JP2014141833A - 転圧機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクを上側から押さえつつ確実に前フレーム内に固定するとともに、前フレームに伝わる応力の影響を極力抑制することができる転圧機械を提供する。
【解決手段】転圧機械は、前フレーム2を形成する底板18及びこの底板18から立設する複数の側板19で囲まれた空間内に収容された燃料タンク17を備え、前記燃料タンク17の少なくとも一側面とこれに対向する前記側板19とは離間して隙間が形成され、前記側板19には、前記隙間に向けて突出する押さえ部22を設け、前記燃料タンク17には、上方から前記押さえ部22に押圧される受け部21を設け、少なくとも前記受け部21と前記押さえ部22との間には緩衝材32を配した。
【選択図】図2

Description

本発明は、路面工事に使用される転圧機械に関する。
路面工事を行う場合、一般に振動ローラ車両等の転圧ローラを有した転圧機械が用いられている。
例えば、転圧機械が振動ローラ車両である場合、転圧ローラは、車体の前輪が金属ローラ、後輪がタイヤまたは金属ローラで構成されている。そして、振動ローラ車両においては、前輪及び後輪の少なくともいずれか一方を振動させることが可能に構成されている。車体は前フレームと後フレームで構成され、これらフレームはステアリングリンクで連結されている。前フレームと後フレームはこのステアリングリンク部分で屈曲し、この屈曲角度によって車体の進行方向が定められる。
前フレームにはエンジンとこれに用いられる燃料タンク、他には作動油タンクやバッテリ、ラジエータ、ポンプ等が収納される。後フレームには運転のための操作台や運転席が配設される。運転席からの前方への視界を妨げないため、前フレームは極力低くするように形成されている。そのため、前フレーム内の収容空間には十分なスペースが設けられていない。しかしながら上述したような機器等を前フレームに配設する必要があるため、前フレーム内の空間はかなり狭くなっている。前フレーム内に配される部材の一つである燃料タンクは、前フレームの底部且つ右側後方に対して前フレームにボルト締めにて締結されている。
しかしながら、燃料タンクは前フレームに対しボルトにて直接締結されているため、前フレームの変形による応力の影響を受けやすい。前フレームは振動による負荷と、ステアリング操作による負荷で応力が伝わってくるため、この応力が燃料タンクに伝わってしまい、タンク破損の原因ともなり得る。さらに、燃料タンクは前フレームの底板及び右側板の両方に対して固定されているので、受ける応力の方向が異なり、応力による影響はさらに大きいものとなっている。前フレームから燃料タンクを離すことも考えられるが、タンク容量は可能な限り大きくしたいので、フレームの形状に合わせてフレーム内の空間を有効に利用したいという要望があり、タンクとフレームとの間の隙間は小さく、前フレームのボルト固定部への応力集中による影響は避けられず、燃料タンクの形状変形が問題となっている。
そこで、前フレームと燃料タンクとを直接ボルトにて締結するのではなく、弾性体等を介して固定することが考えられる(例えば特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1のような燃料タンクの固定構造では、タンク側面にスペースを要するため、前フレーム内の空間を最大限有効に利用することにはならない。さらに、特許文献1の燃料タンクの固定構造は、タンク上面に固定のためのベルトを配しているが、燃料タンクの上側にはエンジンが配されていてこの間の隙間は狭く、さらにタンク上面には燃料の残量を確認するためのフロートやエンジンに対して燃料を送るためのポンプへの往きと還りのパイプが設けられているため、実際にはタンク上面にベルトを配することは困難である。しかしながら、燃料タンクを上側から押さえつけながら前フレームに固定するという要望もある。
実開2000−62478号公報
