JP2014136884A - 土嚢用袋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊り部の強度が優れると共に、フックの取り付けが容易な土嚢用袋体を提供すること。
【解決手段】本発明は、土嚢に用いられる土嚢用袋体10であって、基布袋体1と、該基布袋体1を吊るための帯状の吊りベルト2と、を備え、吊りベルト2が、基布袋体1の側面に縫着された少なくとも一対の縫着部2aと、両方の該縫着部2aを架橋する取っ手部2bとを有し、該取っ手部2bの略中央には吊り部5が形成されており、該吊り部5が、取っ手部2bを長手方向に沿って折り返して縫着することにより形成されたものである土嚢用袋体10である。
【選択図】図1

Description

本発明は、土嚢に用いられる土嚢用袋体に関し、更に詳しくは、吊り部の強度が優れると共に、フックの取り付けが容易な土嚢用袋体に関する。
海岸、河川、湖、池等での土木工事に土嚢が各所で用いられている。ここで、土嚢は、土嚢用袋体の中に中詰め材が充填されたものである。
土嚢は、一般に、吊りベルトをクレーンのフックに引掛け、クレーンで吊り上げた状態で搬送され(以下「吊り搬送」という。)、目的の位置に配置施工される。
このような土嚢用袋体としては、中詰め材が投入される基布袋体と、該基布袋体に取り付けられた吊上げのための吊りベルトとを有し、少なくとも1年の経時後の紫外線による強度劣化に相当する分の強度を、前もって余分に与えてある土木用土嚢が知られている(例えば、特許文献1又は2参照)。
特開2007−16585号公報 特開2008−50940号公報
ところで、上記特許文献1又は2に記載の土木用土嚢を含む従来の土嚢用袋体を用いた土嚢は、吊り搬送の際に、吊りベルトがフックにかけられる。
このとき、吊りベルトの強度が不十分であると、吊りベルトが破損し、搬送の途中で土嚢が落下する危険性がある。
また、上記特許文献1又は2に記載の土木用土嚢を含む従来の土嚢用袋体を用いた土嚢は、フックを吊りベルトに取り付ける位置が定められていないため、仮に、吊りベルトの中央ではなく、一方に偏った位置にフックが取り付けられた場合、土嚢が吊られると、図5に示すように、吊りベルトが連結されている土嚢用袋体の片側に大きな荷重がかかり、土嚢用袋体自体が破れてしまう恐れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、吊り部の強度が優れると共に、フックの取り付けが容易な土嚢用袋体を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、吊りベルトの取っ手部を長手方向に沿って折り返して縫着した吊り部を、取っ手部の略中央に形成することにより、意外にも、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、(1)土嚢に用いられる土嚢用袋体であって、基布袋体と、該基布袋体を吊るための帯状の吊りベルトと、を備え、吊りベルトが、基布袋体の側面に縫着された少なくとも一対の縫着部と、両方の該縫着部を架橋する取っ手部とを有し、該取っ手部の略中央には吊り部が形成されており、該吊り部が、取っ手部を長手方向に沿って折り返して縫着することにより形成されたものである土嚢用袋体土嚢用袋体に存する。
本発明は、(2)吊り部が補強布により被覆されている上記(1)記載の土嚢用袋体に存する。
本発明は、(3)補強布が基布袋体及び吊りベルトとは異なる色で着色されている上記(2)記載の土嚢用袋体に存する。
本発明は、(4)縫着部を覆うように、被覆材が基布袋体の側面に縫着されている上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の土嚢用袋体に存する。
本発明は、(5)吊りベルトがループ状となっている上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の土嚢用袋体に存する。
本発明は、(6)吊りベルトの両側が取っ手部となっている上記(5)記載の土嚢用袋体に存する。
本発明は、(7)基布袋体がポリプロピレンからなり、該基布袋体のJIS−L1096に準じた引張強度が240N/cm以上であり、且つJIS−A1218に準じた透水性が1.0×10−2cm/s以上である上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の土嚢用袋体に存する。
本発明は、(8)吊りベルトが4本吊りとなっており、該吊りベルトのJIS−L1096に準じた引張強度が30kN/本以上である上記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の土嚢用袋体に存する。
本発明の土嚢用袋体においては、吊りベルトを長手方向に沿って折り返して縫製した吊り部を形成することにより、吊り部の強度が優れるものとなる。これにより、吊り搬送の際、吊りベルトの破損が抑制され、搬送の途中での土嚢の落下を防止できる。
