JP2002327417A - 土木工事用のフレックスコンテナー - Google Patents

土木工事用のフレックスコンテナー

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JP2002327417A JP2001134263A JP2001134263A JP2002327417A JP 2002327417 A JP2002327417 A JP 2002327417A JP 2001134263 A JP2001134263 A JP 2001134263A JP 2001134263 A JP2001134263 A JP 2001134263A JP 2002327417 A JP2002327417 A JP 2002327417A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境問題に配慮して、土木工事用のフレコン
・バッグの素材を100%天然素材としながらも、工事
でクレーンにより最大で1トン余の土砂を詰め込んで吊
り上げても、十分にその吊り上げに耐えることができる
強さを有する素材の組合わせおよび構造としたフレコン
・バッグを提供する。 【解決手段】 天然繊維であるジュートからなるキャン
バス地を天然繊維であるラミーの縫糸で縫製した底2お
よび4つの側壁3からなる立方体袋5と、この立方体袋
5の底2および側壁3に立方体袋5の外側から各側辺3
および底2を井桁に掛け回し、強度の高いラミーからな
る帯地のベルト6からフレコン・バッグ1を形成し、該
ベルト6の一上端と隣接の他の上端とをリング7に形成
して立方体袋より上方に延長し、該リング7を玉掛け用
の吊り上げ部とした土木工事用のフレコン・バッグ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川の堤防などの
締め切りなどの緊急補修の土木工事に土砂を装入して用
いるフレックスコンテナーの袋(以下、「フレコン・バ
ッグ」という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】水害などで河川の流失した堤防あるいは
砂防ダムや斜面の崖崩れを緊急に補修するために、河川
を堰止めしたり、斜面に堰や擁壁を構築する土木工事に
使用するための土砂を詰め込むフレコン・バッグは、お
よそ0.5トン、0.7トンあるいは1トンの土砂を詰
め込んで使用されている。このフレコン・バッグは、従
来はポリプロピレンなどのプラスチック製の袋体から製
造されている。ところで、土砂を詰め込んだフレコン・
バッグは緊急の補修堤防として築堰や築堤されたり、あ
るいは、擁壁として積まれた後は、たとえ本格的な堰や
堤防や擁壁がその近くに構築されても、現場に土砂を詰
め込んだままの補修状態で放置されて残されている。し
かし、従来のフレコン・バッグの素材のプラスチックは
自然環境下では、通常は分解されることなく、いつまで
もプラスチック材として残存し続けることとなる。
【0003】ところで、近年環境汚染が問題になってき
ている。上記の従来のプラスチック製のフレコン・バッ
グも土木工事に使用されて現場にそのままの状態で放置
されるので、分解することなく残存し、これが環境汚染
として問題になってきている。そこで需要者から自然環
境下で自然に分解する天然素材を100%使ったフレコ
ン・バッグが土木工事用として強く要望されている。例
えば、天然繊維のジュートを100%使用する試みが各
業者で研究開発されてきている。しかし、天然繊維のジ
ュート(すなわち「黄麻」)を100%使用したもので
は、フレコン・バッグとして最大で1トン余の重量に抗
してクレーンで吊り上げるとき、フレコン・バッグが破
袋してその重量に耐えることができない。そしてこのよ
うな重量に耐えて吊り上げることのできる天然繊維10
0%のフレコン・バッグの開発は未だに成功していない
のが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上記の問題に応えて環境問題に配慮して、
