JP2009227334A - 土のう用自立式フレキシブルコンテナ - Google Patents

土のう用自立式フレキシブルコンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2009227334A
JP2009227334A JP2008222119A JP2008222119A JP2009227334A JP 2009227334 A JP2009227334 A JP 2009227334A JP 2008222119 A JP2008222119 A JP 2008222119A JP 2008222119 A JP2008222119 A JP 2008222119A JP 2009227334 A JP2009227334 A JP 2009227334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
bag
supporting
supporting holding
flexible container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008222119A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4303774B1 (ja
Inventor
Yoshito Iwashita
芳人 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chifuriya Kogyo Kk
Original Assignee
Chifuriya Kogyo Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chifuriya Kogyo Kk filed Critical Chifuriya Kogyo Kk
Priority to JP2008222119A priority Critical patent/JP4303774B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4303774B1 publication Critical patent/JP4303774B1/ja
Publication of JP2009227334A publication Critical patent/JP2009227334A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、土砂等の収容物を投入する初期段階だけ袋部を支えておけば、袋部に土砂等の収容物を投入することによって袋部が自立した状態を保つことになり、袋部を支える作業者は最小限の人数で済み収容物投入作業の省力性に優れ、収容物の投入後に放置しておけば、収容物の水分が早期に抜けていくので、被災地や河川工事現場の必要な箇所に土のうとして直ちに配置させることができ、さらに収容物によって袋部が裂けたり破れたりするのを防止できる機械的強度の高い自立式フレキシブルコンテナを提供する。
【解決手段】本発明は、底部3及び胴部4を有する通水性の袋部2と、胴部4の上部に延設され開閉自在の開口部8が形成された延設部7と、袋部2に内設され胴部4と二重構造となる側面部12を有する通水性の自立保持部10と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、含水率の高い土砂等の水分の除去や浄水用濾材等を収容するのに最適な自立式フレキシブルコンテナに関するものである。
従来より、大雨等による斜面の崩壊や堤防の決壊,道路冠水等の災害現場、河川工事現場等では、大型のフレキシブルコンテナに真砂土や砕石等を投入して大型土のうを作り、災害現場や工事現場に配置することにより、被害の拡大の防止や止水等の応急措置が行われている。また、大雨等による斜面の崩壊や堤防の決壊,道路冠水等の災害現場では、家屋等に流入した土砂や浸水家財、崩壊した家屋等を搬出する復旧作業が行なわれる。
しかしながら、大水等による災害現場や河川工事現場の土砂は水に浸かり含水率の高い泥状になっているため、含水率の高い泥状の土砂を、従来の通水性に乏しい生地で形成されたフレキシブルコンテナに投入して土のうを製作すると、土砂の水分が抜けないため、土のうが水の入ったゴム風船のようになり、充填した土砂がフレキシブルコンテナ内で流動して、静置中に土のうが傾いて転倒し易いという問題があった。また、土のうを2段,3段と積み上げることができないという問題があった。
そこで、やむを得ず、現場から少し離れた周辺地域で、含水率の低い土砂で土のうを製作しトラックで災害現場等に搬入したり、周辺地域から土砂を搬入し災害現場等で土のうを製作したりすることが行われている。このため、土砂や土のうの運搬に時間がかかり、措置が遅れ、被害が拡大したり復旧作業に大幅な遅れが生じたりするという問題があった。
また、浸水家財、崩壊した家屋等は、通常はダンプトラック等の荷台に載せて被災地から搬出するのだが、泥状の土砂が混ざった状態となっているため、搬送性に著しく欠け、復旧作業が捗らない原因となっていた。
一部では、通水性を向上させたフレキシブルコンテナが開発されている。このような技術としては、(特許文献1)に「平織りの布地で構成され、縦糸又は横糸の少なくとも1本の糸を、長手方向に複数のスプリットが形成され短手幅を収縮させたスプリットヤーンとして、織り間隔を粗密にした通気通水バッグ」が開示されている。
また、(特許文献2)に「可撓性シート部材からなる筒型本体の頂部に液体材料の投入口が形成され底部に排出口及び下蓋が形成されたフレキシブルコンテナであって、可撓性シート部材が通水性のないEVAターポリンで形成され、排出口及び下蓋が通水性シートで形成された液体除去用フレキシブルコンテナ」が開示されている。
