JP2014140914A - 発熱体ユニット、制御盤およびロボットシステム - Google Patents

発熱体ユニット、制御盤およびロボットシステム Download PDF

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Abstract

【課題】発熱体からの発熱を効率的に冷却可能な発熱体ユニットおよびロボットシステムを提供する。
【解決手段】発熱体と、発熱体が設けられる伝熱ベースと、伝熱ベースが内部に配設されるケーシングとを備える。伝熱ベースは、発熱体が密着して取付けられる抵抗取付壁と、抵抗取付壁の両端からそれぞれ延在し、ケーシングの内面に当接して取付けられる側壁とを有する。発熱体は、電動機が発生する回生電力を熱エネルギに変換する回生抵抗である。
【選択図】図3B

Description

開示の実施形態は、発熱体ユニット、制御盤およびロボットシステムに関する。
一般的なロボットシステムは、電動機により駆動されて所定の動作を行うロボットと、電動機の駆動を制御する制御盤とを備える。電動機は、電流が通電されると駆動し、電流が停止されると制動される。しかし、電動機は、電流が停止された場合、発電機として動作して回生電力を発生する。
従来、上記ロボットシステムにおいて、回生電力は、通常、回生抵抗により熱に変換されて大気中に放熱される。かかる回生抵抗はかなり高温となるため、その設置場所の設計や冷却手段について工夫されてきたが、冷却能力には限界があった。
そこで、回生抵抗の設置場所や冷却手段については特に考慮することなく、発生する熱を有効利用する構成が提案された(例えば、特許文献1を参照)。これは、塗装ロボットによる塗装品質を高く保つために、回生抵抗により発生する熱を塗料の加温用に用い、塗料を適切な温度範囲に管理するものである。
特開平10−193293号公報
しかし、特許文献1に開示された技術は、塗装ロボットの塗料などのように、あくまでも材料としての適切な温度範囲が定められたものに適用されるものであり、汎用性があるとはいえない。また、見栄えの観点などからも、回生抵抗は、例えば制御盤内に収納することが望ましい。しかし、そのためには、前述したように、高温となる回生抵抗に対するより効果的な冷却構造の開発が必要となる。なお、回生抵抗を例示して説明したが、これは高熱を発する発熱体となるものであり、他の発熱体であっても共通の課題を有する。
実施形態の一態様は、発熱体の熱を効率的に冷却可能な発熱体ユニット、制御盤およびロボットシステムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る発熱体ユニットは、発熱体と、当該発熱体が設けられる伝熱ベースと、当該伝熱ベースが内部に配設されるケーシングとを備える。前記伝熱ベースは、前記発熱体が密着して取付けられる抵抗取付壁と、当該抵抗取付壁の両端からそれぞれ延在し、前記ケーシングの内面に当接して取付けられる側壁とを有する。
実施形態の一態様によれば、高温となる発熱体を効果的に冷却することができる発熱体ユニットおよびロボットシステムを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るロボットシステムのブロック図である。 図2は、同上のロボットシステムの概略説明図である。 図3Aは、本実施形態に係る発熱体ユニットとしての回生抵抗ユニットの説明図である。 図3Bは、同上の回生抵抗ユニットの制御盤への収納状態を示す説明図である。 図4は、同上の回生抵抗ユニットの一部切欠平面図である。 図5は、図4のV−V線断面図である。 図6は、同上の回生抵抗ユニットの背面説明図である。 図7は、同上の回生抵抗ユニットが備える発熱体である回生抵抗および伝熱ベースを示す説明図である。 図8は、回生抵抗が取り付けられた伝熱ベースの説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する発熱体ユニットおよびロボットシステムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本実施形態に係るロボットシステムの概要について、図1および図2を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るロボットシステムのブロック図、図2は、ロボットシステムの概略説明図である。