土木工事用のフレコン・バッグの素材を100%天然素
材としながらも、土木工事においてクレーンなどにより
最大で1トン余の土砂を詰め込んだフレコン・バッグを
吊り上げても、十分にその吊り上げに耐えることができ
る強さを有する素材の組合わせおよび構造からなるもの
としたフレコン・バッグを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の手段は、請求項1の発明では、天然繊維であるジ
ュートからなるキャンバス地を天然繊維であるラミーか
らなる縫糸の縫製により形成した底2および4つの側壁
3からなる立方体袋5と、この立方体袋5の底2および
側壁3に立方体袋5の外側から掛け回しラミーからなる
縫糸による縫製により取り付けた天然繊維であるラミー
からなる帯地のベルト6からフレコン・バッグ1を形成
し、該ベルト6の一上端と隣接の他の上端とをリング7
に形成して立方体袋より上方に延長し、該リング7を玉
掛け用の吊り上げ部としたことを特徴とする土木工事用
のフレコン・バッグ1である。
【0006】請求項2の発明では、立方体袋5の底2お
よび側壁3に立方体袋5の外側から掛け回し縫製により
取り付けた天然繊維であるラミーからなる帯地のベルト
6は、立方体袋5の側壁3外部に水平に配設した水平ベ
ルト6aと垂直に配設した垂直ベルト6bから形成し、
該垂直ベルト6bは立方体袋5の底2の外側に配設する
と共に側壁3の上方に延ばしたリング7とすることによ
り1本のベルトの連続体として一筆書きに配設し、側壁
3の上方に延ばした該リングを形成するベルトは立方体
袋の隣接する側壁からなる角部を挟持して形成している
ことを特徴とする請求項1の手段における土木工事用の
フレコン・バッグ1である。
【0007】請求項3の発明では、立方体袋5の外側の
各側壁3の上部に補強用の天然繊維であるジュートのキ
ャンバス地のあて布10を取り付け、掛け回して縫製し
た天然繊維であるラミーからなる帯地のベルト6の縫製
部分の上端部を該あて布10の部分とし、該あて布10
の部分から上方の該ベルト6を側壁3から分離したリン
グ7とし、立方体袋5の底2の周辺部の外部に天然繊維
であるジュートの帯地を取りつけ補強帯8としたことを
特徴とする請求項1または2の手段における土木工事用
のフレコン・バッグ1である。
【0008】請求項4の発明では、天然繊維であるジュ
ートからなるキャンバス地はジュートとラミーの混紡か
らなり、ジュートの混紡率が55〜100%で残部がラ
ミーであり、かつ、天然繊維であるラミーからなる帯地
および縫糸はラミーとジュートの混紡からなり、ラミー
の混紡率が50〜100%で残部がジュートであること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の土木
工事用のフレコン・バッグ1である。
【0009】請求項5の発明では、立方体袋5の側壁上
端内部11に縫製により4つの側壁12からなる角筒状
の覆い布14を垂らして配設し、該角筒状の1側壁内に
結び紐13を具備せしめたことを特徴とする請求項1〜
4のいずれか1項の手段における土木工事用のフレコン
・バッグ1である。
【0010】本発明の上記の手段の作用について説明す
る。本発明のフレコン・バッグ1はその本体である立方
体袋5を天然繊維100%のジュートを主とするキャン
バス地から構成したので、このフレコン・バッグ1に土
砂を詰め込んで堆積したとき、1年位経過すると立方体
袋5のジュート繊維の強度が自然環境の下で低下してき
て袋としての役目が出来なくなってくるが、2〜3年は
袋の形は残存して土砂間に残留する。しかし、このよう
に自然環境の下で徐々に強度が弱くなって分解すので、
そのまま土砂の間に残留しても自然環境を害することは
ない。ところでフレコン・バッグをジュートのみから製
造するとき、ジュートは比較的に柔軟で引っ張り強度な
どの点で、1トン余の土砂を入れた場合にそれを工事の
ために吊り上げると、袋が破断してしまうこととなるな
ど、十分でない。発明者はこの点を考究したところ、引