特開2001−180787号公報 特開2002−173195号公報
しかしながら上記従来の技術においては、以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)に開示の通気通水バッグは、水の浄化を行った使用済み活性炭顆粒を充填して処理場に搬送し、再活性化を行うために開発されたものなので、布地が通水性を有しているが、その反面、布地のこしが無いという問題があった。そのため、災害現場や工事現場等で土のうを製作するために土砂(泥状材)を投入すると、投入された土砂の勢いで布地が変形しバッグが傾いて倒れてしまうため、バッグが倒れないように複数人で支えて土砂等を投入しなければならず、投入作業時に多くの工数が必要となり、また大勢の作業者が支えるバッグに、油圧ショベル等のバケットを用いて土砂等の投入作業を行うのは、作業者の安全性に欠けるという課題を有していた。
(2)また、布地のこしが無いことから、土のうに充填された泥状材の水分が抜けるまでの間は、泥状材がバッグ内で流動し易く、静置した土のうが傾いて転倒し易いという課題を有していた。また、浸水家財、崩壊した家屋等は土砂等で砕かれ、鋭利な角をもつ金属片,木片,ガラス片等が生じているため、浸水家財、崩壊した家屋等を投入すると、金属片,木片,ガラス片等の角で布地が切れて裂け易いという課題を有していた。
(3)(特許文献2)に開示の液体除去用フレキシブルコンテナは、液体を含有する粉体、粒体、細片等を一時的に収納・保管し、水分を減量した後に搬出運搬することを目的としているため、コンテナ内の水分は時間をかけて減量できれば良い。そのため、可撓性シート部材が通水性の無いEVAターポリンで形成されており、充填された泥状材の水分は通水性シートで形成された下蓋からしか抜けないという問題があった。そのため、災害現場や工事現場で高含水の土砂を充填した土のうを製作した場合は、土砂の水分が抜けるまでにかなりの時間を要するという課題を有していた。土のうに充填された土砂の水分が抜けるまでの間は、充填された土砂が流動し易く土のうが傾いて転倒し易いため、一刻も早く土のうを使用したいという災害現場や工事現場の要求に応えることができなかった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、土砂等の収容物を投入する初期段階だけ袋部を支えておけば、袋部に土砂等の収容物を投入することによって袋部が自立した状態を保つことになり、袋部を支える作業者は最小限の人数で済み収容物投入作業の省力性に優れ、収容物の投入後に放置しておけば、収容物の水分が早期に抜けていくので、被災地や河川工事現場の必要な箇所に土のうとして直ちに配置させることができ、さらに収容物によって袋部が裂けたり破れたりするのを防止でき機械的強度が高く耐久性に優れる自立式フレキシブルコンテナを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の自立式フレキシブルコンテナは、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の自立式フレキシブルコンテナは、底部及び胴部を有する通水性の袋部と、前記胴部の上部に延設され開閉自在の開口部が形成された延設部と、前記袋部に内設され前記胴部と二重構造となる側面部を有する通水性の自立保持部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用が得られる。
(1)袋部の胴部と二重構造となる側面部を有する通水性の自立保持部が袋部に内設されているので、袋部に高含水の土砂や、高含水の土砂の混ざった浸水家財、崩壊した家屋等(以下、収容物という。)を投入することによって、収容物が袋部の底部に広がり、収容物の周囲に自立保持部が立設した状態になるため、収容物が重石の役目を果たし、袋部が自立保持部に支えられて自立した状態を保つ。このため、収容物を投入する初期段階だけ袋部を支えておけば、その後は収容物の量が増えるに従って自立性が高まるため、袋部が倒れないように支える作業者は最小限の人数で済み、収容物の投入作業の省力性に優れるとともに、袋部が開口して自立するため収容物の投入作業性や安全性にも優れる。
(2)袋部に収容物を充填した後も袋部は自立保持部に支持されて自立し、袋部も自立保持部も通水性を有しているので、放置しておけば、収容物の水分が自立保持部及び袋部を通過して早期に抜けていくので、被災地や河川工事現場の必要な箇所に土のうとして直ちに配置させることができる。また、浸水家財、崩壊した家屋等を投入すると水分が早期に抜けていくので、浸水家財、崩壊した家屋等を詰めた自立式フレキシブルコンテナをダンプトラック等の荷台に載せて被災地から搬出することができ、復旧作業を迅速化できる。
(3)袋部に内設され胴部と二重構造となる自立保持部を備えているので、袋部の胴部を補強することができ、高含水の収容物によって胴部の下側が膨らんで胴部が裂けたり、混入した金属片等の角で破れたりするのを防止できる。
ここで、袋部としては、底部及び/又は胴部が網目状の布で形成され、底部自体や胴部自体が通水性を有するものが用いられる。このような布としては、例えば、縦糸や横糸にフラットヤーンやスプリットヤーンを用い、織り間隔を調整しながら織り込んだ布、目ずれが生じないように縦糸と横糸を溶着させた布等を用いることができる。材質としては、ポリプロピレン等の合成樹脂製、麻等の天然繊維製等を用いることができる。目開きは1〜2mm程度のものが好適に用いられる。投入された収容物の固形分(土砂等)を捕捉し、水を排出するためである。