なお、以下では、発熱体ユニットを回生抵抗ユニット4として説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るロボットシステムは、ロボット1と、このロボット1を駆動するための制御装置5とを備える。制御装置5は、ロボット1を駆動するための図示しない電動機を制御する。また、ロボットシステムは、電動機が発生する回生電力を熱エネルギに変換する回生抵抗ユニット4を備える。なお、ロボット1と回生抵抗ユニット4および制御装置5は、ケーブル3を介して接続される。
図示するように、制御装置5と回生抵抗ユニット4とは、共に、制御盤2の筐体20内に収納される。なお、回生抵抗ユニット4の構成や制御盤2内への収納構造などについては後に詳述する。
ロボット1は、電動機により駆動されるアーム体などを備えるものであれば特に限定されるものではない。本実施形態に係るロボットシステムでは、図2に示すような、いわゆる垂直多関節ロボットを備える。
すなわち、ロボット1は、基台11上に水平方向へ回動自在に設けられた胴部12と、この胴部12に、それぞれ、関節部を介して回動自在に連結されたアーム部13と、アーム部13の先端に回動自在に連結されたリスト部14とを備える。なお、アーム部13は、図示するように、第1アーム131、第2アーム132および第3アーム133を備える構成である。
かかるロボット1は、ケーブル3を介して制御盤2と接続される。制御盤2は、図2に示すように、略矩形箱状に形成された筐体20を備えている。
図示するように、筐体20は、一側の側面201の下部に回生抵抗ユニット4を出し入れするユニット出入口24が設けられる。ユニット出入口24は、通常はカバー体21により閉塞され、回生抵抗ユニット4を出し入れする際に取り外される。なお、カバー体21は、ネジ22により筐体20に着脱自在に取付けられる。
ここで、回生抵抗ユニット4について、図3A〜図8を用いて具体的に説明する。図3Aは、本実施形態に係る発熱体ユニットとしての回生抵抗ユニット4の説明図、図3Bは、回生抵抗ユニット4の制御盤2への収納状態を示す説明図、図4は、回生抵抗ユニット4の一部切欠平面図、図5は、図4のV−V線断面図、図6は、回生抵抗ユニット4の背面説明図である。また、図7は、回生抵抗ユニット4が備える発熱体である回生抵抗9および伝熱ベース8を示す説明図、図8は、回生抵抗9が取り付けられた伝熱ベース8の説明図である。
回生抵抗ユニット4は、回生抵抗9と、これが取り付けられる伝熱ベース8を備える。回生抵抗9は、電動機を制動する際に通電を停止したときに、電動機が発電機として動作して発生する回生電力を熱に変換して消費する。そのため、回生抵抗9は高熱の発熱体となる。
かかる回生抵抗9は、表面温度が100℃近くまで上昇する。したがって、高温となる回生抵抗9を露出させることは好ましくない。また、かかる回生抵抗9を、ロボット1を制御する制御装置5に直接近接させて配置することも難しい。
一方、美観の観点からすれば、制御盤2内に収納できることが好ましい。そこで、本実施形態に係る回生抵抗ユニット4を、以下の構成とした。
すなわち、回生抵抗ユニット4は、図3A〜図6に示すように、回生抵抗9と、回生抵抗9が設けられた伝熱ベース8と、伝熱ベース8が内部に配設されるケーシング41とを備える。
本実施形態に係る回生抵抗ユニット4は、本実施形態では、回生抵抗9と伝熱ベース8とを複数個ずつ備える。具体的には、例えば、5つの回生抵抗9と、5つの伝熱ベース8とを備えており、回生抵抗9と伝熱ベース8とを1対1で対応させている。そして、回生抵抗9が取付けられた5つの伝熱ベース8は、ケーシング41内に並列状態に配設される。
回生抵抗9は、伝熱ベース8への取付面を最大面積とする略直方体形状であり、図5に示すように、取付面の4隅がネジ91で伝熱ベース8に連結される。
伝熱ベース8は、図6〜図8に示すように、回生抵抗9が取付けられる抵抗取付壁81と、抵抗取付壁81の短手方向の両端からそれぞれ同じ方向に垂直に延在する側壁82a,82bとを有し、いわゆる雨樋形状(略U字状)に形成される。