また、このように吊り部を形成することにより、フックを取り付ける位置が明確となり、且つ折り返すことにより吊り部の幅が狭くなっているので、フックを取り付け易くなる。
さらに、吊り部が取っ手部の略中央に設けられているので、フックが常に取っ手部の略中央に取り付けられることになり、図5に示すような偏荷重による土嚢用袋体の破損を防止できる。
さらにまた、吊り部の面方向が、取っ手部の面方向に対し、略垂直となるので、吊り部に引掛けられたフックが吊り部から横方向にずれることを防止することができる。
本発明の土嚢用袋体においては、吊り部が補強布により被覆されている場合、吊り部の強度がより向上する。
このとき、補強布が基布袋体及び吊りベルトとは異なる色で着色されていると、吊り部とその他の部分との見分けがし易いので、フックを正確に吊り部に取り付けることができる。
本発明の土嚢用袋体においては、縫着部を覆うように、被覆材が基布袋体の側面に縫着されている場合、縫着部2aに紫外線による劣化を防止できる。
また、縫着部2aと基布袋体との縫着が補強されるので、基布袋体から剥がれ難くなる。
本発明の土嚢用袋体においては、吊りベルトがループ状となっている場合、基布袋体への取り付けが容易となる。
このとき、吊りベルトの両側を取っ手部とすることにより、縫着部が基布袋体からより剥がれ難くなる。
本発明の土嚢用袋体においては、基布袋体がポリプロピレンからなり、該基布袋体のJIS−L1096に準じた引張強度が240N/cm以上であると、多段積みした場合の上載荷重に十分に耐えられるという利点があり、JIS−A1218に準じた透水性が1.0×10−2cm/s以上であると、高含水比の中詰め材に対して、早急に水を排出できるという利点がある。
本発明の土嚢用袋体においては、吊りベルトが4本吊りとなっており、該吊りベルトのJIS−L1096に準じた引張強度が30kN/本以上である場合、土嚢を吊り上げる際に、吊りベルトが破損することを抑制できる。
図1は、本実施形態に係る土嚢用袋体を模式的に示す斜視図である。 図2の(a)は、本実施形態に係る土嚢用袋体を示す底面図であり、(b)は、本実施形態に係る土嚢用袋体を示す上面図である。 図3の(a)は、本実施形態に係る土嚢用袋体の吊り部を示す部分拡大図であり、(b)は、本実施形態に係る土嚢用袋体をクレーンで吊り上げた場合の吊り部を示す部分拡大図であり、(c)は、(b)の上面図である。 図4は、本実施形態に係る土嚢用袋体の被覆材を示す部分拡大図である。 図5は、従来の土嚢用袋体において、吊りベルトの偏った位置にフックが取り付けられて土嚢が吊られた状態を示す概略図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。
また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。
更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
本実施形態に係る土嚢用袋体は、土嚢に用いられる。
すなわち、土嚢用袋体は、内部に図示しない中詰め材が充填可能となっている。
ここで、中詰め材としては、公知のものが用いられ、例えば、土砂や石材等が挙げられる。
図1は、本実施形態に係る土嚢用袋体を模式的に示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る土嚢用袋体10は、基布袋体1と、該基布袋体1を吊るための帯状の吊りベルト2と、を備える。
土嚢用袋体10においては、基布袋体1の内部に中詰め材を充填し、その後、基布袋体1の図示しない口部を封じることにより土嚢として用いられる。
なお、口部を封じる方法としては、特に限定されないが、例えば、ロープで縛る方法が挙げられる。
基布袋体1は、有底円筒状となっている。
ここで、基布袋体1の材質としては、特に限定されないが、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド等が用いられる。
これらの中でも、基布袋体1の材質は、耐久性及びリサイクルのし易さの観点から、ポリプロピレンであることが好ましい。
基布袋体1には、反射剤又は紫外線吸収剤が含まれていることが好ましい。この場合、紫外線による基布袋体1の劣化を抑制することができる。
なお、反射剤としては、カーボンブラック、酸化鉄、酸化クロム、酸化鉛、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等が挙げられ、紫外線吸収剤としては、フェニルサリシレート系、ヒドロキシベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系等の吸収剤が挙げられる。
基布袋体1において、JIS−L1096に準じた引張強度が240N/cm以上であることが好ましい。
引張り強度が240N/cm未満であると、引張り強度が上記範囲内にある場合と比較して、多段積みした場合の上載荷重に耐えられず、基布袋体1が破れる恐れがある。