また、底部や胴部に多数の小さなパンチ穴が穿孔されて通水性を有するものも用いることができる。パンチ穴の孔径は1〜2mm程度のものが好適に用いられる。上記と同様に、投入された収容物の固形分(土砂等)を捕捉し、水を排出するためである。
なお、袋部の底部は、円形状,方形状等の任意の形状に形成することができる。
また、袋部としては、底部や胴部を構成する布自体は通水性に乏しいが、底部や胴部を縫合するミシン目等の縫い目を収容物に含まれる水分が通過することにより、全体として通水性を有しているものも用いることができる。縫い目の数や大きさを調整することにより、袋部の通水量を調整することができる。
縫い目を構成する糸は、吸水性が乏しいものが好適に用いられる。吸水することによって糸が膨張すると、縫い目が塞がれて通水性が低下するからである。吸水性の小さなポリエステル製,ポリプロピレン製等で形成された糸が好適に用いられる。
また、縫い目は、テープ材や目止め剤でシーリング加工が施されておらず、防水処理が行われていないものが用いられる。
袋部の胴部の複数箇所には、吊り部が溶着若しくは接着又は縫合される。吊り手は、吊り部に金具等で固定する、吊り部に溶着若しくは接着又は縫合する等によって設けることができる。これにより、胴部が吊り部で補強されるので、収容物を入れた袋部を吊り手で吊り上げたときに、胴部がちぎれたり破れたりするのを防止できる。吊り部の材質としては、袋部の材質と同じものを用いることができる。
吊り手は、袋部の底部に架け渡して、底部とも溶着若しくは接着又は縫合するのが好ましい。吊り手の袋部に対する固着強度を高めるためである。
延設部としては、網目状の布で形成され通水性を有するものが好適に用いられるが、通水性の無い合成樹脂製のシート等で形成することもできる。袋部に充填された収容物の脱水は、延設部からはほとんど生じないからである。
自立保持部としては、側面部が合成樹脂製や金属製等で網状に形成されたものが用いられる。網状に形成されたシート材を筒状に形成することによって、自立保持部の側面部を形成することができる。シート材は複数重ねて用いることができる。これにより、通水性を調整したり剛性を高めたりすることができる。シート材としては、土木用途の安定繊維材であるジオテキスタイル(ジオグリッド、ジオネット及びジオテキスタイル関連製品等)を用いることもできる。
また、自立保持部は、側面部の高さ方向に高剛性の棒材やロープ体を複数本配し、棒材やロープ体を線材で横方向に連結して網状に形成したものを用いることもできる。自立保持部の高さ方向に配された棒材やロープ体と、横方向に配された線材との太さや材質を異ならせることにより、未使用時には、棒材やロープ体を折り曲げることなく折り畳んでおくことができ嵩張らずに保管できる。棒材は金属製や合成樹脂製、ロープ体は原糸を合成樹脂製で形成することができる。
棒材やロープ体の直径としては、6〜30mmが好ましい。自立保持部の高さ方向の剛性を高めるためである。高さ方向の直径が6mmより細くなるにつれ剛性が不足して自立性が不十分となる傾向がみられ、30mmより太くなるにつれ重量が増えるとともに嵩張って取り扱い性が低下する傾向がみられる。
棒材やロープ体は、自立保持部の側面部の高さ方向と平行に配設してもよいし、複数の棒材やロープ体が交差するように斜めに配設してもよい。
自立保持部は、縫合や結束、溶着や接着等により袋部に複数箇所で予め固着しておくことが望ましいが、袋部と別々に準備し、収容物を投入する際に、現場で袋部に内設し、結束やステープル等で袋部に複数箇所を固着して使用することもできる。自立保持部を袋部と着脱可能に形成することにより、保管性を高めることができる。
自立式フレキシブルコンテナに収容する収容物としては、高含水の土砂、汚泥等の水分を含んだ粉体,粒体,細片、活性炭や木炭,貝殻等の多孔質の浄化材等を用いることができる。水はけの良い自立式フレキシブルコンテナに高含水の土砂や汚泥等を収容することで、収容物から水分を除去することができる。また、自立式フレキシブルコンテナは通水性を有しているため、活性炭や木炭等の浄化材を収容させた後、河川や水路等に配置し、河川や水路等の浄化を行うことができる。また、泥状の土砂が混ざった浸水家財、崩壊した家屋等も収容することができる。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自立式フレキシブルコンテナであって、前記自立保持部が、前記袋部の前記底部と二重構造となる底面部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)袋部に内設され底部と二重構造となる自立保持部を備えているので、袋部の底部を補強することができ、収容物を充填した袋部を吊り上げたときに、収容物の重みや混入した金属片等の角で底部が裂けたり破れたりするのを防止でき、耐久性を高めることができる。
ここで、自立保持部の底面部としては、側面部と同様に、合成樹脂製や金属製等の網状で形成されたものが用いられる。土木用途の安定繊維材であるジオテキスタイル(ジオグリッド、ジオネット及びジオテキスタイル関連製品等)、カーボン繊維で複合された合成樹脂製の枠体や網体、パンチングメタルを用いることもできる。
自立保持部の底面部は、側面部に縫合や結束、溶着や接着等により連綴し、或いは側面部と一体に形成することができる。底面部と側面部とを別々に準備し、収容物を投入する際に、現場で連綴することもできる。自立保持部の底面部と側面部とを一体化することにより、自立保持部の機械的強度を高めることができる。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の自立式フレキシブルコンテナであって、前記自立保持部の前記底面部及び/又は側面部が、金属製又は合成樹脂製で目開き2〜5mmの面状,筒状,容器状に形成された構成を有している。