伝熱ベース8の抵抗取付壁81は、回生抵抗9が密着した状態で取付けられる部分であり、回生抵抗9の取付面よりも大きく形成される。すなわち、回生抵抗9と密着する抵抗取付壁81の面は、高温になる回生抵抗9からの熱が伝導される伝熱面となる。また、側壁82a,82bは、それぞれ、ケーシング41の内面にネジ85a,85bを介して当接した状態で取付けられる取付面となるとともに、抵抗取付壁81から伝導される熱をケーシング41へ伝導する。
また、回生抵抗9と伝熱ベース8とは、互いの長手方向が一致するように配設される。すなわち、回生抵抗9は、その長手方向が伝熱ベース8の長手方向に一致する姿勢で抵抗取付壁81に取付けられる。
ケーシング41は、図6に示すように、一面開口の断面視略U字状のケーシング本体41aと、開口部分にネジ85cによって取付けられた平面視矩形形状の上部カバー41bとにより、略角筒状に形成される。そして、ケーシング41の対向する開口部の一方には冷却ファン6が配置される。すなわち、かかる構成により、ケーシング41は風洞を構成する。
そして、それぞれ回生抵抗9を内包するように取り付けた各伝熱ベース8は、図3A〜図6に示すように、冷却ファン6,6からの冷却風の流れる方向(図5の矢印60を参照)に長手方向を合わせてケーシング41に取り付けられる。また、5つの伝熱ベース8は、その短手方向に所定間隔をあけて配設される。なお、ここでは、図6に示すように、各伝熱ベース8は、それぞれ隣り合う伝熱ベース8と離隔して配置されている。しかし、各回生抵抗9同士の間に通風空間が形成されていれば、伝熱ベース8の下側あるいは上側の側壁82b,82cの少なくとも一方同士は接触していても構わない。
このように、回生抵抗9は、伝熱ベース8を介して、風洞となるケーシング41内に、宙吊状態で配設される。しかも、図6および図7に示すように、複数個の伝熱ベース8が、短手方向に所定間隔をあけて並設されているため、各回生抵抗9が独立した風路内に配設された状態となる。
すなわち、伝熱ベース8は、冷却ファン6からの風のガイドとして機能することになる。したがって、回生抵抗9は、冷却ファン6からの風を、個別に効率的に受けることができ、かつ伝熱ベース8における比較的に広い伝熱面となる抵抗取付壁81を介して熱を逃がすことができるため、冷却効果が高まる。
このように、本実施形態に係る伝熱ベース8は、回生抵抗9の取付けを容易にしつつ、冷却ファン6の送風をガイドすることができる形状を有する。
ところで、前述したように、本実施形態に係る伝熱ベース8は、略鉛直面をなす抵抗取付壁81と、抵抗取付壁81の短手方向の両端から略平行に延在する側壁82a,82bとを有する。そして、伝熱ベース8は、抵抗取付壁81と対向する側を開口部としたため、回生抵抗9を抵抗取付壁81に容易に取付けることができる。
また、かかる伝熱ベース8は、図8に示すように、配設状態(図3Aおよび図3Bを参照)で、下側に位置する側壁82bよりも上側に位置する側壁82aの幅狭に形成される。したがって、図示するように、伝熱ベース8をケーシング41にネジ止めする際に、ドライバなどの締結工具100を略鉛直姿勢に維持することができる。なお、上側の側壁82aを下側の側壁82bよりも幅寸法を小さくする代わりに、締結工具100を挿通することのできる切欠きや孔を上側の側壁82aに形成してもよい。
また、伝熱ベース8の一方の側壁82aには、ネジ85aに対応するネジ孔86aが設けられ、他方の側壁82bには、ネジ85bに対応するネジ孔86bが設けられる。
以上、説明してきたように、本実施形態に係る回生抵抗ユニット4は、伝熱ベース8の構成を雨樋形状にして、回生抵抗9の熱をケーシング41へ逃がしやすくした。また、ケーシング41自体を風洞として機能させたため、回生抵抗ユニット4としての冷却能力が大幅に向上する。
なお、冷却ファン6は、通常、回生抵抗9の数に応じた送風能力(冷却能力)が得られるように、能力および数が適宜選定される。本実施形態に係る回生抵抗ユニット4は、回生抵抗9の冷却能力を著しく高めたため、従来よりも小型の冷却ファン6で対応することも可能である。なお、ここでは、ケーシング41の幅寸法、回生抵抗9および伝熱ベース8の数を勘案し、2つの冷却ファン6を、ケーシング41の幅方向に並設し、十分な風洞効果が得られるようにしている。