張強度に極めて強い素材の天然繊維の苧麻であるラミー
からなる帯地からベルト6を製造し、このベルト6を立
方体袋5の周囲に掛け回すことで、立方体袋5の強度を
補強するものである。これら立方体袋5およびベルト6
はラミーからなる縫糸により縫製する。これらのラミー
の帯地およびラミーの縫糸は必ずしも100%のラミー
からなる必要はなく、ラミーとジュートの混紡からなる
もので、この混紡成分はラミーが50〜100%で残部
がジュートからなるものとすることもできる。このよう
なベルト6のラミーの帯地も天然繊維であるのでジュー
トと同様に自然環境の下で分解して崩壊するので、自然
環境を害することはない。しかも、ラミーのベルト6で
補強するに当たって前もってジュートの立方体袋5自体
を強化するために、立方体袋5の外側の要部にジュート
のキャンバス地からなるあて布、例えば立方体袋5の底
2の周辺部にからなる補強帯8を設けて底2と側壁3と
の角部を補強し、あるいは立方体袋5の側壁3の上部の
ベルト6からなるリング7の付け根の部分を吊り上げた
とき最も力の掛かる部分の外側にジュートのあて布10
を設けるものとする。もちろん、フレコン・バッグ1の
本体である立方体袋5やあて布10のジュートのキャン
バス地は、必ずしも100%のジュートからなる必要は
なく、ジュートとラミーの混紡からなるもので、この混
紡成分はジュートが55〜100%で残部がラミーから
なるものとすることもできる。
【0011】さらに、このジュートからなるフレコン・
バッグ1の立方体袋5それ自体の側壁の外周面および底
の外側に上記の引っ張り強度の強いラミーの帯地からな
るベルト6を水平方向および垂直方向に掛け回し、吊り
上げたときに横方向に加わる圧力に対抗し得るように側
壁3を補強する。特にリング7の取り付け部である側壁
3のあて布10の取り付け部分に水平方向の水平ベルト
6aを掛け回すことで、吊り上げ時に最も力の掛かるこ
の部分の側壁3を補強する。さらに側壁3のに垂直方向
に掛け回したラミーの垂直ベルト6bを底面2の外部に
も掛け回し、さらに側壁3の上端から上に延ばしてリン
グ7にすることで、掛け回したベルト6は1本の連続体
の一筆書きの構造となり、ジュートからなる立方体袋5
を底部から抱える構造となっており、さらに上記のリン
グ7が立方体袋5の隣接する二つの側壁からなる角部9
を挟持して形成されているので、極めて強い補強構造に
形成されている。この結果、1トン余の土砂を詰め込ん
で工事施工のためクレーンで吊り上げても、フレコン・
バッグ1は破袋することのない構造となっている。
【0012】さらにフレコン・バッグ1の立方体袋5の
側壁上端内部11に底無し角筒状の4つの側壁12から
なる覆い布14を吊り下げ、1側壁12に結び紐を具備
したので、立方体袋5に土砂を詰め込んだときに覆い布
14の側壁12を詰め込んだ土砂上に持ち上げて全ての
側壁12を中心に寄り集めて結び紐13で結わえて巾着
部17として土砂の覆い18とでき、施工時あるいは施
工後に詰め込んだ土砂が立方体袋5から漏れ出すことが
ないフレコン・バッグ1が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図5を参照して発明の実施
の形態を示す。図1は本発明のフレコン・バッグの1実
施の形態の模式的斜視図である。図2は図1のフレコン
・バッグの底側から見た模式的斜視図である。図3は本
発明のフレコン・バッグの他の実施の形態の模式的斜視
図で、(a)は角筒状の覆い布で、(b)は(a)の角
筒状の覆い布を立方体袋内上端に取り付けたフレコン・
バッグの模式的斜視図である。図4は、図3のフレコン
・バッグを一部破断して立方体袋の部を示す模式的斜視
図である。図5は、図3のフレコン・バッグの使用方法
を示す図で、(a)は角筒状の覆い布の使用方法を説明
し、(b)はフレコン・バッグの使用方法を説明する模
式的斜視図である。
【0014】本発明の1実施の形態を説明する。フレコ
ン・バッグ1は、1トン余にも及ぶ土砂を詰め込むため