この構成により、請求項1又は2で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)自立保持部の底面部及び/又は側面部の目開きが2〜5mmのため、粒径が大きく角張った砂利,小石、混入した木片や金属片等を自立保持部で捕捉することができ、砂利や小石、金属片等の角や重みで袋部が破損したり、鋭利な金属片等が袋部に突き刺さって袋部の外に飛び出したりするのを防止することができる。
ここで、自立保持部の底面部や側面部の目開きが2mmより小さくなるにつれ、自立保持部の通水性が低下する傾向がみられ、5mmより大きくなるにつれ、角張った砂利,小石等が自立保持部を通過して袋部に達するため、吊り上げた際に袋部に砂利や混入した金属片等の角が袋部に当たったり突き刺さったりして、袋部が傷付けられて破れ易くなる傾向がみられるため好ましくない。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の内いずれか1に記載の自立式フレキシブルコンテナであって、前記胴部の下側に取り付けられた複数の補強部を備え、前記補強部で、前記袋部の前記胴部と前記自立保持部の側面部とが固着された構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)補強部で、自立保持部の側面部が袋部の胴部と固着されているので、収容物を投入する際に袋部を開くと、自立保持部も一緒に開いて直ちに収容物を投入できる状態になるため、使用性に優れる。
(2)自立保持部の中に含水率の高い収容物を投入すると、自立保持部を通過した水が袋部の網目から抜けるまでの間、水や粒径の小さな粘土等が自立保持部と袋部との間に溜まり、特に胴部の下端側に溜まる量が多いため、水が抜けるまでの間は胴部の下端側が膨らんで略球面状になるため、静置したときの安定性に欠け転倒し易くなる。しかし、補強部で自立保持部の側面部が袋部の胴部と固着されているので、収容物を投入したときにできる胴部の下側と自立保持部との隙間を小さくすることができ、水が抜けるまでの間も胴部の下端側が膨らみ難いため、静置したときの安定性に優れ転倒し難くなる。
ここで、補強部としては、袋部の胴部の下部側に溶着若しくは接着又は縫合されたものが用いられる。補強部の材質としては、袋部の材質と同じものを用いることができる。
袋部の胴部と自立保持部の側面部とを固着する手段としては、縫合、溶着、接着、紐等による結束、ステープル等による連結等が用いられる。
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4の内いずれか1に記載の自立式フレキシブルコンテナであって、前記自立保持部の前記側面部と前記底面部との間に、及び/又は、前記自立保持部の前記側面部間に配設される変形防止部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項2乃至4の内いずれか1で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)自立保持部の側面部と底面部との間や自立保持部の側面部間に配設される変形防止部を備えているので、変形防止部の引張力により、収容物の投入によって自立保持部が不均等に広がるのを防止し、不均等に変形した自立保持部がバランスを崩して傾いたり転倒したりするのを防止できる。
ここで、変形防止部としては、合成樹脂製や金属製等で棒状や紐状等に形成されたものが用いられる。変形防止部の端部に、自立保持部の側面部や底面部と掛着可能に形成されたフック等の掛具を設け、変形防止部を自立保持部に着脱自在に形成することができる。また、変形防止部の端部を自立保持部に繋縛してもよい。
変形防止部は、自立保持部の側面部と底面部との間や、自立保持部の側面部間に、複数本を対角や対向面に対称状に配設するのが好ましい。変形防止部の引張力が、自立保持部の側面部にバランス良くかかるようにするためである。
変形防止部は、鉛直方向に傾斜させて配設したり、水平に配設したりすることができる。また、土砂等の重量のある収容物を投入して自立保持部の略半分の高さ程まで堆積させた後、収容物の投入を中断し、堆積した収容物の上で側面部間に変形防止部を掛架した後、収容物を再び投入することができる。これにより、配設された変形防止部が投入された収容物によって押さえられて曲がり、側面部が変形防止部に引っ張られて内側に倒れてしまうのを防止できる。また、グラスファイバー入り合成樹脂ペレット、ポリカーボネート製等の合成樹脂フレーク等を収容する場合も、比重が大きいため同様に行うことができる。なお、活性炭や木炭等の浄化材等を収容する場合は、収容物が軽量なので、収容物を投入する前に変形防止部を配設しておくこともできる。
以上のように、本発明の自立式フレキシブルコンテナによれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、
(1)袋部に収容物を投入することによって、収容物が袋部の底部に広がり、収容物の周囲に自立保持部が立設した状態になるため、収容物が重石の役目を果たし、袋部が自立保持部に支えられて自立した状態を保つことになり、収容物を投入する初期段階だけ袋部を支えておけば、その後は収容物の量が増えるに従って自立性が高まるため、袋部が倒れないように支える作業者は最小限の人数で済み、収容物投入作業の省力性や安全性に優れた自立式フレキシブルコンテナを提供できる。
(2)袋部に収容物を充填した後も袋部は自立保持部に支持されて自立し、袋部も自立保持部も通水性を有しているので、放置しておけば、収容物の水分が自立保持部及び袋部を通過して早期に抜けていくので、被災地や河川工事現場の必要な箇所に土のうとして直ちに配置させることができ、また浸水家財、崩壊した家屋等を詰めて被災地から搬出することができ、復旧作業を迅速化できる自立式フレキシブルコンテナを提供できる。
