuitの略)とも言う。)等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、複合機10或いは情報処理装置50として実現できるだけでなく、複合機10或いは情報処理装置50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワーク102を介して複合機10或いは情報処理装置50に接続可能なサーバ装置に搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバ装置の記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワーク102を介して配信されてもよい。
10・・・複合機
12・・・スキャナ部
23,53・・・表示部
24,54・・・操作部
25,55・・・通信部
27,57・・・CPU
28,58・・・記憶部
31・・・画像処理プログラム
50・・・情報処理装置
61・・・情報処理プログラム

Claims (13)

  1. 読取装置、記録装置、及び記憶装置に接続されたコンピュータによって実行可能なプログラムであって、
    前記読取装置は、宛名面及び通信面を有する第1記録紙に記録された画像を読み取って画像データを生成し、
    前記記録装置は、宛名面及び通信面を有する第2記録紙に画像を記録し、
    前記記憶装置には、前記第2記録紙の前記通信面に記録されるテンプレート画像を示す複数のテンプレート画像データが、当該テンプレート画像が配置された前記通信面の残りの領域のサイズを示すサイズ情報と対応づけて記憶されており、
    該プログラムは、
    前記第1記録紙を前記読取装置に読み取らせることによって、前記宛名面に記録された画像を示す宛名画像データ、及び前記通信面に記録された画像を示す通信画像データを取得し、
    前記第1記録紙の差出人の名前及び住所を示す差出人情報を前記宛名画像データ又は前記通信画像データから抽出し、
    前記通信画像データで示される画像のうち、手書きの文字を含む手書き領域のサイズを算出し、
    前記記憶装置に記憶されている複数の前記テンプレート画像データのうち、算出された前記手書き領域のサイズに対応する前記サイズ情報が対応づけられた前記テンプレート画像データを選択し、
    前記第2記録紙に対して前記記録装置に、前記差出人情報で示される名前及び住所を当該第2記録紙の宛先を示す画像として前記宛名面に記録させ、選択された前記テンプレート画像データで示される前記テンプレート画像を前記通信面に記録させる処理を、前記コンピュータに実行させるプログラム。
  2. 前記記憶装置には、名前及び住所を示す複数のアドレス情報が、処理情報と対応づけられて記憶されており、
    前記処理情報には、対応する前記アドレス情報で示される名前及び住所が前記記録装置によって前記第2記録紙の前記宛名面に既に記録された場合に第1の値が設定され、未だ記録されていない場合に第2の値が設定されており、
    該プログラムは、抽出された前記差出人情報に一致する前記アドレス情報に対応づけられた前記処理情報に前記第2の値が設定されていることに応じて、前記記録させる処理を実行する請求項1に記載のプログラム。
  3. 該プログラムは、前記記録させる処理が実行されたことに応じて、
    選択された前記テンプレート画像データに対応づけられた前記サイズ情報を、過去の前記手書き領域のサイズを示す過去サイズ情報として、差出人の前記アドレス情報に対応づけて前記記憶装置に記憶させ、且つ
    当該アドレス情報に対応づけられた前記処理情報に前記第1の値を設定する請求項2に記載のプログラム。
  4. 該プログラムは、差出人の前記アドレス情報に対応づけられた前記過去サイズ情報で示されるサイズと、算出された前記手書き領域のサイズとの差が閾値を上回ることに応じて、手書き領域のサイズが大きく変動したことを報知する請求項3に記載のプログラム。
  5. 該プログラムは、さらに、
    算出された前記手書き領域のサイズに対応する前記サイズ情報が対応づけられた前記テンプレート画像データを選択するか、或いは直近の前記過去サイズ情報に対応する前記サイズ情報が対応づけられた前記テンプレート画像データを選択するかを示すサイズ選択指示の入力を受け付け、
    前記選択する処理において、受け付けられた前記サイズ選択指示に従って前記テンプレート画像データを選択する請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記アドレス情報には、複数の前記過去サイズ情報が含まれており、
    該プログラムは、直近の2以上の前記過去サイズ情報それぞれで示されるサイズと、算出された前記手書き領域のサイズとの差が閾値を上回ることに応じて、前記選択する処理において、直近の過去サイズ情報に対応する前記サイズ情報が対応づけられた前記テンプレート画像データを選択する請求項3から5のいずれかに記載のプログラム。
  7. 前記記憶装置には、前記テンプレート画像のスタイルを示すスタイル情報が、複数の前記テンプレート画像データそれぞれに対応づけて記憶されており、
    該プログラムは、
    前記記録させる処理が実行されたことに応じて、選択されたテンプレート画像データに対応づけられた前記スタイル情報を、過去に選択されたスタイルを示す過去スタイル情報として、差出人の前記アドレス情報に対応づけて前記記憶装置に記憶させ、
    前記選択する処理において、前記過去スタイル情報に一致する前記スタイル情報が対応づけられた複数の前記テンプレート画像データのうち、算出された前記手書き領域のサイズに対応する前記サイズ情報が対応づけられた前記テンプレート画像データを選択する請求項1から6のいずれかに記載のプログラム。