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、燃料タンクを上側から押さえつつ確実に前フレーム内に固定するとともに、前フレームの変形による燃料タンクへの応力の影響を極力抑制することができる転圧機械を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明では、前フレームと後フレームとを有する車体と、前記前フレーム又は前記後フレームに取り付けられた車輪を兼用する転圧輪と、前記前フレームと前記後フレームとを接続する接続部と、前記前フレームを形成する底板及びこの底板から立設する複数の側板で囲まれた空間内に収容されてエンジンに供給する燃料が貯留される燃料タンクとを備え、前記燃料タンクは前記底板に対して固定され、前記燃料タンクの少なくとも一側面とこれに対向する前記側板との間には互いに離間した隙間を形成し、前記側板には、前記隙間に向けて突出する押さえ部を設け、前記燃料タンクには、上方から前記押さえ部に押圧される受け部を設け、少なくとも前記受け部と前記押さえ部との間に緩衝材を配したことを特徴とする転圧機械を提供する。
好ましくは、前記隙間を前記前フレームの一方の側面側に設け、前記底板より立設し前記燃料タンクの前記一方の側面と対向する他方の側面を押圧する押圧片を設け、少なくとも前記押圧片と前記燃料タンクの前記他方の側面との間、及び前記前フレームの後側面側に配された前記側板と前記燃料タンクとの間には緩衝材が配されている。
好ましくは、前記燃料タンクの前記他方の側面は屈曲又は傾斜した曲がり部を有し、前記押圧片は前記曲がり部を含めて前記燃料タンクの前記他方の側面を押圧する押圧部材を有した。
好ましくは、前記受け部と前記押さえ部には互いに前記車体の前後方向に対向する係合面を有し、前記係合面の間には緩衝材を配した。
好ましくは、前記隙間を介した前記燃料タンクの側面と前記側板との間、及び前記燃料タンクと前記底板との間に緩衝材を配した。
本発明によれば、燃料タンクの側面にて受け部と押さえ部により燃料タンクを上方から押圧しながら前フレームに対して固定することができる。このため、スペースのない燃料タンクの上面を使用せずに燃料タンクを上方から押さえながら固定することができる。すなわち、タンク上面にタンクを固定するための部材を配していないので、タンク正面に配されていた既存のフロートやパイプのレイアウトに影響を与えることはない。またこれらタンク上面にある部材のメンテナンス性にも影響を与えない。さらに、受け部と押さえ部は燃料タンク側面とこれに対向する側板との間の僅かな狭小隙間を利用して形成されているので、前フレーム内の空間に影響を与えることはなく、そのためのスペース確保のために燃料タンクを小さくする必要もない。また燃料タンクが前フレームと連続してつながる経路となる連続経路上には緩衝材が介されるので、前フレームの変形による燃料タンクへの応力の影響を抑制できる。
また、受け部と押さえ部に互いに車体の前後方向に対向する係合面を形成することで、燃料タンクが車体の前後方向にずれることを防止できる。
また、燃料タンクを前フレームの例えば右側面(一方の側面)及び後側面側に寄せて配した構成とし、燃料タンクの左側面(他方の側面)を押圧片で押さえることで、燃料タンクの左右方向のずれを防止でき、燃料タンクを前フレームに対して確実に固定することができる。このとき、狭小隙間が前フレームの右側面側に設けられているので、係合面により燃料タンクの前後方向のずれも防止できる。
また、燃料タンクの左側面に曲がり部を形成し、この曲がり部を含めて左側面を押圧片で押さえることで、燃料タンクを上方向から押さえることができる。すなわち、燃料タンクの右側面側にある受け部と押さえ部による上方向からの押圧箇所と対向する左側面側でも押圧片で燃料タンクを上方向から押さえることができる。このため、さらに確実に燃料タンクを前フレームに対して固定することができる。
本発明に係る転圧機械の概略側面図である。 前フレーム内に配設された燃料タンクを示す概略右側面図である。 前フレーム内に配設された燃料タンクを示す概略背面図である。 前フレーム内に配設された燃料タンクを示す概略平面図である。 前フレーム内に配設された燃料タンクを示す概略左側面図である。 燃料タンク近傍の概略斜視図である。 燃料タンクを右側面及び前面側からみたときの概略斜視図である。 燃料タンクを左側面及び後面側からみたときの概略斜視図である。
以下、本発明に係る転圧機械の一実施形態について図面に基づき説明する。本発明に係る転圧機械1は、例えば図1に示すような前輪として車輪を兼用する鉄輪を有し、舗装作業を行うための振動ローラである。