(3)袋部に内設され胴部と二重構造となる自立保持部を備えているので、袋部の胴部を補強することができ、高含水の収容物によって胴部の下側が膨らんで胴部が裂けたり、混入した金属片等の角で破れたりするのを防止できる機械的強度の高い自立式フレキシブルコンテナを提供できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)袋部に内設され底部と二重構造となる自立保持部を備えているので、袋部の底部を補強することができ、収容物を充填した袋部を吊り上げたときに、収容物の重みで底部が裂けたり破れたりするのを防止できる機械的強度の高い自立式フレキシブルコンテナを提供できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、
(1)自立保持部の底面部及び/又は側面部の目開きが2〜5mmのため、自立保持部で粒径が大きく角張った砂利,小石等を捕捉することができ、砂利や小石等の角や重みで袋部が裂けたり破れたりするのを防止することができる自立式フレキシブルコンテナを提供できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の内いずれか1の効果に加え、
(1)自立保持部の側面部が袋部の胴部と固着されているので、収容物を投入する際に袋部を開くと、自立保持部も一緒に開いて直ちに収容物を投入できる状態になるため、使用性に優れた自立式フレキシブルコンテナを提供できる。
(2)補強部で自立保持部の側面部が袋部の胴部と固着されているので、収容物を投入したときにできる胴部の下側と自立保持部との隙間を小さくすることができ、水が抜けるまでの間も胴部の下端側が膨らみ難いため、静置したときの安定性に優れ転倒し難い自立式フレキシブルコンテナを提供できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2乃至4の内いずれか1の効果に加え、
(1)変形防止部の引張力により、収容物の投入によって自立保持部が不均等に広がるのを防止し、不均等に変形した自立保持部がバランスを崩して傾いたり転倒したりするのを防止できる自立安定性に優れた自立式フレキシブルコンテナを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における自立式フレキシブルコンテナの一部破断斜視図であり、図2は実施の形態1における自立式フレキシブルコンテナの平面図である。
図中、1は実施の形態1における自立式フレキシブルコンテナ、2はポリプロピレン等の合成樹脂製等の網目状の布で形成された通水性の袋部、3は略円形状に形成された袋部2の底部、4は底部3と一体の筒状に形成された袋部2の胴部、5は胴部4の上部側に溶着若しくは接着又は縫合等によって取り付けられた吊り部、5aは吊り部5で胴部4と後述する自立保持部11の側面部13とを縫合する紐や連結するステープル等の固着部材、6は胴部4の下部側に溶着若しくは接着又は縫合等によって取り付けられた補強部、6aは補強部6で胴部4と後述する自立保持部11の側面部13とを縫合する紐や連結するステープル等の固着部材、7は底部3に十字状に架け渡され胴部4の高さ方向に沿って配設され吊り部5及び補強部6で胴部4及び底部3に縫合されループ状に形成された吊り手、8は胴部4の上部に延設された網目状の布で形成された延設部、9は延設部8に形成された円形状の開口部、10は延設部8に縫合等によって固着され開口部9を緊締する縛り紐、11は金属製又は合成樹脂製の線条体で目開き2〜5mmの網状や篭状に形成され袋部2に内設された通水性の自立保持部、12は袋部2の底部3と二重構造となる略円形状に形成された自立保持部11の底面部、13は袋部2の胴部4と二重構造となり底面部12の外周部に底面部12と一体化して立設された筒状の自立保持部11の側面部である。
以上のように構成された本発明の実施の形態1における自立式フレキシブルコンテナを用いて土のうを製作する場合について、以下その使用方法を説明する。
災害現場や工事現場等に自立式フレキシブルコンテナ1を搬入し、袋部2の底部3を着地させながら胴部4を広げて開口部9を開口させる。胴部4と自立保持部11の側面部13とが固着部材5a,6aで固着されているので、自立保持部11の側面部13も筒状に広げられる。
開口部9から高含水の土砂や、高含水の土砂の混ざった浸水家財、崩壊した家屋等(収容物)を投入すると、収容物が自立保持部11の底面部12を流動して広がる。投入された収容物は袋部2内に堆積し、堆積した収容物の周囲に自立保持部11の側面部13が立設した状態になり、収容物が重石の役目を果たし、袋部2が自立保持部11に支えられて自立した状態を保つ。自立保持部11の底面部12及び側面部13の目開きよりも粒径の大きな小石や砂利等は自立保持部11内に留まる。水や粒径の小さな砂等は自立保持部11を通過して自立保持部11と袋部2との間に溜まり、袋部2から水が抜けるまでの間、胴部4の下端側が膨らんで球面状になろうとする。しかし、補強部6で自立保持部11の側面部13が袋部2の胴部4と固着部材6aで固着されているので、収容物を投入したときにできる胴部4の下側と自立保持部11との隙間を小さくすることができ、袋部2から水が抜けるまでの間も胴部4の下端側が膨らんで球面状になるのを防止し、袋部2を安定に立設させておくことができる。
袋部2に収容物を一杯に充填した後、開口部9を縛り紐10で緊締して閉じ、土のうを製作することができる。
以上のように、本発明の実施の形態1における自立式フレキシブルコンテナは構成されているので、以下のような作用が得られる。
