JP2014141612A - 分離装置及び分離方法 - Google Patents

分離装置及び分離方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014141612A
JP2014141612A JP2013012028A JP2013012028A JP2014141612A JP 2014141612 A JP2014141612 A JP 2014141612A JP 2013012028 A JP2013012028 A JP 2013012028A JP 2013012028 A JP2013012028 A JP 2013012028A JP 2014141612 A JP2014141612 A JP 2014141612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
adherend
separation
heating
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013012028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6085179B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Sugishita
芳昭 杉下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2013012028A priority Critical patent/JP6085179B2/ja
Publication of JP2014141612A publication Critical patent/JP2014141612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6085179B2 publication Critical patent/JP6085179B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】振動分離現象を抑制し、接着体と被着体を滑らかに分離可能な分離装置及び分離方法を提供する。
【解決手段】冷却又は加熱によって接着力が低下する接着剤ADを介して被着体と接着体とが接着された一体物WKから、当該接着体BS又は被着体WFを分離する分離装置において、冷却又は加熱によって前記接着剤の接着力が低下された状態の前記一体物における前記接着体及び前記被着体それぞれを保持する保持手段20と、前記接着体と前記被着体とを相対移動させて分離する移動手段30と、前記一体物から前記接着体又は被着体が分離する直前の領域である分離直前領域PEに対し、冷却によって接着力が低下する接着剤に対しては加熱を、加熱によって接着力が低下する接着剤に対しては冷却を行う剥離前処理手段40と、を有する分離装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却又は加熱によって接着力が低下する接着剤を介して被着体と接着体とが接着された一体物から、接着体又は被着体を分離する分離装置又は分離方法に関する。
半導体ウエハの加工工程やフレキシブルプリント基板の製造工程等において、被着体に補強材や支持材を接着するための接着剤として、冷却剥離型又は加熱剥離型のような感温型の接着剤が提案されている(特許文献1等参照)。また、このような接着剤によって接着された一体物を分離するための装置として、一体物を持ち上げた状態で加熱を行うことにより接着剤の接着力を低下させ、被着体から補強材や支持材を分離する方法及び装置が提案されている(特許文献2等参照)。
特開2007−2199号公報 特開2005−116679号公報
しかしながら、従来技術のように冷却又は加熱により接着剤の接着力を低下させた場合、接着体と被着体とは接着剤の濡れ性によって面接着している上、接着材に粘りがなくなっているため、従来の分離方法及び分離装置では、接着体と被着体を分離させる際に、バリバリと音をたてて分離が進む振動分離現象(所謂ジッピング)が発生するという不都合があった。
このような振動分離現象は、接着体と被着体とを分離する領域に付与される分離力が所定の値を超えた瞬間に、一気に数ミクロンメートルから数ミリメートル単位の微小範囲の分離が進行した後、分離が一旦停止し、再び分離力が所定の値を超えた瞬間に、次の微小範囲の分離が一気に進行するという動作を繰り返すことにより、分離が断続的に進行して生じる現象であると考えられる。このような振動分離現象が発生すると、伝搬した振動により接着体や被着体が損傷する場合があり、問題となっている。
本発明の目的は、冷却又は加熱によって接着力が低下する接着剤を介して被着体と接着体とが接着された一体物から、振動分離現象を抑制して接着体又は被着体を分離可能な分離装置及び分離方法を提供することである。
このような目的を達成するために、本発明に係る分離装置は、
冷却又は加熱によって接着力が低下する接着剤を介して被着体と接着体とが接着された一体物から、当該接着体又は被着体を分離する分離装置において、
冷却又は加熱によって前記接着剤の接着力が低下された状態の前記一体物における前記接着体及び前記被着体それぞれを保持する保持手段と、
前記接着体と前記被着体とを相対移動させて分離する移動手段と、
前記一体物から前記接着体又は被着体が分離する分離縁の直前の領域である分離直前領域に対し、冷却によって接着力が低下する接着剤に対しては加熱を、加熱によって接着力が低下する接着剤に対しては冷却を行う剥離前処理手段と、を有することを特徴とする。
また、例えば、本発明に係る分離装置は、冷却又は加熱によって前記接着剤の接着力を低下させる接着力低下手段を有しても良い。
また、例えば、本発明に係る分離装置は、前記分離直前領域において前記接着体と前記被着体とが接近する方向に押圧力を付与可能な押圧力付与手段を有しても良い。