転圧機械1は、前フレーム2と後フレーム3にてその車体が構成されている。これら前フレーム2と後フレーム3とはステアリングシリンダとこれに接続されるリンクピンからなる接続部4を介して水平方向に屈曲可能なアーティキュレート式に連結されている。転圧機械1は、この接続部4を介して前フレーム2と後フレーム3とを相互に屈曲させることで車両の旋回を行うことができる。
上述した鉄輪からなる転圧輪5は、ほぼ車幅と対応する長さを有する金属ドラムであり、前フレーム2から下方に延設された左右一対の支持アーム6により回転可能に支持されている。一方、後フレーム3に取り付けられる後輪7は、例えば2本一対のタイヤの組が左右一対ずつ設けられた計4本の複数のタイヤから構成される。後輪8は、後フレーム3に設けられたアクスル(車軸)7により回転可能に支持されている。前フレーム2にはパワーユニットとして図示しないエンジンや油圧ポンプ等の機器が搭載され、エンジンの駆動力はアクスル7を介して後輪8に伝達される。また、図示しないが、エンジンの駆動により油圧ポンプから吐出される作動油は、例えば転圧輪5内に設けられた振動用モータに供給され、作動油の供給により振動用モータは路面の転圧時に転圧輪5を振動させる。また、アクスル7内には、ブレーキ装置(図示せず)が内装されており、ブレーキ装置によって後輪8の制動を行い、転圧機械1の走行を停止させることができる。
後フレーム3の前側位置にはステアリング11を備えた操作台9が設置され、操作台9の後側には座席10が設置されている。座席10に着座した作業者はステアリング11及び足下のアクセルペダルやブレーキペダルの操作により転圧機械1を走行させ、舗装作業時には転圧輪5により路面の転圧を行なう。座席10の直下及びその後側には、貯水タンク14が配設されている。貯水タンク14は、転圧輪5及び後輪8の近傍に配設された散水ノズル15に配管を介して接続されている。具体的には、散水ノズル15は、後述するスクレーパ装置12、13にそれぞれ取り付けられている。これにより、舗装作業時には、転圧輪5及び後輪8へ砂利やアスファルト等の舗装材が付着しないよう、貯水タンク14に貯留された水を散水ノズル15から転圧輪5及び後輪8、又は路面に対して散水可能である。
前フレーム2には、転圧輪5に向けて延びるとともに幅方向として転圧輪5の回転軸に沿う方向に延びるスクレーパ装置12、16が設けられており、これにより、転圧輪5に付着した砂利やアスファルト等の舗装材を掻き落とすことが可能である。また、後フレーム3には、後輪8に向けて延びるとともに幅方向として後輪8の回転軸に沿う方向に延びるスクレーパ装置13が設けられており、これにより、上記同様、後輪8に付着した砂利やアスファルト等の舗装材を掻き落とすことが可能である。
図2〜図8に示すように、前フレーム2には上述したエンジンに供給する燃料が貯留される燃料タンク17が収容されている。具体的には、燃料タンク17は、前フレームを形成する底板18及びこの底板18から立設する複数の側板19で囲まれた空間内に収容されている。燃料タンク17は、前フレーム2の右側面側の右側板19a及び前フレーム2の後側面側の後側板19bに寄せて収容されている。したがって、少なくとも燃料タンク17の右側面とこれに対向する右側板19aとは僅かに離間した状態となり、狭小隙間20が形成される。この狭小隙間20には、燃料タンク17の右側面から右側板19aに向けて突出する受け片21が配されている。この受け片21は、例えば板材であり、燃料タンク17に溶接固定される。受け片21の上方には押さえ片22が配設されている。押さえ片22は、右側板19aに対してボルト23により固定され、上方から受け片21を押圧している。
このように、燃料タンク17の右側面にて受け片21と押さえ片22により燃料タンク17を上方から押圧しながら前フレーム2に対して固定するので、スペースのない燃料タンク17の上面を使用せずに燃料タンク17を上方から押さえながら固定することができる。燃料タンク17の上方には図示しないエンジンやラジエータ33、オイルクーラ34が配されているためこの間の隙間は狭く、さらにタンク17の上面には燃料の残量を確認するためのフロート24やエンジンに対して燃料を送るためのポンプへの往きと還りのパイプ25、あるいは給油口26が設けられている。燃料タンク17の右側面側にある狭小隙間20を利用することにより、タンク17の上面にタンク17を固定するための部材を配する必要がなくなるため、これらの配置について影響を与えることなく燃料タンク17を上方から押圧することができる。また、タンク17を上方から押圧するための部材をタンク17の上面に配さないことは、上述したタンク17の上面にあるフロート24やパイプ25、あるいは給油口26のメンテナンス性にも影響を与えない。さらに、受け片21と押さえ片22は燃料タンク17の右側面とこれに対向する右側板19aとの間の僅かな狭小隙間20を利用して形成されているので、前フレーム2内の空間に影響を与えることはなく、そのためのスペース確保のために燃料タンク17を小さくする必要もない。