の立方体袋5と、この立方体袋5を補強するためと施工
時にクレーンで吊り上げるためのベルト6が立方体袋5
の外側に掛け回されて取り付けられている。立方体袋5
の側壁3に延びているベルト6の上端はクレーンの玉掛
け用にリング7に形成されている。
【0015】ところでこのフレコン・バッグ1の本体で
ある立方体袋5の素材は、自然環境の下で分解すること
のできる100%天然繊維のジュート(黄麻)のキャン
バス地からなっている。このキャンバス地は、1トン用
のフレコン・バッグ1の場合では、密度が縦方向94本
/10cm、横47本/10cmで、重量は760g/
2である。ただし700〜800g/m2であればよ
い。このジュートのキャンバス地を裁断縫製して、大き
さは縦110cm×横幅91cm×奥行き91cmの立
方体袋5とする。もちろん、上記のジュートのキャンバ
ス地は100%ジュートである必要はなく、フレコン・
バッグ1の土砂詰め込み重量に応じてジュートとラミー
の混紡とすることができ、ジュートの混紡率は55〜1
00%の範囲として残部をラミーからなるキャンバス地
とすることができる。
【0016】補強および吊り上げ用のベルト6の素材
は、ジュートと同様に自然環境の下で分解することので
きる天然繊維のラミー(苧麻)の帯地からなっている。
このベルト6の織地は、幅が72mmで、密度が縦方向
46本/cm、横方向66本/cmの織地から縫製され
ており、その重量は70g/mである。ただし60〜9
0g/mであればよい。もちろん、上記のラミーの帯地
は100%ラミーである必要はなく、フレコン・バッグ
1の土砂詰め込み重量に応じてラミーとジュートの混紡
とすることができ、ラミーの混紡率は50〜100%の
範囲として残部をジュートからなる帯地とすることがで
きる。ラミーはジュートの2倍の強度を有するが値段が
2.5倍するので、コストと強度を勘案して定めるもの
とする。もちろん、このフレコン・バッグ1の立方体袋
5およびベルト6の縫製に使用する縫糸の素材は強度の
強いラミーとするが、次に記載のとおり、ラミーとジュ
ートの混紡糸とすることができる。
【0017】すなわち、上記の縫製や立方体袋5にベル
ト6を取り付けるための縫製に使用される縫糸の素材
は、100%ラミーからなり、ジュート番手で5番手×
3PLY(層)である。ただし5〜7番手×3PLYで
あればよい。もちろん、ラミーの帯地と同様に、フレコ
ン・バッグ1の必要強度を勘案して、このラミーの縫糸
もラミーの混紡率50〜100%のラミーと残部ジュー
トからなるものとすることができることはいうまでもな
い。
【0018】以上に記載した諸元からなる素材とするこ
とで、これまで研究開発されてきた単なるジュートによ
るフレコン・バッグと異なり、本発明のフレコン・バッ
グ1は1トン余の土砂を詰め込んでも十分に施工に耐え
得るものに形成されている。
【0019】1トン用のフレコン・バッグ1における立
方体袋5は、例えば、高さ110cmの各側壁3の上端
からおよそ15cm下方の外側のそれぞれ角部9寄りの
位置の2箇所に大きさ20.5cm×17cmのジュー
トキャンバス地のあて布10を各側壁3をラミー縫糸で
縫い付け補強する。さらに立方体袋5の底2と各側壁3
との角部には全周にわたって幅9cmのジュートのあて
布の補強帯8をラミー縫糸で縫い付けて補強している。
以上のように補強された立方体袋5は、先ず、4つの側
壁3の外部に上記のラミーからなる幅7cmのベルト6
を水平方向に掛け回してラミー縫糸で縫製して取り付け
て水平ベルト6aとして立方体袋5の外周を補強する。
この水平ベルト6aは、本実施の形態では、側壁に上下
2段に離間して設けている。次いで、図2に示すよう
に、立方体袋5の底2の外側に井桁にラミーからなる幅
7cmのベルト6を掛け回してラミー縫糸で縫製して取
り付ける。この場合、ラミーからなる幅7cmのベルト
6は長尺の1本からなるものとし、この1本のベルト6
を底2のみでなく、先に水平ベルト6aを上下2段に取
り付けた4つの側壁3の外側にも上部のあて布10まで
垂直方向にベルト6をラミー縫糸で縫製して取り付けて