このように、冷却能力が高められた本実施形態に係る回生抵抗ユニット4は、図2に示すように、制御盤2の筐体20内に、例えば他の制御装置5と併設することが可能である。そのため、制御盤2の他に回生抵抗9を収容するための筐体を別に設置する必要もなくなり、設置スペースの面からも有利になるとともに、外観的な見栄えも向上する。
なお、上述してきた例では、伝熱ベース8は、断面視略U字状として説明したが、形状としては特に限定されるものではない。発熱体である回生抵抗9が密着して取付けられる抵抗取付壁81と、抵抗取付壁81の両端からそれぞれ延在し、ケーシング41の内面に当接して取付けられる側壁82,82とを有する形状であればよい。例えば、伝熱ベース8の形状は、断面視I字状、断面視略C字状、断面視略Z字状であってもよい。
ここで、回生抵抗ユニット4における制御盤2への収納構造について、主に図2、図3Aおよび図3Bを参照しながら説明する。
図2、図3Aおよび図3Bに示すように、回生抵抗ユニット4は、制御盤2の筐体20の下部に収納される。比較的に重量物である回生抵抗ユニット4を、制御盤2の筐体20内に着脱自在とするために、回生抵抗ユニット4は、支持部材7を介してスライド自在に配設される。すなわち、回生抵抗ユニット4のケーシング41は、制御盤2の筐体20内に配設された支持部材7の上に、スライド自在に配設される。
こうして、回生抵抗ユニット4は、支持部材7を介してスライド自在に配設され、たとえ作業者が一人であっても、筐体20内の所定の位置に容易に収納したり、取り出したりすることができる。
支持部材7は、筐体20の底面に所定の間隔をあけて2本平行に設けられる。支持部材7は、回生抵抗ユニット4のケーシング41を支持するレール状に形成された金属製の支持本体70と、この支持本体70の表面に設けられるスライドプレート71とを備える。
すなわち、支持部材7において、ケーシング41とスライド自在に直接当接するのは、例えば耐熱性を有する樹脂などから形成され、かつ摩擦抵抗を小さくしたスライドプレート71である。
また、レール状の支持本体70は、強度と軽量化とを満足するとともに、ケーシング41が制御盤2の筐体20の底面との間に所定のギャップをもって載置されるように、逆U字状に形成される。
こうして、重量物であり、かつ高温になる回生抵抗ユニット4は、支持部材7を介して制御盤2の筐体20内に配設されることになる。しかも、支持部材7は、逆U字状に形成されているため、高温となる回生抵抗ユニット4のケーシング41と、制御盤2の筐体20の底面との間には所定のギャップが形成される。したがって、回生抵抗ユニット4の熱は、筐体20に可及的に伝熱しにくくなる。
なお、支持部材7は、制御盤2の筐体20の側面201に形成されたユニット出入口24(図2を参照)に一端が臨むように設けられる。すなわち、支持部材7は、図3Aおよび図3Bに示すように、回生抵抗ユニット4の長手方向を横切るように延在している。
したがって、回生抵抗ユニット4は、冷却ファン6を設けた上手側を制御盤2における筐体20の一側端面の側に位置させ、下手側を他側端面202の側に位置させた状態で筐体20内に収納されることになる。なお、図2においては省略しているが、制御盤2の筐体20の一側端面には、外気を取り入れる吸気用の複数のスリットが形成され、他側端面には、排気用の複数のスリットが形成される。
ところで、図3Bに示すように、制御盤2の筐体20の内部には、基端部25aをビス26で固定され、先端部25bが斜め上方に伸延した片持ち支持構造の支持用突片25が設けられる。かかる支持用突片25は、所定の弾性力を有し、支持部材7と協働して、回生抵抗ユニット4を簡易かつ確実に保持することができる。
回生抵抗ユニット4を筐体20の内部に収納する際には、ユニット出入口24(図2参照)から図3Bの矢印400で示す方向にスライドさせて収納する。すなわち、回生抵抗ユニット4を、支持部材7のスライドプレート71の上でユニット出入口24から矢印400の方向にスムーズに滑らせつつ押し込み、当該回生抵抗ユニット4の一方の側面部上面を、支持用突片25の下側への押圧力に抗して滑り込ませる。こうすることにより、回生抵抗ユニット9は、制御盤2内で簡単に押圧支持されることになる。なお、より強固に固定する場合は、回生抵抗ユニット4のケーシング41の側面を、支持部材7に板状の固定部材45を介してネジ止めすればよい(図3Bを参照)。このように、スライドプレート71を備える支持部材7は、支持用突片25と組み合わせることで、より大きな効果を得ることができる。