一方で、受け片21と押さえ片22には互いに車体の前後方向に対向する係合面27、28が形成されている。具体的には、受け片21は凹状に切欠かれた部分を有し、押さえ片22は凸状に突出する部分を有し、凸状部分が凹状部分に入り込むことにより係合面27及び28が形成される。この例では、受け片21と押さえ片22が対向する面が2箇所形成されるが、前フレーム2に対して後側で対向している面同士を係合面27、28としている。このような係合面を形成することで、燃料タンク17が車体の前後方向にずれることを防止でき、結果として前フレーム2に燃料タンク17を確実に固定することができる。
また、燃料タンク17は前フレーム2の底板18に対してもボルト29を介して固定されている。具体的には、断面略L字形状の押圧片30を介して燃料タンク17の左側面側が押さえられながら固定されている。ボルト29は、押圧片30の一片である固定部30aを貫通して底板18に押圧片30を固定している。燃料タンク17の左側面は、押圧片30の他片である立設部30bによって押さえられている。すなわち、立設部30bは底板18から突出して形成されていることになる。このように、押圧片30で燃料タンク17の左側面は押さえられているので、燃料タンク17の左右方向のずれを防止でき、さらに上述した係合面27、28による前後方向のずれ防止と相俟って、燃料タンク17が前後左右いずれの方向にもずれることなく確実に前フレーム2に対して固定することができる。
ここで、燃料タンク17の左側面に傾斜した曲がり部31がある場合、押圧片30の立設部30bもこれに追従して傾斜させて傾斜部30cを形成してもよい。これにより、曲がり部31は傾斜部30cで押さえられることになる。この傾斜部30cによる燃料タンク17の左側面への押さえは、少なくとも押圧片30による燃料タンク17の上方向からの押さえとしても寄与することになる。これにより、燃料タンク17の右側面側にある受け片21と押さえ片22による上方向からの押圧箇所に対し、これに対向する左側面側でも押圧片30で燃料タンク17を上方向から押さえることができることになる。このように上方向からの押さえを燃料タンクの右側及び左側で行うことで、さらに確実に燃料タンク17を前フレーム2に対して固定することができる。すなわち、押圧片30は曲がり部31を含めて立設部30bと傾斜部30cとからなる押圧部材で燃料タンク17の左側面を押圧することになる。
上述した燃料タンク17と前フレーム2とが連続してつながる経路となる連続経路上には、緩衝材32が必ず介装されている。すなわち、燃料タンク17と前フレーム2とは緩衝材32を介してのみ接し、直接接することはなく、さらにいえば剛性部材を介して連続する部分もない。緩衝材32は例えば弾性を有する部材(ゴム板)である。このように必ず燃料タンク17は緩衝材32を介して前フレーム2に接するので、前フレーム2の応力が燃料タンク17に伝わることはない。上述した連続経路の例としては、受け片21と前記押さえ片22との間、及び狭小隙間20を介した燃料タンク17の右側面と右側板19aとの間、及び燃料タンク17の底面と底板18との間であり、これらの間にはそれぞれ緩衝材32a、32b、32cが配されている。また、他の連続経路の例としては、係合面27、28の間、押圧片30と燃料タンク17の左側面との間、及び前フレーム2の後側面側に配された後側板19bと燃料タンク17の後面との間であり、これらの間にはそれぞれ緩衝材32d、32e、32fが配されている。押圧片30に傾斜部30cがある場合は、傾斜部30cと燃料タンク17の曲がり部31の間にも緩衝材32eが配される。このように、燃料タンク17が前フレーム2と連続してつながる経路となる連続経路上には緩衝材32が介されるので、前フレーム2の応力による燃料タンク17への影響を抑制できる。