垂直ベルト6bとする。さらに、各側壁3の上部のあて
布10の部分から縫製することなく側壁3に自由にし
て、さらに、各側壁3の上端にも延ばしてリング状に折
り返して隣接の側壁3のあて布10の部分までをリング
7に形成する。さらに、その側壁3のあて布10の部分
から垂直方向に縫製して垂直ベルト6bを取り付けてそ
の先を底2の先に示した井桁の一つとして掛け回す。こ
のようにして、各側壁3に2条の垂直ベルト6bを設
け、底2を上記の井桁になるように掛け回して一筆書き
の連続体としている。この結果、各側壁3にも2本の水
平ベルト6aと2本の垂直ベルト6bにより井桁に補強
されている。さらに、ベルト6のリング7の裏側にはラ
ミー帯地の補強あて布15を形成して、リング7で吊り
上げてもリング7が切断することがない。
【0020】従って、隣接する側壁3からなる角部9を
挟持するように垂直ベルト6bは側壁3より上方に延び
てリング7を形成している。この結果、リング7は4個
形成され、この4個のリング7はクレーンで吊り上げる
際の玉掛け用となる。この場合、各リング7は角部9を
それぞれ中央に抱えるようになるので、土砂を詰め込ん
だフレコン・バッグ1を安定して保持できる。以上のよ
うに強度の強いラミーからなるベルト6により立方体袋
5の底2と側壁3が水平方向および垂直方向ともに掛け
回されているので、フレコン・バッグ1は極めて丈夫な
構造となり、1トン余の土砂を詰め込んで吊り上げて、
仮にこのフレコン・バッグ1が落下しても、中身の重量
に耐えかねて破袋することはない。
【0021】他の実施の形態では、フレコン・バッグ1
の立方体袋5の側壁上端内部11に図3の(a)に示す
覆い布14を取り付け内部に垂らしている。この覆い布
14はジュートのヘッシャンクロスからなるやや薄い布
地の4つの側壁12からなる底のない高さ70cmの筒
体からなり、1側壁12の内部に、土砂を詰め込んだ時
に、図5の(a)に示すように立方体袋5の側壁3上に
持ち上げ方向16に持ち上げた後、巾着に絞って結び巾
着部17とするための結び紐13を取り付けている。図
5の(b)のようにフレコン・バッグ1の中に詰めた土
砂を覆い18で覆うので、土砂がこぼれ出すことはな
い。
【0022】以上に説明した本発明におけるフレコン・
バッグ1は土木用として開発したものである。しかし、
このフレコン・バッグ1は0.5トンないし1トン余の
重量に耐えられる構造であるので、土木工事用にその用
途を限ることなく、例えば、穀物の収納袋にそのまま利
用できることはいうまでもない。特に、天然繊維のジュ
ートやラミーからなるこの収納袋はジュートのキャンバ
ス地を通して収納袋内に空気が流出入できるので、穀物
の収納および運搬用として特に優れている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明は、天然繊
維100%からなるフレコン・バッグとし、さらに天然
繊維のラミーからなる強度の強いベルトでフレコン・バ
ッグの本体の立方体袋の側壁の周囲を水平方向に掛け回
すとともに、立方体袋の側壁を垂直方向にし、かつ、そ
の底を井桁にして1本のベルトの連続体として吊り上げ
用に掛け回しすことにより、補強した構造としているの
で、ラミーの帯地のベルトの強度が100%発揮されて
本体の立方体袋を最大限に補強されており、大きなフレ
コン・バッグは1トン余の土砂を詰めて吊り上げること
ができ、たとえ誤って落下させてもフレコン・バッグが
破袋することなく、土木工事を安全に施工できる。さら
に、施工後に長期間積上げ状態のままで放置したとして
も自然環境の下でフレコン・バッグの素材の天然繊維の
ジュートやラミーは分解されるので、従来のポリプロピ
レン製のフレコン・バッグのようにいつまでも分解され
ることなく残存して環境を汚染することがないなど、本
発明は優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレコン・バッグの1実施の形態の模
式的斜視図である。