また、JIS−A1218に準じた透水性が1.0×10−2cm/s以上であることが好ましい。
透水性が1.0×10−2cm/s未満であると、透水性が上記範囲内にある場合と比較して、高含水比の中詰め材に対して、早急に水を排出できない恐れがある。
吊りベルト2は、基布袋体1の側面に縫着された少なくとも一対の縫着部2aと、両方の該縫着部2aを架橋する取っ手部2bとを有する。
これにより、吊りベルト2の取っ手部2bを吊り上げることにより、縫着部2aを介して土嚢用袋体10が吊り上げられることになる。
図2の(a)は、本実施形態に係る土嚢用袋体を示す底面図であり、(b)は、本実施形態に係る土嚢用袋体を示す上面図である。
図2の(a)に示すように、土嚢用袋体10において、吊りベルト2は、基布袋体1の底部1bで直交し、底部1bから立ち上がるように、基布袋体1の側面と吊りベルト2の縫着部2aとが部分的に縫着されている(図1参照)。
なお、本実施形態に係る土嚢用袋体10においては、基布袋体1の底部1bにおいても、吊りベルト2の縫着部2aと部分的に縫着されている。
そして、図2の(b)に示すように、基布袋体1の上面では、一対の吊りベルト2の取っ手部2bが配置される。
また、取っ手部2bの略中央には、後述する吊り部5が形成されている。
本実施形態に係る土嚢用袋体10において、吊りベルト2は、ループ状となっている。このため、吊りベルト2の基布袋体1への取り付けが容易となる。
また、ループ状の吊りベルト2の両側が取っ手部2bとなるように配置されているので、取っ手部2bを吊り上げる際には、基布袋体1と縫着部2aとの縫着強度に依存することなく、基布袋体1全体が吊りベルト2によって持ち上げられることになる。
このため、縫着部2aが基布袋体からより剥がれ難くなる。
さらに、中詰め材が投入された土嚢を吊り上げた場合に、基布袋体1は周囲から内方へ向けて吊りベルト2による押圧作用が有効に働くので、土嚢を吊り上げたときの安定性が増し、より安全且つ確実に搬送することが可能となる。
なお、基布袋体1は4本の吊りベルト2で吊られることになるので、本実施形態に係る土嚢用袋体10は、いわゆる4本吊りの土嚢用袋体となる。
ここで、吊りベルト2の使用糸としては、マルチフィラメント又はテープヤーンが用いられる。
これらの中でも、吊りベルト2の使用糸は、傷付き難いという理由から、マルチフィラメントであることが好ましい。
また、吊りベルト2の材質としては、特に限定されないが、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド等が用いられる。
これらの中でも、吊りベルト2の材質は、耐久性及びリサイクルのし易さの観点から、ポリプロピレンであることが好ましい。
吊りベルト2においては、反射剤又は紫外線吸収剤が含まれていることが好ましい。
この場合、紫外線による吊りベルト2の劣化を抑制することができる。
なお、反射剤及び紫外線吸収剤としては、上述したものと同じものが用いられる。
吊りベルト2において、JIS−L1096に準じた引張強度が30kN/本以上であることが好ましい。
引張り強度が30kN/本未満であると、引張り強度が上記範囲内にある場合と比較して、中詰め材が充填された土嚢用袋体を吊り上げる際に、吊りベルトが破損する恐れがある。
図3の(a)は、本実施形態に係る土嚢用袋体の吊り部を示す部分拡大図であり、(b)は、本実施形態に係る土嚢用袋体をクレーンで吊り上げた場合の吊り部をで示す部分拡大図であり、(c)は、(b)の上面図である。
図3の(a)に示すように、土嚢用袋体10において、取っ手部2bの略中央には、吊り部5が形成されている。
吊り部5は、一定の幅を有する帯状の取っ手部2bを長手方向に沿って折り返して縫着することにより形成されている。
このため、吊り部5は、他の取っ手部2bよりも強度が優れるものとなる。
また、吊り部5は、補強布6により被覆されている。
すなわち、吊り部5の周面に補強布6が縫着されている。吊り部5が補強布6で被覆されていることにより、吊り部5の強度がより向上する。
図3の(b)に示すように、土嚢用袋体10においては、中詰め材が充填された土嚢用袋体10は、吊り部5を介して、吊り上げられることになる。
このとき、上述したように、吊り部5の強度が優れ、且つ補強布6が縫着されているので、吊り搬送の際の吊りベルト2の吊り部5の破損が抑制され、搬送の途中での土嚢の落下を防止できる。
また、土嚢用袋体10においては、吊り部5が形成されているので、クレーンのフックHを取り付ける位置が明確となっている。
さらに、吊り部5が取っ手部の略中央に取り付けられていることから、吊り搬送の際、フックHが常に取っ手部の略中央に取り付けられることになるので、偏荷重による土嚢用袋体の破損を防止できる。
図3の(c)に示すように、土嚢用袋体10においては、吊り部5が取っ手部2bを折り返すことにより形成されているので、吊り部5の幅W2は、取っ手部2bの幅W1よりも狭くなっている。このため、フックHを取り付け易い。