なお、上述した例では、係合面27、28を受け片21と押さえ片22との間に形成した例を示したが、燃料タンク17の押圧片30側の側面に受け片21を突出させ、受け片21と押圧片30との間に係合面27、28を形成することでも燃料タンク17の前後方向のずれを防止できる。押さえ片22と押圧片30と、両側に係合面を設けることで、さらに確実に燃料タンク17の前後方向のずれを防止できる。また、受け片21と押さえ片22を燃料タンク17の右側面側に設けた例を示したが、これを後面側に設けると係合面27、28により左右方向のずれを防止できることになる。この場合、押圧片30は燃料タンク17の前面に配すれば、この押圧片30で燃料タンク17の前後方向のずれを防止できる。
また、上述の例では、燃料タンク17は前フレーム2の右側面及び後側面側に寄せて収容されているが、左側面及び後側面側に寄せて収容した場合でも、上述と同様の受け片、押さえ片を設けることにより燃料タンク17を確実に前フレーム2に対して固定することができる。
また、上述した例では受け片21、押さえ片22、押圧片30は全て燃料タンクや前フレーム2とは別体のものとして説明したが、例えば受け片21は燃料タンク17を凹ませて一体的に設けて受け部としてもよいし、押さえ片22や押圧片30は前フレーム2と一体的に設けてそれぞれ押さえ部、押圧部としてもよい。
1:転圧機械、2:前フレーム、3:後フレーム、4:接続部、5:転圧輪、6:支持アーム、7:アクスル、8:後輪、9:操作台、10:座席、11:ステアリング、12:スクレーパ装置、13:スクレーパ装置、14:貯水タンク、15:散水ノズル、16:スクレーパ装置、17:燃料タンク、18:底板、19:側板、19a:右側板、19b:後側板、20:狭小隙間、21:受け片(受け部)、22:押さえ片(押さえ部)、23:ボルト、24:フロート、25:パイプ、26:給油口、27:係合面、28:係合面、29:ボルト、30:押圧片(押圧部)、30a:固定部、30b:立設部、30c:傾斜部、31:曲がり部、32:緩衝材、33:ラジエータ、34:オイルクーラ、35:押圧部材

Claims (5)

  1. 前フレームと後フレームとを有する車体と、
    前記前フレーム又は前記後フレームに取り付けられた車輪を兼用する転圧輪と、
    前記前フレームと前記後フレームとを接続する接続部と、
    前記前フレームを形成する底板及びこの底板から立設する複数の側板で囲まれた空間内に収容されてエンジンに供給する燃料が貯留される燃料タンクと
    を備え、
    前記燃料タンクは前記底板に対して固定され、
    前記燃料タンクの少なくとも一側面とこれに対向する前記側板との間には互いに離間した隙間を形成し、
    前記側板には、前記隙間に向けて突出する押さえ部を設け、
    前記燃料タンクには、上方から前記押さえ部に押圧される受け部を設け、
    少なくとも前記受け部と前記押さえ部との間に緩衝材を配したことを特徴とする転圧機械。
  2. 前記隙間を前記前フレームの一方の側面側に設け、
    前記底板より立設し前記燃料タンクの前記一方の側面と対向する他方の側面を押圧する押圧片を設け、
    少なくとも前記押圧片と前記燃料タンクの前記他方の側面との間、及び前記前フレームの後側面側に配された前記側板と前記燃料タンクとの間には緩衝材が配されていることを特徴とする請求項1に記載の転圧機械。
  3. 前記燃料タンクの前記他方の側面は屈曲又は傾斜した曲がり部を有し、
    前記押圧片は前記曲がり部を含めて前記燃料タンクの前記他方の側面を押圧する押圧部材を有したことを特徴とする請求項2に記載の転圧機械。
  4. 前記受け部と前記押さえ部には互いに前記車体の前後方向に対向する係合面を有し、
    前記係合面の間には緩衝材を配したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の転圧機械。
  5. 前記隙間を介した前記燃料タンクの側面と前記側板との間、及び前記燃料タンクと前記底板との間に緩衝材を配したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の転圧機械。
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