  8. 前記記憶装置には、前記テンプレート画像を選択可能な期間を示す期間情報が、複数の前記テンプレート画像データそれぞれに対応づけて記憶されており、
    該プログラムは、前記選択する処理において、現在の日時を含む前記期間情報に対応づけられた複数の前記テンプレート画像データのうち、算出された前記手書き領域のサイズに対応する前記サイズ情報が対応づけられた前記テンプレート画像データを選択する請求項1から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 前記コンピュータは、表示装置に接続されており、
    該プログラムは、
    前記選択する処理において、算出された前記手書き領域のサイズに対応する前記サイズ情報が対応づけられた複数の前記テンプレート画像データを選択し、
    選択された複数の前記テンプレート画像データそれぞれで示される複数の前記テンプレート画像を前記表示装置に表示させ、
    表示された複数の前記テンプレート画像のうちの1つの選択を受け付け、
    前記記録させる処理において、選択された前記テンプレート画像を前記第2記録紙の前記通信面に記録させる請求項1から8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 該プログラムは、前記算出する処理において、
    前記通信画像データで示される画像を、イラストを含むイラスト領域と文字を含む文字領域とに区分し、
    前記文字領域を、予め定められた定型文を含む定型文領域と前記定型文を含まない非定型文領域とに区分し、
    前記非定型文領域のサイズを前記手書き領域のサイズとして算出する請求項1から9のいずれかに記載のプログラム。
  11. 前記記憶装置には、前記定型文と、当該定型文を用いる期間を示す期間情報とが互いに対応づけて記憶されており、
    該プログラムは、現在の日時を含まない前記期間情報に対応づけられた前記定型文が前記文字領域に含まれることに応じて、前記第1記録紙が前記読取装置に読み取らせるべき記録紙でないことを報知する請求項10に記載のプログラム。
  12. 読取装置、記録装置、及び記憶装置と通信する通信部と、
    制御部と、を備えており、
    前記読取装置は、宛名面及び通信面を有する第1記録紙に記録された画像を読み取って画像データを生成し、
    前記記録装置は、宛名面及び通信面を有する第2記録紙に画像を記録し、
    前記記憶装置には、前記第2記録紙の前記通信面に記録されるテンプレート画像を示す複数のテンプレート画像データが、当該テンプレート画像が配置された前記通信面の残りの領域のサイズを示すサイズ情報と対応づけて記憶されており、
    前記制御部は、
    前記第1記録紙を前記読取装置に読み取らせることによって、前記宛名面に記録された画像を示す宛名画像データ、及び前記通信面に記録された画像を示す通信画像データを取得する取得手段と、
    前記第1記録紙の差出人の名前及び住所を示す差出人情報を、前記取得手段によって取得された前記宛名画像データ又は前記通信画像データから抽出する抽出手段と、
    前記取得手段によって取得された前記通信画像データで示される画像のうち、手書きの文字を含む手書き領域のサイズを算出する算出手段と、
    前記記憶装置に記憶されている複数の前記テンプレート画像データのうち、前記算出手段によって算出された前記手書き領域のサイズに対応する前記サイズ情報が対応づけられた前記テンプレート画像データを選択する選択手段と、
    前記第2記録紙に対して前記記録装置に、前記抽出手段によって抽出された前記差出人情報で示される名前及び住所を当該第2記録紙の宛先を示す画像として前記宛名面に記録させ、前記選択手段によって選択された前記テンプレート画像データで示される前記テンプレート画像を前記通信面に記録させる記録制御手段と、を含む情報処理装置。
  13. 宛名面及び通信面を有する第1記録紙に記録された画像を読み取って画像データを生成する読取部と、
    宛名面及び通信面を有する第2記録紙に画像を記録する記録部と、
    前記第2記録紙の前記通信面に記録されるテンプレート画像を示す複数のテンプレート画像データが、当該テンプレート画像が配置された前記通信面の残りの領域のサイズを示すサイズ情報と対応づけて記憶された記憶部と、
    制御部と、を備えており、
    前記制御部は、
    前記第1記録紙を前記読取部に読み取らせることによって、前記宛名面に記録された画像を示す宛名画像データ、及び前記通信面に記録された画像を示す通信画像データを取得する取得手段と、
    前記第1記録紙の差出人の名前及び住所を示す差出人情報を、前記取得手段によって取得された前記宛名画像データ又は前記通信画像データから抽出する抽出手段と、
    前記取得手段によって取得された前記通信画像データで示される画像のうち、手書きの文字を含む手書き領域のサイズを算出する算出手段と、
    前記記憶部に記憶されている複数の前記テンプレート画像データのうち、前記算出手段によって算出された前記手書き領域のサイズに対応する前記サイズ情報が対応づけられた前記テンプレート画像データを選択する選択手段と、
    前記第2記録紙に対して前記記録部に、前記抽出手段によって抽出された前記差出人情報で示される名前及び住所を当該第2記録紙の宛先を示す画像として前記宛名面に記録させ、前記選択手段によって選択された前記テンプレート画像データで示される前記テンプレート画像を前記通信面に記録させる記録制御手段と、を含む情報処理システム。
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