(1)袋部2の胴部4と二重構造となる側面部13を有する通水性の自立保持部11が袋部2に内設されているので、袋部2に収容物を投入することによって、収容物が自立保持部11の底面部12に広がり、収容物の周囲に自立保持部11の側面部13が立設した状態になるため、収容物が重石の役目を果たし、袋部2が自立保持部11の側面部13に支えられて自立した状態を保つ。このため、収容物を投入する初期段階だけ袋部2を支えておけば、その後は収容物の量が増えるに従って袋部2の自立性が高まるため、袋部2が倒れないように支える作業者は最小限の人数で済むため、収容物の投入作業の省力性に優れ、安全性にも優れる。
(2)袋部2に収容物を充填した後も袋部2は自立保持部11に支持されて自立し、袋部2も自立保持部11も通水性を有しているので、放置しておけば、収容物の水分が自立保持部11及び袋部2を通過して早期に抜けていくので、被災地や河川工事現場の必要な箇所に土のうとして直ちに配置させることができる。また、浸水家財、崩壊した家屋等を投入すると水分が早期に抜けていくので、浸水家財、崩壊した家屋等を詰めたフレキシブルコンテナをダンプトラック等の荷台に載せて被災地から搬出することができ、復旧作業を迅速化できる。また、収容物の水分が自立保持部11及び袋部2を通過して早期に抜けていくので、高含水の収容物の分別撤去作業も行うことができる。
(3)袋部2に内設され胴部4と二重構造となる自立保持部11を備えているので、袋部2の胴部4を補強して変形を防止することができ、高含水の収容物の自重によって胴部4の下側が膨らんで胴部4が裂けたり、浸水家財や崩壊した家屋等から生じた金属片,木片,ガラス片等の角で破れたりするのを防止できる。
(4)袋部2に内設され底部3と二重構造となる自立保持部11を備えているので、袋部2の底部3を補強することができ、収容物を充填した袋部2を吊り上げたときに、収容物の重みや、鋭利な金属片,木片,ガラス片等で底部3が裂けたり破れたりするのを防止できる。
(5)自立保持部11の底面部12及び側面部13の目開きが2〜5mmのため、自立保持部11で粒径が大きく角張った砂利,小石,金属片,木片,ガラス片等を捕捉することができ、砂利や小石等の角や重みで袋部2が裂けたり破れたりするのを防止することができる。
(6)自立保持部11の側面部13が袋部2の胴部4と固着部材5a,6aで連結され固着されているので、収容物を投入する際に袋部2を開くと、自立保持部11の側面部13も一緒に開いて直ちに収容物を投入できる状態になるため、緊急時の土のう等として使用性に優れる。
(7)固着部材5aが吊り部5と自立保持部11の側面部13とを連結しており、吊り手7が吊り部5に縫合されているので、吊り手7で収容物を充填した袋部2を吊り上げたときに、収容物の荷重を自立保持部11で受けることができるため、収容物の重みで袋部2が裂けたり破れたりするのを防止できる。また、吊り手7が、袋部2の底部3に十字状に架け渡され胴部4の高さ方向に沿って配設され底部3及び胴部4に縫合されているので、収容物を充填した袋部2を吊り上げたときに、収容物の重みで袋部2が裂けたり破れたりするのを防止できる。
(8)補強部6で自立保持部11の側面部13が袋部2の胴部4の下端側と固着部材6aで連結され固着されているので、収容物を投入したときにできる胴部4の下側と自立保持部11の側面部13との隙間を小さくすることができ、水が抜けるまでの間も胴部4の下端側が膨らみ難いため、静置したときの安定性に優れ転倒し難くなる。
ここで、本実施の形態においては、自立保持部11の底面部12及び側面部13が金属製又は合成樹脂製の線条体で目開き2〜5mmの網状や篭状に形成された場合について説明したが、側面部13の高さ方向に高剛性の棒材やロープ体を複数本配し、棒材やロープ体を線材で横方向に連結して網状や篭状、枠状に形成したものを用いる場合もある。これにより、未使用時には、棒材やロープ体を折り曲げることなく折り畳んでおくことができ嵩張らずに保管できる。また、自立保持部11は、底面部12と側面部13に分割しておく場合もある。別々に保管できるため保管性に優れ、現場で袋部2に内設して簡単に組み立てることができる。また、底面部12はパンチングメタルで形成する場合もある。
また、吊り部5と補強部6が別々に形成された場合について説明したが、縦長の布地を用いて、吊り部5と補強部6を一体に形成する場合もある。この場合も、吊り部5と一体に形成された補強部6で、自立保持部11の側面部13と袋部2の胴部4の下端側とを固着部材6aで固着することにより、同様の作用が得られる。
また、袋部2が網目状の布で形成されて通水性を有している場合について説明したが、これに限定するものではなく、底部3や胴部4を構成する布自体は通水性に乏しいが、底部3や胴部4を縫合するミシン目等の縫い目を水分が通過することにより、全体として通水性を有している袋部を用いる場合もある。この場合も同様の作用が得られる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における自立式フレキシブルコンテナの自立保持部の斜視図である。
図中、1aは実施の形態2における自立式フレキシブルコンテナ、2aはポリプロピレン等の合成樹脂製等の網目状の布で底面が四角形状に形成された通水性の袋部、11aは金属製又は合成樹脂製の目開き2〜5mmの網状や篭状に形成され袋部2aに内設された通水性の自立保持部、12aは四角形状に形成された自立保持部11aの底面部、13aは底面部12aの外周部に立設された筒状の自立保持部11aの側面部、14は金属製や合成樹脂製で棒状や紐状等に形成され自立保持部11aの側面部13aの対向面に複数本が略水平に対称状に掛架されて配設された変形防止部、15は変形防止部14の両端に配設され自立保持部11aの側面部13aに掛着されたフック等の掛具である。