また、例えば、前記剥離前処理手段は、前記分離直前領域に対して熱風又は冷風を吹き付ける気体吹き付け手段を有しても良い。
また、例えば、前記剥離前処理手段は、前記押圧力付与手段の内部に設けられていても良い。
また、本発明に係る分離方法は、
冷却又は加熱によって接着力が低下する接着剤を介して被着体と接着体とが接着された一体物から、当該接着体又は被着体を分離する分離方法であって、
冷却又は加熱によって前記接着剤の接着力が低下された状態の前記一体物における前記接着体及び前記被着体それぞれを保持する工程と、
前記接着体と前記被着体とを相対移動させて分離する工程と、
前記一体物から前記接着体又は被着体が分離する分離縁の直前の領域である分離直前領域に対し、冷却によって接着力が低下する接着剤に対しては加熱を、加熱によって接着力が低下する接着剤に対しては冷却を行う工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、剥離前処理手段によって、あえて接着力が低下する方向の逆エネルギーを付与することにより、分離直前領域における接着剤が粘るようになるので、一気に微小範囲の分離が進行することがなくなり、冷却又は加熱によって接着力が低下する接着剤を介して被着体と接着体とが接着された一体物から、振動分離現象を抑制して接着体又は被着体を分離することができる。
また、押圧力付与手段を有する場合、分離方向に対向する方向への力を与えることにより振動分離現象の発生をより効果的に防止することができる。この場合、剥離前処理手段は、押圧力付与手段の内部に設けられていても良く、これにより分離直前領域に対して振動分離現象を抑制する力を更に効果的に加えることが可能である。
また、剥離前処理手段が気体吹き付け手段を有する場合、被着体又は接着体に対して過度な押圧力等を与えることを回避しつつ、振動分離現象の発生を防止でき、また押圧手段と併せて用いる場合にも、分離直前領域を適切に冷却又は加熱することができる。
実施形態に係る分離装置の側面図。 第1変形例に係る分離装置の側面図。 第2変形例に係る分離装置の部分側面図。 第3変形例に係る分離装置の部分側面図。
以下、本発明の一実施形態に係る分離装置10を図1に基づいて説明する。
なお、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸及びY軸は、水平面内の軸とし、Z軸は、水平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の紙面に直交する手前方向、「後」がその逆方向とする。
分離装置10は、冷却によって接着力が低下する接着剤ADを介して被着体としてのウエハWFと接着体としての基材シートBSとが接着された一体物WKから、基材シートBSを分離する分離装置であり、冷却によって接着剤ADの接着力が低下された状態の一体物WKにおける基材シートBS及びウエハWFそれぞれを保持する保持手段20と、基材シートBSとウエハWFとを相対移動させて分離する移動手段30と、一体物WKから基材シートBSが分離する分離縁DPの直前の領域である分離直前領域PEに対し、加熱を行う剥離前処理手段40と、を有する。
保持手段20は、基材シートBSを保持する接着体保持手段21と、ウエハWFを保持する被着体保持手段22とを備えている。
接着体保持手段21は、剥離用シートPTを支持する支持軸23と、駆動機器としての回動モータ24によって駆動される駆動ローラ25との間に剥離用シートPTを挟み込むピンチローラ26と、駆動機器としての直動モータ27の出力軸27Aに支持された押圧部材28と、駆動機器としてのリニアモータ29Aの各スライダ29Bそれぞれに支持され、剥離用シートPTを切断可能なカッター刃やレーザカッタ等の切断手段29Cとで構成されている。
被着体保持手段22は、上面が載置面22Aとされ、当該載置面22Aに形成された図示しない吸引孔に減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段が接続されている。
移動手段30は、リニアモータ31によって構成され、リニアモータ31のスライダ31Aが被着体保持手段22を下方から支持する構成となっている。
剥離前処理手段40は、コイルヒータや熱交換器等の加熱手段41と、加熱された気体を送風するファンや加圧ポンプ等の気体吹き付け手段42とを備えている。
次に、分離装置10の動作について説明する。
まず、剥離用シートPTを支持軸23に支持させ、当該剥離用シートPTの先端部を駆動ローラ25とピンチローラ26との間に挟み込んでおく。次いで、図示しない操作パネル等を介して運転開始の信号が入力されると、接着体保持手段21が回動モータ24を駆動し、図1中実線で示すように、剥離用シートPTが所定長さ垂れ下がるように当該剥離用シートPTを繰り出す。そして、図示しない搬送手段が駆動し、ウエハWF側が載置面22Aに接触するように、冷却によって接着剤ADの接着力が低下された状態の一体物WKを図1中実線で示す位置で待機している被着体保持手段22上に載置すると、当該被着体保持手段22が図示しない減圧手段を駆動し、一体物WKを吸着保持する。
その後、移動手段30がリニアモータ31を駆動し、右側の二点鎖線で示すように、基材シートBSの左端部が押圧部材28の左端部直下に位置するまで被着体保持手段22を移動させる。これにより、駆動ローラ25とピンチローラ26との間から垂れ下がった剥離用シートPTの先端部分が、一体物WKの上面(基材シートBS上)に配置される。次に、接着体保持手段21が直動モータ27を駆動し、押圧部材28を下降させて当該押圧部材28で剥離用シートPTを基材シートBSに押圧し、剥離用シートPTを基材シートBSに接着させる。