また、上述してきた実施形態では、制御盤として、ロボットシステムに備えられた制御盤2として説明した。しかし、必ずしもロボットシステムに用いられるものに限定されるものではなく、回生抵抗ユニット4を備える制御盤であればよい。たとえば、インバータやコンバータなどの電力変換機などに用いられる制御盤であっても構わない。なお、制御盤内への収納構造なども上述した構造を適用することができる。
以上、発熱体ユニットおよびロボットシステムについて、上述してきた実施形態を通して説明したが、さらなる効果や変形例などは、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ロボット
2 制御盤
4 回生抵抗ユニット(発熱体ユニット)
5 制御装置
6 冷却ファン
7 支持部材
8 伝熱ベース
9 回生抵抗(発熱体)
20 筐体
41 ケーシング
70 支持本体
71 スライドプレート
実施形態の一態様に係る発熱体ユニットは、発熱体と、当該発熱体が設けられる伝熱ベースと、当該伝熱ベースが内部に配設されるケーシングとを備える。前記伝熱ベースは、前記発熱体が密着して取付けられる取付壁と、当該取付壁の短手方向の両端からそれぞれ同じ方向に垂直に延在する第1の側壁および第2の側壁とを有し、前記第1の側壁および前記第2の側壁の各外面は、前記ケーシングを構成する互いに対向した内面にそれぞれ当接して取付けられる。

Claims (9)

  1. 発熱体と、
    当該発熱体が設けられる伝熱ベースと、
    当該伝熱ベースが内部に配設されるケーシングと
    を備え、
    前記伝熱ベースは、
    前記発熱体が密着して取付けられる取付壁と、当該取付壁の短手方向の両端からそれぞれ同じ方向に垂直に延在し、前記ケーシングの内面に当接して取付けられる側壁と
    を有することを特徴とする発熱体ユニット。
  2. 前記発熱体は、
    電動機が発生する回生電力を熱エネルギに変換する回生抵抗である
    ことを特徴とする請求項1に記載の発熱体ユニット。
  3. 前記ケーシングは、両端に開口部を有する風洞を構成しており、
    前記対向する開口部の一方に冷却ファンが配置される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の発熱体ユニット。
  4. 前記伝熱ベースは、前記冷却ファンからの冷却風の流れる方向に長手方向を合わせるとともに、前記側壁の短手方向に所定間隔をあけて前記ケーシングに複数個配置される
    ことを特徴とする請求項3に記載の発熱体ユニット。
  5. 前記発熱体と前記伝熱ベースとは、互いの長手方向が一致するように配設される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の発熱体ユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の発熱体ユニットを収納する
    ことを特徴とする制御盤。
  7. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の発熱体ユニットおよび電動機の制御装置を収納する制御盤と、
    前記電動機により駆動されるロボットと
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
  8. 前記発熱体ユニットの前記ケーシングは、
    前記制御盤の筐体内に支持部材を介してスライド自在に配設される
    ことを特徴とする請求項7に記載のロボットシステム。
  9. 前記支持部材は、
    前記筐体の底面に設けられ、前記ケーシングを支持するレール状の支持本体と、
    当該支持本体の表面に設けられ、前記ケーシングとスライド自在に当接するスライドプレートと
    を備えることを特徴とする請求項8に記載のロボットシステム。
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