以上のように構成された本発明の実施の形態2における自立式フレキシブルコンテナの使用方法は、実施の形態1で説明したものと同様だが、重量のある土砂等の収容物を投入して自立保持部11aの略半分の高さ程まで堆積させた後、収容物の投入を中断する。堆積した収容物の上で対向する側面部13a間に変形防止部14を十字状に掛架した後、収容物を再び投入し、袋部2aに収容物を一杯に充填する。
以上のように本発明の実施の形態2における自立式フレキシブルコンテナは構成されているので、実施の形態1に記載した作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)自立保持部11aの側面部13a間に配設された変形防止部14を備えているので、変形防止部14の引張力により、収容物の投入によって自立保持部11aが不均等に広がるのを防止し、不均等に変形した自立保持部11aがバランスを崩して傾いたり転倒したりするのを防止できる。
(2)変形防止部14が、自立保持部11aの対向する側面部13a間に複数本を対称状に配設されているので、変形防止部14の引張力が、自立保持部11aの側面部13aにバランス良くかかり、収容物の投入によって自立保持部11aが不均等に広がるのを防止することができる。
(3)収容物を投入して自立保持部11aの略半分の高さ程まで堆積させた後、収容物の投入を中断し、堆積した収容物の上で側面部13a間に変形防止部14を掛架することにより、変形防止部14が投入された収容物によって押さえられて曲がり、側面部13aが変形防止部14に引っ張られて内側に倒れてしまうのを防止できる。
ここで、本実施の形態においては、収容物の投入作業中に変形防止部14を側面部13a間に配設した場合について説明したが、活性炭や木炭等の浄化材等の軽量の収容物を投入する場合は、収容物を投入する前に変形防止部14を側面部13a間に配設しておくこともできる。収容物が軽量のため、投入された収容物によって変形防止部14が変形し難いからである。
また、本実施の形態においては、変形防止部14を側面部13a間に配設した場合について説明したが、変形防止部14の一端部の掛具15を、側面部13aの下端側近くの底面部12aに掛着させる場合もある。この場合も同様の作用が得られる。
また、変形防止部14の端部に自立保持部11aと掛着可能に形成された掛具15を設けた場合について説明したが、掛具15を設けずに、変形防止部14の端部を自立保持部11aに繋縛する場合もある。この場合も同様の作用が得られる。
本発明は含水率の含水率の高い土砂等の水分の除去や浄水用濾材等を収容するのに最適な自立式フレキシブルコンテナに関し、土砂等の収容物を投入する初期段階だけ袋部を支えておけば、袋部に土砂等の収容物を投入することによって袋部が自立した状態を保つことになり、袋部を支える作業者は最小限の人数で済み収容物投入作業の省力性に優れ、収容物の投入後に放置しておけば、収容物の水分が早期に抜けていくので、被災地や河川工事現場の必要な箇所に土のうとして直ちに配置させることができ、さらに収容物によって袋部が裂けたり破れたりするのを防止できる機械的強度の高い自立式フレキシブルコンテナを提供できる。水害等の被災地に溜まった泥状土砂を使って土のうを製作することができるため、被災地から泥状土砂を除去することができ、泥状土砂を使って被害の拡大防止及び迅速な復旧作業を同時に解決することができる。また、浸水家財、崩壊した家屋等を詰めて、ダンプトラック等の荷台に載せて被災地から搬出することができ、復旧作業を迅速化できる。
実施の形態1における自立式フレキシブルコンテナの一部破断斜視図 実施の形態1における自立式フレキシブルコンテナの平面図 実施の形態2における自立式フレキシブルコンテナの自立保持部の斜視図
符号の説明
1,1a 自立式フレキシブルコンテナ
2,2a 袋部
3 底部
4 胴部
5 吊り部
5a 固着部材
6 補強部
6a 固着部材
7 吊り手
8 延設部
9 開口部
10 縛り紐
11,11a 自立保持部
12,12a 底面部
13,13a 側面部
14 変形保持部
15 掛具

Claims (5)

  1. 底部及び胴部を有する通水性の袋部と、前記胴部の上部に延設され開閉自在の開口部が形成された延設部と、前記袋部に内設され前記胴部と二重構造となる側面部を有する通水性の自立保持部と、を備えていることを特徴とする自立式フレキシブルコンテナ。
  2. 前記自立保持部が、前記袋部の前記底部と二重構造となる底面部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の自立式フレキシブルコンテナ。
  3. 前記自立保持部の前記底面部及び/又は側面部が、金属製又は合成樹脂製で目開き2〜5mmの面状,筒状,容器状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自立式フレキシブルコンテナ。
  4. 前記胴部の下側に取り付けられた複数の補強部を備え、前記補強部で、前記袋部の前記胴部と前記自立保持部の側面部とが固着されていることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1に記載の自立式フレキシブルコンテナ。
  5. 前記自立保持部の前記側面部と前記底面部との間に、及び/又は、前記自立保持部の前記側面部間に配設される変形防止部を備えていることを特徴とする請求項2乃至4の内いずれか1に記載の自立式フレキシブルコンテナ。