次いで、移動手段30がリニアモータ31を駆動し、被着体保持手段22を左方向へ移動させることにより、ウエハWFと基材シートBSとを相対移動させて一体物WKから基材シートBSを分離する。このとき、接着体保持手段21が回動モータ24を駆動し、図1中二点鎖線で示すように、分離直前領域PEが剥離前処理手段40の直下に位置するように剥離用シートPTを巻き取るとともに、剥離前処理手段40が加熱手段41と気体吹き付け手段42とを駆動し、分離直前領域PEを加熱する。このように、あえて接着力が低下する方向の逆エネルギーを付与することにより、分離直前領域PEにおける接着剤ADが粘るようになるので、一気に微小範囲の分離が進行することがなくなり、振動分離現象を抑制して一体物WKから基材シートBSを滑らかに分離することができる。この際、接着剤ADの加熱温度は、振動分離現象を抑制できる範囲でオペレータが経験値で設定することができる。
そして、一体物WKから基材シートBSが完全に分離されると、接着体保持手段21がリニアモータ29Aを駆動し、切断手段29Cで剥離用シートPTを切断するとともに、移動手段30が図1中実線で示す位置まで被着体保持手段22を移動させ、リニアモータ31の駆動を停止する。その後、図示しない搬送手段が駆動し、基材シートBSが分離された一体物WKを次の工程等に搬送し、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、分離装置10は、振動分離現象を抑制して一体物WKから基材シートBSを滑らかに分離することができる。また、分離時に伝搬する振動が抑制されるため、ウエハWFや基材シートBSが損傷することを防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、本発明は上述した実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、加熱によって接着力が低下する接着剤ADを介してウエハWFと基材シートBSとが接着された一体物WKから、基材シートBSを分離する分離装置であってもよく、保持手段20が加熱によって接着剤ADの接着力が低下された状態の一体物WKにおける基材シートBS及びウエハWFそれぞれを保持し、移動手段30が基材シートBSとウエハWFとを相対移動させて分離するときに、剥離前処理手段40が分離直前領域PEに対して冷却を行う構成としてもよい。この場合、上記実施形態の剥離前処理手段40の加熱手段41に代えて、ペルチェ素子や熱交換器等の冷却手段を設ければよい。
また、剥離前処理手段40は、加熱手段41と冷却手段との両方を備えてもよいし、接着剤ADが冷却によって接着力が低下する接着剤なのか、加熱によって接着力が低下する接着剤なのかを判定する判定手段を採用し、剥離前処理手段40が当該判定手段の判定結果を基に自動で加熱手段41と冷却手段とを使い分ける構成としてもよい。
更に、例えば図1に示すように、被着体保持手段22内に加熱又は冷却によって接着剤ADの接着力を低下させる接着力低下手段50を備えていてもよい。このような接着力低下手段50としては、コイルヒータ又は熱交換器等の加熱手段やペルチェ素子や熱交換器等の冷却手段が例示できる。なお、接着力低下手段を設ける位置は、被着体保持手段22内に限定されることなく、被着体保持手段22の外部、例えば、図1に示す分離装置10が収納される空間全体の温度を調整する空調機等によって構成されていても良く、一体物WKにおける接着剤ADを加熱または冷却できるものであれば特に限定されない。また、接着力低下手段が接着剤ADの加熱又は冷却を開始するタイミングについても、一体物WKが被着体保持手段22に保持される前後を問わない。
また、移動手段30は、回動モータ24を停止させておいて、被着体保持手段22のみを移動させてもよいし、被着体保持手段22を停止させておいて、回動モータ24のみを駆動し、一体物WKから基材シートBSを分離する構成としてもよい。これらの場合、分離直前領域PEの位置が移動するため、剥離前処理手段40は、駆動機器によって分離直前領域PEの移動に合わせて移動する構成とすればよい。
更に、図2に示すように、分離直前領域PEにおいて基材シートBSとウエハWFとが接近する方向に押圧力を付与可能な押圧ローラ80や図示しない押さえ板等の押圧力付与手段を採用し、当該押圧力付与手段を図示しない駆動機器によってX軸方向、Y軸方向に移動可能に構成してもよい。このような押圧力付与手段を設けることで、振動分離現象の発生を効果的に防止することができる。なお、押圧ローラ80や図示しない押さえ板の内部に剥離前処理手段を備えてもよい。
また、図2に示すように、保持手段をチャックシリンダ72と、当該チャックシリンダ72をX方向及びZ方向に移動可能且つX−Z平面内で回転可能な駆動機器としての図示しない直動モータとで構成し、チャックシリンダ72のチャック73が基材シートBSの端部を挟むことにより、基材シートBSを保持するようにしてもよい。
更に、図3に示すように、コイルヒータ又は熱交換器等の加熱手段や、ペルチェ素子や熱交換器等の冷却手段からなる剥離前処理手段44が被着体保持手段22の内部に複数設けられた構成とし、各剥離前処理手段44を個別に制御可能な制御手段によって、剥離の進行に合わせて分離直前領域PEに近接する剥離前処理手段44のみを作動するように制御してもよい。
また、図4に示すように、一体物WKから基材シートBSが分離した直後の領域である分離直後領域AEに対し、接着剤ADの接着力を低下させるペルチェ素子や熱交換器等の第2冷却手段や、コイルヒータ又は熱交換器等の第2加熱手段からなる第2接着力低下手段90を設けてもよい。第2接着力低下手段90は、剥離前処理手段に併設され、分離直後領域AEに位置する接着剤ADの接着力を低下させることにより、剥離前処理手段によって接着力が増大した接着剤ADが分離を過度に妨げることを防止することができる。