ここで、補強布6の材質としては、特に限定されないが、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド等が用いられる。
これらの中でも、補強布6の材質は、耐久性及びリサイクルのし易さの観点から、ポリプロピレンであることが好ましい。
補強布6においては、反射剤又は紫外線吸収剤が含まれていることが好ましい。
この場合、紫外線による吊りベルト2の劣化を抑制することができる。
なお、反射剤及び紫外線吸収剤としては、上述したものと同じものが用いられる。
補強布6は、基布袋体1及び吊りベルト2とは異なる色で着色されている。
なお、着色は、公知の方法で行えばよい。これにより、吊り部5とその他の部分との見分けがし易いので、フックHを間違えずに吊り部に取り付けることができる。
図1に戻り、土嚢用袋体10において、縫着部2aの上面には、該縫着部2aを覆うように、被覆材7が基布袋体1の側面に縫着されている。
土嚢用袋体10は、被覆材7を備えることにより、縫着部2aに紫外線による劣化を防止できる。
また、縫着部2aと基布袋体との縫着が補強されるので、吊りベルト2が基布袋体からより剥がれ難くなる。
図4は、本実施形態に係る土嚢用袋体の被覆材を示す部分拡大図である。
図4に示すように、被覆材7は、矩形状となっており、基布袋体1の側面の縫着部2aを十分覆うように、基布袋体1に側面に取り付けられる。
このとき、被覆材7は、縫着部を保護する意味で或いは強度の観点から、その両端部が吊りベルト2の両側に沿うようにして縫われることが好ましい。
本実施形態に係る土嚢用袋体10を用いた土嚢は、海岸、河川、湖、池等の法面に好適に敷設される。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、本実施形態に係る土嚢用袋体10においては、ループ状の吊りベルト2を用いているが、紐状の吊りベルトを用いてもよい。
本実施形態に係る土嚢用袋体10においては、基布袋体1の側面と、吊りベルト2の縫着部2aとが部分的に縫着されているが、側面全体と縫着されていてもよい。
なお、基布袋体1の底面1bについても同様である。
また、吊りベルト2は、基布袋体1の底部1bで直交し、底部1bから立ち上がるように、基布袋体1の側面に沿って取り付けられているが、この構造に限定されない。
本実施形態に係る土嚢用袋体10においては、4本吊りとなっているが、2本又は3本吊りであってもよく、5本吊り以上であってもよい。
本実施形態に係る土嚢用袋体は、別の土嚢用袋体と結束ベルトを用いて連結させてもよい。
具体的には、土嚢用袋体10の吊りベルト2に対して、結束ベルトを、例えば「本結び」や「ふた結び」で結び付けることによって連結が行われる。
土嚢用袋体10を連結させることにより、背面土圧や背面水圧による土嚢の転倒及び前方への滑動をより十分に防止することが可能となる。
本発明に係る土嚢用袋体10は、海岸、河川、湖、池等の法面の護岸のために、好適に敷設して用いられる。
本発明に係る土嚢用袋体によれば、吊り部の強度が優れると共に、フックのを取り付けが容易となる。
1・・・基布袋体
1b・・・底部
2・・・吊りベルト
2a・・・縫着部
2b・・・取っ手部
5・・・吊り部
6・・・補強布
7・・・被覆材
10・・・土嚢用袋体
H・・・フック
W1・・・取っ手部の幅
W2・・・吊り部の幅

Claims (8)

  1. 土嚢に用いられる土嚢用袋体であって、
    基布袋体と、
    該基布袋体を吊るための帯状の吊りベルトと、
    を備え、
    前記吊りベルトが、前記基布袋体の側面に縫着された少なくとも一対の縫着部と、両方の該縫着部を架橋する帯状の取っ手部とを有し、
    該取っ手部の略中央には吊り部が形成されており、
    該吊り部が、取っ手部を長手方向に沿って折り返して縫着することにより形成されたものである土嚢用袋体。
  2. 前記吊り部が補強布により被覆されている請求項1記載の土嚢用袋体。
  3. 前記補強布が前記基布袋体及び前記吊りベルトとは異なる色で着色されている請求項2記載の土嚢用袋体。
  4. 前記縫着部を覆うように、被覆材が前記基布袋体の側面に縫着されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の土嚢用袋体。
  5. 前記吊りベルトがループ状となっている請求項1〜4のいずれか1項に記載の土嚢用袋体。
  6. 前記吊りベルトの両側が取っ手部となっている請求項5記載の土嚢用袋体。
  7. 前記基布袋体がポリプロピレンからなり、
    該基布袋体のJIS−L1096に準じた引張強度が240N/cm以上であり、且つJIS−A1218に準じた透水性が1.0×10−2cm/s以上である請求項1〜6のいずれか1項に記載の土嚢用袋体。
  8. 前記吊りベルトが4本吊りとなっており、
    該吊りベルトのJIS−L1096に準じた引張強度が30kN/本以上である請求項1〜7のいずれか1項に記載の土嚢用袋体。
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