JP2008222119A 2008-02-29 2008-08-29 土のう用自立式フレキシブルコンテナ Active JP4303774B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008222119A JP4303774B1 (ja) 2008-02-29 2008-08-29 土のう用自立式フレキシブルコンテナ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008049497 2008-02-29
JP2008222119A JP4303774B1 (ja) 2008-02-29 2008-08-29 土のう用自立式フレキシブルコンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4303774B1 JP4303774B1 (ja) 2009-07-29
JP2009227334A true JP2009227334A (ja) 2009-10-08

Family

ID=40972396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008222119A Active JP4303774B1 (ja) 2008-02-29 2008-08-29 土のう用自立式フレキシブルコンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4303774B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014136884A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Maeda Kosen Co Ltd 土嚢用袋体
JP2016074455A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 有限会社ちふりや工業 袋体用自立保持体及びそれを備えた自立式袋体

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107161536A (zh) * 2017-05-23 2017-09-15 浙江高联包装制品有限公司 一种两吊三围筒形集装袋
CN112896785A (zh) * 2021-01-15 2021-06-04 山西江淮重工有限责任公司 快速锁紧密封包装箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014136884A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Maeda Kosen Co Ltd 土嚢用袋体
JP2016074455A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 有限会社ちふりや工業 袋体用自立保持体及びそれを備えた自立式袋体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4303774B1 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4303774B1 (ja) 土のう用自立式フレキシブルコンテナ
JP3571005B2 (ja) 土木工事用のフレックスコンテナー
DK2812493T3 (en) BULK MATERIAL CONTAINER with the connector
JP3702871B2 (ja) 土嚢袋とこれを用いた土嚢設置方法及び盛土工法
JPH11190015A (ja) 土嚢袋および土嚢の施工方法
JP6760634B2 (ja) フレキシブルコンテナバッグ
JP2017074576A (ja) 網袋底抜き式脱水処理装置および脱水処理方法
JP2011058249A (ja) 土のう敷設方法とそれに用いる土のう用フレキシブルコンテナ
JP6255654B2 (ja) 袋体用自立保持体及びそれを備えた自立式袋体
JP2000001828A (ja) 大型土嚢
JPS62500654A (ja) 注入可能で糊状でスラッジ状の材料のための大型容器及びその使用方法
JP4364063B2 (ja) 土留用バッグ及び擁壁の構築方法
JP6792222B2 (ja) 開口袋保持装置
JP3650712B2 (ja) 土木工事用袋材および中詰め材の袋詰め方法
JP3235857U (ja) フレキシブルコンテナバッグ
JP4264487B2 (ja) 砂浜の安定化方法における排水層の築造方法
JP2005120754A (ja) 土嚢袋、及びそれに中詰め材を充填する方法
KR102576069B1 (ko) 다단 형태에 의한 형상 유지형 걸이식 직육면체 백
JP3122664U (ja) 土嚢製作器具
JP2543496Y2 (ja) 脱水用収納体
JP7287817B2 (ja) 泥状物処理具および泥状物の処理方法
JP2003082634A (ja) 築堤工事用コンテナバッグ及び築堤工事用材
JP6500155B1 (ja) 擁壁構造体
JP7138818B1 (ja) 土木工事用袋体の型枠装置
JP2009143583A (ja) フレキシブルコンテナバッグおよびその再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090424

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4303774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150501

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250