また、一体物WKからウエハWFを分離する構成としてもよく、この場合、上記実施形態の一体物WKを基材シートBS側が載置面22Aに接触するように被着体保持手段22上に載置し、剥離用シートPTをウエハWFに接着する構成とすればよい。なお、一体物から被着体又は接着体を分離させた際、接着剤ADは、接着体側及び被着体側のいずれに付着しても良く、また、両方に分離して付着しても良い。
また、本発明における接着剤AD、接着体、被着体および剥離用シートPTの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着剤AD及び剥離用シートPTは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態に限定されることはなく、感熱接着性の接着剤AD及び剥離用シートPTが採用された場合は、当該接着剤AD及び剥離用シートを加熱する適宜な加熱手段を設ければよい。また、剥離用シートPTは、例えば、接着剤層だけの単層のものでもよいし、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のものでもよい。また、接着剤ADは、所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、接着体及び被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。
更に、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
10…分離装置
20…保持手段
30…移動手段
40…剥離前処理手段
50…接着力低下手段
AD…接着剤
WF…ウエハ(被着体)
BS…基材シートBS(接着体)
WK…一体物
DP…分離縁
PE…分離直前領域

Claims (3)

  1. 冷却又は加熱によって接着力が低下する接着剤を介して被着体と接着体とが接着された一体物から、当該接着体又は被着体を分離する分離装置において、
    冷却又は加熱によって前記接着剤の接着力が低下された状態の前記一体物における前記接着体及び前記被着体それぞれを保持する保持手段と、
    前記接着体と前記被着体とを相対移動させて分離する移動手段と、
    前記一体物から前記接着体又は被着体が分離する分離縁の直前の領域である分離直前領域に対し、冷却によって接着力が低下する接着剤に対しては加熱を、加熱によって接着力が低下する接着剤に対しては冷却を行う剥離前処理手段と、を有することを特徴とする分離装置。
  2. 冷却又は加熱によって前記接着剤の接着力を低下させる接着力低下手段を有することを特徴とする請求項1に記載の分離装置。
  3. 冷却又は加熱によって接着力が低下する接着剤を介して被着体と接着体とが接着された一体物から、当該接着体又は被着体を分離する分離方法であって、
    冷却又は加熱によって前記接着剤の接着力が低下された状態の前記一体物における前記接着体及び前記被着体それぞれを保持する工程と、
    前記接着体と前記被着体とを相対移動させて分離する工程と、
    前記一体物から前記接着体又は被着体が分離する分離縁の直前の領域である分離直前領域に対し、冷却によって接着力が低下する接着剤に対しては加熱を、加熱によって接着力が低下する接着剤に対しては冷却を行う工程と、を有することを特徴とする分離方法。
JP2013012028A 2013-01-25 2013-01-25 分離装置及び分離方法 Active JP6085179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013012028A JP6085179B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 分離装置及び分離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013012028A JP6085179B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 分離装置及び分離方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014141612A true JP2014141612A (ja) 2014-08-07
JP6085179B2 JP6085179B2 (ja) 2017-02-22

Family

ID=51423179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013012028A Active JP6085179B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 分離装置及び分離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6085179B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0934133A (ja) * 1995-07-19 1997-02-07 Nitto Denko Corp レジストの除去方法
JP2006316078A (ja) * 2003-10-17 2006-11-24 Lintec Corp 接着テープの剥離方法及び剥離装置
JP2007002199A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Somar Corp 冷却剥離型粘着剤組成物、冷却剥離型粘着シート、及びこれを用いたフィルムの加工方法
JP2008174595A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Somar Corp 冷却剥離型粘着剤組成物及びこれを用いた冷却剥離型粘着シート