【図2】図1のフレコン・バッグの底側から見た模式的
斜視図である。
【図3】本発明のフレコン・バッグの他の実施の形態の
模式的斜視図で、(a)は角筒状の覆い布で、(b)は
(a)の角筒状の覆い布を立方体袋内上端に取り付けた
フレコン・バッグの斜視図である。
【図4】図3のフレコン・バッグを一部破断して立方体
袋の部を示す模式的斜視図である。
【図5】図3のフレコン・バッグの使用方法を示す図
で、(a)は角筒状の覆い布の使用方法を説明し、
(b)はフレコン・バッグの使用方法を説明する模式的
斜視図である。
【符号の説明】
1 フレコン・バッグ 2 底 3 側壁 4 接合部 5 立方体袋 6 ベルト 6a 水平ベルト 6b 垂直ベルト 7 リング 8 補強帯 9 角部 10 あて布 11 側壁上端内部 12 側壁 13 結び紐 14 覆い布 15 補強あて布 16 持ち上げ方向 17 巾着部 18 覆い

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然繊維であるジュートからなるキャン
    バス地を天然繊維であるラミーからなる縫糸の縫製によ
    り形成した底および4つの側壁からなる立方体袋と、こ
    の立方体袋の底および側壁に立方体袋の外側から掛け回
    しラミーからなる縫糸による縫製により取り付けた天然
    繊維であるラミーからなる帯地のベルトからフレコン・
    バッグを形成し、該ベルトの一上端と隣接の他の上端と
    をリングに形成して立方体袋より上方に延長し、該リン
    グを玉掛け用の吊り上げ部としたことを特徴とする土木
    工事用のフレコン・バッグ。
  2. 【請求項2】 立方体袋の底および側壁に立方体袋の外
    側から掛け回し縫製により取り付けた天然繊維であるラ
    ミーからなる帯地のベルトは、立方体袋の側壁外部に水
    平に配設した水平ベルトと垂直に配設した垂直ベルトか
    ら形成し、該垂直ベルトは立方体袋の底の外側に配設す
    ると共に側壁の上方に延ばしたリングとすることにより
    1本のベルトの連続体として一筆書きに配設し、側壁の
    上方に延ばした該リングを形成するベルトは立方体袋の
    隣接する側壁からなる角部を挟持して形成していること
    特徴とする請求項1記載の土木工事用のフレコン・バッ
    グ。
  3. 【請求項3】 立方体袋の外側の各側壁の上部に補強用
    の天然繊維であるジュートのキャンバス地のあて布を取
    り付け、掛け回して縫製した天然繊維であるラミーから
    なる帯地のベルトの縫製部分の上端部を該あて布の部分
    とし、該あて布の部分から上方の該ベルトを側壁から分
    離したリングとし、立方体袋の底の周辺部の外部に天然
    繊維であるジュートの帯地を取りつけ補強帯としたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の土木工事用のフ
    レコン・バッグ。
  4. 【請求項4】 天然繊維であるジュートからなるキャン
    バス地はジュートとラミーの混紡からなり、ジュートの
    混紡率が55〜100%で残部がラミーであり、かつ、
    天然繊維であるラミーからなる帯地および縫糸はラミー
    とジュートの混紡からなり、ラミーの混紡率が50〜1
    00%で残部がジュートであることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の土木工事用のフレコン・
    バッグ。
  5. 【請求項5】 立方体袋の側壁上端内部に縫製により4
    つの側壁からなる角筒状の覆い布を垂らして配設し、該
    角筒状の1側壁内に結び紐を具備せしめたことを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1項に記載の土木工事用の
    フレコン・バッグ。
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