US20080292848A1 (en) * 2007-05-23 2008-11-27 Gm Global Technology Operations, Inc. Multilayer adhesive for thermal reversible joining of substrates
WO2009125651A1 (ja) * 2008-04-11 2009-10-15 リンテック株式会社 シート剥離装置及び剥離方法
JP2010109142A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Lintec Corp テーブル及びこれを用いたシート剥離装置並びに剥離方法
JP2011077138A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Nitto Denko Corp 保護テープ剥離方法およびその装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0934133A (ja) * 1995-07-19 1997-02-07 Nitto Denko Corp レジストの除去方法
JP2006316078A (ja) * 2003-10-17 2006-11-24 Lintec Corp 接着テープの剥離方法及び剥離装置
JP2007002199A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Somar Corp 冷却剥離型粘着剤組成物、冷却剥離型粘着シート、及びこれを用いたフィルムの加工方法
JP2008174595A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Somar Corp 冷却剥離型粘着剤組成物及びこれを用いた冷却剥離型粘着シート
US20080292848A1 (en) * 2007-05-23 2008-11-27 Gm Global Technology Operations, Inc. Multilayer adhesive for thermal reversible joining of substrates
WO2009125651A1 (ja) * 2008-04-11 2009-10-15 リンテック株式会社 シート剥離装置及び剥離方法
JP2010109142A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Lintec Corp テーブル及びこれを用いたシート剥離装置並びに剥離方法
JP2011077138A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Nitto Denko Corp 保護テープ剥離方法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6085179B2 (ja) 2017-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6152275B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP7267923B2 (ja) 薄型化板状部材の製造方法、及び薄型化板状部材の製造装置
JP6336312B2 (ja) 積層装置および積層方法
JP2014229636A (ja) シート貼付装置及びシート貼付方法
JP6085179B2 (ja) 分離装置及び分離方法
JP5872907B2 (ja) シート製造装置及びシート製造方法、並びに、シート貼付装置及びシート貼付方法
JP5986888B2 (ja) シート剥離装置
KR102490155B1 (ko) 시트 부착 장치 및 부착 방법, 그리고 접착 시트 원단
JP6438796B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP6216606B2 (ja) シート貼付装置
JP6445882B2 (ja) シート転写装置および転写方法
JP3220900U (ja) シート剥離装置
JP2015082618A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6078352B2 (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
TW202036776A (zh) 被接著體處理方法
TW202036775A (zh) 片貼附方法
JP3200936U (ja) シート貼付装置
JP2017199844A (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP7129447B2 (ja) シート供給装置およびシート供給方法
JP6297877B2 (ja) シート貼付装置、並びに、シート成形装置およびシート成形方法
JP6349195B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP3221681U (ja) シート支持装置
JP7441734B2 (ja) 転写装置および転写方法
TWI771376B (zh) 分離裝置及分離方法
JP2015082617A (ja) シート貼付装置および貼付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161208

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20161216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6085179

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250